JP3274098B2 - チェーンブロック - Google Patents

チェーンブロック

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JP3274098B2
JP3274098B2 JP33087998A JP33087998A JP3274098B2 JP 3274098 B2 JP3274098 B2 JP 3274098B2 JP 33087998 A JP33087998 A JP 33087998A JP 33087998 A JP33087998 A JP 33087998A JP 3274098 B2 JP3274098 B2 JP 3274098B2
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儀雄 上野
宗信 本田
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象印チエンブロック株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チェーンブロッ
ク、詳しくは、ハンドホイールに巻回されるハンドチェ
ーンの操作により、ロードシーブを回転させて、そのロ
ードシーブに巻回されるロードチェンの巻上げ、巻下げ
を行なう、手動式のチェーンブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の手動式のチェーンブ
ロックは、互いに対向する2つのサイドプレートの間に
軸受を介して支持されるロードシーブと、一方のサイド
プレートの外側に設けられ、駆動軸および歯車減速機構
を介してロードシーブを駆動するハンドホイールと、こ
のハンドホイールとロードシーブとの間に介在されて、
所定の制動動作が行なわれる、メカニカルブレーキを備
えた伝動機構とを備えており、ハンドホイールに巻回さ
れるハンドチェーンの操作により、ロードシーブに巻回
されているロードチェーンのフックに吊り下げられた荷
物を、巻上げまたは巻下げできるように構成されてい
る。
【0003】このようなチェ−ンブロックにおいては、
たとえば、特開平7−17692号公報に記載され、か
つ、図7に示すように、チェ−ンブロックの有する定格
荷重以上の荷物の巻上げを防止するために、ロードシー
ブに定格荷重以上の負荷がかかった時に、ハンドホイー
ルの巻上げ方向の自由回転を許容する過負荷防止機構が
装備されているものが知られている。
【0004】図7において、この過負荷防止機構1は、
メカニカルブレーキ2に隣り合って設けられており、駆
動軸3に螺着されるハブ部材5と、定格荷重を設定する
ための荷重設定機構6と、2つのライニング板7および
8とから構成されている。
【0005】ハブ部材5は、筒部14とフランジ部15
とから構成され、筒部14には、ハンドホイール4が自
由回転可能に支持されるとともに、その軸方向外側端部
に荷重設定機構6が設けられており、かつ、フランジ部
15とハンドホイール4との間、および、ハンドホイー
ル4と荷重設定機構6との間に、2つのライニング板7
および8がそれぞれ自由回転可能に支持されている。
【0006】そして、荷重設定機構6によってライニン
グ板7および8を押圧することで所定の定格荷重を設定
しておき、その定格荷重以上の負荷がかかった状態でハ
ンドホイール4を巻上げ方向に回転させた時には、ハン
ドホイール4を、その両側に配置させた2つのライニン
グ板7および8との間ですべらせることによって、ハブ
部材5に対するハンドホイール4の自由回転を許容する
ように構成している。
【0007】また、この過負荷防止機構1には、たとえ
ば、荷物が途中まで巻上げられた状態で定格荷重以上の
負荷がかかって過負荷防止機構1が作動した場合には、
ハンドホイール4がその両側に配置される2つのライニ
ング板7および8との間ですべったままの状態となり、
荷物の巻下げができないため、ハンドホイール4のハブ
部材5に対する巻上げ方向の自由回転のみを許容し、巻
下げ方向の自由回転を規制するワンウエイ機構13が設
けられている。
【0008】すなわち、このワンウエイ機構13は、図
8に示すように、ハブ部材5の外周面から径方向内側に
向かって形成される凹所9と、この凹所9内に収容され
るピン10、および、そのピン10を径方向外側に向か
って付勢するばね11と、ハンドホイール4のボス部の
内周面に形成される凹状の受入部12とを備え、ハンド
ホイール4を巻下げ方向に回転させた時にのみ、ピン1
0を受入部12において係止するように構成して、ハン
