JP3270605B2 - 石綿の簡易判別方法 - Google Patents

石綿の簡易判別方法

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JP3270605B2 JP32504393A JP32504393A JP3270605B2 JP 3270605 B2 JP3270605 B2 JP 3270605B2 JP 32504393 A JP32504393 A JP 32504393A JP 32504393 A JP32504393 A JP 32504393A JP 3270605 B2 JP3270605 B2 JP 3270605B2
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光 朝賀
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建材や保温材などの繊
維補強材中の石綿の有無を、迅速かつ簡易に判別するた
めの方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】石綿は優れた特性を有する繊維であるた
め、建材や保温材をはじめとして様々な分野で広範囲に
使用されてきた。しかし、最近、石綿の健康への影響が
しばしば論議されるようになり、これに伴って脱石綿化
が進行している。
【0003】このため、既に使用されている、あるいは
これから使用しようとしている製品中の石綿の有無を迅
速かつ簡易に判別できる方法が必要とされている。一般
的に製品中の石綿の有無を判別する方法としては、X線
回折法などが用いられているが、大掛かりな装置を必要
とする上、有資格者をX線作業主任者として選任する必
要があるなど、上記目的にはそぐわない。
【0004】そこで、本発明者等は、珪酸カルシウム保
温材中のアモサイト石綿の有無を迅速かつ簡易に判別で
きる技術を既に出願している(特開平5−215748号公
報)。しかし、この技術は珪酸カルシウム保温材のみに
有効であり、他の石綿を含有する建材や保温材には適用
できないものであった。
【0005】また、近年、石綿の同定方法として分散染
色法が提案されている(例えば、粘土科学第32巻第1
号第42〜52頁:1992年)。この方法は、顕微鏡
の対物レンズの後焦点面の中心に遮蔽板を入れ、直接光
をカットし、後焦点面の中心部以外を通過した光によ
り、結晶の周縁部に着色した輪郭が現れることを特徴と
する分散染色レンズを用いた、物理的な方法によって試
料を発色させることにより、石綿の同定を行う方法であ
る。石綿かどうかの判別を色によって行うため、特に観
察技術に習熟しなくても、ある繊維物質が石綿であるか
どうかの判別を比較的容易に行うことができるものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現在までに提
案されている分散染色法による石綿の同定技術は、ある
繊維物質についてそれが石綿であるかどうかを判別する
という方法が主体であり、主として大気中などの浮遊粉
塵中の石綿の測定方法として提案されている。一方、繊
維補強材は、繊維物質とマトリックス物質との複合材で
あるため、繊維物質の表面とマトリックス物質とが付着
しており、繊維のみを同定する場合と同様に判別できる
とは限らない上、繊維補強材中の石綿の有無について、
迅速かつ簡易に行う具体的な方法について、何も開示さ
れていない。
【0007】また、上記「粘土科学」には、石膏ボード
において、繊維石膏とクリソタイル石綿とを偏光顕微鏡
により識別できることが記載されてはいるが、分散染色
法を用いて石膏ボード中の石綿の有無を迅速かつ容易に
判別する具体的な方法については何ら開示されていな
い。
【0008】なお、繊維とマトリックスを分離する方法
として、例えば化学分析による石綿判別方法であるアス
ベステスト(ASBESTEST:E−A アペレータス・コーポ
レーション製)では、セメント材及び珪酸カルシウム材
のマトリックスがいずれもアルカリ性であることを利用
し、試料を弱酸で処理することにより、マトリックス物
質を除去する方法を用いている。しかし、弱酸処理では
時間が掛かるため、迅速に実施することはできない。ま
た、石綿は酸に対しては余り強くないため、酸による処
理では石綿が分解して光学的性質が変化する危険性もあ
る。また、酸処理はマトリックス物質がアルカリ性でな
いと適用できないという欠点もある。
