JP3280925B2 - 畑作用除草器 - Google Patents

畑作用除草器

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JP3280925B2
JP3280925B2 JP32007198A JP32007198A JP3280925B2 JP 3280925 B2 JP3280925 B2 JP 3280925B2 JP 32007198 A JP32007198 A JP 32007198A JP 32007198 A JP32007198 A JP 32007198A JP 3280925 B2 JP3280925 B2 JP 3280925B2
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求 永井
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有限会社キュウホー製作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタおよび人
力用のものであって、とくに発芽期のみならず成長期に
おいても作物を傷めることなく根際まで除草を可能にし
た畑作用除草器に関する。
【0002】
【従来の技術】畑作用除草器には、従来から手作業用と
して草削りくわやホー等があり、カルチベータには三角
形やL形の除草刃が装着されている。また、スプリング
ウィーダも公知である。最近は、カルチベータの上にポ
ンプとタンクを搭載し、中耕・除草作業と同時に作条に
除草剤を散布するスプレーカルチベータが提供されてい
る。このスプレーカルチベータは、株に近い位置から除
草剤を散布するので、作物の葉の裏に隠れている雑草を
枯死させることができるとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術に
は、次のような問題点があった。すなわち、草削りくわ
やホーの作業は労力がかかり過ぎる上に、注意をしても
作物を損傷することが避けられなかった。スプリングウ
ィーダは、初期除草における除草効果が大きいが、作物
が大きくなって使用する場合に損傷を与えることが難点
である。スプレーカルチベータは除草効果が高いが、タ
ンクとポンプを本体の上に載せるので、重作業機のよう
な形態になってしまうことと、公害や費用がかかり過ぎ
るという問題点があった。
【0004】本発明は、従来技術が有する上述の問題点
に鑑みてなされたものであり、スプリングタインの除草
タインを用いる比較的簡単な構成で、作物が小さいとき
はもちろんのこと、ある程度作物が大きくなっても株際
まで除草できるトラクタ用および人力用の畑作用除草器
を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、次のような技術的手段を講じた
ものである。
【0006】即ち、位置調節自在に取付けるおもりを備
えたけん引バーの中間部の左右側等位置にタイン取付片
を取付け、このタイン取付け片に基端部を固定し外方に
湾曲させ端末部を内方折曲げ部にした左右側の除草タイ
ン群を、前記けん引バーに斜め下向きに取付けるととも
に、両者の内側の除草タインの端末部の先端を交差させ
た除草タイン群と、基端部をタイン取付片に固定し外方
に湾曲させ端末部を外方折曲げ部にした複数の除草タイ
ンを、中央部左右の除草タインの間隙を上部と下部で狭
く中間部で広くし、この中央部の除草タインの左右外方
にそれぞれ下方に次第に拡開する間隙を介し放射状に除
草タインを併設し、前記けん引バーの後端部に取付け斜
め下向きに突設する除草タイン群とで畑作用除草器を構
成した。
【0007】前記畑作用除草器において、前記けん引バ
ーの中間部に設ける左右側の除草タイン群を、左右側の
タイン取付片に基端部を固定する左右側の外方除草タイ
ンと中央除草タインおよび内方除草タインで構成し、左
右側の外方除草タイン端末部を左右側の中央除草タイン
端末部より高位置かつ後方位置にし、左右側の内方除草
タインの端末部を左右側の外方除草タイン端末部より高
位置かつ後方位置になるものにした。
【0008】前記畑作用除草器において、前記けん引バ
ーの後端部に斜め下向きに突設する除草タイン群を、タ
イン取付片に基端部を固定する左右側の内方除草タイン
と複数の中間除草タインと外方除草タインで構成すると
ともに、左右側の内方除草タインの外方に、左右側の中
間除草タインと外方除草タインを下方へ次第に拡開する
間隙を介し放射状に併設したものにした。
【0009】前記畑作除草器において、前記けん引バー
の後端部に斜め下向きに突設する除草タイン群を、基端
部をタイン取付片に固定する左右側の内方除草タインと
外方除草タインから成り、左右側の内方除草タインの間
隙を上部と下部で狭く中間部で広くし、各除草タイン端
末部を鈍角に折曲げ内方折曲げ部にした。
【0010】また、位置調節に取付けるおもりを備えた
けん引バーの中間部の左右側等位置にタイン取付片を取
付け、このタイン取付け片に基端部を固定し外方に湾曲
させ端末部を内方折曲げ部にした左右側の除草タイン群
を、前記けん引バーに斜め下向きに取付けるとともに、
両者の内側の除草タインの端末部の先端を交差させた除
草タイン群と、前記けん引バーの後端部に取付けるタイ
ン取付片に基端部を固定し、外方に湾曲させて端末部を
内方折曲げ部にした左右側の外方除草タインと中央除草
タインおよび内方除草タインからなる除草タイン群を、
左右側の内方除草タインの中間部の間隙を広くし端末部
先端を交差させたものにし、左右側の外方除草タインの
端末部を左右側の中央除草タイン端末部より後方位置に
し、左右側の内方除草タインの端末部を左右側の外方除
草タインの端末部より後方位置にして畑作用除草器にし
た。
【0011】丸棒を斜め下向きに挿通し位置調節自在に
固定する取付具を横バーに設け、前記取付具に挿通する
丸棒の下端部に固定したタイン取付片に左右側の内方除
草タインと複数の中間除草タインと外方除草タインの基
端部を固定し、左右側の内方除草タインの間隙を上部と
下部で狭く中間部で広くし、左右側の内方除草タインの
順次外方に左右側の中間除草タインと外方除草タインを
下方へ次第に拡開する間隙を介し放射状に併設し、左右
側の各除草タインの端末部を鈍角に折曲げて外方折曲げ
部にした除草タイン群を構成し畑作用除草器にした。
