JP3277642B2 - 燃焼量制御装置 - Google Patents

燃焼量制御装置

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JP3277642B2
JP3277642B2 JP26079693A JP26079693A JP3277642B2 JP 3277642 B2 JP3277642 B2 JP 3277642B2 JP 26079693 A JP26079693 A JP 26079693A JP 26079693 A JP26079693 A JP 26079693A JP 3277642 B2 JP3277642 B2 JP 3277642B2
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burner
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白井  滋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃焼流量を電気的に加
減調節する燃焼量制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の燃焼量制御装置には、図5
に示すようなものがあった。(例えば、特開昭56−1
47974号公報、および特開昭56−147975号
公報)図5は従来の燃焼量制御装置の概略構成図であ
り、都市ガス配管、LP、ガスボンベなどのガス供給源
1から閉止弁2およびガスガバナ3を経て、アクチュエ
ータとしてソレノイドを利用して電磁コイル4の励磁電
流により、プランジャ5および弁体6を駆動して、弁座
7と弁体6との隙間を可変してガス流量を加減する比例
制御弁8を介して、バーナ9で燃焼させる燃焼量を制御
する装置において、ガス種に応じて最小ガス流量を規制
すべく、比例制御弁8の弁ボディ10にプランジャ5と
対向する側より弁体6の頂部に接するロッド11と、ロ
ッド11の有効長さを調節する調整ねじ12とからなる
調節機構13を設けたものである。この従来の燃焼量制
御装置において比例制御弁8は、電磁コイル4に通電し
ていない時、スプリング14の力は弁体6を弁座7に当
接させる方向に付勢するが、ロッド11が先に弁体6に
当接して弁体6の動作を規制し、最小流量に見合う隙間
を弁体6と弁座7との間に保つように作用する。したが
って弁体6は弁座7を閉止しない。そのためガスの閉止
は比例制御弁8とは別に設けた閉止弁2で行う。 な
お、この従来例はガス湯沸器であり、目標値である所望
する湯温を設定機構15によって入力指示し、熱交換器
16の出口側の湯温検出器17からの湯温信号を調節部
18にフィードバックして、調節部18の比較部19お
よび判別部20にて比較演算し、流量操作信号が比例制
御弁8に出力される。
【0003】この従来の燃焼量制御装置において、閉止
弁2を開くと比例制御弁8の電磁コイル4に電流が流れ
なくても、弁座7と弁体6との隙間を通って最小ガス流
量が流れてバーナ9で燃焼している。湯温検出器17で
検出した湯温が設定値より低いときは、調節部18より
ガス流量を増大すべく操作信号である制御電流が設定値
と検出値の差に応じて出力される。この制御電流によっ
て電磁コイル4が励磁され、プランジャ5がコイル内に
吸引され、スプリング14が圧縮されて反発する力とソ
レノイドの吸引力がバランスする位置まで弁体6が変位
して弁座7との隙間を広げガス流量が増大する。
【0004】ガス流量が増大すると湯温は上昇し、設定
値との差が小さくなると制御電流が小さくなり、ソレノ
イドの吸引力に対しスプリング14の反発力が大きくな
るから、プランジャ5は電磁コイル4の外に向かって移
動し、再びソレノイドの吸引力とバランスする位置まで
弁体6を変位させて弁座7との隙間を小さくする。ま
た、燃料ガスの発熱量や供給圧力の異なるガス種に対し
ては、切換機構21によって比例制御弁8の制御電流の
範囲を切り換えると共に、場合により弁体6および弁座
7を適当な径のものに交換する。
【0005】つまり、この従来の燃焼流量制御装置にお
いては、バーナ9にて風の影響による吹き消えなどを起
こさず安定して燃焼する最小ガス流量を規制するため
に、調節機構13の調整ねじ12によって弁体6と弁座
7との隙間を個々に機械的に調整し、発熱量や供給圧力
の異なるガス種グループに対しては制御回路の制御電流
の範囲を切換機構13の切換スイッチにより切り換えて
最大ガス流量も規制しようとするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、次のような課題を有していた。
【0007】例えば上記のようにバーナ9にて風の影響
による吹き消えなどを起こさず安定して燃焼する最小ガ
ス流量を規制するために、調節機構13の調整ねじ12
によって弁体6と弁座7との隙間を個々に調整するなど
の機械的な調整作業を要し、調整後ずれないようにロッ
クナットを締めたり作業が厄介な上に、工数がかかる等
の不具合があった。
【0008】また、例えば供給ガス圧が変動すると弁体
6と弁座7との最小隙間が一定にできても、最小ガス流
量の変動を防止できないのでガバナ3が不可欠であり、
簡単な構成にしたくても省くことができなかった。
【0009】さらにソレノイドアクチュエータの電流制
御によって弁体6と弁座7との隙間を加減し、ガス流量
を制御する構成は周知のように、電磁コイル4の電流に
対してプランジャ5に発生する力および弁体6の変位
は、比較的大きなヒステリシスを生じたり、特性バラツ
キも大きいことから、実際には正確な燃焼量制御がしず
らく、例えばガステーブルのオープン制御による火力制
御等には利用できないものであった。
【0010】しかも湯温はフィードバックしていても燃
焼量は検出できない構成なので、小刻みな分解能で再現
性よく正確に燃焼量を設定および制御することも困難で
あった。
【0011】またガス種変換の際、切換機構21の切換
スイッチによって比例制御弁8の制御電流の範囲を切り
換えると共に、場合により弁体6および弁座7を適当な
径のものに交換するのであるが、比例制御弁8の制御電
流に対し流量特性バラツキが大きいため、実際には比例
制御弁8の特性管理が大変であったり、切換機構21の
スイッチ切り換えだけでなく、ガス種変換時に制御回路
の電流調整作業を要したりするものであった。しかも最
小ガス流量を規制するために、調節機構13の調整ねじ
12によって弁体6と弁座7との隙間を個々に機械的に
調整し直す作業も要したりするものであった。
【0012】さらに、比例制御弁8には閉止機能がなく
別個に閉止弁2を必要とし、例えば安全思想的に二重に
