JP3280410B2 - 三成分系アミノアミドアクリレート樹脂組成物 - Google Patents

三成分系アミノアミドアクリレート樹脂組成物

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JP3280410B2
JP3280410B2 JP06005292A JP6005292A JP3280410B2 JP 3280410 B2 JP3280410 B2 JP 3280410B2 JP 06005292 A JP06005292 A JP 06005292A JP 6005292 A JP6005292 A JP 6005292A JP 3280410 B2 JP3280410 B2 JP 3280410B2
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    • C08G69/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain of the macromolecule
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G69/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain of the macromolecule
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    • C08G69/26Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids derived from polyamines and polycarboxylic acids
    • C08G69/34Polyamides derived from amino-carboxylic acids or from polyamines and polycarboxylic acids derived from polyamines and polycarboxylic acids using polymerised unsaturated fatty acids

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明はホットメルト接着剤として有用
な新規なポリアミドポリアクリレート組成物に関する。
殊に本発明は、硬化可能な熱可塑性樹脂を作るポリアク
リレートとの混合及び反応を改良するためのポリアミド
の粘度を減少させるのに役立つ反応性希釈剤を包含する
アミノアミド重合体組成物に関する。
【0002】
【関連技術の説明】ポリアミドは熱可塑性重合体のよく
知られた部類のものである。大抵のポリアミドは熱硬化
重合体に硬化させることはできない。ある種のアミノア
ミド重合体は有用なホットメルト接着剤であるが、もし
それらが非架橋化熱可塑性樹脂の態様で使用されるなら
ば、それらはコールドフロー、再溶融、溶剤からの攻撃
及び他の態様の品質低下を受け易い。アミノアミドを架
橋することは知られている、事実それら自身、エポキシ
樹脂に対する架橋剤としてしばしば使われている。しか
しこのような架橋は一般に「二回包装」方式を必要と
し、その一つの包装はアミノアミド樹脂であり、他の包
装は共反応性樹脂の典型的にはエポキシ樹脂である。こ
のような「二回包装」方式は商業的に用いられるが、使
用時に計量及び混合の二つの容器を必要とし、混合後の
作業時間に制限があるという欠点があり、そしてこれら
は、良好な未硬化樹脂強度を与えるためには部分的硬化
を達成する実質的な時間及び/又は加熱を通常必要とす
る。完全硬化のために更にまた時間及び/又は加熱を必
要とすることもある。
【0003】改良された特性を得るために、ポリアミド
にアクリレート重合体をブレンドすることは知られてお
り、例えばホットメルト接着剤用途に対しては米国特許
第4,132,690号(E. Ernstmann et al.)、第4,
374,231号(Doucet)に報ぜられ;成型樹脂用途
に対しては米国特許第4,247,665号(Danielset
al.)に;感圧接着用途に対しては米国特許第4,69
6,965号(Rasmussen)に公表されている。しかしな
がらこれらの開示されたアクリレート重合体は既に重合
されたものであって、遊離のアクリレート基をもってい
ない。
【0004】ところで、このようなブレンドは大抵の場
合、共有結合によって化学的に架橋されておらず、それ
らを熱硬化させるように(不溶融化)、後硬化させるこ
とはできない。接着剤用途に適当なグラフト及び共重合
体は米国特許第4,247,665号(Daniels et al.)