ドホイール4のハブ部材5に対する巻下げ方向の自由回
転を規制し、これによって、定格荷重以上の負荷がかか
った場合でも、荷物の巻下げができるようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように、
ワンウエイ機構13を、ハブ部材5の径方向に沿って形
成される凹所9内に、ばね11によってピン10を径方
向外側に向かって付勢するようにして構成すると、チェ
ーンブロックの組み付け時において、まず、凹所9内に
ピン10およびばね11を収容し、次いで、ばね11の
付勢力に抗してピン10を押えながら、ハブ部材5にハ
ンドホイール4を挿嵌する必要があり、その組み付けが
非常に煩雑になるという不具合がある。
【0010】そのため、たとえば、ハブ部材5のフラン
ジ部15に、軸方向内側(図7における左側)に向かっ
て形成して凹所を形成し、この凹所内に、軸方向外側に
向かって付勢するばねおよびピンを収容するとともに、
ハンドホイール4のボス部の側面に凹状の受入部を形成
し、これによって、ワンウエイ機構13を構成すること
も考えられる。
【0011】しかし、ハブ部材4のフランジ部15とハ
ンドホイール4のボス部の側面との間にはライニング板
8が介在するため、ライニング板8にも穿孔加工が必要
となり、構成が複雑になるとともに、ライニング板8の
耐久性が低下するという不具合を生じるおそれがある。
【0012】本発明は、上記した課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、組み付けが容易で、
かつ、簡易な構成により信頼性が高められた過負荷防止
機構を備えるチェーンブロックを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、ロードチェーンが噛み合
うロードシーブと、ハンドチェーンが噛み合うハンドホ
イールと、前記ハンドホイールと前記ロードシーブとの
間に介在される、メカニカルブレーキを備えた伝動機構
と、前記ハンドホイールを支持し、前記ロードシーブに
定格荷重以上の負荷がかかった時に、前記ハンドホイー
ルの巻上げ方向の自由回転を許容する過負荷防止機構
と、前記ロードシーブ、前記伝動機構および前記過負荷
防止機構に挿通され、前記ハンドホイールからの駆動を
前記ロードシーブに伝達するための駆動軸とを備える、
チェーンブロックにおいて、前記過負荷防止機構は、前
記駆動軸に螺着され、前記ハンドホイールを自由回転可
能に支持するハブ部材と、前記ハンドホイールの両側に
隣り合って設けられ、前記ハブ部材に自由回転可能に支
持される第1制動板および第2制動板と、前記ハンドホ
イールに対して前記第1制動板および前記第2制動板を
押圧することにより定格荷重を設定する荷重設定機構
と、前記ハンドホイールの前記ハブ部材に対する巻上げ
方向の自由回転を許容し、巻下げ方向の自由回転を規制
するワンウエイ機構とを備え、前記ハブ部材は、前記ハ
ンドホイール、前記第1制動板および前記荷重設定機構
を支持する第1筒部と、前記ハンドホイールの一方側の
側面が当接される第1当接面を有し、前記第2制動板を
支持する第2筒部と、前記第2制動板の一方側の側面が
当接される第2当接面を有するフランジ部とを備え、前
記ワンウエイ機構は、前記ハブ部材の前記第1当接面に
開口され、前記第2筒部における軸方向内側に向かって
形成される凹所と、この凹所内に設けられる係合部材
と、常には前記係合部材をハンドホイールに向かって付
勢する付勢手段と、前記第2筒部に対向する前記ハンド
ホイールの一方側の側面に形成され、前記係合部材を受
け入れ可能とする凹状の受入部とを備えていることを特
徴としている。
【0014】このような構成によると、ハブ部材の第1
当接面にはハンドホイールが当接され、また、第2当接
面には第2制動板が当接されるので、凹所内に設けられ
る係合部材は、第2制動板が介在されない状態で、ハン
ドホイールの一方側の側面に直接当接するように付勢手
段によって付勢される。
【0015】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記ハンドホイールは、その外
周側に、前記ハンドチェーンを受け入れるための複数の
ポケット部と、その基側に、前記ハブ部材が挿通される
挿通孔が形成されるボス部とを備え、前記ボス部には、
前記第1制動板を受け入れるための第1凹部と、前記ハ
ブ部材の前記第2筒部を受け入れるための第2凹部が形
成されていることを特徴としている。
