JP3277265B2 - 航空機用搭乗橋 - Google Patents
航空機用搭乗橋Info
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- aircraft
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Description
架設されて、直接、航空機内に搭乗することができる航
空機用搭乗橋に関する。
航空機に対しての搭乗は、タラップを使用することな
く、空港ビルから、直接、航空機内に搭乗できる搭乗橋
(ボーディングブリッジ)が使用されている。この搭乗
橋は、空港ビルに基端部が連結されて伸縮可能になった
角筒状の通路体を有している。航空機が空港ビルに近接
した所定の位置に到着すると、搭乗橋の通路体は伸長し
て、通路体の先端部が、航空機の機体に設けられた搭乗
口を覆うように連結される。これにより、機体の搭乗口
と空港ビルとが搭乗橋によって連結された状態になり、
搭乗橋を通って、搭乗者の乗り降り、荷物の運搬等が行
われる。
乗者が降りた後に、作業員によって機内の清掃が行われ
るようになっている。機内のゴミ等の塵芥は、作業員に
よって袋詰めされて、通常は、搭乗橋を使用することな
く、搭乗口から機体下方に落下されて、塵芥回収車等に
よって回収されている。
から集められた塵芥を回収する場合には、着陸した飛行
機毎に多数の塵芥が排出されるために、塵芥回収車が広
い空港内を走り回って回収しなければならない。このた
めに、作業効率が悪く、また、多数の人手も要するとい
う問題がある。
であり、その目的は、機内から排出される塵芥を効率よ
く回収することができる航空機用搭乗橋を提供すること
にある。
は、空港ビルに基端部が連結されて伸縮可能になった通
路体と、この通路体における先端部の内部に投入口が開
口するように通路体先端部に取り付けられており、塵芥
が投入されて圧縮される塵芥圧縮器と、一方の端部がこ
の塵芥圧縮器に連結されるとともに、他方の端部が真空
ポンプに連結されており、前記通路体の伸長にともなっ
て通路体の外側面に沿うように伸長する真空チューブ
と、を具備することを特徴とするものであり、そのこと
により上記目的が達成される。
た通路体が伸長されて航空機の搭乗口に連結されると、
真空パイプも通路体に沿った状態に伸長される。このよ
うな状態で、機内から排出された塵芥が、通路体の内部
に開口した投入口から塵芥圧縮器に投入され、真空ポン
プによって真空チューブ内を空港ビル内にまで送給され
る。
する。
示す概略側面図である。この搭乗橋10は、空港ビル2
0に基端部が取り付けられた伸縮可能なトンネル状の通
路体11を有している。
に垂直方向に回動可能に取り付けられた基端部11a
と、この基端部11aの先端側に連続する角筒状の内嵌
部11bと、この内嵌部11bの外側に嵌合されて内嵌
部11bの先端側に引き出される外嵌部11cと、さら
に外嵌部11cの先端側に取り付けられた先端部11d
と、さらにこの先端部11dの先端側に取り付けられた
連絡部11eとを有している。
11fによって地上に支持されており、支持脚11fが
空港ビル20に対して離隔することによって、外嵌部1
1cが内嵌部11bから引き出されるとともに、空港ビ
ル20に接近することによって外嵌部11cが内嵌部1
1bに嵌合される。
平軸回りに上下方向へ回動可能になっている。また、連
絡部11eは、航空機の機体30に設けられた搭乗口を
取り囲んだ状態で機体30に連結されるようになってお
り、軸方向に伸縮可能になっている。
芥圧縮器14が設けられている。この塵芥圧縮器14
は、投入される塵芥を押し込み板によって圧縮して収縮
するようになっており、投入口は通路体11の内部に開
口している。
先端部が取り付けられている。この真空チューブ15
は、通路体11が伸長した状態になると、その通路体1
1の先端部11d、外嵌部11c、内嵌部11b、およ
び基端部11aの底部外側面に沿った伸長状態になる。
て水平方向に回動する通路体11の基端部11aと空港
ビル20との接続部分に対応する部分が、伸縮するよう
に蛇腹状部15aになっており、また、基端部11aに
対して上下方向に回動する内嵌部11bと基端部11a
との接続部も、同様に伸縮するように蛇腹状部15bに
なっている。
る内嵌部11bの外側面に沿った真空チューブ15は、
この内嵌部11bには固定されずにフリーな状態になっ
ている。従って、図2に示すように、外嵌部11cが内
嵌部11bに嵌合された収縮時には、伸長時に内嵌部1
1bに沿った真空チューブ15の部分は、下方に垂れ下
がった状態になる。
0内に設けられた真空ポンプ16に連結されており、こ
の真空ポンプ16によって真空チューブ15内が真空状
態にされている。塵芥圧縮器14によって収縮された塵
芥圧縮物は、真空ポンプ16によって真空状態になった
真空チューブ15内を通って、図示しない貯蔵タンク内
に貯蔵される。
0に取り付けられた搭乗橋10に近接した所定の位置
に、着陸した航空機が停止されると、搭乗橋10におけ
る通路体11の外嵌部11cが内嵌部11bから引き出
されて伸長状態とされる。そして、通路体11の先端部
に取り付けられた連絡部11eが、航空機の機体30に
設けられた搭乗口を取り囲むように、機体30に連結さ
れる。このとき、通路体11における底部外側面に配置
された真空チューブ15は、通路体11に沿った状態に
伸長される。
航空機の機体30とが搭乗橋によって架設された状態に
なる。そして、トンネル状になった通路体11の内部を
通って搭乗者が降ろされ、着陸した航空機の機体30の
内部が、搭乗橋10の通路体11を通って搭乗した作業
員によって清掃される。作業員によって機内の塵芥が回
収されると、回収された塵芥が、搭乗口まで運搬され
て、通路体11の先端部11dに設けられた塵芥圧縮器
14の投入口から塵芥圧縮器14内に投入されるととも
に、空港ビル20内に配置された真空ポンプ16が駆動
される。
た塵芥が、順次、真空チューブ15内を通って空港ビル
20内に搬送され、空港ビル20内の貯蔵タンク内に貯
蔵される。
回収車等によって回収され、処理場に運搬される。
が収縮される場合には、通路体11における外嵌部11
cが内嵌部11bに嵌合される。このとき、外嵌部11
c側の内嵌部11bに沿った真空チューブ15の部分
は、図2に示すように、順次、下方に垂れ下がった状態
