JPS60214228A - 振動分析方法 - Google Patents

振動分析方法

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JPS60214228A
JPS60214228A JP60056281A JP5628185A JPS60214228A JP S60214228 A JPS60214228 A JP S60214228A JP 60056281 A JP60056281 A JP 60056281A JP 5628185 A JP5628185 A JP 5628185A JP S60214228 A JPS60214228 A JP S60214228A
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signal
shaft
displacement
vibration
signals
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JP60056281A
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ジヨン・モーレイ
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01HMEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
    • G01H1/00Measuring characteristics of vibrations in solids by using direct conduction to the detector
    • G01H1/003Measuring characteristics of vibrations in solids by using direct conduction to the detector of rotating machines
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/04Analysing solids
    • G01N29/12Analysing solids by measuring frequency or resonance of acoustic waves

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は機械類の振動の動的な分析をするための振動分
析方法に関する。さらに詳しくは、機械内の振動を計測
する振動分析方法に関す−る。
振動の計測により、振動の原因の分析および振動を最小
に抑えるための変更の分析的な方針の決定が可能になる
ベアリングにより軸まわりに回転自在に設けられ、ケー
シング内で回転駆動させられるシャフトなどの回転する
部材を備えた機械類においては、過度の振動は望ましい
ものではないし、機械の損傷を惹き起すことにもなる。
〔従来の技術〕
従来から、機械類の振動分析は、部材の変位に関して時
間的に変化する信号をうるために、特殊なトランスデユ
ーサ−を用いて振動の変位を計測することによって行な
われている。通常多数のトランスデユーサ−が3つのた
がいに直交する方向における変位の計測値をうるために
用いられている。ケーシング内に設けられた回転シャフ
トを有する機械のばあいには、シャフトの絶対的変位は
機械のケーシングに設けられたトランスデユーサ−でケ
ーシングに対するシャフトの相対的変位を計測し、かつ
ケーシングに設けられたさらに一連のトランスデユーサ
−で地面に対するケーシングの変位を計測することによ
ってえられている。ついで対応する複数方向の変位を計
測したトランスデユーサ−からの信号が、それぞれの計
測方向における地面に対するシャフトの絶対的な変位を
あられす振動の信号をつくるために好適なアナログ型回
路によって計算される。実際には、シャフトとそれぞれ
直交する水平軸および垂直軸方向、およびシャフトの軸
と平行な方向で計測がなされる。
この従来の技術における構成においては、えられた変位
の信号がたとえば時間の関数として陰極線オシロスコー
プにディスプレイされうるように、シャフトの軸に垂直
な面における変位を計測する2つのトランスデユーサ−
がたがいいに直交する方向の変位を計測することが必須
である。そのようなディスプレイはシャフトの軸心の運
動であり、かつシャフトの軌道をあられすりサージュ図
形をつくる。このタイプのアナログ型の恍報に関する問
題は、3方向におけるシャフトの変位の重要な描写を同
時にディスプレイすることが困難であることおよび一度
