JP3279067B2 - 音響機器 - Google Patents

音響機器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、持ち運び易い大きさ
のラジオ、ラジカセ、テープレコーダー等の録音再生機
等の音響機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯用音響機器は、本体を丈夫に
する為に、本体の一番外側を、プラスチック、アルミ、
あるいは強度のあるアルミ合金等の硬い素材で、形成し
てあった。また、必要に応じて取り付けるカバーは、鞄
等に入れて持ち運ぶ時の保護だけが目的で、布のみ、ビ
ニールのみ、または、ビニールに薄いウレタンを合わせ
ただけのもので出来ていた。操作つまみは、本体の上
部、正面の他、いろいろな箇所に付いていて、形もいろ
いろである。持ち運び易い大きさの音響機器には、本体
にスピーカー16が付いていて、スピーカー16から音
を聞くものと、イヤホンを使って音を聞くものがある。
また、従来の音響機器のうちテープレコーダーには、ホ
ールドと呼ばれる、機能を一時固定したりその固定を解
除したりする仕組みがあり、携行して使用する時の誤操
作を防ぐ働きをしている。しかし、ボリューム2やラジ
オのチューナー20をホールドすることはできない。ホ
ールドの種類として、板をずらして操作つまみを隠すも
の、あるいは、操作ボタンを設け、その作用によって、
その時の状態を続けさせるものがある。あるいは、その
操作ボタンに人が触れた時だけ操作可能になり、人が触
れない時には、その時の状態を続けさせるものがある。
ボリューム2やラジオのチューナー20の操作つまみ
は、歯車を回転させて調節する。音響機器に、リモコン
が付いているものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】乳幼児にテープレコー
ダー等の音響機器を持たせて、音楽や物語等を聞かせる
と、乳幼児は、音に合わせて音響機器を振って楽しく遊
ぶが、すぐに落としてしまったり、投げてしまったりし
た。従来の携帯用音響機器の外周部は硬い素材で形成さ
れていた為、小型の音響機器であっても、フローリング
の床や、家具にぶつかればとても大きな音をたて、たい
へん不快な思いをしていた。その上、音響機器自体が壊
れたり、ぶつかった床板や家具に傷がついてしまった。
幼児自身や周囲の人の足の上に落とせば、痛い思いをし
なければならなかった。幼児は、音がする音響機器がお
もしろくなってくると、大人の膝の上に持ってきて、大
人の膝や胸にどんどんとぶつけて楽しんだり、高い位置
に持ち上げてわざと落としたりするので、大人は、痛く
て困ったりした。その上、音響機器を激しく振り回した
りするので、幼児自身や周囲の人に対して危険であっ
た。その為、いくら、乳幼児が音響機器に興味を持って
も、あるいは、大人が乳幼児に音響機器で何かを聞かせ
てあげようと思っても、危険がないように制止ばかりし
なければならず、自由に遊ばせる事はできなかった。ま
た、幼児は、折角、音響機器で遊んでも、操作つまみを
勝手に動かしてばかりいて、いつも音を停止させてしま
ったり、すぐ大音量にしてしまったりして、結局、何も
聞けない状態になるので、音響機器の有効な利用ができ
なかった。この発明が解決しようとする課題は、音響機
器を落としたり、投げたりしても、音響機器自体が壊れ
たり、物にぶつかって大きな音をたてたり、音響機器が
ぶつかった物や人を傷つけたりしないようにし、さら
に、操作をする必要のない時には一時操作できなくし
て、操作を誤らないようにして、乳幼児等子供でも、音
響機器を安心して使用できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】従来の音響機器を、子供
に持たせて自由に遊ばせると、子供はそれを落とした
り、投げたり、振り回したりするので、危険であった。
