JP3281683B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP3281683B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体や濡れたゴミ等も吸
引することの出来る所謂ウエットアンドドライ式電気掃
除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の従来技術としては、例えば特公
昭64−6768号公報がある。これは、吸引したゴミ
や塵などを分離するために集塵室内にフィルターを設
け、そのフィルターの下流側に、吸い込んだ液体の量に
よって上下動して集塵室内の液体の量が一定量以上にな
ると電動送風機の吸気口を閉塞するフロートを設け、電
動送風機内に液体が侵入しないような構成を取ってい
る。
【0003】しかしながら、前記従来の技術では、フィ
ルターは通常布、もしくは不織布等で構成されており、
このフィルターは通気性および通水性があるため、水分
が不織布や布を埋めてしまい、通気性が急激に低下する
原因となっていた。一方、最近通気性を有しながら水分
を殆ど透過しない難透水性のフィルター材料が開発され
ているが、電動送風機の吸い込み口を閉塞するためのフ
ロートがフィルターの下流側に配置されているこのよう
な電気掃除機においては、フロートを作動させるために
は水などの液体がこのフィルターを通過する必要があ
り、このような難透水性材料のフィルターを使用するこ
とができなかった。本発明はこのような欠点に鑑み、フ
ィルターの目詰まりを少なくするとともに、電動送風機
への液体の侵入を防止するフロートを有する電気掃除機
に有効に利用できるフィルターを備えた電気掃除機の開
発を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の電気掃除機は、
電動送風機を内蔵する掃除機本体と、該掃除機本体に着
脱自在に接続されて吸い込んだ液体およびゴミ等を溜め
る集塵容器と、該集塵容器内に収納されるフィルター
と、前記掃除機本体に設けた吸気口の上流側に設けて集
塵容器内の液体によって上方へ押し上げられて該吸気口
を閉塞するフロートとを有する電気掃除機において、前
記フィルターを有底筒状に形成するとともに、該フィル
ターの側壁部を難透水性材料にて構成し、底壁部を透水
性材料にて構成したことを特徴とする。
【0005】
【0006】
【作用】本発明の電気掃除機によると、塵埃を含んだ空
気はフィルターによって濾過されて電動送風機内に吸引
されるが、ゴミとともに液体を吸引した場合には、難透
水性材料にて構成されたフィルター部分にて殆どの液体
分とゴミは取り除かれ、難透水性材料のフィルター部分
を通過した空気のみが電動送風機に吸引されていく。一
方、透水性材料にて構成されたフィルター部分では、ゴ
ミや水滴等と空気とを分離すると共に、集塵容器内に溜
まった液体を透過する構成となっている。この透水性材
料のフィルター部分よりフィルター内に液体が侵入する
ため、液体がフィルター内部に設けたフロートの部分に
まで達し、その液体の量に応じてフロートが押し上げら
れ、所定の液量に達すると、フロートが吸気口を閉塞し
て、電動送風機内に液体が侵入するのを防ぐ。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図はいずれも本実施例の電気掃除機を示す図で、1
は電動送風機2を内蔵する掃除機本体で、吸気口3と排
気口4とを設けてなり、その空気の流れは図中矢印イで
示している。5は電動送風機の冷却用に設けたファン
で、電動送風機2の回転子(図示せず)に同軸に設けら
れており、その冷却空気の流れは、図中ロで示してい
る。6は把手で、掃除機本体上部にネジ止めにて固定さ
れている。7はすき間用吸込口8や丸ブラシ9を保持す
るとともに、ホース10や延長管11を取り付けたまま
収納するためのスタンド収納用支持部12を設けた収納
部で、すき間用吸込口取り付け部13、丸ブラシ取り付
け部14、電源コード支持部15が各々これに形設さ
れ、掃除機本体1の下ケース15と一体に構成されてい
る。16は掃除機本体1の吸気口3の上流側に設けたフ
ロート支持部で、内部にフロート17を上下に摺動自在
に支持する構成となっている。
【0008】18はフィルター装置で、全体として有底
筒状に形成されている。このフィルター装置18の底面
は透水フィルター19で、透水性材料(東洋紡株式会社
製RB−93−74で図9に示すように2層からなる積
層体構造となっている。)にて構成されている。一方、
側面は難透水フィルター20で、難透水性材料(東洋紡
株式会社製RB−93−73改で図10に示すように4
