JP3271184B2 - 多段型マルチプロジェクタ - Google Patents

多段型マルチプロジェクタ

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JP3271184B2
JP3271184B2 JP22523292A JP22523292A JP3271184B2 JP 3271184 B2 JP3271184 B2 JP 3271184B2 JP 22523292 A JP22523292 A JP 22523292A JP 22523292 A JP22523292 A JP 22523292A JP 3271184 B2 JP3271184 B2 JP 3271184B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像が投射されるスク
リーンが前面に装着されるスクリーンブロックを、多段
に積み上げて大型の画面を形成してなる多段型マルチプ
ロジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】数字あるいは画像のディスプレイを、複
数の人が同時に眺めたい場合がある。このような場合に
は、表示画面が大きいことが必要である。表示画面が大
きく、大型表示が可能な装置として、プロジェクション
テレビが知られている。しかしながら、プロジェクショ
ンテレビの大きさにも限度がある。
【0003】屋外あるいは屋内広場において、非常に大
きな画像を映す場合には、一枚のスクリーンによること
は難しい。そこで、複数枚のスクリーンを組み合わせて
大きな画像を得る装置が知られている。このような装置
の一例として、多段型マルチプロジェクタが知られてい
る。多段型マルチプロジェクタでは、スクリーンがそれ
ぞれ前面に取り付けられたスクリーンブロックが、たと
えば3X3の多段に積み上げられ、各ブロックの前面に
取り付けられたスクリーンを複数枚(3X3の場合には
9枚)組み合わせることにより、大画面を構成してあ
る。
【0004】このような多段型マルチプロジェクタを組
み立てる場合には、下方のスクリーンブロックから順次
積み上げるように組み立てるという方法が採られてい
る。
【0005】各スクリーンブロックには、それぞれCR
Tが内蔵してあり、各スクリーンに対して各CRTから
映像を投射し、複数枚のスクリーンの全体として、一画
面の画像を得ることができるように構成してある。した
がって、各スクリーン相互間の継ぎ目部分は、できるだ
け薄くすることが望ましい。画像の連続性を損なうから
である。
【0006】一方、各スクリーンブロックの前面に取り
外し自在に取り付けるため、各スクリーンは、スクリー
ン枠を介してスクリーンブロックの前面に取り付けられ
るようになっている。このスクリーン枠におけるスクリ
ーン前面からみた方向の幅は、上述したように、画面の
連続性を保つために、できるだけ狭い方が好ましい。そ
のため、このスクリーン枠は、スクリーンブロック本体
に対して側方からビスなどの取り付け部材により取り付
けられることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の多段型マ
ルチプロジェクタを組み立てた後のメンテナンスにおい
て、各スクリーンの前面に装着してある各スクリーンを
交換する際、あるいは分解掃除をするときに、スクリー
ン枠をスクリーンブロック本体から外すと、スクリーン
枠が落下し、他のスクリーンを破損させてしまうので、
1人の作業員でメンテナンスを行うことができない。
【0008】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、スクリーン枠をスクリーンブロック本体
から外しても、スクリーン枠を落下させない多段型マル
チプロジェクタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の多段型
マルチプロジェクタは、スクリーンブロックの本体から
脱着可能なスクリーン枠を、これに対応するスクリーン
ブロックの本体から前方にスライド移動させるスライド
移動部材と、スクリーンブロックの外側に設けられ、ス
クリーンブロックの本体からスクリーン枠を解放する解
放手段と、スクリーン枠が解放手段によりスクリーンブ
ロックの本体から解放されたとき、スライド移動部材に
よりスクリーンブロックの本体から前方にスライド移動