その上、子供が勝手に操作してしまうのは、不都合であ
った。また、子供でも大人でも、使用中に誤ってボリュ
ームに触れてしまって、音量が変化してしまったり、誤
ってラジオのチューナーに触れてしまってうまく聞こえ
ないのは、不都合であった。そこで、この発明の発明者
は、音響機器本体の外周部に、他の物との衝突のショッ
クを和らげることができるクッション性のあるカバー体
を取り付けたり、音響機器の操作を誤らないようにし
た、子供が安心して使える携帯用音響機器について、あ
れこれと考察した結果、この発明を完成させる事ができ
た。この発明にかかる音響機器は次のようなものであ
る。
【0005】すなわち、この音響機器は、本体1とその
外周部にクッション性のあるカバー体8を備えた音響機
器である。この音響機器は、従来の音響機器本体1の外
周部に、クッション性のあるカバー体8を取り付けた
り、取り外したりできるようにした物である。カバー体
8は、音響機器を落下させても他の物との衝突のショッ
クを吸収したり和らげたりできるクッション性を有する
物とし、スピーカー16や録音用マイク12が設備され
た音響機器の場合、カバー体8のその部分に音を通すた
めの通気口13を設ける。マイク差し込み口17やイヤ
ホン差し込み口18等があれば、カバー体8のその部分
に穴19を設けても良い。従来のホールド機能にボリュ
ーム2やラジオのチューナー20の調整を一時固定させ
る操作板14を加えて窓11から操作しても良い。そし
て、操作つまみ2ないし7及び14及び20を覆うカバ
ー体8を開閉蓋9として形成し、操作つまみを収納さ
せ、開閉蓋9を開いて操作つまみ2ないし7及び14及
び20を操作できるようにしたものである。以上に示し
たカバー体8の材料には、(イ)布や伸縮性のある織布
に、スポンジやウレタンや綿等を組み合わせた物、又
は、(ロ)熱溶着、接着、又は縫製によって成形したビ
ニールの内側にスポンジやウレタンや綿等を組み合わせ
た物、(ハ)ゴム、(ニ)樹脂類、等を使っても良い。
カバー体8の開閉蓋9には、使用した材料の性質やカバ
ーの用途によって都合のよい留め具を付けて留める。例
えば、ゴム製のカバー体8には、金具やプラスチックの
留め具10をカバー体8の外周より突出しないように付
けると良い。ビニールや布製のカバー体8には、ファス
ナー22、マジックテープ23、又はスナップ28を付
けると良い。ビニール製のカバー体8には、食品用のフ
リーザーパックに付いているようなチャック26と呼ば
れる留め具を付けても良い。他に、カバーのクッション
材としては、熱溶着又は接着によって成形したビニール
チューブ24に空気を吹き込んで膨らませた物としても
良い。また、膨らませたビニールチューブ24をカバー
体8の内側に取り付けて、カバー体8と本体1との間の
サイズやクッション性の調整の役割をさせても良い。又
は、本体1の外側に、カバー体8を一体としたものでも
良い。その場合のカバー体8の材料には、簡単な掃除が
できる(ハ)ゴム、(ニ)樹脂類、又は、(ロ)熱溶
着、接着、又は縫製によって成形したビニールの内側に
スポンジやウレタンや綿等を組み合わせた物を使用する
と良い。また、子供は、自分でボタンを押すと反応が返
ってくるような物を好むので、時期を伺い、外部から操
作できるようにしても使うことができるように、開閉蓋
9を取り外し可能にしておくのも良い。以上に示した、
カバー体8は、動物、乗り物、又は人形等のいろいろな
形にしても良く、いろいろな形のベルト30又は取っ手
31を付けても良く、いろいろな装飾32を加えても良
く、本体1の動きや表示を見る為、又は、リモコン使用
の為の、透明窓38を設けても良い。さらに、特に、乳
幼児用としては、かじっても危険のない材料を使い、取
り外して洗濯や洗浄ができるものにする方が良い。留め
具は、子供の興味を引かない為に、目立たないように付
ける方が良い。ホールド機能のない操作つまみは、カバ