【0016】このような構成によると、ハンドホイール
に形成される第1凹部に第1制動板が受け入れられると
ともに、第2凹部にハブ部材の第2筒部が受け入れられ
る。
【0017】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の発明において、前記第1凹部は、前記第1制動
板を、前記ハンドチェーンを受け入れる前記ポケット部
における軸方向の中心を通る中心線よりも、軸方向内側
に収容できるように形成されていることを特徴としてい
る。
【0018】このような構成によると、第1制動板は、
第1凹部内において、ポケット部における軸方向の中心
を通る中心線よりも、軸方向内側に収容される。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態を示
す手動式のチェーンブロックの縦断面図である。
【0020】このチェーンブロックは、互いに対向する
左サイドプレート21と右サイドプレート22との間
に、ロードチェーン23が噛み合うように巻回されるロ
ードシーブ24が、2つの軸受25および26を介して
回転自在に支持されている。
【0021】このロードシーブ24には、その軸孔に駆
動軸27が回転自在に挿通されており、この駆動軸27
に、右サイドプレート22の外側において、メカニカル
ブレーキ28を備えた伝動機構29および過負荷防止機
構30が、挿通された状態で支持されている。また、過
負荷防止機構30には、ハンドチェーン31が噛み合う
ように巻回されるハンドホイール32が支持されてい
る。
【0022】伝動機構29は、駆動軸27に相対回転不
能に結合(図1では、ねじ結合されている。)される第
2ハブ33、第3ライニング板34、逆転防止ギヤ35
および第4ライニング板36を備えている。
【0023】第2ハブ33には、フランジ部と、そのフ
ランジ部から軸方向外側(図1における右側、以下同
じ。)に突出する筒部とが一体に形成されており、逆転
防止ギヤ35と過負荷防止機構30の後述する第1ハブ
44との間に第3ライニング板34が介在され、また、
第2ハブ33のフランジ部と逆転防止ギヤ35との間に
第4ライニング板36が介在されるような状態で、第3
ライニング板34、逆転防止ギヤ35および第4ライニ
ング板36が第2ハブ33の筒部に自由回転可能に支持
されている。
【0024】また、右サイドプレート22上には爪軸3
7が設けられ、この爪軸37に、逆転防止ギヤ35に噛
み合う逆転防止爪38が揺動可能に枢着されている。さ
らに、この逆転防止爪38と右サイドプレート22との
間には、逆転防止爪38を逆転防止ギヤ35に向けて付
勢する爪ばね39が設けられている。なお、この伝動機
構29において、メカニカルブレーキ28は、第2ハブ
33、第3ライニング板34、逆転防止ギヤ35、第4
ライニング板36および逆転防止爪38により構成され
ている。
【0025】ハンドホイール32は、図2にも示すよう
に、その外周側に、ハンドチェーン31を受け入れるた
めの複数のポケット部40と、その基側に、過負荷防止
機構30の後述する第1ハブ44を挿通させるための挿
通孔41が形成されるボス部42とを備えている。ボス
部42には、後述する第1ライニング板43および第1
ハブ44の第2筒部48をそれぞれ受け入れるための第
1凹部45および第2凹部46が形成されている。第1
凹部45は、その側面視において、第1ライニング板4
3の外径よりもやや大きい円形状に形成され、かつ、ポ
ケット部40における軸方向の中心を通る中心線47よ
りも、軸方向内側に第1ライニング板43を収容できる
ような深さで形成されている。また、第2凹部46は、
その側面視において、第2筒部48の外径よりもやや大
きい円形状に形成され、かつ、第2筒部48の少なくと
も一部を収容できる深さで形成されている。さらに、ボ
ス部42における第2凹部46が形成される側には、後
述する第2ライニング板49を受け入れるための第3凹
部48が形成されている。この第3凹部48は、第2凹
部46に連続して形成され、その側面視において、第2
ライニング板49の外径よりもやや大きい円形状に形成
され、かつ、第2ライニング板49を収容できるような
深さで形成されている。
【0026】過負荷防止機構30は、図1に示すよう
に、駆動軸27に螺着されるハブ部材としての第1ハブ
44、第1制動板としての第1ライニング板43、第1
ライニング板43よりも大径に形成される第2制動板と
しての第2ライニング板49、定格荷重を設定するため
の荷重設定機構50、およびハンドホイール32の第1