及び第4,378,448号(Part et al.)に公表され
ているが、これらはグラフト化及び共重合に使い切った
アクリレート基を有していて、連鎖を架橋するのに役立
つような遊離のアクリレート基は存在しなかった。
【0005】硬化可能な接着剤もまた米国特許第4,1
53,776号及び第4,430,479号(Merton et a
l.)記載のように硬化剤としてアクリレート基を用いて
作られたが、これらはアミノアミドを利用しなかった。
【0006】米国特許第4,329,419号(Goff et
al.)には、光重合性の基を含有するポリアミドエステ
ルの放射線重合可能な組成物及びこの樹脂用の溶媒が開
示されている。放射線感受性のある重合可能な多官能性
アクリレート化合物及び芳香族ビイミダゾール光重合開
始剤の使用について改良が行われた。この発明は連鎖の
中程に重合可能な基を高い水準で有している芳香族ポリ
アミドに限定されそして溶媒を必要としている。この技
術はホットメルト系統ではないから、溶媒放出問題によ
って制限を受ける。加えて芳香族含量が高いので硬直な
生成物が得られる。
【0007】米国特許第3,127,365号(Floyd)
には、余剰のポリアミンが重合脂肪酸と反応して未反応
アミノ基を有するポリアミドを形成している、アミノポ
リアミド樹脂が開示されている。このアミノポリアミド
は今度はアクリルモノマーとの反応によって改質され
る。この発明はアクリレートと高アミン価のポリアミド
とを混合すると、硬化反応が起こるので、二成分系であ
る。その上、高度に架橋した生成物がポリアミドの高ア
ミン価によって形成される。
【0008】米国特許第4,975,498号(Frihar
t)には、改質されたポリアミドが未反応アクリレート
基を含有するように、非常に多数のアクリレートエステ
ル基を有する充分なポリオールエステルとアミノアミド
熱可塑性重合体とのミハエル付加生成物から成る、アク
リレートで改質されたアミノアミド樹脂が開示されてい
る。この熱可塑性樹脂は熱的に活性化する触媒を含有
し、加熱により硬化を起こす。
【0009】米国特許第4,987,160号(Frihar
t)には、改質されたポリアミドが未反応アクリレート
基を含有するように、非常に多数のアクリレートエステ
ル基を有する充分なポリオールエステルとアミノアミド
熱可塑性重合体とのミハエル付加生成物から成る、アク
リレートで改質されたアミノアミド樹脂が開示されてい
る。この熱可塑性樹脂は、もし光重合開始触媒が添加さ
れると電子線ビームまたは紫外線のような放射線によっ
て硬化することができる。
【0010】
【発明の摘要】本発明は、ポリオールポリアクリレート
成分との混合を改良するためにポリアミドの粘度を低減
させるのに役立つ、ポリアミドへの反応性希釈剤の添加
を規定する。この結果はずっと低い粘度のアクリレート
で改質されたポリアミドが得られ、従ってホットメルト
接着剤として比較的大きい利用がある。しかしながら、
この製品の究極的な強度は、非反応性希釈剤又は比較的
低い重合度のポリアミドがポリアミドの粘度を低減させ
るために使われるときに、一般に観測される特性の劣化
とは対照的に相違して、維持されるか又は改良される。
【0011】本発明は、熱可塑性ポリアミドとアミン含
有反応性希釈剤と複数のアクリレートエステル基を有す
るポリオールエステルとのミハエル付加生成物から成
る、アクリレートで改質されたポリアミド樹脂であっ
て、熱可塑性ポリアミド及びアミン含有反応性希釈剤の
初期アミノ基に対する、ポリオールエステルの初期アク
リレート基のモル比が約0.5から約8.0まであり、そ
してまたアクリレートで改質されたポリアミド樹脂が約
1〜約25重量%の反応性希釈剤のポリアミドを含有す
る。この希釈剤は10個ないし44個の炭素原子を含む
一種又はそれ以上のモノ−及びジ−置換アミン及び/又
はジアミンから成る。
【0012】〔発明の詳細な説明〕 本発明の組成物は最も広義には、いかなる熱可塑性ポリ
アミド及びアクリレート基をまたいで付加し得る基を有
する反応性希釈剤重合体を用いて作ることができる。本
発明組成物の好ましい群において、熱可塑性ポリアミド
は、アミン価+酸価が約1より大きくて約50より小さ
くなければならず、また酸基に対して過剰のアミン基を
持たなくてはならない。さらに好ましくは熱可塑性ポリ
アミドは、アミン価+酸価が約2より大きくて約30よ
り小さい、最も好ましくは約20より小さくなければな
らない(アミン官能性は、慣例により、試料1g当りの
当量KOHのmg数で表される)。好ましくは熱可塑性
ポリアミドのアミン基の数は酸基およびアミン基の全数
の51〜99%でなくてはならない。官能性が非常に低
いと、それらの基は余りにも分散しすぎるので充分な硬
化が得られない。官能性が比較的高いと、早すぎるゲル
