JP3267505B2 - 水槽内の清掃装置 - Google Patents
水槽内の清掃装置Info
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 58
- 239000013049 sediment Substances 0.000 claims description 13
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
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- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯水槽などの水槽
内の清掃装置に関する。
内の清掃装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】貯水槽の一種として、大口径の複数の管
体を互いに水平方向に接続してその両端を閉塞したもの
などが知られている。このような貯水槽は、地中に埋設
されるのが一般的である。この種の貯水槽などでは、長
年の使用によって槽内の特に底部に堆積物が付着するた
め、定期的に槽内面を清掃する必要がある。
体を互いに水平方向に接続してその両端を閉塞したもの
などが知られている。このような貯水槽は、地中に埋設
されるのが一般的である。この種の貯水槽などでは、長
年の使用によって槽内の特に底部に堆積物が付着するた
め、定期的に槽内面を清掃する必要がある。
【０００３】このため従来は、槽内の水を抜いたうえ
で、この槽内に作業者が入って人力により清掃作業して
いる。
で、この槽内に作業者が入って人力により清掃作業して
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のものでは、槽内の水を抜く作業が必要になるうえ
に、人手による作業であるために能率が悪いという問題
点がある。
来のものでは、槽内の水を抜く作業が必要になるうえ
に、人手による作業であるために能率が悪いという問題
点がある。
【０００５】そこで本発明は、このような問題点を解決
して、槽内に水を貯えたままの状態で、しかも槽内に作
業者が入ることなしに、その水槽の内部を清掃できるよ
うにすることを目的とする。
して、槽内に水を貯えたままの状態で、しかも槽内に作
業者が入ることなしに、その水槽の内部を清掃できるよ
うにすることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、水槽の内面を清掃するための装置が、この水
槽の内部を移動可能な車両と、この車両の内部に設けら
れて前記水槽の内面に付着した堆積物を剥離させるブラ
シと、このブラシによって剥離された堆積物を吸引除去
して水槽外へ排出させるための管路と、前記ブラシによ
って剥離された堆積物を前記管路に向けて案内させる案
内部材とを有するようにしたものである。
本発明は、水槽の内面を清掃するための装置が、この水
槽の内部を移動可能な車両と、この車両の内部に設けら
れて前記水槽の内面に付着した堆積物を剥離させるブラ
シと、このブラシによって剥離された堆積物を吸引除去
して水槽外へ排出させるための管路と、前記ブラシによ
って剥離された堆積物を前記管路に向けて案内させる案
内部材とを有するようにしたものである。
【０００７】このような構成によれば、水槽の内面に付
着した堆積物は、ブラシによって剥離され、案内部材が
存在することによって周囲への拡散が防止された状態で
管路へ導かれ、この管路により吸引されて水槽外へ排出
される。このとき、車両やブラシとして水中で機能する
ものを使用することで、槽内の水を抜くことなしに、水
を貯えたままで、その清掃を行うことができる。また、
ブラシによって剥離させた堆積物を案内部材によって管
路に案内したうえで槽外へ排出するものであるので、人
手を要することなしに清掃を行うことができる。車両の
移動によって槽内の全域の清掃が可能である。
着した堆積物は、ブラシによって剥離され、案内部材が
存在することによって周囲への拡散が防止された状態で
管路へ導かれ、この管路により吸引されて水槽外へ排出
される。このとき、車両やブラシとして水中で機能する
ものを使用することで、槽内の水を抜くことなしに、水
を貯えたままで、その清掃を行うことができる。また、