ハブ44に対する巻上げ方向の自由回転を許容し、巻下
げ方向の自由回転を規制するワンウエイ機構51を備え
ている。
【0027】第1ハブ44には、図5および図6に示す
ように、フランジ部52と、そのフランジ部52から軸
方向外側に突出する第2筒部としての大径筒部53と、
その大径筒部53から軸方向外側に突出し、大径筒部5
3よりも小径とされた第1筒部としての小径筒部54と
が一体に形成されており、小径筒部54の外周面には、
めねじが形成されている。
【0028】図1に示すように、ハンドホイール32
は、ハンドホイール32の第2凹部46が第2筒部48
の一部を収容するような状態で、第1ハブ44の小径筒
部54に自由回転可能に支持されている。また、第1ラ
イニング板43は、ハンドホイール32の第1凹部45
内において、ポケット部40における軸方向の中心を通
る中心線47よりも、軸方向内側に収容されるような状
態で、第1ハブ44の小径筒部54に自由回転可能に支
持されている。また、第2ライニング板49は、ハンド
ホイール32の第3凹部48に収容され、かつ、そのボ
ス部42と第1ハブ44のフランジ部52との間に介在
されるような状態で、大径筒部30に自由回転可能に支
持されている。これによって、第1当接面としての第2
筒部48の前端面55には、ハンドホイール23の第2
凹部46の底面56が当接され、また、第2当接面とし
てのフランジ部52の前端面57には、第2ライニング
板49の一方側の側面58が当接される。
【0029】荷重設定機構50は、ライニング押え部材
59、付勢手段としての皿ばね60、回り止め部材6
1、および締め込みナット62により構成されている。
ライニング押え部材59は、第1ライニング板43に当
接させた状態で、第1ハブ44の小径筒部54に自由回
転可能に支持させるとともに、そのライニング押え部材
59を第1ライニング板43に向けて付勢するために、
皿ばね60が、ライニング押え部材59に当接した状態
で、第1ハブ44の小径筒部54に支持されている。ま
た、その皿ばね60の付勢力を調節するために、締め込
みナット62が、回り止め部材61を介して皿ばね60
を押圧し得る状態で、第1ハブ44の小径筒部54に螺
着されている。
【0030】これによって、締め込みナット61を第1
ハブ44の小径筒部54に対し螺進させると、この締め
込みナット61と第1ハブ44のフランジ部52との間
において、皿ばね60がライニング押え部材59を介し
て第1ライニング板43、ハンドホイール32、第2ラ
イニング板49を強く押圧して、その結果、ハンドホイ
ール32が第1ライニング板43および第2ライニング
板49によって押圧されて、重たい荷物を巻上げる時で
も、第1ライニング板43および第2ライニング板49
に対してハンドホイール32がすべらないようにされ、
これによって、定格荷重が高く設定される。
【0031】逆に、締め込みナット61を第1ハブ13
の小径筒部31に対し螺退させると、この締め込みナッ
ト61と第1ハブ44のフランジ部52との間におい
て、皿ばね60の第1ライニング板43、ハンドホイー
ル32、第2ライニング板49に対する押圧力が弱くな
り、重たい荷物を巻上げる時に、第1ライニング板43
および第2ライニング板49に対してハンドホイール3
2がすべるようになり、これによって、定格荷重が低く
設定される。
【0032】また、駆動軸27における過負荷防止機構
30が取り付けられる側の軸端部には、その駆動軸27
に螺着されている第1ハブ44と所定の間隔を隔てた状
態において、規制部材としての止めナット63が螺着さ
れている。この止めナット63は、駆動軸27の軸端部
にその軸方向移動不能に止めピン64によって固定され
ており、第1ハブ44の軸方向移動範囲を規制してい
る。
【0033】一方、駆動軸6の軸方向他端側の軸端部
は、軸受65により支持されており、この軸受65とロ
ードシーブ24との間であって、左サイドプレート21
の外側には、複数の減速ギヤをもつ歯車減速機構66が
設けられている。この歯車減速機構66は、駆動軸27
の軸端部に一体に形成される第1ギヤ67と、この第1
ギヤ67に噛み合い、図示しない1対の中間軸にそれぞ
れ支持される第2ギヤ68および第3ギヤ69(図1で
は、中間軸は現れず、第2ギヤ68および第3ギヤ69
の一方のみが現れている。)と、ロードシーブ24の延
長部に結合され、第3ギヤ69に噛み合う第4ギヤ70
とによって構成されている。駆動軸27からの駆動は、
第1ギヤ67からそれと噛み合う第2ギヤ68に伝達さ
れ、この第2ギヤ68を支持している中間軸から同じく