閉止機能を要する場合には、さらにもう一つ閉止弁を取
り付けなくてはならず、機器装置のコンパクト化や組立
工数の面からも不具合であるなどの欠点があった。
【0013】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、まず製造時において機械的な調整を不要にできる燃
焼量制御装置を提供することを第1の目的としている。
【0014】本発明の第2の目的は、製造時およびガス
種変換時においても機械的な調整なしに最小流量を規制
制御できる燃焼量制御装置を提供することにある。
【0015】本発明の第3の目的は、ガバナを不要にで
きる燃焼量制御装置を提供することにある。
【0016】本発明の第4の目的は、ガス種変換時にお
いてスイッチ等の切り換えだけで機械的な調整なしで変
換作業可能な燃焼量制御装置を提供することにある。
【0017】本発明の第5の目的は、小分解能で正確に
燃焼量を制御できる燃焼量制御装置を提供することにあ
る。
【0018】本発明の第6の目的は、1個の弁で閉止か
ら全開まできめ細かく燃焼量を制御できる燃焼量制御装
置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために本発明の燃焼量制御装置は、燃料の入口と出
口を有する燃料供給可変装置と、前記出口から送られた
燃料を燃焼するバーナと、前記バーナの火炎を電気信号
に変換する火炎センサと、前記火炎センサの信号を記憶
する火炎信号記憶部と、前記火炎センサの信号をスイッ
チ操作により前記火炎信号記憶部に記憶指示する火炎信
号記憶指示部と、前記火炎信号記憶部の記憶信号と前記
火炎センサからの信号とを比較判別する火炎信号比較判
別部と、少なくとも前記火炎信号比較判別部の判別結果
により前記燃料供給可変装置に操作信号を送出する操作
信号送出部とを備えたものである。
【0020】また第2の目的を達成するために本発明の
燃焼量制御装置は、燃料の入口と出口を有する燃料供給
可変装置と、前記出口から送られた燃料を燃焼するバー
ナと、前記バーナの火炎を電気信号に変換する火炎セン
サと、前記火炎センサの少なくとも最小火炎信号を記憶
する最小火炎信号記憶部と、前記火炎センサの少なくと
も最小火炎信号をスイッチ操作により前記最小火炎信号
記憶部に記憶指示する火炎信号記憶指示部と、前記最小
火炎信号記憶部の記憶信号と前記火炎センサからの信号
とを比較判別する火炎信号比較判別部と、少なくとも前
記火炎信号比較判別部の判別結果により前記燃料供給可
変装置に操作信号を送出する操作信号送出部とを備えた
ものである。
【0021】また第3の目的を達成するために本発明の
燃焼量制御装置は、燃料の入口と出口を有する燃料供給
可変装置と、前記出口から送られた燃料を燃焼するバー
ナと、前記バーナの火炎を電気信号に変換する火炎セン
サと、前記火炎センサの少なくとも最小火炎信号および
最大火炎信号を記憶する最小〜最大火炎信号記憶部と、
前記火炎センサの少なくとも最小火炎信号および最大火
炎信号をスイッチ操作により前記最小〜最大火炎信号記
憶部に記憶指示する火炎信号記憶指示部と、前記最小〜
最大火炎信号記憶部の記憶信号と前記火炎センサからの
信号とを比較判別する火炎信号比較判別部と、少なくと
も前記火炎信号比較判別部の判別結果により前記燃料供
給可変装置に操作信号を送出する操作信号送出部とを備
えたものである。
【0022】また第4の目的を達成するために本発明の
燃焼量制御装置は、ガスの入口と出口を有する燃料供給
可変装置と、前記出口から送られたガスを燃焼するバー
ナと、前記バーナの火炎を電気信号に変換する火炎セン
サと、前記火炎センサの少なくとも最小火炎信号および
最大火炎信号をガス種グループ毎に記憶する種別火炎信
号記憶部と、前記火炎センサの少なくとも最小火炎信号
および最大火炎信号をガス種グループ毎にスイッチ操作
により前記種別火炎信号記憶部に記憶指示する火炎信号
記憶指示部と、ガス種グループ切り替えスイッチと、前
記種別火炎信号記憶部の記憶信号と前記火炎センサから
の信号とを比較判別する火炎信号比較判別部と、少なく
とも前記火炎信号比較判別部の判別結果により前記燃料
供給可変装置に操作信号を送出する操作信号送出部とを
備えたものである。
【0023】また第5の目的を達成するために本発明の
燃焼量制御装置は、入口と出口の間に設けた弁座と、前
記弁座に対向して設けた弁体と、前記弁体を駆動するス
テッピングモータとからなる燃料供給可変装置と、前記
出口から送られた燃料を燃焼するバーナと、前記バーナ
の火炎を電気信号に変換する火炎センサと、前記火炎セ
ンサの信号を記憶する火炎信号記憶部と、前記火炎セン
サの信号をスイッチ操作により前記火炎信号記憶部に記
憶指示する火炎信号記憶指示部と、前記火炎信号記憶部
の記憶信号と前記火炎センサからの信号とを比較判別す
る火炎信号比較判別部と、少なくとも前記火炎信号比較
判別部の判別結果により前記燃料供給可変装置に操作信
号を送出する操作信号送出部とを備えたものである。
【0024】また第6の目的を達成するために本発明の
燃焼量制御装置は、入口と出口の間に弁座を有する弁ボ
ディと、前記弁座に対向して設けた弁体と、前記弁座を
前記弁体が閉止する方向に付勢する閉止ばねと、前記閉
止ばねに抗して弁軸を駆動するステッピングモータと、
前記弁体が確実に弁座を閉止する前記ステッピングモー
タ位置を検出する位置センサとからなる燃料供給可変装
置と、前記出口から送られた燃料を燃焼するバーナと、
前記バーナの火炎を電気信号に変換する火炎センサと、
前記火炎センサの信号を記憶する火炎信号記憶部と、前
記火炎センサの信号をスイッチ操作により前記火炎信号
記憶部に記憶指示する火炎信号記憶指示部と、前記火炎
信号記憶部の記憶信号と前記火炎センサからの信号とを
比較判別する火炎信号比較判別部と、少なくとも前記火
炎信号比較判別部の判別結果により前記燃料供給可変装
置に操作信号を送出する操作信号送出部とを備えたもの
である。
【0025】
【作用】本発明の燃焼量制御装置は上記した構成によっ
て、燃料供給可変装置を介してバーナへ送られた燃料
は、そのバーナで燃焼すると共にそのバーナで燃焼する
火炎の大きさに応じた電気信号に火炎センサが変換す
る。つまり燃焼量に応じて火炎センサから火炎信号が発
せられる。その火炎信号は制御部に送られており、制御
部に設けられた火炎信号記憶指示部のスイッチを操作す
ることにより、その火炎信号が制御部の火炎信号記憶部
に記憶される。例えば火力1の燃焼量の時に火炎信号記
憶指示部のスイッチを操作すると火力1の燃焼量の火炎
信号が記憶され、また火力2の燃焼量の時に火炎信号記
憶指示部のスイッチを操作すれば火力2の燃焼量の火炎
