JPH07307580A - 音響機器 - Google Patents

音響機器

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JPH07307580A
JPH07307580A JP13482294A JP13482294A JPH07307580A JP H07307580 A JPH07307580 A JP H07307580A JP 13482294 A JP13482294 A JP 13482294A JP 13482294 A JP13482294 A JP 13482294A JP H07307580 A JPH07307580 A JP H07307580A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】音響機器を落としたり、投げたりしても、音響
機器が壊れたり、物にぶつかって大きな音をたてたり、
ぶつかった物や人を傷つけたりせず、また、誤操作を防
ぎ、乳幼児や子供でも、安心して使用できるようにす
る。 【構成】音響機器本体1の外周部に、操作つまみ用の操
作窓11を設けたクッション性のあるカバー体8を取り
付ける。スピーカー16や録音用マイク12用の通気口
13、ボリューム2やラジオのチューナー20をホール
ドさせる操作板14を設ける。 【効果】 音響機器を、落としても、投げても、安心で
ある。特に、幼児や子供に与えても、大人はいちいち注
意をしなくて済むので、楽である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、持ち運び易い大きさ
のラジオ、ラジカセ、テープレコーダー等の録音再生機
等の音響機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯用音響機器は、本体を丈夫に
する為に、本体の一番外側を、プラスチック、アルミ、
あるいは強度のあるアルミ合金等の堅い素材で、形成し
てあった。また、必要に応じて取り付けるカバーは、鞄
等に入れて持ち運ぶ時の保護だけが目的で、布のみ、ビ
ニールのみ、又は、ビニールに薄いウレタンを合わせた
だけのもので出来ていた。操作つまみは、本体の上部、
正面の他、いろいろな箇所に付いていて、形もいろいろ
である。持ち運び易い大きさの音響機器には、本体にス
ピーカー16が付いていて、スピーカー16から音を聞
くものと、イヤホンを使って音を聞くものがある。ま
た、従来の音響機器のうちテープレコーダーには、ホー
ルドと呼ばれる、機能を一時固定したりその固定を解除
したりする仕組みがあり、携行して使用する時の誤操作
を防ぐ働きをしている。しかし、ボリューム2やラジオ
のチューナー20をホールドすることはできない。ホー
ルドの種類として、板をずらして操作つまみを隠すも
の、あるいは、操作ボタンを設け、その作用によって、
その時の状態を続けさせるものがある。あるいは、その
操作ボタンに人が触れた時だけ操作可能になり、人が触
れない時には、その時の状態を続けさせるものがある。
ボリューム2やラジオのチューナー20の操作つまみ
は、歯車を回転させて調節する。音響機器に、リモコン
が付いているものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】乳幼児にテープレコー
ダー等の音響機器を持たせて、音楽や物語等を聴かせる
と、乳幼児は、音に合わせて音響機器を振って楽しく遊
ぶが、すぐに落としてしまったり、投げてしまったりし
た。従来の携帯用音響機器の外周部は堅い素材で形成さ
れていた為、小型の音響機器であっても、フローリング
の床や、家具にぶつかればとても大きな音をたて、たい
へん不快な思いをしていた。その上、音響機器自体が壊
れたり、ぶつかった床板や家具に傷がついてしまった。
幼児自身や周囲の人の足の上に落とせば、痛い思いをし
なければならなかった。幼児は、音がする音響機器がお
もしろくなってくると、大人の膝の上に持ってきて、大
人の膝や胸にどんどんとぶつけて楽しんだり、高い位置
に持ち上げてわざと落としたりするので、大人は、痛く