されたスクリーン枠を保持する保持手段とを備えること
を特徴とする。
【0010】保持手段は、スクリーン枠とスクリーンブ
ロックの本体とを連結するシャフトであり、スクリーン
枠をスクリーンブロックの本体に合体させるとき、シャ
フトに沿って移動するように、スクリーン枠をガイドす
るガイド手段をさらに備えるようにすることができる。
【0011】請求項3に記載の多段型マルチプロジェク
タは、スクリーンブロックの本体から脱着可能なスクリ
ーン枠を、これに対応するスクリーンブロックの本体か
ら前方にスライド移動させるスライド移動部材と、スク
リーンブロックの本体からスクリーン枠を解放する解放
手段と、スクリーン枠が、解放手段によりスクリーンブ
ロックの本体から解放され、スライド移動部材によりス
クリーンブロックの本体から前方にスライド移動された
とき、スクリーン枠とスクリーンブロックの本体にスク
リーン枠を連結し、保持する保持手段と、スクリーン枠
をスクリーンブロックの本体に合体させるとき、保持手
段に沿って移動するように、スクリーン枠をガイドする
ガイド手段とを備えることを特徴とする。
【0012】保持手段は、シャフトであり、シャフトを
スクリーン枠にロックするロック手段をさらに備えるよ
うにすることができる。解放手段は、スクリーンブロッ
クの後部に設置されるようにすることができる。
【0013】
【作用】請求項1に構成の多段型マルチプロジェクタに
おいては、スクリーンブロックの本体から脱着可能なス
クリーン枠が、スクリーンブロックの外側に設けられた
解放手段によりスクリーンブロックの本体から解放され
たとき、スライド移動部材によりスクリーンブロックの
本体から前方にスライド移動されたスクリーン枠が保持
される。
【0014】請求項3に構成の多段型マルチプロジェク
タにおいては、スクリーンブロックの本体から脱着可能
なスクリーン枠が、解放手段によりスクリーンブロック
の本体から解放され、スライド移動部材によりスクリー
ンブロックの本体から前方にスライド移動されたとき、
スクリーン枠とスクリーンブロックの本体にスクリーン
枠が連結され、保持され、スクリーン枠をスクリーンブ
ロックの本体に合体させるとき、保持手段に沿って移動
するように、スクリーン枠がガイドされる。
【0015】
【0016】
【0017】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の多段型
マルチプロジェクタの一実施例について説明する。図1
は、本発明の多段型マルチプロジェクタの一実施例の構
成要素であるのスクリーンブロック本体をスクリーン枠
に関連づけて示す(図2の矢視線A−Aによる)縦断面
図、図2は、同実施例の構成要素であるのスクリーンブ
ロック本体の正面図、図3は、図2の矢視線B−Bによ
る横断面図、図4は、図3のシャフト52L,ストップ
プレート54Lおよびホルダープレート58Lの関係を
示す側面図、図5は、同実施例の構成要素であるのスク
リーンブロック本体とスクリーン枠との関係を示す概略
斜視図、図10は、本発明の多段型マルチプロジェクタ
の一実施例を示す概略斜視図である。
【0018】本実施例の多段型マルチプロジェクタ10
は、たとえば図10に示すように、直方体形状の9体の
スクリーンブロック12を、3×3の多段に積層して組
み立てられて構成される。各スクリーンブロック12の
前面には、スクリーン12Aが装着され、各スクリーン
12Aが同一平面状に組み合わされて単一のスクリーン
画面14を構成する。
【0019】本実施例の多段型マルチプロジェクタ10
を構成する各スクリーンブロック12には、図1に示す
ように、CRT18が内蔵してある。このCRT18の
前方には、CRTから投射される投射光をスクリーン1
2Aまで案内するエンクロージャ組立体16が、スクリ
ーンブロック12の外枠を構成するスクリーンブロック
本体20に対して固定して配置してある。
【0020】スクリーン12Aは、スクリーン枠44に
保持されて、以下に説明する機構二よってスクリーンブ
ロック本体20に対して、前方へ突出する方向(図1の
X方向)に移動可能に構成されている。
【0021】スクリーンブロツク本体20の前方には、
一対のベースプレート22がスクリーンブロック本体2
0内部の両側に固定してある。このベースプレート22
には、図4に詳示するように、その上下二箇所に、軸受
け23が装着してあり、この軸受け23内をシャフト部
材26が軸方向にスライド移動自在になっている。シャ