ブラシによって剥離させた堆積物を案内部材によって管
路に案内したうえで槽外へ排出するものであるので、人
手を要することなしに清掃を行うことができる。車両の
移動によって槽内の全域の清掃が可能である。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１〜図３は、本発明の第１の実
施の形態にもとづく水槽内の清掃装置を示す。ここで１
は地中に埋設された水槽であり、大口径の複数の管体を
互いに水平方向に接続してその両端を閉塞したものによ
って構成されており、したがって図３に示す横断面図で
は、その円形の横断面形状が示されている。
施の形態にもとづく水槽内の清掃装置を示す。ここで１
は地中に埋設された水槽であり、大口径の複数の管体を
互いに水平方向に接続してその両端を閉塞したものによ
って構成されており、したがって図３に示す横断面図で
は、その円形の横断面形状が示されている。
【０００９】２は本発明にもとづく清掃装置である。こ
こで３は自走車両であり、前後に各一対の走行車輪４を
有して、水槽１の底部に沿った水中を前後方向に自走可
能である。自走車両３は、この自走のためのモータなど
の駆動源を備えており、その駆動源への給電のためのケ
ーブル５が接続されている。
こで３は自走車両であり、前後に各一対の走行車輪４を
有して、水槽１の底部に沿った水中を前後方向に自走可
能である。自走車両３は、この自走のためのモータなど
の駆動源を備えており、その駆動源への給電のためのケ
ーブル５が接続されている。
【００１０】自走車両３は箱形の車体６を備えており、
この車体６と、車輪４の踏面すなわち水槽１の内面との
間には、一定の隙間７が形成されている。８は吸引ホー
スであり、外部から車体６の内部に導かれたうえで、こ
の車体６の底部９で隙間７に向けて開口され、この開口
が吸引口10として形成されている。
この車体６と、車輪４の踏面すなわち水槽１の内面との
間には、一定の隙間７が形成されている。８は吸引ホー
スであり、外部から車体６の内部に導かれたうえで、こ
の車体６の底部９で隙間７に向けて開口され、この開口
が吸引口10として形成されている。
【００１１】吸引口10から車両３の長さ方向に距離をお
いた位置における隙間７の部分には、回転ブラシ12が設
けられている。この回転ブラシ12は、車体６の内部に設
けられた回転駆動源としてのモータ13によって回転され
ることで、水槽１の底部の内面を研掃可能である。この
回転ブラシ12の直径は、吸引口10の口径よりも大きく形
成されている。
いた位置における隙間７の部分には、回転ブラシ12が設
けられている。この回転ブラシ12は、車体６の内部に設
けられた回転駆動源としてのモータ13によって回転され
ることで、水槽１の底部の内面を研掃可能である。この
回転ブラシ12の直径は、吸引口10の口径よりも大きく形
成されている。
【００１２】隙間７にはスカート14が設けられている。
このスカート14は、車体６の底部９から水槽１の内面の
直前に達する高さで形成されており、回転ブラシ12の側
部から吸引口10に向かう部分の空間を底部９と共働して
囲むとともに吸引口10の周囲を囲むことで、この空間に
よって先細り状の水流案内路15を形成している。またス
カート14における吸引口10とは反対側の端部、すなわち
車両３の端部側におけるスカート14の端部は、回転ブラ
シ12よりも車両３の端部側まで延ばされて、この回転ブ
ラシ12の直径よりも大きな寸法で開口されている。16は
その開口部である。
このスカート14は、車体６の底部９から水槽１の内面の
直前に達する高さで形成されており、回転ブラシ12の側
部から吸引口10に向かう部分の空間を底部９と共働して
囲むとともに吸引口10の周囲を囲むことで、この空間に
よって先細り状の水流案内路15を形成している。またス
カート14における吸引口10とは反対側の端部、すなわち
車両３の端部側におけるスカート14の端部は、回転ブラ
シ12よりも車両３の端部側まで延ばされて、この回転ブ
ラシ12の直径よりも大きな寸法で開口されている。16は
その開口部である。
【００１３】車両３の前端および後端には、水槽１の内
面を観察するための照明付きのテレビカメラ17が、それ
ぞれ設けられている。このテレビカメラ17への給電と、
このテレビカメラ17からの映像信号の伝送は、ケーブル
５を使って行われる。
面を観察するための照明付きのテレビカメラ17が、それ
