JP3266263B2 - 金属製容器用の栓止め棒を吊上げ装置と結合する装置、該装置に適当な栓止め棒、及び装置を製造する方法 - Google Patents

金属製容器用の栓止め棒を吊上げ装置と結合する装置、該装置に適当な栓止め棒、及び装置を製造する方法

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JP3266263B2 JP52373894A JP52373894A JP3266263B2 JP 3266263 B2 JP3266263 B2 JP 3266263B2 JP 52373894 A JP52373894 A JP 52373894A JP 52373894 A JP52373894 A JP 52373894A JP 3266263 B2 JP3266263 B2 JP 3266263B2
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    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/14Closures
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は請求項1の上位概念に対応する種類の装置に
関し、該装置の製造法をも含む。
取鍋又はタンデッシュから金型への溶融金属の流れを
制御するために耐火性の栓止め棒を用いることは久しく
知られている。このため、栓止め棒をタンデッシュの外
側に隣接する吊上げ装置によってその縦軸線方向に移動
し、これによって、タンデッシュの底部に設けられた出
湯口(そこに栓止め棒が降下した状態で係合し、湯を完
全に流す)は多かれ少なかれ開かれる。溶融金属の流れ
はこれによって制御可能である。この制御は原理的には
かなり容易であるが、鋼加工の際に支配的である極端な
条件が材料と、栓止め棒の技術的実施とに特別な要求を
突き付ける。従って、栓止め棒は数時間に亘って溶融金
属の作用に耐えねばならない。又、栓止め棒は、鋳造工
程中に栓止め棒に作用する激しい温度変化と、側方に作
用し、溶融金属の浮力によって引き起こされかつ強い曲
げモーメントに印加する力とに耐えるのに適していなけ
ればならない。栓止め棒の破損の結果、必然的に、出湯
口を最早閉じることができなくなる。このことの結果と
して、湯が制御なしに流れ出てしまう。従って、破損は
かなり危険を意味する。
知られた以前の実施例では、栓止め棒は一端にねじを
備えた鋼棒からなり、該鋼棒には、後の使用の際にタン
デッシュの出口に係合する実際のセラミック製栓が鋼棒
へ螺着されている。栓の上方では、端面において溝及び
ばねを介して係合し合い、かつ鋼棒を完全に被覆する複
数のセラミック製の栓用スリーブれんがが、栓止め棒
の、栓に対向する側から押し被されるので、タンデッシ
ュに溶融鋼が充満し、栓止め棒が完全に降下するとき、
栓止め棒の、栓用スリーブれんがで被覆された部分が一
定の長さで湯から突き出る。鋼棒の上端で栓止め棒が吊
上げ装置に支持されている。湯が鋼棒と直接に接触する
と、鋼棒が即座に溶けるので、複数の部分(栓、栓用ス
リーブれんが)で構成されるこのような栓止め棒では、
個々の部品間の結合が溶融鋼の侵入を防ぐことに特に注
意しなければならない。従って、結合箇所は追加的にセ
メントで接合されている。準備された栓止め棒は使用前
に乾燥炉の中で約100℃、約2日間乾燥する。
この以前の実施例の欠点は、栓止め棒の準備が現場で
のかなり高い材料及び労力のコストを必要とすることで
ある。又、栓止め棒が、鋳込の際に生じる温度勾配及び
変動により容易に変形し易くなる。このことは容易に被
覆の破損従って又栓止め棒の破損に繋がる。こうした欠
点と、以下の認識、すなわち例えばアルゴンのような不
活性ガスを溶融鋼に導入することによって一方では非金
属性不純物が非金属性不純物とガス泡との交換作用によ
り湯の液面に運ばれ、他方では鋳込工程中に酸化物形成
が減少されるという認識とが、一体的に製造されるセラ
ミック製栓止め棒、すなわち同時に不活性ガスを溶融鋼
に導入する際に用いる栓止め棒を開発させる。今日の鋼
製造の際にほぼ独占的に用いられるこうした一体的な栓
止め棒は、下端を貫通しない中心の縦孔と、外側から該
縦孔と連通しかつ不活性ガスを溶融鋼に導入するのに用
いられる結合孔とを有する。
この種の栓止め棒の製造は、通常、粉状で存在するセ
ラミック製材料を等圧でプレスし、ブランクに形成する
