JP3272566B2 - 舶用推進プラントの経年変化モニタ装置 - Google Patents

舶用推進プラントの経年変化モニタ装置

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JP3272566B2
JP3272566B2 JP10222895A JP10222895A JP3272566B2 JP 3272566 B2 JP3272566 B2 JP 3272566B2 JP 10222895 A JP10222895 A JP 10222895A JP 10222895 A JP10222895 A JP 10222895A JP 3272566 B2 JP3272566 B2 JP 3272566B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船舶用主機の燃料消費
率、プロペラ回転速度、船速などの経年変化を調査する
ための舶用推進プラントの経年変化モニタ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】船舶における主機の点検・修理、プロペ
ラ換装、船体清掃等のメンテナンス時期を判断するため
には、主機の燃料消費率やプロペラの回転速度、船速な
どの経年変化について知る必要があるが、従来は航海日
誌から就航実績を解析することにより調査している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のように航海
日誌から就航実績を解析するには、長時間の労力を必要
とし、このため短時間のうちに経年変化に関する調査結
果を知ることができないという問題があった。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、舶用主機の燃料消費率やプロペラの回転速度、船速
などの経年変化をリアルタイムで確認でき、主機の点検
・修理、プロペラ換装、船体清掃等のメンテナンス時期
を確実且つ容易に判断し得る舶用推進プラントの経年変
化モニタ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る舶用推進プ
ラントの経年変化モニタ装置は、舶用主機の燃料流量計
による計測ータに基づいて燃料消費量を算出する燃料消
費量算出手段と、船速の速度計による計測データに基づ
いて平均船速を算出する平均船速算出手段と、プロペラ
軸の軸捩計による計測データに基づいて平均トルクを算
出する平均トルク算出手段と、プロペラ軸の軸回転計に
よる計測データに基づいてプロペラ軸の平均回転速度を
算出する平均回転速度算出手段と、上記平均トルク算出
手段で算出された平均トルク及び平均回転速度算出手段
で算出された平均回転速度から平均軸馬力を算出する平
均軸馬力算出手段と、上記燃料消費量算出手段で算出さ
れた燃料消費量及び平均軸馬力算出手段で算出された平
均軸馬力から平均燃料消費率を算出する平均燃料消費率
算出手段と、上記平均船速算出手段により算出された平
均船速、上記平均回転速度算出手段により算出されたプ
ロペラ軸の平均回転速度、上記平均軸馬力算出手段で算
出された平均軸馬力、平均燃料消費率算出手段で算出さ
れた平均燃料消費率を所定時刻毎に日付及び時刻と共に
収録するデータ収録部と、1航海終了時点で、上記デー
タ収録部に収録されている各データを読出し、複数グル
ープに分けてそれぞれの平均値を算出して収録する長期
データ収録部と、上記長期データ収録部に収録されたデ
ータのうち、上記平均回転速度算出手段で算出された平
均回転速度、平均軸馬力算出手段で算出された平均軸馬
力及び初期回転速度に基づいてプロペラ軸の回転速度変
化量を算出する回転速度変化量算出手段と、上記長期デ
ータ収録部に収録されたデータのうち、上記平均船速算
出手段で算出された平均船速及び平均軸馬力算出手段で
算出された平均軸馬力並びに初期性能に基づいて船速変
化量を算出する船速変化量算出手段と、上記回転速度変