化または少なくとも過剰粘度の危険がある。さらに、当
技術の習熟者によって普通に知られているように、比較
的良好な初期接着強度の品質又は未硬物の強度を得るた
めには、ポリアミドはその軟化点が50℃以上、好まし
くは約75℃から200℃の間にあらねばならない。
【0013】本発明内の組成物のこの好ましい群におい
ては、熱可塑性ポリアミドは重合した脂肪酸、線状ジカ
ルボン酸と線状、分枝又は環状ポリアミンから作られ
る。線状モノカルボン酸は分子量を調節するためにアミ
ンと酸の比率の変化に応じて添加してもよい。
【0014】本発明のポリアミド組成物は、重合した不
飽和脂肪酸又はアクリル酸と不飽和脂肪酸との反応生成
物の30ないし100当量パーセントを用いて作ること
ができる(すなわち、重合前に混合物中に存在する全酸
基の30ないし100%はダイマー成分から誘導され
る)。好ましくはポリアミド組成物は脂肪酸の50ない
し90当量パーセントを用いて作られる。最も好ましい
のは、65重量パーセントより大きい二量体の脂肪酸を
含有する重合不飽和脂肪酸である。殊に適する材料はダ
イマー酸として市場に知られているものである。一般に
非線状ジカルボン酸、特に21個ないし44個の炭素原
子を有する非線状ジカルボン酸が適する。
【0015】用語の「ダイマー酸」は不飽和トール油脂
肪酸の付加重合によって代表的に作られる重合体質又は
オリゴマー性脂肪酸を指す。これらの重合体質の脂肪酸
は典型的な組成として0〜10%のC18 モノ塩基性
酸、60〜95%のC36 二塩基性酸、及び1〜35%
のC54 三塩基性及びより重合度の高い酸を有する。モ
ノマー、ダイマー及びより高次の重合体の、未分画「ダ
イマー酸」中における相対比率は出発原料、重合条件及
び蒸留に依存する。不飽和脂肪酸の重合方法は例えば米
国特許第3,157,681号に記載されている。ダイマ
ー含量はまたモノマー、トリマー及びより高次重合体成
分を低減するように用いられる分画条件によって制御さ
れる。
【0016】線状ジカルボン酸は約70当量パーセント
まで、好ましくは10〜50当量パーセントまで加える
ことができる。そしてこのカルボン酸は約6から約22
までの炭素原子をもっている。好ましい線状ジカルボン
酸には蓚酸、マロン酸、コハク酸及びコルク酸が含まれ
る。更に好ましいものとしてアジピン酸、アゼライン
酸、セバシン酸及びドデカン二酸である。
【0017】モノカルボン酸は分子量を調節するために
約10当量パーセントの量まで加えることができる。好
ましいモノカルボン酸は線状であり2個ないし22個の
炭素原子を有している。最も好ましいものは、ステアリ
ン酸、トール油脂肪酸及びオレイン酸である。
【0018】線状、分枝状又は環状ポリアミンは、重合
に添加された全酸基を基準にして約100ないし約12
0当量パーセント、更に好ましくは約100ないし約1
15当量パーセントの量を添加され、そして2個ないし
60個の炭素原子を有する。ポリアミンは主としてジア
ミンである。好ましい脂肪族ポリアミンには、エチレン
ジアミン、ジアミノプロパン、ジアミノブタン、ジアミ
ノペンタン、ヘキサメチレンジアミン、メチルペンタメ
チレンジアミン、メチルノナンジアミン、ピペラジン、
ジピペラジン、アミノエチルピペラジン、ビス(アミノ
エチル)ピペラジン、ビス(アミノメチル)シクロヘキサ
ン及びダイマージアミン(ダイマー酸から作られるジア
ミン)が含まれる。キシレンジアミン及びビス(アミノ
エチル)ベンゼンもまた有用である。最も好ましいもの
は、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ピペ
ラジン、メチルペンタメチレンジアミン、ダイマージア
ミン及びポリエーテルジアミンである。
【0019】ポリエーテルジアミンは比較的良好な流動
特性をもった製品を提供する。ポリエーテルジアミンは
2ないし60当量パーセント、更に好ましくは5ないし
40当量パーセントの量を添加される。最も好ましいポ
リエーテルジアミンには、分子量100ないし約800
0を有するプロピレンオキシド重合体から作られたジア
ミン、分子量100ないし約8000を有するエチレン
オキシド重合体から作られたジアミン及び分子量100
ないし約8000を有するエチレンオキシド−プロピレ
ンオキシド重合体から作られたジアミンが含まれる。他
の適するポリエーテルジアミンには、プロピレンオキシ
ド重合体又はエチレンオキシド重合体から作られたトリ
アミンが含まれる。そして100ないし約8000の分
子量を有する。代表的な市販品としては、JeffamineTM
D-230、D-400、D-4000、ED-600、ED-900、ED-2001、ED-
4000、ED-6000、T-403及びER-148(Texaco Chem. Co.,
Bellaire, Texas)がある。