ぞれ設けられている。このテレビカメラ17への給電と、
このテレビカメラ17からの映像信号の伝送は、ケーブル
５を使って行われる。
【００１４】図４は、この清掃装置２を水槽１の中に取
り込んだ状態を示す全体図である。図示のように水槽１
は複数の管体が接続されることにより密閉構造となって
おり、その上部には点検・清掃用のマンホール19が設け
られている。自走車両３は、このマンホール19から充水
状態の水槽１の中へ沈められることで、この水槽１の底
部を走行可能である。ケーブル５と吸引ホース８とはマ
ンホール19を通って地表20へ導かれており、この地表20
で、ホース８は排水ポンプ21に接続され、またケーブル
５は制御装置22に接続されている。制御装置22は、車両
３の走行とテレビカメラ17とを制御するための制御器23
と、テレビカメラ17からの画像を表示するためのテレビ
受像機24とを有している。
り込んだ状態を示す全体図である。図示のように水槽１
は複数の管体が接続されることにより密閉構造となって
おり、その上部には点検・清掃用のマンホール19が設け
られている。自走車両３は、このマンホール19から充水
状態の水槽１の中へ沈められることで、この水槽１の底
部を走行可能である。ケーブル５と吸引ホース８とはマ
ンホール19を通って地表20へ導かれており、この地表20
で、ホース８は排水ポンプ21に接続され、またケーブル
５は制御装置22に接続されている。制御装置22は、車両
３の走行とテレビカメラ17とを制御するための制御器23
と、テレビカメラ17からの画像を表示するためのテレビ
受像機24とを有している。
【００１５】このような構成において、水槽１の底部の
内面を清掃する場合には、図４に示すように、マンホー
ル19を開いて充水状態の水槽１の中に自走車両３を沈
め、ケーブル５と吸引ホース８とは地表20に導いてそれ
ぞれ制御装置22と排水ポンプ21とに接続する。このよう
に自走車両３を水中に沈めると、この車両３は水槽１内
に着底するため、制御装置22からケーブル５を介して給
電することで、この水槽１の底部を前後に走行可能であ
る。
内面を清掃する場合には、図４に示すように、マンホー
ル19を開いて充水状態の水槽１の中に自走車両３を沈
め、ケーブル５と吸引ホース８とは地表20に導いてそれ
ぞれ制御装置22と排水ポンプ21とに接続する。このよう
に自走車両３を水中に沈めると、この車両３は水槽１内
に着底するため、制御装置22からケーブル５を介して給
電することで、この水槽１の底部を前後に走行可能であ
る。
【００１６】そこで、照明付きのテレビカメラ17で水槽
１の内面を観察しながら、上述のように遠隔操作で車両
３を移動させることによって、地表20から見えない部分
の清掃を行う。すなわち、清掃しようとする位置でモー
タ13によりブラシ12を回転させると、それによって水槽
１の底部に付着した水垢などの堆積物が剥がされる。こ
のとき、ポンプ21の運転によって、ホース８の内部には
地表20に向かう水流25が発生し、かつこれによってスカ
ート14の内部では吸引口10へ向かう水流が発生する。こ
のため、上述のようにブラシ12によって剥がされた堆積
物26は、スカート14に案内されて吸引口10に到達し、こ
の吸引口10からホース８を経て地表20へ排出される。
１の内面を観察しながら、上述のように遠隔操作で車両
３を移動させることによって、地表20から見えない部分
の清掃を行う。すなわち、清掃しようとする位置でモー
タ13によりブラシ12を回転させると、それによって水槽
１の底部に付着した水垢などの堆積物が剥がされる。こ
のとき、ポンプ21の運転によって、ホース８の内部には
地表20に向かう水流25が発生し、かつこれによってスカ
ート14の内部では吸引口10へ向かう水流が発生する。こ
のため、上述のようにブラシ12によって剥がされた堆積
物26は、スカート14に案内されて吸引口10に到達し、こ
の吸引口10からホース８を経て地表20へ排出される。
【００１７】このとき、回転ブラシ12の側部から吸引口
10へ至るスカート14が設けられているため、回転ブラシ
12によって乱された堆積物26が周囲に拡散することが防
止される。またスカート14の前端部には開口部16が形成
されているために、車両３を走行させながら広い範囲の
堆積物を剥がして除去することができる。図３に示すよ
