JP3271877B2 - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JP3271877B2
JP3271877B2 JP23738995A JP23738995A JP3271877B2 JP 3271877 B2 JP3271877 B2 JP 3271877B2 JP 23738995 A JP23738995 A JP 23738995A JP 23738995 A JP23738995 A JP 23738995A JP 3271877 B2 JP3271877 B2 JP 3271877B2
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洋一 国本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路遮断器、特に
漏電保護用或いは欠相保護用の非過電流系の回路遮断器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、電力供給される配電系統に
は、例えば、過負荷電流或いは短絡電流等の過電流発
生、漏洩電流発生或いは電圧欠相発生等の様々な異常状
態が生じる恐れが有る。これらの異常状態に対し保護を
行うため、外部接続端子の一方に電気的接続された固定
接点と、この固定接点に接離可能に対向された接点部を
有し且つ外部接続端子の他方に電気的接続した導電性の
可動接触子と、この可動接触子をハンドル操作に応答し
て開閉し異常検出に応答して強制的に開極する開閉機構
部とを有する回路遮断器があり、保護する対象により種
々のものが存在する。前記の様々な配電系統における異
常状態に対し保護するためには、過電流に応答して回路
遮断を行う過電流系の保護機能と、漏洩電流或いは電圧
欠相に応答して回路遮断を行う非過電流系の保護機能が
必要となる。
【0003】ここで、過電流系と非過電流系の保護機能
を合わせ持つ回路遮断器も存在するが回路遮断器として
は高価なものとなる。そこで、場合によって、一つの非
過電流保護系の回路遮断器に対し、複数の過電流保護系
の回路遮断器を直列に接続して配電系統に設けることに
より、過電流は勿論、漏洩電流或いは電圧欠相等の様々
な異常電流に対しても保護が可能となるようにしたもの
もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の一つ
の非過電流保護系の回路遮断器に対し、複数の過電流保
護系の回路遮断器を直列に接続して配電系統に設けるも
のにあっては、過電流が発生した場合に、過電流保護系
の回路遮断器が動作して回路遮断を行うものの、回路遮
断が完了するまでの間、非過電流保護系の回路遮断器に
も過電流が通電されることとなる。
【0005】一般に回路遮断器の回路遮断を行う接点部
間には、通電電流によって電磁反発力が発生して、接点
部間の接圧が小さくなり発熱して溶着したり、接点部が
開極してしまいアークが発生して著しく接点部が消耗し
てしまうことがあるため、過電流保護系の回路遮断器で
ない非過電流系の回路遮断器であっても、過電流の通過
に伴う上記の問題に対する対策を行う必要が有った。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは、簡単な構成で過電流が発
生し回路遮断が完了する迄の間に流れる電流に対し可動
接触子の可動接点と固定接触子の固定接点との接触を安
定良く保持することができる回路遮断器を提供しようと
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、外部接続端子の一方に電気的接
続された固定接点と、一端部にこの固定接点に接離可能
に対向させた可動接点を有し且つ他端部を外部接続端子
の他方に電気的接続した導電性の可動接触子と、この可
動接触子をハンドル操作に応答して開閉し異常検出に応
答して強制的に開極する開閉機構部とを有する回路遮断
器において、前記可動接触子を間に前記固定接点と反対
側に、該可動接触子と外部接続端子の他方との間で電気
的に直列接続される通電材を、該可動接触子とは異なる
方向の電流が流れるようにして並設するとともに、該通
電材を、開極時に前記可動接触子が当接する固定剛体で
形成したことを特徴とするものであって、通電材と可動
接触子の間で互いに反発力を発生して可動接触子を固定
接触子側に押す方向の力が生じて、可動接点と固定接点
の接触を良好に保つことが可能で、しかも可動接触子の
開極時のストッパを通電材が兼用し、該通電材を可動接
触子に近接した位置に配設することが可能となるため、
可動接触子の可動接点を固定接点側に押す力が強くなる
ため、更に固定接点と可動接点との接触を良好に保つこ
とが可能となる
【0008】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記固定接触子が、一端部が前記可動接触子から
離間し他端部が該可動接触子の一端部に対向するもので
あって、該固定接触子の他端部に前記固定接点を取着
し、該固定接触子の一端部を前記外部接続端子の一方に
電気的接続したことを特徴とする。請求項3の発明で
は、請求項2の発明において、前記可動接触子の一端部
の先端に、前記固定接触子の通電部に対向する様に磁性
可動吸引片を取着すると共に、前記固定接触子の前記磁
性可動吸引片側の反対側に該磁性可動吸引片と磁路を形
成する様に対向させた磁性固定吸引片を配設したことを
特徴とする。
【0009】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記固定接触子が、前記可動接触子の一端部に一
端部が対向し、他端部が該可動接触子の略中央部に対向
するものであって、該固定接触子の他端部に前記固定接
点を取着し、該固定接触子の一端部を前記外部接続端子
の一方に電気的接続したことを特徴とする。
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を図面を参
照して説明する。図2は本発明の一実施形態の分解斜視
図を示しており、図示する実施形態は一端に電源側接続
端子20aを、他端に負荷側接続端子20bを設けた単
極の過電流保護装置を有しない回路遮断器ブロック10
0と、片側に一端に設けた電源側接続端子20aと他端
に設けた負荷側接続端子20bとを短絡した短絡路を内
蔵すると共に漏電遮断ユニットを内蔵し、反対片側に単
極の過電流保護装置を有しない回路遮断ユニットとを内
蔵した単極の漏電遮断器ブロック101とを結合して2
極の過電流保護装置を有しない漏電遮断器を構成したも
のである。この本実施形態の漏電遮断器は図8に示す様
に分電盤300内に過電流保護装置を有しない主幹漏電
遮断器として分岐ブレーカ303…とともにDINレー
ル307を利用して配設され、各分岐回路での漏電事故
発生時に遮断動作を行い保護し、また、いずれかの分岐
回路にて過電流(大電流を含む)事故が発生した場合は