【0020】適性のあるポリアミドが市場で入手でき
る、例えばUNI-REZTM 2622、 2636、 2643、 2646、 2648、
2654及び2696(Union Camp Corporation, Wayne, New J
ersey)がある。
【0021】反応性希釈剤は10個ないし44個の炭素
原子を有する、モノ−及びジ−置換アミンから成ってい
る。希釈剤は好ましくは低揮発性であり、そして他の官
能基を含んでいてもよい。好ましい反応性希釈剤はステ
アリルアミン、タローアミン、ジタローアミン及び二水
素化タローアミンである。タローアミノプロピルアミン
及びダイマージアミンのようなジアミンもまた反応性希
釈剤として有用である。一般に低揮発性アミンは比較的
に揮発性の高いアミンよりも好ましい。ポリアミドの反
応性希釈剤に対する比率は、約100対1ないし100
対25、好ましくは約100対3ないし100対20で
ある。
【0022】多数のアクリレートエステル基を有するポ
リオールエステルは、2個ないし約8個のアクリル酸又
はメタクリル酸基を有するアクリル酸エステル又はメタ
クリル酸エステルであり得る。ここで用いられているよ
うに、総称的な「アクリレート」はメタクリレートを含
み、「アクリル酸」はメタクリル酸を含む。従ってポリ
オールはエステル化前に最低2個のアルコール性水酸基
をもつことができる。少なくとも2個のアルコール基が
平均としてそのようにエステル化されている限り、アク
リル酸でアルコール基がすべてエステル化されることは
必要ない。
【0023】このようなわけで、アクリル酸のポリオー
ルエステルで適性のあるものは下記の通りである:エチ
レングリコールジアクリレート又はジメタクリレート、
ブタンジオールジアクリレート又はジメタクリレート、
ジエチレングリコールジアクリレート又はジメタクリレ
ート、グリセロールトリメタクリレート、ソルビトール
トリアクリレート、トリメチロールエタントリアクリレ
ート、トリメチロールプロパントリアクリレート、エト
キシル化トリメチロールプロパントリアクリレート、ト
リメチロールプロパントリメタクリレート、ペンタエリ
スリトールトリ−又はテトラアクリレートもしくはトリ
−又はテトラメタクリレート、及びジペンタエリスリト
ール又はトリペンタエリスリトールの多官能性アクリレ
ート又はメタクリレート、シュクロースペンタメタクリ
レート、ビスフェノール−Aビス(ヒドロキシプロピ
ル)エーテルジアクリレート、その他。これらのうちで
トリメチロールエタントリアクリレート、トリメチロー
ルプロパントリアクリレート、エトキシル化トリメチロ
ールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロパ
ントリメチルアクリレート、ペンタエリスリトールトリ
−又はテトラアクリレートもしくはトリ−又はテトラメ
タクリレートが最も好ましく、アミノ基当たり0.5な
いし8.0のアクリレート基を使う。
【0024】ミハエル付加によって、活性二重結合、典
型的にはエステルの二重結合にまたがるアミノ基の付加
反応は下式の通り起こり、更に高度にアルキル化された
新しいアミンが生成することが説明される。
【0025】 RR′NH + C=CC(O) → RR′NC−CHC(O) このような反応は一般に室温で自然に進行し、また加熱
によって加速することができる。上式中のR及びR′は
ヒドロカルビル又は水素であり得る。本件の状況では、
R及びR′のうちの少なくとも1つはヒドロカルビル
で、アミノアミドの一部であろう。R及びR′はまた、
例えばピペラジンが使われるときのように、アミノジエ
チレンでもあり得る。
【0026】ミハエル付加反応を実施するためには、三
種の反応用物質(ポリアミド、希釈剤及びアクリレー
ト)を接触させねばならない。このことはメタノール又
は二塩化エチレンのような溶剤の使用によって達成でき
るが、ポリアミドを溶融し、そして通常液体又は容易に
溶融固体であるアクリレートエステルと混合することが
好ましい。反応用物質の少なくとも一つが固体であるか
ら、反応混合物を少なくとも最低溶融点の反応用物質の
軟化点まで加熱することが好ましい。アクリレート及び
/又は反応生成物の若干の亀裂又は早すぎるゲル化が高
い温度で発生するので、反応温度は一般に190℃を超
えないであろう。付加反応は樹脂混合能力をもっている
適当な容器中で実施できる。そこで撹拌器付きの釜、バ
ンバリーミキサー、押出機又はスタティック・ミキサー
さえ使うことができる。
【0027】事情により、もし生成物を光によって硬化
させようと思うならば、光化学反応開始剤を含有せしめ
る。電子ビーム、ガンマー線又はx−線によって硬化さ
せようとする生成物に対しては光化学反応開始剤を除外
することができる。光化学反応開始剤が存在しても、勿
論これらの手段のいずれかによって生成物を硬化させる
