JP3275455B2 - スイッチ回路 - Google Patents

スイッチ回路

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JP3275455B2 JP14351293A JP14351293A JP3275455B2 JP 3275455 B2 JP3275455 B2 JP 3275455B2 JP 14351293 A JP14351293 A JP 14351293A JP 14351293 A JP14351293 A JP 14351293A JP 3275455 B2 JP3275455 B2 JP 3275455B2
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和男 平沢
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Protection Of Generators And Motors (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受信機等に
用いられる冷却ファンユニットの異常検出回路信号のス
イッチ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器たとえばテレビジョン受信機の
高性能化に伴い、回路部品例えば偏向ヨークコイルなど
においてはその熱損失が大きい。過熱による偏向ヨーク
コイル損傷を防止するには冷却ファンユニットの送風に
より温度を下げる。
【0003】しかし、冷却ファンユニットが何らかの理
由により回転せず偏向ヨークコイルが過熱すると、損傷
により重大な故障を引き起こす恐れがある。
【0004】このため、図4に示すように、冷却ファン
ユニット2に電源電圧が供給されていてもファンが回転
しない場合には、冷却ファンユニット2に内蔵された異
常検出回路6の信号を被冷却回路10(この例の場合は
偏向出力回路)の電源9回路に加え、電源9出力を停止
して偏向ヨークコイルの損傷を未然に防止する方法が用
いられている。
【0005】しかし、冷却ファンユニット2の回転騒音
が良好な視聴環境を害する恐れがある。このため、テレ
ビジョン受信機の雰囲気温度が低く,冷却ファンユニッ
ト2による送風量が少なくてよいときには、冷却ファン
ユニット2を低速で回転させ騒音を低減させる必要があ
る。
【0006】この手段として、ファン回転数制御回路1
も併せて用いられる場合がある。このファン回転数制御
回路1は、周囲温度により冷却ファンユニット2に供給
される電源電圧を変化させることにより、冷却ファンユ
ニット2の回転数を制御する。この制御特性を図5と図
6に示す。
【0007】すなわち、図5は制御回路の温度と制御回
路出力電圧特性図であり、実線で示した特性では温度が
テレビジョン受信機の最低使用温度T1のとき制御回路
出力電圧はV1であり、温度がテレビジョン受信機の最
高使用温度T2のときには出力電圧はV2となる。
【0008】図6は制御回路出力電圧とファン回転数の
特性図であり、電圧がV2のときには回転数はN2とな
り、電圧の低下とともに回転数も低下する。また、電圧
がVmin 以下となると回転が停止する。
【0009】従って、図5の実線の特性では温度がT1
のとき出力電圧がVminより低いV1 であるため冷却フ
ァンユニット2の回転が停止し、図4の異常検出回路6
の信号が出力され電源回路の動作を停止させるという不
具合を生じる。
【0010】この問題を解決するには、制御回路の特性
を図5の破線で示す特性としてT1における出力電圧を
Vmin とすればよいが、この場合には温度T2における
出力電圧がV3に上昇し、V2が送風量の適正電圧とす
れば,冷却ファンユニット2は過回転することになり、
ファンの回転騒音も大きくなるという問題が発生する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、異常検
出回路を内蔵した冷却ファンユニットの回転数を周囲温
度により制御する構成においては、低温時に冷却ファン
ユニットが停止した際、異常信号が出力されないように
するには、冷却ファンユニットを必要以上の回転数で回
転させねばならず、そのため冷却ファンユニットの騒音
も大きくなるという問題があった。
【0012】本発明はこの問題に対し、送風が不要な低
温時において、冷却ファンユニットが停止しても異常検
出回路信号により電源回路が停止するのを防止するスイ
ッチ回路を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のスイッチ回路は、ファンモータと、前記フ
ァンモータを駆動するファン駆動回路と、前記ファンモ
ータの回転数を検出する回転検知器と、前記ファンモー
タの回転状態の異常を検出する異常検出回路とから構成
