JP3274675B2 - 防水コネクタ - Google Patents

防水コネクタ

Info

Publication number
JP3274675B2
JP3274675B2 JP2000158934A JP2000158934A JP3274675B2 JP 3274675 B2 JP3274675 B2 JP 3274675B2 JP 2000158934 A JP2000158934 A JP 2000158934A JP 2000158934 A JP2000158934 A JP 2000158934A JP 3274675 B2 JP3274675 B2 JP 3274675B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
retainer
elastic seal
seal member
connector
female
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000158934A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000353568A (ja
Inventor
健策 佐藤
尚寿 仲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hirose Electric Co Ltd
Original Assignee
Hirose Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hirose Electric Co Ltd filed Critical Hirose Electric Co Ltd
Priority to JP2000158934A priority Critical patent/JP3274675B2/ja
Publication of JP2000353568A publication Critical patent/JP2000353568A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3274675B2 publication Critical patent/JP3274675B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水滴のかかる環境で使
用する防水コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の防水コネクタとしては実
開昭62−124781号公報に開示されたものがあ
る。この開示技術は、結合する相手方のコネクタハウジ
ングとの間に形成される隙間を封止するための弾性シー
ルリングを備え、この弾性シールリングの外周部に係止
突起を設け、また、コネクタハウジングに係合部と防護
壁とを設けて、係止突起を係合部に係合して弾性シール
リングをコネクタハウジングに取り付けるようにしたも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の防水コネクタにあっては、係止突起を係合部に係合
して弾性シールリングがコネクタハウジングに取り付け
てあるために、組立前では弾性シールリングとコネクタ
ハウジングとは別々である。このために弾性シールリン
グが紛失するという問題点があったし、また、弾性シー
ルリングをコネクタハウジングに組み付ける必要があ
り、組立工数が増えてコスト高になるなどの問題点があ
った。
【0004】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、弾性シール
部材の製作が容易になるし、また、この弾性シール部材
が紛失することがなく、組立性を向上させ、量産化によ
るコストの低減を図ることができる防水コネクタを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る防水コネクタは、雄端子ユニットを
有する雄側コネクタ及び雌端子ユニットを有する雌側コ
ネクタのそれぞれのコネクタハウジングの端部にリテー
ナ取付部を設け、これらのリテーナ取付部に、コネクタ
ハウジングの端部を密閉すると共に、雌、雄端子ユニッ
トに接続された電線の外部への導出部分を密閉する密閉
手段を設けた防水コネクタであって、リテーナ取付部の
外周部に一方の係合部を設け、密閉手段は、面部と周部
とを有するキャップ形状であって面部に電線挿通孔を形
成したリテーナを有し、リテーナの周部に、このリテー
ナがリテーナ取付部の外周部に嵌合された際に一方の係
合部に係脱可能に係合する他方の係合部を設け、リテー
ナの面部に、電線挿通孔を囲む凹部からなる保持部分成
形部を形成すると共に、この保持部分成形部に、リテー
ナの内部に連通する複数の連絡孔を形成し、リテーナの
内部に弾性シール部材の主部を成形し、保持部分成形部
内に弾性シール部材の保持部を成形し、連絡孔内に弾性
シール部材の連絡部を成形して主部を連絡部を介して保
持部で保持して弾性シール部材を一体に構成し、主部に
電線挿通孔部を形成すると共に、電線挿通孔部の周部
に、電線の導出部分が挿通された際に、この導出部分に
密着する複数のリップ部を形成すると共に、主部の周部
に、リテーナがリテーナ取付部に嵌合された際に、この
リテーナ取付部の内周部に密着する複数のリップ部を形
成するようにしたものである。
