JP3280944B2 - 衛星通信カード - Google Patents

衛星通信カード

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マーカス タル
シャフィル オフェル
ラハミム デイビッド
コンフォルティ アミール
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、衛星通信
に関し、 特に、無線周波数による衛星通信に用いるパ
ソコン・カードに関する。
【0002】
【従来の技術】小さな衛星アンテナあるいは平板アンテ
ナと、 専用のコンピュータに結合した適当な変調及び
復調ハードウェアとから構成される超小型(衛星通信)
地上局(VSAT)は、 本技術において、 衛星を介
する離れた場所での直接的なデータ転送を行う手段とし
て知られている。 VSATは、通常、 例えば、現金自
動預払機(ATM) 及びPOSシステム等のポイント
ツーマルチポイント・データ・ネットワークにおいてデ
ータ交換のために用いられているが、 直接的なビデオ
放送(DVB)等の他のタイプのデータ転送に用いられ
てもよい。
【0003】また、本技術分野においては、衛星通信か
ら直接信号を受け取ることが可能なパソコン・カードが
知られている。例えば、イスラエルのペター・チクヴァ
(Petah Tikva)にあるギラット衛星ネットワーク社(G
ilat Satellite Networks Ltd.)は、パソコン内に組み
込む「スカイ・サーファー」と呼ばれる衛星受信カード
を生産している。このカードは、業界標準PCIバスに
差し込むことで、パラボラアンテナに接続された同軸ケ
ーブルを用いて、直接的なビデオ放送を受信できるよう
に設計されている。
【0004】本文に参照として開示を述べる欧州特許出
願第EP0-734-140号には、パソコン(PC)に
基づく携帯型の衛星通信端末が説明されている。これ
は、インタフェース・カードをPC内へ挿入し、外部変
調/復調ユニットと、アンテナにつないだ外部無線周波
数(RF)サブシステムとを介して、PCと衛星アンテ
ナとの通信を可能にするものである。
【0005】本発明の目的は、パソコンからの送信を可
能にする装置及び方法を提供することである。
【0006】さらに、本発明の目的は、人工衛星を介し
てパソコンと遠隔送信器あるいは受信器との間で通信を
行うための装置及び方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の実施例において
は、PC内のフラグ・イン通信カードが、変調無線周波
数(RF)信号を生成し、これらの信号は、人工衛星を
介しての送信に向けて、同軸ケーブルを介してアンテナ
・システムのパワーアンプ及びアップコンバータに伝達
される。カードは、カード及びケーブルを介してアンテ
ナ・システムへDC電源から電力を供給することを可能
にする電力コネクタを含む。この電源はコンピュータの
外部にあることが最も好ましい。したがって、信号と、
アップコンバータ及びパワーアンプを作動する電力とは
同軸ケーブルを介して送られる。カードは、カードの作
動を制御し、人工衛星を介しての送信のためにカードへ
データを伝達するPC内の業界標準バス内へ差し込まれ
る。
【0008】通信カードは、RF信号を生成して送信す
る周波数合成器からなり、RF信号は、約950MHz
から3000MHzの範囲あるいはそのサブレンジであ
る。信号は、アップコンバータ及びパワーアンプへ同軸
ケーブルを介して伝達されるが、アップコンバータ及び
パワーアンプは、アンテナ・システムに含まれることが
好ましい。合成器からの信号の電力レベルは1mW程度
であることが好ましい。アップコンバータ及びパワーア
ンプは、外部のパラボラあるいは平板アンテナによる送
信のために、RF信号を、より高い周波数、そしてより
高い電力へ変換する。信号は、標準変調システムに従っ
てPCの制御下でユーザが選択可能な変調計画を有する
キーイング変調器によって変調することが最も好まし
い。
【0009】また、変調の前に、PCの制御下で、信号
はエンコーダによってコード化するが、フォワードエラ
ー補正(FEC)コーディングあるいは連結コーディン
グを用いることが好ましい。
【0010】本発明の好適実施例においては、通信カー
ドは、通信カードを、PCバスを通過することなく、一
つ以上の他のカードと直接的に交信できるようにする高
速インタフェース・バス・コネクタを含む。高速インタ
フェース・バスとして、高速並列データ・バスを用いる
ことが好ましい。通信カードは、高速インタフェース・
バスを用いて、PCに差し込まれた対応する高速インタ
フェース・バス・コネクタを持つ受信カードと直接的に
交信できることが最も好ましい。受信カードが存在する