その回路の分岐ブレーカにより遮断動作を行い保護する
構成となっている。
【0012】回路遮断器ブロック100は図示するよう
に合成樹脂のような絶縁材料よりなる左右両側の器体片
10aと器体片10bを突き合わせて構成される器体1
0の各端部にそれぞれ電源側接続端子20aと負荷側接
続端子20bとが設けられる。電源側接続端子20aに
は端子板21aを介して固定接点31aを備えた固定接
触子31が電気的に接続され、負荷側接続端子20bに
は端子板21bが電気的に接続される。固定接点31a
は可動接触子33に設けた可動接点32とともに開閉接
点部30を構成し、可動接触子33は後述する開閉機構
部40の動作に応じて固定接点31aに対して可動接点
32を開離接触する。
【0013】可動接触子33は編組線よりなる接続線3
7と略コ形の通電材52と編組線よりなる接続線38と
端子板21bとを介して負荷側接続端子20bに接続さ
れる。したがって、開閉接点部30が閉極すると、電源
側接続端子20a−開閉接点部30−負荷側接続端子2
0bという経路で電流が流れる主通電路が形成される。
【0014】ここで図1に示すように固定接触子31に
流れる電流と可動接触子33に流れる電流は互いに異な
る方向であるため反発力を生じ可動接触子33は固定接
触子31から離れようとする。一方可動接触子33を流
れる電流と通電材52の可動接触子33と対向する片5
2a及び接続線37を流れる電流も互いに異なる方向で
あるため反発力を生じ可動接触子33を固定接触子31
に押し付けられる。この可動接触子33を固定接触子3
1に押し付けようとする力により大電流時分岐ブレーカ
が遮断を完了するまで可動接点32と固定接点31aと
からなる開閉接点部30は安定した良好な接触を保つこ
とができる。さらに前記説明から固定接触子31と可動
接触子33の対向する長さと可動接触子33と通電材5
2及び接続線37の対向する長さでは後者の方が前者よ
り長い方がより安定した良好な接触を保つことができる
様に作用することは明らかである。また、本構成による
と万が一開閉接点部30が開離してアークが発生しても
固定接触子31と可動接触子33に流れる電流による磁
場によってアークは開閉接点部30から離れる方向に伸
長されるので開閉接点部30の消耗が低減する。また、
可動接触子33と通電材52及び接続線37の距離は近
い方が効果的でありそのため本実施形態では開極時の可
動接触子33のストッパを通電材52で兼ねる構成とし
ている。
【0015】さて器体10の器体片10aと器体片10
bとには周部の4箇所に組立孔12…が貫設され、図3
に示すように各組立孔12…にそれぞれリベット11を
通すことによって、器体片10aと器体片10bとを結
合することができるのである。器体10の上面には器体
片10aと器体片10bとを突き合わせたときに矩形状
に開口するハンドル挿通孔13が形成され、器体片10
aと器体片10bとの内側面であってハンドル挿通孔1
3の近傍には円筒状の軸受14が突設される。軸受14
の中央部に開口する軸受孔14aには、操作ハンドル4
1を軸支するハンドル軸42の各端部が挿入される。操
作ハンドル41には、ハンドル挿通孔13を通して器体
10の上面に突出する操作部41aが設けられる。すな
わち、操作ハンドル41は操作部41aがハンドル挿通
孔13の中で移動できる範囲でハンドル軸42の回りに
回動自在になる。操作ハンドル41の操作部41aの基
部にはハンドル軸42を中心とする弧状の覆い片41b
が形成され、器体10におけるハンドル挿通孔13の周
部は覆い片41bに沿うように外向きに膨らんでいる。
覆い片41bは器体10の内側面に摺接するのであっ
て、操作ハンドル41が回動しても覆い片41bによっ
て器体1の内部が見えないように遮蔽され、かつ覆い片
41bには操作ハンドル41の操作に伴う開閉接点部3
0の開閉を示す文字が表記される。覆い片41bの下面
にはリンク支持部41cが突設され、リンク支持部41
cの下部両側面には軸突起41dが突設される。ここに
おいて、操作部41aとリンク支持部41cとは、一直
線上にはなく断面略く字形になるように覆い片41bに
対する互いの突出方向が設定されている。さらに、操作
ハンドル41は軸受14の周囲に装着された鋏形ばねよ
りなるハンドル復帰ばね43によって図10において左
回りに付勢されている。すなわち、ハンドル復帰ばね4
3の一端部は、図10における覆い片41bの右端部に
係止され、他端部は後述する開閉機構部40の引外し板
44に係止される。
【0016】開閉機構部40は、略コ形に形成され各脚
片の先端部に形成された軸受孔45aに対して操作ハン
ドル41に設けた軸突起41dが挿通されるハンドルリ
ンク45と、平板状の係止板46aの両端に係止板46
aに略直交しかつ係止板46aの端縁に沿う方向に延長
された一対のガイド片46bを備えガイド片46bの先
端部に形成された軸孔46cにハンドル軸42が挿通さ
れるラッチ板46と、引外し板44に挿通され器体片1
0aと器体片10bとの内側面にそれぞれ形成した軸受
15に設けた軸受け孔15aに各端部が挿入されて引外
し板44を器体10に対して回動自在に支承する軸ピン
47と、略コ形に形成され一方の脚片48aがラッチ板
46の両ガイド片46bに形成されたガイド孔46dを
通してハンドルリンク45の両脚片の基部に設けたリン
ク孔45bに挿通される接触子リンク48とを備える。
【0017】接触子リンク48の他方の脚片48bは可
動接触子33に設けた軸孔33aに挿通される。ここ
に、器体片10aの内側面には下が凸となる弧状に湾曲
したガイド溝16が形成され、このガイド溝16に接触
子リンク48の脚片48bの先端部が挿入されることに
よって、接触子リンク48の移動範囲がガイド溝16に
規制される。
【0018】可動接触子33は、一端部に可動接点32
を備えるとともに、他端部にばね受け片33bを備え、
可動接点32とばね受け片33bとの間の部位に接触子
リンク48の脚片48bが挿入される軸孔33aの開口
する軸受片33cを有した形状に形成されている。ここ
に、板材により形成された可動接触子33の一端部を略
L形に折曲しその角部を可動接点32として用いてい
る。ばね受け片33bにはコイルスプリングよりなる接
圧ばね34の一端部に挿入されるばね座が設けられる。
また、接圧ばね34の他端部は器体片10a,10bの
内側面に形成されたばね受け凹所35に収められる。器
体片10aの内側面には、ばね受け凹所35の開口面に
対向してストッパ36が突設され、ばね受け凹所35の
形成されている器体片10aの内側面とストッパ36と
の間の空間に接圧ばね34およびばね受け片33bが挿
入され、接圧ばね34のばね力によってばね受け片33
bはストッパ36に向かって付勢されている。
【0019】引外し板44は、基片44aの上端部から
一側方に第1押圧片44bが突設されるとともに基片4
4aから下方に向かって第2押圧片44cが延長され、