て困ったりした。その上、音響機器を激しく振り回した
りするので、幼児自身や周囲の人に対して危険であっ
た。その為、いくら、乳幼児が音響機器に興味を持って
も、あるいは、大人が乳幼児に音響機器で何かを聞かせ
てあげようと思っても、危険がないように制止ばかりし
なければならず、自由に遊ばせる事はできなかった。ま
た、幼児は、折角、音響機器で遊んでも、操作つまみを
勝手に動かしてばかりいて、いつも音を停止させてしま
ったり、すぐ大音量にしてしまったりして、結局、何も
聞けない状態になるので、音響機器の有効な利用ができ
なかった。この発明が解決しようとする課題は、音響機
器を落としたり、投げたりしても、音響機器自体が壊れ
たり、物にぶつかって大きな音をたてたり、音響機器が
ぶつかった物や人を傷つけたりしないようにし、さら
に、操作をする必要のない時には一時操作できなくし
て、操作を誤らないようにして、乳幼児等子供でも、音
響機器を安心して使用できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】従来の音響機器を、子供
に持たせて自由に遊ばせると、子供はそれを落とした
り、投げたり、振り回したりするので、危険であった。
その上、子供が勝手に操作してしまうのは、不都合であ
った。また、子供でも大人でも、使用中に誤ってボリュ
ームに触れてしまって、音量が変化してしまったり、誤
ってラジオのチューナーに触れてしまってうまく聞こえ
ないのは、不都合であった。そこで、この発明の発明者
は、音響機器本体の外周部に、他の物との衝突のショッ
クを和らげることができるクッション性のあるカバー体
を取り付けたり、音響機器の操作を誤らないようにし
た、安心して使える携帯用音響機器について、あれこれ
と考察した結果、この発明を完成させる事ができた。こ
の発明に係る音響機器は次のようなものである。
【0005】すなわち、この音響機器は、本体1と、そ
の外周部にクッション性のあるカバー体8を備えた音響
機器である。この音響機器は、従来の音響機器本体1の
外周部に、クッション性のあるカバー体8を取り付けた
り、取り外したりできるようにした物である。カバー体
8は、音響機器を落下させても他の物との衝突のショッ
クを吸収したり和らげたりできるクッション性を有する
物とし、スピーカー16や録音用マイク12が設備され
た音響機器の場合、カバー体8のその部分に音を通す為
の通気口13を設ける。そして、本体1の操作つまみの
操作を外部から行えるようにカバー体8に操作窓11を
設ける。マイク差し込み口17やイヤホン差し込み口1
8等があれば、カバー体8のその部分に穴19を設けて
も良い。操作つまみは、クッション性のある材料で作っ
ても良いし、あるいは、操作つまみ周囲のカバー体8の
外周よりも突出しない形にするのが良い。従来のホール
ド機能にボリューム2やラジオのチューナー20の調整
を一時固定させる操作板14を加えて操作窓11から操
作しても良い。又は、操作つまみ2ないし7及び15及
び20を覆うカバー体8を開閉蓋21として形成し、操
作つまみを収納させ、開閉蓋21を開いて操作つまみ2
ないし7及び15及び20を操作できるようにしたもの
である。以上に示したカバー体8の材料には、(イ)布
や伸縮性のある織布に、綿やスポンジやウレタン等を組
み合わせた物、又は、(ロ)熱溶着、接着、又は縫製に
よって成形したビニールの内側にスポンジやウレタンや
綿等を組み合わせた物、(ハ)ゴム、(ニ)樹脂類、等
を使っても良い。カバー体8の開閉口9には、使用した
材料の性質やカバーの用途によって都合の良い留め具を
付けて留める。例えば、ゴム製のカバー体8には、金具
やプラスチックの留め具10をカバー体8の外周より突
出しないように付けると良い。ビニールや布製のカバー
体8には、ファスナー22、マジックテープ23、又は
スナップ28を付けると良い。ビニール製のカバー体8
には、食品用のフリーザーパックに付いているようなチ
ャック26と呼ばれる留め具を付けても良い。他に、カ
バーのクッション材としては、熱溶着又は接着によって
