JP3271561B2 - マスクを用いたパターン形成方法及び複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

マスクを用いたパターン形成方法及び複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスクを用いたパ
ターン形成方法に係り、半導体、導電体、誘電体、及び
磁性体等の薄膜素子における、特に薄膜磁気ヘッドにお
けるパターン形成方法並びに複合型薄膜磁気ヘッドの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ドライエッチングを用いて対象層のパタ
ーン形成を行う場合、レジスト(光硬化樹脂)等のマス
クによって非エッチング部分を被覆する保護パターンを
その対象層上に形成しておき、プラズマやイオンビーム
等によってエッチング部分を化学的及び/又は物理的に
侵食除去する処理が行われる。
【0003】このようなドライエッチングプロセスにお
いては、一般に、完成後のパターンの側壁がその下地面
に対して垂直となる非常に方向的なプロセスのことを、
異方性エッチング(方向性エッチング又は垂直エッチン
グとも称する)と呼んでいる。
【0004】例えば、インダクティブ書込みヘッド部と
磁気抵抗効果読出しヘッド部とを有する複合型薄膜磁気
ヘッドにおける書込み磁極層をこの種のドライエッチン
グでパターニングする場合、基板方向への垂直性を付与
する微細加工が要求され、そのエッチングは異方性エッ
チングであることが必要条件となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】エッチングプロセスに
おける問題点の1つは、マスク自体がプロセス中に同時
にエッチングされてしまうことである。このため、マス
クは充分な厚さを必要とする。マスクの膜厚が大きくな
ると、エッチングの異方性を維持することが難しくな
る。また、エッチング中は、エッチング対象層のエッチ
ングされた材料のみならずマスクのエッチングされた材
料も飛散し、その一部がマスクの側壁面に再付着し、非
エッチング部分の保護パターン幅が設計値より徐々に拡
大していく現象が発生する。これによって、素子形成に
必要なエッチングの異方性が著しく損なわれ、エッチン
グによってパターニングされた対象層の側面が垂直とは
ならず、その断面は例えば上部幅よりも下部幅の方が広
い正のテーパ状(台形状)となってしまう。
【0006】このような問題点を解決すべく、加工すべ
き対象層とエッチングレートがほぼ同じであるニッケル
鉄合金をマスク材料として用いることが既に提案されて
いる(特開平3−252907号公報)。しかしなが
ら、このようなニッケル鉄合金を用いた場合にも、マス
ク自体がエッチングされて再付着するのみならず、マス
ク自体がかなり厚い膜厚(2〜2.5μm)であること
を要し、その結果、エッチングの異方性を確保すること
が困難となる。
【0007】従って本発明の目的は、パターンの側面が
その下地面に対して垂直となるように形成可能なパター
ン形成方法及び複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、パター
ン形成すべき対象層上にマスクを形成し、対象層を選択
的にエッチングするパターン形成方法であって、マスク
として、ニッケル金属又はコバルト金属を母材とし、少
なくも3B族元素及び/又は5B族元素を含有する金属
化合物により形成されたパターン形成方法が提供され
る。
【0009】ニッケル金属又はコバルト金属を母材と
し、少なくも3B族元素及び/又は5B族元素を含有す
る金属化合物は、エッチングレートがエッチングされる
べき対象層より著しく低いため、これをマスクとして用
いた場合に、非常に薄い膜厚で構成可能となる。その結
果、エッチングの異方性を確実に得ることができる。
【0010】3B族元素がホウ素であることが好まし
く、また、5B族元素がリンであることが好ましい。
【0011】この場合、マスクが0.2〜14.0wt
%のホウ素を含む組成であることがより好ましい。ま
た、マスクが0.2〜14.0wt%のリンを含む組成
であることもより好ましい。
【0012】パターン形成すべき対象層の少なくともマ
スクの下地となる層が、例えば、ニッケル・鉄、鉄・窒
素又は鉄・ジルコン・窒素等の、鉄系の材料であること
が好ましい。
【0013】形成すべきマスクに相当する部分が開口し
たレジスト層を対象層上に形成し、無電解めっきにより
このマスクを形成した後、レジスト層を除去することを
含むことが好ましい。
【0014】無電解めっきを行う前に、酸性水溶液によ
ってめっき面の洗浄を行うこと、並びに無電解めっきに
おける膜成長速度が、100nm/min以下に保たれ
ることが好ましい。
【0015】パターン形成すべき対象層が、インダクテ
ィブ書込みヘッド部と磁気抵抗効果(MR)読出しヘッ
ド部とを有する複合型薄膜磁気ヘッドにおける書込み磁
極層であり、マスクを形成した後、ドライエッチングに
より書込み磁極層のパターンを形成するものであること
が好ましい。
