JP3273071B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP3273071B2
JP3273071B2 JP34735792A JP34735792A JP3273071B2 JP 3273071 B2 JP3273071 B2 JP 3273071B2 JP 34735792 A JP34735792 A JP 34735792A JP 34735792 A JP34735792 A JP 34735792A JP 3273071 B2 JP3273071 B2 JP 3273071B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば患者の体腔内に挿
入されて使用される内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から内視鏡の挿入部を患者の体腔内
に挿入させて使用し、内視鏡による検査、処置等の作業
が終了した後、その内視鏡の挿入部を患者の体外に取出
して洗浄・消毒することが一般に行なわれている。
【0003】この内視鏡の洗浄・消毒作業には非常に手
間がかかり、その作業時間が比較的長くなるために、内
視鏡の稼働効率が悪くなる問題がある。さらに、この内
視鏡の洗浄・消毒作業は内視鏡全体に亙り充分に行なわ
なければその効果が期待できない問題がある。
【0004】そこで、近時、例えば特開昭61−179
128号公報に示すように内視鏡の外周面全体を覆う使
い捨ての内視鏡カバーを設け、内視鏡を使用する際には
内視鏡カバーで内視鏡の外周面全体を覆い、内視鏡の使
用後はこの内視鏡カバーを内視鏡の外周面から取り外す
ことにより、内視鏡の洗浄・消毒作業を省略する技術が
考えられている。この場合、内視鏡カバーには内視鏡の
先端硬性部を覆うように嵌める硬質カバーと、この硬質
カバーに取付けたゴムや合成樹脂製の柔軟な筒状の被覆
材とによって形成されている。
【0005】そして、この内視鏡カバーの使用時には硬
質カバーを内視鏡の挿入部の先端硬性部に嵌め、続けて
被覆材で内視鏡の挿入部の可撓管を先端側から順次被せ
て可撓管全体を覆い、その状態で内視鏡の挿入部を患者
の体腔内に挿入するようになっている。さらに、内視鏡
の使用後はその内視鏡カバーを内視鏡から外して廃棄し
てしまい、次に使用するときには再びその内視鏡に新し
い内視鏡カバーを被せて使用するものである。したがっ
て、次回の使用時でも内視鏡の洗浄・消毒の必要がなく
なり、しかも非常に衛生的であると共に内視鏡の連続使
用が可能となるものである。
【0006】また、上記特開昭61−179128号公
報には直視型の内視鏡に装着する内視鏡カバーの他に、
側視型の内視鏡に装着する内視鏡カバーの技術について
も記されている。この側視型の内視鏡には処置具類を視
野方向に起上するための鉗子起上装置が設けられてい
る。この場合、内視鏡カバー側には処置具挿通チャンネ
ルが設けられている。
【0007】そして、側視型の内視鏡の使用時に上記処
置具類を起上する場合には内視鏡の鉗子起上装置を操作
することにより、内視鏡カバー側の処置具挿通チャンネ
ルを押し引きし、その処置具挿通チャンネルの内腔に挿
入された処置具を間接的に操作するようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記側
視型の内視鏡に内視鏡カバーを装着した際に、内視鏡カ
バーの製品公差や、組立て精度等の問題により、内視鏡
と内視鏡カバーとの間の組み付け位置が内視鏡カバーの
製品毎に内視鏡の挿入部の軸方向に異なるおそれがあ
る。そのため、内視鏡に組み付けられる内視鏡カバーの
製品毎に鉗子起上装置と処置具装通チャンネルとの間の
位置関係にずれが発生するので、鉗子の起上操作時には
各内視鏡カバーの製品毎に微妙に鉗子の起上角が異な
り、必要とする起上角が得られなかったり、鉗子の起上
角が微妙に異なる問題がある。
【0009】さらに、内視鏡の操作部には鉗子起上装置
を操作するための操作レバーが設けられているが、その
部分もカバーする必要がある。このようにカバーを介し
て鉗子起上装置を操作する場合には鉗子の起上角を微調
整する微妙な操作が困難である。
【0010】なお、起上操作レバーをカバーを挟んで操
作部に着脱自在に設けることも考えられるが、この場合
には起上操作レバーの着脱機構の構成が複雑となるう
え、鉗子の起上角の調整が困難なものとなる問題があ
る。
【0011】さらに、内視鏡カバーが破れる等、何らか