に1つのベアリングに対して、しかも一度に1つの高調
波に対してしかできないというところにある。分析され
うる高調波はまた通常シャフトの回転速度の半分、1倍
、2倍の振動数を用いるものに限定される。さらに他の
高調波の調和分析およびデータを用いる計算を実行する
のが困難でありかつ時間がかかる。それはすべてアナロ
グ手段によって導ひかれなければならないからである。
さらに、アナログ信号はたとえばテープレコーダに記録
させるなど、ある種の他のメディア(media)によ
ってしか記録できない。
とくに、回転シャフトの変位の計測にはトランスデユー
サ−のアウトプットに影響を及ぼすシャフトの傷または
金属の透磁率(permeabi l 1ty)の変化
に対する補正(correctton)が要求される。
したがって、振動の影響を実質的に無視することができ
る低速のシャフトの回転速度における変位の計測である
[ゆっくりとした回転(slowroll) Jの計測
として知られている方法と、シャフト上の既知の位置に
対してえられた変位計測装置の目盛りの補正(cal 
1bration)とを導入する必要がある。ついで、
この値は絶対的な変位の正確な計測値を与えるために、
前述のようにしてえられた絶対的な変位のデータから差
し引かれる。この引き算は複雑なアナログ型のフィルタ
リング(filterinQ)とオフセット処理が要求
され、1度にいずれか1つの振動の高調波についてしか
うろことができず、興味のある他の高調波についてそれ
ぞれ引き算を実行するためにはさらに調節が要求される
。ここで用いられる高調波とは整数および分数の両方の
高調波を含む概念である。その引き算は本質的にアナロ
グ手段によるものであるので、通常のシャフトの回転速
度における撮動計測中に同時に引き算(synchro
nous 5ubtraction)するために再生さ
れるように、「ゆっくりとした回転の」信号を磁気テー
プまたは他の好適なデバイスに記憶することが必要であ
る。
「ゆっくりとした回転の」データの記憶は、ジェネレー
タ(generator )を駆動させるタービンなど
の機械が2.3年に1度ぐらいの割合でしか停止または
低速運転されないので、とくに重要である。「ゆっくり
とした回転」のデータは2.3年に一度うることができ
るのみであり、長期間正確に記憶されなければならない
。従来から、たいていの記憶装置は再生機能が劣った全
体的に信頼のできないアナログ型のテープレコーディン
グによるものである。
従来の分析方法のその伯の欠点は、アナログ型の操作を
含んでいるという複雑さゆえに、たとえば機械に用いら
れているそれぞれのベアリングにおける振動を独立して
計測し処理しなければならないという制限を有すること
である。
このことは、シャフトがシャフトの回転速度の撮動数の
高調波に関するバランス性、シャフトの回転速度の振動
数およびシャフトの回転速度の2倍の撮動数の高調波に
関するアラインメント(alignment)と、3倍
およびそれ以上のシャフトの回転速度の振動数の整数と
分数の高調波に関するがたつき(looseness)
とに対する効果的な分析に深刻な制限が存在することを
あられしている。唯一の効果的なバランスとりの手法は
それぞれのバランス面に試験用の多数のウェイト(we
tght)を取りつけ、それぞれのベアリングにおける
それらのウェイ°トの差を別々にモニターに写し出す方
法である。
従来うろことのできた振動計測データのアナログ型の性
質のため、振動がたとえばシャフトのアンバランスによ
るものであるのか、ベアリングのミスアラインメントに
よるものであるのか、またはがたつきやシャフトに対す
る物理的損傷などの他の欠陥によるものであるのかを判
定するために、シャフト内の種々の力を正確に計算する
ことが不可能であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は機械の振動を計測し分析するための改良
された方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の振動解決方法は、 (ω計測されるべき特定の振動の高調波成分を選択する
工程と、 市)部材に設けられた既知の位置に基準を与えるために
部材の運動の各周期ごとに繰り返す第1信号を第1セン
サ手段によって発生させ、かつ前記選択された高調波成
分のすべてに対して前記既知の位置に対する既知の高調
波成分の位相角を有する前記第1信号を周波数領域に変
換する工程と、 (C)機械の振動特性に関し時間領域において変化する
第2信号を第2センサによって発生させる工程と、 +d+前記第2信号を周波数領域に変換し、該変換され
た第2信号の選択された高調波成分の1つの大きさをそ
