JP3266857B2 - ドアの床面自動密着装置 - Google Patents
ドアの床面自動密着装置Info
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- JP3266857B2 JP3266857B2 JP16315298A JP16315298A JP3266857B2 JP 3266857 B2 JP3266857 B2 JP 3266857B2 JP 16315298 A JP16315298 A JP 16315298A JP 16315298 A JP16315298 A JP 16315298A JP 3266857 B2 JP3266857 B2 JP 3266857B2
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- Japan
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- fixed
- housing
- door
- plug
- plunger
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- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ドア底面に固定
した床面自動密着装置内のプランジャ(下降部材)の交換
取外作業を容易にする床面自動密着装置に関する。
した床面自動密着装置内のプランジャ(下降部材)の交換
取外作業を容易にする床面自動密着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】防音扉等の床面密着装置には、種々の構
造のものが使用されているが、基本的には逆U状の凹部を
形成したハウジング内に下降部材(プランジャ)を収容
し、扉閉止時に自動的に床面に密着させる構造のもので
ある。ハウジングは、扉を製作する際、扉下枠に形成され
た取付部に収められてハウジング上部を貫通する固定用
ネジによって扉本体枠に固定され、その表面を外面板と
化粧板で隠蔽されている。この装置においては可動部材
であるプランジャが最も故障や作動不良を生じ易いが、
プランジャはハウジング内に長手方向に挿入収容され中
間部を板バネによって懸吊支持されているのでハウジン
グと共に取出さなければならない。ハウジングは、その
表面側を外面板や化粧板で覆われているから、扉をドア
枠から取外した後、化粧板等を剥離しなければならず、こ
の作業は極めて不経済な作業になる。このような無駄な
作業を解消するためハウジングの端面をドア下枠の吊元
側と戸先側のみに固定するようにした装置(例えば特願
平6−170164)が提案されているが、ハウジング中間部の
固定が不充分であるなどの新たな欠点を有する。
造のものが使用されているが、基本的には逆U状の凹部を
形成したハウジング内に下降部材(プランジャ)を収容
し、扉閉止時に自動的に床面に密着させる構造のもので
ある。ハウジングは、扉を製作する際、扉下枠に形成され
た取付部に収められてハウジング上部を貫通する固定用
ネジによって扉本体枠に固定され、その表面を外面板と
化粧板で隠蔽されている。この装置においては可動部材
であるプランジャが最も故障や作動不良を生じ易いが、
プランジャはハウジング内に長手方向に挿入収容され中
間部を板バネによって懸吊支持されているのでハウジン
グと共に取出さなければならない。ハウジングは、その
表面側を外面板や化粧板で覆われているから、扉をドア
枠から取外した後、化粧板等を剥離しなければならず、こ
の作業は極めて不経済な作業になる。このような無駄な
作業を解消するためハウジングの端面をドア下枠の吊元
側と戸先側のみに固定するようにした装置(例えば特願
平6−170164)が提案されているが、ハウジング中間部の
固定が不充分であるなどの新たな欠点を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
不経済な作業即ち、ドア本体の取外し、工場への運搬、化
粧板等の剥離除去作業等をなくし、ドア本体をドア立枠
に固定したままハウジング内部のプランジャと吊りバネ
のみをドアの吊元側から抜脱又は挿入できる装置を提供
するものである。また、ドア本体をドア枠から取外した
状態でハウジングをドア底面側から簡単に取外すことが
でき、更にハウジング内の固定プラグの位置を調節して
プランジャの作動を調整できるようにするものである。
不経済な作業即ち、ドア本体の取外し、工場への運搬、化
粧板等の剥離除去作業等をなくし、ドア本体をドア立枠
に固定したままハウジング内部のプランジャと吊りバネ
のみをドアの吊元側から抜脱又は挿入できる装置を提供
するものである。また、ドア本体をドア枠から取外した
状態でハウジングをドア底面側から簡単に取外すことが