【0012】前記の除草タインを放射状に併設する除草
タイン群を備えた畑作用除草器において、除草タイン群
を、左右側の内方除草タインの間隙を上部と下部で狭く
中間部で広くし、左右側の内方除草タインの外方に左右
側の外方除草タインを下方へ次第に拡開する間隙を介し
放射状に併設し、左右側の内方除草タインおよび外方除
草タインの端末部を鈍角に折曲げ内方折曲げ部にした。
【0013】木製柄の前端部に着脱自在に取付ける平鋼
シャンクの前端にタイン取付片を固着し、このタイン取
付片に基端部を固着した左右側の内方除草タインと複数
の中間除草タインと外方除草タインを、左右側の内方除
草タインの間隙を上部と下部で狭く中間部で広くし、左
右側の内方除草タインのそれぞれ外方に順次左右側の中
間除草タインおよび外方除草タインを下方へ次第に拡開
する間隙を介し併設し、各除草タインの端末部を鈍角に
折曲げて外方折曲げ部にして畑作用除草器にした。
【0014】前記木製柄前端部に除草タイン群を取付け
た畑作用除草器にいて、除草タイン群を、左右側の内方
除草タインと外方除草タインを下方へ次第に拡開する間
隙を介し併設したものにするとともに、左右側の内方除
草タインの間隙を上部と下部で狭く中間部で広くし、左
右側の各除草タインの端末部を鈍角に折曲げて内方折曲
げ部にした。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明においては、作物を傷める
事無く除草できるようにするために、除草タインを線径
3mmで適当な長さのスプリングタインにする。すなわ
ち、片持ばりの先端に負荷したときのばね定数で7g/
mmから15g/mmの比較的弾力の弱いものを用い
る。畑作用除草器をトラクタ用にするには、周知のトラ
クタに装着するツール・バーにけん引バーを取付け、こ
のけん引バーに複数の除草タインから成る除草タイン群
を配設する。また、人力用としては、木製柄の前端部に
除草タイン群を取付ける。
【0016】除草タイン群は、けん引バーの中間部の左
右側に配設するものと、けん引バーの後端部に配設する
複数の除草タインを放射状に併設する除草タイン群とを
使用する。また、前記の放射状に除草タインを併設する
除草タイン群だけを用いる。
【0017】前記けん引バーの中間部に配設する左右側
の除草タイン群は、内方除草タインと中央除草タインお
よび外方除草タインの3種類で、除草幅を与えるため
に、各除草タインの端末部を鈍角折曲げの内方折曲げ部
にする。左右側の内方除草タインは、作物の株際まで除
草できるように端末部の内方折曲げ部の先端部を交差さ
せる。そして、中央除草タイン端末部より順次に外方除
草タインと内方除草タインの端末部を高位置かつ後方位
置にする。すなわち、内方除草タインを最長にし、外方
除草タイン、中央除草タインと順次短くし、除草時に作
物に近い位置になる内方除草タインの弾力を弱く、外方
除草タイン、中央除草タインの順に弾力を強くする。
【0018】内方除草タインの弾力を弱くするのと端末
部先端を交差させるのは、端末部の内方折曲げ部が作物
の株際に接触すると、弱い弾力なので外方に移動し作物
を傷めないようにするためと、作物の株際を離れると、
内方折曲げ部が弾力で内方に移動し株間に入りこみ株間
を除草できるようにするためである。左右両側の外方除
草タインの端末部を、内方除草タインの端末部より低位
置にするのは、前進時における除草タイン群の横揺れを
防ぐために、外方除草タイン端末部の貫入深を内方除草
タインの貫入深より深くするためである。
【0019】前述したけん引バーの中間部に取付ける左
右側の除草タイン群の後方に、けん引バーの後端部を介
し斜め下向きに除草タイン群を突設する。この除草タイ
ン群は、外方に湾曲させ端末部を外方折曲げ部にした複
数の除草タインを、タイン取付片に基端部を固定して放
射状に併設するとともに、中央の左右の除草タインの間
隙を上部と下部で狭く中間部で広くする。各除草タイン
端末部は、鈍角に折曲げ外方折曲げ部にする。
【0020】この中央の左右側の除草タインの間隙を上
部と下部で狭く中間部で広くするのは、除草タイン群が
作物をまたいで除草する際、中央部の広い対向間隙が作
物を傷めないように通過可能にするためであり、本発明
における基本的な技術の一つである。けん引バー後端部
の除草タイン群は、けん引バー中間部の除草タイン群に
追随し、除草残しを無くするものである。
【0021】前述したけん引バーの中間部に設ける左右
の除草タイン群の後方に、前記けん引バーの後端部にタ
イン取付片を取付け、このタイン取付片に基端部を固定
し外方に湾曲させて端末部を内方折曲げ部にした左右側
の外方除草タインと中央除草タインおよび内方除草タイ
ンからなる除草タイン群を配設する。この除草タイン群
は、左右側の外方除草タインの端末部を左右側の中央除
草タイン端末部より高位置かつ後方位置にし、左右側の
内方除草タインの端末部を左右側の外方除草タインの端
末部より後高位置かつ後方位置にしたものである。そし
て、左右側の内方除草タインを上部と下部の間隙を狭く
し中間部の間隙を広くし、端末部を交差させるものであ
る。
【0022】すなわち、この除草タイン群も、左右側の
内方除草タインを左右側の中央除草タイン、左右側の外
方除草タインより長くしたものであり、既に説明したよ
うに、作物の株際まで除草をするとともに、株間除草を
できるようにしたものである。そして、左右側の内方除
草タインを上部と下部の間隙を狭くし中間部の間隙を広
くしたのは、中間部の広い間隙で除草の際に作物を傷め
ないようにするためである。
【0023】上述した除草タイン群を土壌の硬軟に応じ
適切な貫入深さにするために、前記けん引バーにおもり
を位置調節自在に取付ける。おもりは、重量の異なる適
当数のおもり片を用い、重量を調節できるようにする。
【0024】また、前述した除草タインを放射状に併設
した除草タイン群だけで畑作用除草器にする。この場合
は、丸棒を斜め下向きに挿通し位置調節自在に固定する
取付け具を横バーに取付け、この取付具に挿通した丸棒
の下端部にタイン取付片を固定する。そしてこのタイン
取付片に左右側の内方除草タインと複数の中間除草タイ
ンと外方除草タインの基端部を固定し、左右側の内方除
草タインの間隙を上部と下部で狭く中間部で広くし、左
右側の内方除草タインの外方に順次左右側の中間除草タ
インと外方除草タインを下方へ次第に拡開する間隙を介