この中間軸に支持されている第3ギヤ69を介して第4
ギヤ70に伝達され、これによって、所定の減速比で駆
動軸27からの駆動がロードシーブ24に伝達される。
【0034】また、左サイドプレート21の外側には、
歯車減速機構66を覆うギヤカバー71が、右サイドプ
レート22の外側には、ハンドホイール32を覆う一側
開放のホイールカバー72が、それぞれ、左サイドプレ
ート21および右サイドプレート22を連結する3本の
ステーボルト(図1では、2本のステーボルト73およ
び74のみが現れている。)により脱着可能に取り付け
られている。また、右サイドプレート22とハンドホイ
ール32との間には、逆転防止ギヤ35の外周りを覆う
ブレーキカバー75が設けられている。さらに、左サイ
ドプレート21および右サイドプレート22の間におけ
る下側にはチェーンけり76が、左サイドプレート21
および右サイドプレート22の間におけるロードシーブ
24の上側には、ロードチェーン23を案内するチェー
ンガイド77がそれぞれ設けられており、また、そのチ
ェーンガイド77の上方には、このチェーンブロックを
吊り下げるための上フック78が設けられている。
【0035】このように構成された本実施形態のチェー
ンブロックでは、ハンドホイール32のボス部42に形
成される第1凹部45内に、第1ライニング板43が、
ポケット部40における軸方向の中心を通る中心線47
よりも、軸方向内側に収容されるような状態で受け入れ
らるとともに、ライニング押え部材59が受け入れられ
ており、また、ハンドホイール32のボス部42に形成
される第2凹部46に、第1ハブ44の第2筒部48
が、その一部が収容されるような状態で受け入れられて
いるため、その受け入れられた第1ライニング板43お
よび第2筒部48の厚み分、過負荷防止機構30の軸方
向の小型化を図ることができる。そのため、チェーンブ
ロックの小型化を図ることができる。また、第1凹部4
5および第2凹部46内に受け入れられる第1ライニン
グ板43および第2筒部48は、ハンドホイール32の
ボス部42に対する位置ずれが規制されるので、過負荷
防止機構30の確実な作動を確保でき、よって、チェー
ンブロックの信頼性を向上させることができる。また、
本実施形態では、ハンドホイール32のボス部42に形
成される第3凹部48内に、第2ライニング板49が受
け入れられているため、その受け入れられた第2ライニ
ング板49の厚み分、過負荷防止機構30の軸方向の小
型化をさらに図ることができ、また、受け入れられる第
2ライニング板49のハンドホイール32のボス部42
に対する位置ずれが規制されるので、過負荷防止機構3
0のさらなる確実な作動を確保できる。
【0036】次に、このようにして構成された本実施形
態のチェーンブロックの使用方法について説明する。
【0037】まず、ロードチェーン23の先端に設けら
れる下フック(図示せず。)に、荷重設定機構50によ
って設定された定格荷重未満の荷物を巻上げる場合およ
び巻下げる場合について説明する。荷物を巻上げる場合
には、ハンドチェーン31を操作してハンドホイール3
2を巻上げ方向に回転させると、このハンドホイール3
2と共に回転される過負荷防止機構30の第1ハブ44
が駆動軸27上を螺進して、伝動機構29の第3ライニ
ング34を押圧し、これによって、駆動軸27に相対回
転不能に結合される伝動機構10の第2ハブ33を介し
て、駆動軸27が正回転方向に駆動される。そして、駆
動軸27が駆動されると、この駆動が歯車減速機構66
を介してロードシーブ24に伝達され、これによって、
ロードシーブ24が荷物を巻き上げる方向に回転する。
その結果、このロードシーブ24に巻装されるロードチ
ェーン23の先端に設けられる下フックに吊り下げられ
た荷物が巻上げられる。なお、巻上げられた状態は、メ
カニカルブレーキ28の作用、すなわち、逆転防止ギヤ
35に対する逆転防止爪38の噛み合いによって保持さ
れる。
【0038】また、荷物を巻下げる場合には、ハンドチ
ェーン31を操作してハンドホイール32を巻下げ方向
に回転させると、このハンドホイール32と共に回転さ
れる過負荷防止機構30の第1ハブ44が駆動軸27上
を螺退する。そうすると、第1ハブ44のフランジ部5
2と、伝動機構29の第3ライニング34とが離れるの
で、メカニカルブレーキ28の作用は解除され、駆動軸
27は自由回転可能となって、荷物の重みにより逆回転
方向に回転され、荷物が巻下げられる。しかし、この駆
動軸27の逆回転方向の回転によって、この駆動軸27