になる。従って、真空チューブ15が損傷することな
く、通路体11が収縮される。
た状態で、航空機に燃料補給等が行われて機体30が昇
降すると、搭乗橋10もその昇降に追従して、昇降する
ようになっており、通路体11の基端部11aと内嵌部
11bとの接続部において上下方向に屈曲されるが、こ
の接続部に対応した真空チューブ15の部分は伸縮可能
な蛇腹状部15aになっているために、真空チューブ1
5は破損するおそれがない。
連結する際、あるいは機体から取り外して収納状態にす
る際に、空港ビル20に対して通路体11が水平方向に
回動される場合にも、通路体11の基端部11aと空港
ビル20との接続部に対応した真空チューブ15の部分
は伸縮可能な蛇腹状部15bになっているために、真空
チューブ15は破損するおそれがない。
に、各航空機と空港ビルとを連絡する搭乗橋に沿って配
置された真空チューブによって、各航空機から排出され
る塵芥を回収するようになっているために、塵芥の回収
作業は著しく向上する。
図である。
略図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 空港ビルに基端部が連結されて伸縮可能
になった通路体と、 この通路体における先端部の内部に投入口が開口するよ
うに通路体先端部に取り付けられており、塵芥が投入さ
れて圧縮される塵芥圧縮器と、 一方の端部がこの塵芥圧縮器に連結されるとともに、他
方の端部が真空ポンプに連結されており、前記通路体の
伸長にともなって通路体の外側面に沿うように伸長する
真空チューブと、 を具備することを特徴とする航空機用搭乗橋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30284093A JP3277265B2 (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 航空機用搭乗橋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30284093A JP3277265B2 (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 航空機用搭乗橋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07156896A JPH07156896A (ja) | 1995-06-20 |
JP3277265B2 true JP3277265B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=17913732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30284093A Expired - Lifetime JP3277265B2 (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 航空機用搭乗橋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3277265B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10966464B2 (en) | 2008-04-30 | 2021-04-06 | Philip Morris Usa Inc. | Electrically heated smoking system having a liquid storage portion |
RU2753909C1 (ru) * | 2018-06-14 | 2021-08-24 | Филип Моррис Продактс С.А. | Выполненный с возможностью отведения нагреватель для генерирующего аэрозоль устройства |
JP7092499B2 (ja) | 2014-10-13 | 2022-06-28 | フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム | 電気加熱式の喫煙システムにおけるスイッチ不良の監視 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100924225B1 (ko) * | 2007-12-21 | 2009-11-02 | 오티스 엘리베이터 컴파니 | 공기조화 설비를 구비한 이동식 탑승교 |
KR101192296B1 (ko) * | 2012-04-23 | 2012-10-17 | 한국공항공사 | 탑승교 냉난방 시스템 및 그 제어 시스템 |
JP5909743B2 (ja) * | 2012-09-26 | 2016-04-27 | 新明和工業株式会社 | 空港用ダンプ車両 |
-
1993
- 1993-12-02 JP JP30284093A patent/JP3277265B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10966464B2 (en) | 2008-04-30 | 2021-04-06 | Philip Morris Usa Inc. | Electrically heated smoking system having a liquid storage portion |
US11974599B2 (en) | 2008-04-30 | 2024-05-07 | Philip Morris Usa Inc. | Electrically heated smoking system having a liquid storage portion |
JP7092499B2 (ja) | 2014-10-13 | 2022-06-28 | フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム | 電気加熱式の喫煙システムにおけるスイッチ不良の監視 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07156896A (ja) | 1995-06-20 |
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