【0006】かかる構成により、リテーナの内部に弾性
シール部材の主部を成形し、保持部分成形部内に保持部
を成形し、連絡孔内に連絡部を成形して弾性シール部材
の主部を連絡部を介して保持部で保持するために、この
弾性シール部材の製作が容易になるし、また、弾性シー
ル部材の主部は連絡部を介して保持部で保持されてい
て、弾性シール部材は常にリテーナに付いているため
に、この弾性シール部材が紛失することがなく、防水コ
ネクタの組立性を向上させ、量産化によるコストの低減
を図ることができる。しかも、保持部分成形部が、リテ
ーナの面部に電線挿通孔を囲むように形成された凹部で
あることから、弾性シール部材の主部の保持部が連なっ
たものになって保持力が大きくなり、大型の防水コネク
タの弾性シール部材の保持を確実に行うことができる。
【0007】また、弾性シール部材の主部の周部に複数
のリップ部を設けたことにより、この主部のリップ部は
リテーナ内に位置しており、リップ部がリテーナの外部
に露出していないために、リテーナが単品として存在す
る際に、リップ部を傷付けたり、ゴミが付着するような
ことがなく、ゴミの付着による防水性の低下を防止する
ことができる。
【0008】また、コネクタハウジングにリテーナ取付
部を設けて、このリテーナ取付部の外周部に一方の係合
部を設け、リテーナの周部に、このリテーナがリテーナ
取付部に嵌合した際に一方の係合部に係脱可能に係合す
る他方の係合部を設けたことにより、リテーナをコネク
タハウジングのリテーナ取付部に嵌合した際に、一方の
係合部が他方の係合部に係脱可能に係合するために、リ
テーナが確実にリテーナ取付部に取付けることができ、
且つリテーナ取付部の端部を覆うことにより防水を確実
なものにすると共に、塵埃の侵入を防止することができ
る。
【0009】また、上記の目的を達成するために、本発
明に係る防水コネクタは、雄端子ユニットを有する雄側
コネクタ及び雌端子ユニットを有する雌側コネクタのそ
れぞれのコネクタハウジングの端部にリテーナ取付部を
設け、これらのリテーナ取付部に、コネクタハウジング
の端部を密閉すると共に、雌、雄端子ユニットに接続さ
れた電線の外部への導出部分を密閉する密閉手段を設け
た防水コネクタであって、リテーナ取付部の外周部に一
方の係合部を設け、密閉手段は、面部と周部とを有する
キャップ形状であって面部に電線挿通孔を形成したリテ
ーナを有し、リテーナの周部に、このリテーナがリテー
ナ取付部の外周部に嵌合された際に一方の係合部に係脱
可能に係合する他方の係合部を設け、リテーナの面部
に、電線挿通孔の回りに凹部からなる複数の保持部分成
形部を形成すると共に、これらの保持部分成形部に、リ
テーナの内部に連通し且つ保持部分成形部と同心の連絡
孔を形成し、リテーナの内部に弾性シール部材の主部を
成形し、保持部分成形部内に弾性シール部材の保持部を
成形し、連絡孔内に弾性シール部材の連絡部を成形して
主部を連絡部を介して保持部で保持して弾性シール部材
を一体に構成し、主部に電線挿通孔部を形成すると共
に、電線挿通孔部の周部に、電線の導出部分が挿通され
た際に、この導出部分に密着する複数のリップ部を形成
すると共に、主部の周部に、リテーナがリテーナ取付部
に嵌合された際に、このリテーナ取付部の内周部に密着
する複数のリップ部を形成するようにしたものである。
【0010】かかる構成により、リテーナの内部に弾性
シール部材の主部を成形し、保持部分成形部内に保持部
を成形し、連絡孔内に連絡部を成形して弾性シール部材
の主部を連絡部を介して保持部で保持するために、この
弾性シール部材の製作が容易になるし、また、弾性シー
ル部材の主部は連絡部を介して保持部で保持されてい
て、弾性シール部材は常にリテーナに付いているため
に、この弾性シール部材が紛失することがなく、防水コ
ネクタの組立性を向上させ、量産化によるコストの低減
を図ることができる。しかも、保持部分成形部が、リテ
ーナの面部の電線挿通孔の回りに形成された複数の連絡
孔と同心の複数の凹部であるために、弾性シール部材の
主部の保持部はそれぞれ独立したものになって、小型の
防水コネクタの弾性シール部材の保持を確実に行うこと
ができる。
【0011】また、弾性シール部材の主部の周部に複数
のリップ部を設けたことにより、この主部のリップ部は
リテーナ内に位置しており、リップ部がリテーナの外部
に露出していないために、リテーナが単品として存在す
る際に、リップ部を傷付けたり、ゴミが付着するような
ことがなく、ゴミの付着による防水性の低下を防止する
ことができる。
【0012】また、コネクタハウジングにリテーナ取付
部を設けて、このリテーナ取付部の外周部に一方の係合
部を設け、リテーナの周部に、このリテーナがリテーナ
取付部に嵌合した際に一方の係合部に係脱可能に係合す
る他方の係合部を設けたことにより、リテーナをコネク
タハウジングのリテーナ取付部に嵌合した際に、一方の
係合部が他方の係合部に係脱可能に係合するために、リ
テーナが確実にリテーナ取付部に取付けることができ
て、防水を確実なものにするとともに、塵埃の侵入を防
止することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】(実施例1) 図1は本発明に係る防水コネクタの分解状態の斜視図、
図2は同防水コネクタにおける雌、雄側コネクタの結合
状態の断面図、図3の(1)は雄側コネクタの平面図、
(2)は同雄側コネクタの側面図、(3)は同雄側コネ