化量算出手段で算出されたプロペラ軸の回転速度変化
量、上記船速変化量算出手段で算出された船速変化量、
及び上記長期データ収録部に収録されたデータのうち上
記平均燃料消費率算出手段で算出された平均燃料消費率
を表示する手段とを具備したことを特徴とする。
【0006】また、本発明に係る舶用推進プラントの経
年変化モニタ装置は、舶用主機の燃料流量計による計測
ータに基づいて燃料消費量を算出する燃料消費量算出手
段と、船速の速度計による計測データに基づいて平均船
速を算出する平均船速算出手段と、プロペラ軸の軸捩計
による計測データに基づいて平均トルクを算出する平均
トルク算出手段と、プロペラ軸の軸回転計による計測デ
ータに基づいてプロペラ軸の平均回転速度を算出する平
均回転速度算出手段と、上記平均トルク算出手段で算出
された平均トルク及び平均回転速度算出手段で算出され
た平均回転速度から平均軸馬力を算出する平均軸馬力算
出手段と、上記燃料消費量算出手段で算出された燃料消
費量及び平均軸馬力算出手段で算出された平均軸馬力か
ら平均燃料消費率を算出する平均燃料消費率算出手段
と、上記平均回転速度算出手段で算出された平均回転速
度、平均軸馬力算出手段で算出された平均軸馬力及び初
期回転速度に基づいてプロペラ軸の回転速度変化量を算
出する回転速度変化量算出手段と、上記平均船速算出手
段で算出された平均船速及び平均軸馬力算出手段で算出
された平均軸馬力並びに初期性能に基づいて船速変化量
を算出する船速変化量算出手段と、平均燃料消費率算出
手段で算出された平均燃料消費率、上記回転速度変化量
算出手段で算出されたプロペラ軸の回転速度変化量及び
船速変化量算出手段で算出された船速変化量を表示する
手段とを具備したことを特徴とする。
【0007】
【作用】まず、燃料消費量算出手段、平均船速算出手
段、平均トルク算出手段及び平均回転速度算出手段によ
り、所定間隔例えば航海日誌記録時刻毎に所定単位時間
内の燃料消費量Fmi 、平均船速Vmi 、平均トルクQ
mi 、プロペラ軸の平均回転速度Nmi を算出する。
【0008】平均軸馬力算出手段は、上記平均トルクQ
mi 及び平均回転速度Nmi から平均軸馬力SHPmi
を算出する。平均燃料消費率算出手段は、燃料消費量F
mi 及び平均軸馬力SHPmi から平均燃料消費率FO
Cmi を算出する。
【0009】そして、これらのデータ、即ち平均回転速
度Nmi ,平均トルクQmi ,平均軸馬力SHPmi ,
平均燃料消費率FOCmi は、データ収納部に収録され
る。長期データ収録部では、上記データを所定の期間
(航海毎、又は月数等)に分割して、それぞれの平均値
Nmj ,Qmj ,SHPmj ,FOCmj を算出する。
【0010】回転速度変化量算出手段は、主機常用出力
におけるプロペラ軸回転速度Ncを、上記平均回転速度
Nmj と平均軸馬力SHPmj から求め、初期性能の回
転速度Noとの差、つまり、プロペラ軸の回転速度変化
量ΔNj を算出する。
【0011】船速変化量算出手段は、主機常用出力にお
ける船速Vcを、上記平均船速Vmj と平均軸馬力SH
Pmj から求め、初期性能の船速V0 との差、つまり船
速変化量ΔVj を算出する。
【0012】上記のようにして求めた平均燃料消費率F
OCmj 、回転速度変化量ΔNj 、船速変化量ΔVj を
グラフ化して表示装置に表示する。なお、上記平均回転
速度Nmi ,平均トルクQmi ,平均軸馬力SHPmi
,平均燃料消費率FOCmi 、年月日i をフロッピー
ディスク等に収録しておくことにより、竣工から前航海
までの各性能の変化状況を表示装置で見ることができ、
主機の点検、修理、プロペラ換装、船体清掃等のメンテ
ナンス時期を正確且つ容易に判断することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 (第1実施例)図1は、本発明の第1実施例に係る舶用