成形したビニールチューブ24に空気を吹き込んで膨ら
ませた物としても良い。また、膨らませたビニールチュ
ーブ24をカバー体8の内側に取り付けて、カバー体8
と本体1との間のサイズやクッション性の調整の役割を
させても良い。又は、本体1の外側に、カバー体8を一
体とした物としても良い。その場合のカバー体8の材料
には、簡単な掃除ができる(ハ)ゴム、(ニ)樹脂類、
又は、(ロ)熱溶着、接着、又は縫製によって成形した
ビニールの内側にスポンジやウレタンや綿等を組み合わ
せた物を使用すると良い。また、子供は、自分でボタン
を押すと反応が返ってくるような物を好むので、時期を
伺い、外部から操作できるようにしても使うことができ
るように、本体1とカバー体8とを一体とした物を、も
う1つの独立させたカバー体8の中に入れたり、本体1
とカバー体8とを一体とした物に、開閉蓋21をつけ、
開閉蓋21を取り外し可能にしておくのも良い。以上に
示した、カバー体8は、動物、乗り物、又は人形等のい
ろいろな形にしても良く、いろいろな形のベルト30又
は把手31を付けても良く、いろいろな装飾32を加え
ても良く、本体1の動きや表示を見る為、又は、リモコ
ン使用の為の、透明窓38を設けても良い。さらに、特
に、乳幼児用としては、かじっても危険のない材料を使
い、取り外して洗濯や洗浄ができるものにする方が良
い。留め具は、子供の興味を引かない為に、目立たない
ように付ける方が良い。人が触れると操作ができるホー
ルド機能が付いている場合やホールド機能のない操作つ
まみは、カバー体8の内側に収納すると良い。尚、後で
紹介する各実施例のようにしても良いが、その他にも採
用できるものがいろいろと考えられることは言うまでも
ない。
【0006】
【作用】この発明に係る音響機器は、カバー体8の中に
音響機器本体1を入れて、使用する。音響機器本体1に
カセットテープやCD等をセットするには、カバー体8
の開閉口9を開けて行うが、開閉口9を備えずに、開閉
蓋21を開けて行うものや、本体1をカバー体8から引
き出して行うものもある。開閉蓋21を備えた音響機器
の場合は、開閉蓋21を開けて操作をし、操作を必要と
しない時は、開閉蓋21を閉じる。開閉蓋21の代わり
に開閉口9を備えた音響機器の場合は、開閉口9を開け
て操作をし、操作を必要としない時は、開閉口9を閉じ
る。本体1とカバー体8とを一体としている場合は、従
来の音響機器と同様に使用する。また、ボリューム2や
ラジオのチューナー20の調節を一時固定させる操作板
14は、ボリューム2やラジオのチューナー20の調節
を一時固定したい場合に、操作板14をスライドさせて
調節を固定させる。逆に、その固定を解除したい場合に
は、操作板14を逆方向にスライドさせる。
【0007】
【実施例】以下、図1ないし図6に示す実施例により本
発明を詳細に説明する。図1ないし図6の本発明の第1
の実施例において、テープレコーダー等の音響機器本体
1には、ボリューム2、録音つまみ3、停止つまみ4、
再生つまみ5、巻き戻しつまみ6、早送りつまみ7、が
取り付けられ、8は前記音響機器本体1の外周部を覆
う、クッション材料のカバーで、このカバー体8には、
カセットテープを入れ替えたり、本体1からカバー体8
を着脱させる為に開閉口9を設ける。カバー体8の材料
には、他の物との衝突のショックを吸収したり、和らげ
たりできるクッション性を有する物とし、例えば、乳幼
児がなめたり汚したりしても、洗濯や掃除ができる
(イ)布や伸縮性のある織布の内側に、スポンジやウレ
タンや綿等を組み合わせた物、(ロ)熱溶着、接着、又
は縫製によって成形したビニールの内側にスポンジやウ
レタンや綿等を組み合わせた物、(ハ)ゴム、(ニ)樹
脂類、等を使っても良い。カバー体8の開閉口9には、
カバー体8の材料の性質や用途によって都合の良い留め
具を付けて留める。例えば、ゴム製のカバー体8には、
金具やプラスチックの留め具10を付け、ビニールや布
製のカバー体8には、ファスナー22、マジックテープ
23、又はスナップ28等を付ける。本体1とカバー体
8をずれないようにマジックテープ23で接着させる方