クタの正面図、(4)は同雄側コネクタの背面図、図4
は雄側コネクタのコネクタハウジングの断面図である。
【0015】本発明に係る防水コネクタは雄側コネクタ
1と雌側コネクタ2とから構成してある。この雄側コネ
クタ1は、コネクタハウジング3と、雄端子ユニット4
と、リテーナ5と、このリテーナ5に設けられた弾性シ
ール部材38と、プレート44と、内側弾性シール部材
46とを備えている。
【0016】前記コネクタハウジング3は、図1、図3
及び図4に示すように正面視で楕円形状の筒体状のハウ
ジング本体6を備えており、このハウジング本体6の後
部がリテーナ取付部7に成されており、このリテーナ取
付部7の左右には、一方の係合部である係合突起8が形
成してある。また、ハウジング本体6の内部には左右2
連の端子ユニット装着孔部9L、9Rが形成してあり、
これらの端子ユニット装着孔部9L、9Rとハウジング
本体6の内周部との間が嵌合部10に成されている。
【0017】また、端子ユニット装着孔部9L、9Rの
中間の仕切り部11には上下にガイド用溝部12が形成
してある。また、前記嵌合部10の左右にはガイド用溝
13が形成してある。また、前記端子ユニット装着孔部
9L、9Rの外側内面には溝部14とランス15とが形
成してある。
【0018】また、前記コネクタハウジング3の外面部
の頂部には雄側ロック部16が形成してある。この雄側
ロック部16は挿入溝部17とこの挿入溝部17に設け
られた係合孔部18とから成る。
【0019】前記雄端子ユニット4は、図5に示すよう
にシールド部材19と絶縁体20と雄端子21とから構
成してある。このシールド部材19はシールド筒部22
と圧着部23とよりなり、この圧着部23はシールド圧
着片23aと外被圧着片23bとを有する。そして、前
記シールド筒部22には絶縁体20を介して雄端子21
が取り付けてあり、また、前記圧着部23には、電線2
4がそのシールド線26をシールド圧着片23aで、そ
の外被27を外被圧着片23bでそれぞれ圧着されて接
続してあり、電線24の芯線(内部導体)28は前記雄
端子21の圧着部29に圧着されている。
【0020】また、前記リテーナ5は、図6乃至図9に
示すように端面部(面部)31と周部とを有するキャッ
プ状のリテーナ本体30を備えており、このリテーナ本
体30の端面部31には左右に電線挿通孔32が形成し
てあり、また、前記端面部31には、電線挿通孔32回
り及び端面部31の周部を除いた凹面から成る保持部分
成形部33が形成してある。この保持部分成形部33に
は電線挿通孔32回りに位置させて複数の連絡孔34が
形成してある。また、リテーナ本体30の周部の左右に
は、スリット35a、35bに挟まれることにより形成
された片部36と、他方の係合部である係止孔37とが
形成してある。
【0021】そして、前記リテーナ本体30の内部には
防水ゴム(シリコーンゴム)よりなる弾性シール部材3
8が成形により取り付けてある。すなわち、前記リテー
ナ5を成形した後、このリテーナ5の内、外面側にゴム
の成形型を設けてこの成形型にゴムを流し込んで弾性シ
ール部材38が一体成形される。この場合、ゴムは前記
連絡孔34を通って保持部分成形部33に流動してこの
保持部分成形部33に充填される。したがって、前記リ
テーナ本体30の内部には、前記リテーナ本体30の内
部形状に相似の、弾性シール部材38の主部39が成形
され、リテーナ本体30の外部には、前記ゴムが前記保
持部分成形部33内で固まって成る保持部40が成形さ
れ、前記連絡孔34内には前記ゴムが固まって成る連絡
部41が成形される。
【0022】このために、前記弾性シール部材38の主
部39は前記連絡部41を介して保持部40で保持さ
れ、前記リテーナ本体30の内面に密着した状態で位置
している。前記弾性シール部材38の主部39には左右
に電線挿通孔部42が形成してあり、この電線挿通孔部
42の周部及び主部39の周部には複数条のリップ部4
3a、43bが形成してある。
【0023】また、前記プレート44は、前記弾性シー
ル部材38の主部39の正面形状と同じ形状の板部材か
ら成り、このプレート44の面部の左右には電線挿通孔
部45が形成してある。
【0024】また、前記内側弾性シール部材46は、図
2、図4に示すように前記コネクタハウジング3のハウ
ジング本体6の内周部と端子ユニット装着孔部9L、9
Rとの間の嵌合部10に嵌合されるものであり、この嵌
合部10の正面形状と同じ形状の環状の座部47に筒状
部48を一体成形したものであり、この筒状部48の外
面部には複数のリップ部49aが形成してある。
【0025】そして、前記コネクタハウジング3の左右
2連の端子ユニット装着孔部9L、9Rには前記雄端子
ユニット4が挿入してあって、この雄端子ユニット4の
ランス係合部4aに前記ランス15が係合している。ま
た、前記コネクタハウジング3の後部のリテーナ取付部
7には前記リテーナ5が嵌合してあり、このリテーナ取
付部7の左右に設けた係合突起8がリテーナ本体30の
左右の係合孔37に係合している。
【0026】この場合、前記リテーナ本体30の内部の
弾性シール部材38の主部39と、前記コネクタハウジ
ング3の端子ユニット装着孔部9L、9Rの後端部との
間にプレート44が介装され、前記雄端子ユニット4に
接続された電線24はプレート44の電線挿通孔部4
5、前記弾性シール部材38の主部39の電線挿通孔部