信号が記憶される。同様に火力5の燃焼量の時に火炎信
号記憶指示部のスイッチを操作すれば火力5の燃焼量の
火炎信号が記憶される。このように火力1〜火力5の燃
焼量の火炎信号を記憶させた状態で、例えば制御部の火
力指示部にて火力3を設定指示した場合、火炎センサか
らの火炎信号を制御部が受信しながら、その制御部の火
炎信号比較判別部が火炎信号記憶部の記憶信号と火炎セ
ンサからの信号とを比較し、すでに記憶された火力3の
燃焼量に相当する火炎信号になるように、操作信号送出
部が燃料供給可変装置に操作信号を送出して火力3の燃
焼量の状態を保つように作用する。
【0026】また、本発明の燃焼量制御装置は前記構成
により、燃料供給可変装置を介してバーナへ送られた燃
料は、そのバーナで燃焼すると共にそのバーナで燃焼す
る火炎の大きさに応じた電気信号に火炎センサが変換す
る。つまり燃焼量に応じて火炎センサから火炎信号が発
せられる。その火炎信号は制御部に送られており、制御
部に設けられた火炎信号記憶指示部のスイッチを操作す
ることにより、その火炎信号が制御部の最小火炎信号記
憶部に記憶される。例えば最小燃焼量の時に火炎信号記
憶指示部のスイッチを操作すると最小燃焼量の火炎信号
が記憶される。このように最小燃焼量の火炎信号を記憶
させた状態で、例えば非加熱物の温度をフィードバック
しながら燃焼量制御する場合、火炎センサからの火炎信
号を制御部が受信しながら、その制御部の火炎信号比較
判別部が最小火炎信号記憶部の記憶信号と火炎センサか
らの信号とを比較し、すでに記憶された最小燃焼量に相
当する火炎信号より少ない燃焼量で燃焼させることがな
いように、操作信号送出部が燃料供給可変装置に操作信
号を送出するように作用する。
【0027】また、本発明の燃焼量制御装置は前記構成
により、燃料供給可変装置を介してバーナへ送られた燃
料は、そのバーナで燃焼すると共にそのバーナで燃焼す
る火炎の大きさに応じた電気信号に火炎センサが変換す
る。つまり燃焼量に応じて火炎センサから火炎信号が発
せられる。その火炎信号は制御部に送られており、制御
部に設けられた火炎信号記憶指示部のスイッチを操作す
ることにより、その火炎信号が制御部の最小〜最大火炎
信号記憶部に記憶される。例えば最小燃焼量の時に火炎
信号記憶指示部のスイッチを操作すると最小燃焼量の火
炎信号が記憶され、また最大燃焼量の時に火炎信号記憶
指示部のスイッチを操作すれば最大燃焼量の火炎信号が
記憶される。このように最小および最大燃焼量の火炎信
号を記憶させた状態で、例えば非加熱物の温度をフィー
ドバックしながら燃焼量制御する場合、火炎センサから
の火炎信号を制御部が受信しながら、その制御部の火炎
信号比較判別部が最小〜最大火炎信号記憶部の記憶信号
と火炎センサからの信号とを比較し、すでに記憶された
最小燃焼量および最大燃焼量に相当する火炎信号の範囲
を逸脱しないように、操作信号送出部が燃料供給可変装
置に操作信号を送出するように作用する。したがって、
燃料供給源の圧力変動が生じたりした場合でも、最小〜
最大燃焼量の範囲を逸脱しないように燃料供給可変装置
が制御される。
【0028】また、本発明の燃焼量制御装置は前記構成
により、燃料供給可変装置を介してバーナへ送られたガ
スは、そのバーナで燃焼すると共にそのバーナで燃焼す
る火炎の大きさに応じた電気信号に火炎センサが変換す
る。つまりガスの燃焼量に応じて火炎センサから火炎信
号が発せられる。その火炎信号は制御部に送られてお
り、制御部に設けられた火炎信号記憶指示部のスイッチ
を操作することにより、その火炎信号が制御部の種別火
炎信号記憶部に記憶される。例えばガス種グループ切り
替えスイッチを適応するガス種グループにセットして最
小燃焼量の時に火炎信号記憶指示部のスイッチを操作す
るとそのガス種の最小燃焼量の火炎信号が記憶され、ま
た最大燃焼量の時に火炎信号記憶指示部のスイッチを操
作すれば最大燃焼量の火炎信号が記憶される。このよう
に各ガス種の最小および最大燃焼量の火炎信号を記憶さ
せ使用するガス種グループに切り替えスイッチを切り換
えた状態で、例えば非加熱物の温度をフィードバックし
ながら燃焼量制御する場合、火炎センサからの火炎信号
を制御部が受信しながら、その制御部の火炎信号比較判
別部がガス種別火炎信号記憶部の記憶信号と火炎センサ
からの信号とを比較し、すでに記憶されたそのガス種グ
ループの最小燃焼量および最大燃焼量に相当する火炎信
号の範囲を逸脱しないように、操作信号送出部が燃料供
給可変装置に操作信号を送出するように作用する。した
がって、ガス供給源のガス圧力変動が生じたりした場合
でも、最小〜最大燃焼量の範囲を逸脱しないように燃料
供給可変装置が制御される。
【0029】また、本発明の燃焼量制御装置は前記構成
により、入口と出口の間に設けた弁座に対向して設けた
弁体を駆動するステッピングモータからなる燃料供給可
変装置を介してバーナへ送られた燃料は、そのバーナで
燃焼すると共にそのバーナで燃焼する火炎の大きさに応
じた電気信号に火炎センサが変換する。つまり燃焼量に
応じて火炎センサから火炎信号が発せられる。その火炎
信号は制御部に送られており、制御部に設けられた火炎
信号記憶指示部のスイッチを操作することにより、その
火炎信号が制御部の火炎信号記憶部に記憶される。例え
ば火力1の燃焼量の時に火炎信号記憶指示部のスイッチ
を操作すると火力1の燃焼量の火炎信号が記憶され、ま
た火力2の燃焼量の時に火炎信号記憶指示部のスイッチ
を操作すれば火力2の燃焼量の火炎信号が記憶される。
同様に火力5の燃焼量の時に火炎信号記憶指示部のスイ
ッチを操作すれば火力5の燃焼量の火炎信号が記憶され
る。このように火力1〜火力5の燃焼量の火炎信号を記
憶させた状態で、例えば制御部の火力指示部にて火力3
を設定指示した場合、火炎センサからの火炎信号を制御
部が受信しながら、その制御部の火炎信号比較判別部が
火炎信号記憶部の記憶信号と火炎センサからの信号とを
比較し、すでに記憶された火力3の燃焼量に相当する火
炎信号になるように、操作信号送出部が燃料供給可変装
置のステッピングモータに操作信号を送出して細かい分
解能で正確に火力3の燃焼量の状態を保つように作用す
る。
【0030】また、本発明の燃焼量制御装置は前記構成
により、入口と出口の間に設けた弁座を、弁体が閉止す
る方向に付勢する閉止ばねの力に抗して、前記弁体が開
く方向に弁軸を駆動するステッピングモータからなる燃
料供給可変装置を介してバーナへ送られた燃料は、その
バーナで燃焼すると共にそのバーナで燃焼する火炎の大
きさに応じた電気信号に火炎センサが変換する。つまり
燃焼量に応じて火炎センサから火炎信号が発せられる。
その火炎信号は制御部に送られており、制御部に設けら