の影響で内視鏡自体が汚染された場合には内視鏡を洗浄
・消毒する作業が必要になる。しかしながら、前記構成
では内視鏡側の構造が複雑になるので、内視鏡を十分に
洗浄・消毒することが困難なものとなる問題がある。
【0012】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、内視鏡に組み付けられる内視鏡カバー
の製品毎に鉗子起上装置と処置具装通チャンネルとの間
の位置ずれの発生を防止することができ、正確な鉗子の
起上操作を行なうことができ、かつ検査時に内視鏡本体
が汚染することを未然に防ぐことができる内視鏡を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は内視鏡本体と、
この内視鏡本体の挿入部が挿通され該挿入部を外部に露
呈させないように配されたガイド管路と、このガイド管
路と連通しないように配され処置具を挿通する処置具挿
通チャンネルとを有する内視鏡カバーと、 を有する内視
鏡において、 前記処置具挿通チャンネルを通して導入さ
れる処置具を前記内視鏡本体の視野方向に起上する起上
機構を内視鏡カバー側に設けると共に、起上機構とガイ
ド管路とを連通させない隔離壁もしくは起上機構と処置
具挿通チャンネルを連通させない隔離壁との、少なくと
も一方の隔離壁を設けたことを特徴とする内視鏡であ
る。
【0014】
【作用】内視鏡カバー側に処置具挿通チャンネルおよび
この処置具挿通チャンネルを通して導入される処置具を
内視鏡本体の視野方向に起上する起上機構を設けること
により、内視鏡に組み付けられる内視鏡カバーの製品毎
に鉗子起上装置と処置具装通チャンネルとの間の位置ず
れの発生を防止する。さらに、起上機構とガイド管路と
を連通させない隔離壁もしくは起上機構と処置具挿通チ
ャンネルを連通させない隔離壁との、少なくとも一方の
隔離壁を内視鏡カバーに設けることにより、検査時に内
視鏡本体が汚染することを未然に防ぐようにしたもので
ある。
【0015】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1乃至図1
1(C)を参照して説明する。図1は側視型の内視鏡1
の概略構成を示すものである。この内視鏡1には手元側
の操作部2に例えば体内に挿入される挿入部3と図示し
ない光源装置に接続されるユニバーサルコード4とがそ
れぞれ連結されている。ここで、挿入部3には操作部2
側から長尺な可撓管部5、湾曲部6及び側視型の先端構
成部7が順次連結されている。
【0016】また、内視鏡1の本体の挿入部3及び操作
部2は使い捨て用の内視鏡カバー8によって覆われてい
る。この内視鏡カバー8には図2および図3に示すよう
に内視鏡1の挿入部3の湾曲部6と対応する部位に湾曲
機構9が設けられている。
【0017】この湾曲機構9には例えば4方向に湾曲可
能な複数の湾曲駒10…が挿入部3の軸心方向に沿って
並設されている。各湾曲駒10はそれぞれ図示しない連
結ピンを介して回動可能に連結されている。
【0018】さらに、最先端の湾曲駒10には4本の湾
曲操作ワイヤ11…の先端部がそれぞれ止着されてい
る。この場合、4本の湾曲操作ワイヤ11…は図3に示
すように周方向に略等間隔(略90°間隔)で、かつ内
視鏡1と内視鏡カバー8とを組合せた際の垂直断面の中
心から略等距離の位置に配置されている。そして、各湾
曲操作ワイヤ11の基端部は内視鏡1の操作部2に設け
られた図4に示す湾曲部駆動機構12に連結されてい
る。
【0019】この湾曲部駆動機構12には操作部2の本
体2aの外部に突設された上下、左右方向への湾曲操作
用の一対の湾曲操作ノブ13が設けられている。さら
に、各湾曲操作ノブ13の回転軸にはスプロケット14
が連結されている。この場合、操作部本体2aにはグリ
ップ2bが設けられている。
【0020】そして、操作部本体2aにはユニバーサル
コード4が接続されているとともに、この操作部本体2
aの略中央にスプロケット14が配置され、かつこのス
プロケット14の回転中心O1 はグリップ2bの中心軸
2 から離れた位置にオフセットされて配置されてい
る。
【0021】また、スプロケット14にはチェーン15
がセットされている。このチェーン15は操作部本体2
aとグリップ2bとの間の略中間あたりで方向交換用ス
プロケット16a,16bで曲げられるとともに、グリ
ップ2bの中心軸O2 に沿って延設される。
【0022】さらに、チェーン15の終端部は操作部本