れぞれあられす複数の第3信をうると共に、同期的に第
1信号を周波数領域に変換し、それぞれの選択された高
調波成分に対して、たがいに対応する変換された第2信
号と変換された第1信号との間の位相差をあられす第4
信号をうる工程と、 (e)前記第3信号と前記第4信号とを記憶する工程 とからなることをその要旨とする。
好ましくは、本発明の方法はそれぞれの選択された高調
波成分に対して、前記それぞれの第4信号と、それぞれ
が前記第1信号の既知の調波成分の位相角のうち1つを
示す複数の第6信号のうち第4信号と対応するものとの
間の差をあられす第5信号(リコンストラクションの位
相角をあられす)をうる工程と、該第5信号を記憶する
工程とからなる。
さらに好ましくは、第1信号および第2信号の周波数領
域への変換がフーリエ変換からなる。
1つの実施例においては、周期運動をしている部材が回
転シャフトからなり、基準信号がシャフトの回転ごとに
生ずる。好ましくは、第1信号が一連のインパルスから
なり、そのインパルスの1つずつは信号をつくる回転シ
ャフトに隣接して位置づけられた好適なトランスデユー
サ−によってシャフトの1回転のたびに生じ、シャフト
上の基準点がトランスデユーサ−を通過するたびに信号
変化するものである。第1信号のマークの間隔に対する
割合は、好ましくは選択された高調波の全部の数をnを
したとき1/n未満である。それにより選択された成分
に対する第1信号の既知の高調波位相角がOである。
〔作用および発明の効果〕
本発明の好ましい実施例により第1信号および第2信号
をそれぞれ標準的な単一目的のトランスデユーサ−を用
いて発生させることができる。そのようなトランスデユ
ーサ−はいずれか1つの部材の振動を計測するだけでよ
い。リコンストラクションの大きさく再構成した振幅)
の値およびレコンストラクションの位相角(再構成した
位相角)の値というかたちでの振動情報が、相対的変位
の操作モードの形状およびベクトル代数による絶対的な
くまたは正確な)相対的変位の分析を可能にする。さら
に記憶された信号は選択的に部材の振動波形を構成する
のに用いられる。
また本発明により、「ゆっくりした回転の」データが多
数のりコンストラクションの大きさの値および対応する
りコンストラクションの位相角の値として容易に記憶さ
゛れうる。そのため「ゆっくりとした回転」のデータは
容易にかつ正確に再生されうる。
そのようなデータは容易に取り扱うことができる形であ
るため、たとえば適切な2次元プロッターあるいは適切
なビデオスクリーンにより表示することができる。また
そのデータの形では高調波成分のどのような選択的な組
み合わせも特定の波形を表示するために使用することが
できる。さらにたとえばミスアライメントとアンバラン
スの違いを検出することができる。それはミスアライメ
ントでは大きい第2およびそれにより高次の高調和振動
成分を含むと共に180°位相角が可撓性カップリング
(flexiblecoupling)を横切って変化
するのに対し、アンバランスでは一般的に大きい第1高
調和振動成分を含んでいるからである。
また波形データが取り扱い易い形であることにより、た
とえばシャフトにおけるベアリングの位置における力を
正確に測定することができ、それによりバランスがとれ
ていないシャフトの適切なウェイト補正を何回も試行錯
誤を行なわずに決定することができる。
[実施例] つぎに本発明の振動分析方法の実施例を図面を参照しな
がら説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定され
るものではない。
第1図は本発明の振動分析方法に用いられる装置の概略
ブロック図、第2〜5図は本発明の振動分析方法によっ
てえられた3次元の波形のりコンストラクション(re
construct 1on)のデータの説明図である
第1図は本発明の振動計測方法の好ましい実施例による
、振動している部材の時間領域の波形のりコンストラク
ションのデータをうるときに用いられる装置が示されて
いる。第1図に示すように回転シャフト(11)はケー
シング(13)内に位置づけられたベアリング(12)
を貫通している。3つの近接探触子(14)、(15)
、(16)がシャフトに隣接して位置づけられている。
探触子(14)、(15)はそれぞれシャフト(11)
の軸に対して垂直な方向に位置づけられており、実質的
に水平方向、実質的に垂直方向の変位を計測する。
探触子(16)は軸方向の変位を計測するためにシャフ
ト(11)の軸と平行に位置づけられている。
好適な近接探触子はインディコン(Indicon)と
いう商標の商品として市販されている。3路スイツチ(
17)と、インディコンの変調器/復調器(18)と、