し放射状に併設し、左右側の各除草タインの端末部を鈍
角に折曲げて外方折曲げ部にする。また、上述の除草タ
イン郡を、左右側の内方除草タインと外方除草タインで
同様に構成してもよい。
【0025】人力用の畑作用除草器にする場合は、木製
柄の前端部に除草タイン群を取付ける。この場合の除草
タイン群は、左右側の内方除草タインと中間除草タイン
と外方除草タインを下方に次第に間隙を拡開させて併設
し、各除草タインの端末部を鈍角折曲げの外方折曲げ部
にする。そして、作物を傷めないようにするために、左
右側の内方除草タインは上部と下部の間隙を狭くし中間
部の間隙を広くする。また、上記除草タイン群を、左右
側の内方除草タインと外方除草タインを下方に次第に間
隙を拡開させて併設し、各除草タインの端末部を鈍角折
曲げの内方折曲げ部にするとともに、左右側の内方除草
タインは上部と下部の間隙を狭くし中間部の間隙を広く
し、人力用の畑作用除草器にする。
【0026】
【実施例】実施例につき図面を参照して説明する。図
中、矢印Fは前進方向、左右および内外はF方向に見て
の表示である。
【0027】図1は第1実施例の右後方斜視図、図2は
同じく左側面図であり、トラクタ用のものである。1
は、前進方向Fに直交する公知のツール・バーであり、
図1、図2はその一部を示している。2は締金具であ
り、支杆支持体2aと当て板2bでツール・バー1を挟
み、上下端部をそれぞれ締付けねじ2cで結合するよう
になっている。支杆支持体2aの後部には垂直に角穴2
dが形成され、角穴2dに摺動自在に内嵌した支杆3
が、所望の位置に止めねじ3aで固定するようになって
いる(図6参照)。
【0028】支杆3は、一方の外側面の下半部に止めね
じ5、5でブラケット4が固定されている。6はおもり
片掛けで、使用しない後述のおもり片を保持しておくも
のであり、基部をブラケット4の後端面に固着し、後方
に突出されている。8はけん引バーであり、前端部を支
杆3とブラケット4の下端部の間に挿入し、横向きに連
通するボルト7で枢着され、前進方向Fに沿って後方へ
延設されている。9はおもりであり、けん引バー8に摺
動自在に取付けたおもり台10におもり片12を載置し
ている。11は、おもり台10に螺着された蝶ねじであ
り、けん引バー8におもり台10を固定している。けん
引バー8の右側に折曲げた部分があるが、これはツール
・バー1の構造上から折曲げたものであり、ツール・バ
ーの構造によっては、図3に示す直棒状のけん引バー8
Aでもよい。
【0029】13はコイルばねブラケットであり、図2
に示すように、ボルト14が挿通する小リング13aの
一端をコイルに巻くとともに、コイルの一端を長くして
先端をボルト14aが挿通する小リング13bになって
いる。15は二またブラケットで、等長な左右のプレー
トの一端を相互に接着して2等辺形にし、接着部の先端
にプレート15aを二またの2等分線上に突設してい
る。
【0030】けん引バー8の中間部にコイルばねブラケ
ット13を斜め下向きにボルト14で取付け、コイルば
ねブラケット13の後端部にプレート15aの前端部を
ボルト14aで固定し、二またブラケット15をけん引
バー8の中間部に両辺を左右に等しく突出させ、斜め下
向きに取付けている。二またブラケット15の左右両端
部に、タイン取付片25と26をけん引バー8の左右の
等位置にボルト27で取付けている。
【0031】16は除草タイン群であり、タイン取付片
25に固定した左側除草タイン群17と、タイン取付片
26に固定した右側除草タイン群18とで構成してい
る。左側除草タイン群17および右側除草タイン群18
は、それぞれタイン取付片25と26に基端部を取付
け、前進方向Fに対し斜め下向きに突設している。除草
タイン群16の各除草タインおよび以下に述べる除草タ
インは、すべて線径3mmのスプリングタインである。
【0032】左側除草タイン群17は、基端部をタイン
取付片25にそれぞれ固定した左側外方除草タイン19
と左側中央除草タイン20および左側内方除草タイン2
1で構成され、右側除草タイン群18は、基端部をタイ
ン取付片26にそれぞれ固定した右側外方除草タイン2
2と右側中央除草タイン23および右側内方除草タイン
24で構成されている。左右側の除草タイン群17と1
8は、タイン取付片25、26の前後方向中心線を前進
方向Fと平行にしたとき、けん引バー8に対し左右に対
称形になるものである。
【0033】左側外方除草タイン19は、全長約30c
mであり、外方に湾曲し端末部を平面視および側面視で
鈍角に折曲げて長さ約6cmの内方折曲げ部19aにな
っている。右側外方除草タイン22も全長約30cmで
あり、外方に湾曲し端末部を平面視および側面視で鈍角
に折曲げて長さ約6cmの内方折曲げ部22aにしてい
る。左側中央除草タイン20は、基端部から内方に折曲
げ、下方で左側内方除草タイン21の中間部と交差させ
て右内方に折曲げられ、端末部を内方折曲げ部20aに
するとともに、内方折曲げ部19aよりも約2cm低位
置になっている。左側内方除草タイン21は、基端部か
ら外方に緩く湾曲させ、端末部を長さが約11cmで内
方折曲げ部19aよりも約4cm上方位置になる内方折
曲げ部21aになっている。
【0034】右側中央除草タイン23は、基端部から内
方に折曲げ、下方で右側内方除草タイン24の中間部と
交差させて左内方に折曲げられ、端末部を内方折曲げ部
23aにするとともに、内方折曲げ部23aを内方折曲
げ部22aよりも約2cm低位置にしている。右側内方
除草タイン24は、基端部から外方に緩く湾曲させ、端
末部を長さ約11cmの内方折曲げ部24aにするとと
もに、内方折曲げ部24aを内方折曲げ部22aよりも
約4cm上方位置にしている。
【0035】タイン取付片25、26の前後方向中心線
を前進方向Fと平行にしたとき、左側内方除草タイン2
1端末部の内方折曲げ部21aと右側内方除草タイン2
4端末部の内方折曲げ部24aの端末部先端が交差する
ようになっている。そのとき、左右側の中央除草タイン
20、23の端末部の対向間隙が約4cm、左側内方除
草タイン21と左側内方除草タイン24の中間部の対向
間隙は約24cmである。この中間部の対向間隙約24
cmは、除草タイン群16が作物Pの条列を中央にして
除草する際に茎葉を損傷しない間隙である。
【0036】次に、28は除草タイン群であり、けん引