ことができる。
【0028】適性のある任意に選択できる光化学反応開
始剤として、ベンゾインエーテル、ジアルコキシアセト
フェノン、α−ヒドロキシシクロヘキシルアリールケト
ン、α−ケトフェニルアセテートエステル、ベンジルジ
アルキルケタール、クロロ−又はアルキルチオクサント
ン、α−アミノ−又はα−ヒドロキシルアルキルアリー
ルケトン、その他がある。一例として Iragacure 907
があり、これは Ciba-Geigy によって生産された2−メ
チル−1−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モル
ホリノ−プロパノン−1である。一般に樹脂自身はアミ
ノ基を提供するから、ベンゾフェノン又はチオクサント
ンのような普通アミン共同薬と共に用いられる光化学反
応開始剤が採用されるときはアミン共同薬は必要ないで
あろう。
【0029】光化学反応開始剤はミハエル付加反応の際
に、反応の前、途中又は後のいずれかの時期に混合する
ことができる。
【0030】状況によって製品の貯蔵寿命を伸ばすため
に、メトキシフェノール、ヒドロキノン、ベンゾキノ
ン、フェノチアジンその他によって例示される、フリー
ラジカル重合のフェノール性禁止剤のような安定剤の有
効量が約5ppmから5,000ppmまでの水準で含有され
る。多くの場合、このような禁止剤は反応用物質として
使われるポリオールアクリレート中に既に存在している
であろう。
【0031】組成物は更に、場合により、熱的に活性化
される開始剤としても知られている、フリーラジカル源
を含有することがある。これは製品の貯蔵中に安定であ
る触媒でなくてはならない。適当な触媒の一部類は50
℃において10時間又はそれ以上である半減期をもつも
のであり、例えばt−ブチルパーオキシピバレート、ラ
ウロイルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、
t−ブチルパーオクテート、t−ブチルパーオキシイソ
プロピルカーボネート、t−ブチルパーベンゾエート、
ジ−t−ブチルパーオキサイド、及びt−ブチルヒドロ
パーオキサイド、アゾビスイソブチロニトリル、クミル
ヒドロパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、t−
ブチルクミルパーオキサイド、ビス(t−ブチルパーオ
キシ)ジイソプロピルベンゼン及びエチル−O−ベンゾ
イルラウロハイドロキシメートがある。好ましい開始剤
は貯蔵中の寿命の良好性及び硬化における有効性の理由
からジクミルパーオキサイドである。これらの開始剤は
ミハエル付加反応の前、途中、又は好ましくは後に添加
される。反応後の添加が好ましいのは、ミハエル反応混
合物がゆっくりと加温されるときの又は反応の発熱によ
る時期尚早の活性化を避けるためである。約0.01な
いし約5%、より好ましくは約0.02ないし約0.2%
の水準の開始剤は、貯蔵寿命と所望の硬化温度における
硬化速度との間の適切なバランスを与えるものとして一
般に認められている。比較的低温の活性領域にある開始
剤を含有する製品は直ぐに使用するか又は冷凍状態に貯
蔵すべきである。比較的高温の活性領域にある開始剤の
場合は、一般的に約70℃で10時間の半減期となり、
製品は周辺温度で有用な貯蔵寿命をもつことになろう。
【0032】熱活性化する硬化開始剤では、硬化温度は
一般に70℃と250℃の間になるであろう、そして時
間は比較的高温時の分オーダーの大きさから比較的低温
時の週オーダーの大きさまで変化するであろう。開始剤
の選択は必要とする硬化温度と時間に強く影響すること
は、フリーラジカルポリマー化学の技術に習熟した人に
とって知られている。もし硬化に10時間の所要時間を
許されるならば、合理的な温度領域はその開始剤が10
時間の半寿命を有しているその温度の近辺に存する。硬
化時間を短くすればする程それだけ高い温度を必要とす
る。
【0033】他の添加剤、例えば充填剤、補強剤、カッ
プリング剤、着色料、着臭剤、他のコモノマー、樹脂、
粘着性付与剤、可塑剤、潤滑剤、安定剤、静電気防止
剤、その他は事情により添加されることは、接着剤配合
の技術に習熟した人にとっては明らかなことであろう。
架橋密度を増加してもっと強固に硬化した製品を与える
ためにポリオールアクリレートの追加量を添加するこ
と、又は逆により軟らかい柔軟性のある製品を得るため
にモノアクリレート又は熱可塑性樹脂を添加することも
更に随意である。本発明の理解を助けるため、以下に非
制限的な実施例を挙げる。
【0034】実施例1 非硬化ポリアミドA(対照実施例) 重合脂肪酸(Unidyme 14;Union Camp Corporation, Wa
yne, New Jersey)69.9当量パーセント、セバシン酸