ることによってなされる。該ブランクは続いて仮焼さ
れ、すなわち焼結すべく温度処理される。
栓止め棒を吊上げ装置と結合するため及びガス供給管
を接続するため、通常、鋼で製造された一体的な固定棒
が用いられ、該固定棒は一定の領域に亘って上方から栓
止め棒に突入し、該栓止め棒と確実に結合している。固
定棒へはガス流路が形成され、該ガス流路は一方では栓
止め棒の縦孔と連通し、他方ではガス供給管用の接続装
置と連通している。この場合以下のことが重要である。
すなわち、固定棒と栓止め棒の間の結合によって大気が
栓止め棒の内部従って又溶融鋼に達しない。何故なら
ば、達すれば、溶融鋼が高まった酸化従って又鋼品質の
悪化に繋がるであろうからである。
セラミック製の栓止め棒と金属製の固定棒との間の結
合の技術的実施は、特に、結合に作用する高い温度的及
び機械的負荷のために問題となる。
一体的な栓止め棒と固定棒との間の結合を形成し、安
全性と鋼の品質に関して栓止め棒の持つ重要性に対応す
べき種々の装置は既に知られている。
第1の公知の装置では、固定棒に適合したセラミック
製のねじ込インサートによる結合が形成され、ねじ込イ
ンサートは等圧でのプレスにより栓止め棒の上方領域に
形成されたねじへ、上方から栓止め棒へ螺入可能であ
る。この装置の欠点は、差し込まれたねじの領域では栓
止め棒の壁の厚みが激しく減少されていることにより、
壁の厚みがこの領域で容易に破壊することである。更
に、この装置は、別個に製造されるセラミック製のねじ
込インサートを使用するため製造上コストが掛かる。
第2の公知の装置では、固定棒が栓止め棒に押し込め
られている領域では、2つの部品を貫通する横穴が形成
されている。栓止め棒を保持するためピンが横穴を通っ
て押し込まれる。この装置では栓止め棒及び固定棒とは
製造上簡単であるだけでなく、容易に分割可能である
が、栓止め棒を持ち上げる際に生じる全体の負荷が、横
穴を囲繞する材料に作用し、そのことにより、再度しば
しば材料の破損が生じる。更に、気密の結合の形成が困
難になる。
第3の公知の装置では、ねじ穴は等圧でのプレスによ
り栓止め棒の上端に形成されており、該上端へは、固定
棒の、下端に備えられたねじが直接に栓止め棒に螺入さ
れる。この装置によって、原理的には、栓と固定棒との
間の気密の結合が可能であるが、セラミック及び鋼の種
々の熱的な膨脹係数はねじに応力を形成させることにな
り、この結果、特にかなり高温では、栓止め棒が破壊す
ることがある。
上記実施例の改良したものはEP0358535A2に記載した
装置である。この装置では、縦孔の上方領域では、金属
製のねじ込ブシュが等圧にプレスされており、該ねじ込
ブシュは、外側では、交互に設けられた円周溝及び円周
ウェブを介して、セラミック製の栓止め棒と噛み合って
いる。ねじ込ブシュの上方には、縦孔の拡径により、栓
止め棒に環状のシール面が形成されている。ねじ込ブシ
ュへは、対応のねじを具備している固定棒が、ねじの上
方に設けられたシールフランジが環状のシールシート
(Dichtsitz)のシール面で支持するまで、上方から螺
入可能である。EP0358535A2では、シールフランジの上
方には、固定棒に雄ねじが具備されているのは、保持プ
レート及び締め付けられたナットにより栓を閉めるため
である。この実施例の欠点は、金属製のねじ込ブシュが
仮焼の際に容易に酸化被膜が付くことであり、これによ
って固定棒の螺入が困難となることがあることである。
更に、特に高温の場合には、材料の種々の熱的膨脹係数
によるカウンタナットの緊締が栓止め棒の環状のシール
面への固定棒のシールフランジの押圧力に対抗する結
果、2つのシール面同士が取り外される。又、この装置
が製造の点でかなりコストが掛かる。かくして、特に、
固定棒に備えられたシールフランジと、カウンタナット
の締付に必要なねじとのためには、少なくともシールフ
ランジの外径を有するブランクからの固定棒の引張り製
造(spannende Herstellung)が必要である。これによ
って加工の際に表わされる材料の損失は50%の範囲にあ
る。材料の損失はかなりのコスト要素を意味する。何故
ならば、固定棒の耐用年数は、特に、最強の温度作用に
晒される下方領域に即座に酸化被膜が付くことにより、
かなり短いからである。
上位概念に記載された装置を、該装置が製造の点でよ
り容易かつ安価であり、使用の点でより経済的であるよ
うに、及び磨耗した栓止め棒を現場で作業員がわずかの