バー8の後端部に取付けたタイン取付片29に、複数の
除草タインの基端部を固定し下方に次第に間隙を拡開さ
せ、けん引バー8の後端部から斜め下向きに突設してい
る。タイン取付片29は、前端部のプレート30をコイ
ルばねブラケット13の小リング13bにボルト14a
を挿通しナットで固定されている。31は左側内方除草
タインであり、基端部をタイン取付片29中央部の左側
に固定し、端末部を長さ約4cmの外方折曲げ部31a
にし、中間部が外方に湾曲され全長約32cmである。
外方折曲げ部31aは、外方へ鈍角に折曲げるととも
に、斜め下向きに折曲げ、水平面に対しわずかに上向き
傾斜に形成している(図2参照)。
【0037】32、33は左側中間除草タイン、34は
左側外方除草タインであり、基端部を順次に左側内方除
草タイン31の左側にしてタイン取付片29に固定する
とともに、相互の間隙を下方へ次第に拡開させて併設し
ている。左側中間除草タイン32、33および左側外方
除草タイン34の端末部は、左側内方除草タイン31の
外方折曲げ部31aと並行に外方へ折曲げている。35
は右側内方除草タインであり、基端部をタイン取付片2
9の中央部より右方に固定し、端末部を長さ約4cmの
外方折曲げ部35aにし、中間部が外方に湾曲され全長
約32cmである。外方折曲げ部35aは、外方折曲げ
部31aと同様に外方へ鈍角に折曲げるとともに、斜め
下向きに折曲げられている。
【0038】36、37は右側中間除草タイン、38は
右側外方除草タインであり、基端部を順次に右側内方除
草タイン35の右側にしタイン取付片29に固定すると
ともに、相互の間隙を下方へ次第に拡開させて併設して
いる。右側中間除草タイン36、37および右側外方除
草タイン38の端末部は、右側内方除草タイン35の外
方折曲げ部35aと並行に外方へ折曲げ、各除草タイン
の先端を前進方向Fに対し緩い凹弧線上に位置させてい
る。左右側の外方除草タイン34と38との先端部間の
距離、つまり作用幅は約31cmである。
【0039】前述した左側内方除草タイン31と右側内
方除草タイン35は、中間部の対向間隙が約11cm、
上端部と下端部の対向間隙が約4cmである。この中間
部の対向間隙約11cmは、作物Pを中央にし左右側の
内方除草タイン31、35の先端部がが接地して前進し
除草する際、作物を傷めない間隙である。
【0040】次に、図4は第2実施例の左後方斜視図で
あり、けん引バー8の中間部に前述した除草タイン群1
6を取付け、けん引バー8の後端部に除草タイン群39
を斜め下向きに配設している。44はタイン取付片であ
り、前端部の中央部に突設したプレート44aをボルト
14aでコイルばねブラケット13の小リング13bに
取付けている。けん引バー8の後端部にコイルばねブラ
ケット13をボルト14で取付けている。タイン取付片
44には、それぞれ長さ約32cmの左側外方除草タイ
ン40と左側内方除草タイン41および右側外方除草タ
イン42と右側内方除草タイン43の基端部を固定して
いる。左側外方除草タイン40は、左側内方除草タイン
41の外方に下方へ次第に間隙を拡開させて併設し、右
側外方除草タイン42も同様に右側内方除草タイン43
の外方に併設している。
【0041】左側外方除草タイン40および右側外方除
草タイン42の先端部は、それぞれ鈍角に長さ約5cm
の内方折曲げ部40aおよび42aに折曲げている。左
右側の内方除草タイン41と43の端末部も、それぞれ
内方折曲げ部40aおよび42aと同様に折曲げてい
る。左右側の内方除草タイン41と43は中間部を外方
へ湾曲させ、両者の中間部の対向間隙を約11cmに
し、下端部先端の間隙を約4cmにしている。前記中間
部の対向間隙は、作物条列をまたいで除草する際、作物
の茎葉を傷めないための間隙である。
【0042】図5は第3実施例の平面図、図6は同じく
右側面図であり、けん引バー8の中間部に第1実施例で
説明した除草タイン群16を取付け、けん引バー8の後
端部に除草タイン群45を斜め下向きに取付けている。
除草タイン群45は、タイン取付片52の左側に外方か
ら内方へ順次に左側外方除草タイン46と左側中央除草
タイン47と左側内方除草タイン48の基端部を固定
し、前記タイン取付片52の右側に右側外方除草タイン
49と右側中央除草タイン50と右側内方除草タイン5
1の基端部を固定している。タイン取付片52の前端部
中央にプレート53を突設し、図6のように、プレート
53の前端部をボルト14aでコイルばねブラケット1
3の小リング13bに固定し、コイルばねブラケット1
3をけん引バー8の後端部にボルト14で取付けてい
る。
【0043】また、左側中央除草タイン47は、全長約
24cmであり、緩く外方へ湾曲し、タイン取付片52
から下方へ急角度に折曲げ、下端部を左側外方除草タイ
ン46の下端よりも前方位置にし、端末部を平面視およ
び側面視で鈍角に長さ約3cmの内方折曲げ部47aに
なっている。右側中央除草タイン50も基端部をタイン
取付片52に取付け、けん引バー8に対し左側中央除草
タイン47と左右対称に緩く外方に湾曲させ、端末部を
内方折曲げ部50aにし、全長約24cmである。前記
の内方折曲げ部47aと50aの折曲げ点の間隙が約1
4cmであり、先端の間隙が約10cmである。
【0044】左右側の外方除草タイン46と49は、直
線距離の全長が約27cmであり、端末部が長さ約7c
mの内方折曲げ部46aと49aに折曲げられ、前記折
曲げ点間の距離が約26cm、先端の間隙が約19cm
である。左右側の内方除草タイン48および51は、直
線距離の全長が約33cmであり、中間部を外方へ湾曲
させ、両者をけん引バー8に対し左右対称に形成してい
る。また、作物の条列をまたいで除草する際、作物の茎
葉を損傷しないようにするため、中間部の対向間隙を約
16cmにしている。また、左右側の内方除草タイン4
8および51は、端末部をそれぞれ長さ約12cmの内
方折曲げ部48aおよび51aにし、端末部をわずかに
交差させている。
【0045】なお、内方折曲げ部46aおよび48a
を、内方折曲げ部47aに対しそれぞれ約2cmおよび
約4.5cm高い位置にし、同じく内方折曲げ部49a
および51aも、内方折曲げ部50aに対しそれぞれ約
2cmおよび約4.5cm高い位置にしている。図示を
省略したが、内方折曲げ部46a、47a、48aおよ
び49a、50a、51aを同じ高さにしてもよい。ま