30当量パーセント、エチレンジアミン49.1当量パ
ーセント、無水ピペラジン57.7当量パーセント、Irg
anox 1010 0.5重量パーセント(ポリアミド重量ベー
ス)、及び燐酸約6滴を樹脂製釜の頂部に加えることに
よって、アミン−末端のポリアミドを製造した。窒素入
口、バレットトラップ、凝縮器及び熱電対を樹脂製釜の
頂部に取り付けた。混合物を撹拌し、約3時間で約25
0℃まで徐々に加熱した。成分がすべて溶解して完全に
混合したときに、バレットトラップと凝縮器とを取り外
して真空を掛けた。この系を更に3時間真空下で約25
0℃の一定温度に保持した。その後真空を解放しそして
ポリアミドをリリースペーパー上に注いで冷却した。
【0035】得られたポリアミドは酸価2.2及びアミ
ン価5.8であった。粘度はブルックフィールドRVT
D粘度計による測定では190℃で10,160cpsであ
り、また標準ASTMの環及び球式軟化点の方法による
測定では約141℃から147℃の軟化点であった。
【0036】固化してから、混合物27gをCarver研究
室用加圧機に置いて、均一の厚さのシートを形成するの
に充分な温度と圧力の下で加圧した。加圧されたシート
を槌とダイスを用いて打ち抜き、引張り試験用の試料を
得た。
【0037】延伸用試料は温度23℃、湿度50%で2
4時間貯蔵した後23℃で試験し、また60℃の水中に
24時間貯蔵した後60℃で試験した。この引張り試験
は標準ASTM試験法D−638に準じて実施した。
【0038】未硬化ポリアミド樹脂に対する引張り試験
及び粘度測定の結果は表1に記載されている。
【0039】実施例2 ポリアミドAのアクリレートによる改質(比較例) 実施例1のポリアミドA(200g)をIrgacure 907
(1g)及びヒドロキノン(0.4g)と混合した。こ
れらの成分を窒素入口、撹拌器及び熱電対を備えた小型
の樹脂製釜内に投入した。この溶液を160℃まで加熱
して撹拌した。真空を3時間適用した。真空解除後、ト
リメチロールプロパントリアクリレート(6.0g)を
加えた。混合物を半時間撹拌してから取り出し、ポリア
ミドをリリースペーパー上に注ぎ冷却した。
【0040】引張り試験用試料は実施例1に述べた方法
にならって調製した。これらの試料はUV−Bフィルタ
ーを備えたDymax Light-Welder PC-2の下に、Light-Wel
derから10インチの距離に置いて6分間硬化させた。
次いでこの試料を裏返して更に6分間裏側の硬化を行っ
た。それから、これら試料を実施例1に述べたように、
ASTM D−638に従って試験した。
【0041】硬化した試料について行われた引張り試験
及び未硬化ポリアミド樹脂に対する粘度測定の結果は表
1に記載されている。
【0042】実施例3 タローアミンを有するポリアミドのアクリレートによる
改質 実施例1のポリアミドA(200g)をIrgacure 907
(1g)及びヒドロキノン(0.4g)と混合した。こ
れらの成分を窒素入口、撹拌器及び熱電対を備えた小型
の樹脂製釜内に投入した。この溶液を160℃まで加熱
して撹拌した。真空を3時間適用した。真空を解除した
後、タローアミン(Kenamine P970 14g)を加えて、
この混合物を1時間撹拌した。次にトリメチロールプロ
パントリアクリレート(19.9g)を加えた。混合物
を半時間撹拌してから取り出した。ポリアミドをリリー
スペーパー上に注いで冷却した。
【0043】引張り試験用試料は実施例1に記載された
方法に従って調製された。これらの試料はUV−Bフィ
ルター付きDymax Light-Welder PC-2の下に、Light-Wel
derから10インチの距離に置いて、6分間硬化させ
た。次いでこの試料を裏返して更に6分間裏側の硬化を
行った。それから、これら試料を実施例1に述べたよう
に、ASTM D−638に従って試験した。
【0044】硬化した試料について行われた引張り試験
及び未硬化ポリアミド樹脂に対する粘度測定の結果は表
1に記載されている。
【0045】実施例4 ジ(水素化)タローアミンを有するポリアミドAのアク
リレートによる改質 実施例1のポリアミドA(200g)をIrgacure 907
(1g)及びヒドロキノン(0.4g)と混合した。こ
れらの成分を窒素入口、撹拌器及び熱電対を備えた小型
の樹脂製釜内に投入した。溶液は160℃まで加熱して
撹拌した。真空を3時間適用した。真空を解除した後、
ジ(水素化)タローアミン(Adogen 24020g)を加え
て、この混合物を1時間撹拌した。次にトリメチロール
プロパントリアクリレート(16.2g)を加えた。混
合物を半時間撹拌してから取り出した。ポリアミドをリ
リースペーパー上に注いで冷却した。
【0046】引張り試験用試料は実施例1に記載された
方法に準じて調製された。これらの試料はUV−Bフィ