推進プラントの経年変化モニタ装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0014】図1において、1は船舶の主機に送り込ま
れる燃料の流量計、2は船速を計測する速度計、3はプ
ロペラ軸のトルクを計測する軸捩計、4はプロペラ軸の
回転速度を計測する軸回転計である。そして、上記燃料
流量計1、速度計2、軸捩計3及び軸回転計4の各計測
値は、キーボード等の入力装置(図示せず)を備えた解
析装置5に入力される。解析装置5は、コンピュータを
用いて構成したもので、内部記憶装置と共に、フロッピ
ーディスク装置等の外部記憶装置を備え、上記各計測デ
ータを取り込んで解析処理し、その解析結果をCRT等
の表示装置6に表示する。また、解析装置5は、燃料消
費率を解析すると共に、初期性能との船速変化量、回転
数変化量を解析し、各解析結果を表示装置6に表示する
機能を備えている。なお、7は時計であり、各計算のタ
イミング信号を出力すると共に、図2に詳細を示す解析
装置5内のデータ収録部17へ各時点の年月日時間を出
力するものであるが、この時計は解析装置5内に内蔵し
てもよい。
【0015】次に上記解析装置5の詳細について図2に
より説明する。図2は、解析装置5の機能ブロック図を
示したものである。上記解析装置5は、燃料消費量(F
mi )算出部11、平均船速(Vmi )算出部12、平
均トルク(Qmi )算出部13、平均回転速度(Nmi
)算出部14、平均軸馬力(SHPi )算出部15、
平均燃料消費率(FOCi )算出部16、データ収録部
17、長期データ収録部18、回転速度変化量(ΔNj
)算出部19、船速変化量(ΔVj )算出部20、F
OCmj (平均燃料消費率)作画部21及びΔNj ・Δ
Vj (回転速度変化量・船速変化量)作画部22を備え
ている。
【0016】上記燃料消費量算出部11は、燃料流量計
1の計測データを処理して所定の単位時間(例えば4時
間)内の燃料消費量Fmi を算出し、その結果を平均燃
料消費率算出部16に出力する。
【0017】平均船速算出部12は、速度計2の計測デ
ータを処理して所定の単位時間内の平均船速Vmi を算
出し、その結果をデータ収録部17及び船速変化量算出
部20に出力する。
【0018】平均トルク算出部13は、軸捩計3の計測
データを処理して所定の単位時間内の平均トルクQmi
を算出し、その結果を平均軸馬力算出部15に出力す
る。平均回転速度算出部14は、軸回転計4の計測デー
タを処理して所定の単位時間内のプロペラ軸の平均回転
速度Nmi を算出し、その結果を平均軸馬力算出部1
5、データ収録部17及び回転速度変化量算出部19に
出力する。
【0019】平均軸馬力算出部15は、上記平均トルク
算出部13で求めた所定単位時間内の平均トルクQmi
と、平均回転速度算出部14で求めた平均回転速度Nm
i とを乗算して平均軸馬力SHPmi を算出し、その結
果を平均燃料消費率算出部16、データ収録部17に出
力する。
【0020】平均燃料消費率算出部16は、燃料消費量
算出部11で求めた所定単位時間内の燃料消費量Fmi
を平均軸馬力算出部15で求めた平均軸馬力SHPmi
で除算して平均燃料消費率FOCmi を算出し、その結
果をデータ収録部17に出力する。
【0021】データ収録部17は、平均船速算出部12
で求めた所定単位時間内の平均船速Vmi 、平均回転速
度算出部14で求めた平均回転速度Nmi 、平均軸馬力
算出部15で求めた平均軸馬力SHPmi 、平均燃料消
費率算出部16で求めた平均燃料消費率FOCmi を日
付及び時刻と共に、例えばフロッピーディスク等の磁気
記録媒体に収録する。上記データ収録時刻は、例えば航
海日誌記録時刻(0°、4°、8°、12°、16°、
20°等)とする。なお、このデータ数は、図5、図6
に示すように1年以上の期間の場合は、「i=数千」に
なる。
【0022】長期データ収録部18は、1航海終了の時
点で、上記フロッピーディスクに収録されているデータ
を読出し、上記数千組のデータを、各航海毎又は月毎