法でも良い。そして、操作つまみを外部から操作できる
ように、カバー体8の操作つまみの部分に操作窓11を
設ける。操作窓11は、穴としても良く、ビニール製の
透明窓、あるいは、操作つまみの位置に操作内容を膜や
カバー体の上に表示させただけとしても良い。マイク差
し込み口17やイヤホン差し込み口18等があれば、カ
バー体8のその部分に穴19を設ける。また、操作つま
みの機能の内容を示す為に、丸や四角や三角等のいろい
ろな印を付けたり、文字を表示しても良い。操作つまみ
は、カバー体8の外周より突出しないようにする。本体
1にスピーカー16や、録音用マイク12が設備されて
いれば、カバー体8のその部分に通気口13を設けても
良いが、カバー体8の材料を(イ)又は(ロ)とした場
合、音を通すので通気口13は特に必要ない場合もあ
る。また、図5及び図6で示すボリューム2やラジオの
チューナー20の調節を一時固定する操作板14及び押
さえ15を設けても良い。その操作を、従来のホールド
機能と連動させても良い。図5は、ボリューム2を一時
固定する仕組みを示している。操作板14にボリューム
2の歯車につけた溝を押さえる部分を備えた押さえ15
を設け、ボリューム2の歯車を押さえるようにしてい
る。図6は、ラジオのチューナー20の調節を一時固定
する仕組みを示している。操作板14にラジオのチュー
ナー20の歯車につけた溝を押さえる部分を備えた押さ
え15を設け、ラジオのチューナー20の歯車を押さえ
るようにしている。図6はボリューム2を一時固定する
仕組みと連動させているが、もう1つ操作板14を設け
て独立させても良い。
【0008】
【本発明の異なる実施例】次に図7ないし図26に示す
本発明の異なる実施例につき説明する。尚、これらの本
発明の異なる実施例の説明に当たって、前記本発明の第
1の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複す
る説明を省略する。
【0009】図7の本発明の第2の実施例において、前
記本発明の第1の実施例と主に異なる点は、本体1の操
作つまみの位置や形が違い、カバー体8の形を変えた点
である。いろいろな形に、カバー体8を付加する事がで
きる。図7は、操作つまみが図1と違う位置にある本体
1に、操作つまみの一部に限って外部から操作できるよ
うにしたカバー体8を装着させている。カバー体8に
は、カセットテープを入れ替えたり、本体1からカバー
体8を着脱させる為の開閉口9を設け、留め具10で係
止させる。留め具10はカバー体8の外周より突出しな
いようにする。
【0010】図8ないし図10の本発明の第3の実施例
において、前記本発明の第1ないし第2の実施例と主に
異なる点は、主要な操作つまみの部分に、クッション性
のある材料で形成した開閉蓋21を設けている点であ
る。開閉蓋21の一方は、本体1を覆うカバー体8に連
続していて、反対の一方は、留め具10で係止させる。
留め具10はカバー体8の外周より突出しないようにす
る。図8ないし図10の例では、カセットテープを入れ
替える開閉口9とスピーカー16の為の通気口13を設
けている。必要であれば、録音用マイク12の為の通気
口13や、マイク差し込み口17やのイヤホン差し込み
口18の為の穴19を設けても良い。第1及び第2の実
施例では、操作つまみをホールドさせて操作を誤らない
ようにするには、いろいろな手段が必要であったが、第
3の実施例では開閉蓋21を開いて操作をし、操作が必
要ない時には、開閉蓋21を閉じておけば良いので、簡
単である。
【0011】図11及び図12の本発明の第4の実施例
において、前記本発明の第1ないし第3の実施例と主に
異なる点は、開閉蓋21の留め具をファスナー22とし
た点である。カバー体8に、縫製できる材料を使用する
場合、ファスナー22を利用できる。図11ないし図1
2の例では、カセットテープの取り替えは、カバー体8
から本体1を少し引き出して行うようにしたものであ
る。
【0012】図13の本発明の第5の実施例において、
前記本発明の第1ないし第4の実施例と主に異なる点