れた火炎信号記憶指示部のスイッチを操作することによ
り、その火炎信号が制御部の火炎信号記憶部に記憶され
る。
【0031】例えば火力1の燃焼量の時に火炎信号記憶
指示部のスイッチを操作すると火力1の燃焼量の火炎信
号が記憶され、また火力2の燃焼量の時に火炎信号記憶
指示部のスイッチを操作すれば火力2の燃焼量の火炎信
号が記憶される。同様に火力5の燃焼量の時に火炎信号
記憶指示部のスイッチを操作すれば火力5の燃焼量の火
炎信号が記憶される。このように火力1〜火力5の燃焼
量の火炎信号を記憶させた状態で、例えば制御部の火力
指示部にて火力3を設定指示した場合、火炎センサから
の火炎信号を制御部が受信しながら、その制御部の火炎
信号比較判別部が火炎信号記憶部の記憶信号と火炎セン
サからの信号とを比較し、すでに記憶された火力3の燃
焼量に相当する火炎信号になるように、操作信号送出部
が燃料供給可変装置のステッピングモータに操作信号を
送出して細かい分解能で正確に火力3の燃焼量の状態を
保つように作用する。しかも、弁体が確実に弁座を閉止
できるステッピングモータの位置を位置センサで検出で
き、かつその閉止位置から所定の火力までのステッピン
グモータへの印可パルスは定量的でかつ高い精度で再現
できるよう作用し、正確にすばやくかつ再現性よく火力
制御できると共に、1個の弁装置で閉止〜全開まできめ
細かく燃焼流量を制御するよう作用する。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。まず図1において、燃料の入口22と出口23を有
する燃料供給可変装置24と、出口23から送られた燃
料を燃焼するバーナ25と、バーナ25の火炎を電気信
号に変換する火炎センサ26と、火炎センサ26の信号
を記憶する火炎信号記憶部27と、火炎センサ26の信
号をスイッチ操作により火炎信号記憶部27に記憶指示
する火炎信号記憶指示部28と、火炎信号記憶部27の
記憶信号と火炎センサ26からの信号とを比較判別する
火炎信号比較判別部29と、少なくとも火炎信号比較判
別部29の判別結果により燃料供給可変装置24に操作
信号を送出する操作信号送出部30とを設けた構成であ
る。
【0033】次に上記実施例の作用、動作について説明
する。まず、燃料供給可変装置24を介してバーナ25
へ送られた燃料は、そのバーナ25で燃焼すると共にそ
のバーナ25で燃焼する火炎31の大きさに応じた電気
信号に火炎センサ26が変換する。つまり燃焼量に応じ
て火炎センサ26から火炎信号が発せられる。その火炎
信号は制御部32に送られており、制御部32に設けら
れた火炎信号記憶指示部28のスイッチ33(図示せ
ず)を操作することにより、その火炎信号が制御部32
の火炎信号記憶部27に記憶される。
【0034】例えば火力1の燃焼量の時に火炎信号記憶
指示部28のスイッチ33を操作すると火力1の燃焼量
の火炎信号が記憶され、また火力2の燃焼量の時に火炎
信号記憶指示部28のスイッチを操作すれば火力2の燃
焼量の火炎信号が記憶される。同様に火力5の燃焼量の
時に火炎信号記憶指示部28のスイッチを操作すれば火
力5の燃焼量の火炎信号が記憶される。このように火力
1〜火力5の燃焼量の火炎信号を記憶させた状態で、例
えば制御部32の火力指示部34(図示せず)にて火力
3を設定指示した場合、火炎センサ26からの火炎信号
を制御部32が受信しながら、その制御部32の火炎信
号比較判別部29が火炎信号記憶部27の記憶信号と火
炎センサ26からの信号とを比較し、すでに記憶された
火力3の燃焼量に相当する火炎信号になるように、操作
信号送出部30が燃料供給可変装置24に操作信号を送
出して火力3の燃焼量の状態を保つように作用する。
【0035】従来は製造時において、例えば比例制御弁
8の調節機構13の調整ねじ12によって弁体6と弁座
7との隙間を個々に調整するなどの機械的な調整作業を
要したり、調整後ずれないようにロックナットを締めた
りする作業や、さらに比例制御弁8の流量特性のゲイン
のばらつきをカバーするために、制御部18の可変抵抗
器のツマミで制御ゲインを調整するなど、工数のかかる
作業を必要としていた。
【0036】これに対して本実施例においては、記憶さ
せたい火力すなわち燃焼量を例えば燃料供給可変装置2
4で燃焼量を可変しつつバーナノズル35のノズル圧を
モニターチェックしながら、所定の圧力になった時に火
炎信号記憶指示部28のボタンスイッチを押すだけで、
その所定火力における火炎センサ26からの火炎信号が
火炎信号記憶部27に記憶されるので、例え燃料供給可
変装置24や火炎センサ26に特性ばらつきがあっても
関係なく、その記憶された火力をいつでも再現すること
ができる。
【0037】つまり、製造時に火炎信号記憶指示部28
のスイッチを操作する作業だけの、機械的な調整作業が
不要な燃焼量制御装置を実現できる。
【0038】したがって、燃料供給可変装置24や火炎
センサ26などの機能部品の特性ばらつきの管理をラフ
にできると共に、製造作業を簡単化できかつ工数削減で
きる。
【0039】図2に第2の実施例を示す。図2の実施例
の燃焼量制御装置は、燃料の入口22と出口23を有す
る燃料供給可変装置24と、出口23から送られた燃料
を燃焼するバーナ25と、バーナ25の火炎31を電気
信号に変換する火炎センサ26と、火炎センサ26の少
なくとも最小火炎信号を記憶する最小火炎信号記憶部3
6と、火炎センサ26の少なくとも最小火炎信号をスイ
ッチ操作により最小火炎信号記憶部36に記憶指示する
火炎信号記憶指示部28と、最小火炎信号記憶部36の
記憶信号と火炎センサ26からの信号とを比較判別する
火炎信号比較判別部29と、少なくとも火炎信号比較判
別部29の判別結果により燃料供給可変装置24に操作
信号を送出する操作信号送出部30とを設けた構成であ
る。
【0040】次に上記実施例の作用、動作について説明
する。まず、燃料供給可変装置24を介してバーナ25
へ送られた燃料は、そのバーナ25で燃焼すると共にそ
のバーナ25で燃焼する火炎31の大きさに応じた電気
信号に火炎センサ26が変換する。つまり燃焼量に応じ
て火炎センサ26から火炎信号が発せられる。その火炎
信号は制御部32に送られており、制御部32に設けら
れた火炎信号記憶指示部28のスイッチ33(図示せ
ず)を操作することにより、その火炎信号が制御部32
の最小火炎信号記憶部36に記憶される。
【0041】例えば最小燃焼量の時に火炎信号記憶指示
部28のスイッチ33を操作すると最小燃焼量の火炎信
号が記憶される。このように最小燃焼量の火炎信号を記
憶させた状態で、例えば非加熱物の温度をフィードバッ
クしながら燃焼量制御する場合、火炎センサ26からの