場合、受信カードによって受けた信号から再生した同期
クロックを転送するために、高速インタフェース・バス
を用いてもよい。そして、相応に、例えば、本特許出願
の譲受人へ譲渡され、参照としてここに組み込まれたベ
ン・バサット氏ら(Ben-Bassat et al.)の、米国特許
出願第09/135,502号、名称「双方向性通信プ
ロトコル(Bi-Directional Communications Protoco
l)」に説明されているように、通信カードからの送信
をタイミング調整してもよい。
【0011】本発明の好適実施例によれば、パソコン用
送信カードが提供される。このカードは、パソコン内の
業界標準バスを介してデータ交換を行うために、パソコ
ン内へ差し込んで接続される回路基板と、この回路基板
上に設けられ、データを受けて、それに応じた最大30
00MHzまでの周波数の無線周波数信号を送信する無
線周波数変調回路とから構成される。この回路は、無線
周波数信号を生成する周波数合成器を含むことが好まし
い。また、この周波数合成器によって生成される周波数
は、回路基板上のコントローラによって設定されること
が好ましい。
【0012】択一的に、周波数合成器によって生成され
る周波数は、コンピュータバスを介して命令を伝達する
ことによって設定する。カードは、外部のアンテナ・シ
ステムにつながれ、コネクタを含み、そしてコネクタを
介して、カード外部のDC電源からアンテナ・システム
へ電力を供給することが好ましい。
【0013】周波数変調回路は、このコネクタを介して
アンテナ・システムへ無線周波数信号を伝達するように
つながれることが好ましい。変調回路は、業界標準バス
を介してカードへ伝達される命令に応じて、予め定めた
プロトコルに従って送信信号を変調することが好まし
い。
【0014】択一的に、変調回路は、業界標準バスを介
してカードへ伝達される命令に応じて、予め定めたプロ
トコルに従って送信信号内に誤差補正をコード化するエ
ンコーダを含む。
【0015】択一的に、カードは、補助コネクタを含
み、このコネクタを介して、コンピュータ内に位置する
少なくとも一つの他のカードにつながれるため、業界標
準バスを通過することなくカード間の交信が可能であ
る。信号は衛星に送信されることが好ましい。
【0016】さらに、本発明の好適実施例によれば、パ
ソコン用RF通信カードが提供される。このカードは、
パソコン内の業界標準バスを介してデータ交換を行うた
めにパソコン内へ差し込まれて接続される回路基板と、
この回路基板上に設けられ、データを受けて、そのデー
タに応じた最大3000MHzまでの周波数の無線周波
数信号を処理するRF回路と、カードを、コンピュータ
内に位置する少なくとも一つの他のカードにつなぐため
の補助コネクタとを含み、業界標準バスを通過すること
なく、これらカード間の交信が可能である。通信カード
は、補助コネクタを介して同期信号を伝達することが好
ましい。
【0017】さらに、本発明の好適実施例によれば、パ
ソコン用衛星トランシーバが提供される。このトランシ
ーバは、パソコン内の業界標準バスを介してデータ交換
を行うためにパソコン内へ差し込まれて接続され、受け
取ったデータに応じた無線周波数信号を送信する送信カ
ードと、パソコン内の業界標準バスを介してデータ転送
を行うためにパソコン内へ差し込まれて接続され、無線
周波数信号を受けて、その信号をデータへ変換し、バス
を介して転送する受信カードと、送信カードと受信カー
ドとを直接的に結ぶ補助バスとを含む。送信カード及び
受信カードは、各々、これらカードを補助バスにつなぐ
コネクタを含むことが好ましい。
【0018】さらに、本発明の好適実施例によれば、パ
ソコンから直接的に無線周波数信号を送信するための方
法が提供される。この方法は、パソコン内に送信カード
を取り付けること、このカードへ、パソコン内の業界標
準コンピュータ・バスを介してデータを伝達すること、
そして、データに応じて、カードから無線周波数信号を
送信することを含む。カードへデータを伝達することに
は、信号の周波数帯域を決定することが含まれることが
好ましい。
【0019】択一的に、この方法は、カード上に電力コ
ネクタを取り付けること、そして、この電力コネクタを
介して、カード外部のアンテナ・システムへ電力を供給
することを含む。
【0020】無線周波数信号を送信することが、バスを
介して伝達される命令に応じて決定される変調計画に応
じて信号を変調することを含むことが好ましい。
【0021】択一的に、無線周波数信号を送信すること
が、バスを介して伝達される命令に応じて決定されるコ
ーディング計画に応じて、信号上に誤差補正をコード化
することを含む。
【0022】択一的に、この方法は、補助コネクタを介
して、送信カードを少なくとも一つの他のカードに接続