は、開閉蓋21の留め具をマジックテープ23とした点
である。カバー体8に、縫製できる材料を使用する場
合、マジックテープ23を利用できる。
【0013】図14の本発明の第6の実施例において、
前記本発明の第3ないし第5の実施例と主に異なる点
は、開閉蓋21を本体1の広い面に備えた点である。カ
セットテープの取り替え口も、開閉蓋21の中に収納し
ている。操作つまみが、本体1の広い面にある場合に
は、この方が操作し易い。
【0014】図15の第7の実施例において、前記本発
明の第1ないし第6の実施例と主に異なる点は、操作つ
まみを全てカバー体8に収納し、操作する為の開閉蓋2
1を開閉口9のみとした点である。開閉口9は、本体1
の操作つまみを操作し易い位置に設ける。図15は、伸
縮性のある織布の内側にスポンジを組み合わせ、ファス
ナー22を取り付けたカバー体8を本体1に装着させ、
開閉口9を開けた状態を示す図である。カバー体として
は、単純な形なので、カバー体8の内側のスポンジ等も
取り外し可能にすると、洗濯も楽である。又、枕やソフ
ァー等に使用するクッションを、カバー体8とすれば、
用途も広がる。
【0015】図16の第8の実施例において、前記本発
明の第1ないし第7の実施例と主に異なる点は、空気を
詰めたビニールチューブ24をカバー体8とする点であ
る。ビニールシートを熱溶着又は接着により成形した袋
状のビニールチューブ24の中に、ビニールに本体1を
通す穴を設けた円盤25数枚に空気を通す穴をあけ、ビ
ニールチューブ24を仕切る形に取り付け、ビニールチ
ューブ24の一方の端に、食品用フリーザーパック等に
利用されているチャック26と呼ばれている密閉できる
留め具を使う。さらに、ビニールチューブ24に、浮き
袋に付いているような、中に引っ込めることができる空
気の注入口27を付ける。注入口27から空気を吹き込
んで、全体をクッション性のあるカバー体8としてい
る。空気を吹き込んで膨らませた状態では操作はでき
ず、空気を少し抜き、少ししぼんだ状態にすると、ビニ
ールチューブ24の上から操作できる。ビニールチュー
ブ24を丈夫な物にし、チャック26を強力なものにす
れば、お風呂等、濡れる場所でも使用でき、水に浮かせ
る事もできる。ビニールチューブ24を使用した場合、
音を通す為の通気口13は無くても音は良く伝わるの
で、通気口13を設ける必要は無い。
【0016】図17の、第9の実施例において、前記本
発明の第8の実施例と主に異なる点は、ビニールチュー
ブ24を、カバーの形に膨らむように成形し、カバー体
8としている点である。注入口27を付けたビニールチ
ューブ24をカバーの形に膨らますことができるように
熱溶着又は接着により成形したカバー体8を本体1に装
着させる。チャック26を使えば、密閉され、第8の実
施例と同様の効果がある。
【0017】図18の第10の実施例において、前記本
発明の第1ないし第9の実施例と主に異なる点は、サイ
ズやクッション性を調節する機能をカバー体8に付加し
た点である。カバー体8を本体1に合わせてサイズを調
整する為に、カバー体8の内側にビニールチューブ24
を入れる。また、ビニールチューブ24はスポンジやウ
レタンや綿等の代わりに、クッション性を補うものとし
て使用しても良い。図18は、ゴム製のカバー体8にビ
ニールチューブ24を入れたところである。この上に、
本体1を乗せて、開閉蓋21を閉めて使用する。
【0018】図19の第11の実施例において、前記本
発明の第1ないし第10の実施例と主に異なる点は、カ
バー体8を本体1から取り外しができないようにした点
である。カバー体8を本体1と合わせ、一体としてい
る。この時のカバー体8の材料には、簡単な掃除ができ
る(ハ)ゴム、(ニ)樹脂類、又は、(ロ)熱溶着、接
着、又は縫製によって成形したビニールの内側にスポン
ジやウレタンや綿を組み合わせた物を使用すると良い。
図19は、開閉蓋21を備えていないが、開閉蓋21を
備えた物としても良い。
【0019】図20の第12の実施例において、前記本
発明の第1ないし第11の実施例と主に異なる点は、取
り外しのできるカバー体8を外しても、付けても、クッ