体2a内からグリップ2bの外部側に延出され、この延
出端部には図5に示すように接続部材17が固定されて
いる。また、内視鏡カバー8の基端部側には湾曲操作ワ
イヤ11の基端部が延出されており、そのワイヤ11の
終端部に接続部材18が固定されている。このワイヤ1
1の接続部材18はチェーン15の接続部材17と係脱
可能に係合されており、チェーン15の終端部と湾曲操
作ワイヤ11の基端部との間がこれらの接続部材17,
18を介して接続されている。
【0023】そして、湾曲操作ノブ13の操作時にはス
プロケット14が回転駆動され、このプロケット14の
回転動作に連動してチェーン15を介して湾曲操作ワイ
ヤ11を押し引き操作することにより、内視鏡カバー8
の湾曲機構9が湾曲駆動されて内視鏡1の湾曲部6が湾
曲操作されるようになっている。ここで、湾曲操作ワイ
ヤ11は内視鏡1と内視鏡カバー8とを組合せた際の垂
直断面の中心から略等距離の位置に配置されているた
め、湾曲操作ノブ13に加えられた操作力を各方向に同
等に伝えることができ、その結果、内視鏡1の湾曲部6
の湾曲に方向性がなく、どの方向にも自在に湾曲操作す
ることができる。
【0024】また、スプロケット14にセットされたチ
ェーン15は操作部本体2aとグリップ2bとの間の略
中間あたりで方向交換用スプロケット16a,16bで
曲げられ、グリップ2bの中心軸O2 に沿って延設させ
る構成にしたので、操作部2はグリップ2bの中心軸O
2 に対し、湾曲操作ノブ13の回転中心O1 をオフセッ
トさせることにより、ノブ13を回し易くすることがで
きると同時に、ノブ13のオフセットに対応させた湾曲
操作ワイヤ11の曲げ部分をなくすことができる。その
ため、従来のようにアンブルワイヤを滑車等で曲げてノ
ブ13のオフセットに対応させる場合のようにワイヤを
繰返し曲げると疲労が発生し、切断されることを防止す
ることができ、湾曲操作ワイヤ11の耐久性を確保する
ことができる。
【0025】また、図6(A)は内視鏡1の操作部2の
接眼部分のカバー構造を示すものである。この場合、内
視鏡カバー8には内視鏡1の操作部2に設けられた接眼
部19をカバーする筒状の接眼部カバー筒8aが形成さ
れ、カバー筒8aの開口部8bが図6(B)に示す接眼
キャップ20によって着脱自在に閉塞されている。
【0026】この接眼キャップ20はカバーレンズ21
とこのレンズ21のレンズ枠22とによって形成されて
いる。そして、この接眼キャップ20は内視鏡カバー8
の接眼部カバー筒8aの端縁部位を内視鏡1の接眼部1
9との間にはさみ込み、密封状態で取付けられている。
したがって、内視鏡カバー8の接眼部カバー筒8aと接
眼キャップ20との間の部分の汚染、またはその部分か
らの汚物の進入を防止することができる。
【0027】また、図7は内視鏡1の先端構成部7に配
設された対物光学系23および照明光学系24を示すも
のである。この場合、内視鏡1の先端構成部7の外周面
には視野方向に略平滑な平面7aが形成されており、こ
の平面7a上に対物光学系23の観察用対物レンズ25
および照明光学系24の照明用レンズ26が配設されて
いる。
【0028】さらに、対物レンズ25の内面にはプリズ
ム27を介してイメージガイドファイバ28の先端部、
照明用レンズ26の内面にはライトガイドファイバ29
の先端部がそれぞれ対向配置されている。
【0029】また、内視鏡カバー8には内視鏡1と組合
せた際に内視鏡1の対物レンズ25および照明用レンズ
26と対向する部位に観察用カバーレンズ30、照明用
単ファイバーレンズ31がそれぞれ一体的に設けられて
いる。この場合、観察用カバーレンズ30は対物レンズ
25に比べて大径なものが用いられている。そして、内
視鏡1と内視鏡カバー8とを組合せた際には観察用対物
レンズ25とそれより大きな観察用カバーレンズ30と
が対向配置され、さらに照明用レンズ26と照明用単フ
ァイバーレンズ31とが同様に対向配置されるようにな
っている。したがって、対物レンズ25より大きな観察
用カバーレンズ30を用いることにより、内視鏡カバー
8によって視野が妨げられることがないうえ、さらに照
明光学系24に関しては内視鏡カバー8側に単ファイバ
ーレンズ31を設けることにより、光が内視鏡カバー8
を通して対物光学系23側へ漏れることを防止すること
ができる。
【0030】また、内視鏡カバー8の各湾曲駒10の内
部には図3に示すように4本の湾曲操作ワイヤ11…お
よび内視鏡1の挿入部3とともに、処置具挿通チャンネ