に螺着されている過負荷防止機構30の第1ハブ44
が、再び駆動軸27上を螺進して、伝動機構29の第3
ライニング34を押圧するので、メカニカルブレーキ2
8が作用して、駆動軸27の逆回転方向の回転が阻止さ
れる。このように、荷物を巻下ろす場合には、メカニカ
ルブレーキ28の作用および不作用が繰り返されなが
ら、ロードシーブ24が少しずつ巻下げ方向に回転し、
これによって、荷物が巻下げられる。
【0039】そして、荷物が荷重設定機構50によって
設定された定格荷重以上である場合には、その荷物を巻
上げようとして、ハンドチェーン31を操作してハンド
ホイール32を巻上げ方向に回転させても、過負荷防止
機構30が作動して、つまり、ハンドホイール32が第
1ライニング板43および第2ライニング板49との間
ですべり、第1ハブ44に対して自由回転するため、こ
れによって、そのチェ−ンブロックの有する定格荷重以
上の荷物の巻上げが防止される。
【0040】また、一方で、たとえば、定格荷重以上の
荷物が途中まで巻上げられた状態で過負荷防止機構30
が作動した場合には、ハンドホイール32が第1ライニ
ング板43および第2ライニング板49との間ですべっ
たまま状態では、荷物の巻下げができないため、ワンウ
エイ機構51によって、ハンドホイール32の第1ハブ
44に対する巻下げ方向の自由回転を規制するようにし
て、定格荷重以上の荷物であっても、巻下げができるよ
うにしている。
【0041】次に図1ないし図6を参照して、このワン
ウエイ機構51を説明する。
【0042】図1において、このワンウエイ機構51
は、第1ハブ44の大径筒部30に形成される凹所79
と、この凹所79内に設けられる係合部材としてのピン
80と、凹所79内に設けられ、ピン80をハンドホイ
ール32のボス部42に向けて付勢するための付勢手段
としてのばね81と、ハンドホイール32のボス部42
における第2凹部46の底面56に形成され、ピン80
を受け入れ可能とする凹状の受入部82とによって構成
されている。
【0043】凹所79は、図5および図6に示すよう
に、大径筒部30の前端面55に開口され、大径筒部3
0の軸方向内側に向かって円筒状に形成されており、図
1に示すように、その凹所79内に、ばね81が挿入さ
れるとともに、このばね81の遊端部に円柱状のピン8
0が配置される。これによって、ピン80は、常には、
ばね81の付勢力によってハンドホイール32のボス部
42における第2凹部46の底面56に向けて付勢され
る。
【0044】一方、受入部82は、図2ないし図4に示
すように、ハンドホイール32のボス部42における第
2凹部46の底面56において、凹所79と対向可能な
位置に略扇状に開口されており、ハンドホイール32を
巻上げ方向に回転させた時に、この受入部82に受け入
れられたピン80を、底面56上に案内するために、傾
斜状に形成される傾斜面83と、ハンドホイール32を
巻下げ方向に回転させた時に、受入部82に受け入れら
れたピン80を、この受入部82内で係止させるため
に、実質的に軸方向に沿って形成される係止面84と、
これら傾斜面83と係止面84とに連続し、受入部82
に受け入れられたピン80を保持するための平坦面85
とから構成されている。
【0045】このように構成されたワンウエイ機構51
によると、定格荷重以上の荷物を巻上げようとして、ハ
ンドホイール32を巻上げ方向に回転させた場合には、
ハンドホイール32は第1ハブ44に対して自由回転す
るが、その時、ワンウエイ機構51を構成するピン80
は、常には軸方向外側、つまりハンドホイール32のボ
ス部42における第2凹部46の底面56に向かって付
勢されているので、その底面56に形成される受入部8
2と対向する毎に、その受入部82に受け入れられる
が、その受け入れられたピン80は、受入部82に形成
される傾斜面83に沿って、再び底面56上に良好に案
内される。(この状態は、たとえば、図4において、ピ
ン80の位置が、点線86から点線87に移行する状態
として示される。) 一方、たとえば、荷物が途中まで巻上げられた状態で定
格荷重以上の負荷がかかって過負荷防止機構30が作動
した場合には、ハンドホイール32が第1ライニング板
43および第2ライニング板49との間ですべる状態に
あっても、ワンウエイ機構51を構成するピン80が受
入部82に受け入れられることによって、巻下げ方向に
おける第1ハブ44に対するハンドホイール32の自由
回転が規制される。そのため、定格荷重以上の荷物であ
っても巻下げることができる。そしてこの時、受入部8
