JP3281715B2 - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP3281715B2
JP3281715B2 JP07477694A JP7477694A JP3281715B2 JP 3281715 B2 JP3281715 B2 JP 3281715B2 JP 07477694 A JP07477694 A JP 07477694A JP 7477694 A JP7477694 A JP 7477694A JP 3281715 B2 JP3281715 B2 JP 3281715B2
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として、携帯電話や
自動車電話などの移動体無線通信の分野で使用される無
線通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高度情報化が進み、様々な情報通
信メディアが登場し、普及してきている。中でも、即時
性と機動性に優れた移動通信は、最も注目されている情
報通信メディアとなっている。移動通信は、無線による
情報通信であり、携帯電話、自動車電話、無線呼出し、
MCA無線、衛星通信、パーソナル無線等々様々な形態
でもって広く堅実な普及を見せている。
【0003】ところで、電波を利用する場合、使用する
周波数ごとに必要な周波数幅をとり、更に、隣接する周
波数との間で混信が生じないようにするため、適当に間
隔をあける必要があるが、現在実用化されているシステ
ムでは、25KHz又は12.5KHzの周波数幅がと
られているケースが多い。従って、一つの回線を設定す
るためには、25KHz又は12.5KHzの周波数幅
をとることが必要となっている。
【0004】一方、無線周波数は限られた資源であっ
て、使用者に対して無暗やたらに無線周波数(チャンネ
ル)を割り当てるわけにはいかない。現在実施されてい
るアナログ方式の携帯電話や自動車電話の分野でも、そ
の使用可能な800MHz帯のみでは、ますます増えつ
つある加入者に対して満足な通信サービスが提供できな
くなってきている。
【0005】そこで、次期主力周波数帯として準マイク
ロ波の開発が行われ、発達した半導体技術や小型部品製
造技術を背景とする高周波無線技術と、ディジタル信号
処理技術とを大幅に取り入れて電波の使用効率の向上を
図るディジタル方式の携帯電話(1.9GHz帯を使
用)や自動車電話(1.5GHz帯を使用)が世界各国
で開発され、一部の地域ではもう既に実用化が進んでい
る。日本でも、PHP(Personal Handy
Phoneの略であって、第二世代コードレス電話と
も呼ばれ、財団法人電波システム開発センター発行の
「RCR STD−28」に規格されている)やPDC
(Personal Digital Cellerの
略であって、ディジタル方式自動車電話であり、「RC
R STD−27」に規格されている)が開発され、一
部の地域では既に実用サービスや実用化実験サービスが
始まっている。
【0006】次に、PDC方式では、TDMA/FDM
A(Time DivisionMultiple A
ccess/Freqency Division M
ultiple Access)のセルラー方式が採用
されている。この場合、移動局と基地局の使用する送信
周波数と受信周波数との間隔は、800MHz帯と15
00MHz帯において、夫々、130MHz及び48M
Hzがとられている。また、通話中に、使っているチャ
ンネル周波数以外のチャンネル周波数における電波の使
用状況の調査(電界強度測定による)を行わなければな
らないようになっている。更に、送受信機については、
送受信周波数の高速な切り替え(約5msec以下)に
対応して、ディジタル変調に伴う高いディジタル変調精
度(12.5%以下)や歪みの少ない復調精度を保持せ
ねばならず、そのためには各種の高性能な発振回路を備
えることが必要となっている。
【0007】また、移動無線電話機では、待ち受け時の
位置登録や、移動中の連続的な通信を行うため、必要に
応じて、一つのセル(なお、セルとは、移動局が一つの
基地局と交信できる範囲のことである)から他のセルへ
移るときに無線通信チャンネルを切り替えなければなら
ない。そのため、送受信機では、送受信周波数の高速な