することを含む。これによって、業界標準バスを通過し
ないで、カード間の交信が可能である。
【0023】信号を送信することが、衛星へ信号を送信
することを含むことが好ましい。さらに、本発明の好適
実施例によれば、人工衛星とパソコンとの間で信号を送
受信するための方法が提供される。この方法は、コンピ
ュータ内の業界標準バスに送信カードをつなぐこと、バ
スからのデータに応じて送信カードから無線周波数信号
を送信すること、業界標準バスに受信カードをつなぐこ
と、バスからのデータに応じて受信カード内に無線周波
数信号を受信すること、そして、標準バスから分離した
補助バスを介して送信カードと受信カードとを直接的に
をつなぐことを含む。
【0024】無線周波数信号を受信することが、補助バ
スを介して受信カードから送信カードへ同期信号を伝達
することを含むことが好ましい。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明は、好適実施例の次の詳細
な説明及び図面から明確に理解することが可能である。
さて、図1を参照する。これは、本発明の好適実施例に
従って、アンテナ・システム70につないだ通信端末1
0の概略的なブロック図である。端末10内において
は、パソコン11のアドレス・バス46、データ/制御
信号バス48、電源バス50、その他のラインからなる
PCIバス等の業界標準バス45の空きスロットに、送
信カード25あるいは60が 差し込まれ、コンピュー
タのバスが、カードの対応するバスと交信して、カード
の出力がアンテナ・システム70に送られる。送信カー
ド25及び60の作用については下記に詳細に説明す
る。
【0026】コンピュータ11は、次の標準的な構成要
素からなることが好ましい。ビデオ・ディスプレイ・ユ
ニット(VDU)13、マウスそして/あるいはキーボ
ードからなるユーザー・インターフェース機器15、イ
ンテルのペンティアム・プロセッサ等の中央処理装置
(CPU)19、揮発性記憶装置(通常、RAM)そし
てハードディスク等の非揮発性記憶装置からなるメモリ
21、そして電力供給装置17。パソコン11は、さら
に、アンテナ・システム70から入力を受ける受信カー
ド54を含むことが好ましい。受信カード54は、コン
ピュータ11の空きスロットで差し込まれることによっ
てバス45に接続される。
【0027】アンテナ・システム70は、次の業界標準
の構成要素からなることが好ましい。パラボラあるいは
平板アンテナ23、オルトモード・トランスデューサ2
7、低ノイズ・ブロック29、アップコンバータ72、
そしてパワーアンプ12。トランスデューサ27は、ア
ンテナ23によって受けた信号を低ノイズ・ブロック2
9に導く。低ノイズ・ブロックは、受け取った信号を増
幅し、より低い周波数へダウンコンバージョンして、そ
れから受信カード54へ送る。アップコンバータ72
は、送信カード25あるいは60からの信号をより高い
周波数範囲、通常、Ku周波数帯の範囲へ変換する。こ
の変換された信号をパワーアンプ12が増幅する。さら
に、変換信号は、アンテナ23による送信のために、ト
ランスデューサ27を介して送られる。アップコンバー
タ72及びアンプ12のための電力は、下記に説明する
ように、電力供給装置52から送信カード25あるいは
60を介して供給することが最も好ましい。
【0028】下記に明らかとなるが、送信カード25及
び60は類似する。送信カード25と60との主な違い
は、送信カード25が、排他的にバス45を介して受信
カード54と交信するが、送信カード60は、高速イン
タフェース・バス・コネクタを介して受信カード54と
交信するため、バス45に関わる遅延がない状態で送信
カード60と受信カード54との間でデータ交換が可能
であるという点である。
【0029】図2は、本発明の好適実施例による送信カ
ード25の概略的なブロック図である。カード25のす
べての能動素子には電源バス50から電力が供給される
ことが好ましい。カード25の機能は、専用のプログラ
ム可能なメインコントローラ26によって制御される。
コントローラ26は、アリゾナ州フェニックスにあるモ
トローラ社によって製造されたQUICC68360等
の高性能通信制御機構であることが最も好ましい。コン
トローラ26にはデータ記憶のためにメモリ35が備え
られている。コントローラ26は、グルー論理装置33
そして、カリフォルニア州サニーベールにあるPLXテ
クノロジー社によって製造されたPLX908等のバス
・インタフェース装置28を介して、バス46、48及
び50と交信する。コントローラ26、そしてカード2
5上の他の構成要素は、バス46及び48を介して交信
するパソコン11のCPU19によって制御される。
【0030】変調回路37は、周波数合成器14と、そ