ル32および送気・送水チャンネル33がそれぞれ配設
されている。
【0031】また、内視鏡1の挿入部3の外周面には図
8に示すように処置具挿通チャンネル32の取付け溝3
4が挿入部3の軸心方向に沿って略直線状に形成されて
いる。そして、この取付け溝34内に処置具挿通チャン
ネル32を嵌め込んだ状態で内視鏡カバー8をかぶせる
ようになっている。これによって処置具挿通チャンネル
32を挿入部3側に固定した状態で内視鏡カバー8をか
ぶせることができ、処置具挿通チャンネル32の円周方
向のずれを防止することができる。
【0032】さらに、内視鏡カバー8には図9に示すよ
うに処置具挿通チャンネル32が一体的に設けられてい
るとともに、この処置具挿通チャンネル32を通して導
入される処置具を内視鏡1の本体の視野方向に起上する
起上機構35が設けられている。この場合、内視鏡カバ
ー8の先端部には湾曲機構9の前方に内視鏡1の先端構
成部7を保持する保持部材36が配設されており、この
保持部材36の前方に気密室37が形成されている。
【0033】また、保持部材36には図10に示すよう
に内視鏡1の挿入部3のガイド管路38、処置具挿通チ
ャンネル32のガイド管路39およびワイヤガイド管路
40がそれぞれ形成されている。さらに、処置具挿通チ
ャンネル32のガイド管路39の前方には鉗子起上台固
定部41が突設されている。そして、ガイド管路39内
に挿通された処置具挿通チャンネル32の先端部は気密
室37内で内視鏡カバー8の本体側に連結されている。
なお、処置具挿通チャンネル32は内視鏡カバー8の本
体側に対してチャンネル開口部32aの部分のみで連結
されているため、内視鏡カバー8内をある程度自由に移
動できるようになっている。
【0034】さらに、処置具挿通チャンネル32の手元
側の基端部は内視鏡1の挿入部3における操作部2との
連結部位の近傍で外部側に延出されている。そして、こ
の処置具挿通チャンネル32の基端部側の延出部によっ
て鉗子等の処置具の導入部32bが形成されている。
【0035】また、起上機構35には鉗子起上台固定部
41に軸支された回転軸42を中心に円運動が可能なよ
うに支持された鉗子起上台43が設けられている。この
鉗子起上台43には鉗子起上台操作ワイヤ44の先端部
が止着されている。この鉗子起上台操作ワイヤ44の基
端部は図11(A)に示すように内視鏡カバー8の手元
側の操作部近傍に設けられた鉗子起上台操作ノブ45に
接結されている。
【0036】なお、内視鏡カバー8の組立時にはまず鉗
子起上操作ワイヤ44を保持部材36のガイド管路40
に挿通し、次に処置具挿通チャンネル32を保持部材3
6のガイド管路39に挿通する。続いてその状態で、内
視鏡カバー8の本体によって保持部材36および起上機
構35を覆い、それらを一体的に接合するようにしてい
る。
【0037】また、図11(A)〜(C)は鉗子起上台
操作ノブ45の概略構成を示すものである。この場合、
内視鏡カバー8の操作部側には図11(B)に示すよう
に鉗子起上台操作ノブ45の装着穴46が形成されてい
る。この装着穴46には固定ピン47を中心に回動レバ
ー48が回動自在に支持されている。
【0038】この回動レバー48の一端部は装着穴46
の外部に突出されており、この突出端部に操作ノブ45
のノブ頭部49が形成されている。さらに、回動レバー
48の他端部には図11(C)に示すように略すり割り
状のワイヤ係止部50が設けられている。そして、この
回動レバー48の係止部50に鉗子起上台操作ワイヤ4
4の基端部が係止されている。この場合、ワイヤ44の
係止に際しては、ノブ45を内視鏡カバー8の装着穴4
6に固定する前に、内視鏡カバー8の外部でワイヤ44
を回動レバー48の係止部50に係止させてもよいし、
またノブ45は内視鏡カバー8の装着穴46に固定した
状態で、ワイヤ44を長めにとり、その操作部側の端部
を内視鏡カバー8の外部につき出し、そのワイヤ44を
内視鏡カバー8の外部から操作することにより、ワイヤ
44を回動レバー48の係止部50に係止させてもよ
い。
【0039】また、回動レバー48の係止部50は図1
1(C)のようなすり割り状のものに限定されるもので
はなく、例えばクリップ等によって弾性的にワイヤ44
を回動レバー48側に係止する構成にしてもよい。
【0040】なお、その係止構造は鉗子起上台43との
固定部に適用してもよい。その場合、ノブ45に対する
ワイヤ44の固定はこのノブ45を内視鏡カバー8側に
固定する前に外部でハンダ等により固定し、その状態で