切り替えに対応すると共に、切り替え後の高い周波数安
定性能が要求されている。
【0008】高い送受信性能を得るための方法として考
えられるのは、送信系回路内に一つ送信周波数を決める
ための周波数合成手段を設け、受信系回路内に別に一つ
受信周波数を決めるための周波数合成手段を設け、更
に、送信及び受信で使う中間周波数を決めるための中間
周波数合成手段を設けた高周波回路を無線通信装置内に
構築することである。
【0009】そこで、数多くの無線周波数を有する電波
を受信または送信することができる従来の無線通信装置
では、一般に、送信時及び受信時に必要となる目的の周
波数を得るための周波数合成手段として、PLL(Ph
ase Locked Loop)シンセサイザ回路が
用いられている。PLLシンセサイザ回路では、電圧制
御発振器(VCO;Voltage Controle
d Oscilator,以下、VCOと略記する)の
出力周波数信号を、VCO分周器にて原基準周波数信号
発生器の出力する原基準周波数信号とほぼ同じ周波数に
まで分周し、その分周周波数信号と該原基準周波数信号
との間の位相差を位相比較器で比較して、その比較結果
をチャージポンプ若しくは差動入力OPアンプに通して
電流増幅し、続くループフィルタ(ローパスフィルタで
あって、ラグ・リード型やアクティブ型などがある)で
直流電圧に変換して、これをVCOの制御端子に入力
し、VCOの出力周波数を制御する所謂位相制御ループ
が形成されている。
【0010】このVCOに対する制御方向は、常に位相
差を無くす様に若しくは同位相を維持する様に働き、こ
のVCOに対する状態をロックといい、この時、VCO
は決められた周波数で発振している。そして、VCO分
周器の設定分周比や基準信号発生器の出力周波数を変え
ることより、多種類の周波数信号を作り出すことができ
るようになっている。
【0011】なお、VCOは、その出力信号の周波数
が、制御感度が1Vあたり10MHz程度の制御電圧で
以て制御されるようになっている。また、PLLシンセ
サイザ回路では、VCOの出力周波数が変更される毎に
その出力周波数の変動が発生して、それが次第に変更後
の周波数に収束していくが、実際には、収束後にその出
力周波数信号が正確にその周波数に収まっているわけで
はなく、常にある一定の幅で以て周波数の小さい変動を
起こしている。しかし、この変動は望まれない動作状態
ではあるものの、許容範囲内に入っていれば特に問題と
はならない。
【0012】図7は、従来の無線通信装置の回路構成例
を示すブロック図である。121は送受信兼用のアンテ
ナ、122は共用器、123は送信回路、124は変調
回路、125は送信回路123に対して送信周波数を決
めるための高周波信号を供給する送信用PLLシンセサ
イザ、126は、送信受信共通の中間周波数を決めるた
めの周波数信号を変調回路124及び復調回路128に
対して供給する中間周波数PLL回路、127は受信回
路、128は復調回路、129は受信回路127に対し
て受信周波数を決めるための高周波信号を供給する受信
用PLLシンセサイザ、130は送受信用PLLシンセ
サイザ125、129、並びに、中間周波数PLL回路
126に対して原基準周波数を供給する原基準周波数発
生器、131は送信系回路に供給する電源を接続/遮断
する送信系回路用電源開閉器、132は受信系回路に供
給する電源を接続/遮断する受信系回路用電源開閉器、
133は電池などの電源装置、134は送受信用PLL
シンセサイザ125、129、並びに、中間周波数PL
L回路126、更に、2つの電源開閉器131、132
を制御するCPUである。
【0013】そして、従来の無線通信装置では、電源投
入と同時に全てのPLLシンセサイザ回路が動作を開始
し、受信系回路においては、受信する周波数チャンネル
を刻々変更して、そのチャネルにおける電界強度を測定
(キャリアセンスと呼ばれる動作である)しており、更
に、位置登録を行う場合には必要に応じて、基地局に対
し、周波数チャンネルとそのチャネルにおける電界強度
の測定結果を送信動作によって、報知している。
【0014】図8は、図7に示す原基準周波数作成器1
30と、3つの周波数シンセサイザ回路125、12
6、129における基準周波数作成回路125−A、1
26−A、129−Aの構成を示すブロック図である。
図で示すように、原基準周波数発生器130は、12.