2路スイツチ(31)とを介して探触子(14)、(1
5)、(16)がFFTスペクトラムアナライザー(F
FT spectrum analyser) (19
)のチャンネル(B)の入力側に接続されている。さら
に、インディコンの近接探触子(20)がシャフト(1
1)のキーウェイ(key way) (21)の回転
路(rotational path)に隣接して位置
づけられている。インディコンの変調器/復調器(22
)を介して近接探触子(20)がアナライザー(19)
のチャネル(A)に接続されている。アナライザー(1
9)はヒユーレットパラカード社のモデル3582A(
HeWIett Packard model 358
2八)であるのが好ましい。
3つのたがいに実質的に直交する方向におけるケーシン
グ(13)の振動加速度を計測するために3つの実質的
に従来がら知られている振動加速度計(acceler
ometer)が用いられている。3路スイツチ(29
)を介して、振動加速度計がチャージ増幅・積分器(c
harge amplifier andintegr
ater) (30)に接続されている。増幅・積分器
(30)はスイッチ(29)の操作によって選択された
振動加速度計(26)、(27)、(28)からの信号
を増幅し、2回積分する。積分された信号は変位の信号
であり、スイッチ(31)の操作によりアナライザー(
19)のチャネル(8)に送られつる。
増幅・積分器はテンソルシステムズ社のマークrV (
Tensor Systems Mark IV )の
チャージ増幅器であるのが好ましい。インターフェース
(interface) (23)を介して、アナライ
ザー(19)がコンピュータ(24)とデジタル型プロ
ツタ−(dioital plotter) (25)
に接続されティる。インターフェースはヒユーレットパ
ラカード社のHPIB(Hewlett Packar
d HPIll)インターフェースであるのが好ましく
、コンピュータはヒユーレットパラカード社のHP85
Bまたはシリーズ200のデスクトップコンピュータで
あるのが好ましい。デジタル型プロッターはHP748
0Aであり、ヒユーレットパラカード社によって製造さ
れたものである。
好ましい方法によれば、振動している部材に対する、時
間領域の波形のりコンストラクションのデータは、近接
探触子(20)と変調器/復調器(22)とによってシ
ャフトの1回転ごとに繰返す第1信号を発生させること
によってえられる。
その信号は一連のインパルスからなることによって、シ
ャフト上の既知の位置に基準を与える。
キーウェイ(21)が近接探触子(20)を通過するた
びに、すなわちシャフトの1回転ごとに発生する。その
マークの間隔に対する割合(markto 5pace
 ratio)は1/n未満である。ここでnはアナラ
イザー内に含まれるべき選択された撮動の高調波の数で
ある。それにより、第1信号のフーリエ交換は選択され
た高調波成分のすべてに対してOの高調波成分の位相角
を有する。
近接探触子(15)からなるセンサ手段は部材の振動特
性に関して時間領域で変化する第2信号を計測する。振
動特性は近接探触子(15)に向かいかつ離れるシャフ
トの変位である。第1信号がチャネル(A)に送られる
のと同時に、第2信号がスイッチ(17)、(31)を
介してアナライザー(19)のチャネル(B)に送られ
、アナライザー(19)が高速フーリエ変換(FFT)
法によって信号を周波数領域にフーリエ変換する。
時間変化信号のフーリエ変換はつぎのような形のコサイ
ン波(cosime waves)の無限項まで和の形
であられせる。
A、CO3α、 +A2CO32α2+・・・・・・+
AnCO5nα口 +・・・・・・ ここで八〇は第n番目のベクトル成分の大きさであり、
nα口は加えられた第n番目のコサイン波の位相角であ
る。
このようにFFTアナライザー(19)のチャネル(A
)に送られる信号のフーリエ変換はつぎのような形であ
られすことができる。
A、CO3φ +A2CO5φA2+・・・・・・1 +AnCO3φAo+””・・ 同様にFFTアナライザー(19)のチャネル(B)に
送られる信号のフーリエ変換はつぎのような形であられ
すことができる。
B、cosφ I+B2CO3φB2+・・・・・・+
Bncosφ3n+・・・・・・ ここで[3i+はFFTアナライザー(19)のチャネ
ル(B)に送られたフーリエ変換された第2信号の高調
波成分の大きさをあられすりコンストラクションの大き
さの値である。φAnおよびφBnはフーリエ変換され
た信号の高調波(コサイン波)成分の位相角である。も
しBn、φ 、φ の値が、選択された数の高調波An
 Bn についてn=1に対して知られているときは、近接探触