(図5、図6に示すものでは13個)に分けてそれぞれ
の平均値を算出し、回転速度変化量算出部19、船速変
化量算出部20、FOC作画部21、ΔNj ・ΔVj 作
画部22に入力する。
【0023】今、例えば上記データのグループ数jを1
3個(1年2か月)、稼働率を「0.8」とし、4時間
毎にデータを算出したとすると、データ数iは i=24(時間)×(365日+30日+31日)×0.8÷4 の式により求められ、データ数iはほぼ「2040個」
となる。
【0024】また、データ数iを「i=2040個」、
グループ数jを「J=13個」とした場合、年月日j 、
平均回転速度Nmj 、平均トルクQmj 、平均軸馬力S
HPmj 、平均燃料消費率FOCmj は、「2040/
13=157個」より、157個ずつのデータを平均す
ることになる。
【0025】回転速度変化量算出部19及び船速変化量
算出部20は、長期データ収録部18からのデータを入
力し、年月日j ベースの回転速度変化量ΔNj 、船速変
化量ΔVj 、平均燃料消費率FOCmj を作画し、表示
装置6へ出力する。
【0026】回転速度変化量算出部19は、図3に示す
ように初期性能記憶部23aからプロペラ軸の回転速度
に対する軸馬力の所定性能カーブを読み出し、主機常用
出力NORにおけるプロペラ軸回転速度Ncを、平均回
転速度Nmj と平均軸馬力SHPmj から求め、初期性
能の回転速度Noとの差、つまり、プロペラ軸の回転速
度変化量ΔNj を算出してΔNj ・ΔVj 作画部22へ
出力する。
【0027】船速変化量算出部20は、図4に示すよう
に初期性能記憶部23bから船速に対する軸馬力の所定
性能カーブを読み出し、主機常用出力NORにおける船
速Vcを、平均船速Vmj と平均軸馬力SHPmj から
求め、初期性能の船速V0 との差、つまり船速変化量Δ
Vj を算出してΔNj ・ΔVj 作画部22へ出力する。
【0028】FOC作画部21は、長期データ収録専用
の記録媒体に収録している平均燃料消費率FOCmj 、
年月日j を読出してグラフ化して、図5に示すように表
示装置6に表示する。すなわち、横軸に竣工からの期日
変化YEAR(年)をとり、縦軸に平均燃料消費率FO
Cをとって置点表示する。
【0029】ΔNj ・ΔVj 作画部22は、回転速度変
化量算出部19で求めた回転速度変化量ΔNj 、船速変
化量算出部20で求めた船速変化量ΔVj 及び長期デー
タ収録部18からの年月日j をグラフ化し、図6に示す
ように表示装置6に表示する。すなわち、横軸に竣工か
らの期日変化YEAR(年)をとり、縦軸に回転速度変
化量ΔN及び船速変化量ΔVをとってそれぞれ置点表示
する。
【0030】上記のように解析装置5で、計測データに
基づいて平均回転速度Nmi ,平均トルクQmi ,平均
軸馬力SHPmi ,平均燃料消費率FOCmi 、年月日
i を求めてフロッピーディスク等の記録媒体に収録して
おくことにより、竣工から前航海までの各性能の変化状
況を表示装置で見ることができ、主機の点検、修理、プ
ロペラ換装、船体清掃等のメンテナンス時期を正確且つ
容易に判断することができる。
【0031】また、後日、事務所においても、上記記録
媒体に収録したデータに基づいて、就航実績の解析を簡
単且つ短時間のうちに行なうことができる。 (第2実施例)次に図7に示す第2実施例について説明
する。
【0032】なお、燃料消費量(Fmi )算出部11、
平均船速(Vmi )算出部12、平均トルク(Qmi )
算出部13、平均回転速度(Nmi )算出部14、平均
軸馬力(SHPi )算出部15、平均燃料消費率(FO
Ci )算出部16、データ収録部17における処理は、
上記第1実施例と同じである。
【0033】長期データ収録部18は、1航海終了の時
点で、フロッピーディスクに収録されているデータを読
出し、上記数千組のデータを、各航海毎又は月毎(図
5、図6に示すものでは13個)に分けてそれぞれの平