ー体8の内側に収納すると良い。ホールド機能のある操
作つまみは、クッション性のある素材で作ってカバー体
8に収納しなくても良い。尚、後で紹介する各実施例の
ようにしても良いが、その他にも採用できるものがいろ
いろと考えられることは言うまでもない。
【0006】
【作用】この発明に係る音響機器は、カバー体8の中に
音響機器本体1を入れて、使用する。音響機器本体1に
カセットテープやCD等をセットするには、カバー体8
の開閉蓋9を開けて行うが、開閉蓋9、又は、開閉口2
1を開けて行うものや、本体1をカバー体8から引き出
して行うものもある。開閉蓋9を開けて操作をし、操作
を必要としない時は、開閉蓋9を閉じる。開閉蓋9の代
わりに開閉口21を備えた音響機器の場合は、開閉口2
1を開けて操作をし、操作を必要としない時は、開閉口
21を閉じる。本体1とカバー体8とを一体としている
場合は、従来の音響機器と同様に使用する。また、ボリ
ューム2やラジオのチューナー20の調節を一時固定さ
せる操作板14は、ボリューム2やラジオのチューナー
20の調節を一時固定したい場合に、操作板14をスラ
イドさせて調節を固定させる。逆に、その固定を解除し
たい場合には、操作板14を逆方向にスライドさせる。
【0007】以下、図面により本願発明者が考えた音響
機器および本発明を詳細に説明する。図1ないし図5の
本願発明者が考えた音響機器において、テープレコーダ
ー等の音響機器本体1には、ボリューム2、録音つまみ
3、停止つまみ4、再生つまみ5、巻き戻しつまみ6、
早送りつまみ7、の操作部が取り付けられ、8は前記音
響機器本体1の外周部を覆う、クッション材料のカバー
で、このカバー体8には、カセットテープを入れ替えた
り、本体1からカバー体8を着脱させるとともに前記操
作部を幼児や子供が操作できないようにする開閉蓋9を
設ける。カバー体8の材料には、他の物との衝突のショ
ックを吸収したり、和らげたりできるクッション性を有
する物とし、たとえば、乳幼児がなめたり汚したりして
も、洗濯や掃除ができる(イ)布や伸縮性のある織布の
内側に、スポンジやウレタンや綿等を組み合わせた物、
(ロ)熱溶着、接着、又は縫製によって成形したビニー
ルの内側にスポンジやウレタンや綿等を組み合わせた
物、(ハ)ゴム、(ニ)樹脂類、等を使っても良い。カ
バー体8の材料の性質や用途によって都合のよい留め具
10を付けて留める。例えば、ゴム製のカバー体8に
は、金具やプラスチックの留め具10を付け、ビニール
や布製のカバー体8には、ファスナー22、マジックテ
ープ23、又はスナップ28等を付ける。本体1とカバ
ー体8をずれないようにマジックテープ23で接着させ
る方法でも良い。本体1にマイク差し込み口17やイヤ
ホン差し込み口18等があれば、カバー体8のその部分
に穴19を設ける。また、本体1にスピーカー16や、
録音用マイク12が設備されていれば、カバー体8のそ
の部分に通気口13を設けても良いが、カバー体8の材
料を(イ)又は(ロ)とした場合、音を通すので通気口
13は特に必要ない場合もある。また、図4及び図5で
示すボリューム2やラジオのチューナー20の調節を一
時固定する操作板14及び押さえ15を設けても良い。
その操作を、従来のホールド機能と連動させても良い。
図4は、ボリューム2を一時固定する仕組みを示してい
る。操作板14にボリューム2の歯車に付けた溝を押さ
える部分を備えた押さえ15を設け、ボリューム2の歯
車を押さえるようにしている。11はボリューム2の窓
である。図5は、ラジオのチューナー20の調節を一時
固定する仕組みを示している。操作板14にラジオのチ
ューナー20の歯車につけた溝を押さえる部分を備えた
押さえ15を設け、ラジオのチューナー20の歯車を押
さえるようにしている。図5はボリューム2を一時固定
する仕組みと連動させているが、もう1つ操作板14を
設けて独立させても良い。
【0008】次に図6ないし図20に示す本願発明者が