された冷却ファンユニットと、前記冷却ファンユニット
により冷却される被冷却回路と、前記被冷却回路の温度
に応じて前記ファンモータの回転数を制御する電圧を前
記ファン駆動回路に供給するファン回転数制御回路と、
前記被冷却回路の温度を検出して検出電圧を前記ファン
回転数制御回路に供給する温度検出回路と、前記ファン
回転数制御回路の回転数を制御する電圧を記被冷却回路
と前記ファン回転数制御回路に電源電圧を供給する電源
と、前記異常検出回路から出力される異常検出出力端に
配設されたスイッチ回路と、前記スイッチ回路の開/閉
を前記ファン回転数制御回路からの出力電圧に応じて制
御するスイッチ制御回路とを備え、前記異常検出回路か
ら出力される異常検出電圧が前記スイッチ回路を介して
前記電源に供給されるように構成し、前記ファン回転数
制御回路から出力される電圧及び/又は前記温度検出回
路から出力される検出電圧の高低に応じて前記スイッチ
回路が開/閉制御され、前記異常検出回路と前記電源間
が導通または非導通となるようにしたことを特徴とする
ものである。
【0014】
【作用】本発明のスイッチ回路によれば、周囲温度に対
応した適正回転数で騒音を低減するファン回転数制御回
路において、低温時に冷却ファンユニットの回転が停止
しても、異常検出回路信号により被冷却回路の電源が停
止しない。
【0015】
【実施例】(実施例1)以下本発明の第1の実施例につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0016】図1は、図4で示すファン回転数制御回路
1および異常時に被冷却回路10の電源動作を停止させ
る回路に、スイッチ制御回路7とスイッチ8を付加した
構成としている。
【0017】スイッチ制御回路7にはファン回転数制御
回路1の出力電圧が入力され、この電圧が冷却ファンユ
ニット2を回転させるのに必要な最小電圧Vmin より高
いか低いかを判定する。
【0018】すなわち、電圧がVmin より高い場合には
スイッチ8を閉じ、異常検出回路6より異常信号が出力
されたときにはその信号を電源9回路へ導通させる。電
圧がVmin より低い場合にはスイッチ8を開き、異常検
出回路6より異常信号が出力されてもその信号が電源回
路に導通しない。
【0019】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0020】図2は図1のスイッチ制御回路7への入力
を、別途付加した温度検出回路21を介し加える構成と
したものである。温度検出回路21からは被冷却回路1
0の温度に比例した電圧が出力され、スイッチ制御回路
7は、前記電圧が冷却ファンユニット2が回転を開始す
べき温度に対応する電圧より高いか低いかを判定する。
【0021】すなわち、電圧が判定基準電圧より高い場
合にはスイッチを閉じ、異常検出回路6より異常信号が
出力されたときにはその信号を電源9回路へ導通させ
る。電圧が判定基準電圧より低い場合にはスイッチを開
き、異常検出回路6の異常信号が出力されてもその信号
が電源回路に導通しない。
【0022】なお、冷却ファンユニット2が回転を開始
すべき温度における冷却ファンユニット2への電源電圧
が冷却ファンユニット2の回転に必要な電圧Vmin以
上となるよう、ファン回転数制御回路1の出力電圧は温
度検出回路21からの電圧に基づき設定されている。
【0023】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0024】図3に示す冷却ファンユニット31は、従
来の冷却ファンユニットに温度検出回路32を内蔵し、
一定の電源電圧で周囲温度に応じてファンの回転数を変
化させると共に、スイッチ37とスイッチ制御回路38
とを付加した構成としている。予め設定された温度以下
では、冷却ファンユニット31が停止しても異常検出回
路6から異常信号が出力されない。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明のスイッチ回路によ
れば、冷却ファンユニットを周囲温度に対応して必要最
小限の回転数で回転させ、騒音を低減するファン回転数
制御回路の動作において、低温時にファンの回転が停止
しても異常検出回路の信号により被冷却回路の電源が停
止することがなく、低騒音でかつ信頼性の高いテレビジ
ョン受信機を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるスイッチ回路の
ブロック構成図
【図2】本発明の第2の実施例におけるスイッチ回路の
ブロック構成図
【図3】本発明の第3の実施例におけるスイッチ回路の
ブロック構成図
【図4】従来の冷却ファンユニットとファン回転数制御
回路と異常検出回路のブロック構成図
【図5】ファン制御回路の温度と出力電圧との関係を示
す特性図
【図6】ファン制御回路出力電圧とファン回転数との関
係を示す特性図
【符号の説明】