火炎信号を制御部32が受信しながら、その制御部32
の火炎信号比較判別部29が最小火炎信号記憶部36の
記憶信号と火炎センサ26からの信号とを比較し、すで
に記憶された最小燃焼量に相当する火炎信号より少ない
燃焼量で燃焼させることがないように、操作信号送出部
30が燃料供給可変装置24に操作信号を送出するよう
に作用する。
【0042】従来は製造時やガス種変換時において、例
えばバーナ9にて風の影響による吹き消えなどを起こさ
ず安定して燃焼する最小ガス流量を規制するために、比
例制御弁8の調節機構13の調整ねじ12によって弁体
6と弁座7との隙間を個々に調整するなどの機械的な調
整作業を要したり、調整後ずれないようにロックナット
を締めたりするなど、面倒で工数のかかる作業を必要と
していた。
【0043】これに対して本実施例においては、記憶さ
せたい最小火力すなわち最小燃焼量を例えば燃料供給可
変装置24で燃焼量を可変しつつバーナノズル35のノ
ズル圧をモニターチェックしながら、所定の最小圧力に
なった時に火炎信号記憶指示部28のボタンスイッチを
押すだけで、その所定最小火力における火炎センサ26
からの最小火炎信号が最小火炎信号記憶部36に記憶さ
れるので、例え燃料供給可変装置24や火炎センサ26
に特性ばらつきがあっても関係なく、その記憶された最
小燃焼状態を検出することができる。
【0044】つまり、製造時およびガス種変換時に火炎
信号記憶指示部28のスイッチを操作する作業だけの作
業で、機械的な調整作業なしに、最小燃焼量の規制制御
が可能な燃焼量制御装置を実現できる。
【0045】したがって、燃料供給可変装置24や火炎
センサ26などの機能部品の特性ばらつきの管理をラフ
にできると共に、製造時やガス種変換時の作業を簡素化
できかつバーナの失火などのない安全な燃焼量制御装置
が実現できる。
【0046】図3に第3の実施例を示す。図3の実施例
の燃焼量制御装置は、燃料の入口22と出口23を有す
る燃料供給可変装置24と、出口23から送られた燃料
を燃焼するバーナ25と、バーナ25の火炎31を電気
信号に変換する火炎センサ26と、火炎センサ26の少
なくとも最小火炎信号および最大火炎信号を記憶する最
小〜最大火炎信号記憶部37と、火炎センサ26の少な
くとも最小火炎信号および最大火炎信号をスイッチ操作
により最小〜最大火炎信号記憶部37に記憶指示する火
炎信号記憶指示部28と、最小〜最大火炎信号記憶部3
7の記憶信号と火炎センサ26からの信号とを比較判別
する火炎信号比較判別部29と、少なくとも火炎信号比
較判別部29の判別結果により燃料供給可変装置24に
操作信号を送出する操作信号送出部30とを設けた構成
である。
【0047】次に上記実施例の作用、動作について説明
する。まず、燃料供給可変装置24を介してバーナ25
へ送られた燃料は、そのバーナ25で燃焼すると共にそ
のバーナ25で燃焼する火炎31の大きさに応じた電気
信号に火炎センサ26が変換する。つまり燃焼量に応じ
て火炎センサ26から火炎信号が発せられる。その火炎
信号は制御部32に送られており、制御部32に設けら
れた火炎信号記憶指示部28のスイッチ33(図示せ
ず)を操作することにより、その火炎信号が制御部32
の最小〜最大火炎信号記憶部37に記憶される。例えば
最小燃焼量の時に火炎信号記憶指示部28のスイッチ3
3を操作すると最小燃焼量の火炎信号が記憶され、また
最大燃焼量の時に火炎信号記憶指示部28のスイッチ3
3を操作すれば最大燃焼量の火炎信号が記憶される。こ
のように最小および最大燃焼量の火炎信号を記憶させた
状態で、例えば非加熱物の温度をフィードバックしなが
ら燃焼量制御する場合、火炎センサ26からの火炎信号
を制御部32が受信しながら、その制御部32の火炎信
号比較判別部29が最小〜最大火炎信号記憶部37の記
憶信号と火炎センサ26からの信号とを比較し、すでに
記憶された最小燃焼量および最大燃焼量に相当する火炎
信号の範囲を逸脱しないように、操作信号送出部30が
燃料供給可変装置24に操作信号を送出するように作用
する。したがって、燃料供給源の圧力変動が生じたりし
た場合でも、最小〜最大燃焼量の範囲を逸脱しないよう
に燃料供給可変装置24が制御される。
【0048】従来は、例えば供給ガス圧が変動すると弁
体6と弁座7との最小隙間が一定にできても、最小ガス
流量の変動を防止できないのでガバナ3が不可欠であ
り、簡単な構成にしたくても省くことができなかった。
【0049】これに対して本実施例においては、最小〜
最大火炎信号記憶部37が最小および最大燃焼量の火炎
信号を記憶でき、火炎センサ26からの火炎信号を制御
部32が受信しながら、燃料供給可変装置24を制御す
る構成なので、例え燃料供給源の圧力が変動しても最小
燃焼量および最大燃焼量を逸脱しないように燃焼量制御
ができる。
【0050】したがって、燃料供給圧力を安定化するた
めのガバナ3を不要にすることができ、燃焼量制御装置
の構成を簡単にできる。
【0051】図4に第4の実施例を示す。図4の実施例
の燃焼量制御装置は、ガスの入口22と出口23を有す
る燃料供給可変装置24と、出口23から送られたガス
を燃焼するバーナ25と、バーナ25の火炎31を電気
信号に変換する火炎センサ26と、火炎センサ26の少
なくとも最小火炎信号および最大火炎信号をガス種グル
ープ毎に記憶する種別火炎信号記憶部38と、火炎セン
サ26の少なくとも最小火炎信号および最大火炎信号を
ガス種グループ毎にスイッチ操作により種別火炎信号記
憶部38に記憶指示する火炎信号記憶指示部28と、ガ
ス種グループ切り替えスイッチ39と、種別火炎信号記
憶部38の記憶信号と火炎センサ26からの信号とを比
較判別する火炎信号比較判別部29と、少なくとも火炎
信号比較判別部29の判別結果により燃料供給可変装置
24に操作信号を送出する操作信号送出部30とを設け
た構成である。
【0052】次に上記実施例の作用、動作について説明
する。まず、燃料供給可変装置24を介してバーナ25
へ送られたガスは、そのバーナ25で燃焼すると共にそ
のバーナ25で燃焼する火炎31の大きさに応じた電気
信号に火炎センサ26が変換する。つまりガスの燃焼量
に応じて火炎センサ26から火炎信号が発せられる。そ
の火炎信号は制御部32に送られており、制御部32に
設けられた火炎信号記憶指示部28のスイッチ33(図
示せず)を操作することにより、その火炎信号が制御部
32の種別火炎信号記憶部38に記憶される。例えばガ
ス種グループ切り替えスイッチ39を適応するガス種グ
ループにセットして最小燃焼量の時に火炎信号記憶指示
部28のスイッチ33を操作するとそのガス種の最小燃
焼量の火炎信号が記憶され、また最大燃焼量の時に火炎