42及びリテーナ本体30の電線挿通孔32に挿通され
て外部に導出されており、前記プレート44は前記雄端
子ユニット4の圧着部23の後縁部に設けられた押圧片
23cに押されて前記弾性シール部材38の主部39を
圧迫していて、この主部39の周部のリップ部43aは
前記コネクタハウジング5のリテーナ取付部7の内面部
に圧接しており、また、前記主部39の電線挿通孔部4
2の周部のリップ部43bは前記電線24に圧接してい
て、これらで密閉手段を構成し、この雌側コネクタ2の
後部及び電線導出部分の防水を確実なものにしている。
【0027】しかも、前記雄端子ユニット4は、弾性シ
ール部材38の主部39の圧迫による反力を前記プレー
ト44を介して受けて前記端子ユニット装着孔部9L、
9Rに押し込まれるために、この雄端子ユニット4の端
子ユニット装着孔部9L、9Rへの装着が確実なものに
なる(二重係止が行われる)。
【0028】そして、前記コネクタハウジング3のハウ
ジング本体6の内周部と端子ユニット装着孔部9L、9
Rとの間の嵌合部10の奥には前記内側弾性シール部材
46が挿入してあり、これらで雄側コネクタ1が構成し
てある。
【0029】雌側コネクタ2は、コネクタハウジング5
3と、雌端子ユニット54と、リテーナ55と、このリ
テーナ55に設けられた弾性シール部材38と、プレー
ト57とを備えている。
【0030】前記コネクタハウジング53は、図10及
び図11に示すように正面視で楕円形状の筒体状のハウ
ジング本体58を備えており、このハウジング本体58
の前端部には押圧部58aが形成してあり、ハウジング
本体58の後部はリテーナ取付部59に成されており、
このリテーナ取付部59の左右には係合突起60が形成
してある。また、ハウジング本体58の内部には左右2
連の端子ユニット装着孔部61L、61Rが形成してあ
る。また、このハウジング本体58の内部には仕切り片
部63Aが形成してある。また、前記端子ユニット装着
孔部61L、61Rの外側内面にはランス63が形成し
てある。
【0031】また、前記コネクタハウジング53の外面
部の頂部には雌側ロック部64が形成してある。この雌
側ロック部64はコネクタハウジング53の外面部に両
端部が支持された撓み部65に押釦部67と係合突起6
8とを設けた構成である。
【0032】前記雌端子ユニット54は、図12に示す
ようにシールド部材69と絶縁体70と雌端子71とか
ら構成してある。このシールド部材69はシールド筒部
72と圧着部73とより、この圧着部73はシールド圧
着片75aと外被圧着片75bとを有する。そして、前
記シールド筒部72には絶縁体70を介して雌端子71
が取り付けてあり、また、前記圧着部73には、電線7
4がそのシールド線76をシールド圧着片75aで、そ
の外被77を外被圧着片75bでそれぞれ圧着されて接
続してあり、電線74の芯線(内部導体)78は前記雄
端子71の圧着部79に圧着されている。
【0033】また、前記リテーナ55は上記したリテー
ナ5と同構成であり、また、このリテーナ55に設けら
れた弾性シール部材は上記した弾性シール部材38と同
構成であり、さらに、前記プレート57も上記したプレ
ート44と同構成である。
【0034】そして、前記コネクタハウジング53の左
右2連の端子ユニット装着孔部61L、61Rには前記
雌端子ユニット54が挿入してあって、この雌端子ユニ
ット54のランス係合部54aに前記ランス63が係合
している。また、前記コネクタハウジング53の後部の
リテーナ取付部59には前記リテーナ55が嵌合してあ
り、このリテーナ取付部59の左右に設けた係合突起6
0がリテーナ55の左右の係合孔37に係合している。
【0035】この場合、前記リテーナ本体30の内部の
弾性シール部材38の主部39と、前記コネクタハウジ
ング53の端子ユニット装着孔部61L、61Rの後端
部との間にプレート57が介装され、前記雌端子ユニッ
ト54に接続された電線74はプレート57の電線挿通
孔部57a、前記弾性シール部材38の主部39の電線
挿通孔部42及びリテーナ本体30の電線挿通孔32に
挿通されて外部に導出されており、前記プレート57は
前記雌端子ユニット54の圧着部73の後縁部に設けら
れた押圧片73aに押されて前記弾性シール部材38の
主部39を圧迫していて、この主部39の周部のリップ
部43aは前記コネクタハウジング53のリテーナ取付
部59の内面部に圧接しており、また、前記主部39の
電線挿通孔部42の周部のリップ部43bは前記電線7
4に圧接していて、これらで密閉手段を構成し、この雌
側コネクタ2の後部及び電線導出部分の防水を確実なも
のにしている。
【0036】しかも、前記雌端子ユニット54は、弾性
シール部材38の主部39の圧迫による反力を前記プレ
ート57を介して受けて、前記端子ユニット装着孔部6
1L、61Rに押し込まれるために、この雌端子ユニッ
ト54の端子ユニット装着孔部61L、61Rへの装着
が確実なものになる(二重係止が行われる)。
【0037】次に、雌、雄側コネクタ2、1の結合及び
この結合の解除を説明する。前記雌側コネクタ2のハウ
ジング本体58の先部を雄側コネクタ1の嵌合部10に
嵌入して、雌側コネクタ2の雌端子ユニット54のシー
ルド筒部72を、雄側コネクタ1の雄端子ユニット4の
シールド筒部22内に嵌合して雄端子21のコンタクト
部21aを雌端子71のコンタクト部71aに挿入して
両端子21、71を導通させる。これと同時に、雌側ロ