さらに上下の中間部における基片44aの両側縁から基
片44aに略直交する方向に腕片44d、44d’が突
設された形状に形成されている。腕片44dには軸ピン
47が挿通され、引外し板44は軸ピン47の回りに回
動自在となっている。また、腕片44d’の先端部の上
縁には引掛溝44eが形成され、引掛溝44eよりもさ
らに先端側では腕片44dの上縁は下縁との距離が近付
くように傾斜する。また、基片44aの側縁には側方に
開口し上方向に切り込まれた形状の係止凹所44fが形
成され、この係止凹所44fにハンドル復帰ばね43の
一端部が係止されることによって、引外し板44は図1
0の左回りに付勢される。
【0020】ラッチ板46は、ハンドル軸42によって
操作ハンドル41とともに器体10に対して回動自在と
なっているが、ハンドルリンク45に挿通された接触子
リンク48の脚片48aがラッチ板46のガイド孔46
dに挿通され、かつハンドルリンク45が操作ハンドル
41の軸突起41dに軸支されていることによって、操
作ハンドル41に対するラッチ板46の揺動範囲が規制
されている。また、ラッチ板46の係止片46aの下縁
は、引外し板44に設けた引掛溝44eに係合可能にな
っており、係合状態ではラッチ板46の移動が禁止され
る。
【0021】上述のように操作ハンドル41、ハンドル
軸42、ハンドル復帰ばね43、引外し板44、ハンド
ルリンク45、ラッチリンク46、軸ピン47、接触子
リンク48により構成された開閉機構部40は後述する
漏電検出機構の作動により開閉接点部30を開極させる
ように機能する。電源側接続端子20aと負荷側接続端
子20bとは、導電性を有する板金を折曲して断面略ロ
字形に形成した端子金具22と、端子金具22の上片に
螺挿した引締めねじ23と、引締めねじ23の下端に当
接する端子板21a,21bとを備える。端子金具22
は器体10に形成された水平断面角形の端子収納室24
a,24bに上下に移動可能となるように収納されてい
る。すなわち、端子収納室24a,24bは端子金具2
2よりも高さ寸法が大きく、かつ端子金具22は端子収
納室24a,24bで回り止めされて上下方向にのみ移
動可能となっている。引締めねじ23の頭部は上部が下
部よりも小径となる円錐台状に形成され、端子収納室2
4a,24bの上壁には引締めねじ23の頭部の一部を
挿入可能であって引締めねじ23の頭部が通り抜けるこ
とのない程度の直径を有したねじ操作孔25が形成され
ている。ねじ操作孔25の上部の直径は引締めねじ23
の頭部の上端よりも小さく、また、ねじ操作孔25の下
部の直径は引締めねじ23の頭部の下端よりも大きく設
定されている。端子板21a,21bの先端部は器体1
0の外側面に露出して上方に折曲されており、器体10
の外側面に形成された固定溝26に対して端子板21
a,21bの先端部に形成した固定突片21cを係合さ
せることによって、端子板21a,21bの先端部の上
下の移動を禁止してある。さらに、端子収納室24bと
器体10の内部空間とを仕切る端子収納室24bの側壁
には、端子板21bを位置決めする端子板保持溝27が
形成されている。ここにおいて、端子板21a,21b
と端子収納室24a,24bの上壁との距離は、引締め
ねじ23の長さ寸法に略等しく設定されている。
【0022】而して、ねじ操作孔25にマイナスドライ
バの先端部などを挿入して引締めねじ23を回転させる
と、引締めねじ23の回転方向によって端子金具22が
上下に移動するのであって、端子金具22の下片と端子
板21a,21bとの距離を変えることができる。すな
わち、端子収納室24a,24bの下壁と端子板21
a,21bとの間の部位に対応して器体10の周壁に貫
設された接続用孔28に対して、電線やブスバーのよう
な配線部材を挿入し、引締めねじ23を回転させて端子
金具22の下片を端子板21a,21bに近付けること
で、配線部材を端子金具22と端子板21a,21bと
の間に挟持し、配線部材との電気的接続が行なえるので
ある。
【0023】電源側接続端子20aを構成する端子板2
1aは端子金具22より器体10内へ外部に突出した下
向き片21dに、後述する漏洩電流検出用零相変流器C
Tのトロイダルコアの貫通孔に挿通させた編組線103
の他端を溶接や鑞付けにより接続してある。この編組線
103の他端は固定接触子31の上端片31bに一端を
溶接や鑞付けにより接続される。固定接触子31は器体
10の内部側で下向きに延長され、下端部には固定接点
31aが固着される。固定接点31aには可動接触子3
3に設けた可動接点32が対向する。
【0024】器体10の電源側接続端子20aの収納し
ている端子収納室24aの下方の器体10の取付け面側
には、後述するDINレールのような取付けレールに取
り付ける面より上方に位置した凹所102を形成してお
り、後述する漏電遮断器ブロック101の器体10’に
同様に設けた凹所102とともに上記の零相変流器CT
の収納空間を構成する。この凹所102の天井面には、
器体10内における固定接触子31の上端片31bと、
端子収納室24aとの間の空所104に連通する開口部
102aが設けられ、この開口部102aを介して上記
編組線103が器体10内部に導入されるようになって
いる。
【0025】器体10の取付け面たる下面には、取付け
レールが嵌入される嵌入溝部81が電源側接続端子20
aと負荷側接続端子20bとを結ぶ方向に直交するよう
に形成され、嵌入溝部81の一方の側壁には嵌入溝部8
1の内底面との間に取付けレールの一方の張出片が嵌合
される嵌合突起82が突設される。また、嵌入溝部81
の他方の側壁には器体10の外側面に連通する収納溝8
3が形成されている。この収納溝83は、器体10の下
面側開口に対してそれより奥側の収納溝83内部の方が
幅広となるような形状に形成してあり、この収納溝83
内において電源側接続端子20aと負荷側接続端子20
bとを結ぶ方向に可動自在に装着されるスライダ84が
器体10の下面側開口から脱落しないようになってい
る。
【0026】このスライダ84は、取付けレールの張出
片と係合する先端部85と、後述する弾圧片88が一端
面より同一方向に突設された基部86と、先端部85と
基部86とを一体に接続する中央部87とで構成されて
おり、弾圧片88は中央部87と並行し、その先端には
略V形の溝部が形成された突起部88aが設けてある。
この突起部88aは、スライダ84を収納溝83に装着
した状態において、図4乃至図6に示すように収納溝8
3の内側壁に形成された凹部83a内にそれぞれ進入す
るようになっており、弾圧片88の弾発力により突起部
88aの側端面が凹部83aの内側壁に弾圧されるもの
である。したがって、スライダ84は突起部88aが凹
部の両端面に当接して規制される範囲内において収納溝
83の内部で移動可能であって、スライダ84の移動に
伴って先端部85が嵌入溝部81内に進退自在となって
いる。また、凹部83aの嵌入溝部81寄りの内壁面に