れに関連する回路からなり、下記にさらに説明するが、
ベースバンド変調された入力を提供する。合成器14
は、RF信号を生成して送信するが、その周波数は、9
50MHzから3000MHzの範囲、あるいはそのサ
ブレンジであることが好ましい。合成器14は、本技術
において既に知られているが、コンピュータからRF信
号へ、あるいはその逆の方向へのノイズの侵入を減少さ
せるために、良くシールドされて接地されたエンクロー
ジャであることが最も好ましい。合成器14は、1mW
程度のRF信号電力をコネクタ36へ供給できることが
好ましい。コネクタ36は、75オーム・インピーダン
スのFタイプコネクタからなることが最も好ましく、適
当な同軸ケーブルを介してアンテナ・システム70へ信
号を供給する。
【0031】人工衛星を介した送信に通常必要とされる
1ワット程度のRF電力を発生させるために、システム
70は、通常、24VDCで50ワット程度のDC電力
を必要とする。この電力は、カード及びコンピュータの
外部にあるDC電源52によって供給されることが好ま
しい。この電力供給装置は、100から240VACの
範囲で作動するACライン電源54から、その電力を直
接的に受けることが好ましい。DC電力は、カード25
上の適当な電力コネクタ34を介して、そしてコネクタ
36を介してアンテナ・システム70に送られる。
【0032】合成器14は、選択した通信チャネルに対
して特定な無線周波数、例えば100OMHzを、コン
トローラ26から受けた命令に従って生成する。無線周
波数は、デジタル・アナログ変換器16からのベースバ
ンド信号レベルを用いて変調されるため、合成器からの
変調信号出力は業界標準のプロトコルに適合する。ま
た、変換器16は、変換中に生成される信号をスムーズ
にするための低域ベースバンド・フィルタからなること
が好ましい。
【0033】変換器16に提供されるベースバンド信号
は、キーイング変調器40と、下記により詳細に説明す
るフォワードエラー補正(FEC)エンコーダ42とに
よって生成される。キーイング変調器40及びエンコー
ダ42の機能を、カリフォルニア州サンノゼにあるアル
テラ社(Altera Corporation)が製造したFLEX60
00等の単一の、現場でプログラム可能なゲートアレイ
(FPGA)20で構成することが最も好ましい。FP
GA20は、メインコントローラ26によってプログラ
ミングされ、メモリ21(図1)記憶した命令に応じ
て、択一的にPCバス46そして/あるいはPCバス4
8を介して作動される。択一的に、二つ以上の、現場で
プログラム可能な装置を用いて変調器及びエンコーダを
構成してもよい。また、工場でプログラムされた、ある
いはハードウェアにより実現された論理回路を、この目
的のために用いてもよい。さらに、択一的に、一つ以上
の用途特定集積回路(ASIC)を用いて、変調器及び
エンコーダを構成してもよい。
【0034】キーイング変調器40は、本技術で既知で
ある、例えば、MSK、BPSK、DPSK、QPSK
あるいはOQPSK等の位相偏移キーイング(PSK)
形式の一つの標準形式で変調信号を供給する。この形式
は、カード25から信号を受けるVSATハブ等の受信
局が必要とするプロトコルに応じて選択してもよく、上
記のFPGA20にロードする。例えば、異なる受信局
への送信のために形式を変える必要がある場合には、F
PGA20をPCによって再プログラミングしてもよい
ことは明らかである。これを、メモリ21からFPGA
20へ適当なプログラムをロードすることによって行う
ことが好ましい。再プログラミングは、選択する通信チ
ャネルに従って自動的に行ってもよい。また、ユーザー
・インターフェース15(図1)を介して行ってもよ
い。
【0035】FPGA20へのデータ入力は、送信され
る情報から引き出され、コントローラ26からFPGA
20が受ける。このデータは、例えば、本技術において
既知である適当なバス上を送信されるIPパケットから
構成されてもよい。
【0036】エンコーダ42は、ヴィテルビ(Viterb
i)、連結、ターボあるいはリード・ソロモン・コーデ
ィング等の、本技術で既知の標準方法の一つによって、
送信信号上にコーディングのためのオプション的なフォ
ワードエラー補正(FEC)信号を生成する。通常、F
ECコーディングは、受信器における信号の回収を改善
する目的で、送信信号に余分な情報を付加するものであ
り、選択する方法は、受信局の必要条件に依存し、上記
のFPGA20にプログラム可能である。
【0037】さて、図3を参照する。これは、本発明の
好適実施例による送信カード60の概略的なブロック図
である。下記に示す相違を除き、カード60は、概して
カード25(図2)に類似している。カード25及びカ
ード60の両方において同一符号によって示す要素は、
