JP3266206B2 - Icソケット - Google Patents

Icソケット

Info

Publication number
JP3266206B2
JP3266206B2 JP10115192A JP10115192A JP3266206B2 JP 3266206 B2 JP3266206 B2 JP 3266206B2 JP 10115192 A JP10115192 A JP 10115192A JP 10115192 A JP10115192 A JP 10115192A JP 3266206 B2 JP3266206 B2 JP 3266206B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
base
movable
cover
curved
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10115192A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05299147A (ja
Inventor
信明 岸
紀夫 小林
一郎 松尾
哲也 大沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chichibu Fuji Co Ltd
Original Assignee
Chichibu Fuji Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chichibu Fuji Co Ltd filed Critical Chichibu Fuji Co Ltd
Priority to JP10115192A priority Critical patent/JP3266206B2/ja
Publication of JPH05299147A publication Critical patent/JPH05299147A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3266206B2 publication Critical patent/JP3266206B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connecting Device With Holders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICソケットに関す
る。さらに詳しくは、実装されたICを内部に収納して
通電試験等を行うためのICソケットにおいて、ICの
リードとこれに接触導通されるコンタクトピンとの接触
構造に係る改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ICソケットとしては、ICを収
納するベースと、ベースに上下動可能に支持されベース
に収納されたICを載承する可動台と、可動台の周囲に
ベースから立上げ支持されたコンタクトピンと、ベース
に対して上下動可能なカバーとを備え、カバーの上下動
によりICのリードとコンタクトピンとの接触の保持,
解除を行うようにしたものが知られている。このような
従来のICソケットでは、ベースと可動台との間に複数
個のコイルスプリングが装備されて可動台を上方へ弾圧
付勢し、コイルスプリングの弾性によってICのリード
とコンタクトピンとの接触を加圧して接触が確実に行わ
れるようにしている。
【0003】このような従来のICソケットでは、コイ
ルスプリングの配置等によっては可動台への弾圧付勢力
が偏重してしまい、可動台が傾斜してICのリード,コ
ンタクトピンの接触圧力が不均等になることから、接触
圧力の不足によりICのリード,コンタクトピンの導通
不良を引起こしたり、接触圧力の過多によりICのリー
ドのメッキが損傷してしまうという問題点を有してい
る。
【0004】さらに、前記接触圧力を適正に設定すると
なると、コイルスプリングの選択(弾性の),配置の調
整等を行わなければならず、設計作業が面倒になるとい
う問題点を有している。特に、多ピン化の現状では、リ
ードが数本のICから数100本のICまで各種提供さ
れており、各ICに対応して複数本のコイルスプリング
によって適正な接触圧力を設定することは不可能なこと
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の問題
点を考慮してなされたもので、ICのリード,コンタク
トピンとの適正な接触圧力を簡単に形成することのでき
るICソケットを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明に係るICソケットは、ICを収納するベ
ースと、ベースに上下動可能に支持されベースに収納さ