は突起部88aに形成された溝部と係合する山部が突設
されており、スライダ84が内方へ押し込まれたレール
装着状態では、突起部88aに形成された溝部と凹部8
3a内に突設された山部とが係合し、スライダ84がこ
の状態で保持される。この状態ではスライダ84の先端
部85と嵌入溝部81の底面との間に取付けレールの他
方の張出片が挿入されて先端部85と張出片とが係合
し、器体10が取付けレールに固定されるようになって
いる。また、この状態では、突起部88aの嵌入溝部8
1側の端面に、弾圧片88による山部への押圧力の反作
用としてスライダ84を嵌入溝部81側へ突出させる向
きの力が働くことになる。
【0027】そして、器体10を取付けレールから外す
場合には、上記のように突起部88aが山部89を乗り
越える程度の力にてスライダ84を器体10の外側面側
に引き出した解除状態で、突起部88aは山部と凹部8
3aの外側の側端面との間に位置して固定され、スライ
ダ84の先端部85が収納溝83内に退避するために取
付けレールの張出片との係合が外れて取付けレールから
器体10を取り外すことができるのである。
【0028】次に漏電遮断器ブロック101は、絶縁性
を有する合成樹脂製の中器体片10cと、左右の器体片
10d,10eとに3分割される器体10’に上記回路
遮断器ブロック100の回路遮断ユニットと同じ構造の
回路遮断ユニットを内蔵するとともに、零相変流器CT
により検出した漏洩電流に基づいて回路遮断ユニットを
引外し動作させる漏電ユニットたる漏電用釈放装置10
5と、分電盤内の配線を簡略化するための短絡路とを内
蔵している。又器体10’には器体10と同様な構造に
よりスライダ84が装着されている。
【0029】中器体片10cは片側面と器体片10dと
の間に上記回路遮断器ブロック100と同じ構造の回路
遮断ユニット(図において同じ動作、同じ構成のものに
は回路遮断器ブロック100の部材と同じ番号、記号を
付し、説明は省略する)を内蔵しており、この回路遮断
ユニットと回路遮断器ブロック100の回路遮断ユニッ
トとは連動板106により連動動作が為されるようなっ
ている。
【0030】つまり連動板106は、両ブロック10
0,101を結合する際に、器体片10dと器体片10
aとの間で形成される空所に介装されるもので、合成樹
脂等により逆L状に形成され、縦片の下端に設けた軸孔
106aを器体片10dの外側面及び器体片10aの外
側面に設けた軸107に回動自在に嵌め、更に縦片の中
間部に両側に突出した断面L状の突起106bを器体片
10dの外側面及び器体片10aの外側面に開口した窓
孔108より器体10、10’内に移動自在に貫挿さ
せ、更に横片の先部の両側に突出した断面角形の突起1
06cを窓孔108より更に上方の位置で器体片10d
の外側面及び器体片10aの外側面に開口したガイド窓
109より器体10、10’内に移動自在に貫挿させて
あり、器体10、10’内に貫挿された突起106bは
その先端を夫々の回路遮断ユニットの引外し板44の下
端両側に突設してあるL状片44gの縦部と、基片44
aとの間に挿入してある。そして突起106cはラッチ
板46の係止板46aに対向する位置に配置され、ラッ
チ板46の移動によって係止板46aから押されるよう
になっている。
【0031】そして回路遮断器ブロック100の操作ハ
ンドル41の頭部と、漏電回路遮断器ブロック101の
操作ハンドル41の頭部との間は断面コ字型のハンドル
キャップ99が嵌着されて連結されており、一つの操作
ハンドルとして取り扱えるようになっている。漏電用釈
放装置105は、図5、図6に示すようにプランジャー
110を駆動する引外し電磁石111と、プランジャー
110の直線運動を回転運動に変換してこの回転運動に
より隣接する回路遮断ユニットの開閉機構部40をトリ
ップ動作させる連動レバー112とで構成される。引外
し電磁石111は図9に示す漏電検出回路113のサイ
リスタのようなスイッチング素子を通じて励磁電流が供
給されるようになっている。漏電検出回路113は零相
変流器CTの2次出力を増幅する回路とその増幅出力が
所定レベルを越えると上記スイッチング素子をオンさせ
て引外し電磁石111を駆動するもので、電源供給路は
回路遮断器ブロック100及び漏電回路遮断器ブロック
101の電源側接続端子20a,20aに接続される。
【0032】この引外し電磁石111は励磁コイル11
1aと、この励磁コイル111aを両側片で挟むコ字状
のヨーク111bとで構成され、器体片10e及び中器
体片10cの対向内側面に設けた空間部114に収納さ
れ、器体片10e及び中器体片10cで挟み込まれるこ
とにより固定される。励磁コイル111aの中心透孔に
はヨーク111bの一側片に形成した孔を介して出没自
在に磁性材からなるプランジャー110を挿入してあ
る。またプランジャー110の出没側のヨーク111b
の側片の片側の上下端にはプランジャー110の突出方
向に突出させた軸受け片111d,111eを設けてお
り、この軸受け片111d,111e間に連動レバー1
12の本体112bの一側面に一体に形成した筒部11
2aを配置してある。この筒部112aには上の軸受け
片111dの軸孔115に上方から通した軸ピン116
が貫挿しており、軸ピン116の下端は下の軸受け片1
11eに挿入され連動レバー112を回動自在に支持し
ている。
【0033】連動レバー112は本体112bに上記プ
ランジャー110を貫挿させる貫通孔112cを設け、
本体112bの側面から貫通孔112cに連通したスリ
ット112dを介してプランジャー110の細径部11
0aを貫通孔112cに挿入することにより、プランジ
ャー110の頭部110cと太径部110bとの間に本
体112bを介在させ、プランジャー110が引外し電
磁石111により駆動される際に、プランジャー110
の直線移動に連動し、軸ピン116を中心に回動するよ
うになっている。
【0034】筒部112aの上部側面より外側方に腕片
112dを突出させている。この腕片112eは先部を
図3に示すように中器体片10cに形成した窓孔117
より中器体片10cと器体片10dとの間の回路遮断ユ
ニット収納空間側へ突出させ、その先端に形成した押圧
部112fを引外し板44の第1押圧片44bに引外し
方向に対向させ、連動レバー112の回動に連動して押
圧部112fにより第1押圧片44bを押し駆動するこ
とができるようになっている。
【0035】また連動レバー112は本体112bの上
面より上方に突出した突出部112fの外側面には、漏
電表示機構のラッチ用突起112gを突出させており、
漏電表示機構を引外し動作と連動させて駆動することが
できるようになっている。この突起112gと図11に
示すように器体片10eの内壁面に設けたばね座130
との間にコイルスプリング131を縮設し、上記押圧部
112fが引外し板44の第1押圧片44bより離れる
ように連動レバー112をコイルスプリング131によ
り付勢してある。