信号記憶指示部28のスイッチ33を操作すれば最大燃
焼量の火炎信号が記憶される。このように各ガス種の最
小および最大燃焼量の火炎信号を記憶させ使用するガス
種グループに切り替えスイッチ39を切り換えた状態
で、例えば非加熱物の温度をフィードバックしながら燃
焼量制御する場合、火炎センサ26からの火炎信号を制
御部32が受信しながら、その制御部32の火炎信号比
較判別部29が種別火炎信号記憶部38の記憶信号と火
炎センサ26からの信号とを比較し、すでに記憶された
そのガス種グループの最小燃焼量および最大燃焼量に相
当する火炎信号の範囲を逸脱しないように、操作信号送
出部30が燃料供給可変装置24に操作信号を送出する
ように作用する。したがって、ガス供給源のガス圧力変
動が生じたりした場合でも、最小〜最大燃焼量の範囲を
逸脱しないように燃料供給可変装置24が制御される。
【0053】従来は、例えばガス種変換の際、切換機構
21の切換スイッチによって比例制御弁8の制御電流の
範囲を切り換えると共に、場合により弁体6および弁座
7を適当な径のものに交換するのであるが、比例制御弁
8の制御電流に対し流量特性ばらつきが大きいため、実
際には比例制御弁8の特性管理が大変であったり、切換
機構21のスイッチ切り換えだけでなく、ガス種変換時
に制御回路の電流調整作業を要していた。しかも最小ガ
ス流量を規制するために、調節機構13の調整ねじ12
によって弁体6と弁座7との隙間を個々に機械的に調整
し直す作業も要していた。
【0054】これに対して本実施例においては、切り替
えスイッチ39を使用するガス種グループに切り換える
だけで、種別火炎信号記憶部38が記憶しているそのガ
ス種グループの火炎信号と火炎センサ26からの火炎信
号とを比較しつつ、制御部32がそのガス種グループの
最小燃焼量および最大燃焼量の燃焼範囲を逸脱しないよ
うに燃料供給可変装置24を制御する構成なので、ガス
種変換時において、電気回路調整および機械的調整作業
なしに、簡単でかつ安全なガス変換を実現できる。
【0055】図1により第5の実施例を説明する。第5
の実施例の燃焼量制御装置は、入口22と出口23の間
に設けた弁座40と、弁座40に対向して設けた弁体4
1と、弁体41を駆動するステッピングモータ42とか
らなる燃料供給可変装置24と、出口23から送られた
燃料を燃焼するバーナ25と、バーナ25の火炎31を
電気信号に変換する火炎センサ26と、火炎センサ26
の信号を記憶する火炎信号記憶部27と、火炎センサ2
6の信号をスイッチ操作により火炎信号記憶部27に記
憶指示する火炎信号記憶指示部28と、火炎信号記憶部
27の記憶信号と火炎センサ26からの信号とを比較判
別する火炎信号比較判別部29と、少なくとも火炎信号
比較判別部29の判別結果により燃料供給可変装置24
に操作信号を送出する操作信号送出部30とを設けた構
成である。
【0056】次に上記実施例の作用、動作について説明
する。まず、入口22と出口23の間に設けた弁座40
に対向して設けた弁体41を駆動するステッピングモー
タ42からなる燃料供給可変装置24を介してバーナ2
5へ送られた燃料は、そのバーナ25で燃焼すると共に
そのバーナ25で燃焼する火炎31の大きさに応じた電
気信号に火炎センサ26が変換する。つまり燃焼量に応
じて火炎センサ26から火炎信号が発せられる。その火
炎信号は制御部32に送られており、制御部32に設け
られた火炎信号記憶指示部28のスイッチ33(図示せ
ず)を操作することにより、その火炎信号が制御部32
の火炎信号記憶部27に記憶される。例えば火力1の燃
焼量の時に火炎信号記憶指示部28のスイッチ33を操
作すると火力1の燃焼量の火炎信号が記憶され、また火
力2の燃焼量の時に火炎信号記憶指示部28のスイッチ
33を操作すれば火力2の燃焼量の火炎信号が記憶され
る。同様に火力5の燃焼量の時に火炎信号記憶指示部2
8のスイッチ33を操作すれば火力5の燃焼量の火炎信
号が記憶される。このように火力1〜火力5の燃焼量の
火炎信号を記憶させた状態で、例えば制御部32の火力
指示部34(図示せず)にて火力3を設定指示した場
合、火炎センサ26からの火炎信号を制御部32が受信
しながら、その制御部32の火炎信号比較判別部29が
火炎信号記憶部27の記憶信号と火炎センサ26からの
信号とを比較し、すでに記憶された火力3の燃焼量に相
当する火炎信号になるように、操作信号送出部30が燃
料供給可変装置24のステッピングモータ42に操作信
号を送出してきめ細かい分解能で正確に火力3の燃焼量
の状態を保つように作用する。
【0057】従来は、例えばソレノイドアクチュエータ
の電流制御によって弁体6と弁座7との隙間を加減しガ
ス流量を制御する構成で、電磁コイル4の電流に対して
プランジャ5に発生する力および弁体6の変位は、比較
的大きなヒステリシスを生じたり、特性ばらつきも大き
いことから、実際には正確な燃焼量制御がしずらく、例
えばガステーブルのオープン制御による火力制御等には
利用できないものであった。しかも湯温はフィードバッ
クしていても燃焼量は検出できない構成なので、小刻み
な分解能で再現性よく正確に燃焼量を設定および制御す
ることも困難であった。
【0058】これに対して本実施例においては、所定火
力における火炎センサ26からの火炎信号を火炎信号記
憶部27に記憶できる構成で、かつ弁座40と弁体41
との隙間をステッピングモータ42により、印可パルス
に応じて正確で小刻みにコントロールできる構成なの
で、小刻みな分解能で再現性よく正確に燃焼量を設定お
よび制御することができる。
【0059】図1により第6の実施例を説明する。第6
の実施例の燃焼量制御装置は、入口22と出口23の間
に弁座40を有する弁ボディ46と、弁座40に対向し
て設けた弁体41と、弁座40を弁体41が閉止する方
向に付勢する閉止ばね43と、閉止ばね43に抗して弁
軸44を駆動するステッピングモータ42と、弁体41
が確実に弁座40を閉止するステッピングモータ42の
位置を検出する位置センサ45とからなる燃料供給可変
装置24と、出口23から送られた燃料を燃焼するバー
ナ25と、バーナ25の火炎31を電気信号に変換する
火炎センサ26と、火炎センサ26の信号を記憶する火
炎信号記憶部27と、火炎センサ26の信号をスイッチ
操作により火炎信号記憶部27に記憶指示する火炎信号
記憶指示部28と、火炎信号記憶部27の記憶信号と火
炎センサ26からの信号とを比較判別する火炎信号比較
判別部29と、少なくとも火炎信号比較判別部29の判
別結果により燃料供給可変装置24に操作信号を送出す
る操作信号送出部30とを設けた構成である。
【0060】次に上記実施例の作用、動作について説明