【0009】従って、本発明の目的は、建材や保温材な
どの繊維補強材中の石綿の有無を、迅速かつ簡易に判別
するための方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決すべく鋭意研究の結果、繊維補強材中において石
綿とマトリックス物質とは付着しているが、石綿は極細
繊維の集合した繊維束であり、これを物理的に粉砕すれ
ば、石綿とマトリックス物質との境界面で分離するだけ
でなく、もし石綿とマトリックス物質との付着が強い場
合でも、石綿束が繊維方向と平行に細繊維に解繊されて
いくため、マトリックス物質が付着していない繊維面を
迅速かつ簡易に得ることが可能となることに着目し、石
綿の有無を判別しようとする繊維補強材をそのまま、あ
るいはその一部を分取し、これを物理的に粉砕して得た
粉砕粉をスライドガラス上に取り、特定の浸液を滴下
し、ガラスカバーをかけてなる供試体を作製すれば、粉
砕化に伴い試料中の石綿の多くは、少なくともその一部
がマトリックス物質と付着していない状態となり、かつ
供試体中の繊維物質はその繊維方向がスライドガラス及
びカバーガラス面とほぼ平行になることから、単に繊維
のみを判別する場合と同様に判別できることを見出し、
本発明を完成するに至った。
【0011】即ち、本発明の繊維補強材中の石綿繊維の
有無を簡易的に判別する方法は、以下の3工程からなる
ことを特徴とする: 判別を行う繊維補強材を物理的に粉砕した後、粉砕粉
をスライドガラス上に取る第1工程; スライドガラス上の粉砕粉に特定の屈折率を有する浸
液を滴下し、カバーガラスを乗せて供試体とする第2工
程;及び 光源と、回転ステージと、分散染色レンズを備えてな
る顕微鏡の回転ステージ上に、第2工程で得られた供試
体を装着し、光源から供試体を通過した光を分散染色レ
ンズを介して観察して、回転ステージを一方向に回転さ
せるに伴い、赤橙色と青色あるいは青色と赤橙色の物理
発色を交互に繰り返す繊維状物質を石綿と判別する第3
工程。
【0012】
【作用】本発明方法は分散染色法を用いて繊維補強材中
の石綿繊維の有無を簡易的に判別するものである。ここ
で、建材など工業原料として使用されてきた石綿として
は、クリソタイル石綿、アモサイト石綿、クロシドライ
ト石綿(青石綿)の3種類が挙げられる。クロシドライト
石綿は独特の青色を有しており、もし、少量使用されて
いたとしても目視により判別は容易である。従って、ク
リソタイル石綿及びアモサイト石綿の有無を、迅速かつ
簡易に判別できる方法を確立すればよい。
【0013】即ち、繊維補強材中の繊維をマトリックス
と分離して取り出すことができれば、公知の分散染色法
技術により、その繊維が石綿であるかどうかを判別する
ことができる。そこで、本発明者等は石綿が極細繊維の
集合した繊維束であることに注目した。繊維補強材中に
おいて、石綿とマトリックス物質とは付着しているが、
これを物理的に粉砕(例えば打撃粉砕等)すれば、石綿と
マトリックス物質との境界面で分離するだけでなく、も
し、石綿とマトリックス物質との付着が強い場合でも石
綿束が繊維方向に平行な細繊維に解繊していくため、マ
トリックス物質が付着していない繊維面を迅速かつ簡易
に得ることが可能となる。
【0014】次に、繊維補強材の試料を粉砕して得られ
た粉砕粉を用いて分散染色法で石綿の有無を判別する。
まず、粉砕粉をスライドガラス上に取り、クリソタイル
石綿の有無を判別するには、屈折率が1.550±0.0
10の範囲内にある浸液を滴下し、また、アモサイト石
綿の有無を判別するには、屈折率が1.680±0.01
0の範囲内にある浸液を滴下し、更にカバーガラスを載
せて得られた供試体を分散染色法により、光源と、回転
ステージと、分散染色レンズを備えてなる顕微鏡を用い
て観察する。
【0015】観察は、供試体を回転ステージに装着し、
光源から供試体中を通過した光を分散染色レンズを通し
て観察し、回転ステージを1回転(360°)させるに伴
い、繊維形状を有する物質であって、周縁部が赤橙色と
青色とを(あるいは赤橙色と青色とを)交互に2回繰り返
して発色するものを石綿として判別する。なお、石綿繊
維が細い場合には、繊維全体が前記のように発色する。
また、光源から供試体に入る光は直線偏光であることが
望ましい。このためには、例えば光源と供試体の間に偏
光フィルターを装着すればよい。
【0016】ここで、屈折率が1.550±0.01の範
囲内にある浸液としては例えばチョウジ油とカッシア油
とを調合したものを使用することができ、また、屈折率