ション性がある点である。第11の実施例のものに、も
う1つの独立したカバー体8を組み合わせている。本体
1とカバー体8とを一体としている物を、さらに、取り
外しのできるカバー体8の中に入れるので、取り外しの
できるカバー体8を薄くして良い。幼児が操作つまみに
興味を持った場合に、取り外しのできるカバー体8を外
して、操作できる状態にしても使うことができる。図2
0は、カバー体8の開閉口9をスナップ28で留めてい
る。
【0020】図21の第13の実施例において、前記本
発明の第1ないし第12の実施例と主に異なる点は、カ
バー体8を、動物、乗り物、人形等好みの形にする点で
ある。図21は、ぬいぐるみ29をカバー体8としてい
る。ぬいぐるみ29に、本体1を入れたり、出したりす
る開閉口9をファスナー22で開閉できるようにしてい
る。カバー体8の材料に、(イ)布や伸縮性のある織布
の内側に、スポンジやウレタンや綿等を組み合わせた
物、(ロ)熱溶着、接着、又は縫製によって成形したビ
ニールの内側にスポンジやウレタンや綿等を組み合わせ
た物、(ホ)ビニールのみで作り空気を詰めた物、を使
用した場合、音はよく伝わるので、スピーカー16用の
通気口13を設けなくても良い。形によっては幼児に喜
ばれ、自分の好みに合わせて形の気に入った物を選べる
ようになり、学生や大人にも、喜ばれる。
【0021】図22及び図23の第14の実施例におい
て、前記本発明の第1ないし第13の実施例と主に異な
る点は、カバー体8にベルト30や把手31を取り付け
た点である。ベルト30や把手31はいろいろなものが
考えられる。図22はウエストに付けられるベルト3
0、図23は把手31を取り付けている。
【0022】図24及び図25の第15の実施例におい
て、前記本発明の第1ないし第14の実施例と主に異な
る点は、カバー体8のデザインを多様にした点である。
カバー体8に装飾32をほどこしている。装飾32とし
ての絵や飾りは、いろいろなものが考えられる。図24
は、カバー体8に、絵やフリルの装飾32を付けたもの
である。図25は、ビニールシートを熱溶着又は接着に
よって成形したビニールケース33に本体1の表面と裏
面の2面に配置されるように、例えば発泡ポリエチのよ
うなクッション材料34を取り付け、スピーカー16や
録音用マイク12の為の通気口13を設け、洗濯機に使
用するような蛇腹のついたビニールホース35で作った
輪にはめ込み、ビニールケース33の角をビニールホー
ス35に固定して、ビニール製のカバー体8としたもの
である。開閉口9は、ビニールケース33のビニールを
重ねて密着させるだけでも良いし、ファスナー22、マ
ジックテープ23、又はスナップ28を付けても良い。
ビニールホース35が把手となり、ビニールホース35
を透明にして、その中に小さなボールやキラキラする小
片の小物36を入れておくと子供の興味を引き喜ばれ
る。クッション材料34を取り付けた面以外に操作つま
みがある場合は、ビニールケース33の上から操作がで
きる。ビニールホース35は、操作つまみを操作する位
置で、留めたり、離したり出来るように留め具37を付
けると、操作がし易くなる。
【0023】図26の第16の実施例において、前記本
発明の第1ないし第15の実施例と主に異なる点は、カ
バー体8に表示等を見る為、又はリモコン使用の為の透
明窓38を設けた点である。カバー体8の一部に、本体
1の操作つまみや、テープの走行の様子や、電池の残量
の表示等を見易くする為に、あるいは、本体1が光を通
さないカバー体1ですっかり覆われていると、リモコン
が使用できないので、リモコンを使用する為に、透明窓
38を設けている。
【0024】
【発明の効果】この発明に係る音響機器は、クッション
性のある材料で覆われているので、落としたり、投げた
りしても、音響機器本体が壊れたり、物にぶつかって大
きな音をたてたり、音響機器がぶつかった物や人を傷つ
けたりする危険はないので、幼児に持たせて遊ばせても
安心である。操作つまみをクッション性のあるカバー体
で覆うと、一時操作をできなくなり誤操作をしない。ま