【0016】本発明によれば、さらに、インダクティブ
書込みヘッド部とMR読出しヘッド部とを有する複合型
薄膜磁気ヘッドの製造方法が提供される。そのインダク
ティブ書込みヘッド部の書込み磁極層のパターンを形成
する工程においては、上述した方法を用いてマスクを形
成した後、ドライエッチングにより書込み磁極層のパタ
ーンを形成する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明の実施形
態を詳細に説明する。
【0018】図1(A)〜(G)は、本発明のパターン
形成方法及び製造方法の一実施形態における工程を概略
的に示す断面図である。この実施形態は、インダクティ
ブ書込みヘッド部とMR読出しヘッド部とを有する複合
型薄膜磁気ヘッドにおける書込み磁極層のパターンを形
成する工程を示している。
【0019】同図(A)に示すように、図示しない基板
(ウエハ)上にMR読出しヘッド部を形成し、その上部
シールド層10上にインダクティブ書込みヘッド部の下
部磁極層11、記録ギャップ層12及び上部磁極層13
を積層する。
【0020】本実施形態では、上部シールド層10とし
て、約3.5μmの膜厚のNiFe(ニッケル・鉄)
(80wt%Ni−20wt%Fe)をフォトリソグラ
フィ及び電気めっきで形成している。下部磁極層11及
び上部磁極層13として、それぞれ、約0.5μmの膜
厚のFeZrN(鉄・ジルコン・窒素)又はFeN(鉄
・窒素)等の高Bs膜をスパッタリングで形成してい
る。高Bs膜の代わりにNiFe膜を用いてもよい。記
録ギャップ層12として、約0.3μmの膜厚の絶縁膜
をスパッタリングで形成している。
【0021】次いで、同図(B)に示すように、形成す
べきマスクに相当する部分(例えば0.3〜2.0μm
程度の幅)が開口したレジストフレーム14を上部磁極
層13上に形成する。本実施形態では、レジストフレー
ム14として、約2〜5μmの膜厚のノボラック系レジ
ストをフォトリソグラフィで形成している。
【0022】次いで、同図(C)に示すように、無電解
めっきによりマスク15を形成する。無電解めっきの前
にウエハを4.5%HCl水溶液に約1.5分間浸漬
し、めっき面のぬれ性を得ることが望ましい。
【0023】形成されるマスク15は、ニッケル金属
(Ni)又はコバルト金属(Co)を母材とし、これに
ホウ素(B)等の3B族元素や、リン(P)等の5B族
元素を添加した金属化合物であり、膜厚は約1.0〜
3.0μmである。
【0024】Ni母材にBを添加したNiBのマスク1
5及びNi母材にPを添加したNiPのマスク15につ
いて、そのB及びPの含有量を変化させてミリング速度
を調べると、図2に示すごとく、ミリング速度は膜組成
に応じて変化する。同図からも明らかのように、NiB
についてはB=2.5wt%の組成のものがミリング速
度が最も遅く、約10nm/minである。
【0025】パターンを形成すべき対象層である下部磁
極層11、記録ギャップ層12及び上部磁極層13を主
として構成する高Bs膜やNiFe層のミリング速度が
約20nm/min程度であり、マスク15のミリング
速度としてはその約3/4以下であれば充分であること
を考慮すると、図2から、マスク15のB又はPの含有
量は、0.2〜14.0wt%が適切な範囲となる。
【0026】マスク15の好ましい具体的な組成例を次
の表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】無電解めっきは、電解めっきに比して設備
的に簡便なめっき法である。しかしながら、無電解めっ
きによると、膜成長速度が一般に20〜30μm/ho
urという高レートであるため、1μm幅のレベルでマ
スクパターンを形成したとしても、めっき液の回り込み
不足が生じ易いので微細加工が非常に困難である。この
ため、従来より、無電解めっきを微細加工には使用する
ことはなかった。しかしながら、めっき浴の温度及びめ
っき浴のpHを適切に調整することにより、膜成長速度
を低下させることができ、微細パターンの形成が可能と
なった。さらに、めっきの下地となる層(本実施形態で
は上部磁極層13)を鉄系の下地とすること及びめっき
面を酸により前処理することによって、めっき液の回り
込みを大幅に改善することができる。
【0029】本実施形態では、60℃に保持されたpH
6.1の純水希釈めっき溶液(例えばNiB無電解めっ
き液)中に15分間浸漬することによって無電解めっき
を行っている。無電解めっき液の温度は、レジスト材の
熱的影響を考慮して50〜90℃、好ましくは60℃で
ある。無電解めっき液のpH範囲としては、pH7以下
が望ましく、より好ましくはpH5〜6.8である。本
実施形態における膜成長速度は、従来技術による膜成長
速度(20〜30μm/hour)よりかなり低い約1
00nm/min(6μm/hour)以下であり、こ
れにより、めっき液の回り込み不足等を大幅に改善する
ことができ、微細パターン形成が可能となった。
【0030】次いで、アセトン等のリムーバを用いてレ
ジストフレーム14を剥離除去することによって、図1