【0036】漏電表示機構は、器体片10eの上部付近
の内側側面より一体突設した軸120を一端に設けた軸
孔121aに挿入して回動自在となった表示体121
と、表示体121を付勢するねじりばね125とで構成
される。表示体121は他端に断面円弧状の表示片12
1bを一体に設けてあって、側方から見た形状は鎌状と
なっており、表示片121bの表面を器体片10e、中
器体片10cの付き合わせた時の器体10’の上面に開
口する矩形状の表示窓124に臨ませ、表示体121の
回動に伴って表示窓124から見える表示片121bの
表面の色や文字を切り換えるようになっており、この表
示窓124より見える表示片121bの表面の色や文字
により、漏電による引外し動作中なのか否かが表示され
るよになっている。また表示体121は一端より上記連
動レバー112の突起112gの上面に形成してある段
部112hに図11に示すように乗り上げてラッチされ
るラッチ体121cを一体に設けてある。
【0037】ねじりばね125は、中央の輪部125a
を表示体121と器体片10eとの間に位置するように
軸120に被挿し、一端を図11において表示体121
の右回転方向の面に係止し、他端を器体片10cの内側
面に設けた突起132の左回転方向側の面に係止してあ
り、上記のようにラッチ体121cが連動レバー112
の突起112fの段部112hにラッチされている状態
では表示体121はねじりばね125の一端側から左回
転方向の付勢力を受けている状態となっている。この状
態でラッチが解除されると、ねじりばね125の付勢力
を受けて表示体121が左回りに回動する。そしてラッ
チ状態、ラッチ解除状態によって器体10’の上面に開
口する表示窓124より臨む表示片121b表面の色或
いは文字により非漏電状態か、漏電動作状態かが示され
ることになる。
【0038】一般的に漏電遮断器には通常漏電用釈放装
置105をテスト動作させるために、擬似的に漏電電流
を流すための試験回路を設けられているが、本実施形態
の試験回路は図9に示すように回路遮断器ブロック10
0と、漏電遮断器ブロック101の電源側接続端子20
a,20aに両端を接続して零相変流器CTのトロイダ
ルコアの透孔に挿通させた通電路と、この通電路に挿入
したテストスイッチSW2 と、試験回路の遮断スイッチ
SW1 とで構成されており、遮断スイッチSW 1 の開閉
は上記漏電表示機構の表示動作に連動するように構成さ
れている。
【0039】ここで両スイッチSW1 ,SW2 は共通の
可動接点板160を使用して形成された可動接点片16
1 、1602 を有しており、可動接点板160は略L
状に曲げ形成されたもので、垂直片160aを図11に
示すように電源側接続端子20a側の器体片10eの外
壁に設けた垂直突壁150d近傍で並行するように器体
片10eの内側に一体形成した内突出壁150aとの間
に嵌着固定してある。この嵌着固定は、垂直突壁150
dの内側面に突設してある突起140aと、この突起1
40aの両側において突起140aの先端位置よりやや
外壁方向に先端が位置する突起140b、140bを内
突出壁150a側より突出させ、これら突起140a、
140b,140bにより垂直片160aの両側面を相
対する方向から押して撓ませることにより保持するとと
もに垂直片160aの下端より水平片160bと並行す
るように突設した小突片160cを上記内突出壁150
aの下端に弾接させてある。
【0040】水平片160bは図7に示すように中心線
に沿って基部より先端にかけV状の切欠溝が形成されて
二股状に分かれており、これらの分割片が自由端から基
端にかけて幅広となった上記可動接点片1601 ,16
2 を構成する。そして水平片160bの基部は、内突
出壁150aの上端に一端が連設されて器体片10eの
内側面に一体形成せる内突出壁150bの上面に突設し
た突起140cにより押し上げられて各可動接点片16
1 ,1602 の先端が斜め上方に向いている。可動接
点片1601 ,1602 の上面は内突出壁150b上方
の器体片10eの内側面より突設した突起150eの下
端R面に弾接してそれ以上の跳ね上がらないように抑制
されている。
【0041】各可動接点片1601 ,1602 に対応す
る一対の固定接点板1701 ,1702 は、図5に示す
ように器体片10e及び中器体片10cの内側面の設け
た内突出壁150fの側部に上下方向に形成された二つ
のスリット溝141に夫々の基片を突起170aを利用
して圧入固定されるもので、内突出壁150fの上面側
に露設する各基片の上端の片側(互いには反対側)よ
り、内突出壁150bに並行するように固定接点用接触
突片1711 ,1712 を向かい合う方向に突設してあ
る。この接触突片1711 ,1712 は先端が内突出壁
150fの上面に当接し、基端部が内突出壁150fの
上面よりやや上方に位置するように形成されており、内
突出壁150bの上面との間に形成される空隙により可
動接点片1601 ,1602 が接触する際の撓み代を得
ている。
【0042】ここでテストスイッチSW2 の可動接点片
1602 を押し駆動するためのテスト釦180は、断面
略コ状の樹脂成形品からなり、器体片10eの上記内突
出壁150aの上方の器体片10e内に形成したテスト
釦収納部181内に上下動自在に収納され、中央片とテ
スト釦収納部172の底部との間に縮設したコイルスプ
リング182により常に上方に付勢され、テスト釦収納
部181に対応する器体片10eの上面に形成した露出
窓183から中央片の上面に形成せる頭部180aを外
部に突出させている。またテスト釦180の一側片は他
の側片より長く形成され、その先端をテスト釦収納部1
81の底部に形成した切欠181aより下方に突出さ
せ、更にその先端より斜め方向に延設した駆動片180
bの先端の下向き押圧部180cを可動接点片1602
の中央部付近に対向させてある。
【0043】従ってテスト釦180の頭部180aをコ
イルスプリング182のばね弾性に抗して押し下げる
と、駆動片180bの押圧部180cが可動接点片16
1 を押し、可動接点片1602 は突起140cで押し
上げられている基部を支点として自由端が下方に下げら
れ、対応する固定接点板1702 の固定接点用接触突片
1712 に弾接してオン状態となる。
【0044】一方遮断スイッチSW1 の可動接点片16
1 は上記漏電表示機構の動作に連動する作動片190
により駆動されるようになっており、作動片190は表
示体121を貫通した軸120を一端に設けた軸孔19
0aに挿通させて回動自在に枢支されており、他端の表
示体120側側面には表示体120の左回転方向の面に
当接する係止突起190bを突設し、他の側面には器体
片10eの側面の開口191より突出して隣接する回路
遮断ユニットの操作ハンドル41の側面に形成せる溝4
1fに挿入される突起190cを突設している。従って
操作ハンドル41と共動する構成となっている。