ック部64の撓み部65及び押釦部67を、雄側ロック
部16の挿入溝部17に挿入して係合突起68を係合孔
部18に係合して雌、雄側コネクタ2、1が互いに連結
する。この場合、前記雌側コネクタ2の先端の押圧部5
8aが前記内側弾性シール部材46を押圧してこの内部
分の防水を可能にしている。
【0038】雌、雄側コネクタ2、1の結合の解除は、
前記押釦部67を押すことにより前記撓み部65を撓ま
せて係合突起68を係合孔部18より外して前記雌側コ
ネクタ2を雄側コネクタ1より引き抜くことにより行わ
れる。
【0039】(実施例2) この実施例のものは、図13に示すように雄側コネクタ
1と雌側コネクタ2とから構成してあって、雄側コネク
タ1が一つの雄端子ユニット4を有し、雌側コネクタ2
が一つの雌端子ユニット54を有している。この雄側コ
ネクタ1は上記した実施例1の雄側コネクタ1に比較し
て一つの雄端子ユニット4及びこの雄端子ユニット4を
装着する端子ユニット装着孔部9の構成及びリテーナ5
及びこのリテーナ5に装着された弾性シール部材38の
構成が異なるものの他の構成は略同じである。したがっ
て、リテーナ5及び弾性シール部材38の構成を除い
て、実施例1の雌、雄コネクタ2、1に付した符号と同
一の符号を付してその部分の説明を省略する。
【0040】この実施例2におけるリテーナ5は、図1
6に示すようにキャップ状のリテーナ本体80を備えて
おり、このリテーナ本体80の面部81には電線挿通孔
82が形成してあり、また、前記面部81には、電線挿
通孔82回りに位置させて円形状の保持部分成形部83
が形成してある。そして、これらの保持部分成形部83
には連絡孔84が形成してあって、リテーナ本体80の
内面部に開口している。また、リテーナ本体80の左右
には、スリット85a、85bに挟まれることにより形
成された片部86と、係止孔87とが形成してある。
【0041】そして、前記リテーナ本体80の内部には
防水ゴム(シリコーンゴム)よりなる弾性シール部材3
8が成形により取り付けてある。すなわち、前記リテー
ナ5を成形した後、このリテーナ5の内、外面側にゴム
の成形型を設けてこの成形型にゴムを流し込んで弾性シ
ール部材38が一体成形される。この場合、ゴムは前記
連絡孔84を通って保持部分成形部83に流動してこの
保持部分成形部83に充填される。したがって、前記リ
テーナ本体80の内部には、前記リテーナ本体80の内
部形状に相似の、弾性シール部材38の主部89が成形
され、リテーナ本体80の外部には、前記ゴムが前記保
持部分成形部83内で固まって成る保持部90が成形さ
れ、前記連絡孔84内には前記ゴムが固まって成る連絡
部91が成形される。
【0042】このために、前記弾性シール部材38の主
部89は前記連絡部91を介して保持部90で保持さ
れ、前記リテーナ本体80の内面に密着した状態で位置
している。前記弾性シール部材38の主部89には電線
挿通孔部92が形成してあり、この電線挿通孔部92の
周部及び主部89の周部には複数条のリップ部93、9
4が形成してある。
【0043】そして、前記コネクタハウジング3の端子
ユニット装着孔部9には前記雄端子ユニット4が挿入係
止されている。また、前記コネクタハウジング3の後部
のリテーナ取付部7には前記リテーナ5が嵌合してあ
り、このリテーナ取付部7の左右に設けた係合突起8が
リテーナ本体80の左右の係合孔87に係合している。
【0044】この場合、前記リテーナ本体80の内部の
弾性シール部材38の主部89は、前記コネクタハウジ
ング3の端子ユニット装着孔部9の後端部に圧接されて
いて、前記雄端子ユニット4に接続された電線24は前
記弾性シール部材38の主部89の電線挿通孔部92及
びリテーナ本体80の電線挿通孔82に挿通されて外部
に導出されており、前記端子ユニット装着孔部9の後端
部は弾性シール部材38の主部89を圧迫していて、こ
の主部89の周部のリップ部93は前記コネクタハウジ
ング5のリテーナ取付部7の内面部に圧接しており、ま
た、前記主部89の電線挿通孔部92の周部のリップ部
94は前記電線24に圧接していて、これらで密閉手段
を構成し、この雌側コネクタ2の後部及び電線導出部分
の防水を確実なものにしている。
【0045】そして、前記コネクタハウジング3のハウ
ジング本体6の内周部と端子ユニット装着孔部9との間
の嵌合部10の奥には前記内側弾性シール部材46が挿
入してあり、これらで雄側コネクタ1が構成してある。
【0046】また、雌側コネクタ2においても、前記コ
ネクタハウジング53の端子ユニット装着孔部61には
前記雌端子ユニット54が挿入係止してあり、また、前
記コネクタハウジング53の後部のリテーナ取付部59
には前記リテーナ55が嵌合してあり、このリテーナ取
付部59の左右に設けた一方の係合部である係合突起6
0がリテーナ本体80の左右の他方の係合部である係合
孔87に係合している。
【0047】この場合、前記リテーナ本体80の内部の
弾性シール部材38の主部39は、前記コネクタハウジ
ング53の端子ユニット装着孔部61の後端部に圧接さ
れていて、前記雌端子ユニット54に接続された電線7
4は前記弾性シール部材38の主部89の電線挿通孔部
92及びリテーナ本体80の電線挿通孔82に挿通され
て外部に導出されており、前記端子ユニット装着孔部6
1の後端部は弾性シール部材38の主部89を圧迫して
いて、この主部89の周部のリップ部93は前記コネク