操作で新しいのと交換するように改良する課題が本発明
の基礎になっている。
この課題は請求項1に記載の本発明により解決され
る。
固定棒を、栓止め棒に突入する下部と、吊上げ機構に
取着可能な上部との2分割することにより、及び固定棒
の2つの部分を確実かつ気密に互いに結合することがで
きる速動式カップリング手段を据えることにより、磨耗
した栓止め棒が固定棒の下部と容易に交換される。本発
明の装置の場合に栓止め棒の下部が一度の使用のために
具備されているにも拘らず、以前の実施例と比較して、
材料が節約される。特に、固定棒の下部が高い熱的な負
荷に晒されているので、下部は短時間使用しても酸化被
膜が付いてしまう。以前の実施例では、固定棒の下方領
域において一定の酸化被膜割合が達成された後では、固
定棒全体を新規のものと交換しなければならなかった
が、固定棒の2分割によって、よりコスト高に製造され
る上部はかなり長く使用される。
請求項2のように金属材料で製造されているときは、
固定棒は特にコストが安く製造される。
栓止め棒と結合している固定棒の部分が一度の使用の
みに具備されているので、この部分は、請求項3に基づ
く好ましい実施例では、低合金鋼で製造されている。
固定棒の上部の寿命は、固定棒が特殊鋼で製造されて
いる(請求項4)ときは、かなり延ばされる。
速動式カップリング手段の好ましい実施例は請求項5
の内容である。この実施例は、固定棒の上部の下端面に
は円錐形のシール面が設けられており、円周突起を形成
するフランジに支持される袋ナットがシール面を覆うよ
うに延びており、袋ナットは固定棒の下部の上端から一
定の長さに亘って延びるねじと歯合可能であり、固定棒
の下部の、対向シール面を形成する上端面を、円錐形の
シール面にプレス可能であることにより形成される。
請求項6のように、固定棒の下部の、対向シール面を
形成する上端面の表面は、上に向いた山形部を有し、詳
しくは、固定棒の下部の上端面と、固定棒の上部の下端
面とのシール支持面が閉じた環状線の形状を有するとき
は、特に良好なシール作用が得られる。
速動式カップリング手段がピン留め可能なコネクタと
して形成され、気密のために耐熱性の円周シールが用い
られる好ましい他の実施例は、請求項7の内容である。
円周シールを形成するために特に適当なのは、円周溝
に嵌め込まれたガラスファイバ材料、円周溝に挿入され
た引伸可能な(aufspreizbar)グラファイトリング又は
円周溝に入っている金属リングである(請求項8乃至1
0)。
分割式の固定棒と栓止め棒との確実な結合手段を安価
に製造するためには、栓止め棒に固定棒を確実に収容す
る請求項11に記載の手段の構成が好ましい。
栓止め棒での固定棒の特に確実で捩れ不能な嵌合及び
著しく気密な結合が達成されるのは、請求項12のよう
に、係合手段は固定棒の下部に形成された複数の連続す
る円周溝及び円周ウェブと、装置の縦軸線に対しほぼ平
行に延びる1つ又は複数の平面とからなり、固定棒の縦
方向リセスの上部に形成された円周溝及び円周ウェブ並
びに1つ又は複数の平らな突出部と噛み合っており、こ
れによって2つの部分の間にラビリンスシールが形成さ
れることにより、シールフランジを材料集約的に形成す
る必要がない場合である。
請求項13のように、固定棒の下部の円周溝の少なくと
も1が、栓止め棒の円周ウェブと協働する可撓性の、耐
火性のシールリングを有するとき、結合の特に良好なシ
ール作用が生起される。
栓止め棒での固定棒の既に確実でほぼ気密な嵌合は、
特に高い要求の場合には、請求項14のように、固定棒の
下部は栓止め棒の上端面から一定の長さに亘って上方に
延びる雄ねじを有し、ナットと栓止め棒の上端面との間
に設けられたスラストワッシャによって端面に支持され
るナットが上方から雄ねじへ締め付けられているので、
固定棒の下部の円周ウェブの上方のフランクが栓止め棒
の円周ウェブの下方のフランクへ押圧されることにより
更に改善される。
ここでは、請求項15のように、雄ねじの下端と上方の
円周ウェブとの間の間隔が、固定棒の、栓止め棒に突出
する溝のない部分の外径の少なくとも1.4倍であるとき
に、雄ねじの下端と固定棒の上方の円周ウェブとの間の
領域が縦方向に向いた応力の吸収に役立つ。
栓止め棒の好ましい実施例を有する装置は請求項16及
び17の内容である。
これまでの請求項に記載の装置の製造に特に適切な方
法は請求項18の内容である。この場合、栓止め棒におけ
る固定棒の確実な、取外し不能な、ほぼシール作用をす