【0045】ところで回路遮断器ブロック100の器体
10及び器体片10cと中器体片10cとで構成される
器体部の両端に電源用接続端子20a、負荷用接続端子
20bが設けられているが、器体片10eと中器体片1
0cとで構成される器体部の両端にも同様な構造の接続
端子20a’、接続端子20b’を夫々収納した端子収
納部24a,24bとを設けている。この両接続端子2
0a’,20b’の端子板21a,21bの下端の間は
図11に示すように編組線よりなる短絡線119により
接続され、負荷側接続端子を電源側接続端子20a側に
並ぶ接続端子20a’が構成することになる。また接続
端子20a’が収納されている端子収納室24aの下方
には、器体片10a乃至10dに形成された凹所102
から構成される零相変流器CTの収納空間の側端部を構
成する凹部102’が形成され、この凹部102’の側
壁が収納空間の一側端部を閉塞する壁となる。また空間
部114と凹部102’との間は連通し、試験回路の通
電路を構成するリード線及び零相変流器CTの2次巻線
のリード線200を通すことができるようになってい
る。
【0046】而して本実施形態の漏電遮断器を組み立て
る場合には、回路遮断器ブロック100の器体10の器
体片10a側に、漏電遮断器ブロック101の回路遮断
ユニットを組み込んだ器体10’の器体片10cを付き
合わせる。一方漏電遮断機構部及び漏電表示機構の各部
材及び漏電検出回路113の回路部品を実装したプリン
ト基板118を予め器体片10e側に仮固定した後、こ
の器体片10eを中器体片10cに突き合わせて結合
し、上方に突出している回路遮断ユニットの操作ハンド
ル41の溝41fに、器体片10eの上部側面より突出
する作動片190の突起190cを結合する。
【0047】この際各ブロック100,101の回路遮
断器ユニットの電源用接続端子20aと、固定接触子3
1とを接続する編組線103及び試験回路の通電路のリ
ード線を貫挿させた零相変流器CTを器体10、10’
の電源用接続端子20aの下方に設けてある凹所102
内に配置するとともにプリント基板118の漏電検出回
路113に零相変流器CTの2次巻線のリード線200
を接続する。そして正面と底面と一側面との3方に壁が
設けられた合成樹脂成形品のカバー201を連続する凹
所102及び凹部102’で構成される収納空間を閉塞
するように器体10,10’に被せる。この際カバー2
01の側壁の上端縁及び後端縁を器体片10bの凹所1
02の外側周縁に形成した段部203に嵌め、底壁の後
端縁を各器体片10a乃至10dの凹所102の下端縁
に形成せる段部204に嵌め、更に器体片10eの凹部
102’側の開口周縁を凹部102’内に嵌め込む。そ
して側壁の下端後部に形成した凸部205を、器体片1
0bの凹所102の下端に設けた凹部206に嵌合し、
この凹部206に開口した組み立て孔12に凸部205
に設けた組み立て孔12’を連通させる。
【0048】この状態で連通するカバー201の組み立
て孔12’及び各器体片10a乃至10eの各組み立て
孔12にリベット11を挿通させて、カバー201及び
器体片10a乃至10eを結合固定することにより、回
路遮断器ブロック100と漏電遮断器ブロック101と
カバー201とが一体化された漏電遮断器が完成するこ
とになる。本実施形態の漏電遮断器は図8に示すように
分電盤300内に主幹回路遮断器として分岐ブレーカ3
03…とともにDINレール307を利用して配設する
場合には、短絡線119が接続されている負荷側接続端
子20b’と、隣接する回路遮断ユニット側の負荷側接
続端子20bとをコ状の連結バー207で接続し、短絡
線119により接続端子20b’と接続されている接続
端子20a’を電源側接続端子20a側の分電盤300
に配設されている端子装置301に電線302により接
続して、この端子装置301と各分岐ブレーカ303…
の電源側接続端子304aとの間で負荷接続ができるよ
うにする。尚回路遮断器ブロック100の負荷側接続端
子20bは各分岐ブレーカ303の負荷側接続端子30
4bと連結バー305により接続される。また回路遮断
器ブロック100、漏電遮断器ブロック101の電源側
接続端子20aには主幹路の電線306が夫々接続され
る。
【0049】次に本実施形態の漏電遮断器の動作を説明
する。図10は開閉接点部30の閉極状態を示し、操作
ハンドル41の操作部41aをハンドル軸42の回りで
右方向に倒してある。このとき、引外し板44はハンド
ル復帰ばね43のばね力によって軸ピン47の回りで図
10の左回りに付勢され、バイメタル61に設けた調節
ねじ62に第1押圧片44bが当接した状態に保たれ
る。また、ラッチ板46には可動接触子33および接触
子リンク48を介して接圧ばね34のばね力が作用し、
接触子リンク48の脚片48aと操作ハンドル41に設
けた軸突起41dとの距離がハンドルリンク45によっ
て規制されていることにより、ラッチ板46は接圧ばね
34のばね力を受けてハンドル軸42を中心として左回
りに付勢される。したがって、ラッチ板46の係止片4
6aは引外し板44の腕片44dに設けた係止溝44e
に係合することになる。すなわち、ラッチ板46は右回
りに回転しようとするが引外し板44によって回転を禁
止されているから、図10の状態が保たれるのである。
この状態で、ラッチ板46はハンドル軸42と引外し板
44とによって位置が固定され、ハンドルリンク45お
よび接触子リンク48もまた定位置に固定されることに
なる。その結果、可動接触子33は接触子リンク48の
脚片48bを中心として、接圧ばね34のばね力により
左回りに付勢されることになる。すなわち、可動接点3
2は接圧ばね34のばね力に応じた接点圧で固定接点3
1に接触する。この状態では器体10の内側面に設けた
ストッパ36に対して可動接触子33のばね受け片33
bが当接しないように位置関係が設定されている。
【0050】この際図11に示すように表示体121は
ラッチ体121cが連動レバー112の突起112gの
段部112hに係合している状態となっており、表示片
121bは表示窓124を介して非漏電状態を表示して
いる。このときねじりばね125を押し拡げている。ま
た作動片190は図示するように操作ハンドル41の回
動に応じて回動し、下端に設けた押圧突起190cによ
り可動接点片1601 を押し下げ、可動接点片1601
の自由端を接触突片1711 に接触させ、遮断スイッチ
SW1 をオン状態にしている。
【0051】一方、図12に示すように、操作ハンドル
41の操作部41aをハンドル軸42の回りで左方向に
倒すと開閉接点部30は開極状態になる。すなわち、操
作ハンドル41をハンドル軸42の回りで左回りに回転
させることによって、ハンドルリンク45の上端部は右
方向に移動し、接触子リンク48の脚片48aを上方に
引き上げようとする。しかるに、ハンドル軸42と脚片
48aとを結ぶ直線に対して軸突起41dの位置が右側
に移動すれば、可動接触子33および接触子リンク48