タハウジング53のリテーナ取付部59の内面部に圧接
しており、また、前記主部89の電線挿通孔部92の周
部のリップ部94は前記電線74に圧接していて、これ
らで密閉手段を構成し、この雌側コネクタ2の後部及び
電線導出部分の防水を確実なものにしている。
【0048】この場合、前記雌側コネクタ2の先端の押
圧部58aが前記内側弾性シール部材46を押圧してこ
の内部分の防水を可能にしている。雌、雄側コネクタ
2、1の結合の解除は、押釦部67を押すことにより撓
み部65を撓ませて係合突起68を係合孔部18より外
して前記雌側コネクタ2を雄側コネクタ1より引き抜く
ことにより行われる。
【0049】しかも、前記雌端子ユニット54は、弾性
シール部材83の主部89の圧迫による反力を受けて前
記端子ユニット装着孔部61に押し込まれるために、こ
の雌端子ユニット54の端子ユニット装着孔部61への
装着が確実なものになる(二重係止が行われる)。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係る防水コネクタにあっては、リテーナの内部に弾性シ
ール部材の主部を成形し、保持部分成形部内に保持部を
成形し、連絡孔内に連絡部を成形して弾性シール部材の
主部を連絡部を介して保持部で保持するために、この弾
性シール部材の製作が容易になるし、また、弾性シール
部材の主部は連絡部を介して保持部で保持されていて、
弾性シール部材は常にリテーナに付いているために、こ
の弾性シール部材が紛失することがなく、防水コネクタ
の組立性を向上させ、量産化によるコストの低減を図る
ことができる。しかも、保持部分成形部が、リテーナの
面部に電線挿通孔を囲むように形成された凹部であるこ
とから、弾性シール部材の主部の保持部が連なったもの
になって保持力が大きくなり、大型の防水コネクタの弾
性シール部材の保持を確実に行うことができる。
【0051】また、弾性シール部材の主部の周部に複数
のリップ部を設けたことにより、この主部のリップ部は
リテーナ内に位置しており、リップ部がリテーナの外部
に露出していないために、リテーナが単品として存在す
る際に、リップ部を傷付けたり、ゴミが付着するような
ことがなく、ゴミの付着による防水性の低下を防止する
ことができる。
【0052】また、コネクタハウジングにリテーナ取付
部を設けて、このリテーナ取付部の外周部に一方の係合
部を設け、リテーナの周部に、このリテーナがリテーナ
取付部に嵌合した際に一方の係合部に係脱可能に係合す
る他方の係合部を設けたことにより、リテーナをコネク
タハウジングのリテーナ取付部に嵌合した際に、一方の
係合部が他方の係合部に係脱可能に係合するために、リ
テーナが確実にリテーナ取付部に取付けることができ、
且つリテーナ取付部の端部を覆うことにより防水を確実
なものにすると共に、塵埃の侵入を防止することができ
る。
【0053】また、請求項2の発明に係る防水コネクタ
にあっては、リテーナの内部に弾性シール部材の主部を
成形し、保持部分成形部内に保持部を成形し、連絡孔内
に連絡部を成形して弾性シール部材の主部を連絡部を介
して保持部で保持するために、この弾性シール部材の製
作が容易になるし、また、弾性シール部材の主部は連絡
部を介して保持部で保持されていて、弾性シール部材は
常にリテーナに付いているために、この弾性シール部材
が紛失することがなく、防水コネクタの組立性を向上さ
せ、量産化によるコストの低減を図ることができる。し
かも、保持部分成形部が、リテーナの面部の電線挿通孔
の回りに形成された複数の連絡孔と同心の複数の凹部で
あるために、弾性シール部材の主部の保持部はそれぞれ
独立したものになって、小型の防水コネクタの弾性シー
ル部材の保持を確実に行うことができる。
【0054】また、弾性シール部材の主部の周部に複数
のリップ部を設けたことにより、この主部のリップ部は
リテーナ内に位置しており、リップ部がリテーナの外部
に露出していないために、リテーナが単品として存在す
る際に、リップ部を傷付けたり、ゴミが付着するような
ことがなく、ゴミの付着による防水性の低下を防止する
ことができる。
【0055】また、コネクタハウジングにリテーナ取付
部を設けて、このリテーナ取付部の外周部に一方の係合
部を設け、リテーナの周部に、このリテーナがリテーナ
取付部に嵌合した際に一方の係合部に係脱可能に係合す
る他方の係合部を設けたことにより、リテーナをコネク
タハウジングのリテーナ取付部に嵌合した際に、一方の
係合部が他方の係合部に係脱可能に係合するために、リ
テーナが確実にリテーナ取付部に取付けることができ
て、防水を確実なものにするとともに、塵埃の侵入を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる防水コネクタの一実施例の分解
状態の斜視図である。
【図2】同防水コネクタにおける雌、雄側コネクタの結
合状態の断面図である。
【図3】(1)は雄端子ユニットを除いた雄側コネクタ
の平面図である。(2)は同雄側コネクタの側面図であ
る。(3)は同雄側コネクタの正面図である。(4)は
同雄側コネクタの背面図である。
【図4】雄側コネクタのコネクタハウジングの断面図で
ある。
【図5】雄端子ユニットの一部断面した側面図である。
【図6】(1)はリテーナの側面図である。(2)は同
リテーナの背面図である。(3)は同リテーナの正面図
である。