フト部材26の後端には、たとえば棒材で形成してある
スライド移動体24が連結してある。これらシャフト部
材26およびスライド移動体24が、スクリーン12A
及びスクリーン枠44を進退移動させるためのスライド
移動部材を構成する。
【0022】このスクリーン移動体24の略中央部に
は、ロック解除部材28が固定してある。このロック解
除部材28は、スクリーン方向に突出するように取り付
けてあり、ベースプレート22に対して固定してあるガ
イドブロック(図示せず)に案内されてスクリーンブロ
ック12の前後方向にスクリーン移動体24と共に移動
可能になっている。
【0023】特願平3−356339号に開示されてい
るように、ベースプレート22の中央部には、ローラが
取り付けてある。ローラには、駆動用ワイヤ32の先端
側が半周巻き付けられ、その先端部が、スライド移動体
24あるいはロック解除部材の後端部に取り付け固定さ
れ、駆動用ワイヤ32の後端側を引っ張ることにより、
スライド移動体24が、ロック解除部材28およびシャ
フト部材26と共に、ベースプレート22に対して前方
へ突出移動するようになっている。
【0024】ベースプレート22は、スクリーンブロッ
ク本体20の前方に、両側二箇所に取り付けられ、それ
ぞれに対してスライド移動体24が設けられるため、こ
のスライド移動体24をスライド移動させるための駆動
用ワイヤは、一対必要となる。そして、一対の駆動用ワ
イヤを同一のワイヤ巻取具34を用いて巻取るために、
一方の駆動用ワイヤ32の途中には、特願平3−356
339号の図3に開示されているように、ローラが設け
られ、一対の駆動用ワイヤ32,32の後端部が、スク
リーンブロック本体20の後方に配置してあるワイヤ巻
取具34に連結してある。
【0025】スライド移動体24が最大後方位置に後退
して、シャフト部材の先端側に取り付けられるスクリー
ン枠44がスクリーン12Aと共に、画像投射位置にセ
ットされた場合に、スクリーン枠44などの移動を制限
するために、ベースプレート22の略中央には、ロック
部材30が、特願平3−356339号に開示されてい
るように、枢軸を中心として回動可能に取り付けてあ
る。ロック部材30の回動先端側には、係合突起が形成
してあり、ロック解除部材28が最大後方位置に後退し
ている場合に、ロック部材の係合突起が、ロック解除部
材28の係合解除用テーパ面28Aに係合するようにな
っている。しかも、このロック部材30は、係合解除用
テーパ面28Aを常時押圧する方向にバネ付勢してあ
る。
【0026】ワイヤ巻取具34には、図1に示すよう
に、ハンドル36が装着してあり、ハンドルを回すこと
で一対のワイヤ32,32の後端を同時に巻取るように
なっている。ワイヤ32,32の後端を巻き取ること
で、各ワイヤの先端に取り付けられたスライド移動体2
4が前方にスライド移動され、同時に、ロック解除部材
28も前方に移動し、ロック解除部材28の先端テーパ
部28Aの作用によってロック部材30を下方に押し下
げてロックを解除する。したがって、スライド移動体2
4の移動に伴い、シャフト部材26の先端がベース本体
22に対して前方に突出する。なお、各ワイヤの先端
は、スプリング(コイルばね)を介して、スライド移動
体24あるいはロック解除部材28に取り付けるように
構成しても良い。スプリングを設けることで、もし仮
に、各ワイヤ32,32がハンドルの回転によって急激
に引張力を受けた場合でも、上記スプリングの存在によ
ってそのショック力を緩和し、シャフト部材26のスム
ーズな移動を確保することができる。
【0027】スライド移動体24と共に前方に押し出し
移動されるシャフト部材26の先端は、スクリーン枠4
4に対して固定される。スクリーン12Aは、たとえば
フレネルレンズとレンチキュラレンズとから構成され
る。本実施例では、スクリーン枠44のうち内部スクリ
ーン枠の後端縁部に、スリーブ50が装着してあり、こ
こに、シャフト部材26の先端部が取り付けられ、シャ
フト部材と共に、スクリーン枠44がシャフト部材26
の軸方向に移動可能になっている。
【0028】スクリーンブロック本体20からスクリー
ン枠44を引き出すときに、スクリーン枠44の落下を
防止するために、本実施例では、スクリーン枠44とス
クリーンブロック本体20とを連結する左側および右側
シャフト52Lおよび52Rが設けられている。
【0029】左側シャフト52Lのスクリーンブロック
本体20側の端部には、図3および図4に示されている