でき、更にハウジング内の固定プラグの位置を調節して
プランジャの作動を調整できるようにするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、この種の装置
の吊り板バネにはドア閉止時は常に押圧力が加わり、ド
ア開放時はプランジャの重量による水平分力以外に引張
力又は抜出力が加わらないことに着目したものであっ
て、その構成は下記のようである。本発明装置は、ドア下
枠底面に埋設固定された逆U状ハウジング内にプランジ
ャが収容されると共に前記プランジャの中間上部が前記
ハウジング内の案内溝に両端を支持された板バネによっ
て懸吊されてなる床面自動密着装置において、前記板バ
ネの元側が前記案内溝内において滑動するスライドプラ
グに固着されると共に先側が連結プラグに接続されてな
り、前記連結プラグは前記案内溝内に固設した固定プラ
グに対して元側から引張力が加えられたときに切り離さ
れるように合着接合されていることを特徴とするもので
ある。分離可能な連結又は合着接合手段としては摩擦や
バネその他の弾力等による機械的方法又はハウジングが
アルミニウム製であることを利用して永久磁石による磁
気吸引力によって連結する方法或は両面テープを用いる
方法等がある。ドア下枠にハウジングを取付ける方法と
しては従来のように側面からビス固定するより、ハウジ
ングの底面側から固定する方法が好ましい。更に、ハウ
ジングの案内溝内に固定される固定プラグも側面側から
よりも底面側から位置調節可能に固定するのがよい。ハ
ウジングの取外し及び固定プラグの位置調節はドアを一
旦ドア枠から取外さなければならないが、表装板を損傷
させずにしかも現場において作業ができる利点がある。
の吊り板バネにはドア閉止時は常に押圧力が加わり、ド
ア開放時はプランジャの重量による水平分力以外に引張
力又は抜出力が加わらないことに着目したものであっ
て、その構成は下記のようである。本発明装置は、ドア下
枠底面に埋設固定された逆U状ハウジング内にプランジ
ャが収容されると共に前記プランジャの中間上部が前記
ハウジング内の案内溝に両端を支持された板バネによっ
て懸吊されてなる床面自動密着装置において、前記板バ
ネの元側が前記案内溝内において滑動するスライドプラ
グに固着されると共に先側が連結プラグに接続されてな
り、前記連結プラグは前記案内溝内に固設した固定プラ
グに対して元側から引張力が加えられたときに切り離さ
れるように合着接合されていることを特徴とするもので
ある。分離可能な連結又は合着接合手段としては摩擦や
バネその他の弾力等による機械的方法又はハウジングが
アルミニウム製であることを利用して永久磁石による磁
気吸引力によって連結する方法或は両面テープを用いる
方法等がある。ドア下枠にハウジングを取付ける方法と
しては従来のように側面からビス固定するより、ハウジ
ングの底面側から固定する方法が好ましい。更に、ハウ
ジングの案内溝内に固定される固定プラグも側面側から
よりも底面側から位置調節可能に固定するのがよい。ハ
ウジングの取外し及び固定プラグの位置調節はドアを一
旦ドア枠から取外さなければならないが、表装板を損傷
させずにしかも現場において作業ができる利点がある。
【0005】
【発明の実施の形態】図中、1は立枠を構成している吊元
側固定柱、2は戸先側固定柱、3は床面である。4はドアで
あって表面を外面板又は化粧板5で表装されてヒンジ12
によって吊元側固定柱に取付けられている。6は下枠、7
は底面である。8は床面密着装置であって断面逆U状アル
ミニウム製ハウジング9とゴムその他軟質部材によるプ
ランジャ10によって構成され、ハウジング9は、下枠6にネ
ジ止め固定11されている。13は、プランジャ10のほぼ中
間部上縁に掛渡されたピンであって吊板バネ14によって
懸吊されている。ハウジング内のプランジャ収容部9Aの
上部には巾広の案内溝15と空間部16が設けられている。
17は突出長調節用の出没子であってネジ付ロッド18に螺
合されて溝15内に廻り止めされて係合している。19は、
案内溝15内に滑動自在に挿入されて一端がロッドの先端
に固着されると共に他端に板バネ14の元側14aが連結さ
れているスライドプラグである。20は、板バネの先側14b
に固着されている連結プラグであって、案内溝内に止め
ネジ22aなどによって固定した固定プラグ21に分離可能
に連結されている。22はネジ孔である。連結プラグ20と
固定プラグ21との連結又は接合手段は様々であって、機
械的連結手段としては図4の如く連結プラグと固定プラ
グの一方をゴム又は軟質合成樹脂等の弾性部材で構成し
て接合面23又は24に嵌合孔21Aを形成し、対する部材の接
合面に挿入突起20Aを形成したものを用いることができ
る。また、磁気的方法としては図5の如く互いの接合面に