た、左右側の外方除草タイン46および49は、作業時
に除草タイン群45を安定させるため、左右外方にそれ
ぞれ張り出している。
【0046】図7は、けん引バー8の前端部を支杆3と
ブラケット4の間に取り付ける構成の分解斜視図であ
る。図7において、ブラケット4は上半部にボルト穴4
a、4aを設け、支杆3の下半部には前記のボルト穴4
a、4aを挿通するボルト5、5を螺着する位置にねじ
穴3b、3bを設けている。5a、5aはばね座金であ
る。6aはベータピンであり、おもり片掛け6の先端に
抜き差し自在に設け、後述のおもり片の穴におもり片掛
け6を挿通したとき、おもり片を抜け止めするものであ
る。8aはけん引バー8の前端部を横向きに貫通し固着
されたボスであり、中心部にボルト7を挿通する穴が設
けられている。54はプラスチック座金である。
【0047】けん引バー8の前端部は、ボルト7を右方
から順次にブラケット4下端部のボルト穴4b、プラス
チック座金54、ボス8a、プラスチック座金54、支
杆3下端部のボルト穴4b、ばね座金7bを連通し、ナ
ット7aを緊締して支杆3とブラケット4の下端部の間
に枢着されている。このとき、ボス8aの両端面は、減
摩作用があるプラスチック座金54を介し支杆3とブラ
ケット4の内側面に密接し、ボルト7を中心軸にけん引
バー8の後部がスムースに上下動するようになってい
る。また、けん引バー8は、ツール・バー1が上昇した
とき、前端部上面がブラケット4の前方下面に当接し、
適当な位置で下動が停止するようになっている。
【0048】図8は、けん引バー8に除草タイン群16
および除草タイン群28を取付ける別な手段を示した分
解斜視図である。即ち、図1の二またブラケット15の
代りに、へ字状の縦プレート56の後端部に直交に横プ
レート57を左右に等しく突出させ固着したものであ
る。縦プレート56の前端部には適当間隔にボルト5
8、58を挿通するボルト穴59を設け、けん引バー8
の中間部にはボルト58、58が挿通する円弧穴55と
ボルト穴59を設けている。
【0049】縦プレート56は、ボルト58、58でけ
ん引バー8の円弧穴55、ボルト穴59を介してけん引
バー8に取付け、ボルト58にナット60を螺着して固
定されるようになっている。横プレート57の両端部に
それぞれタイン取付片25と26をボルト27で取付け
てナットで固定し、図1と同様に除草タイン群16をけ
ん引バー8の中間部に装着する。除草タイン群16の斜
め下向き傾斜は、円弧穴55によって縦プレート56の
斜め下向き傾斜を変えて調節するものである。
【0050】また、プレート61にはボルト58、58
を挿通するボルト穴59、59を設けている。けん引バ
ー8の後端部にはボルト58、58を挿通する円弧穴5
5とボルト穴59を設け、前端をプレート61の後端に
固着したタイン取付片29をけん引バー8の後端部に斜
め下向きに取付けるようになっている。タイン取付片2
9は、既に図1で説明したものである。
【0051】図9は、タイン取付片25の一部を破断し
た斜視図であり、タイン取付片25は、左側外方除草タ
イン19、左側中央除草タイン20、左側内方除草タイ
ン21を上下に挟む三角形の鋼板の両側面を溶着し、前
記の各除草タイン19、20および21を押圧締付け部
25cで締付け固定している。また、前記各タイン1
9、20、21の頭部を折曲げ部19bにし、各タイン
が捻回しないようにしている。25aは前記三角形鋼板
の縦方向2等分線に沿って前端部に突設したプレートで
あり、中間部にボルト27が挿通するボルト穴25bを
設けている。タイン取付片26もタイン取付片25と同
じ構成である。前述したタイン取付片29、44および
52も、同様な工作方法で除草タインを固定している。
【0052】図10は、おもり9の分解斜視図である。
おもり台10は、鋼板をけん引バー8に摺動自在に外嵌
する断面逆U形に折曲げ、一方の折曲げ片を外方へ水平
に折曲げ、おもり片12を載置するようになっている。
おもり片12は、長方形綱板の重量110gのおもり片
12a、12a、重量170gのおもり片12bと重量
300gのおもり片12c、12cの計5個、合計重量
が990gである。おもり台10と蝶ねじ11、11と
の重量が460gであり、おもり9の全体重量は1.4
5kgである。
【0053】おもり台10の水平折曲げ部には、適当間
隔におもり片取付棒10a、10aを立設し、おもり片
12a、12b、12cにはおもり片取付棒10a、1
0aを挿通する穴10b、10bを設けている。おもり
片取付棒10a、10aを穴10bに挿通し、おもり片
12a等をおもり台10に取付け、おもり片取付棒10
a、10aの上端部にベータピン11bを差し込み、お
もり片12a等を抜け止めするようになっている。
【0054】おもり台10の一方の外側面には、ねじ穴
11a、11aを設けて蝶ねじ11、11を螺着し、お
もり台10をけん引バー8に固定するようになってい
る。また、使用しないおもり片は、図7で説明したおも
り片掛け6をおもり片の穴10bに挿通し、ベータピン
6aで抜け止めしておく。作業時には、前述した各除草
タインが適切な貫入深になるように、おもり片12の個
数およびおもり台10のけん引バー8への取付位置を調
節する。おもり片12a、12b、12c等は、上記重
量以外の適当な重量のものにしてもよい。
【0055】次に、図11は第2実施例をトラクタの後
部に装着した一例の概略平面図、図12は図11の概略
左側面図である。図11、図12において、ツール・バ
ー1は、トラクタTの後部の油圧3点リンク装置67に
取付けられ、両側にトラクタの両後輪に追随する定規輪
65を装着している。66は、定規輪55を下端部に軸
支する定規輪シャンクである。64は中耕爪であり、ツ
ール・バー1に取付けた締金具62に保持したコイルス
プリングシャンク63の下端部に取付けられている。
【0056】けん引バー8は、前端部がツール・バー1
に取付けた締金具2に高低を調節して固定された支杆3
の下端部に枢着され、適当位置におもり9が固定されて
いる。既に説明したように、けん引バー8の中間部およ
び後端部に、それぞれ除草タイン群16および除草タイ
ン群39を、作物条列をまたいで前進できるように配設
している。
【0057】図13は、後述する第4実施例の除草タイ
ン群28A4個を作物条列に合わせトラクタTの後部に