うに水槽１は横断面が円形であるが、車両３はある程度
の範囲まで側方へも走行可能であるため、その点からも
水槽１の底部の広い範囲を清掃することができる。
10へ至るスカート14が設けられているため、回転ブラシ
12によって乱された堆積物26が周囲に拡散することが防
止される。またスカート14の前端部には開口部16が形成
されているために、車両３を走行させながら広い範囲の
堆積物を剥がして除去することができる。図３に示すよ
うに水槽１は横断面が円形であるが、車両３はある程度
の範囲まで側方へも走行可能であるため、その点からも
水槽１の底部の広い範囲を清掃することができる。
【００１８】回転ブラシ12とスカート14と吸引口10とが
車両３の内部に設けられているため、この車両３の外面
が滑らかな形状となり、このためこれらが水槽１内の障
害物などへ引っ掛かるような事故の発生を防止できる。
また回転ブラシ12を駆動するためのモータ13を車体６側
に固定できるため、強固な固定が可能になり、このため
強力なモータを利用することができる。
車両３の内部に設けられているため、この車両３の外面
が滑らかな形状となり、このためこれらが水槽１内の障
害物などへ引っ掛かるような事故の発生を防止できる。
また回転ブラシ12を駆動するためのモータ13を車体６側
に固定できるため、強固な固定が可能になり、このため
強力なモータを利用することができる。
【００１９】清掃作業が終了したなら、清掃装置２をマ
ンホール19から地表20に取り出したうえで、このマンホ
ール19を閉じればよい。
ンホール19から地表20に取り出したうえで、このマンホ
ール19を閉じればよい。
【００２０】図５〜図７は、本発明の第２の実施の形態
にもとづく水槽内の清掃装置を示す。ここでは車両３の
底部９に一対の回転ブラシ12Ａ、12Ｂが並設されてお
り、これらブラシ12Ａ、12Ｂどうしの間にはわずかな隙
間28が形成されている。そして、これら回転ブラシ12
Ａ、12Ｂは、それぞれ車両３の内側へ向けて回転するよ
うに互いに逆方向へ回転されるように構成されている。
吸引ホース８の吸引口10は、これら回転ブラシ12Ａ、12
Ｂどうしの間における回転経路への接線上で、これら回
転ブラシ12Ａ、12Ｂの近傍の位置に、すなわちこれら回
転ブラシ12Ａ、12Ｂどうしの間におけるすぐ後側の位置
に設置されている。スカート14は、車両３の端部に開口
部16を有するとともに、これら一対の回転ブラシ12Ａ、
12Ｂと吸引口10とを囲むように形成されている。
にもとづく水槽内の清掃装置を示す。ここでは車両３の
底部９に一対の回転ブラシ12Ａ、12Ｂが並設されてお
り、これらブラシ12Ａ、12Ｂどうしの間にはわずかな隙
間28が形成されている。そして、これら回転ブラシ12
Ａ、12Ｂは、それぞれ車両３の内側へ向けて回転するよ
うに互いに逆方向へ回転されるように構成されている。
吸引ホース８の吸引口10は、これら回転ブラシ12Ａ、12
Ｂどうしの間における回転経路への接線上で、これら回
転ブラシ12Ａ、12Ｂの近傍の位置に、すなわちこれら回
転ブラシ12Ａ、12Ｂどうしの間におけるすぐ後側の位置
に設置されている。スカート14は、車両３の端部に開口
部16を有するとともに、これら一対の回転ブラシ12Ａ、
12Ｂと吸引口10とを囲むように形成されている。
【００２１】このような構成であると、各回転ブラシ12
Ａ、12Ｂはそれぞれ車両３の内側へ向けて回転するよう
に互いに逆方向へ回転駆動されるため、すなわち両者が
剥がした堆積物を車両３の内側の隙間28へ向けて集める
ように回転するため、この剥がした堆積物を効率良く集
めることができる。かつ、集められた堆積物は、これら
回転ブラシ12Ａ、12Ｂどうしの隙間28のすぐ後側の位置
に設置された吸引口10を経て、効率良く吸引されること
になる。
Ａ、12Ｂはそれぞれ車両３の内側へ向けて回転するよう
に互いに逆方向へ回転駆動されるため、すなわち両者が
剥がした堆積物を車両３の内側の隙間28へ向けて集める
ように回転するため、この剥がした堆積物を効率良く集
めることができる。かつ、集められた堆積物は、これら
回転ブラシ12Ａ、12Ｂどうしの隙間28のすぐ後側の位置
に設置された吸引口10を経て、効率良く吸引されること
になる。
【００２２】図８〜図１０は、本発明の第３の実施の形
態にもとづく水槽内の清掃装置を示す。ここでは、車両
３の内部における回転ブラシ12の周囲には複数の上下方