1 ファン回転数制御回路 2 31 冷却ファンユニットユニット 3 ファン駆動回路 4 ファンモータ 5 回転検知器 6 異常検出回路 7 スイッチ制御回路 8 スイッチ 9 電源 10 被冷却回路 21 温度検出回路 32 温度検出回路 37 スイッチ 38 スイッチ制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02H 7/085 F04D 27/00 G05D 23/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンモータと、前記ファンモータを駆
    動するファン駆動回路と、前記ファンモータの回転数を
    検出する回転検知器と、前記ファンモータの回転状態の
    異常を検出する異常検出回路とから構成された冷却ファ
    ンユニットと、前記冷却ファンユニットにより冷却され
    る被冷却回路と、前記被冷却回路の温度に応じて前記フ
    ァンモータの回転数を制御する電圧を前記ファン駆動回
    路に供給するファン回転数制御回路と、前記被冷却回路
    と前記ファン回転数制御回路に電源電圧を供給する電源
    と、前記異常検出回路から出力される異常検出出力端に
    配設されたスイッチ回路と、前記スイッチ回路の開/閉
    を前記ファン回転数制御回路からの出力電圧に応じて制
    御するスイッチ制御回路とを備え、前記異常検出回路か
    ら出力される異常検出電圧が前記スイッチ回路を介して
    前記電源に供給されるように構成し、前記ファン回転数
    制御回路から出力される電圧の高低に応じて前記スイッ
    チ回路が開/閉制御され、前記異常検出回路と前記電源
    間が導通または非導通となるようにしたことを特徴とす
    るスイッチ回路。
  2. 【請求項2】 ファンモータと、前記ファンモータを駆
    動するファン駆動回路と、前記ファンモータの回転数を
    検出する回転検知器と、前記ファンモータの回転状態の
    異常を検出する異常検出回路とから構成された冷却ファ
    ンユニットと、前記冷却ファンユニットにより冷却され
    る被冷却回路と、前記被冷却回路の温度に応じて前記フ
    ァンモータの回転数を制御する電圧を前記ファン駆動回
    路に供給するファン回転数制御回路と、前記被冷却回路
    の温度を検出して検出電圧を前記ファン回転数制御回路
    に供給する温度検出回路と、前記ファン回転数制御回路
    の回転数を制御する電圧を記被冷却回路と前記ファン回
    転数制御回路に電源電圧を供給する電源と、前記異常検
    出回路から出力される異常検出出力端に配設されたスイ
    ッチ回路と、前記スイッチ回路の開/閉を前記ファン回
    転数制御回路からの出力電圧に応じて制御するスイッチ
    制御回路とを備え、前記異常検出回路から出力される異
    常検出電圧が前記スイッチ回路を介して前記電源に供給
    されるように構成し、前記温度検出回路から出力される
    検出電圧の高低に応じて前記スイッチ回路が開/閉制御
    され、前記異常検出回路と前記電源間が導通または非導
    通となるようにしたことを特徴とするスイッチ回路。
  3. 【請求項3】 ファンモータと、前記ファンモータを駆
    動するファン駆動回路と、前記ファンモータの回転数を
    検出する回転検知器と、前記ファンモータの回転状態の
    異常を検出する異常検出回路とから構成された冷却ファ
    ンユニットと、前記冷却ファンユニットにより冷却され
    る被冷却回路と、前記被冷却回路の温度に応じて前記フ
    ァンモータの回転数を制御する電圧を前記ファン駆動回
    路に供給するファン回転数制御回路と、前記被冷却回路
    の温度を検出して検出電圧を前記ファン回転数制御回路
    に供給する温度検出回路と、前記ファン回転数制御回路
    の回転数を制御する電圧を記被冷却回路と前記ファン回
    転数制御回路に電源電圧を供給する電源と、前記異常検
    出回路から出力される異常検出出力端に配設されたスイ
    ッチ回路と、前記スイッチ回路の開/閉を前記ファン回
    転数制御回路からの出力電圧に応じて制御するスイッチ
    制御回路とを備え、前記異常検出回路から出力される異
    常検出電圧が前記スイッチ回路を介して前記電源に供給
    されるように構成し、前記ファン回転数制御回路から出
    力される電圧及び前記温度検出回路から出力される検出
    電圧の高低に応じて前記スイッチ回路が開/閉制御さ
    れ、前記異常検出回路と前記電源間が導通または非導通
    なるようにしたことを特徴とするスイッチ回路。
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