考えた音響機器および本発明の実施例につき説明する。
尚、これらの説明に当たって、前記図1ないし図5と同
一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略す
る。
【0009】図6及び図7の本願発明者が考えた音響機
器において、前記図1ないし図5と主に異なる点は、開
閉蓋9の留め具をファスナー22とした点である。カバ
ー体8に縫製できる材料を使用する場合、ファスナー2
2を利用できる。図6及び図7の例では、カセットテー
プの取り替えは、カバー体8から本体1を少し引き出し
て行うようにしたものである。
【0010】図8の本願発明者が考えた音響機器におい
て、前記図1ないし図5と主に異なる点は、開閉蓋9の
留め具をマジックテープ23とした点である。カバー体
8に縫製できる材料を使用する場合、マジックテープ2
3を利用できる。
【0011】図9の本願発明者が考えた音響機器におい
て、前記図1ないし図5と主に異なる点は、開閉蓋9を
本体1の広い面に備えた点である。操作つまみが、本体
1の広い面にある場合には、この方が操作をし易い。
【0012】図10の本願発明者が考えた音響機器にお
いて、前記図1ないし図5と主に異なる点は、開閉蓋9
を開閉口21とした点である。開閉口21は、本体1の
操作つまみを操作し易い位置に設ける。図10は、伸縮
性のある織布の内側にスポンジを組み合わせ、ファスナ
ー22を取り付けたカバー体8を本体1に装着させ、開
閉口21を開けた状態を示す図である。カバー体として
は、単純な形なので、カバー体8の内側のスポンジ等も
取り外し可能にすると、洗濯も楽である。又、枕やソフ
ァー等に使用するクッションを、カバー体8とすれば、
この音響機器の用途も広がる。
【0013】図11の本願発明者が考えた音響機器にお
いて、前記図1ないし図5と主に異なる点は、空気を詰
めたビニールチューブ24をカバー体8とする点であ
る。ビニールシートを熱溶着又は接着等により成形した
袋状のビニールチューブ24の中に、ビニールに本体1
を通す穴を設けた円盤25数枚に空気を通す穴をあけ、
ビニールチューブ24を仕切る形に取り付け、ビニール
チューブ24の一方の端に、食品用フリーザーパック等
に利用されているチャック26と呼ばれている留め具を
使う。さらに、ビニールチューブ24に、浮き袋に付い
ているような、中に引っ込めることができる空気の注入
口27を付ける。注入口27から空気を吹き込んで、全
体をクッション性のあるカバー体8としている。空気を
吹き込んで膨らませた状態では操作はできず、空気を少
し抜き、少ししぼんだ状態にすると、ビニールチューブ
24の上から操作できる。ビニールチューブ24を丈夫
な物にし、チャック26を強力なものにすれば、お風呂
等、濡れる場所でも使用でき、水に浮かせる事もでき
る。ビニールチューブ24を使用した場合、音を通す為
の通気口13は無くても音は良く伝わるので、通気口1
3を設ける必要はない。
【0014】図12の本願発明者が考えた音響機器にお
いて、前記図1ないし図5と主に異なる点は、ビニール
チューブ24をカバーの形に膨らむように成形し、カバ
ー体8とする点である。注入口27を付けたビニールチ
ューブ24をカバーの形に膨らますことができるように
熱溶着又は接着等により成形したカバー体8を本体1に
装着させる。
【0015】図13の本願発明者が考えた音響機器にお
いて、前記図1ないし図5と主に異なる点は、サイズや
クッション性を調節する機能をカバー体8に付加した点
である。カバー体8を本体1に合わせてサイズを調整す
る為に、カバー体8の内側にビニールチューブ24を入
れる。また、ビニールチューブ24はスポンジやウレタ
ンや綿等の代わりにクッション性を補うものとして使用
しても良い。図13は、ゴム製のカバー体8にビニール
チューブ24を入れたところである。この上に、本体1
を乗せて、開閉蓋9を閉めて使用する。