る嵌合は、栓止め棒を等圧でプレスするときに、固定棒
を栓止め棒に押し込み、詳しくは固定棒の係合手段を、
これらに噛み合うセラミック材料によって完全に囲繞
し、栓止め棒を、等圧でのプレス後に固定棒と共に仮焼
することによって達成される。
ここでは、固定棒と栓止め棒との間の、特に高温の際
に生じる過度の応力は、請求項19のように、固定棒の、
栓止め棒に突入する部分を、共通の、等圧でのプレス前
に、仮焼中に蒸発する材料で被覆することによって防止
される。
材料の節約従って又コストの節約のために、請求項20
のように、ねじと、円周溝と、円周ウェブとが切削なし
に固定棒に嵌め込まれる場合に、特に好ましい。
図面には本発明の実施例が略示されている。
図1は本発明の装置の第1の実施例の縦断面図であ
る。
図2は図1の線II−IIに沿った図である。
図3は本発明の装置の他の実施例の縦断面図である。
図4は図3の線IV−IVに沿った装置の図である。
以下、「上」及び「下」が述べられるときは、その表
示は、装置の、図1及び3に示した吊下げ状態の作動位
置に関する。
図面では全体として符号100が付された装置は、2分
割された金属製の固定棒10,10′からなり、該固定棒1
0、10′の下部1,1′は一定の長さに亘って耐火性のセラ
ミック製の栓止め棒2に突入している。固定棒10,10′
の下部1,1′の、栓止め棒2に突入する領域には、複数
の連続する円周溝3,3′及び円周ウェブ4,4′と、装置10
0の縦軸線Lに対し平行に延びる平面35が設けられてい
る。共通の、等圧でのプレスによって、栓止め棒には、
円周溝5と円周ウェブ6と突出部39とからなる配列が形
成され、該配列は円周溝3,3′及び円周ウェブ4,4′並び
に平面35と係合している。栓止め棒2内での固定棒10,1
0′の下部1,1′の確実な、捩れ不能な嵌合以外に、結合
のこうした形成によって、ほぼ気密のラビリンスシール
が形成される。結合のシール作用は、固定棒10,10′の
下部1,1′の円周溝3,3′には、栓止め棒2の円周ウェブ
6と協働する可撓性の、耐火性のシールリング36が嵌め
込まれていることによって一層高められる。固定棒10,1
0′の下部1,1′は栓止め棒2の上端面40から一定の長さ
を経て上方に延びる雄ねじ41を有する。ナット38,38′
と栓止め棒2の上端面40との間に設けられたスラストワ
ッシャ37,37′によって端面40に支持されるナット38,3
8′が上方から雄ねじ41へ締め付けられているので、固
定棒10,10′の下部1,1′の円周ウェブ4,4′の上方のフ
ランク43,43′が栓止め棒の円周ウェブ6の下方のフラ
ンク42へ押圧される。雄ねじ41の下端と、固定棒10,1
0′の下部1,1′の円周ウェブ4,4′の上端との間の領域
(その長さは外径の少なくとも1.4倍に対応する)は、
特にナット38,38′の緊締、及び装置への温度作用によ
る厚さが変化することにより生じる縦方向への応力を弾
性的に吸収するのに役立つ。
特に、温度がより高いときに、栓止め棒2と、固定棒
10,10′の下部1,1′との間で、半径方向に向いた応力の
発生を防止するため、固定棒10,10′の下部1,1′の、栓
止め棒に突入する領域は、プレス前にある材料で被覆さ
れる。それにより、該材料は、セラミック材料の焼結に
用いられる続いての仮焼の工程で蒸発するので、仮焼後
には、特に低温のときには、固定棒の下部の被覆面と栓
止め棒の内壁との間で一定のギャップ7が生じる。
固定棒10,10′の下部1,1′の下方には栓止め棒2に縦
方向リセス8が続き、該縦方向リセス8は、栓止め棒2
の下方に設けられ図示されていないガス発生流路へのガ
ス供給に役立つ。
図1及び2に示した実施例では、縦軸線Lの方向に上
方に延びる固定棒10の下部1は、栓止め棒2の上方に、
2つの互いに平行な平らな平坦部9,11及び円形の窪み12
を具備しており、両者はスパナ又は引掛けスパナを把持
するのに役立つ。円錐形の環状のシール面として形成さ
れ、固定棒10の下部1の上端面13から下へ一定の長さに
亘って雄ねじ14が延びており、該雄ねじ14は袋ナット15
に設けられた雌ねじ16と歯合可能である。
上方領域には内径の段階的な縮小を有し、従って環状
の支持面17を含む袋ナット15は、上方から固定棒10の上
部18の表面に沿って捩じ込まれ、固定棒10の上部18の下
端付近に設けられた円周突起19に支持される。固定棒10
の上部18の下端面20は固定棒10の下部1の端面に沿った
環状シール面13に対する対向シール面を形成しており、