ように、ストッププレート54Lが、ネジ55Lによっ
て固定されている。シャフト52Lは、スクリーンブロ
ック本体20に固定されているホルダープレート58L
に形成されている開口部(図示せず)を貫通して、スク
リーン枠44側に延長されている。ストッププレート5
4Lとホルダープレート58Lとの間には、引張コイル
バネ56Lが張設されている。引張コイルバネ56L
は、スクリーン枠44をスクリーンブロック20から引
き出すのを容易にするために設けられている。
【0030】右側シャフト52Rに関しても、左側シャ
フト52Lと同様な構成がとられており、右側シャフト
52Rのスクリーンブロック本体20側の端部には、ス
トッププレート54Rが、ネジ55Rによって固定され
ている。シャフト52Rは、スクリーンブロック本体2
0に固定されているホルダープレート58Rに形成され
ている開口部(図示せず)を貫通して、スクリーン枠4
4側に延長されている。ストッププレート54Rとホル
ダープレート58Rとの間には、引張コイルバネ56R
が張設されている。引張コイルバネ56Rは、スクリー
ン枠44をスクリーンブロック20から引き出すのを容
易にするために設けられている。
【0031】スクリーン枠44の上面の内側には、左側
および右側スクリーンガイドプレート60Lおよび60
Rが、ネジ(図示せず)によって固定される(図6に
は、スクリーンガイドプレート60Lに形成された4つ
のネジ穴69が示されている)。
【0032】スクリーンガイドプレート60Lは、スク
リーン枠44の上面およびスクリーンブロック本体20
の上面に平行な板部75と、シャフト52Lの軸に対し
て垂直な方向に延びる互いに平行な板部76および78
を有している。板部76には、シャフト52Lが貫通す
る開口部76Aが形成されており、板部78にも同様な
開口部(図示せず)が形成されている。
【0033】スクリーンガイド60Lの板部78には、
シャフト52Lをスクリーン枠44にロックするための
ロック手段が設けられている。図6、図7、図8および
図9に示されているように、コの字状の固定ロック部材
61の板部62が、ネジ72および74によってスクリ
ーンガイドプレート60Lの板部78に固定されてい
る。固定ロック部材61の板部62には、シャフト52
Lの先端突起部の最も直径の大きい部分よりわずかに大
きな直径の開口部63が形成されている。
【0034】開口部63は、固定ロック部材64がスク
リーンガイドプレート60Lの板部78にネジ72およ
び74によって固定されたときに、スクリーンガイドプ
レート60Lの板部76の開口部76Aおよび板部78
の開口部と整列する。固定ロック部材61の板部64に
は、板部62の開口部63と同径の開口部65が開口部
63に整列して形成されている。なお、固定ロック部材
61には、ネジ72および74が挿入される穴72Aお
よび74Aが形成されている。
【0035】可動ロック部材66は、固定ロック部材6
1の内面に、バネ67を介して取り付けられ、シャフト
52Lの延長方向であって且つ移動方向である矢印Xの
方向に対して垂直な方向Y1またはY2に移動可能とな
っている。可動ロック部材66には、径が矢印Y1の方
向に沿って徐々に小さくなるとともに矢印Xの方向に沿
って徐々に小さくなる開口部68が形成されている。可
動ロック部材66の開口部68の矢印Y1に沿って一番
左側の径は、固定ロック部材61の開口部63および6
5の直径に等しい。開口部68の矢印Y1に沿って一番
右側の径は、シャフト52Lの突起82に続いて形成さ
れ且つ突起82よりも直径が小さい細軸部80の直径よ
りもわずかに大きく、シャッフト52Lの突起82の直
径よりも小さい。可動ロック部材66のバネ67が取り
付けられる側とは反対側には、スクリーン枠44側に突
出した操作用突起70が形成されている。
【0036】図9を参照するに、シャフト52Lが矢印
Xの方向に移動し、シャフト52Lの突起82が、固定
ロック部材62の開口部63を貫通して可動ロック部材
66の開口部68の表面に係合すると、突起82の曲面
によって、可動ロック部材66が矢印Y1の方向に動
く。続いて、シャフト52Lの細軸部80が、可動ロッ
ク部材66の開口部68に入り込むと、バネ67の作用
により、可動ロック部材66が矢印Y2の方向に動い
て、元の位置に戻って、シャフト52Lをロックする。
【0037】シャフト52Lのロックを解除するには、