ワイヤ44を内視鏡カバー8のガイド管路40における
操作部側の開口端より挿入し、先端開口よりつき出し、
それを起上台43に係止すればよい。
【0041】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、側視型の内視鏡1の使用時には図1に示すように
内視鏡カバー8がこの内視鏡1の挿入部3および操作部
2を覆う状態に装着される。そして、その状態で内視鏡
1の挿入部3が患者の体腔内に挿入される。
【0042】また、鉗子等の処置具は処置具挿通チャン
ネル32の基端部側の処置具導入部32bから処置具挿
通チャンネル32の内部に挿入され、この処置具挿通チ
ャンネル32を通して内視鏡1の挿入部3の先端側に導
かれた後、チャンネル開口部32aの部分から内視鏡1
の外部側に突出される。
【0043】そして、内視鏡1の外部側に突出された鉗
子等の処置具の先端部の向きを調整する場合には鉗子起
上台操作ノブ45が操作される。このとき、鉗子起上台
操作ノブ45の操作に連動して鉗子起上操作ワイヤ44
が押し引き操作され、その鉗子起上操作ワイヤ44の動
きによって鉗子起上台43の起上角が操作される。
【0044】さらに、その鉗子起上台43の回動動作に
連動して処置具挿通チャンネル32が鉗子起上台43に
よって押圧され、この処置具挿通チャンネル32のチャ
ンネル開口部32aの向き(開口角度)が変化するた
め、この処置具挿通チャンネル32に挿通される処置具
類の起上角が変えられる。
【0045】また、内視鏡1の使用後、患者の体腔内か
ら外部に取出された内視鏡1から内視鏡カバー8が取り
外される。この内視鏡カバー8の取り外し作業時には図
15に示すように汚染された内視鏡カバー8の上にオー
バーチューブ81が内視鏡カバー8の汚染部位を覆うよ
うに装着される。
【0046】このオーバーチューブ81は一端側が閉塞
されており、他端側の開口部には図16(A)に示すね
じ止め式の固定部82が設けられている。このねじ止め
式の固定部82の内周面には雌ねじ部82aが形成され
ており、この雌ねじ部82aが内視鏡カバー8側のオー
バーチューブ固定部83の外周面に形成された雄ねじ部
83aに螺着されるようになっている。
【0047】そして、内視鏡カバー8の上にオーバーチ
ューブ81を装着する場合にはオーバーチューブ81の
雌ねじ部82aが内視鏡カバー8側の雄ねじ部83aに
螺着される。これによって、内視鏡カバー8側の汚染部
位はオーバーチューブ81の内面と内視鏡カバー8の外
面とオーバーチューブ81の雌ねじ部82aと内視鏡カ
バー8側の雄ねじ部83aとの螺着部によって形成され
る空間内に完全に密封された状態で内視鏡カバー8の着
脱作業を行なうことができる。その結果、汚染された内
視鏡カバー8を取り外す際に内視鏡1を汚染することを
防止することができる。
【0048】なお、オーバーチューブ81の雌ねじ部8
2aと内視鏡カバー8側の雄ねじ部83aとの螺着部を
設ける代わりに、図16(B)に示すようにオーバーチ
ューブ81の開口端部に引っ掛け爪式の固定部91を形
成し、内視鏡カバー8の外周面側にこの固定部91を受
ける機械的な受け側のオーバーチューブ固定部92を形
成してもよい。
【0049】そこで、上記構成のものにあっては内視鏡
カバー8側に処置具挿通チャンネル32およびこの処置
具挿通チャンネル32を通して導入される処置具を内視
鏡1の本体の視野方向に起上する鉗子起上台43を設け
たので、内視鏡1と内視鏡カバー8との組合せによる処
置具の起上角のバラツキを抑えることができる。
【0050】また、内視鏡1側に処置具を内視鏡1の本
体の視野方向に起上する起上機構35を格別に設ける必
要がないので、内視鏡1の挿入部3の構造を簡略化する
ことができ、内視鏡1の洗浄・消毒等の作業を容易化す
ることができる。
【0051】さらに、鉗子起上台操作ノブ45を内視鏡
カバー8側に設け、使い捨てにしたので、鉗子起上台操
作ノブ45を覆うカバーが不要となる。そのため、鉗子
起上台操作ノブ45を直接操作することができるので、
例えばカニュレーション時に必要な微妙な操作が容易と
なるうえ、鉗子起上台操作ノブ45を覆うカバーの着脱
作業が必要ないため、鉗子起上台操作ノブ45の構造も
簡単である。
【0052】なお、上記第1の実施例では内視鏡カバー
8内の保持部材36に処置具挿通チャンネル32のガイ
ド管路39を形成し、このガイド管路39内に処置具挿
通チャンネル32を挿通する構成を示したが、保持部材