する。まず、入口22と出口23の間に設けた弁座40
を、弁体41が閉止する方向に付勢する閉止ばね43の
力に抗して、弁体41が開く開く方向に弁軸44を駆動
するステッピングモータ42からなる燃料供給可変装置
24を介してバーナ25へ送られた燃料は、そのバーナ
25で燃焼すると共にそのバーナ25で燃焼する火炎3
1の大きさに応じた電気信号に火炎センサ26が変換す
る。つまり燃焼量に応じて火炎センサ26から火炎信号
が発せられる。その火炎信号は制御部32に送られてお
り、制御部32に設けられた火炎信号記憶指示部28の
スイッチ33(図示せず)を操作することにより、その
火炎信号が制御部32の火炎信号記憶部27に記憶され
る。例えば火力1の燃焼量の時に火炎信号記憶指示部2
8のスイッチ33を操作すると火力1の燃焼量の火炎信
号が記憶され、また火力2の燃焼量の時に火炎信号記憶
指示部28のスイッチ33を操作すれば火力2の燃焼量
の火炎信号が記憶される。同様に火力5の燃焼量の時に
火炎信号記憶指示部28のスイッチ33を操作すれば火
力5の燃焼量の火炎信号が記憶される。このように火力
1〜火力5の燃焼量の火炎信号を記憶させた状態で、例
えば制御部32の火力指示部34(図示せず)にて火力
3を設定指示した場合、火炎センサ26からの火炎信号
を制御部32が受信しながら、その制御部32の火炎信
号比較判別部29が火炎信号記憶部27の記憶信号と火
炎センサ26からの信号とを比較し、すでに記憶された
火力3の燃焼量に相当する火炎信号になるように、操作
信号送出部30が燃料供給可変装置のステッピングモー
タ42に操作信号を送出して細かい分解能で正確に火力
3の燃焼量の状態を保つように作用する。しかも、弁体
41が確実に弁座40を閉止できるステッピングモータ
42の位置を位置センサ45で検出でき、かつその閉止
位置から所定の火力までのステッピングモータ42への
印可パルスは定量的でかつ高い精度で再現できるよう作
用し、正確にすばやくかつ再現性よく火力制御できると
共に、1個の弁装置で閉止〜全開まできめ細かく燃焼流
量を制御するよう作用する。
【0061】なお、弁軸44と弁ボディ46との間のシ
ール材はダイアフラム47で構成してあるため、例えば
Oリングでシールして弁軸44が摺動しなくてはならな
いような構成と異なり、摺動摩擦がないため、閉止ばね
43の力を有効に弁体41が弁座40を閉止するためだ
けに活かすことができる。したがって、閉止ばね43の
付勢力を比較的小さくしても十分に閉止ができ、弁軸4
4を偏心カム48で押して、弁体41を作動させるステ
ッピングモータ42も、低トルクの小型のものが実用で
きる。
【0062】また、位置センサ45は偏心カム48のカ
ム軸49の回転と連動させたエンコーダで、弁体41が
弁座40を確実に閉止する位置において閉止位置信号を
制御部32へ送出できる構成で、例えステッピングモー
タ42が動作中に何パルスか脱調するようなことが生じ
ても、閉止位置にあるか否かは確実に確認できるため、
閉止位置信号を制御部32が受けた時、ステッピングモ
ータ42へのパルス数をゼロリセットすることができ、
より安全確実な燃焼量制御ができる。
【0063】また、火炎センサ26はバーナ25の燃焼
量に応じてその火炎31から受ける熱量を電気信号に変
換するもので、本実施例では熱電素子で構成したが、光
量や抵抗変化で検出するものであってもよい。
【0064】従来は、例えば比例制御弁8には閉止機能
がなく別個に閉止弁2を必要とし、もし安全思想的に二
重に閉止機能を要する場合には、さらにもう一つ閉止弁
を取り付けなくてはならず、機器装置のコンパクト化や
組立工数の面からも不具合であった。
【0065】これに対して本実施例においては、弁体4
1が確実に弁座40を閉止できるステッピングモータ4
2の位置を位置センサ45で確実に検出できる構成で、
所定火力における火炎センサ26からの火炎信号を火炎
信号記憶部27に記憶でき、かつ弁座40と弁体41と
の隙間をステッピングモータ42により、印可パルスに
応じて正確で小刻みにコントロールできる構成なので、
1個の弁装置で閉止から全開まで小刻みな分解能で再現
性よく正確に燃焼量を設定および制御することができ
る。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明の燃焼量制御装置に
よれば、次の効果が得られる。
【0067】(1)バーナの火炎を電気信号に変換する
火炎センサと、その信号を記憶する火炎信号記憶部を備
えた構成なので、製造時に火炎信号記憶指示部のスイッ
チを操作するだけの、機械的な調整作業が不要な燃焼量
制御装置を実現できる。
【0068】また、燃料供給可変装置や火炎センサなど
の機能部品の特性ばらつきの管理をラフにできると共
に、製造作業の簡単化と工数削減ができる燃焼量制御装
置が得られる。
【0069】(2)バーナの火炎を電気信号に変換する
火炎センサと、少なくともその最小火炎信号を記憶する
最小火炎信号記憶部を備えた構成なので、製造時および
ガス種変換時に火炎信号記憶指示部のスイッチを操作す
る作業だけの作業で、機械的な調整作業なしに、最小燃
焼量の規制制御が可能な燃焼量制御装置を実現できる。
【0070】また、燃料供給可変装置や火炎センサなど
の機能部品の特性ばらつきの管理をラフにできると共
に、製造時やガス種変換時の作業を簡素化できかつバー
ナの失火などのない安全な燃焼量制御装置が得られる。
【0071】(3)バーナの火炎を電気信号に変換する
火炎センサと、少なくともその最小および最大火炎信号
を記憶する最小〜最大火炎信号記憶部を備えた構成なの
で、例え燃料供給源の圧力が変動しても最小燃焼量およ
び最大燃焼量を逸脱しないように燃焼量制御ができる。
【0072】すなわち、燃料供給圧力を安定化するため
のガバナを不要にすることができ、燃焼量制御装置の構
成を簡単にできる。
【0073】(4)バーナの火炎を電気信号に変換する
火炎センサと、少なくともその最小および最大火炎信号
をガス種グループ毎に記憶する種別火炎信号記憶部およ
びガス種グループ切り替えスイッチを備えた構成なの
で、ガス種変換時において、電気的調整および機械的調
整作業なしに、簡単でかつ安全なガス変換ができる燃焼
量制御装置を得られる。
【0074】(5)バーナの火炎を電気信号に変換する
火炎センサと、その火炎信号を記憶する火炎信号記憶部
と、弁座に対向して設けた弁体を駆動するステッピング
モータからなる燃料供給可変装置を備えた構成なので、
小刻みな分解能で再現性よく正確に燃焼量を設定および
制御することができる。
【0075】(6)バーナの火炎を電気信号に変換する
火炎センサと、その火炎信号を記憶する火炎信号記憶部