の(D)に示すような構成が得られる。
【0031】次いで、同図(E)に示すように、形成し
たマスク15を用いてイオンミリングによるエッチング
を行う。イオンミリングの条件としては、例えば加速電
圧500mV、加速電流400mAである。これによっ
て、同図(F)に示すように、下部磁極層11、記録ギ
ャップ層12及び上部磁極層13が、マスク15の下方
のパターンである書込み磁極層部分(11′、12′、
13′)を除いて除去されることとなる。
【0032】次いで、マスク15を何らかの方法で剥離
除去することにって、同図(G)に示すように、書込み
磁極層11′、12′及び13′がパターニング形成さ
れることとなる。
【0033】本実施形態では、Ni又はCoを母材と
し、これにB等の3B族元素や、P等の5B族元素を添
加した金属化合物によりマスク15を形成しており、エ
ッチングレートがエッチングされるべき対象層である下
部磁極層11、記録ギャップ層12及び上部磁極層13
より著しく低いため、非常に薄い膜厚で構成可能とな
る。また、無電解めっきを用いても微細パターニングす
ることができる。その結果、高い異方性(下地面に対し
て90°±2°程度の垂直性)を確実に得ることができ
る。
【0034】無電解めっき後にマスク15を約250℃
でのアニーリングすることにより、このマスクのミリン
グレートをさらに低下させることができる。パターン形
成対象層である下部磁極層11及び上部磁極層13にF
eZrNを用いる場合、その組成形成のため、200℃
以上で硬度が上がるところ、MR素子への影響から約2
50℃で数時間の真空中熱処理を行うが、マスク15を
形成した後にこの熱処理を行うようにすれば、工程数を
増加させることなくマスク15のアニーリングが可能と
なる。
【0035】なお、以上に述べた実施形態は、インダク
ティブ書込みヘッド部とMR読出しヘッド部とを有する
複合型薄膜磁気ヘッドにおける書込み磁極層のパターン
を形成する場合であるが、本発明のパターン形成方法
は、金属磁性体薄膜の微細パターン形成に限らず、無機
化合物薄膜、有機化合物薄膜等のパターン形成に適用可
能である。なお、マスクの下地に鉄系材料層を設けるこ
と及びめっき面の酸による前処理は、無電解めっきを微
細加工へ適用するのに大きく貢献しており、本発明のマ
スク形成に大きな役割を果たすものである。
【0036】
【実施例】本発明に用いるマスクを実際に形成した実施
例について以下説明する。
【0037】5000nmの膜厚でAl23 を成膜し
たAlTiC基板上に、500nmの膜厚のNiFe層
を形成した。このNiFe層は、酸による前処理を容易
にするために形成された。
【0038】NiFe層の表面にノボラック系レジスト
を用いたフォトプロセスにより、幅1500nmでNi
Fe層表面を露出したレジストフレームを作成した。
【0039】これを、めっき面のぬれ性を得るべく、
4.5%HCl水溶液に約1.5分間浸漬した。
【0040】次いで、60℃に保持されたpH6.1の
NiB無電解めっき液中に15分間浸漬することによっ
て無電解めっきを行った。その後、リムーバを用いてレ
ジストフレームを除去した。
【0041】その結果、膜厚が1500nmの高い異方
性を有するNiBマスクを形成することができた。膜成
長速度は、約100nm/minであり、得られた膜
は、Bの含有量がB=2.5wt%という組成であっ
た。
【0042】めっき直後のNiBマスクのミリング速度
は、8.28nm/minであり、250℃でのアニー
リングの後は7.94nm/minであった。これは、
パターン形成対象層であるNiFe層のミリング速度で
ある20nm/minに対して約1/2以下の速度であ
り、かつAl23 のミリング速度である6.51nm
/minに匹敵する速度である。従って、このマスク
は、複合型薄膜磁気ヘッドにおける書込み磁極層のパタ
ーン形成用のマスクとして非常に有効である。本発明の
形成方法によれば、このようなマスクを極めて容易に形
成することが可能である。
【0043】以上に述べた実施形態及び実施例は全て本
発明を例示的に示すものであって限定的に示すものでは
なく、本発明は他の種々の変形態様及び変更態様で実施
することができる。従って本発明の範囲は特許請求の範
囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものであ
る。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、パターン形成すべき対象層上にマスクを形成し、対
象層を選択的にエッチングするパターン形成方法であっ
て、マスクとして、ニッケル金属又はコバルト金属を母
材とし少なくも3B族元素及び/又は5B族元素を含有
する金属化合物により形成されているため、エッチング
レートがエッチングされるべき対象層より著しく低いた
め、これをマスクとして用いた場合に、非常に薄い膜厚
で構成可能となる。その結果、エッチングの異方性を確
実に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるパターン形成工程