36のガイド管路39によって処置具挿通チャンネル3
2の一部を形成し、処置具挿通チャンネル32における
チャンネル開口部32aの部分の内視鏡カバー8の本体
側との連結部と、保持部材36のガイド管路39の先端
部との間の部分によって形成される鉗子起上台43の周
囲部分のみに処置具挿通チャンネル32の移動可能な部
分を形成してもよい。
【0053】また、図12は内視鏡カバー8の変形例を
示すものである。これは、内視鏡1の湾曲部6側に例え
ば4方向に湾曲可能な複数の湾曲駒61…を挿入部3の
軸心方向に沿って並設し、図12に示すように湾曲操作
ワイヤ11のみ内視鏡カバー8側に設ける構成にしたも
のである。
【0054】そこで、上記構成のものにあっては使い捨
ての内視鏡カバー8側の構成を簡略化することができる
ので、使い捨ての内視鏡カバー8側のコストを低減する
ことができる。なお、上記内視鏡1と内視鏡カバー8と
の構成は側視及び斜視の内視鏡1に限ったものではな
く、直視の内視鏡にも適用できる。
【0055】また、図13(A),(B)は内視鏡1の
操作部2の湾曲部駆動機構の変形例を示すものである。
すなわち、この変形例では操作部2のグリップ部2bに
湾曲操作のエンゲージ用一対のスプロケット71を設け
たものである。
【0056】図13(B)中で、上側のスプロケット7
1は上下方向に湾曲操作するUDエンゲージ用スプロケ
ットであり、その下方に仕切板72を介して左右方向に
湾曲操作するRLエンゲージ用スプロケット71が配設
されている。RLエンゲージ用スプロケット71の下方
には支軸73がベース74上に突設されている。
【0057】この支軸73の上方には頭部にRLエンゲ
ージノブ75が設けられたRLエンゲージ操作部材76
が螺合されている。このRLエンゲージ操作部材76の
外周面には筒状のUDエンゲージ操作部材77が配設さ
れている。
【0058】このUDエンゲージ操作部材77は操作部
本体2b側に螺合されている。そして、RLエンゲージ
操作部材76とUDエンゲージ操作部材77との間、U
Dエンゲージ操作部材77と操作部本体2bとの間はそ
れぞれシールリング78,79を介してシールされてい
る。なお、ここではチェーン15を用いたがタイミング
ベルトを用いても良い。
【0059】そして、湾曲操作時にはノブ13を回転操
作すると、それに連動してスプロケット14が回転し、
チェーン15を動かす。チェーン15は方向変換用スプ
ロケット16a,16bで屈曲し、湾曲操作ワイヤ11
を牽引する。
【0060】また、上記エンゲージ機構は次のように動
作する。まず、RLエンゲージ操作部材76を回転させ
るとこのRLエンゲージ操作部材76が下向きに螺進動
作し、このRLエンゲージ操作部材76の下端部がRL
エンゲージ用スプロケット71に圧接される。これによ
り摩擦力が生じ、RLエンゲージ用スプロケット71が
回転し難くなるので、RL湾曲機構にエンゲージがかか
る。UD湾曲機構側でも同様の動作が行なわれるので、
ここでは説明を省略する。
【0061】そこで、上記構成のものにあっては従来一
般に、湾曲操作ノブ13内に設けられていた湾曲機構の
エンゲージ機構をノブ13以外の場所に設けたので、エ
ンゲージ機構が内蔵されている場合に比べてノブ13の
構成を簡略化することができる。そのため、湾曲操作ノ
ブ13を内視鏡1の本体側に着脱自在に連結し、ノブ1
3自体を使い捨てにすることができる。
【0062】また、図14は内視鏡1の挿入部3に形成
された処置具挿通チャンネル32の取付け溝34の変形
例を示すものである。すなわち、この変形例は取付け溝
34を挿入部3の軸心方向に対して略螺旋状に巻回させ
たものである。
【0063】したがって、この場合には略螺旋状に巻回
させた取付け溝34によってこの取付け溝34内に装着
された処置具挿通チャンネル32における挿入部3の軸
心方向のずれを完全に防止することができるので、内視
鏡1の湾曲操作によって処置具挿通チャンネル32が内
視鏡1の挿入部3の軸心方向に移動し、内視鏡1の操作
の妨げとなることを防止することができる。
【0064】また、図17および図18は本発明の第2
の実施例の内視鏡カバー101を示すものである。これ
は、内視鏡カバー101の壁部に内視鏡1の挿入部3の
ガイド管路102、処置具挿通チャンネル103および
ワイヤガイド管路104をそれぞれ形成し、この内視鏡
カバー101の処置具挿通チャンネル103に鉗子起上
台固定部105およびこの鉗子起上台固定部105に軸
支された回転軸106を中心に回動可能に支持された鉗