子(15)によって計測された時間と共に変化する変位
の波形は回転シャフト上の既知の位置、すなわちキーウ
ェイに関して示されているn個のベクトル成分として表
わされうる。FFTアナライザー(19)は高調波成分
のりコンストラクションの大きさの値B0の充分正確な
計測をなしうる。
FFTアナライザー(19)は位相角φAo1φ3nの
計測を直接なしうるけれども、計測された値は重大なエ
ラーを含んでいることが知られている。それは振動して
いる部材を備えた機械の操作速度(ここでは、シャフト
の回転速度)のランダムでかつ周期的な変化によるもの
である。これらの変化により信号の平均化がアナライザ
ー(19)による大きさと位相角の代表的な計測をうる
ことを余儀なくさせる。信号の平均化は計測された位相
角、とくにより高次の高調波に対応する位相角において
エラーを惹き起こす。
しかしながら、それらのエラーは同じ高調波の周波数の
成分に対しては等しい。
本発明の方法によれば、・FFTアナライザー(19)
は該アナライザー(19)のチャネル(A)、(B)に
それぞれ送られた信号のフーリエ変換の対応する高調波
成分同士の位・相角のちがいを直接計測するために用い
られる。位相角のちがいφxFRnはつぎのような式で
与えられる。
φxFRn−φBn−φAn φAnとφBnが同じエラーを有するので、このような
引き算によりφ8.R1の中に存在するエラーは取り除
かれる。
それぞれの成分の位相角の差φxFRnはアナライザー
(19)のチャネル(A)に送られる基準(第1)信号
のフーリエ変換とアナライザー(19)のチャネル(B
)に送られる振動(第2)信号のフーリエ変換との対応
する成分同士の間の位相差である。キーウェイ(既知の
シャフト上における位置)に対するフーリエ変換された
振動信号のそれぞれの成分の位相角はりコンストラクシ
ョンの位相角φRoとして知られておりつぎの式で与え
られる。
φRn=φxFRn−φA。
ここでφAnは前述したようにエラーを有するフーリエ
変換された基準信号の成分の位相角である。このように
してφAnが関心のある高調波の数に対して分析的に知
られているときは、リコンストラクションの位相角φR
nの正確な値かえられうる。
前述したように、好ましい方法において用いられる基準
信号は一連のインパルスがらなり、1/n未満のマーク
の間隔に対する割合を有する。
ここでnは分析のための選択された振動成分の数である
。マークの間隔に対する割合が170未満であるときは
、フーリエ交換された信号の第1のn個の成分の位相角
φAnが0であることが示されうる。そのため、リコン
ストラクションの位相角φRnはすべての選択された高
調波に対する位相角の差φxFRnに等しい。リコンス
トラクションの大きさの値Bnおよびリコンストラクシ
ョンの位相角φRnに対応する位相の差φ はインター
フェース(23)を介してアナFRn ライザー(19)から送られ、コンピュータ(24)に
記憶される。
前述の方法は3つの方向のそれぞれにおける振動のりコ
ンストラクションの大きさの値および対応するりコンス
トラクションの位相角をうるためにまず近接探触子(1
4)から、ついで近接探触子(16)からの振動(第2
)信号を用いて繰り返されうる。それらの値からやがて
3つの直交軸に沿うシャフトの振動がたとえばプロッタ
ー (25)によってプロットされうる。探触子(14
)、(15)、(16)の計測軸はたがいに直交する必
要はない。あらゆる座標系への変換がベクトル代数によ
ってもたらされるように、リコンストラクションの大き
さの値とそれに対応するりコンストラクションの位相角
とがベクトル量をつくることによる。
シャフトの長さ方向に関する撮動の情報をうるために、
前述のものと同じ計測値がたとえばそれぞれのベアリン
グ位置のようなシャフトに沿う多数の点においてなされ
うる。
ベクトル代数を用いてデテクタの目盛の補正のために操
作速度の計測値から引き算されうるリコンストラクショ
ンの大きさの値およびそれに対応するりコンストラクシ
ョンの位相角をうるために、前述の計測値もまた「ゆっ
くりとした回転の」シャフトの回転速度において導ひか
れる。
それぞれの方向におけるベアリングのケース(13) 
(第1図参照)の変位もまた前述の方法と振動加速度計
(26)、(27)、(28)とを用いて地面に対して
計測されうる。振動加速度計(26)、(27)、(2
8)は、アナライザー(19)のチャネル(B)に変位
信号を送るためにスイッチ(29)によって一度に1つ
選択される。これらの測定値はシャフトの測定と同じ座
標系に調節でき、シャフトの絶対的変位をうるためにベ
クトル的に加えられる。いくつかの適用において、コン