異極性の永久磁石25,26を埋設したり、互いの接合面にベ
ルクロファスナーを貼着しておく方法など種々の手段が
採用可能である。図6は、案内溝の上下左右に空間がある
ことを利用したものである。27は固定プラグの両側又は
上下面に固定した一対のグリップバネであって先端側屈
曲部28が連結プラグ表面に形成した凹部29に嵌合する。
30は表装板外面に露出しているシリンダ錠である。ハウ
ジングはドア底面側から挿脱できるようにドア下枠6に
対して図7乃至図9のように取付けることが好ましい。更
に、固定プラグ21も案内溝内において底面側からハウジ
ング上部に位置調節可能にネジ止め22a固定されること
が好ましい。
側固定柱、2は戸先側固定柱、3は床面である。4はドアで
あって表面を外面板又は化粧板5で表装されてヒンジ12
によって吊元側固定柱に取付けられている。6は下枠、7
は底面である。8は床面密着装置であって断面逆U状アル
ミニウム製ハウジング9とゴムその他軟質部材によるプ
ランジャ10によって構成され、ハウジング9は、下枠6にネ
ジ止め固定11されている。13は、プランジャ10のほぼ中
間部上縁に掛渡されたピンであって吊板バネ14によって
懸吊されている。ハウジング内のプランジャ収容部9Aの
上部には巾広の案内溝15と空間部16が設けられている。
17は突出長調節用の出没子であってネジ付ロッド18に螺
合されて溝15内に廻り止めされて係合している。19は、
案内溝15内に滑動自在に挿入されて一端がロッドの先端
に固着されると共に他端に板バネ14の元側14aが連結さ
れているスライドプラグである。20は、板バネの先側14b
に固着されている連結プラグであって、案内溝内に止め
ネジ22aなどによって固定した固定プラグ21に分離可能
に連結されている。22はネジ孔である。連結プラグ20と
固定プラグ21との連結又は接合手段は様々であって、機
械的連結手段としては図4の如く連結プラグと固定プラ
グの一方をゴム又は軟質合成樹脂等の弾性部材で構成し
て接合面23又は24に嵌合孔21Aを形成し、対する部材の接
合面に挿入突起20Aを形成したものを用いることができ
る。また、磁気的方法としては図5の如く互いの接合面に
異極性の永久磁石25,26を埋設したり、互いの接合面にベ
ルクロファスナーを貼着しておく方法など種々の手段が
採用可能である。図6は、案内溝の上下左右に空間がある
ことを利用したものである。27は固定プラグの両側又は
上下面に固定した一対のグリップバネであって先端側屈
曲部28が連結プラグ表面に形成した凹部29に嵌合する。
30は表装板外面に露出しているシリンダ錠である。ハウ
ジングはドア底面側から挿脱できるようにドア下枠6に
対して図7乃至図9のように取付けることが好ましい。更
に、固定プラグ21も案内溝内において底面側からハウジ
ング上部に位置調節可能にネジ止め22a固定されること
が好ましい。
【0006】上記装置において例えばプランジャの動作不良
などがあった場合、図10の如くドア4を開いておき、出没
子17を引出すと板バネ14が伸長され、次いで連結プラグ2
0が固定プラグ21から分離されて板バネ14とプランジャ1
0が、同図鎖線のようにハウジング外に引出される。新た
なプランジャ等をハウジング9内に収容するにはプラン
ジャを収容部9Aに挿入すると共に案内溝15内に連結プラ
グ20を挿入して出没子17を強く押し込むと連結プラグ20
と固定プラグ21が連結する。ハウジング9を取出したい
場合、ハウジング9が図7〜図9の態様で取付けてあれば簡
単であり、また固定プラグ21の位置を調整する必要があ
る場合も図8,図9のように取付けてあれば、止めネジ22a
が操作可能であるからドア本体をドア枠から取外すだけ
で現場において作業ができる。
などがあった場合、図10の如くドア4を開いておき、出没
子17を引出すと板バネ14が伸長され、次いで連結プラグ2
0が固定プラグ21から分離されて板バネ14とプランジャ1
0が、同図鎖線のようにハウジング外に引出される。新た
なプランジャ等をハウジング9内に収容するにはプラン
ジャを収容部9Aに挿入すると共に案内溝15内に連結プラ
グ20を挿入して出没子17を強く押し込むと連結プラグ20
と固定プラグ21が連結する。ハウジング9を取出したい
場合、ハウジング9が図7〜図9の態様で取付けてあれば簡
単であり、また固定プラグ21の位置を調整する必要があ
る場合も図8,図9のように取付けてあれば、止めネジ22a
が操作可能であるからドア本体をドア枠から取外すだけ
で現場において作業ができる。
【0007】
【効果】本発明装置は、構造が簡単でありながら故障時
などの従来不可欠であった不経済な作業を不要にでき、
点検、保守作業をドア装着状態のままで極めて容易に行
なえるようになる。
などの従来不可欠であった不経済な作業を不要にでき、
点検、保守作業をドア装着状態のままで極めて容易に行