上方に向かった山形部を有する。詳しくは、固定棒10の
下部1の上端面13と、固定棒10の上部18の下端面20との
シール支持面は閉じた環状線の形状を有する。
袋ナット15を固定棒10の下端1の方へ締め付けること
によって、固定棒10の2つの部分1,18は確実にかつ互い
にシール状態で互いに結合可能であるので、結合箇所21
には、縦軸線Lに沿って固定棒10全体を通って延びてい
るガス流路22から外側へガスが漏れ出ることはない。固
定棒10の上部18は雄ねじ23を具備し、該雄ねじ23は装置
100を、タンディシュの外側に設けられかつ装置の支持
に役立つ吊上げ手段に取り付けるのに用いられる。
図3及び4に示す好ましい実施例では、端24と一定の
間隔をあけて、2つの平行な、対向し、縦軸線Lに対し
直角方向に延び、かつ半円状の横断面を有するリセス2
5,25′は、固定棒10′の下端1′の外周面に沿って形成
される。リセス25、25′と上端面24との間では円周溝26
が下部1′に具備されており、耐熱性のグラスファイバ
材料、グラファイト又は金属からなるシールリング27を
収容するために用いられる。
固定棒10′の上部18′はその上側から一定の長さに亘
って雄ねじ23′を具備する棒を形成し、雄ねじ23′の下
方にはスリーブ状の延長部29が一体的に形成され、ある
いはねじを具備していない領域に亘ってスライドされ、
延長部29の上側は環状の溶接継目30によって固定棒10′
の上部18′と結合されている。延長部29の、下端面31を
越えて延びている部分は内側には以下のように形成され
ている。すなわち、固定棒10′の下部1′の上端は滑り
嵌めを形成しつつ延長部29へ押込み可能である。このこ
とは延長部の下端の内側に設けられた斜角面によって容
易になる。延長部29は、端面31を越える領域において、
2つの互いに平行に、縦軸線Lに対し直角方向に設けら
れた孔33,33′を有し、該孔33,33′の中心間の間隔は丁
度延長部29の内径に対応し、孔33,33′は下部1′の嵌
挿された状態ではリセス25,25′と連通している。
固定棒10′の下部1′を具備している栓止め棒2の組
込みのためには、下部1′を、固定棒10′の上部18′の
スリーブ状の延長部29に押し込んで、U字状の防止用ス
ターラップ34によって外れを防止する。該防止用スター
ラップ34は、その脚部の開放端を孔33,33′に押込み可
能であり、リセス25,25′に係合する。磨耗した栓止め
棒の交換は、防止用スターラップ34によって、工具を用
いることなく容易に可能である。
固定棒10,10′の本発明の構造により、及びねじ14,2
3,23′と、円周溝3,3′と円周ウェブ4,4′とが切削のな
い加工により形成されることにより、固定棒の製造の際
に、かなりの材料の節約が達成される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−182357(JP,A) 特開 平3−198960(JP,A) 特開 平2−6040(JP,A) 特開 昭62−118967(JP,A) 特開 昭61−95756(JP,A) 特開 昭56−148452(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 41/16 F16D 1/06 B22D 11/10

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属容器用の耐火材料製の縦方向に延びる
    栓止め棒(2)を、該栓止め棒用の吊上げ装置と結合す
    るための装置であって、 一端が前記吊上げ装置に把持され、他端が前記栓止め棒
    (2)の端面から一定の長さに亘って該栓止め捧(2)
    に突入している固定棒(10,10′)と、 該固定棒(10,10′)を前記栓止め棒(2)に収容する
    手段と を有する装置において、 前記固定棒(10,10′)は前記栓止め棒(2)に突入す
    る下部(1,1′)と、 前記吊上げ装置に取付け可能な上部(18,18′)とに2
    分割されていること、及び 分割箇所(21,21′)には、前記固定棒の2つの部分
    (1,18;1′,18′)を気密に互いに結合させることがで
    きる速動式カップリング手段が具備されていること、を
    特徴とする装置。
  2. 【請求項2】前記固定棒(10,10′)は金属材料で製造