8MHz設定の水晶発振器で構成されている。また、各
周波数シンセサイザ回路125、126、129におけ
る基準周波数作成回路125−A、126−A、129
−Aは、1/512の分周器(DIVDER)で構成さ
れている。
【0015】そして、原基準周波数発振器130で発振
された12.8MHzの周波数信号は、各基準周波数作
成回路125−A、126−A、129−Aで1/51
2に分周され、夫々、25KHzの周波数信号となっ
て、各周波数シンセサイザ回路における位相比較器に対
して供給される。なお、図中、125−B、126−
B、129−Bと示している部分は、各PLLシンセサ
イザ回路における基準周波数作成回路125−A、12
6−A、129−Aを除く残りのブロック構成を示して
いる。
【0016】図9は、図7に示す従来の無線通信装置に
おける電源電圧とその電流並びに各PLLシンセサイザ
回路における基準周波数信号、消費電流、そしてVCO
の出力変動を示すタイミングチャートであり、(I) 〜(I
II) に分けて3つのケースを夫々示している。9−1
は、送信用PLLシンセサイザ125での基準周波数信
号を、9−2は中間周波数PLL回路126での基準周
波数信号を、9−3は受信用PLLシンセサイザ129
での基準周波数信号の波形変化を夫々示している。(I)
のケースでは、3つの基準周波数信号は個々に1/3周
期(なお、1周期は、この場合、0.04msecとし
ている)ごと位相を異にしており、互いの影響は全く無
い。(II)のケースでは、9−1と9−2の2つの基準周
波数信号の位相が一致しており、これらの間では相互に
影響を及ぼし合う。また(III) のケースでは、9−1と
9−2と9−3の3つの基準周波数信号が互いに一部を
重畳した状態で信号位置が重なり合っている。このた
め、3つの信号が全て相互に影響を及ぼし合う。
【0017】そして、各基準周波数信号による影響は、
図で示すように、各PLLシンセサイザ回路125、1
26、129の消費電流9−4、9−5、9−6や、各
VCOの出力周波数変動9−7、9−8、9−9や、電
源電圧9−A、電源電流9−Bに示す波形変化となって
現れている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の無線通信装置に内蔵される各PLLシンセサイザ回路
では、各基準周波数信号の周波数を同じくするものの、
各基準周波数信号については、原基準周波数信号発生1
30が発生する共通の原基準周波数信号を、各PLLシ
ンセサイザ回路内で独自に分周して作成している。その
場合、原基準周波数信号から基準周波数信号へ分周する
VCO分周器での動作位相は、その分周比を設定するた
めの制御信号に動作位相を決める情報が一切含まれてい
ないので、各VCO分周器の各動作位相差は、常に一定
の関係に固定されているということはなかった。
【0019】ところが、電源投入のタイミングやチャン
ネル周波数の切り換えによっては、各PLLシンセサイ
ザ回路の動作位相が一致することがあり、そのような場
合には、電源を通じて、複数のPLLシンセサイザ回路
間で相互に影響を及ぼし合うことがある。具体的には、
各PLLシンセサイザ回路における負荷電流が、基準周
波数信号の周期で以て増大され、電源電圧の低下がもた
らされる。しかし、各PLLシンセサイザ回路は、個々
に周波数保持応答性を持っている。従って、かかる電源
電圧の変動に起因して、VCOの電源電圧の変動を招
き、各VCOの出力信号の周波数を大きく変動させてし
まう。
【0020】また、かかる電源電圧の変動は、当然、各
VCOの制御電圧に対しても影響を及ぼして来る。即
ち、各VCOの制御電圧には、かかる電源電圧の変動に
起因して雑音成分が混入して来る。具体的には、位相比
較器とループフィルターの間には、先述したように、チ
ャージポンプ等のスイッチング回路が設けられている
が、この回路は、位相比較器の出力を以て次なるループ
フィルタを充分に駆動できるように電力増幅する機能を
持っている。従って、該スイッチング回路の電源電圧に
変動があった場合には、位相比較器出力である位相誤差
検出信号に雑音成分が加わっていることから、VCO制
御電圧の変動を招き、VCOの出力周波数を大きく変動
させてしまう。
【0021】また、先述した従来の無線通信装置では、
各PLLシンセサイザ回路125、126、129への
電源供給を再開すると同時に各PLL動作の再設定を行
うものとしており、各PLL動作の設定データを再びC