【図7】図6の(3)のB−B線に沿う断面図である。
【図8】図6の(2)のA−A線に沿う断面図である。
【図9】リテーナのリテーナ本体の背面図である。
【図10】(1)は雌端子ユニットを除いた雌側コネク
タの平面図である。(2)は同雌側コネクタの側面図で
ある。(3)は同雌側コネクタの正面図である。(4)
は同雌側コネクタの背面図である。
【図11】雌側コネクタのコネクタハウジングの断面図
である。
【図12】雌端子ユニットの一部断面した側面図であ
る。
【図13】本発明に係わる防水コネクタの他の実施例の
雌、雄側コネクタの結合状態の断面図である。
【図14】(1)は雄側コネクタの平面図である。
(2)は同雄側コネクタの側面図である。(3)は同雄
側コネクタの正面図である。
【図15】(1)は雌側コネクタの平面図である。
(2)は同雌側コネクタの側面図である。(3)は同雌
側コネクタの正面図である。
【図16】(1)はリテーナの背面図である。(2)は
同リテーナの断面図である。
【符号の説明】
1 雄側コネクタ 2 雌側コネクタ 3 コネクタハウジング 4 雄端子ユニット 5 リテーナ 6 ハウジング本体 7 リテーナ取付部 8 係合突起(一方の係合部) 9L 端子ユニット装着孔部 9R 端子ユニット装着孔部 10 嵌合部 11 仕切り部 12 ガイド用溝部 13 ガイド用溝 14 溝部 15 ランス 16 雄側ロック部 17 挿入溝部 18 係合孔部 19 シールド部材 20 絶縁体 21 雄端子 22 シールド筒部 23 圧着部 24 電線 26 シールド線 27 外被 28 芯線(内部導体) 29 圧着部 30 リテーナ本体 31 端面部(面部) 32 電線挿通孔 33 保持部分成形部 34 連絡孔 36 片部 37 係止孔(他方の係合部) 38 弾性シール部材 39 主部 40 保持部 41 連絡部 42 電線挿通孔部 43a リップ部 43b リップ部 44 プレート 45 電線挿通孔部 46 内側弾性シール部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/52

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄端子ユニットを有する雄側コネクタ及
    び雌端子ユニットを有する雌側コネクタのそれぞれのコ
    ネクタハウジングの端部にリテーナ取付部を設け、これ
    らのリテーナ取付部に、前記コネクタハウジングの端部
    を密閉すると共に、前記雌、雄端子ユニットに接続され
    た電線の外部への導出部分を密閉する密閉手段を設けた
    防水コネクタであって、 前記リテーナ取付部の外周部に一方の係合部を設け、 前記密閉手段は、面部と周部とを有するキャップ形状で
    あって前記面部に電線挿通孔を形成したリテーナを有
    し、前記リテーナの前記周部に、このリテーナが前記リ
    テーナ取付部の外周部に嵌合された際に前記一方の係合
    部に係脱可能に係合する他方の係合部を設け、 前記リテーナの前記面部に、前記電線挿通孔を囲む凹部
    からなる保持部分成形部を形成すると共に、この保持部
    分成形部に、前記リテーナの内部に連通する複数の連絡
    孔を形成し、前記リテーナの内部に弾性シール部材の主
    部を成形し、前記保持部分成形部内に前記弾性シール部
    材の保持部を成形し、前記連絡孔内に前記弾性シール部
    材の連絡部を成形して前記主部を前記連絡部を介して前
    記保持部で保持して前記弾性シール部材を一体に構成
    し、 前記主部に電線挿通孔部を形成すると共に、前記電線挿
    通孔部の周部に、前記電線の前記導出部分が挿通された
    際に、この導出部分に密着する複数のリップ部を形成す
    ると共に、前記主部の周部に、前記リテーナが前記リテ
    ーナ取付部に嵌合された際に、このリテーナ取付部の内
    周部に密着する複数のリップ部を形成するようにしたこ
    とを特徴とする防水コネクタ。
  2. 【請求項2】 雄端子ユニットを有する雄側コネクタ及
    び雌端子ユニットを有する雌側コネクタのそれぞれのコ
    ネクタハウジングの端部にリテーナ取付部を設け、これ
    らのリテーナ取付部に、前記コネクタハウジングの端部
    を密閉すると共に、前記雌、雄端子ユニットに接続され
    た電線の外部への導出部分を密閉する密閉手段を設けた
    防水コネクタであって、 前記リテーナ取付部の外周部に一方の係合部を設け、 前記密閉手段は、面部と周部とを有するキャップ形状で
    あって前記面部に電線挿通孔を形成したリテーナを有
    し、前記リテーナの前記周部に、このリテーナが前記リ
    テーナ取付部の外周部に嵌合された際に前記一方の係合
    部に係脱可能に係合する他方の係合部を設け、 前記リテーナの面部に、前記電線挿通孔の回りに凹部か
    らなる複数の保持部分成形部を形成すると共に、これら
    の保持部分成形部に、前記リテーナの内部に連通し且つ
    前記保持部分成形部と同心の連絡孔を形成し、前記リテ
    ーナの内部に弾性シール部材の主部を成形し、前記保持
    部分成形部内に前記弾性シール部材の保持部を成形し、
    前記連絡孔内に前記弾性シール部材の連絡部を成形して
    前記主部を前記連絡部を介して前記保持部で保持して前
    記弾性シール部材を一体に構成し、 前記主部に電線挿通孔部を形成すると共に、前記電線挿