なえるようになる。
【図1】ドアの一部正面図。
【図2】装置の部分正面図。
【図3】ドア下枠の要部拡大断面図。
【図4】連結手段の一例を示す平面図。
【図5】磁石式連結手段の平面図。
【図6】クリップ式連結手段の平面図。
【図7】ドア下枠に対するハウジングの取付態様を示す
プランジャを除去した要部断面図。
プランジャを除去した要部断面図。
【図8】ドア下枠、ハウジング及び固定プラグの取付態様
を示す要部断面図。
を示す要部断面図。
【図9】ドア下枠、ハウジング及び固定プラグの取付態様
を示す要部断面図。
を示す要部断面図。
【図10】プランジャの抜取り状態を示す平面図。
1 吊元側固定柱 2 戸先側固定柱 3 床面 4 ドア 5 表装板 6 下枠 7 底面 8 密着装置 9 ハウジング 10 プランジャ 11 止めネジ 13 係合ピン 14 板バネ 15 案内溝 16 空間部 17 出没子 18 ネジ付ロッド 19 スライドプラグ 20 連結プラグ 20A 挿入突起 21 固定プラグ 21A 嵌合孔 22 ネジ孔 22a 止めネジ 23,24 接合面 25,26 永久磁石 27 クリップバネ 28 屈曲部 29 凹部 30 シリンダ錠
Claims (3)
- 【請求項1】 ドア下枠底面に埋設固定された逆U状ハウ
ジング内にプランジャが収容されると共に前記プランジ
ャの中間上部が前記ハウジング内の案内溝に両端を支持
された板バネによって懸吊されてなる床面自動密着装置
において、前記板バネの元側が前記案内溝内において滑
動するスライドプラグに固着されると共に先側が連結プ
ラグに接続されてなり、前記連結プラグは前記案内溝内
に固設した固定プラグに対して元側から引張力が加えら
れたときに切り離し自在に合着されていることを特徴と
するドアの床面自動密着装置。 - 【請求項2】 ハウジングが底面側からドア下枠に取外
し可能に固定されてなる請求項1の床面自動密着装置。 - 【請求項3】 固定プラグが案内溝に対して位置調節可
能に固定されてなる請求項1又は2記載の床面自動密着装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16315298A JP3266857B2 (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | ドアの床面自動密着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16315298A JP3266857B2 (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | ドアの床面自動密着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11350851A JPH11350851A (ja) | 1999-12-21 |
| JP3266857B2 true JP3266857B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
ID=15768222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16315298A Expired - Fee Related JP3266857B2 (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | ドアの床面自動密着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3266857B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5687530B2 (ja) * | 2011-03-08 | 2015-03-18 | 株式会社シブタニ | ドアボトムのシール装置 |
| DE102014105529A1 (de) * | 2014-04-17 | 2015-10-22 | Athmer Ohg | Spaltabdichtung |
| CN110578438B (zh) * | 2019-09-12 | 2021-06-08 | 潜山县九鼎精密机械有限公司 | 一种建筑人防工程水泥门 |
-
1998
- 1998-06-11 JP JP16315298A patent/JP3266857B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11350851A (ja) | 1999-12-21 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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