【0016】図14の本願発明者が考えた音響機器にお
いて、前記図1ないし図5と主に異なる点は、カバー体
8を本体1から取り外しができないようにした点であ
る。カバー体8を本体1と合わせ、一体としている。こ
の時のカバー体8の材料には、簡単な掃除ができる
(ハ)ゴム、(ニ)樹脂類、又は、(ロ)熱溶着、接
着、又は縫製によって成形したビニールの内側にスポン
ジやウレタンや綿等を組み合わせた物を使用すると良
い。図14は、カバー体8の開閉口21をスナップ28
で留めている。
【0017】
【発明の実施の形態】図15の本発明の実施例におい
て、前記図1ないし図5と主に異なる点は、カバー体8
を、動物、乗物、人形等の好みの形にする点である。図
15は、ぬいぐるみ29をカバー体8としている。ぬい
ぐるみ29に、本体1を入れたり、出したりする開閉口
21をファスナー22で開閉できるようにしている。カ
バー体8の材料に、(イ)布や伸縮性のある織布の内側
に、スポンジやウレタンや綿等を組み合わせた物、
(ロ)熱溶着、接着、又は縫製によって成形したビニー
ルの内側にスポンジやウレタンや綿等を組み合わせた
物、(ホ)ビニールチューブに空気を詰めた物、を使用
した場合、音は良く伝わるので、スピーカー16用の通
気口13を設けなくても良い。形によっては幼児に喜ば
れ、自分の好みに合わせて形の気に入った物を選べるよ
うになり、大人にも喜ばれる。
【0018】図16及び図17の本願発明者が考えた音
響機器において、前記図1ないし図5と主に異なる点
は、カバー体8にベルト30や取っ手31を取り付けた
点である。ベルト30や取っ手31はいろいろなものが
考えられる。図16は人のウエストに付けられるベルト
30、図17は取っ手31を取り付けている。
【0019】図18及び図19の本願発明者が考えた音
響機器において、前記図1ないし図5と主に異なる点
は、カバー体8のデザインを多様にした点である。カバ
ー体8に装飾32をほどこしている。装飾32としての
絵や飾りは、いろいろなものが考えられる。図18は、
カバー体8に、絵やフリルの装飾32を付けた物であ
る。図19は、ビニールシートを熱溶着又は接着によっ
て成形したビニールケース33に本体1の表面と裏面の
二面に配置されるように、例えば発砲ポリエチのような
クッション材料34を取り付け、スピーカー16や録音
用マイク12のための通気口13を設け、洗濯機に使用
するような蛇腹の付いたビニールホース35で作った輪
にはめ込み、ビニールケース33の角をビニールホース
35に固定して、ビニール製のカバー体8としたもので
ある。開閉口21は、ビニールケース33のビニールを
重ねて密着させるだけでも良いし、ファスナー22、マ
ジックテープ23、又はスナップ28を付けても良い。
ビニールホース35が取っ手となり、ビニールホース3
5を透明にして、その中に小さなボールやキラキラする
小片の小物36を入れておくと子供の興味を引き喜ばれ
る。クッション材料34を取り付けた面以外に操作つま
みがある場合は、ビニールケース33の上から操作がで
きる。ビニールホース35は、操作つまみを操作する位
置で、留めたり、離したりできるように留め具37を付
けると、操作がし易くなる。
【0020】図20の本願発明者が考えた音響機器にお
いて、前記図1ないし図5と主に異なる点は、カバー体
8に表示等を見る為、又はリモコン使用の為の透明窓3
8を設けた点である。カバー体8の一部に、テープの走
行や電池の残量の表示等の本体1の様子を見易くする
為、あるいは、本体1が光を通さないカバー体8ですっ
かり覆われていると、リモコンが使用できないので、リ
モコンを使用する為に、透明窓38を設けている。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る音響機器は、クッション性のある材料で覆われて
いるので、落としたり、投げたりしても、音響機器本体
が壊れたり、物にぶつかって大きな音をたてたり、音響