概して、構成及び作用が同じである。カード60は、カ
ード25の要素に加えて、補助コネクタ、すなわち高速
インタフェース・バス・コネクタ41からなる。このコ
ネクタは、受信器インタフェース62及び先入れ先出し
(FIFO)バッファ31を介して、信号をコントロー
ラ26へ送り、そして信号をコントローラから受けるよ
うにつながれている。インタフェース62は、FPGA
20内に含まれる機能ブロックであることが好ましい。
また、コネクタ41は、標準PCバスに生じるような遅
延及びジッターがない状態で、パソコン内の、同様な高
速インタフェース・バス・コネクタを持つ他のカードと
の送受信を可能にする。
【0038】コネクタ41は、例えば、前述の米国特許
出願09/135,502号に説明があるように、ケー
ブル39あるいは嵌め合いコネクタによって、PCに差
し込んだ受信カード54上の同様なコネクタ52へ接続
し、データの経路を決めて、送信カードの作動と受信カ
ードの作動とを同期させるのに用いることが最も好まし
い。受信カード54は、下記に詳細に説明する受信回路
56から構成され、コネクタ41と直接的に交信し、さ
らにバス46、48及び50と交信する。受信カード及
び送信カードが、スロテッド通信プロトコルを用いて、
VSATハブ等の遠隔受信器あるいは送信器と交信して
いるときには、受信カードがコネクタ41を介して送信
カードへデータを転送できることが好ましい。コントロ
ーラ26は、データから同期パルスを再生して、使用プ
ロトコルに応じて、同期パルスを、カード60の送信の
タイミングを調整するために用いる。
【0039】受信回路56は、チューナー51、ASI
Cに基づく受信器53、そしてMPEG2デマルチプレ
クサ及びデコーダ装置59から構成されることが最も好
ましい。チューナ51は、アンテナ・システム70の低
ノイズ・ブロック29から入力信号、通常、デジタルビ
デオ放送(DVB)信号を受け(図1)、本技術で既知
であるが、その信号をI及びQ成分へ分割する。ASI
Cに基づく受信器53は、I及びQ信号を復調してデジ
タルデータへ変換し、データを装置59へ転送する。A
SICに基づく受信器53からのデータは、コネクタ5
2へ、そして上記のように、そこからカード60へも転
送されることが最も好ましい。デコーダ59は、その操
作に用いられる当座のデータを記録するためにRAM5
7を用いる。チューナ51、ASICに基づく受信器5
3及びデコーダ59は、バス・インタフェース55を介
してバス45と交信する。
【0040】上記の好適実施例は、特に衛星通信に関す
るものであるが、同様に陸上通信のためにも、送信カー
ドを、RF信号を生成するために用いてもよい。好適実
施例は一例としてここに引用したものであり、本発明の
範囲は請求項によってのみ限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例による、アンテナ・システ
ムにつながれた通信端末の概略的なブロック図である。
【図2】本発明の好適実施例による、パソコン用RF送
信カードの概略的なブロック図である。
【図3】本発明の好適実施例による、PC受信カードに
つながれたパソコン用RF送信カードの概略的なブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10 通信端末 13 ビデオ・デイスプレイ・ユニット 15 ユーザー・インターフェース機器 19 中央処理装置 70 アンテナシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラフィ ボネー イスラエル国、テル アビブ、ハイスミ ン 7 (72)発明者 ヨシ ギャル イスラエル国、カーミール、アヤ 108 (72)発明者 アリエル ゴールドファーブ イスラエル国、バー コフヴァ 10/3 ヘルツリヤ (72)発明者 タル マーカス イスラエル国、ペタック ティクヴァ、 デゲル レウベン 6 (72)発明者 オフェル シャフィル イスラエル国、ロッシュ ハーイン、ケ シェット 39 (72)発明者 デイビッド ラハミム イスラエル国、ラマト ガン、ヘルト 46 (72)発明者 アミール コンフォルティ イスラエル国、ハイファ、ザルマン シ ュネー 71 (72)発明者 ヤリフ ハヨウン イスラエル国、ニル ツヴィ、エイタン 52 (72)発明者 オロン シェイク イスラエル国、ヨクネアム、ベンタル 48/2 (72)発明者 エラン リデル イスラエル国、ロッシュ ハーイン、ミ ヴザ ヘイラム 11 (56)参考文献 特開 平9−83538(JP,A) 特開 平10−164171(JP,A) 特開 平4−79424(JP,A) 特開 平10−145279(JP,A) 特開 平5−273903(JP,A) 特開 平8−265250(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/38 G06F 3/00 G06F 13/00 H04B 7/15 H04L 27/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パソコン用送信カードであって、 (a)パソコン内の業界標準バスを介してデータ交換を