2に受け入れられたピン80は、受入部82に形成され
る係止面84によって良好に係止される(この状態は、
たとえば、図4において、ピン80の位置が、点線88
にある状態として示される。)ので、第1ハブ44に対
するハンドホイール32の自由回転を確実に規制でき、
これによって、定格荷重以上の荷物であっても確実に巻
下げることができる。
【0046】ワンウエイ機構51をこのようにして構成
すると、チェーンブロックを組み付ける時には、まず、
第1ハブ44の大径筒部53に第2ライニング板49を
挿嵌するとともに、凹所79内にピン80およびばね8
1を収容し、次いで、第1ハブ44の小径筒部54にハ
ンドホイール32を挿嵌して、ハンドホイール32の第
3凹部48を第2ライニング板49に嵌め込むととも
に、第2凹部46を第1ハブ44の大径筒部53に嵌め
込んで、第2凹部46の底面56で、直接ピン80を押
し当てながら、第1ライニング板43および荷重設定機
構50を組み付けていくことができる。したがって、組
み付けを簡単に行なうことができる。
【0047】また、第1ハブ44の大径筒部53の前端
面55には、ハンドホイール32の第2凹部46の底面
56が当接され、第1ハブ44のフランジ部52の前端
面57には、第2ライニング板49の側面58が当接さ
れるので、凹所79内に設けられるピン80は、ばね8
1によって、第2ライニング板49が介在されない状態
で、ハンドホイール32の第2凹部46の底面56に直
接当接するように付勢される。そのため、たとえば、図
7および図8に示すような、ハブ部材5のフランジ部と
ハンドホイール4の一方側の側面との間にライニング板
7が介在するような従来の構成のように、ライニング板
7に穿孔する必要がなく、構成の簡易化を図ることがで
きるとともに、第2ライニング板49の耐久性を向上さ
せて信頼性を高めることができる。
【0048】なお、本実施形態のワンウエイ機構51で
は、受入部82を、ハンドホイール32のボス部42に
おける第2凹部46の底面56に1つ形成したが、2つ
以上形成してもよい。また、本実施形態のハンドホイー
ル32のボス部42に、第1凹部45、第2凹部46お
よび第3凹部48を形成したが、いずれかのみ形成して
もよく、また、いずれも形成しないようにしてもよい。
さらに、ワンウエイ機構51においてピン80を使用し
たが、ピン80に代えてボールを使用してもよい。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、チェーンブロックを組み付ける時には、ま
ず、ハブ部材の第2筒部に第2制動板を挿嵌するととも
に、凹所内に付勢手段および係合部材を収容し、次い
で、ハブ部材の第1筒部にハンドホイール4を挿嵌し
て、ハンドホイール4の一方側の側面で直接係合部材を
押し当てながら、第1制動板および荷重設定機構を組み
付けていくことができる。したがって、組み付けを簡単
に行なうことができる。
【0050】また、ハブ部材の第1当接面にはハンドホ
イールが当接され、第2当接面には第2制動板が当接さ
れるので、凹所内に設けられる係合部材は、第2制動板
が介在されない状態で、ハンドホイールの一方側の側面
に直接当接するように付勢される。そのため、たとえ
ば、ハブ部材のフランジ部とハンドホイールの一方側の
側面との間に制動板が介在するような従来の構成のよう
に、制動板に穿孔する必要がなく、構成の簡易化を図る
ことができるとともに、制動板の耐久性を向上させて信
頼性を高めることができる。
【0051】請求項2に記載の発明によれば、ハンドホ
イールに形成される第1凹部に第1制動板が受け入れら
れるとともに、第2凹部にハブ部材の第2筒部が受け入
れられるので、その受け入れられた第1制動板および第
2筒部の厚み分、過負荷防止機構の軸方向の小型化を図
ることができる。そのため、チェーンブロックの小型化
を図ることができる。また、第1凹部および第2凹部内
に受け入れられる第1制動板および第2筒部は、ハンド
ホイールに対する位置ずれが規制されるので、過負荷防
止機構の確実な作動を確保でき、よって、チェーンブロ
ックの信頼性を向上させることができる。
【0052】請求項3に記載の発明によれば、第1制動
板が、第1凹部内において、ポケット部における軸方向
の中心を通る中心線よりも、軸方向内側に収容されるの
で、その分、過負荷防止機構の軸方向の小型化をより図
ることができる。そのため、チェーンブロックの小型化
をより図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチェーンブロックの一実施形態として