装着した概略の後方斜視図である。すなわち、トラクタ
の油圧3点リンク装置67に結合したツール・バー1A
にアーム68の前端を取付け、アーム68の後端に縦板
ブラケット69の上端部を結合し、縦板ブラケット69
の下端部に水平に固定した中間横桁70に連結縦板71
を介し横バー72を取付けている。73は、同様にして
ツール・バー1Aの中央部後方に取付けられた横バーで
ある。横バー72に取付具78を取付け、第1実施例で
説明した除草タイン群28と同様に構成した第4実施例
の除草タイン群28Aを取付具78に取付けている。横
バー73には取付具74を取付け、取付具74に取付け
たコイルスプリングシャンク75の下端部に中耕爪76
を取付けている。横バー72にも同様にして中耕爪76
を配設している。77は、ツール・バー1Aの両側に取
付けた定規輪である。
【0058】図14は、第4実施例の後方斜視図であ
る。同図において、取付具78は丸棒79を斜め下向き
に挿通し止めねじ80で固定するものであり、横バー7
2の後面にボルト止めされている。丸棒79の下端部に
は、タイン取付片29の前端部を固着し、除草タイン群
28Aを取付けている。図15は、第5実施例の後方斜
視図である。すなわち、第2実施例で説明した除草タイ
ン群39と同様に構成した除草タイン群39Aを、丸棒
79の下端部にタイン取付片44を固着し、横バー72
に取付けている。図15中、78は取付具、80は止め
ねじである。
【0059】図16は、第6実施例の前方斜視図であ
り、人力用として除草タイン群81を木製柄94に取付
けたものである。除草タイン群81は、前述した第1実
施例の除草タイン群28を若干小型化している。図中、
82は左側内方除草タインであり、端末部を鈍角に長さ
約3cmの外方折曲げ部82aにしている。83、84
は左側中間除草タイン、85は左側外方除草タインであ
り、左側内方除草タイン82の左外方に下方へ次第に間
隙を拡開させて併設している。左側中間除草タイン8
3、84および左側外方除草タイン85は端末部を外方
折曲げ部82aと並行に折曲げている。86は右側内方
除草タインであり、端末部が鈍角に長さ約3cmの外方
折曲げ部86aになっている。87、88は右側中間除
草タイン、89は右側外方除草タインであり、左側内方
除草タイン82、左側中間除草タイン83、84および
左側外方除草タイン85と同様に、右側内方除草タイン
86の右外方に併設している。
【0060】上述の各除草タインは外方に湾曲させて基
端部をタイン取付片90に固定し、左側内方除草タイン
82と右側内方除草タイン86との中間部間隙を約10
cmにし、作物の茎葉が通過する際にこれを傷めないよ
うにしている。外方折曲げ部82aと86aの折曲げ開
始点間の間隙を約4cmにし、左側外方除草タイン85
と右側外方除草タイン89の端末部間の距離つまり作業
幅を約28cmにしている。91は平鋼シャンクであ
り、一端が取付片90の前端に固着され、他端が柄先端
パイプ92に挿入され、取付ねじ93で固定されてい
る。柄先端パイプ92は、木製柄94の端末部に密接に
外嵌し固定されている。
【0061】図17は、第7実施例の前方斜視図であ
り、人力用として除草タイン群95を木製柄104の前
端部に取付けたものである。除草タイン群95は、図4
に示した第2実施例の除草タイン群39を若干小型化し
ている。96は左側内方除草タイン、98は右側内方除
草タインであり、端末部が鈍角に折曲げられ長さ約3c
mの内方折曲げ部96aと98aになっている。97は
左側外方除草タイン、端末部を内方折曲げ部96aと同
様に折曲げている。99は右側外方除草タインであり、
端末部を内方折曲げ部98aと同様に折曲げている。こ
れらの各タインは、基端部がタイン取付片100に固定
され、タイン取付片100の前端部に一端を固着した平
鋼シャンク101の他端部を、柄先端パイプ102の前
端部に挿入し、取付ねじ103で固定している。104
は木製柄であり、前端部に柄先端パイプ102が密接に
外嵌されている。
【0062】除草タイン群95の各タインは外方に湾曲
し、左側内方除草タイン96と右側内方除草タイン98
の中間部の対向間隙を約10cmにし、除草作業時に茎
葉が損傷を受けないで通過できるようにしている。内方
折曲げ部96aと98aの先端間の間隙が4.5cm、
左右側の外方除草タイン97と99の端末部間の距離つ
まり作業幅は約22cmである。
【0063】図18は図16の要部を分解した斜視図で
ある。木製柄94は前端部が柄先端パイプ92の中間部
まで密接に内嵌し、止めねじ108で抜け止めされてい
る。柄先端パイプ92の前端部に設けられた穴107
は、取付ねじ93を挿入する穴である。タイン取付片9
0の前端部に突接した平鋼シヤンク91の幅を柄先端パ
イプ92に挿入可能にし、中間部にねじ穴105を設け
ている。
【0064】平鋼シャンク91を柄先端パイプ92に挿
入し、取付ねじ93にばね座金106を外嵌して穴10
7に挿入し、ねじ穴105に螺着して締めつけると、平
鋼シャンク91の両側面が柄先端パイプ92の内面に当
接し、平鋼シャンク91が柄先端パイプ92に固定され
る。取付ねじ93をねじ穴105からねじ上げて、柄先
端パイプ92から取り外すと、平鋼シャンク91を木製
柄94から取り外すことができる。図17における除草
タイン群95を木製柄104の前端部に取付ける構成
も、図18と同様である。
【0065】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0066】第1実施例ないし第3実施例のものは、け
ん引バーの中間部に斜め下向きに配設する除草タイン群
と、けん引バーの後端部に取付ける除草タイン群とを設
けている。したがって、前方の除草タイン群で除草され
なかったものを後方の除草タイン群が除草するので、除
草残しが無い畑作用除草器を得ることができる。また、
左右側の内方除草タインを中間部の対向間隙を広くし、
端末部の内方折曲げ部先端を交差させたことによって、
作物が中間部の広い対向間隙を通過するので、損傷を受
けないものにすることができるとともに、端末部先端が
作物の株際まで入り込んで除草することができる。ま
た、除草タインの先端交差部が株元に接触すると、自動
的に開いて作物を傷めることがなく、株元を通過すれば
弾力で交差状態に復帰し、株間を除草することができ
る。