を介してハンドルリンク45に作用する接圧ばね34の
ばね力は操作ハンドル41をさらに左回りに回転させる
ように作用し、接触子リンク48の脚片48bはガイド
溝16に沿って左方向に移動する。このように接触子リ
ンク48の脚片48bが左方向に移動することによっ
て、可動接触子33のばね受け片33bは接圧ばね34
のばね力によって器体10の内周面に設けたストッパ3
6に当接することになる。ここで、接圧ばね34のばね
力はストッパ36の下端よりも下方に作用するから、可
動接触子33は右回りに付勢され、可動接点32が固定
接点31から離れることになる。また、開閉接点部30
の開極状態ではラッチ板46はハンドルリンク45およ
び接触子リンク48の脚片48aに規制されてハンドル
軸42を中心として左回りに回転し、引外し板44から
外れることになる。
【0052】この際図13に示すように表示体121は
ラッチ体121cが連動レバー112の突起112gの
段部112hに係合している状態となっており、表示片
121bは表示窓124を介して非漏電状態を表示して
いる。このときねじりばね125を押し拡げている。ま
た作動片190は図示するように操作ハンドル41の回
動に応じて回動し、下端に設けた押圧突起190cによ
る可動接点片1601 の押し下げを解除して、可動接点
片1601 の自由端を接触突片1711 から開離させ遮
断スイッチSW1 をオフ状態にしている。つまりこの状
態でテストスイッチSW2 をオンしても試験回路を動作
させることができない。
【0053】ところで、図10に回路遮断器ブロック1
00又は漏電遮断器ブロック101の回路遮断ユニット
に接続される電路に漏洩電流が流れると、零相変流器C
Tには不平衡電流が流れて、2次出力が発生し、この2
次出力に応じて漏電用釈放装置105の引外し電磁石1
11が励磁されることになる。これによりプランジャ1
10が駆動されて、連動バー112を軸ピン116を中
心として回動させる。この回動により表示体121のラ
ッチ体121cが連動レバー112の突起112gの段
部112hより外れ、ねじりばね125のばね力により
表示体121は図10に於いて左回りに回動し、表示窓
124を通じての表示片121bによる表示を漏電動作
表示に切り換える。
【0054】一方連動バー112の回動により連動バー
112の腕片112eの先部の押圧部112fが隣接す
る回路遮断ユニットの引外し板44の第1押圧片44b
を引外し方向に押し動かし、上記のトリップ動作と同様
に回路遮断ユニットをトリップ動作させ、開閉接点部3
0を開極させる。このトリップ動作は更に連動板106
を通じて更に回路遮断器ブロック100の開閉機構部4
0をトリップ動作させて開閉接点部30を開極させる。
【0055】上記の漏電原因の解消後における、漏電動
作表示のリセットは次のように行われる。まずオフ状態
からオン状態へ操作ハンドル41を回動させると、この
回動に連動して作動片19が右回転し、この回転時に作
動片19の突起190bが表示体121に係合して表示
体121をねじりばね125のばね力に抗して右方向に
回動させる。連動バー112は引外し電磁石111によ
るプランジャ110の駆動が無くなると、コイルスプリ
ング131のばね力により元の状態に戻っており、表示
体121が回動すればそのラッチ体121cが突起11
2gの段部112hに乗り上げ、ラッチされることな
る。つまり表示体121は元の状態に戻り、表示窓12
4を通じて行う表示片121bによる表示は非漏電とな
る。
【0056】また図10の開閉接点部30において、テ
スト釦180の頭部180aを押すと、テスト釦180
の押圧部180cにより可動接点片1602 の自由端が
押し下げられ、固定接点板1702 の接触突片1712
に接触し、テストスイッチSW2 がオン状態となって遮
断スイッチSW1 を通じて試験回路に電流が流れ、疑似
的に零相変流器CTの1次側に不平衡電流を流すことが
できる。つまり漏電発生時と同じ状態を作り出すことが
でき、回路遮断ユニットをトリップ動作させることがで
きる。
【0057】ここで試験回路及び漏電検出回路113の
電源供給を電源側接続端子20a側より行うため、テス
ト釦180を押し続けると試験回路に電流が流れ続け、
そのため引外し電磁石111のコイル111aにも励磁
電流が流れ続けることになるが、本実施形態では、トリ
ップ動作が起きると、操作ハンドル41のオフ状態復帰
に連動して作動片190がオフ状態位置に回動し、可動
接点片1601 の押し下げを解除するため、可動接点片
1601 の自由端が接触突片1712 より開離して遮断
スイッチSW1 がオフし、試験回路に流れる電流を遮断
する。従ってそれ以後はテストスイッチSW2 をオンし
ても試験回路には電流が流れず、漏電検出回路113に
よる引外し電磁石111のコイル111aの励磁が停止
し、コイル111aの焼損等が防止できる。
【0058】(実施形態2)請求項2の発明に対応する
実施形態を図14により説明する。この実施形態では編
組線103を可動接触子33から離間する方向で固定接
触子31と電気的に接続したため、固定接触子31を流
れる電流と可動接触子33を流れる電流は対向しないた
め、前述の可動接触子33を固定接触子31から離そう
とする力がなくなりより開閉接点部30に安定した良好
な接触が得られる。
【0059】(実施形態3)請求項3の発明に対応する
実施形態を図15により説明する。この実施形態では可
動接触子32の先端部33dに磁性体からなる可動吸引
片400が取り付けられており、また可動吸引片400
は々の先端部が略コの字状になるように折り曲げられて
いる。
【0060】また、編組線103は可動凍触子33から
耽間する方向で固定接触子31と電気郎に接続されてお
り編組線103から固定接点31aまでの通電路をはさ
んで前記可動吸引片400の略コの字状の部分と対向す
る様に器体10により支持される磁性体からなる固定吸
引片401を有している。この時固定接触子31に流れ
る電流をはさ人で可動吸引片400と固定吸引片401
の間で磁路が形成され可動吸引片400と固定吸引片4
01の対向する空間を小さくする方向すなわち可動吸引
片400を固定吸引片401の方向に動作させる方向に
力が発生する。これにより可動接触子33の可動接点3
2はさらに固定接触子31の固定接点31aに押し付け
られるため、更に接触が安定する。
【0061】
【発明の効果】請求項1の発明は、外部接続端子の一方
に電気的接続された固定接点と、一端部にこの固定接点
に接離可能に対向させた可動接点を有し且つ他端部を外
部接続端子の他方に電気的接続した導電性の可動接触子
と、この可動接触子をハンドル操作に応答して開閉し異
常検出に応答して強制的に開極する開閉機構部とを有す
る回路遮断器において、前記可動接触子を間に前記固定
接点と反対側に、該可動接触子と外部接続端子の他方と
の間で電気的に直列接続される通電材を、該可動接触子