機器がぶつかった物や人を傷つけたりする危険はないの
で、幼児に持たせて遊ばせても安心である。操作つまみ
をクッション性のあるカバー体で覆うと、一時操作をで
きなくなり誤操作をしない。また、幼児には、勝手に操
作できない。操作つまみが露出していても、従来のホー
ルド機能に併せて、ボリュームやラジオのチューナーの
調節を一時固定したりその固定を解除する仕組みを付
け、誤操作を防げば、誤って操作をして不快な思いをす
る事がない。以上のとおり、この音響機器は、乳幼児等
の子供でも安心して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明者が考えた音響機器の斜視図。
【図2】本願発明者が考えた音響機器の斜視図。
【図3】本願発明者が考えた音響機器の開閉蓋を開けた
状態を示す斜視図。
【図4】本願発明者が考えた音響機器のボリュームのホ
ールド機能の仕組みを示す斜視図。
【図5】本願発明者が考えた音響機器のボリュームとラ
ジオのチューナーのホールド機能の仕組みを示す斜視
図。
【図6】本願発明者が考えた音響機器の異なる斜視図。
【図7】本願発明者が考えた音響機器の開閉蓋を開けた
状態を示す異なる斜視図。
【図8】本願発明者が考えた音響機器の異なる斜視図。
【図9】本願発明者が考えた音響機器の異なる斜視図。
【図10】本願発明者が考えた音響機器の異なる斜視
図。
【図11】本願発明者が考えた音響機器の異なる斜視
図。
【図12】本願発明者が考えた音響機器の異なる斜視
図。
【図13】本願発明者が考えた音響機器の異なる斜視
図。
【図14】本願発明者が考えた音響機器の異なる斜視
図。
【図15】本発明の実施の形態の斜視図。
【図16】本願発明者が考えた音響機器の異なる斜視
図。
【図17】本願発明者が考えた音響機器の異なる斜視
図。
【図18】本願発明者が考えた音響機器の異なる斜視
図。
【図19】本願発明者が考えた音響機器の異なる斜視
図。
【図20】本願発明者が考えた音響機器の異なる斜視
図。
【符号の説明】
1 本体 2 ボリューム 3 録音つまみ 4 停止つまみ 5 再生つまみ 6 巻き戻しつまみ 7 早送りつまみ 8 カバー体 9 開閉蓋 10 留め具 11 窓 12 録音用マイク 13 通気口 14 調節を一時固定させる操作板 15 押さえ 16 スピーカー 17 マイク差し込み口 18 イヤホン差し込み口 19 穴 20 ラジオのチューナー 21 開閉口 22 ファスナー 23 マジックテープ 24 ビニールチューブ 25 穴を開けた円盤 26 チャック 27 注入口 28 スナップ 29 ぬいぐるみ 30 ベルト 31 取っ手 32 装飾 33 ビニールケース 34 クッション材料 35 ビニールホース 36 小物 37 留め具 38 透明窓
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−73587(JP,A) 特開 平1−73587(JP,A) 実開 昭55−1640(JP,U) 実開 平5−79785(JP,U) 実開 昭63−138132(JP,U) 実開 平3−3220(JP,U) 実開 昭57−4289(JP,U) 実開 昭61−7076(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯ラジオ、携帯ラジカセ、携帯録音再生
    機等の音響機器本体と、この音響機器本体を開口部より
    内部に収納することができ、かつ該音響機器本体の操作
    部が該開口部に位置するクッション性のあるぬいぐるみ
    状のカバー体と、このカバー体の開口部を幼児や子供が
    前記音響機器本体の操作部を操作できないように開閉可
    能に覆うようにした開閉口とを備えることを特徴とする
    音響機器。
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