が1.680±0.01の範囲内にある浸液としては例え
ばα−モノブロムナフタレンとヨウ化メチレンとを調合
したものを使用することができる。なお、浸液の屈折率
が上記範囲にないと発色の条件が変化するため、石綿を
正しく判別することが困難になる。
【0017】また、本発明方法に使用する光源と、回転
ステージと、分散染色レンズを備えてなる顕微鏡は、通
常は分散染色レンズを対物レンズとして使用し、これに
接眼レンズを組み合わせて使用する。従って、特に大掛
かりな装置は不要なため、必要に応じて繊維補強材の施
工現場や製造現場での判別も容易である。また、光源と
してはハロゲンランプなどを使用することができる。な
お、観察を行う際の倍率については特に限定されるもの
ではないが、通常50〜200倍が適している。
【0018】本発明方法は、分散染色法が発色した色に
より石綿であるかどうかを判別するので、誰でも容易に
判別が可能である。しかし、マトリックス物質がゴムな
どの物理的に粉砕しにくいものに対しては適していな
い。
【0019】なお、上述のように単に試料を粉砕した粉
砕粉をスライドガラス上に取った場合には、粒径の大き
い即ち分散染色法による石綿の判別を行いにくくする粉
砕粉が供試体中に含まれる可能性がある。そのような場
合には、粉砕粉を分散液に分散させ、浮遊粉のみをスラ
イドガラス上に取り、分散液を蒸発させて浸液を滴下
し、供試体を作製すれば、極めて好適な供試体を得るこ
とができる。なお、分散液は石綿繊維に悪影響を及ぼす
ことなく、また、素早く蒸発させることができるものが
好ましく、例えばアルコール類等が適当である。
【0020】
【実施例】
実施例1 施工後約20年を経過した珪酸カルシウム保温材約1g
をメノウ乳鉢で粉砕し、耳かきに半分程の粉砕粉をスラ
イドガラス上に取り、浸液としてα−モノブロムナフタ
レンとヨウ化メチレンとを3:1に調合したもの(屈折
率=1.680)を1滴滴下し、粉砕粉と混合後ガラスカ
バーを載せ、供試体とした。顕微鏡の光源と回転ステー
ジの間に偏光板を装着し、光源から出た光が直線偏光す
るようにした上で、回転ステージ上に供試体を装着し、
対物レンズとしての倍率10倍の分散染色レンズと、倍
率10倍の接眼レンズを使用し、供試体を室温(約20
℃)で3視野観察した。その結果、回転ステージの回転
に伴い、各視野とも数本の赤橙色と青色とに交互に発色
する繊維が認められた。また、浸液としてチョウジ油と
カッシア油とを3:1に調合したもの(屈折率=1.55
0)を用いて供試体を作製したところ、赤橙色と青色と
に交互に発色する繊維は認められなかった。そこで、こ
の珪酸カルシウム保温材試料について、アモサイト石綿
が使用されており、クリソタイル石綿は使用されていな
いと判別した。なお、全ての操作を一人で行ったが、こ
の間に要した時間は約15分であった。次に、この珪酸
カルシウム保温材試料に対して、X線回折法による定性
分析を行ったところ、アモサイト石綿の回折ピークは認
められたが、クリソタイル石綿の回折ピークは認められ
なかった。
【0021】実施例2 昨年製造及び施工された珪酸カルシウム保温材につい
て、実施例1と同一の方法により観察を行った。ただ
し、観察視野数は5視野とした。その結果、赤橙色と青
色とに交互に発色する繊維は認められなかった。そこ
で、この珪酸カルシウム保温材試料については、石綿が
使用されていないと判別した。次に、この珪酸カルシウ
ム保温材試料に対して、X線回折法による定性分析を行
ったところ、石綿の回折ピークは認められなかった。
【0022】実施例3 製造及び施工年月日が不明の波形スレートについて、実
施例1と同一の方法により観察を行った。その結果、浸
液としてα−モノブロムナフタレンとヨウ化メチレンと
を3:1に調合したもの(屈折率=1.680)を使用し
た場合には、赤橙色と青色とに交互に発色する繊維は認
められなかった。次に、浸液としてチョウジ油とカッシ
ア油とを3:1に調合したもの(屈折率=1.550)を
用いて供試体を作製したところ、わずかに赤橙色と青色
とに交互に発色する繊維は認められた。上記の結果か
ら、このスレート試料について、アモサイト石綿は使用
されておらず、クリソタイル石綿が使用されているよう
であったが、発色する繊維はマトリックスに覆われてお
り、非常に観察しずらいものであった。
【0023】そこで、前記スレート約2gを取り、粉砕
した後、粉砕粉をアルコール液に分散させ、浮遊粉分を
スライドガラス上に取り、アルコール分を蒸発させた