向の吸引管29が設けられ。これら吸引管20の下部にはそ
れぞれ吸引口30が形成されている。そして、これら吸引
管29は、その上端において、連通構造の支持部材31を介
して吸引ホース８に連通されるとともに、この支持部材
31によって支持されている。かつ、これら吸引管29の周
囲が、車両３の端部に開口部16を有したスカート14によ
って囲まれている。
態にもとづく水槽内の清掃装置を示す。ここでは、車両
３の内部における回転ブラシ12の周囲には複数の上下方
向の吸引管29が設けられ。これら吸引管20の下部にはそ
れぞれ吸引口30が形成されている。そして、これら吸引
管29は、その上端において、連通構造の支持部材31を介
して吸引ホース８に連通されるとともに、この支持部材
31によって支持されている。かつ、これら吸引管29の周
囲が、車両３の端部に開口部16を有したスカート14によ
って囲まれている。
【００２３】このような構成によれば、回転ブラシ12に
よって剥がされた堆積物は遠心力によって外側へ拡散さ
れようとするが、上述のように吸引口30を備えた吸引管
29がこの回転ブラシ12を囲むように配置されているた
め、この堆積物を効率良く吸引することができる。
よって剥がされた堆積物は遠心力によって外側へ拡散さ
れようとするが、上述のように吸引口30を備えた吸引管
29がこの回転ブラシ12を囲むように配置されているた
め、この堆積物を効率良く吸引することができる。
【００２４】なお、上記においては、水槽１として複数
の管体を接合して構成したものを例示したが、これに限
られるものではなく、たとえば底面の平らな水槽におい
ても同様に清掃装置２を利用することができる。
の管体を接合して構成したものを例示したが、これに限
られるものではなく、たとえば底面の平らな水槽におい
ても同様に清掃装置２を利用することができる。
【００２５】
【発明の効果】以上のように本発明によると、水槽の内
部を移動可能な車両と、この車両の内部に設けられて前
記水槽の内面に付着した堆積物を剥離させるブラシと、
このブラシによって剥離された堆積物を吸引除去して水
槽外へ排出させるための管路と、前記ブラシによって剥
離された堆積物を前記管路に向けて案内させる案内部材
とを有するようにしたため、車両やブラシとして水中で
機能するものを使用することで、槽内の水を抜くことな
しに、水を貯えたままで、その清掃を行うことができ、
またブラシによって剥離させた堆積物を案内部材によっ
て管路に案内したうえで槽外へ排出するものであるの
で、人手を要することなしに清掃を行うことができ、し
かも車両の移動によって槽内の全域の清掃を行うことが
できる。
部を移動可能な車両と、この車両の内部に設けられて前
記水槽の内面に付着した堆積物を剥離させるブラシと、
このブラシによって剥離された堆積物を吸引除去して水
槽外へ排出させるための管路と、前記ブラシによって剥
離された堆積物を前記管路に向けて案内させる案内部材
とを有するようにしたため、車両やブラシとして水中で
機能するものを使用することで、槽内の水を抜くことな
しに、水を貯えたままで、その清掃を行うことができ、
またブラシによって剥離させた堆積物を案内部材によっ
て管路に案内したうえで槽外へ排出するものであるの
で、人手を要することなしに清掃を行うことができ、し
かも車両の移動によって槽内の全域の清掃を行うことが
できる。
【図１】本発明の第１の実施の形態にもとづく水槽内の
清掃装置を示す正面図である。
清掃装置を示す正面図である。
【図２】図１の清掃装置の底面図である。
【図３】図１の清掃装置の側面図である。
【図４】図１の清掃装置を用いて水槽の内面を清掃する
様子を示す全体図である。
様子を示す全体図である。
【図５】本発明の第２の実施の形態にもとづく水槽内の
清掃装置を示す正面図である。
清掃装置を示す正面図である。
【図６】図５の清掃装置の底面図である。
【図７】図５の清掃装置の側面図である。
【図８】本発明の第３の実施の形態にもとづく水槽内の
清掃装置を示す正面図である。
清掃装置を示す正面図である。
【図９】図８の清掃装置の底面図である。
【図１０】図８の清掃装置の側面図である。
【符号の説明】 １ 水槽 ３ 自走車両 ８ 吸引ホース 10 吸引口 12 回転ブラシ 14 スカート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A47L 11/293 B08B 1/04 B08B 9/087