と、弁座を弁体が閉止する方向に付勢する閉止ばねとそ
の閉止ばねに抗して弁軸を駆動するステッピングモータ
と閉止位置を検出する位置センサからなる燃料供給可変
装置を備えた構成なので、1個の弁装置で閉止から全開
まで小刻みな分解能で再現性よく正確に燃焼量を設定お
よび制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第5、第6の発明の実施例にお
ける燃焼量制御装置の概略構成図
【図2】同第2の発明の実施例における燃焼量制御装置
の概略構成図
【図3】同第3の発明の実施例における燃焼量制御装置
の概略構成図
【図4】同第4の発明の実施例における燃焼量制御装置
の概略構成図
【図5】従来の燃焼量制御装置の概略構成図
【符号の説明】
22 入口 23 出口 24 燃料供給可変装置 25 バーナ 26 火炎センサ 27 火炎信号記憶部 28 火炎信号記憶指示部 29 火炎信号比較判別部 30 操作信号送出部 36 最小火炎信号記憶部 37 最小〜最大火炎信号記憶部 38 種別火炎信号記憶部 39 切り替えスイッチ 40 弁座 41 弁体 42 ステッピングモータ 43 閉止ばね 44 弁軸 45 位置センサ 46 弁ボディ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 5/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料の入口と出口を有する燃料供給可変装
    置と、前記出口から送られた燃料を燃焼するバーナと、
    前記バーナの火炎を電気信号に変換する火炎センサと、
    前記火炎センサの信号を記憶する火炎信号記憶部と、前
    記火炎センサの信号をスイッチ操作により前記火炎信号
    記憶部に記憶指示する火炎信号記憶指示部と、前記火炎
    信号記憶部の記憶信号と前記火炎センサからの信号とを
    比較判別する火炎信号比較判別部と、少なくとも前記火
    炎信号比較判別部の判別結果により前記燃料供給可変装
    置に操作信号を送出する操作信号送出部とを備えた燃焼
    量制御装置。
  2. 【請求項2】燃料の入口と出口を有する燃料供給可変装
    置と、前記出口から送られた燃料を燃焼するバーナと、
    前記バーナの火炎を電気信号に変換する火炎センサと、
    前記火炎センサの少なくとも最小火炎信号を記憶する最
    小火炎信号記憶部と、前記火炎センサの少なくとも最小
    火炎信号をスイッチ操作により前記最小火炎信号記憶部
    に記憶指示する火炎信号記憶指示部と、前記最小火炎信
    号記憶部の記憶信号と前記火炎センサからの信号とを比
    較判別する火炎信号比較判別部と、少なくとも前記火炎
    信号比較判別部の判別結果により前記燃料供給可変装置
    に操作信号を送出する操作信号送出部とを備えた燃焼量
    制御装置。
  3. 【請求項3】燃料の入口と出口を有する燃料供給可変装
    置と、前記出口から送られた燃料を燃焼するバーナと、
    前記バーナの火炎を電気信号に変換する火炎センサと、
    前記火炎センサの少なくとも最小火炎信号および最大火
    炎信号を記憶する最小〜最大火炎信号記憶部と、前記火
    炎センサの少なくとも最小火炎信号および最大火炎信号
    をスイッチ操作により前記最小〜最大火炎信号記憶部に
    記憶指示する火炎信号記憶指示部と、前記最小〜最大火
    炎信号記憶部の記憶信号と前記火炎センサからの信号と
    を比較判別する火炎信号比較判別部と、少なくとも前記
    火炎信号比較判別部の判別結果により前記燃料供給可変
    装置に操作信号を送出する操作信号送出部とを備えた燃
    焼量制御装置。
  4. 【請求項4】ガスの入口と出口を有する燃料供給可変装
    置と、前記出口から送られたガスを燃焼するバーナと、
    前記バーナの火炎を電気信号に変換する火炎センサと、
    前記火炎センサの少なくとも最小火炎信号および最大火
    炎信号をガス種グループ毎に記憶する種別火炎信号記憶
    部と、前記火炎センサの少なくとも最小火炎信号および
    最大火炎信号をガス種グループ毎にスイッチ操作により
    前記種別火炎信号記憶部に記憶指示する火炎信号記憶指
    示部と、ガス種グループ切り替えスイッチと、前記種別
    火炎信号記憶部の記憶信号と前記火炎センサからの信号
    とを比較判別する火炎信号比較判別部と、少なくとも前
    記火炎信号比較判別部の判別結果により前記燃料供給可
    変装置に操作信号を送出する操作信号送出部とを備えた
    燃焼量制御装置。
  5. 【請求項5】入口と出口の間に設けた弁座と、前記弁座
    に対向して設けた弁体と、前記弁体を駆動するステッピ
    ングモータとからなる燃料供給可変装置と、前記出口か
    ら送られた燃料を燃焼するバーナと、前記バーナの火炎
    を電気信号に変換する火炎センサと、前記火炎センサの
    信号を記憶する火炎信号記憶部と、前記火炎センサの信
    号をスイッチ操作により前記火炎信号記憶部に記憶指示
    する火炎信号記憶指示部と、前記火炎信号記憶部の記憶
    信号と前記火炎センサからの信号とを比較判別する火炎
    信号比較判別部と、少なくとも前記火炎信号比較判別部
    の判別結果により前記燃料供給可変装置に操作信号を送
    出する操作信号送出部とを備えた燃焼量制御装置。
  6. 【請求項6】入口と出口の間に弁座を有する弁ボディ
    と、前記弁座に対向して設けた弁体と、前記弁座を前記
    弁体が閉止する方向に付勢する閉止ばねと、前記閉止ば
    ねに抗して弁軸を駆動するステッピングモータと、前記
    弁体が確実に弁座を閉止する前記ステッピングモータ位
    置を検出する位置センサとからなる燃料供給可変装置
    と、前記出口から送られた燃料を燃焼するバーナと、前
    記バーナの火炎を電気信号に変換する火炎センサと、前
    記火炎センサの信号を記憶する火炎信号記憶部と、前記
    火炎センサの信号をスイッチ操作により前記火炎信号記
    憶部に記憶指示する火炎信号記憶指示部と、前記火炎信
    号記憶部の記憶信号と前記火炎センサからの信号とを比
    較判別する火炎信号比較判別部と、少なくとも前記火炎
    信号比較判別部の判別結果により前記燃料供給可変装置
    に操作信号を送出する操作信号送出部とを備えた燃焼量
    制御装置。
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