    行うために、パソコン内へ差し込んで接続する回路基板
    と、 (b)この回路基板上に設けられ、受け取ったデータに
    応じて最大3000MHzまでの周波数の無線周波数信
    号を送信する無線周波数変調回路とからなり、 前記カードが外部のアンテナ・システムにつながれ、前
    記カードが、さらに、このアンテナ・システムに電力を
    供給するため前記カードの外部のDC電源に接続される
    コネクタを有することを特徴とするカード。
  2. 【請求項2】 前記周波数変調回路が、前記コネクタを
    介して前記アンテナ・システムへ前記無線周波数信号を
    伝達するようにつながれている請求項1に記載のカー
    ド。
  3. 【請求項3】パソコン用送信カードカードであって、 (a)パソコン内の業界標準バスを介してデータ交換を
    行うために、パソコン内へ差し込んで接続される回路基
    板と、 (b)この回路基板上に設けられ、受け取ったデータに
    応じた無線周波数信号を送信する無線周波数変調回路と
    を備え、 前記カードが外部のアンテナ・システムにつながれ、さ
    らに、 (c)このアンテナ・システムに電力を供給するため前
    記カードの外部のDC電源に接続されるコネクタを有す
    るカード。
  4. 【請求項4】 前記無線周波数変調回路が、前記コネク
    タを介して前記アンテナ・システムへ前記無線周波数信
    号を伝達するようにつながれている請求項3に記載のカ
    ード。
  5. 【請求項5】 パソコン用衛星トランシーバであって、 (a)パソコン内の業界標準バスを介してデータ交換を
    行うために、パソコン内へ差し込むことによって接続さ
    れ、受け取ったデータに応じた無線周波数信号を送信す
    る送信カードと、 (b)前記業界標準バスを介するデータ転送のために、
    前記パソコン内へ差し込んで接続され、無線周波数信号
    を受け、その受信信号をデータへ変換して前記バスを介
    して転送する受信カードと、 (c)前記送信カードと前記受信カードとを直接的に結
    ぶ補助バスとからなるトランシーバ。
  6. 【請求項6】 前記送信カード及び前記受信カードが、
    これらカードを前記補助バスへつなぐコネクタからなる
    請求項5によるトランシーバ。
  7. 【請求項7】 パソコンから無線周波数信号を直接的に
    送信するための方法であって、 (a)パソコン内に送信カードを取り付けること、 (b)このパソコン内の業界標準コンピュータ・バスを
    介して前記カードへデータを伝達すること、 (c)前記データに応じて前記カードから最大3000
    MHzまでの周波数の無線周波数信号を送ること、 (d)前記カード上に電力コネクタを取り付けること、
    そして、 (e)この電力コネクタを介して、前記カードの外部の
    アンテナ・システムへ電力を供給することからなる方
    法。
  8. 【請求項8】 パソコンから無線周波数信号を直接的に
    送信するための方法であって、 (a)パソコン内に送信カードを取り付けること、 (b)このパソコン内の業界標準コンピュータ・バスを
    介して前記カードへデータを伝達すること、 (c)前記データに応じて前記カードから前記無線周波
    数信号を送ること、 (d)前記カード上に電力コネクタを取り付けること、
    そして、 (e)この電力コネクタを介して、前記カードの外部の
    アンテナ・システムへ電力を供給することからなる方
    法。
  9. 【請求項9】人工衛星とパソコンとの間で信号を送受信
    するための方法であって、 (a)コンピュータ内の業界標準バスに送信カードをつ
    なぐこと、 (b)前記バスからのデータに応じて前記送信カードか
    ら無線周波数信号を送信すること、 (c)前記業界標準バスに受信カードをつなぐこと、 (d)前記バスからのデータに応じて前記受信カード内
    に無線周波数信号を受信すること、そして (e)前記業界標準バスから分離した補助バスを介して
    前記送信カードと前記受信カードとを直接的につなぐこ
    とからなる方法。
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