層からなる積層体構造となっている。)にて構成されて
いる。21はフィルター装置18の上縁部にリング状に
設けた樹脂製支持枠で、22はその支持枠21の上下及
び外周部を弾性材(軟質エンビ)より形成して覆う緩衝
枠体である。23はフィルター装置18の上流側に設け
たプレフィルターで、紙屑等の比較的大きいゴミについ
てはこのプレフィルターにて濾過するようになってい
る。
【0009】24は集塵容器で、側面にホース10を装
着するためのホース差し込み口25を設け、底面には回
転自在にキャスター26を前後左右に合計4個設けてあ
る。そしてこのキャスター26は集塵容器24の底面に
設けたネジ挿通孔27よりネジ28を挿通するとともに
該ネジをさらに弾性材性シール板29を通してキャスタ
ー固定部材30にネジ止め固定する。このように固定す
ることによってネジ挿通孔27より集塵容器内にたまっ
た液体が漏れるのを防止するとともに、ネジ28に直接
液体が触れることがないので、ネジ28の腐食等も防止
することが出来る。31はホース差し込み口25より吸
い込んだ塵埃や液体などを含んだ空気が直接フィルター
装置18に当たってフィルター装置18の破損を防ぐた
めに設けた風向変更板で、吸い込んだ空気が集塵容器の
左右に分散するように開口32が設けられている。
【0010】33は掃除機本体1と集塵容器24とを接
続するためのクランプ装置で、掃除機本体1の左右に一
対設けられている。34は掃除機本体の上面に設けた電
源スイッチである。
【0011】本実施例の電気掃除機は以上のように構成
されており、ホース差し込み口25から吸引された液体
やゴミを含んだ空気流は、フィルター装置18によって
ゴミ及び液体と空気とに分離されて空気のみが電動送風
機2の吸気口3に吸い込まれるようになっている。この
時、難透水性フィルター20には液体が付着してもほと
んど液体はそのフィルター内に含侵せず、そのためフィ
ルターの目詰まりが起こりにくく、従って吸塵性能の低
下が起こりにくい。一方、フィルター装置18の底面に
設けた透水フィルター19は液体を透過しやすいので、
吸い込んだ液体が集塵容器24の底に溜まってくると、
液体がこの透水フィルター19を通ってフィルター装置
18内に侵入し、この液体によってフロート17を上方
へ押し上げて、遂には電動送風機2の吸気口3をフロー
トにて閉塞するまで吸塵される。
【0012】
【発明の効果】本発明によると、ゴミと一緒に液体を吸
引した場合においても、難透水フィルターを用いている
ので、その液体によってフィルターの目詰まりを起こす
ことがない。また、フィルター装置の一部に透水フィル
ターを用いているので、フロート部に容易に液体が侵入
するのでフロートの作動不良も起こらず、極めて良質な
電気掃除機を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である電気掃除機の側面方向か
ら見た断面図
【図2】同電気掃除機の正面方向から見た断面図で液体
を吸い込んだ状態
【図3】同電気掃除機の側面図
【図4】同電気掃除機の要部断面図
【図5】同電気掃除機のフィルター装置斜視図
【図6】同電気掃除機の底面図
【図7】同電気掃除機のキャスターの分解斜視図
【図8】同電気掃除機の上面図
【図9】同電気掃除機の透水フィルターの構造を示す図
【図10】同電気掃除機の難透水フィルターの構造を示
す図
【符号の説明】
2 電動送風機 1 掃除機本体 24 集塵容器 18 フィルター装置 3 吸気口 17 フロート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−27004(JP,A) 特公 平1−6768(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 7/00 B01D 39/14 - 39/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機を内蔵する掃除機本体と、該
    掃除機本体に着脱自在に接続されて吸い込んだ液体およ
    びゴミ等を溜める集塵容器と、該集塵容器内に収納され
    るフィルターと、前記掃除機本体に設けた吸気口の上流
    側に設けて集塵容器内の液体によって上方へ押し上げら
    れて該吸気口を閉塞するフロートとを有する電気掃除機
    において、前記フィルターを有底筒状に形成するととも
    に、該フィルターの側壁部を難透水性材料にて構成し、
    底壁部を透水性材料にて構成したことを特徴とする電気
    掃除機。
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