可動ロック部材66の操作用突起70を矢印Y1の方向
に押して、可動ロック部材66の開口部68の最大径の
部分を固定ロック部材62の開口部64に整列させて、
スクリーン枠44を矢印の方向に引けばよい。
【0038】シャフト52Rのロック手段の構成も、シ
ャフト52Lのロック手段の構成と同様である。
【0039】図11および図12は、図10においてハ
ッチングが付されたスクリーンブロック12からスクリ
ーン枠44を引き出した状態を示す概略斜視図および側
面図である。これらの図に示されているように、シャフ
ト52Lおよび52Rがスクリーン枠44を支持するの
で、スクリーン枠44が落下することはない。
【0040】スクリーン枠44をスクリーンブロック本
体20に収納するときに、スクリーンガイドプレート6
0Lおよび60Rが、スクリーン枠44をシャフト52
Lおよび52Rに沿って移動しスクリーンブロック本体
20に合体するためのガイドとして機能するので、スク
リーン枠44の収納が容易である。
【0041】なお、上記実施例においては、シャフトと
ロック手段とを別個に設けたが、連結および切り離し可
能な棒状の部材を使用してもよい。
【0042】
【発明の効果】請求項1の多段型マルチプロジェクタに
よれば、スクリーンブロックの本体から脱着可能なスク
リーン枠が、スクリーンブロックの外側に設けられた解
放手段によりスクリーンブロックの本体から解放された
とき、スライド移動部材によりスクリーンブロックの本
体から前方にスライド移動されたスクリーン枠を保持す
るようにしたので、スクリーン枠を、スクリーンブロッ
ク本体から引き出すときに、シャフトによってスクリー
ン枠が保持され、スクリーン枠の落下を防止できる。従
って、1人の作業員でスクリーン交換等のメンテナンス
を行うことができる。
【0043】
【0044】請求項3の多段型マルチプロジェクタによ
れば、スクリーンブロックの本体から脱着可能なスクリ
ーン枠が、解放手段によりスクリーンブロックの本体か
ら解放され、スライド移動部材によりスクリーンブロッ
クの本体から前方にスライド移動されたとき、スクリー
ン枠とスクリーンブロックの本体にスクリーン枠を連結
し、保持し、スクリーン枠をスクリーンブロックの本体
に合体させるとき、保持手段に沿って移動するように、
スクリーン枠をガイドするようにしたので、スクリーン
枠を容易にスクリーンブロック本体に収納することがで
きる。
【0045】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多段型マルチプロジェクタの一実施例
の構成要素であるのスクリーンブロック本体をスクリー
ン枠に関連づけて示す(図2の矢視線A−Aによる)縦
断面図である。
【図2】本発明の多段型マルチプロジェクタの一実施例
の構成要素であるのスクリーンブロック本体の正面図で
ある。
【図3】図2の矢視線B−Bによる横断面図である。
【図4】図3のシャフト52L,ストッププレート54
Lおよびホルダープレート58Lの関係を示す側面図で
ある。
【図5】本発明の多段型マルチプロジェクタの一実施例
の構成要素であるのスクリーンブロック本体とスクリー
ン枠との関係を示す概略斜視図である。
【図6】本発明の多段型マルチプロジェクタの一実施例
の構成要素であるのスクリーン枠に固定されるスクリー
ンガイドプレートと、スクリーンガイドプレートに固定
されるロック手段とを示す平面図である。
【図7】本発明の多段型マルチプロジェクタの一実施例
の構成要素であるのスクリーン枠に固定されるスクリー
ンガイドプレートと、スクリーンガイドプレートに固定
されるロック手段とを示す側面図である。
【図8】本発明の多段型マルチプロジェクタの一実施例
の構成要素であるのスクリーン枠に固定されるスクリー
ンガイドプレートと、スクリーンガイドプレートに固定
されるロック手段とを示す正面図である。
【図9】図7の矢視線C−Cによる横断面のうち固定ロ
ック部材および可動ロック部材を主として示す横断面図
である。
【図10】本発明の多段型マルチプロジェクタの一実施
例を示す概略斜視図である。
【図11】本発明の多段型マルチプロジェクタの一実施
例の一つのスクリーンブロックからスクリーン枠を引き
出した状態を示す概略斜視図である。
【図12】本発明の多段型マルチプロジェクタの一実施
例の一つのスクリーンブロックからスクリーン枠を引き
出した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