PU134から転送する動作が必要である。しかし、各
PLLシンセサイザ回路の動作位相は、上述したよう
に、電源投入のタイミングや送信受信制御のタイミング
などによって特定はされてない。従って、各PLLシン
セサイザ回路の動作位相は、本来、全く不揃いな状態に
ある筈であるが、時として2つ以上のPLLシンセサイ
ザ回路の動作位相が一致することがある。そのような場
合、各PLLシンセサイザ回路は基準周波数の周期で以
て動作しているため、夫々の動作電流の尖頭が重なって
電源電圧の低下を招き、結局、VCOの出力周波数を低
下させてしまう。これに対して、各PLLシンセサイザ
回路ではその周波数を元に戻そうとして動作する。
【0022】ところが、同一機器内における各PLLシ
ンセサイザ回路は、同じ応答特性を備えてはおらず、同
一基準周波数の同一位相で以て各PLLシンセサイザ回
路が動作していても、ある一周期間でVCOの制御方向
が同一であっても、次の一周期間でもそれらの制御方向
が同一であるとは限らないのである。即ち、あるPLL
シンセサイザ回路はその対応するVCOの出力周波数を
上げる方向に動いているかもしれないし、別のPLLシ
ンセサイザ回路はその対応するVCOの出力周波数を下
げる方向に動いているかもしれないのである。
【0023】従って、現実には、同一の応答特性を持た
ない各PLLシンセサイザ回路が互いに競合して負荷電
流が変化し、チャージポンプ回路等の電源電圧の異常変
動やVCOの電源電圧の異常変動などとなって現れてく
る。その結果、VCOの出力信号の周波数は、PLLシ
ンセサイザ回路によってロックしている範囲内において
異常変動をひき起こしたり、場合によってはロック外れ
をひき起こすことさえある。
【0024】以上のように、各VCOにて出力信号の周
波数変動を起こした場合には、ディジタル方式を採用し
ている無線通信装置では、送信時のディジタル変調精度
を大きく劣化させてしまうし、受信時の復調歪みやデー
タ誤り率の上昇を招いてしまう。そこで、従来より、V
COの電源電圧の変動を低減させるために、各PLLシ
ンセサイザ回路に対しては、その電源回りの強化が図ら
れ、インダクタンスやキャパシタンスが他の回路よりも
多く装備されている。
【0025】また、従来の無線通信装置では、上述した
ように、個々のPLLシンセサイザ回路に対して、位相
的に全く関係のない制御をしており、夫々の回路で作成
される基準周波数信号の位相は不揃いとなり、各PLL
シンセサイザ回路の動作位相の相互位相差を、常にある
特定の値に保持することは困難となっている。従って、
2つ以上のPLLシンセサイザ回路の動作位相が一致若
しくはそれに近い状態となった場合には、それに起因し
て発生する電源電圧の変動が相乗効果により大きくなっ
てしまう。そして、PLLシンセサイザ回路の負荷電流
は、その基準周波数の周期で以て集中するため、電源の
最大許容電流値を大きくする必要性があり、加えて、電
源の電圧変動を軽減するために設けられる安定化回路の
性能向上も図る必要性がある。このことは、電池などの
電源の大型化や電圧安定化回路の複雑化の原因となる。
そして、共通の1個の電池または1組の電池を電源とす
る従来の携帯型無線通信装置では、電源の小型化や電圧
安定化の対策の面で、そのことが製作上の問題点となっ
ている。
【0026】本発明は、かかる現状に鑑みて成されたも
のであり、電池等の電源の大型化や周辺回路の複雑化を
招くことなく、送受信性能を向上させることが可能な無
線通信装置を提供することを目的としている。
【0027】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
無線通信装置は、上記の目的を達成するために、送受信
周波数に同調するためのPLL方式発振回路を2以上備
えた無線通信装置であって、前記各発振回路に、位相比
較の基準となる原基準周波数信号を発生する原基準周波
数信号発生手段と、前記原基準周波数信号発生手段が発
生した原基準周波数信号の各パルスを異なる発振回路に
振り分けるとともに、前記各パルスが所定の位相差とな
るように出力するパルス振り分け手段とを備えたことを
特徴とする。
【0028】また、本請求項2にかかる発明は、前記パ
ルス振り分け手段が、前記発振回路の数をNとした場
合、各発振回路の基準周波数信号相互の位相差を360
度/Nに調整することを特徴としている。
【0029】
【作用】上記構成によれば、本発明にかかる無線通信装