ルター付きDymax Light-Welder PC-2の下に、Light-Wel
derから10インチの距離に置いて6分間硬化させた。
次いでこの試料を裏返して更に6分間裏側の硬化を行っ
た。それから、これら試料を実施例1に述べたように、
ASTM D−638に従って試験した。
【0047】硬化した試料について行われた引張り試験
及び未硬化ポリアミド樹脂に対する粘度測定の結果は表
1に記載されている。
【0048】実施例5 未硬化ポリアミドB(対照実施例) 実施例5は未硬化アミン末端のポリアミド、UNI-REZTM
2636(the Union CampCorporation, Wayne, New Jerse
y)の対照試料である。このポリアミドは酸価0.6及び
アミン価7.6を有している。このポリアミドの190
℃における粘度はブルックフィールドRVTD粘度計で
は6,550cpsであり、又一方、軟化点は標準ASTM
環及び球方式の軟化点測定方法では135℃であった。
【0049】硬化してから、混合物27gをCarver研究
室用加圧機に置いて、均一の厚さのシートを形成するの
に充分な温度と圧力の下で加圧した。次いで加圧された
シートを槌とダイスを用いて打ち抜き、引張り試験用の
試料を得た。
【0050】延伸用試料は温度23℃、湿度50%で2
4時間貯蔵した後23℃で試験し、また60℃の水中に
24時間貯蔵した後60℃で試験した。この引張り試験
は標準ASTM D−638に準じて実施した。未硬化
ポリアミド樹脂に対する引張り試験及び粘度測定の結果
は表1に記載されている。
【0051】実施例6 ポリアミドBのアクリレートによる改質(比較例) 実施例5のポリアミドB(200g)をIrgacure 907
(1g)及びヒドロキノン(0.4g)と混合した。こ
れらの成分を窒素入口、撹拌器及び熱電対を備えた小型
の樹脂製釜内に投入した。溶液は160℃まで加熱して
撹拌した。真空を3時間適用した。真空を解除した後、
トリメチロールプロパントリアクリレート(6.2g)
を加えて、1時間撹拌してから取り出した。ポリアミド
をリリースペーパー上に注いで冷却した。
【0052】引張り試験用試料は実施例1に記載された
方法に準じて調製された。これら試料はUV−Bフィル
ター付きDymax Light-Welder PC-2の下に、Light-Welde
rから10インチの距離に置いて6分間硬化させた。次
にこの試料を裏返して更に6分間裏側の硬化を行った。
それから、これら試料は実施例1に述べたように、AS
TM D−638に準じて試験した。
【0053】硬化した試料について行われた引張り試験
及び未硬化ポリアミド樹脂に対する粘度測定の結果は表
1に記載されている。
【0054】実施例7 ポリアミドBとタローアミンとの混合(比較例) 実施例5のポリアミドB(200g)を窒素入口、撹拌
器及び熱電対を備えた小型の樹脂製釜内に投入した。溶
液は160℃まで加熱して撹拌した。真空を3時間適用
した。真空を解除した後、タローアミン(Adogen 240
20g)を加えて、1時間撹拌してから取り出した。ポ
リアミドをリリースペーパー上に注いで冷却した。
【0055】引張り試験用試料は実施例1に記載された
方法に準じて調製された。これらの試料はUV−Bフィ
ルター付きDymax Light-Welder PC-2の下に、Light-Wel
derから10インチの距離に置いて6分間硬化させた。
次にこの試料を裏返して更に6分間裏側の硬化を行っ
た。それから、これら試料は実施例1に述べたように、
ASTM D−638に準じて試験した。
【0056】硬化した試料について行われた引張り試験
及び未硬化ポリアミド樹脂に対する粘度測定の結果は表
1に記載されている。
【0057】実施例8 タローアミンを有するポリアミドBのアクリレートによ
る改質 実施例5のポリアミドB(200g)をIrgacure 907
(1g)及びヒドロキノン(0.4g)と混合した。こ
れらの成分を窒素入口、撹拌器及び熱電対を備えた小型
の樹脂製釜内に投入した。溶液は160℃まで加熱して
撹拌した。真空を3時間適用した。真空を解除した後、
タローアミン(Kenamine P970 14g)を加えて、この
溶液を1時間撹拌した。次にトリメチロールプロパント
リアクリレート(19.7g)を加えた。混合物を半時
間撹拌してから取り出した。ポリアミドをリリースペー
パー上に注いで冷却した。
【0058】引張り試験用試料は実施例1に記載された
方法に準じて調製された。これらの試料はUV−Bフィ
ルター付きDymax Light-Welder PC-2の下に、Light-Wel
derから10インチの距離に置いて6分間硬化させた。
次いで試料を裏返して更に6分間裏側の硬化を行った。
それから、これら試料は実施例1に述べたように、AS