    通孔部の周部に、前記電線の前記導出部分が挿通された
    際に、この導出部分に密着する複数のリップ部を形成す
    ると共に、前記主部の周部に、前記リテーナが前記リテ
    ーナ取付部に嵌合された際に、このリテーナ取付部の内
    周部に密着する複数のリップ部を形成するようにしたこ
    とを特徴とする防水コネクタ。
JP2000158934A 1994-09-27 2000-05-29 防水コネクタ Expired - Lifetime JP3274675B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000158934A JP3274675B2 (ja) 1994-09-27 2000-05-29 防水コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000158934A JP3274675B2 (ja) 1994-09-27 2000-05-29 防水コネクタ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06256136A Division JP3109794B2 (ja) 1994-09-27 1994-09-27 防水コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000353568A JP2000353568A (ja) 2000-12-19
JP3274675B2 true JP3274675B2 (ja) 2002-04-15

Family

ID=18663333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000158934A Expired - Lifetime JP3274675B2 (ja) 1994-09-27 2000-05-29 防水コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3274675B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015063928A1 (ja) 2013-10-31 2015-05-07 矢崎総業株式会社 防水コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000353568A (ja) 2000-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3109794B2 (ja) 防水コネクタ
JP3691291B2 (ja) 防水コネクタ
JP2596169Y2 (ja) 防水コネクタ
JP4463665B2 (ja) 防水コネクタ
JP3946452B2 (ja) 防水コネクタ
EP0971452A2 (en) Waterproof connector and waterproof rubber member
KR20000049179A (ko) 차폐형 전기 커넥터
JP3278028B2 (ja) 防水コネクタ
JP3064889B2 (ja) 防水コネクタ
EP1056161B1 (en) Waterproof connector and method of assembling the same
JP4370265B2 (ja) 防水コネクタ
JP4491294B2 (ja) 機器用シールドコネクタ
JP2921634B2 (ja) 防水型シールドコネクタ
JP2982100B2 (ja) シールドコネクタ
JP3274675B2 (ja) 防水コネクタ
US20020028603A1 (en) Waterproof connector
JP2003123895A (ja) 電気コネクタ
JP2001110511A (ja) 防水ジョイントキャップおよび、防水ジョイントコネクタ
JP3596426B2 (ja) 防水コネクタ
JP3997893B2 (ja) シールドコネクタ
JP3997894B2 (ja) シールドコネクタ
JP2001110504A (ja) 防水コネクタ
JP3229741B2 (ja) 防水コネクタ
JPH0316228Y2 (ja)
JPH0355263Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110201

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110201

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110201

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120201

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120201

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130201

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130201

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term