置には、送受信周波数に同調するためのPLL方式発振
回路が2以上備えられている。そして、各発振回路に対
し、原基準周波数信号発生手段によって、位相比較の基
準となる原基準周波数信号が発生される。更に、パルス
振り分け手段によって、前記原基準周波数信号発生手段
が発生した原基準周波数信号の各パルスが、異なる発振
回路に振り分けて出力される。この場合、前記発振回路
の数をNとするとき、前記パルス振り分け手段によっ
て、各発振回路の基準周波数信号相互の位相差が360
度/Nに調整される。
【0030】以上により、本発明にかかる無線通信装置
では、種々の周波数を合成することが可能な各PLL方
式発振回路のそれぞれの動作位相が重ならずに一定の値
に固定されるので、各発振回路における負荷電流が集中
しない。このため、各発振回路の発振周波数の変動を抑
えることが可能となる。また、装置電源の要求許容尖頭
電流値が小さくすることができるため、電源回路をより
簡素化でき、電源部の価格をより低く抑えることができ
る。
【0031】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って具体
的に説明する。図1は、本発明の第1の実施例である無
線通信装置の回路構成を示すブロック図である。この無
線通信装置は、ダブルスーパーヘテロダイン方式の無線
通信装置となっており、その構成は次のとおりである。
21は、空中の電波から高周波電気信号を誘起させた
り、逆に、高周波電気信号を空中に放射させる電波に変
換するアンテナであり、22は、送信と受信に同じアン
テナ21を使うための共用器である。
【0032】23は、変調された中間周波数信号を高周
波電気信号に周波数変換して、更にアンテナ21から空
中に放射する電力まで増幅する機能を持つ送信回路であ
り、24は、中間周波数信号を音声信号やディジタル信
号などにより変調する変調回路である。また、27は、
アンテナ21に誘起した高周波信号を増幅して、更に受
信のための中間周波数信号に周波数変換する受信回路で
あり、28は、中間周波数信号からより低い周波数に変
換して増幅し、その中から音声信号やディジタル信号な
どの信号を取り出す機能を備えた復調回路である。
【0033】25は、送信回路23に対して、送信周波
数を決めるために必要な局部発振周波数信号を発生して
供給する送信用PLLシンセサイザであり、29は、受
信回路27に対して、受信周波数を決めるために必要な
局部発振周波数を発生して供給する受信用PLLシンセ
サイザであり、26は、変調回路24及び復調回路28
に対して、中間周波数を決めるために必要な局部発振周
波数を発生して供給する中間周波数PLL回路である。
【0034】30は、上記PLLシンセサイザ25及び
29、並びに、中間周波数PLL回路26の個々に対し
て基準周波数を発生して供給する基準周波数発生回路で
あり、基準周波数作成回路30−Aと、該基準周波数作
成回路30−Aに対して、安定した原基準周波数を発生
して供給する原基準周波数発生回路30−Bとから構成
されている。ここで、原基準周波数発生回路30−B
は、例えば、安定な水晶発振回路で構成され、基準周波
数作成回路30−Aが作成する基準周波数信号の3倍の
周波数の整数倍の設定とされる。そして、基準周波数作
成回路30−Aでは、原基準周波数発生回路30−Bで
発生した原基準周波数信号を基に、例えば、位相差を1
20°に保った3つの同一周波数の基準周波数信号を作
成するようになっている。
【0035】31は、送信系回路に供給する電源を接続
或いは遮断する送信系回路用電源開閉器であり、32
は、受信系回路に供給する電源を接続或いは遮断する受
信系回路用電源開閉器であり、33は電池等で構成され
る電源である。個々の回路における電源の細かい開閉
は、個々の回路にて行われる。また、34は、上記PL
Lシンセサイザ25及び29、並びに、中間周波数PL
L回路26並びに、送信系回路用電源開閉器31及び受
信系回路用電源開閉器32を個々に制御するCPUであ
る。
【0036】上述した回路構成の無線通信装置の動作は
次のとおりである。先ず、受信時には、基地局や固定局
(或いは親局)などから発射された電波によってアンテ
ナ21に高周波電気信号が誘起され、共用器22を経て
受信回路27に入力される。受信回路27に入力された
高周波電気信号は、中間周波数信号に変換されて増幅さ
れた後、復調回路28に入力される。復調回路28で