とは異なる方向の電流が流れるようにして並設したた
め、通電材と可動接触子の間で互いに反発力を発生して
可動接触子を固定接触子側に押す方向の力が生じて、可
動接点と固定接点の接触を良好に保つことが可能となる
という効果がある。また前記通電材を、開極時に前記可
動接触子が当接する固定剛体で形成したため、可動接触
子の開極時ストッパとして通電材を兼用させることがで
き、また通電材を可動接触子に近接した位置に配設する
ことが可能となり可動接触子の可動接点を固定接点側に
押す力が強くなるため、更に固定接点と可動接点との接
触を良好に保つことが可能となるという効果がある。
【0062】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記固定接触子が、一端部が前記可動接触子から離
間し他端部が該可動接触子の一端部に対向するものであ
って、該固定接触子の他端部に前記固定接点を取着し、
該固定接触子の一端部を前記外部接続端子の一方に電気
的接続したため、請求項1の発明の効果に加え、固定接
触子に流れる電流と可動接触子に流れる電流とが互いに
異なる方向で対向しないため、固定接触子と可動接触子
間に互いに働く反発力を低減できるので、更に接点部の
接触を良好に保つことが可能となるという効果がある。
【0063】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記可動接触子の一端部の先端に、前記固定接触子
の通電部に対向する様に磁性可動吸引片を取着すると共
に、前記固定接触子の前記磁性可動吸引片側の反対側に
該磁性可動吸引片と磁路を形成する様に対向させた磁性
固定吸引片を配設したため、請求項2の発明の効果に加
え、固定接触子に流れる電流による磁束により磁性固定
吸引片と磁性可動吸引片が互いに引き合うため可動接触
子に固定接点側に押す力が発生し、更に接点部の接触を
良好に保つことが可能となるという効果がある。
【0064】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、前記固定接触子が、前記可動接触子の一端部に一端
部が対向し、他端部が該可動接触子の略中央部に対向す
るものであって、該固定接触子の他端部に前記固定接点
を取着し、該固定接触子の一端部を前記外部接続端子の
一方に電気的接続したため、請求項1の発明の効果に加
え、固定接接触子との電流が互いに異なる方向に流れる
部分が大きいため、可動接触子には固定接点側に可動接
点を押す力が生じて固定接点と可動接点との接触を良好
に保つことが可能となるとともに、万が一接点部が開離
しアークが発生したとしても、固定接触子と可動接触子
との電流が互いに異なる方向に流れる部分の存在でアー
クは必ず固定接触子と可動接触子から離れる方向に伸長
されることになるため固定接点と可動接点間でのアーク
膠着を少なくできそれにより接点部位の消耗を低減する
ことができるという効果がある。
【0065】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の要部説明図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】同上の上方から見た全体斜視図である。
【図4】同上の下方から見た全体斜視図である。
【図5】同上の一部を分解した斜視図である。
【図6】同上の漏電遮断機構部及び漏電表示部を含む構
造の分解斜視図である。
【図7】同上の要部の拡大断面図である。
【図8】同上の分電盤の配線状態説明図である。
【図9】同上の電気回路図である。
【図10】同上の回路遮断ユニットのオン状態の動作説
明図である。
【図11】同上の回路遮断ユニットのオン状態における
漏電表示の動作説明図である。
【図12】同上の回路遮断ユニットのオフ状態の動作説
明図である。
【図13】同上の回路遮断ユニットのオフ状態における
漏電表示の動作説明図である。
【図14】本発明の実施形態2の要部説明図である。
【図15】本発明の実施形態3の要部説明図である。
【符号の説明】
30 開閉接点部 31 固定接触子 31a 固定接点 32 可動接点 33 可動接触子 37 接続線 38 接続線 103 接続線 52 通電材
フロントページの続き (72)発明者 横山 洋一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−65426(JP,A) 特開 昭55−24354(JP,A) 特開 平2−223124(JP,A) 特開 昭54−91777(JP,A) 実開 昭61−99947(JP,U) 特公 昭52−4350(JP,B1) 実公 昭8−7073(JP,Y1) 実公 昭34−19655(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 83/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部接続端子の一方に電気的接続された固
    定接点と、一端部にこの固定接点に接離可能に対向させ
    た可動接点を有し且つ他端部を外部接続端子の他方に電
    気的接続した導電性の可動接触子と、この可動接触子を
    ハンドル操作に応答して開閉し異常検出に応答して強制
    的に開極する開閉機構部とを有する回路遮断器におい
    て、前記可動接触子を間に前記固定接点と反対側に、該
    可動接触子と外部接続端子の他方との間で電気的に直列
    接続される通電材を、該可動接触子とは異なる方向の電
    流が流れるようにして並設するとともに、該通電材を、
    開極時に前記可動接触子が当接する固定剛体で形成した
    ことを特徴とする回路遮断器。
  2. 【請求項2】前記固定接触子が、一端部が前記可動接触
    子から離間し他端部が該可動接触子の一端部に対向する
    ものであって、該固定接触子の他端部に前記固定接点を
    取着し、該固定接触子の一端部を前記外部接続端子の一
    方に電気的接続したことを特徴とする請求項1記載の回
    路遮断器。
  3. 【請求項3】前記可動接触子の一端部の先端に、前記固
    定接触子の通電部に対向する様に磁性可動吸引片を取着
    すると共に、前記固定接触子の前記磁性可動吸引片側の
    反対側に該磁性可動吸引片と磁路を形成する様に対向さ
    せた磁性固定吸引片を配設したことを特徴とする請求項
    2記載の回路遮断器。
  4. 【請求項4】前記固定接触子が、前記可動接触子の一端
    部に一端部が対向し、他端部が該可動接触子の略中央部
    に対向するものであって、該固定接触子の他端部に前記
    固定接点を取着し、該固定接触子の一端部を前記外部接
    続端子の一方に電気的接続したことを特徴とする請求項
    1記載の回路遮断器
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