【0067】けん引バーの後端部に取付ける除草タイン
群は、中央部の左右側の内方除草タインを上部と下部の
間隙を狭く中間部の間隙を広くしたので、作物をまたい
で除草する際に、中間部の広い間隙が作物の茎葉を通過
させるので、作物を傷めることなく除草することができ
る。そして、左右側の内方除草タインのそれぞれ外方
に、中間除草タインと外方除草タインを下方に次第に拡
開する間隙を介し放射状に併設し、各除草タインの先端
部を外方折曲げ部にしたので、一種のくま手としての働
きがあり、除草とともに地表を攪拌し空気の流通を良く
し作物の成長に良い効果を与えることがきる。
【0068】けん引バーの中間部に斜め下向きに取付け
る左右側の除草タイン群を、左右側の外方除草タインと
中央除草タインおよび内方除草タインで構成し、左右側
の外方除草タイン端末部を左右側の中央除草タイン端末
部より高位置かつ後方位置にし、左右側の内方除草タイ
ンの端末部を左右側の外方除草タイン端末部より高位置
かつ後方位置にしたので、作物に接近する左右側の内方
除草タインが最も長くなるので弾力が弱くなる。したが
って、左右側の内方除草タインを作物に触れてもほとん
どこれを損傷することが無いものにすることができる。
【0069】そして、左右側の外方除草タインは左右側
の内方除草タインより短くなり、左右側の内方除草タイ
ンより強い弾力になる。したがって、左右側の外方除草
タインは左右側の内方除草タインより貫入深が大きくな
り、両側の外方に位置することと相まって、除草タイン
群の左右横揺れを防ぎ安定的な除草作業を可能にする。
第1実施例ないし第3実施例においては、けん引バーに
位置調節自在におもりを取付けているので、圃場の土壌
の硬軟に応じておもりの取付位置を調節し、除草タイン
群の貫入深さを適切にすることができる。
【0070】図14の第4実施例のものは、横バーに固
定する取付具に斜め下向きに挿通し位置調節自在に固定
する丸棒の下端部に、左右側の内方除草タインと複数の
中間除草タインと外方除草タインの基端部を固定し、左
右側の内方除草タインの間隙を上部と下部で狭く中間部
で広くし、左右側の各除草タインの端末部を鈍角に折曲
げて外方折曲げ部になっている。したがって、丸棒の位
置を調節して除草タインに適切な貫入深を与えることが
できる。また、作物をまたいで除草する際に、左右側の
内方除草タインの広い中間部の間隙によつて、作物を傷
めることなく除草すことができる。また、各除草タイン
は端末部を外方折曲げ部にしたので、除草幅を広くする
ことができる。
【0071】図15の第5実施例のものは、横バーに固
定する取付具に斜め下向きに挿通し位置調節自在に固定
する丸棒の下端部に、左右側の内方除草タインの間隙を
上部と下部で狭く中間部で広くし、各除草タインの端末
部を鈍角に折曲げて内方折曲げ部にしたものである。し
たがって、このものは左右に2本ずつの除草タインを併
設するものなので、畑作除草器をきわめて簡単な構成に
することができ、左右側の内方除草タインの対向間隙を
中間部で広くしたので、作物を傷めることなく除草する
ことができる。
【0072】第6実施例は、木製柄の前端部に着脱自在
に取付けた除草タイン群を、左右側の内方除草タインの
間隙を上部と下部で狭く中間部で広くし、左右側の内方
除草タインのそれぞれ外方に左右側の中間除草タインと
外方除草タインを下方へ次第に拡開する間隙を介し併設
し、各除草タインの端末部を鈍角に折曲げて外方折曲げ
部にしたので、木製柄を持って除草する際に、左右側の
内方除草タインの広い中間部の対向間隙によつて、作物
を傷めないものにすることができる。
【0073】第7実施例のものは、木製柄の前端部に着
脱自在に取付ける除草タイン群を、左右側の内方除草タ
インと外方除草タインを下方へ次第に拡開する間隙を介
し併設するとともに、左右側の内方除草タインの間隙を
上部と下部で狭く中間部で広くしたので、第6実施例と
同じく除草の際に、作物を傷めないものにすることがで
きる。また、除草タインが左右側に2本ずつなので、き
わめて構成を簡単化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の右後方斜視図である。
【図2】同じく左側面図である。
【図3】同じく一部品が異る左側方斜視図である。
【図4】第2実施例の左後方斜視図である。
【図5】第3実施例の平面図である。
【図6】図5の右側面図である。
【図7】図1の一部を分解した斜視図である。
【図8】図1、図4中の一部品の別例を示す分解斜視図
である。
【図9】図1中の部品の一部を破断した斜視図でる。
【図10】図1中の一部分の分解斜視図である。
【図11】トラクタの後部に第2実施例を装着した概略
平面図である。
【図12】図11の概略左側面図である。
【図13】トラクタの後部に第4実施例を装着した概略
背面図である。
【図14】第4実施例の後方斜視図である。
【図15】第5実施例の後方斜視図である。
【図16】第6実施例の前方斜視図である。
【図17】第7実施例の前方斜視図である。
【図18】図16の要部分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ツール・バー 2 締金具 3 支杆 8 けん引バー 9 おもり 15 二またブラケット 16 除草タイン群 17 左側除草タイン群 18 右側除草タイン群 19 左側外方除草タイン 19a、20a、21a、22a、23a、24a
内方折曲げ部 20 左側中央除草タイン 21 左側内方除草タイン 22 右側外方除草タイン 23 右側中央除草タイン 24 右側内方除草タイン 25、26、29、44、52、90、100 タイン
取付片 28 除草タイン群 28A、39A 除草タイン郡 31 左側内方除草タイン 31a、35a、82a、86a 外方折曲げ部 32、33、83、84 左側中間除草タイン 34 左側外方除草タイン 35 右側内方除草タイン 36、37、87、88 右側中間除草タイン 38 右側外方除草タイン 39 除草タイン群 40 左側外方除草タイン 40a、42a、48a、49a、50a、51a 内