ピュータの補正は振動加速度計の信号の2回積分によっ
て導びかれた位相のエラーをカットした低周波数を考慮
に入れることが必要である。
いったん種々のりコンストラクションの大きさの値とり
コンストラクションの位相角とがコンピュータ(24)
の中に記憶されると、どのような所望な組合せもプロッ
ター(25)によってプロットされうる。たとえば、第
2図には回転シャフトを支持する2つのベアリング(B
1)と(B2)とのそれぞれにおける2次元の「ゆっく
りとした回転の」シャフトの変位をプロットしたものが
示されている。
一点鎖線(A)はシャフトの仮想軸であり、曲線(S)
は機械的なエラーおよび透磁率のエラーによる回転する
シャフトの軸がしたがう軌跡をあられす。曲線(旬はさ
らに軸方向のデータを用いているシャフトの3次元運動
を表わす。曲線(S)に隣接してしるされている14d
egおよび44de(]はキーウェイ(21)が位相の
基準の探触子(20)の下にきたときの垂直軸に対する
、それぞれのベアリングにおけるシャフトの「高いスポ
ット(high 5pot) Jをあられす。ミル(o
、ooiインチ)単位であられされた相対的変位を最大
にする水平方向および垂直方向のピークがベアリング(
B1)に対応する曲線(S)の上および側部にそれぞれ
0.64.0.39という値で示されている。同様に、
ベアリング(B2)における曲線(S)に隣接して値0
.83および0.41がベアリング(B2)における相
対的な変位を最大にする水平方向および垂直方向のピー
クを示している。
ベアリング(B2)に対する曲線(S)に隣接して軸(
A)と同軸上に記載された値0.31は軸方向に相対的
変位を最大にするピークを示している。
なお第2図においては、シャフト軌跡は1インチが0.
5mi Is [P−P値(values) ]を表わ
すように2000倍に拡大されている。高調波シリーズ
(harmonic 5eries)は第1調波が56
Hzであり、実測でなく加算されたものである。
同じ定義の仕方が第3〜5図においても用いられている
第3図は同じベアリング(B1)、(B2)におけるシ
ャフトの正確な3次元のくベアリングのケーシングに対
する)相対的変位の代表的なプロット図である。このば
あいそれは「ゆっくりとした回転の」の変位を差引いた
フルスピードの相対的変位である。
第3図においてはシャフト軌跡は1インチが1m1l 
[P−P値]を表わすようにすなわち1000倍に拡大
されており、高調波シリーズは第1調波が56H2であ
る。
第4図はベアリング(B1)および(B2)のそれぞれ
の隣接するケーシングの3次元変位の代表的なプロット
図である。
第4図においては1インチが2.51+1il となる
ように、すなわち400倍にシャフト軌跡が拡大されて
いる。高調波シリーズは第1調波が5611zである。
第5図はベアリング(B1)、(B2)のそれぞれにお
けるシャフトの3次元の絶対的な変位の代表的なプロッ
ト図である。すなわち相対的なシャフトの変位マイナス
「ゆっくりとした回転」の変位プラスケーシングの変位
である。
第5図においてはシャフト軌跡は1インチが111を示
すように、すなわち1000倍に拡大されており、高調
波シリーズは第1調波が84Hzである。
第2〜5図のプロット図は明解さのためシャフトの回転
周波数において生じる変位のみを示している。しかしな
がら、そのデータはたとえば別々の高調波、加え合わさ
れたあるいは重ね合された選択したそれぞれの調波また
はそのほかの要求された組合せなど、多くのかたちであ
られされうる。
本発明により、標準的な単一の作用をするトランスデユ
ーサ−、デジタル型処理および周波数領域におけるポス
ト処理(post proCessing)を用いた機
械の、進んだ動的分析ならびに周波数領域および時間領
域の両方におけるデータ紹介が可能となる。後者が本質
的に有利であることは当業者には明らかであろう。分析
の新しいアプローチおよび周波数領域におけるポスト処
理は以前から可能な分析を独占的により効果的に導くこ
とを可能にすると共に多数の新しいタイプの分析を可能
にする。つぎに前述した測定方法の適用のいくつかを説
明する。
前述の方法はまた、以下に説明するようにベアリング7
オー ス(bearing forc、e)を計算し、
それによりバランスウェイト灸修正するために、ベアリ
ングを支持するケーシングのモビリティ(Hobi t
 1ty)などのパラメーターの計測と結びっけて用い
られうる。
機械のケーシングの振動応答(vibra口0nres
ponse)はFFTアナライザーのチャンネル(A)
をインプットフォースを計測するロードセル(load
 cell)に連結することによって実質的に前述の方