れたICを載承する可動台と、可動台の周囲にベースか
ら立上げ支持されたコンタクトピンと、ベースに対して
上下動可能なカバーとを備え、カバーの上下動によりI
Cのリードとコンタクトピンとの接触の保持,解除を行
うようにしたICソケットにおいて、コンタクトピンを
弾性を有する2又構造に形成し、2又構造の一方は、ベ
ースに固定された基端部から大きくU字形に湾曲した外
側湾曲部を介して上部の接触部と作用部を立上げ支持
し、且つ、外側湾曲部は接触部と作用部を可動台から離
間するよう弾圧付勢し、接触部は可動台との間でICの
リードを挟付けるよう接触し、作用部は可動台とは反対
側に突出してカバーの内側面に弾圧当接するよう形成
し、2又構造の他方は、外側湾曲部よりも可動台側で外
側湾曲部より小さくU字形に湾曲した内側湾曲部を介し
て上部のスプリング部を立上げ支持し、且つ、内側湾曲
部はスプリング部を上方へ弾圧付勢し、スプリング部は
可動台の下面に当接して可動台とカバーを上方へ弾圧付
勢するよう形成し、 さらに、カバーの内側面におけるコ
ンタクトピンの作用部が弾圧当接する部分には、内側へ
向けて傾斜したテーパ面と内側へ向けて突出した平坦面
とからなり、前記作用部が弾圧摺接可能な凹凸構造の案
内溝を設け、 可動台とカバーがコンタクトピンの湾曲部
とスプリング部の弾圧付勢により上死点に位置する時に
は、上記作用部が上記平坦面に弾圧当接して上記接触部
が可動台との間でICのリードを挟付けるよう接触する
一方、 カバーの下動でコンタクトピンの作用部が上記平
坦部からテーパ部へと弾圧摺接して上記接触部が可動台
から離間すると共に、作用部がカバーの下動を助勢する
よう形成したことを特徴とする手段を採用する。
【0007】
【作用】前述の手段によると、ICのリードに接触する
コンタクトピン夫々に可動台を上方へ弾圧付勢するスプ
リング部が設けられているため、可動台への弾圧付勢力
が偏重して可動台が傾斜しICのリード,コンタクトピ
ンの接触圧力が不均等になることはなくなる。さらに、
ICのリードに接触するコンタクトピンの接触部と前記
スプリング部とが可動台を上下から挟むような弾性のあ
る2又構造であることから、接触部,スプリング部の間
での弾性の相殺調整が期待され、接触圧力の不足,過多
が防止されるため、ICのリードの本数にかかわらず適
正な接触圧力の設定が容易となる。このため、ICのリ
ード,コンタクトピンとの適正な接触圧力を簡単に形成
することのできるICソケットを提供するという課題が
解決されることになる。さらに前述の手段によると、カ
バーの押圧操作において、コンタクトピンの外側湾曲
部,接触部,作用部側の弾性が殆ど抵抗として作用せ
ず、逆にカバーの案内溝のテーパ部に弾圧摺接するコン
タクトピンの作用部がカバーの下動を助勢するように作
用する。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るICソケットの実施例を
図面に基づいて説明する。
【0009】この実施例では、図2,図3から明らかな
ように平面長方形のパッケージ部1aの4周辺に夫々リ
ード1bが引出されたIC1を対象とし、図1,図2か
ら明らかなようにIC1を上方から落込みセットするい
わゆるオープン型からなるものを示してある。
【0010】この実施例は、従来と同様に、ベース2,
可動台3,コンタクトピン4,カバー5を基本的構成と
している。
【0011】ベース2は、上方から落込みセットされる
IC1を収納することができるように、上部を開放した
平面長方形の箱形に形成された本体2aの内部に収納空
間2bを備えている。この収納空間2aの4隅には内側
へ向けて傾斜した先端部を有するガイドポスト2cが内
側へ突出して立設され、上方から落込まれるIC1のパ
ッケージ部1aの4角をガイドポスト2cで位置決めし
て収納空間2b内へ滑落し案内するようになっている。
また、本体2aの外側面の4角には、カバー5を係止さ
せる段部2dが設けられている。
【0012】可動台3は、上方から落込みセットされる
IC1を載承することができるように、ベース2のガイ
ドポスト2cを避けて箱を平面展開したような変形の長
方形の平面形状に形成された平板状の本体3aがベース
2の収納空間2内に嵌合するように設けられている。こ
の本体3aの上面の4角にはベース2のガイドポスト2
cと対応して内側へ向けて傾斜した突起形状のガイド爪
3bが設けられ、本体3a上に載承されるIC1のパッ
ケージ部1aの4角を正確に位置決めし載承の位置ズレ
を防止するようになっている。また、本体3aの上面の
4辺にはIC1のリード1bに当接可能な山形のガイド
リブ3cが設けられ、本体3a上に載承されるIC1の
リード1bを正確に位置決めし載承の位置ズレを防止す
るようになっている。また、本体3aの4辺の外側には
コンタクトピン4と同数の細溝形のガイドスリット3d