は、中間周波数信号に変換された受信信号の中から音声
信号やディジタル信号などの信号が取り出される。ま
た、受信回路27と復調回路28には、信号を受信して
いる期間のみ受信系回路用電源開閉器32を通して電源
33から電源が供給されて、動作するようになってい
る。
【0037】次に、送信時には、変調回路24にて、音
声信号やディジタル信号などの信号によって送信用中間
周波数が変調され、続く送信回路23にて、その変調さ
れた送信用中間周波数信号が空中搬送波周波数に変換さ
れて電力増幅され、共用器22を通じてアンテナ21に
導かれ、アンテナ21で電波に変換されて空中へ放射さ
れる。また、送信回路23と変調回路24には、信号を
送信している期間のみ送信系回路用電源開閉器31を通
して電源33から電源が供給されて、動作するようにな
っている。
【0038】そして、CPU34では、装置各部の動作
を集中的に制御し、上記PLLシンセサイザ25及び2
9、並びに、中間周波数PLL回路26に対しては、内
部のVCOの発信周波数を決めるためのデータ信号を送
るようになっている。なお、送信用PLLシンセサイザ
25及び受信用PLLシンセサイザ29については、送
信系回路及び受信系回路に電源が供給されている時にの
み、周波数の供給動作を行わせるように制御することが
可能である。また、中間周波数PLL回路26について
も、必要時にのみ動作させるように制御することが可能
である。
【0039】一方、受信用PLLシンセサイザ29は、
受信回路27に対して、ダブルスーパーヘテロダインの
第一局部発信周波数信号を供給し、送信用PLLシンセ
サイザ25は、送信回路23に対して、同じくダブルス
ーパーヘテロダインの第一局部発信周波数信号を供給
し、更に、中間周波数PLL回路26は、変調回路24
及び復調回路28に対して、ダブルスーパーヘテロダイ
ンの第2局部発信周波数信号を供給するようになってい
る。
【0040】また、基準周波数発生回路30は、先述し
たように、上記PLLシンセサイザ25及び29、並び
に、中間周波数PLL回路26に対して、互いに位相差
が120°ずつ異なる同じ周波数の3つの基準周波数信
号を発生して供給する。この場合、位相差が120°ず
つ異なる同じ周波数の3つの基準周波数信号を発生する
ためには、例えば、原基準周波数発生器30−Bを構成
する水晶発振回路から得られる原基準周波数信号を、あ
る程度分周した後、3ステージのリングカウンターか、
或いは他のループ型のカウンターに通すことにより得ら
れる。
【0041】また、原基準周波数発生器30−Bの設定
周波数については、PDCシステムの場合には、受信用
PLLシンセサイザ29と送信用PLLシンセサイザ2
5の基準周波数信号を無線チャンネル間隔に合わせる関
係上25KHzに設定して、原基準周波数信号はその3
倍の周波数の整数倍に設定されるため、75KHzの整
数倍の周波数に設定される。そして、一般によく使われ
る12MHz近辺に周波数を求めるものとすれば、75
KHzの162倍の12.15MHzや168倍の1
2.6MHzなどに周波数が設定される。
【0042】なお、本第1の実施例、並びに、後述する
第2の実施例において、送信用及び受信用PLLシンセ
サイザ25、29、そして中間周波数PLL回路26に
ついては、従来からのPLLシンセサイザ回路に設けら
れている基準周波数作成回路を除いた残りの回路構成を
示すものとしている。以上の結果、送信時においては、
送信用PLLシンセサイザ25と受信用PLLシンセサ
イザ29と中間周波数PLLシンセサイザ26とは位相
差を互いに120°に保って動作しており、電源を介す
る相互の影響は最小近くに抑えられる。その結果、変調
精度の劣化は最小近くに収まる。更に、各PLLシンセ
サイザ回路による電源33の負荷変動尖頭電流値はPL
Lシンセサイザ回路の一つ分となり、3つのPLLシン
セサイザの動作位相が一致したときの電源33の負荷変
動尖頭電流値に比べると、2つのPLLシンセサイザ回
路の分だけ少なくなり、電源負荷は軽くなる。
【0043】また、受信時においても、受信用PLLシ
ンセサイザ29と送信用PLLシンセサイザ25と中間
周波数PLL回路26とは、位相差を互いに120°に
保って動作しているため、同様に、電源を介する相互の
影響は最小近くに抑えられる。その結果、復調された信
号のデータ誤り率や復調歪み率は最小近くにまで抑えら
れる。更に、同じく電源の負荷変動尖頭電流値について
も、PLLシンセサイザ回路の一つ分となり、電源負荷