後、上記と同様にして供試体を作製し、観察を行った。
その結果、浸液としてα−モノブロムナフタレンとヨウ
化メチレンとを3:1に調合したもの(屈折率=1.68
0)を使用した場合には、赤橙色と青色とに交互に発色
する繊維が認められなかった。次に、浸液としてチョウ
ジ油とカッシア油とを3:1に調合したもの(屈折率=
1.550)を用いて供試体を作製したところ、明確に赤
橙色と青色とに交互に発色する繊維は認められた。上記
の結果から、このスレート試料について、アモサイト石
綿は使用されておらず、クリソタイル石綿が使用されて
いることが判明した。なお、一旦、アルコール液に分散
させ、浮遊粉分から供試体を作製することにより、発色
する繊維がマトリックスに覆われることなく、明確に発
色する繊維を確認することができた。次に、このスレー
ト試料に対して、X線回折法による定性分析を行ったと
ころ、クリソタイル石綿の回折ピークは認められたが、
アモサイト石綿の回折ピークは認められなかった。
【0024】実施例4 製造及び施工年月日が不明の珪酸カルシウム板約2gを
取り、粉砕した後、粉砕粉をアルコール液に分散させ、
浮遊粉分をスライドガラス上に取り、アルコール分を蒸
発させた後、上記と同様にして供試験体を作製し、観察
を行った。その結果、浸液としてα−モノブロムナフタ
レンとヨウ化メチレンとを3:1に調合したもの(屈折
率=1.680)を用いた供試体及び浸液としてチョウジ
油とカッシア油とを3:1に調合したもの(屈折率=1.
550)を用いた供試体とも赤橙色と青色とに交互に発
色する繊維が認められた。そこで、この珪酸カルシウム
板試料中にはクリソタイル石綿及びアモサイト石綿が使
用されていると判別した。次に、このスレート試料に対
して、X線回折法による定性分析を行ったところ、アモ
サイト石綿及びクリソタイル石綿の回折ピークが認めら
れた。
【0025】
【発明の効果】本発明方法を用いることにより、建材や
保温材などの繊維補強材中の石綿の有無について、誰で
も迅速かつ簡易に判別することが可能となる。また、大
掛かりな測定装置は不要であるため、必要に応じて繊維
補強材の施工現場や製造現場などでも判別を行うことが
可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G01N 21/41 G01N 21/41 Z (56)参考文献 特開 平5−215748(JP,A) 特開 昭52−53017(JP,A) 特開 平1−240846(JP,A) 特開 平1−292239(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01V 9/00 D06H 3/08 G01N 1/04 G01N 21/19 G01N 21/29 G01N 21/41

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維補強材中の石綿繊維の有無を簡易的
    に判別する方法であって、以下の3工程からなることを
    特徴とする石綿の簡易判別方法: 判別を行う繊維補強材を物理的に粉砕した後、粉砕粉
    をスライドガラス上に取る第1工程; スライドガラス上の粉砕粉に特定の屈折率を有する浸
    液を滴下し、カバーガラスを乗せて供試体とする第2工
    程;及び 光源と、回転ステージと、分散染色レンズを備えてな
    る顕微鏡の回転ステージ上に、第2工程で得られた供試
    体を装着し、光源から供試体を通過した光を分散染色レ
    ンズを介して観察して、回転ステージを一方向に回転さ
    せるに伴い、赤橙色と青色あるいは青色と赤橙色の物理
    発色を交互に繰り返す繊維状物質を石綿と判別する第3
    工程。
  2. 【請求項2】 第1工程において、物理的に粉砕した粉
    砕粉を分散液に分散させ、得られた分散液の表面に浮遊
    する粉砕粉のみをスライドガラス上に取る、請求項1記
    載の石綿の簡易判別方法。
  3. 【請求項3】 第2工程において、浸液として、クリソ
    タイル石綿の判別を行う場合、屈折率が1.550±0.
    010の範囲にあるものを使用し、アモサイト石綿の判
    別を行う場合、屈折率が1.680±0.010の範囲に
    あるものを使用する、請求項1記載の石綿の簡易判別方
    法。
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