が設けられ、コンタクトピン4の上部の動作をガイドス
リット3dで案内規制するようになっている。さらに、
この本体3aは、下面に固定された支持棒3eがベース
2の本体2aにてこ形のレバー6を介して上下動可能に
支持されている。このレバー6は、断面形状が略L字形
に形成されてベース2の本体2aの下面側の中央部付近
から4角の外側面にかけて配設され、L字形の一端がベ
ース2の本体2aの下面の中央部付近に支持され、L字
形の他端がカバー5によって押圧されるようになってい
る。前記支持棒3eは、その下端がレバー6のベース2
の本体2aの支持部から若干離れた位置に支持されてい
る。
【0013】コンタクトピン4は、可動台3の本体3a
の4辺の周囲に配置され、ベース2の本体2aに固定さ
れた基端部4aから大きくU字形に湾曲した外側の湾曲
部(外側湾曲部)4bを介して上部の接触部4c,作用
部4dが立上げ支持されている。この湾曲部4bは、上
部の接触部4c,作用部4dを可動台3の本体3aから
離間するように弾圧付勢している。接触部4cは、可動
台3の本体3aとの間でIC1のリード1bを挟付ける
ようにして接触するもので、可動台3の本体3a側に突
出する形状に形成されている。なお、接触部4cの上側
には、可動台3の本体3a側へ向けて傾斜した傾斜部4
eが設けられている。また、作用部4dは、前記弾圧付
勢によりカバー5の内側面に弾圧当接するもので、可動
台3の本体3aとは反対側に突出する形状に形成されて
いる。さらに、基端部4aからは、前記外側の湾曲部4
bよりも可動台3側に、前記湾曲部4bよりは小さくU
字形に湾曲した内側の湾曲部(内側湾曲部)4fを介し
て上部のスプリング部4gが立上げ支持され、前記湾曲
部4b等と2又構造を形成している。この湾曲部4f
は、上部のスプリング部4gを上方へ弾圧付勢してい
る。スプリング部4gは、可動台3の下面に当接し可動
台3を上方へ弾圧付勢すると共に、可動台3,可動台3
の支持棒3e,レバー6を介してカバー5をも上方へ弾
圧付勢している。尚、上記湾曲部4fは反復して生起す
るバネ作用に対し耐久性を高めるために、湾曲部4bの
内側で可能なかぎり大きな円弧状に形成することが好ま
しい。そのため図示の通り両湾曲部4b,4fが接近し
た構造となるが、湾曲部4fが撓んだときには湾曲部4
bも外側へ逃げる方向に撓むので、両湾曲部4b,4f
が干渉するおそれはない。
【0014】カバー5は、IC1を上方から落込むこと
ができるように、ベース2に対応して下部を開放した平
面長方形の箱形に形成された本体5aに平面長方形に開
口された窓部5bを備えている。このカバー5の4角に
は、ベース2の段部2dに係止する係止爪5cとレバー
6のL字形の他端を押圧する押圧片5dとが設けられて
いる。また、このカバー5の内側面のコンタクトピン4
の作用部4dが弾圧当接する部分には、内側へ向けて傾
斜したテーパ面5e’と内側へ向けて突出した平坦面5
e”とからなり作用部4dが弾圧摺擦可能な凹凸構造に
形成された案内溝5eが設けられている。
【0015】このような実施例によると、IC1のリー
ド1bに接触するコンタクトピン4の接触部4cと前記
スプリング部4gとが可動台3を上下から挟むような弾
性のある2又構造となっていることから、接触部4c,
スプリング部4gの間での弾性の相殺調整が期待される
ため、IC1のリード1bの本数にかかわらず適正な接
触圧力の設定が容易となる。特に、コンタクトピン4が
薄性の金属板を打抜き加工等して製造されるものである
ため、従来のコイルスプリングに比し接触圧力の微妙な
調整が可能となる。さらに、従来例のコイルスプリング
が不要となるため、部品点数が削減され装置の小型化が
可能となる。
【0016】このような実施例を使用するには、通常で
は可動台3,カバー5がコンタクトピン4の湾曲部4
f,スプリング部4gの弾圧付勢により上死点(ベース
2の段部2dにカバー5の係止爪5cが係止した状態)
に位置されているが、カバー5を押圧操作してコンタク
トピン4の接触部4cとIC1のリード1bとを接触さ
せることになる。即ち、レバー6を介してのコンタクト
ピン4の湾曲部4f,スプリング部4gの弾圧付勢に抗
してカバー5が押圧操作されると、図6(B)に示すよ
うに、カバー5の下動に伴いコンタクトピン4の作用部
4dがカバー5の案内溝5eの平坦部5e´´からテー
パ部5e’へと弾圧摺擦して、接触部4cが可動台3の
本体3aから離間するように動作する。さらに、カバー
5を押圧操作が継続され続いてカバー5が下動すると、
図6(C)に示すように、コンタクトピン4の作用部4
dの案内溝5eのテーパ部5e’への弾圧摺擦が進行し
て、接触部4cが可動台3の本体3aから完全に離間す
るので、その状態でIC1がカバー5の窓部5dからベ
ース2の内部に落込まれ可動台3の本体3aの上に載承
されて収納され、IC1のリード1bも可動台3の本体