    されていること、を特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記固定棒(10,10′)の前記下部(1,
    1′)は低合金鋼で製造されていること、を特徴とする
    請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記固定棒(10,10′)の前記上部(18,1
    8′)は特殊鋼で製造されていること、を特徴とする請
    求項2もしくは3に記載の装置。
  5. 【請求項5】前記固定棒の前記上部(18)の下端面(2
    0)は円錐形のシール面として形成されており、円周突
    起(19)を形成するフランジに支持される袋ナット(1
    5)が前記シール面を覆うように延びており、前記袋ナ
    ット(15)は前記固定棒(10)の前記下部(1)の上端
    (13)から一定の長さに亘って延びるねじ(14)と歯合
    可能であり、前記固定棒(10)の前記下部(1)の、対
    向シール面を形成する上端面(13)を、前記円錐形のシ
    ール面へプレス可能であること、を特徴とする請求項1
    乃至4のいずれか1に記載の装置。
  6. 【請求項6】前記固定棒(10)の前記下部(1)の、前
    記対向シール面を形成する上端面(13)の表面は、上に
    向いた山形部を有し、前記固定棒(10)の前記下部
    (1)の前記上端面(13)と、前記固定棒(10)の前記
    上部(18)の前記下端面(20)とのシール支持面は閉じ
    た環状線の形状を有すること、を特徴とする請求項5に
    記載の装置。
  7. 【請求項7】前記固定棒(10′)の前記上部(18′)の
    下端には、前記固定棒(10′)の前記上部(18′)の平
    らな下端面(31)を越えてスリーブ状の延長部(29)が
    延びており、該延長部(29)は、その突出した領域にお
    いて、2つの平行な、前記固定棒の縦軸線に対し直角方
    向に設けられた孔(33,33′)を有し、該孔(33,33′)
    は一方では前記固定棒の縦方向において前記下端面(3
    1)との一定の間隔、他方では前記延長部(29)の内径
    に対応する孔中心間の間隔を有し、前記固定棒(10′)
    の前記下部(1′)は滑り嵌めを形成しつつ前記延長部
    (29)へ押込み可能であり、前記下部(1′)はその上
    端に耐火性の円周シール(27)を具備し、縦軸線に対し
    直角方向に互いに平行に円周面に設けられかつ半円状の
    横断面を有する2つのリセス(25,25′)を備えてお
    り、詳しくは、該リセス(25,25′)は押入れた状態で
    は前記横穴(33,33′)に対応しており、U字状の防止
    用スターラップ(34)は、その脚部の開放端を前記リセ
    ス(25,25′)に係合しつつ、前記孔(33,33′)に押込
    み可能であること、を特徴とする請求項1乃至4のいず
    れか1に記載の装置。
  8. 【請求項8】前記耐熱性の円周シール(27)は、前記固
    定棒(10′)に形成された円周溝(26)に嵌め込まれた
    グラスファイバ材料からなること、を特徴とする請求項
    7に記載の装置。
  9. 【請求項9】前記耐熱性の円周シール(27)は、前記固
    定棒(10′)に形成された前記円周溝(26)に挿入され
    た引伸し可能なグラファイトリングからなること、を特
    徴とする請求項7に記載の装置。
  10. 【請求項10】前記耐熱性の円周シール(27)は、前記
    固定棒(10′)に形成された前記円周溝(26)に挿入さ
    れた引伸し可能な金属リングからなること、を特徴とす
    る請求項7に記載の装置。
  11. 【請求項11】前記固定棒を前記栓止め棒(2)に収容
    する手段は、前記固定棒(10,10′)の前記下部(1,
    1′)の表面に沿って、該固定棒(10,10′)の、前記栓
    止め棒に突出する長さに亘って、前記栓止め棒(2)の
    耐熱性材料と噛み合う係合手段、すなわち前記固定棒
    (10,10′)と前記栓止め棒(2)とを取外し不能に互
    いに結合する係合手段を有すること、を特徴とする請求
    項1乃至10の1に記載の装置。
  12. 【請求項12】前記係合手段は、前記固定棒(10,1
    0′)の前記下部(1,1′)に形成された複数の連続する