10 多段型マルチブロジェクタ 12 スクリーンブロック 12A スクリーン 14 スクリーン画面 16 エンクロージャ組立体 18 CRT 20 スクリーンブロック本体 22 ベースプレート 24 スクリーン移動体 26 シャフト部材 28 ロック解除部材 28A テーパ部 30 ロック部材 32 ワイヤ 34 ワイヤ巻取具 36 ハンドル 44 スクリーン枠 50 スリーブ 52L,52R シャフト 54L,54R ストッププレート 55L,55R ネジ 56L,56R 引張コイルバネ 58L,58R ホルダープレート 60L,60R スクリーンガイドプレート 61 固定ロック部材 63,65 開口部 66 可動ロック部材 67 バネ 68 開口部 70 操作用突起 72 ネジ 74 ネジ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 21/56 H04N 5/74

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーンが取り付けられるスクリー
    ン枠を前面に備えたスクリーンブロックを、多段に積み
    上げ、前記各スクリーンの組み合わせによって単一のス
    クリーン画面を構成する多段型マルチプロジェクタにお
    いて、前記スクリーンブロックの本体から脱着可能な前記スク
    リーン枠を、これに対応する前記スクリーンブロックの
    本体から前方にスライド移動させるスライド移動部材
    と、 前記スクリーンブロックの外側に設けられ、前記スクリ
    ーンブロックの本体から前記スクリーン枠を解放する解
    放手段と、 前記スクリーン枠が前記解放手段により前記スクリーン
    ブロックの本体から解放されたとき、前記スライド移動
    部材により前記スクリーンブロックの本体から前方にス
    ライド移動された前記スクリーン枠を保持する保持手段
    を備えることを特徴とする多段型マルチプロジェク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記保持手段は、前記スクリーン枠と
    前記スクリーンブロックの本体とを連結するシャフトで
    あり、 前記スクリーン枠を前記スクリーンブロックの本体に合
    体させるとき、前記シャフトに沿って移動するように、
    前記スクリーン枠をガイドするガイド手段 をさらに備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の多段型マルチプロ
    ジェクタ。
  3. 【請求項3】 スクリーンが取り付けられるスクリー
    ン枠を前面に備えたスクリーンブロックを、多段に積み
    上げ、前記各スクリーンの組み合わせによって単一のス
    クリーン画面を構成する多段型マルチプロジェクタにお
    いて、 前記スクリーンブロックの本体から脱着可能な前記スク
    リーン枠を、これに対応する前記スクリーンブロックの
    本体から前方にスライド移動させるスライド移動部材
    と、 前記スクリーンブロックの本体から前記スクリーン枠を
    解放する解放手段と、 前記スクリーン枠が、前記解放手段により前記スクリー
    ンブロックの本体から解放され、前記スライド移動部材
    により前記スクリーンブロックの本体から前方にスライ
    ド移動されたとき、前記スクリーン枠と前記スクリーン
    ブロックの本体 に前記スクリーン枠を連結し、保持する
    保持手段と、 前記スクリーン枠を前記スクリーンブロックの本体に合
    体させるとき、前記保持手段に沿って移動するように、
    前記スクリーン枠をガイドするガイド手段とを備えるこ
    とを特徴とする多段型マルチプロジェクタ。
  4. 【請求項4】 前記保持手段は、シャフトであり、 前記シャフトを前記スクリーン枠にロックするロック手
    をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の多
    段型マルチプロジェクタ。
  5. 【請求項5】 前記解放手段は、前記スクリーンブロ
    ックの後部に設置されることを特徴とする請求項3に記
    載の多段型マルチプロジェクタ
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