3a上へ載承される。
【0017】このようなカバー5の押圧操作では、コン
タクトピン4の外側の湾曲部4b,接触部4c,作用部
4d側の弾性が殆ど抵抗として作用せず、逆にカバー5
の案内溝5eのテーパ部5e’に弾圧摺擦するコンタク
トピン4の作用部4dがカバー5の下動を助勢するよう
に作用する。また、カバー5の下動では、カバー5の押
圧片5dがレバー6のL字形の他端を押圧し、可動台3
の本体3aの下面に固定された支持棒3eの支持点を下
動させる。この支持棒3eの支持点の下動によると、レ
バー6がL字形の一端がベース2の本体2aの下面側の
中央部付近に支持されたてこ形であるため、図1に示す
L1 ,L2 のモーメント比からコンタクトピン4の湾曲
部4f,スプリング部4gのカバー5の押圧操作に対す
る抵抗としての力を減衰することになる。従って、図7
のグラフからも明らかなように、小さな押圧力でカバー
5を押圧操作できることになる。
【0018】なお、カバー5の押圧操作を止めると、図
6(D),(E)に示すように、コンタクトピン4が前
述とは逆方向へ動作し、可動台3,カバー5がスプリン
グ7,バネ材2eの弾圧付勢により上死点に復帰するこ
とになり、コンタクトピン4の接触部4cがIC1のリ
ード1bを可動台3の本体3aとの間に挟付けて接触を
保持することになる。この可動台3の復帰では、IC1
のリード1bに接触するコンタクトピン4夫々に可動台
3を上方へ弾圧付勢する湾曲部4f,スプリング部4g
が設けられているため、可動台3への弾圧付勢力が偏重
して可動台3が傾斜しIC1のリード1b,コンタクト
ピン4の接触圧力が不均等になることはなくなる。
【0019】また、コンタクトピン4の接触部4cとI
C1のリード1bとの接触を解除する際にもカバー5を
押圧操作することになるが、コンタクトピン4等の動作
は前述と同様に奏され、小さな押圧力でカバー5を押圧
操作できる。なお、図6ではコンタクトピン4の接触部
4cが可動台3から離間した状態でIC1を載承収納さ
せる場合を説明したが(図6(C))、図6(A)の状
態でIC1を可動台3の本体3a上に予め載承し、その
後にコンタクトピン4の接触部4cを離間させるように
してもよい。その場合、IC1のリード1bは接触部4
cの離間に伴って該接触部4cの上側の傾斜部4eから
可動台3の本体3a上へ落下することになる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明に係るICソケット
は、ICのリードに接触するコンタクトピン夫々に可動
台を上方へ弾圧付勢するスプリング部が設けられ、可動
台への弾圧付勢力が偏重して可動台が傾斜し接触圧力が
不均等になることがなくなり、さらにコンタクトピンの
接触部,スプリング部が可動台を上下から挟むような弾
性のある2又構造で、接触部,スプリング部の間での弾
性の相殺調整が期待されICのリードの本数にかかわら
ず適正な接触圧力の設定が容易となるため、ICのリー
ド,コンタクトピンとの適正な接触圧力を簡単に形成す
ることができる効果がある。また、この効果により、収
納されたICのリードの導通不良やメッキ損傷が防止さ
れる効果が生ずる。
【0021】又、従来のコイルスプリングがコンタクト
ピンに一体化されたような構造となり部品点数が削減さ
れているため、全体を小型することができる効果があ
る。さらに、カバーの押圧操作において、コンタクトピ
ンの外側湾曲部,接触部,作用部側の弾性が殆ど抵抗と
して作用せず、逆にカバーの案内溝のテーパ部に弾圧摺
接するコンタクトピンの作用部がカバーの下動を助勢す
るように作用し、小さな押圧力でカバーを押圧操作でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るICソケットの実施例を示す正面
断面図であり、図2のX−X線の拡大断面図に相当する
ものである。
【図2】図1の縮小の平面図である。
【図3】図2の底面図である。
【図4】図1の要部の拡大斜視図である。
【図5】図1の要部拡大図である。
【図6】図4に示される部分の動作を示すものであり、
(A)〜(E)の順に動作経過を示すものである。
【図7】カバーの押圧操作に係る各種荷重等の変化を示
すグラフである。
【符号の説明】
1 IC 1b リード 2 ベース 3 可動台 4 コンタクトピン 4a 基端部 4b 外側の湾曲部 4c 接触部4d 作用部 4f 内側の湾曲部 4g スプリング部 5 カバー5e 案内溝 5e’ テーパ部 5e” 平坦部 6 レバー
フロントページの続き (72)発明者 大沢 哲也 埼玉県秩父郡小鹿野町大字小鹿野755の 1 株式会社秩父富士内 (56)参考文献 特開 平2−257585(JP,A) 特開 昭64−65783(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 33/76 502 H01L 23/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICを収納するベースと、ベースに上下