子起上台107を設けたものである。
【0065】この場合、処置具挿通チャンネル103の
先端部には略L字状の処置具導出ガイド部が形成されて
おり、この処置具導出ガイド部の底部に鉗子起上台固定
部105が突設されている。
【0066】さらに、鉗子起上台107には鉗子起上台
操作ワイヤ108の先端部が止着されている。この鉗子
起上台操作ワイヤ108は内視鏡カバー101のワイヤ
ガイド管路104内に挿入されており、この鉗子起上台
操作ワイヤ108の基端部は内視鏡カバー101の手元
側の操作部近傍に設けられた鉗子起上台操作ノブ45に
接結されている。
【0067】そこで、上記構成のものにあっては鉗子起
上台操作ノブ45の操作によって鉗子起上台107を自
在に操作でき、さらに処置具を直接鉗子起上台107で
操作できるので、第1の実施例と同様の効果を得ること
ができるとともに、加えて処置具を直接鉗子起上台10
7で操作できるため、処置具の操作性を一層向上させる
ことができる。
【0068】また、図19〜図21は本発明の第3の実
施例を示すものである。これは、第1の実施例の内視鏡
カバー8の本体に処置具挿通チャンネル32のみを連結
し、この処置具挿通チャンネル32の手元側のチャンネ
ル端部を内視鏡1の鉗子挿入口より外部側に突出し、こ
のチャンネル32の突出端部を押し引き操作することに
より、処置具を起上させる起上機構を設ける構成にした
ものである。
【0069】そこで、上記構成のものにあっては処置具
挿通チャンネル32を操作部2側で直接押し引き操作す
ることによって、処置具挿通チャンネル32の開口角度
を変えることができるので、処置具挿通チャンネル32
の内部に挿通された処置具も連動して起上方向を変える
ことができる。
【0070】そのため、この場合も第1の実施例と同様
の効果を得ることができ、加えて内視鏡カバー8の構成
が単純であるため内視鏡カバー8のコストが安価とな
り、また組立が容易で、しかも故障し難いという効果も
ある。
【0071】また、図22〜図24は本発明の第4の実
施例を示すものである。これは、第3の実施例の構成に
加えて、処置具挿通チャンネル32にチャンネル操作ワ
イヤ112を設け、そのチャンネル操作ワイヤ112を
ガイド管路111を通して鉗子起上台操作ノブ45に接
続したものである。
【0072】そこで、上記構成のものにあっては鉗子起
上台操作ノブ45を操作することによってチャンネル操
作ワイヤ112を押し引きし、処置具挿通チャンネル3
2を操作できる。そのため、この場合も第1の実施例と
同様の効果を得ることができ、加えてチャンネル操作ワ
イヤ112も使い捨てにすることができる。
【0073】また、図25〜27は本発明の第5の実施
例を示すものである。これは、第4の実施例におけるチ
ャンネル操作ワイヤ112の先端に処置具挿通チャンネ
ル32の操作リング121を設けたものである。
【0074】そこで、上記構成のものにあっては操作リ
ング121に処置具挿通チャンネル32を通し、それを
操作することによって同様に処置具挿通チャンネル32
を操作することができる。この場合にはチャンネル操作
ワイヤ112を繰返し使用できる。
【0075】また、図28〜図30は本発明の第6の実
施例を示すものである。これは、図19〜図21の第3
の実施例と同様の構成に加え、内視鏡カバー8の先端側
の気密室37内における処置具挿通チャンネル32の先
端部と内視鏡カバー8の閉塞端面との間に鉗子起上用の
バルーン131を設けたものである。このバルーン13
1には流体注入・排出用管路132の先端部が連結され
ている。
【0076】この流体注入・排出用管路132は保持部
材36に形成されたガイド管路133を通して操作部2
付近まで導かれる。さらに、この流体注入・排出用管路
132の開口端には例えば送水ポンプ135やシリンジ
等の流体注入量調節手段に連結された連結チューブ13
4が連結されている。
【0077】そこで、上記構成のものにあっては送水ポ
ンプ135でバルーン131への流体の注入量を調節す
ることにより、バルーン131の大きさを変化させ、こ
のバルーン131の大きさによってチャンネル32の開
口角度を変えることができる。そのため、これまでの実
施例と同様に処置具を操作できるので、この場合も第3
の実施例と同様の効果を得ることができ、加えてバルー
ン131及び流体注入・排出用管路132を使い捨てに
することができる。