均値を算出し、回転速度変化量算出部19、船速変化量
算出部20、FOC作画部21、ΔNj ・ΔVj 作画部
22に入力する。
【0034】回転速度変化量算出部19及び船速変化量
算出部20は、長期データ収録部18からのデータを入
力し、年月日j ベースの回転速度変化量ΔNj 、船速変
化量ΔVj 、平均燃料消費率FOCmj を作画し、表示
装置6へ出力する。
【0035】回転速度変化量算出部19は、図7に示す
ように初期性能記憶部23aからプロペラ軸の回転速度
に対する軸馬力の所定性能カーブを読み出し、図3に示
すように主機常用出力NORにおけるプロペラ軸回転速
度Ncを、平均回転速度Nmj と平均軸馬力SHPmj
から求め、初期性能の回転速度Noとの差、つまり、プ
ロペラ軸の回転速度変化量ΔNj を算出して長期データ
収録部18へ収録する。
【0036】船速変化量算出部20は、図4に示すよう
に初期性能記憶部23bから船速に対する軸馬力の所定
性能カーブを読み出し、主機常用出力NORにおける船
速Vcを、平均船速Vmj と平均軸馬力SHPmj から
求め、初期性能の船速V0 との差、つまり船速変化量Δ
Vj を算出して長期データ収録部18へ収録する。
【0037】FOC作画部21は、長期データ収録専用
の記録媒体に収録している平均燃料消費率FOCmj 、
年月日j を読出してグラフ化して、図5に示すように表
示装置6に表示する。すなわち、横軸に竣工からの期日
変化YEAR(年)をとり、縦軸に平均燃料消費率FO
Cをとって置点表示する。
【0038】ΔNj ・ΔVj 作画部22は、長期データ
収録専用の記録媒体に収録している回転速度変化量ΔN
j 、船速変化量ΔVj 及び長期データ収録部18からの
年月日j を読み出してグラフ化し、図6に示すように表
示装置6に表示する。すなわち、横軸に竣工からの期日
変化YEAR(年)をとり、縦軸に回転速度変化量ΔN
及び船速変化量ΔVをとってそれぞれ置点表示する。こ
の第2実施例においても、上記第1実施例と同様の効果
を得ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、船
舶の運行時において、船速、プロペラ回転軸の回転速
度、燃料消費率が初期性能との差としてリアルタイムで
画面表示されるので、主機の点検、修理、プロペラ換
装、船体清掃等のメンテナンス時期を正確且つ容易に判
断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る舶用推進プラントの
経年変化モニタ装置の構成を示すブロック図。
【図2】同実施例における解析装置の機能ブロック図。
【図3】同実施例における性能解析を説明するためのプ
ロペラ軸回転速度と軸馬力との関係を示す図。
【図4】同実施例における性能解析を説明するための船
速と軸馬力との関係を示す図。
【図5】同実施例における画面表示例を示す図。
【図6】同実施例における画面表示例を示す図。
【図7】本発明の第2実施例に係る舶用推進プラントの
経年変化モニタ装置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 燃料流量計 2 速度計 3 軸捩計 4 軸回転計 5 解析装置 6 表示装置 7 時計 11 燃料消費量算出部 12 平均船速算出部 13 平均トルク算出 14 平均回転速度検出部 15 平均軸馬力算出部 16 平均燃料消費率算出部 17 データ収録部 18 長期データ収録部 19 回転速度変化量算出部 20 船速変化量算出部 21 FOC作画部 22 ΔNj ・ΔVj 作画部 23a,23b 初期性能記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 19/00 G01F 9/00 G01L 3/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 舶用主機の燃料流量計による計測ータに