    前記円周溝(3,3′)及び円周ウェブ(4,4′)と、装置
    の縦軸線(L)に対してほぼ平行に延びる1つ又は複数
    の平面(35,35′)とからなり、前記固定棒の縦方向リ
    セス(8)の上部に設けられた円周溝(5)及び円周ウ
    ェブ(6)並びに1つ又は複数の突出部(39)と噛み合
    っていること、を特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】前記固定棒(10,10′)の前記下部(1,
    1′)の前記円周溝(3,3′)の少なくとも1が、前記栓
    止め棒(2)の円周ウェブ(6)と協働する可撓性の、
    耐火性のシールリング(36,36′)を有すること、を特
    徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】前記固定棒(10,10′)の前記下部(1,
    1′)は前記栓止め棒(2)の前記上端面(40)から一
    定の長さに亘って上方に延びる雄ねじ(41)を有し、こ
    の上端面(40)に支持されているナット(38,38′)と
    前記栓止め棒(2)の前記上端面(40)との間に設けら
    れたスラストワッシャ(37,37′)によって前記ナット
    (38,38′)が上方から前記雄ねじ(41)へ締め付けら
    れているので、前記固定棒(10,10′)の前記下部(1,
    1′)の前記円周ウェブ(4,4′)の上方のフランク(4
    3,43′)が前記栓止め捧(2)の前記円周ウェブ(6)
    の下方のフランク(42)へ押圧されること、を特徴とす
    る請求項12もしくは13に記載の装置。
  15. 【請求項15】前記雄ねじ(41)の前記下端と上方の前
    記円周ウェブ(6)との間の間隔は、前記固定棒(10,1
    0′)の、前記栓止め棒に突出する溝のない部分の外径
    の少なくとも1.4倍であること、を特徴とする請求項14
    に記載の装置。
  16. 【請求項16】前記栓止め棒(2)はその縦方向リセス
    (8)の上部に形成された手段、すなわち前記固定棒
    (10,10′)の係合手段と作動結合することができる手
    段を有すること、を特徴とする請求項12ないし15に記載
    の装置。
  17. 【請求項17】前記栓止め棒(2)はその縦方向リセス
    (8)の上部において、縦軸線(L)に対し対称的に、
    前記リセス(8)の壁部に設けられた複数の前記円周溝
    (5)及び円周ウェブ(6)並びに1つ又は複数の突出
    部(39)を有し、該三者は前記円周溝(3,3′)及び円
    周ウェブ(4,4′)並びに前記固定棒(10,10′)の少な
    くとも一方の平面(35,35′)と噛み合うことができる
    こと、を特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】金属容器用の耐火材料製の縦方向に延び
    る栓止め棒(2)を、該栓止め棒(2)用の吊上げ装置
    と結合するための装置を製造する方法において、 前記栓止め棒(2)を等圧でプレスするときに、前記固
    定棒(10,10′)を前記栓止め棒(2)に押し込み、前
    記固定棒(10,10′)の前記係合手段(3,4,35;3′,4′,
    35′)はこれらに噛み合うセラミック材料によって完全
    に囲繞し、前記栓止め棒(2)を等圧でのプレス後に、
    前記固定棒(10,10′)と共に仮焼すること、を特徴と
    する方法。
  19. 【請求項19】前記固定棒(10,10′)の、前記栓止め
    棒(2)に突入する部分を、共通の、等圧でのプレス前
    に、仮焼中に蒸発する材料で被覆すること、を特徴とす
    る請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】前記固定棒(10,10′)の下部(1)の
    上端から一定の長さに亘って延びているねじ(14,23,2
    3′)と、前記円周溝(3,3′)と、前記円周ウェブ(4,
    4′)とを切削なしに前記固定棒(10,10′)に嵌め込む
    こと、を特徴とする請求項12もしくは15に記載の装置の
    製造法。
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