Claims (3)
- 【請求項１】 水槽の内面を清掃するための装置であっ
て、この水槽の内部を移動可能な車両と、この車両の内
部に設けられて前記水槽の内面に付着した堆積物を剥離
させるブラシと、このブラシによって剥離された堆積物
を吸引除去して水槽外へ排出させるための管路と、前記
ブラシによって剥離された堆積物を前記管路に向けて案
内させる案内部材とを有することを特徴とする水槽内の
清掃装置。 - 【請求項２】 車両の底部に一対の回転ブラシが並設さ
れ、これら回転ブラシは、それぞれ車両の内側へ向けて
回転するように互いに逆方向へ回転され、管路の開口
は、これら回転ブラシどうしの間における回転経路への
接線に対応した位置に設置されていることを特徴とする
請求項１記載の水槽内の清掃装置。 - 【請求項３】 ブラシは回転ブラシであり、この回転ブ
ラシの周囲に複数の開口が形成され、これら開口はいず
れも管路に連通されていることを特徴とする請求項１記
載の水槽内の清掃装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07970496A JP3267505B2 (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 水槽内の清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07970496A JP3267505B2 (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 水槽内の清掃装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09266872A JPH09266872A (ja) | 1997-10-14 |
| JP3267505B2 true JP3267505B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
ID=13697604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07970496A Expired - Fee Related JP3267505B2 (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 水槽内の清掃装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3267505B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101706604B1 (ko) * | 2016-06-13 | 2017-02-15 | 주식회사 한길테크 | 양식장 청소기 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100485116B1 (ko) * | 2002-12-05 | 2005-04-25 | 박영일 | 물탱크 자동 청소기 |
| BG65759B1 (bg) * | 2004-02-27 | 2009-10-30 | Rwe Nukem Gmbh | Устройство и метод за отстраняване на отлагания от цистерна |
| AR060106A1 (es) * | 2006-11-21 | 2008-05-28 | Crystal Lagoons Corp Llc | Proceso de obtencion de grandes cuerpos de agua mayores a 15.000 m3 para uso recreacionales con caracteristicas de coloracion, transparencia y limpieza similares a las piscinas o mares tropicales a bajo costo |
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1996
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