は軽くなる。
【0044】図2は、図1に示す基準周波数発生器30
の回路構成を示すブロック図である。ここでは、原基準
周波数発生器30−Bにて1つの原基準周波数信号を発
生し、これを基準周波数作成回路30−Aにて、同一周
波数でもって120°の位相差となる3つの信号を発生
するように、3波分周の作成を行うようになっている。
具体的には、原基準周波数発生器30−Bは、12.6
MHz設定の水晶発振器で構成され、安定な12.6M
Hzの周波数信号を発生して、これを基準周波数作成回
路30−Aに対して供給するようになっている。
【0045】また、基準周波数作成回路30−Aは、1
/168の分周器(DIVIDER)と、3ステージの
リングカウンタ(A、B、Cの3つのJKフリップフロ
ップで以て構成される)から構成され、原基準周波数発
生器30−Bから受け取った12.6MHzの周波数信
号を1/168に分周して得た75KHzの周波数信号
をカウントパルスとして、これを3つのJKフリップフ
ロップA、B、Cの各CP端子に入力する。この結果、
各JKフリップフロップA、B、CのQ端子からは12
0°の位相差をもつ25KHzの3つの基準周波数信号
A 、QB 、Q C が順に出力され、夫々、対応する送信
用PLLシンセサイザ25、中間周波数PLL回路2
6、受信用PLLシンセサイザ29へ供給される。
【0046】図3は、図1に示す無線通信装置における
電源電圧とその電流、並びに、各PLLシンセサイザ回
路における基準周波数信号、消費電流、そしてVCOの
出力変動を示すタイミングチャートである。但し、各P
LLシンセサイザ回路の電源は切られないものとしてい
る。3−1は、送信用PLLシンセサイザ25の基準信
号を、3−2は中間周波数PLL回路26の基準信号
を、3−3は受信用PLLシンセサイザ29の基準信号
の波形変化を夫々示している。図で示すように、各基準
周波数信号は互いに120°の位相差を持って発生され
ており、互いに全く影響し合わない。
【0047】その結果、各PLLシンセサイザ回路にお
ける消費電流3−4、3−5、3−6についても、ま
た、各VCOの出力周波数変動3−7、3−8、3−9
についても、更に、電源電圧3−A、電源電流3−Bに
ついても、全く影響し合ってはおらず、いずれも1/3
周期で変化する波形となっている。図4は、本発明の第
2の実施例である無線通信装置の回路構成を示すブロッ
ク図であり、基本的には図1に示す回路構成と同じであ
る。但し、基準周波数発生器30の構成が、次に説明す
るように、先述した第1の実施例とは異なっている。
【0048】図5は、図4に示す基準周波数発生器30
の回路構成を示すブロック図である。ここでは、原基準
周波数発生器30−Bにて1つの原基準周波数信号を発
生し、それから同一周波数で以て180°の位相差の信
号を2波分周作成するようになっている。これは、送信
用PLL周波数シンセサイザ25及び受信用PLL周波
数シンセサイザ29を同一位相で以て動作させ、中間周
波数PLL回路26をそれらとは異なる動作位相で以て
動作させるようにするためである。
【0049】具体的には、原基準周波数発生器30−B
は、12.6MHz設定の水晶発振器で以て構成され、
安定な12.6MHzの周波数信号を発生して、基準周
波数信号作成回路30−Aに対して供給するようになっ
ている。また、基準周波数作成回路30−Aは、ここで
は、1/252の分周器(DIVIDER)と、一つの
JKフリップフロップAからなる1/2の分周器から構
成されている。
【0050】そして、原基準周波数発生器30−Bから
受け取った12.6MHzの周波数信号は、第一段目の
分周にて50KHzの周波数信号となり、第二段目の分
周にて25KHzの周波数信号となる。そして、JKフ
リップフロップAのQ及びnotQ端子からは、180
°の位相差で以て送信用PLLシンセサイザ25及び受
信用PLLシンセサイザ29と、中間周波数PLL回路
26に対して25KHzの基準周波数信号が夫々供給さ
れる。
【0051】図6は、図4に示す無線通信装置における
電源電圧とその電流、並びに、各PLLシンセサイザに
おける基準信号、消費電流、そしてVCOの出力変動を
示すタイミングチャートである。6−1は、送信用及び
受信用PLLシンセサイザ25、29における基準周波
数信号を、6−2は、中間周波数PLL回路26におけ
る基準周波数信号の波形変化を示している。図で示すよ