の、手動式のチェーンブロックを示す縦断面図である。
【図2】図1に示すハンドホイールの正断面図である。
【図3】ワンウエイ機構を説明するための図2に示すハ
ンドホイールの要部側面図である。
【図4】図3におけるX−X’線断面図である。
【図5】図1に示す第1ハブの側断面図である。
【図6】図5に示す第1ハブの正面図である。
【図7】従来の過負荷防止機構を説明するためのチェー
ンブロックの要部正断面図である。
【図8】従来のワンウエイ機構を説明するための図7に
示すハンドホイールの要部側面図である。
【符号の説明】
23 ロードチェーン 24 ロードシーブ 27 駆動軸 28 メカニカルブレーキ 29 伝動機構 30 過負荷防止機構 31 ハンドチェーン 32 ハンドホイール 40 ポケット部 41 挿通孔 42 ボス部 43 第1ライニング板 44 第1ハブ 45 第1凹部 46 第2凹部 47 中心線 49 第2ライニング板 50 荷重設定機構 51 ワンウエイ機構 52 フランジ部 53 大径筒部 54 小径筒部 55 大径筒部の前端面 56 第2凹部の底面 57 フランジ部の前端面 58 第2ライニング板の側面 79 凹所 80 ピン 82 受入部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66D 3/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロードチェーンが噛み合うロードシーブ
    と、 ハンドチェーンが噛み合うハンドホイールと、 前記ハンドホイールと前記ロードシーブとの間に介在さ
    れる、メカニカルブレーキを備えた伝動機構と、 前記ハンドホイールを支持し、前記ロードシーブに定格
    荷重以上の負荷がかかった時に、前記ハンドホイールの
    巻上げ方向の自由回転を許容する過負荷防止機構と、 前記ロードシーブ、前記伝動機構および前記過負荷防止
    機構に挿通され、前記ハンドホイールからの駆動を前記
    ロードシーブに伝達するための駆動軸とを備える、チェ
    ーンブロックにおいて、 前記過負荷防止機構は、前記駆動軸に螺着され、前記ハ
    ンドホイールを自由回転可能に支持するハブ部材と、前
    記ハンドホイールの両側に隣り合って設けられ、前記ハ
    ブ部材に自由回転可能に支持される第1制動板および第
    2制動板と、前記ハンドホイールに対して前記第1制動
    板および前記第2制動板を押圧することにより定格荷重
    を設定する荷重設定機構と、前記ハンドホイールの前記
    ハブ部材に対する巻上げ方向の自由回転を許容し、巻下
    げ方向の自由回転を規制するワンウエイ機構とを備え、
    前記ハブ部材は、前記ハンドホイール、前記第1制動板
    および前記荷重設定機構を支持する第1筒部と、前記ハ
    ンドホイールの一方側の側面が当接される第1当接面を
    有し、前記第2制動板を支持する第2筒部と、前記第2
    制動板の一方側の側面が当接される第2当接面を有する
    フランジ部とを備え、 前記ワンウエイ機構は、前記ハブ部材の前記第1当接面
    に開口され、前記第2筒部における軸方向内側に向かっ
    て形成される凹所と、この凹所内に設けられる係合部材
    と、常には前記係合部材をハンドホイールに向かって付
    勢する付勢手段と、前記第2筒部に対向する前記ハンド
    ホイールの一方側の側面に形成され、前記係合部材を受
    け入れ可能とする凹状の受入部とを備えていることを特
    徴とする、チェーンブロック。
  2. 【請求項2】 前記ハンドホイールは、その外周側に、
    前記ハンドチェーンを受け入れるための複数のポケット
    部と、その基側に、前記ハブ部材が挿通される挿通孔が
    形成されるボス部とを備え、 前記ボス部には、前記第1制動板を受け入れるための第
    1凹部と、前記ハブ部材の前記第2筒部を受け入れるた
    めの第2凹部が形成されていることを特徴とする、請求
    項1に記載のチェーンブロック。
  3. 【請求項3】 前記第1凹部は、前記第1制動板を、前
    記ハンドチェーンを受け入れる前記ポケット部における
    軸方向の中心を通る中心線よりも、軸方向内側に収容で
    きるように形成されていることを特徴とする、請求項2
    に記載のチェーンブロック。
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