    基づいて燃料消費量を算出する燃料消費量算出手段と、 船速の速度計による計測データに基づいて平均船速を算
    出する平均船速算出手段と、 プロペラ軸の軸捩計による計測データに基づいて平均ト
    ルクを算出する平均トルク算出手段と、 プロペラ軸の軸回転計による計測データに基づいてプロ
    ペラ軸の平均回転速度を算出する平均回転速度算出手段
    と、 上記平均トルク算出手段で算出された平均トルク及び平
    均回転速度算出手段で算出された平均回転速度から平均
    軸馬力を算出する平均軸馬力算出手段と、 上記燃料消費量算出手段で算出された燃料消費量及び平
    均軸馬力算出手段で算出された平均軸馬力から平均燃料
    消費率を算出する平均燃料消費率算出手段と、 上記平均船速算出手段により算出された平均船速、上記
    平均回転速度算出手段により算出されたプロペラ軸の平
    均回転速度、上記平均軸馬力算出手段で算出された平均
    軸馬力、平均燃料消費率算出手段で算出された平均燃料
    消費率を所定時刻毎に日付及び時刻と共に収録するデー
    タ収録部と、 1航海終了時点で、上記データ収録部に収録されている
    各データを読出し、複数グループに分けてそれぞれの平
    均値を算出して収録する長期データ収録部と、 上記長期データ収録部に収録されたデータのうち、上記
    平均回転速度算出手段で算出された平均回転速度、平均
    軸馬力算出手段で算出された平均軸馬力及び初期回転速
    度に基づいてプロペラ軸の回転速度変化量を算出する回
    転速度変化量算出手段と、 上記長期データ収録部に収録されたデータのうち、上記
    平均船速算出手段で算出された平均船速及び平均軸馬力
    算出手段で算出された平均軸馬力並びに初期性能に基づ
    いて船速変化量を算出する船速変化量算出手段と、 上記回転速度変化量算出手段で算出されたプロペラ軸の
    回転速度変化量、上記船速変化量算出手段で算出された
    船速変化量、及び上記長期データ収録部に収録されたデ
    ータのうち上記平均燃料消費率算出手段で算出された平
    均燃料消費率を表示する手段と を具備した ことを特徴と
    する舶用推進プラントの経年変化モニタ装置。
  2. 【請求項2】 舶用主機の燃料流量計による計測ータに
    基づいて燃料消費量を算出する燃料消費量算出手段と、 船速の速度計による計測データに基づいて平均船速を算
    出する平均船速算出手段と、 プロペラ軸の軸捩計による計測データに基づいて平均ト
    ルクを算出する平均トルク算出手段と、 プロペラ軸の軸回転計による計測データに基づいてプロ
    ペラ軸の平均回転速度を算出する平均回転速度算出手段
    と、 上記平均トルク算出手段で算出された平均トルク及び平
    均回転速度算出手段で算出された平均回転速度から平均
    軸馬力を算出する平均軸馬力算出手段と、 上記燃料消費量算出手段で算出された燃料消費量及び平
    均軸馬力算出手段で算出された平均軸馬力から平均燃料
    消費率を算出する平均燃料消費率算出手段と、 上記平均回転速度算出手段で算出された平均回転速度、
    平均軸馬力算出手段で算出された平均軸馬力及び初期回
    転速度に基づいてプロペラ軸の回転速度変化量を算出す
    る回転速度変化量算出手段と、 上記平均船速算出手段で算出された平均船速及び平均軸
    馬力算出手段で算出された平均軸馬力並びに初期性能に
    基づいて船速変化量を算出する船速変化量算出手段と、 平均燃料消費率算出手段で算出された平均燃料消費率、
    上記回転速度変化量算出手段で算出されたプロペラ軸の
    回転速度変化量及び船速変化量算出手段で算出された船
    速変化量を表示する手段とを具備したことを特徴とする
    舶用推進プラントの経年変化モニタ装置。
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