TM D−638に準じて試験した。
【0059】硬化した試料について行われた引張り試験
及び未硬化ポリアミド樹脂に対する粘度測定の結果は表
1に記載されている。
【0060】実施例9 ジ(水素化)タローアミンを有するポリアミドBのアク
リレートによる改質 実施例5のポリアミドB(200g)をIrgacure 907
(1g)及びヒドロキノン(0.4g)と混合した。こ
れらの成分を窒素入口、撹拌器及び熱電対を備えた小型
の樹脂製釜内に投入した。溶液は160℃まで加熱して
撹拌した。真空を3時間適用した。真空を解除した後、
ジ(水素化)タローアミン(Adogen 24020g)を加え
て、この溶液を1時間撹拌した。次にトリメチロールプ
ロパントリアクリレート(16.1g)を加えた。混合
物を半時間撹拌してから取り出した。ポリアミドをリリ
ースペーパー上に注いで冷却した。
【0061】引張り試験用試料は実施例1に記載された
方法に準じて調製された。これらの試料はUV−Bフィ
ルター付きDymax Light-Welder PC-2の下に、Light-Wel
derから10インチの距離に置いて6分間硬化させた。
次いで試料を裏返して更に6分間裏側の硬化を行った。
それから、これら試料は実施例1に述べたように、AS
TM D−638に準じて試験した。
【0062】硬化した試料について行われた引張り試験
及び未硬化ポリアミド樹脂に対する粘度測定の結果は表
1に記載されている。
【0063】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−202521(JP,A) 特開 平2−269123(JP,A) 特開 平1−132896(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 69/48

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性ポリアミドおよび1〜25重量
    %のアミン含有反応性希釈剤と複数のアクリレートエス
    テル基を有するポリオールエステルとのミハエル付加生
    成物から成る、アクリレートで改質されたポリアミド樹
    脂であって、熱可塑性ポリアミドおよびアミン含有反応
    性希釈剤の初期アミノ基に対するポリオールエステルの
    初期アクリレート基のモル比が0.5〜8である上記ポ
    リアミド樹脂。
  2. 【請求項2】 熱可塑性ポリアミドが、重合した不飽和
    脂肪酸と1種以上の線状、分枝状及び/又は環状ポリア
    ミンおよび場合により線状ジカルボン酸から誘導される
    ものである、請求項1記載のアクリレートで改質された
    ポリアミド樹脂。
  3. 【請求項3】 熱可塑性ポリアミドが、ダイマー酸、線
    状ジカルボン酸並びにピペラジン、エチレンジアミン、
    ポリエーテルジアミンおよびヘキサメチレンジアミンか
    ら選択される1種以上のジアミンから誘導されるもので
    ある、請求項1記載のアクリレートで改質されたポリア
    ミド樹脂。
  4. 【請求項4】 ポリオールエステルがトリメチロールプ
    ロパントリアクリレート、トリメチロールエタントリア
    クリレート、エトキシ化トリメチロールプロパントリア
    クリレート及びトリメチロールプロパントリメタクリレ
    ートから選ばれるポリオールトリアクリレートである、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のアクリレートで改
    質されたポリアミド樹脂。
  5. 【請求項5】 ポリオールエステルがペンタエリスリト
    ールトリ−又はテトラアクリレート及びペンタエリスリ
    トールトリ−又はテトラメタクリレートから選ばれるも
    のである、請求項1〜3のいずれか1項に記載のアクリ
    レートで改質されたポリアミド樹脂。
  6. 【請求項6】 フリーラジカル熱硬化開始剤としてジク
    ミルペルオキシドをさらに含有する請求項1〜5のいず
    れか1項に記載のアクリレートで改質されたポリアミド
    樹脂。
  7. 【請求項7】 反応性希釈剤が10〜44個の炭素原子
    のモノ−又はジ−置換アミンである、請求項1〜6のい
    ずれか1項に記載のアクリレートで改質されたポリアミ
    ド樹脂。
  8. 【請求項8】 反応性希釈剤がステアリルアミン、タロ
    ーアミン、ジ水素化タローアミン、タローアミノプロピ
    ルアミン及びダイマージアミンから成る群から選ばれ
    る、請求項1〜7のいずれか1項に記載のアクリレート
    で改質されたポリアミド樹脂。
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