法を用いて計測されうる。インプットフォースはたとえ
ばインパクタ(impacter)またはシェイカー(
shaker)などによってつくることができ、それぞ
れのベアリングに隣接する3つの異なった方向に好まし
く負荷されうる。方向はインプットフォースの分析を3
次元直交座標系において可能にするように選ばれている
FHアナライザーのチャネル(8)は第1方向における
インプットフォースに対する機械のケーシングの振動応
答を計測し、振動は前述のように一連のベクトルとして
あられせる。この方法は3つの方向のそれぞれに対して
繰り返され、それによってケーシングの振動応答はその
座標系を参照して測定されうる。2つのベアリングによ
って支持されているシャフトにおいて、たとえば、ベア
リングの1つにかけられ、第2のベアリングにおいて与
えられた方向で計測された力は、第2ベアリングにおい
てかけられ、第1ベアリングにおいて同じ与えられた方
向で計測されている力と同じでなければならない。この
ように対応する力の影響が同じものと仮定しつるため、
通常要求される計測の数は40%が必要である。
前述したデータは回転シャフトを支持する種々のベアリ
ングにおいて生じる力を計算するのに用いられうる。ニ
ュートン単位であられされる力Fが次式によりシャフト
の速度に対応する周波数および調和して関係する周波数
に対して計算される。
機械のケースの操作力をかけられた振動F= モードの
かたち(n++n/S)機械ケースのモビリティ−パラ
メータ (mm/S/N) そのため、3次元における力のベクトルはっぎの(a)
、山)に示すものを計測することによってえられる。
(ω所望の機械速度における3平面のそれぞれのベアリ
ングにおけるケースの振動。
山)シャフトの速度とそのいくつかの高調波とを含有す
る周波数範囲にわたるケースのモービルパラメータ。
このデータにより、それぞれの調和して関係する振動す
るシャフトの位相基準く前述の方法におけるキーウェイ
)に関して3つの直交する方向のそれぞれにおけるベア
リングにはたらく力を決めることができる。この計算は
実質的に従来から知られているマトリックスマニピユレ
ーション(IIlatriX lRan1pulati
on)を用いてコンピュータによって実行される。
いったんそれぞれのベアリングにおける機械での分布か
えられると、アンバランスの百分率およびミスアライン
メント(missal ignment)の百分率の評
価がなされうる。この評価はシャフトの変位波形の成分
を参照することによって助けられる。というのは高い第
1の調和振動が通常アンバランスを示し、シャフトのア
ラインメントが通常筒2のおよびそれより高次の成分と
可撓性を有するカップリングを横切る180°の位相変
化により影響されるからである。アンバランスの自分率
およびミスアラインメントの百分率の評価から、標準的
な機械工学的モーメントおよび力の計算は力のアンバラ
ンスをなくするために必要な重量変化を決定するのに用
いられうる。可撓性を有するシャフトの機械のばあいに
は、実質的に従来から知られている数学的シャフトモデ
ルが、種々の均衡面における重量変化を評価するために
ナイキスト(NVQuiSt)およびモードのデータ(
modal data)と結びつけて用いられうる。
それらの計算はいったんそれが確立されると共振「うな
り」の形をなくすためにめられる重量変化でなく、共振
振動に近いときのシャフトの過度の「うなり」を防止す
るための重量変化を決定する。前述の振動分析がいくつ
かの新しい分析の形をもたらすだけでなく、たとえば用
いられたデータを都合よくディジタルコンピータ−に記
憶させることもできるということは明らかであろう。こ
のことはとくに「ゆっくりとした回転」のデータがほん
のたまにしかえられないばあいにとくに重要である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の振動分析方法に用いられる装置の概略
ブロック図、第2〜5図は本発明の振動分析方法によっ
てえられた3次元波形のりコンストラクションの説明図
である。 (図面の主要符号) ゛ (11):回転シャフト (12) :ベアリング (14)、(15) (16) :近接探触子 (17) : 3路スイツチ (18) :変調器/復調器 (19) :アナライザー (31):2路スイツチ 特許出願人 ジョン・モーレイ /l′2図 44 deg 1χ ACW 76図 913 d、eg

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 i fa)計測されるべき特定の振動の高調波成分を選
    択する工程と、 市)部材に設けられた既知の位置に基準を与えるために