【0078】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形実施できることは勿論である。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば内視鏡本体の挿入部及び
操作部を覆う内視鏡カバーを設け、前記内視鏡カバー側
に処置具挿通チャンネルおよびこの処置具挿通チャンネ
ルを通して導入される処置具を前記内視鏡本体の視野方
向に起上する起上機構をそれぞれ設けたので、内視鏡に
組み付けられる内視鏡カバーの製品毎に鉗子起上装置と
処置具装通チャンネルとの間の位置ずれの発生を防止す
ることができ、正確な鉗子の起上操作を行なうことがで
きる。さらに、起上機構とガイド管路とを連通させない
隔離壁もしくは起上機構と処置具挿通チャンネルを連通
させない隔離壁との、少なくとも一方の隔離壁を内視鏡
カバーに設けることにより、検査時に内視鏡本体が汚染
することを未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の内視鏡の概略構成
図。
【図2】 内視鏡カバーの先端部分を示す要部の縦断面
図。
【図3】 内視鏡カバーの湾曲部の内部構成を示す横断
面図。
【図4】 操作部の湾曲部駆動機構を示す概略構成図。
【図5】 チェーンの終端と湾曲操作ワイヤとの接続部
を示す要部の縦断面図。
【図6】 (A)は内視鏡の操作部の接眼部分のカバー
構造を示す要部の縦断面図、(B)は接眼キャップを示
す平面図。
【図7】 内視鏡が挿入された内視鏡カバーの対物光学
系を示す要部の縦断面図。
【図8】 内視鏡の挿入部に形成された処置具挿通チャ
ンネルの取付け溝を示す斜視図。
【図9】 内視鏡カバーの鉗子起上部を示す要部の縦断
面図。
【図10】 内視鏡カバーの鉗子起上部の横断面図。
【図11】 (A)は鉗子起上台操作ノブの設置状態を
示す側面図、(B)は鉗子起上台操作ノブの内部構造を
示す要部の縦断面図、(C)は同横断面図。
【図12】 内視鏡カバーの変形例を示す要部の縦断面
図。
【図13】 (A)は操作部の湾曲部駆動機構の変形例
を示す概略構成図、(B)は湾曲部駆動機構の内部構成
を示す縦断面図。
【図14】 内視鏡の挿入部に形成された処置具挿通チ
ャンネルの取付け溝の変形例を示す斜視図。
【図15】 内視鏡カバーの上にオーバーチューブを装
着した状態を示す概略構成図。
【図16】 オーバーチューブと内視鏡カバーとの固定
部を示すもので、(A)はねじ止め式の固定部を示す要
部の縦断面図、(B)は引っ掛け式の固定部を示す要部
の縦断面図。
【図17】 本発明の第2の実施例の内視鏡カバーを示
す要部の縦断面図。
【図18】 内視鏡カバーの鉗子起上台固定部の横断面
図。
【図19】 本発明の第3の実施例の内視鏡カバーを示
す要部の縦断面図。
【図20】 鉗子起上機構の動作状態を示す要部の縦断
面図。
【図21】 内視鏡カバーの横断面図。
【図22】 本発明の第4の実施例の内視鏡カバーを示
す要部の縦断面図。
【図23】 鉗子起上機構の動作状態を示す要部の縦断
面図。
【図24】 内視鏡カバーの横断面図。
【図25】 本発明の第5の実施例の内視鏡カバーを示
す要部の縦断面図。
【図26】 鉗子起上機構の動作状態を示す要部の縦断
面図。
【図27】 内視鏡カバーの横断面図。
【図28】 本発明の第6の実施例の内視鏡カバーを示
す要部の縦断面図。
【図29】 内視鏡カバーの横断面図。
【図30】 流体注入量調節手段の連結状態を示す概略
構成図。
【符号の説明】
2…操作部、3…挿入部、8,101…内視鏡カバー、
32,103…処置具装通チャンネル、35…起上機
構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡本体と、 この内視鏡本体の挿入部が挿通され該挿入部を外部に露
    呈させないように配されたガイド管路と、このガイド管
    路と連通しないように配され処置具を挿通する処置具挿
    通チャンネルとを有する内視鏡カバーと、 を有する内視鏡において、 前記処置具挿通チャンネルを通して導入される処置具を
    前記内視鏡本体の視野方向に起上する起上機構を内視鏡
    カバー側に設けると共に、起上機構とガイド管路とを連
    通させない隔離壁もしくは起上機構と処置具挿通チャン
    ネルを連通させない隔離壁との、少なくとも一方の隔離
    壁を 設けたことを特徴とする内視鏡。
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