を概略的に示す断面図である。
【図2】マスクのB及びPの含有量に対するミリング速
度の特性図である。
【符号の説明】
10 上部シールド層 11 下部磁極層 12 記録ギャップ層 13 上部磁極層 14 レジストフレーム 15 マスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松熊 浩司 東京都中央区日本橋一丁目13番1号ティ ーディーケイ株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−153714(JP,A) 国際公開95/30178(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23F 4/00 G11B 5/31 G11B 5/39 WPI(DIALOG)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パターン形成すべき対象層上にマスクを
    形成し、該対象層を選択的にエッチングするパターン形
    成方法であって、前記マスクとして、ニッケル金属又は
    コバルト金属を母材とし、少なくも3B族元素及び/又
    は5B族元素を含有する金属化合物により形成されたマ
    スクを用いることを特徴とするマスクを用いたパターン
    形成方法。
  2. 【請求項2】 前記3B族元素が、ホウ素であることを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記マスクが0.2〜14.0wt%の
    ホウ素を含む組成であることを特徴とする請求項2に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 前記5B族元素が、リンであることを特
    徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記マスクが0.2〜14.0wt%の
    リンを含む組成であることを特徴とする請求項4に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 パターン形成すべき対象層の少なくとも
    前記マスクの下地となる層が、鉄系の材料から形成され
    ていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記鉄系の材料が、ニッケル・鉄からな
    ることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記鉄系の材料が、鉄・窒素からなるこ
    とを特徴とする請求項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記鉄系の材料が、鉄・ジルコン・窒素
    からなることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  10. 【請求項10】 形成すべきマスクに相当する部分が開
    口したレジスト層を前記対象層上に形成し、無電解めっ
    きにより前記マスクを形成した後、前記レジスト層を除
    去することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項
    に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記無電解めっきを行う前に、酸性水
    溶液によってめっき面の洗浄を行うことを特徴とする請
    求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記無電解めっきにおける膜成長速度
    が、100nm/min以下に保たれることを特徴とす
    る請求項10又は11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記パターン形成すべき対象層が、イ
    ンダクティブ書込みヘッド部と磁気抵抗効果読出しヘッ
    ド部とを有する複合型薄膜磁気ヘッドにおける書込み磁
    極層であり、前記マスクを形成した後、ドライエッチン
    グにより書込み磁極層のパターンを形成するものである
    ことを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記
    載の方法。
  14. 【請求項14】 インダクティブ書込みヘッド部と磁気
    抵抗効果読出しヘッド部とを有する複合型薄膜磁気ヘッ
    ドの製造方法であって、該インダクティブ書込みヘッド
    部の書込み磁極層のパターンを形成する工程において、
    請求項1から12のいずれか1項に記載の方法を用いて
    マスクを形成した後、ドライエッチングにより該書込み
    磁極層のパターンを形成することを特徴とする複合型薄
    膜磁気ヘッドの製造方法。
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