    部材の運動の各周期ごとに繰り返す第1信号を第1セン
    サ手段によって発生させ、かつ前記選択された高調波成
    分のすべてに対して前記既知の位置に対する既知の高調
    波成分の位相角を有する前記第1信号を周波数領域に変
    換する工程と、 (C) 機械の振動特性に関し時間領域において変化す
    る第2信号を第2センサによって発生させる工程と、 (小前記第2信号を周波数領域に変換し、聴変換された
    第2信号の選択された高調波成分の1つの大きさをそれ
    ぞれあられす複数の第3信号をうると共に、同期的に第
    1信号を周波数領域に変換し、それぞれの選択された高
    調波成分に対して、たがいに対応する変換された第2信
    号と変換された第1信号との間の位相差をあられす第4
    信号をうる工程と、(e)前記第3信号と前記第4信号
    とを記憶する工程 とからなる、周期的運動をする部材を有する機械内の振
    動を計測する振動分析方法。 2 前記第1信号および第2信号の周波数領域への変換
    がフーリエ交換からなる特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 3 それぞれの選択された高調波成分に対して前記それ
    ぞれの第4信号と、それぞれが前記第1信号の既知の高
    調波成分の位相角のうち1つを示す複数の第6信号のう
    ち第4信号と対応するものとの間の差をあられす第5信
    号をうる工程と、該第5信号を記憶する工程を有する特
    許請求の範囲第1項または第2項記載の方法。 4 周期運動をしている前記部材が回転シャフトからな
    り、前記基準、の信号がシャフトの1回転ごとに繰り返
    される特許請求の範囲第1項記載の方法。 5 前記第1信号が一連のパルスからなり、シャフトの
    1回転に対して1パルスが生ずる特許請求の範囲第4項
    記載の方法。 6 第1信号におけるマークの間隔に対する割合が、n
    を選択された高調波の全部の数とするときに1/n未満
    であり、それによってそれぞれの選択された成分に対し
    て第1信号の既知の高調波成分の位相角が0である特許
    請求の範囲第5項記載の方法。 7 前記第1センサ手段がシャフトに隣接して位置づけ
    られたデテクタからなり、該デテクタがシャフト上のマ
    ーキングの通過を検出するたびにインパルスを発生する
    特許請求の範囲第5項記載の方法。 8 前記1信号および第2信号の同期的な変換が高速フ
    ーリエ変換によって行なわれる特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 9 前記高速フーリエ交換がマルチチャネル型の高速フ
    ーリエ変換のアナライザーによって行なわれる特許請求
    の範囲第8項記載の方法。 10 フーリエ変換された第1および第2信号が平均化
    された振動数である特許請求の範囲第1項記載の方法。 11 前記選択された高調波成分が少なくとも第1の1
    2個の整数の高調波成分を有する特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 12 前記振動特性が基準位置に対する部材の変位であ
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 13 前記機械が前記部材を支持するケーシングを有し
    ており、前記振動特性が基準位置に対するケーシングの
    変位である特許請求の範囲第1項記載の方法。 14 前記第2センサ手段が振動加速度計からなり、変
    位が時間に関して該振動加速度計のアウトプットを2回
    積分することによって計測される特許請求の範囲第13
    項記載の方法。 15 前記第2信号が第1方向における部材の変位に関
    して時間領域で変化しており、第2方向および第3方向
    における部材の変位に関して時間領域でそれぞれ変化す
    るざらもう2つの第2信号のそれぞれに対して、前記工
    程(J〜(e)をそれぞれ繰り返す工程を有し、前記第
    1、第2、第3方向がそれぞれたがいに平行でない特許
    請求の範囲第12項記載の方法。 16 前記第1、第2、第3方向がたがいに直交する特
    許請求の範囲第15項記載の方法。
JP60056281A 1984-03-21 1985-03-20 振動分析方法 Pending JPS60214228A (ja)

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