方折曲げ部 41 左側内方除草タイン 42 右側外方除草タイン 43 右側内方除草タイン 45 除草タイン群 46 左側外方除草タイン 46a、47a 内方折曲げ部 47 左側中央除草タイン 48 左側内方除草タイン 49 右側外方除草タイン 50 右側中央除草タイン 51 右側内方除草タイン 81 除草タイン群 82 左側内方除草タイン 83 左側中間除草タイン 84 左側中間除草タイン 85 左側外方除草タイン 86 右側内方除草タイン 87 右側中間除草タイン 88 右側中間除草タイン 89 右側外方除草タイン 94、104 木製柄 95 除草タイン群 96 左側内方除草タイン 96a、98a 内方折曲げ部 97 左側外方除草タイン 98 右側内方除草タイン 99 右側外方除草タイン 100 タイン取付片 102 柄先端パイプ P 作物

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】位置調節自在に取付けるおもりを備えたけ
    ん引バーと、このけん引バーの中間部の左右側等位置に
    設けるタイン取付片に基端部を取付け、中間部を外方に
    湾曲させ端末部を内方折曲げ部にした左右側の除草タイ
    ン群を、前記けん引バーに斜め下向きに取付けるととも
    に、両者の内側の除草タインの端末部の先端を交差させ
    た除草タイン群と、基端部をタイン取付片に固定し外方
    に湾曲させ端末部を外方折曲げ部にした複数の除草タイ
    ンを、中央部左右の除草タインの間隙を上部と下部で狭
    く中間部で広くし、この中央部の除草タインの左右外方
    にそれぞれ下方に次第に拡開する間隙を介し除草タイン
    を放射状に併設し、前記けん引バーの後端部に斜め下向
    きに突設する除草タイン群とから成る畑作用除草器。
  2. 【請求項2】前記けん引バーの中間部に設ける左右側の
    除草タイン群を、左右側のタイン取付片に基端部を固定
    する左右側の外方除草タインと中央除草タインおよび内
    方除草タインで構成し、左右側の外方除草タイン端末部
    を左右側の中央除草タイン端末部より高位置かつ後方位
    置にし、左右側の内方除草タインの端末部を左右側の外
    方除草タイン端末部より高位置かつ後方位置にした請求
    項1記載の畑作用除草器。
  3. 【請求項3】前記けん引バーの後端部に斜め下向きに突
    設する除草タイン群を、タイン取付片に基端部を固定す
    る左右側の内方除草タインと複数の中間除草タインと外
    方除草タインで構成するとともに、左右側の内方除草タ
    インの間隙を上部と下部で狭く中間部で広くし、左右側
    の内方除草タインの外方に左右側の中間除草タインと外
    方除草タインを下方へ次第に拡開する間隙を介し放射状
    に併設した請求項1記載の畑作用除草器。
  4. 【請求項4】前記けん引バーの後端部に斜め下向きに突
    設する除草タイン群を、基端部をタイン取付片に固定す
    る左右側の内方除草タインと外方除草タインから成り、
    左右側の内方除草タインの間隙を上部と下部で狭く中間
    部で広くし、各除草タインの端末部を鈍角に折曲げ内方
    折曲げ部にした請求項1記載の畑作用除草器。
  5. 【請求項5】位置調節自在に取付けるおもりを備えたけ
    ん引バーと、このけん引バーの中間部の左右側等位置に
    設けるタイン取付片に基端部を固定し、外方に湾曲させ
    端末部を内方折曲げ部にした左右側の除草タイン群を、
    前記けん引バーに斜め下向きに取付け、両者の内側の除
    草タインの端末部先端を交差させた除草タイン群と、前
    記けん引バーの後端部に取付けるタイン取付片に基端部
    を固定し、外方に湾曲させて端末部を内方折曲げ部にし
    た左右側の外方除草タインと中央除草タインおよび内方
    除草タインからなる除草タイン群とから成り、左右側の
    内方除草タインの中間部の間隙を広くし端末部先端を交
    差させ、左右側の外方除草タインの端末部を左右側の中
    央除草タイン端末部より後方位置にし、左右側の内方除
    草タインの端末部を左右側の外方除草タインの端末部よ
    り後方位置にした畑作用除草器。
  6. 【請求項6】丸棒を斜め下向きに挿通し位置調節自在に
    固定する取付具を横バーに設け、前記取付け具に挿通す
    る丸棒の下端部に固定したタイン取付片に、左右側の内
    方除草タインと複数の中間除草タインと外方除草タイン
    の基端部を固定し、左右側の内方除草タインの間隙を上
    部と下部で狭く中間部で広くし、左右側の内方除草タイ
    ンの順次外方に左右側の中間除草タインと外方除草タイ
    ンを下方へ次第に拡開する間隙を介し放射状に併設し、
    左右側の各除草タインの端末部を鈍角に折曲げて外方折
    曲げ部にした除草タイン群から成る畑作用除草器。
  7. 【請求項7】前記除草タインを放射状に併設する除草タ
    イン群を、左右側の内方除草タインの間隙を上部と下部
    で狭く中間部で広くし、左右側の内方除草タインの外方
    に左右側の外方除草タインを下方へ次第に拡開する間隙
    を介し放射状に併設し、左右側の内方除草タインおよび
    外方除草タインの端末部を鈍角に折曲げて内方折曲げ部
    にした請求項6記載の畑作用除草器。
  8. 【請求項8】木製柄の前端部に着脱自在に取付ける平鋼
    シャンクの前端にタイン取付片を固着し、このタイン取
    付片に左右側の内方除草タインと複数の中間除草タイン
    と外方除草タインの基端部を固着するとともに、左右側
    の内方除草タインの間隙を上部と下部で狭く中間部で広
    くし、左右側の内方除草タインのそれぞれ外方に順次左
    右側の中間除草タインおよび外方除草タインを下方へ次
    第に拡開する間隙を介し併設し、各除草タインの端末部
    を鈍角に折曲げて外方折曲げ部にした除草タイン群を備
    えた畑作用除草器。
  9. 【請求項9】前記木製柄前端部のタイン取付片に基端部
    を固着する除草タイン群を、左右側の内方除草タインと
    外方除草タインを下方へ次第に拡開する間隙を介し併設
    するとともに、左右側の内方除草タインの間隙を上部と
    下部で狭く中間部で広くし、左右側の各除草タインの端
    末部を鈍角に折曲げて内方折曲げ部にした請求項8記載
    の畑作用除草器。
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