た、幼児には、勝手に操作できない。操作つまみが露出
していても、従来のホールド機能に併せて、ボリューム
やラジオのチューナーの調節を一時固定したりその固定
を解除する仕組みを付け、誤操作を防げば、誤って操作
をして不快な思いをする事がない。以上のとおり、この
音響機器は、乳幼児等の子供でも安心して使用すること
ができる。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】第1の実施例の裏面を示す斜視図である。
【図3】第1の実施例のカバー体を開けた状態を示す斜
視図である。
【図4】第1の実施例のカバー体から本体を取り出す状
態を示す斜視図である。
【図5】第1の実施例のボリュームのホールド機能の仕
組みを示す斜視図である。
【図6】第1の実施例のボリュームとラジオのチューナ
ーのホールド機能の仕組みを示す斜視図である。
【図7】第2の実施例を示す斜視図である。
【図8】第3の実施例を示す斜視図である。
【図9】第3の実施例の裏面を示す斜視図である。
【図10】第3の実施例のカバー体を開けた状態を示す
斜視図である。
【図11】第4の実施例を示す斜視図である。
【図12】第4の実施例の開閉蓋を開けた状態を示す斜
視図である。
【図13】第5の実施例を示す斜視図である。
【図14】第6の実施例を示す斜視図である。
【図15】第7の実施例を示す斜視図である。
【図16】第8の実施例を示す斜視図である。
【図17】第9の実施例を示す斜視図である。
【図18】第10の実施例を示す斜視図である。
【図19】第11の実施例を示す斜視図である。
【図20】第12の実施例を示す斜視図である。
【図21】第13の実施例を示す斜視図である。
【図22】第14の実施例を示す斜視図である。
【図23】第14の実施例を示す斜視図である。
【図24】第15の実施例を示す斜視図である。
【図25】第15の実施例を示す斜視図である。
【図26】第16の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 2 ボリューム 3 録音つまみ 4 停止つまみ 5 再生つまみ 6 巻き戻しつまみ 7 早送りつまみ 8 カバー体 9 開閉口 10 留め具 11 操作窓 12 録音用マイク 13 通気口 14 調節を一時固定させる操作板 15 押さえ 16 スピーカー 17 マイク差し込み口 18 イヤホン差し込み口 19 穴 20 ラジオのチューナー 21 開閉蓋 22 ファスナー 23 マジックテープ 24 ビニールチューブ 25 穴を設けた円盤 26 チャック 27 注入口 28 スナップ 29 ぬいぐるみ 30 ベルト 31 把手 32 装飾 33 ビニールケース 34 クッション材料 35 ビニールホース 36 小物 37 留め具 38 透明窓

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯ラジオ、携帯ラジカセ、携帯録音再
    生機等の音響機器本体と、この音響機器本体の外周部を
    該音響機器本体の操作を外部から行なえるように覆うク
    ッション性のあるカバー体とを備える音響機器。
  2. 【請求項2】 携帯ラジオ、携帯ラジカセ、携帯録音再
    生機等の音響機器本体と、この音響機器本体の外周部を
    覆うクッション性のあるカバー体と、このカバー体に、
    前記音響機器本体の操作つまみを操作できるように形成
    された開閉蓋とを備えることを特徴とする音響機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011140618A (ja) * 2009-12-10 2011-07-21 Mitsui Chemicals Inc カバー材
JP2017068105A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 ブラザー工業株式会社 カバー付ヘッドマウントディスプレイ

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