うに、各基準周波数信号は180°の位相差を持って発
生されるため、互いに全く影響し合っていない。
【0052】その結果、送信用及び受信用PLLシンセ
サイザ25、29と、中間周波数PLL回路26の各消
費電流6−4、6−5についても、更に、各VCOの出
力周波数変動6−7、6−8についても、また、電源電
圧6−A、各電源電流6−Bについても全く影響し合っ
ておらず、いずれの場合についても1/2周期で変化す
る波形となっている。
【0053】なお、上記第1及び第2の実施例における
基準信号作成回路30−Aを、各PLLシンセサイザ回
路に設ける構成としてもよいし、また、CPU34に
て、各PLLシンセサイザ回路の動作位相をソフト的に
制御する構成としてもかまわない。
【0054】
【発明の効果】以上の本発明にかかる無線通信装置によ
れば、複数のPLLシンセサイザ回路間の動作に起因す
る電源品質の低下がなくなり、電源を通した際の相互の
影響が最小となるため、送信時には少なくともPLLシ
ンセサイザ回路による変調精度の劣化が最小に抑えら
れ、受信時には少なくともPLLシンセサイザ回路によ
る復調歪みやデータ誤り率が最小に抑えられる。また、
電源への負担が軽くなるため、電源の小型軽量化が図り
易くなり、無線通信装置の小型軽量化に有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である無線通信装置の回
路構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す基準周波数発生器30の回路構成を
示すブロック図である。
【図3】図1に示す無線通信装置おける電源電圧とその
電流、並びに、各PLLシンセサイザ回路における基準
周波数信号、消費電流、そしてVCOの出力変動を示す
タイミングチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例である無線通信装置の回
路構成を示すブロック図である。
【図5】図4に示す基準周波数作成器30の回路構成を
示すブロック図である。
【図6】図4に示す無線通信装置における電源電圧とそ
の電流、並びに、各PLLシンセサイザ回路における基
準周波数信号、消費電流、そしてVCO出力変動を示す
タイミングチャートである。
【図7】従来の無線通信装置の回路構成の例を示すブロ
ック図である。
【図8】図7に示す基準周波数作成器130と、送信用
PLLシンセサイザ125、受信用PLLシンセサイザ
129、中間周波数PLL回路126における基準周波
数作成回路125−A、129−A、126−Aの回路
構成を示すブロック図である。
【図9】図7に示す従来の無線通信装置における電源電
圧とその電流、並びに、各PLLシンセサイザ回路にお
ける基準周波数信号、消費電流、そしてVCOの出力変
動を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
21 アンテナ 22 共用器 23 送信回路 24 変調回路 25 送信用PLLシンセサイザ 26 中間周波数PLL回路 27 受信回路 28 復調回路 29 受信用PLLシンセサイザ 30 基準周波数発生器 31 送信系回路用電源開閉器 32 受信系回路用電源開閉器 33 電源 34 CPU 30−A 基準周波数作成回路 30−B 原基準周波数発生器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送受信周波数に同調するためのPLL方式
    発振回路を2以上備えた無線通信装置であって、 前記各発振回路に、位相比較の基準となる原基準周波数
    信号を発生する原基準周波数信号発生手段と、 前記原基準周波数信号発生手段が発生した原基準周波数
    信号の各パルスを異なる発振回路に振り分けるととも
    に、前記各パルスが所定の位相差となるように出力する
    パルス振り分け手段と、 を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】前記パルス振り分け手段は、前記発振回路
    の数をNとした場合、各発振回路の基準周波数信号相互
    の位相差を360度/Nに調整すること、 を特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
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