    動可能に支持されベースに収納されたICを載承する可
    動台と、可動台の周囲にベースから立上げ支持されたコ
    ンタクトピンと、ベースに対して上下動可能なカバーと
    を備え、カバーの上下動によりICのリードとコンタク
    トピンとの接触の保持,解除を行うようにしたICソケ
    ットにおいて、 コンタクトピンを弾性を有する2又構造に形成し、 2又構造の一方は、ベースに固定された基端部から大き
    くU字形に湾曲した外側湾曲部を介して上部の接触部と
    作用部を立上げ支持し、且つ、外側湾曲部は接触部と作
    用部を可動台から離間するよう弾圧付勢し、接触部は可
    動台との間でICのリードを挟付けるよう接触し、作用
    部は可動台とは反対側に突出してカバーの内側面に弾圧
    当接するよう形成し、 2又構造の他方は、外側湾曲部よりも可動台側で外側湾
    曲部より小さくU字形に湾曲した内側湾曲部を介して上
    部のスプリング部を立上げ支持し、且つ、内側湾曲部は
    スプリング部を上方へ弾圧付勢し、スプリング部は可動
    台の下面に当接して可動台とカバーを上方へ弾圧付勢す
    るよう形成し、 さらに、カバーの内側面におけるコンタクトピンの作用
    部が弾圧当接する部分には、内側へ向けて傾斜したテー
    パ面と内側へ向けて突出した平坦面とからなり、前記作
    用部が弾圧摺接可能な凹凸構造の案内溝を設け、 可動台とカバーがコンタクトピンの湾曲部とスプリング
    部の弾圧付勢により上死点に位置する時には、上記作用
    部が上記平坦面に弾圧当接して上記接触部が可動台との
    間でICのリードを挟付けるよう接触する一方、 カバーの下動でコンタクトピンの作用部が上記平坦部か
    らテーパ部へと弾圧摺接して上記接触部が可動台から離
    間すると共に、作用部がカバーの下動を助勢するよう形
    成した ことを特徴とするICソケット。
JP10115192A 1992-04-21 1992-04-21 Icソケット Expired - Fee Related JP3266206B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10115192A JP3266206B2 (ja) 1992-04-21 1992-04-21 Icソケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10115192A JP3266206B2 (ja) 1992-04-21 1992-04-21 Icソケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05299147A JPH05299147A (ja) 1993-11-12
JP3266206B2 true JP3266206B2 (ja) 2002-03-18

Family

ID=14293061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10115192A Expired - Fee Related JP3266206B2 (ja) 1992-04-21 1992-04-21 Icソケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3266206B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05299147A (ja) 1993-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4721582B2 (ja) ソケット
US20010023140A1 (en) Socket for electrical parts
JPH05242935A (ja) リードレス形icパッケージ用接続器
JP3739626B2 (ja) 電気部品用ソケット
EP0622982A1 (en) Improved burn-in socket apparatus
JP3266206B2 (ja) Icソケット
JP4172856B2 (ja) Icソケット
US5752846A (en) IC socket
EP1102358B1 (en) Socket for electrical parts
JP3007179U (ja) 電子デバイス用テストソケット
JP3156226B2 (ja) Icソケット
JP2004327264A (ja) 電気部品用ソケット
JP2973396B2 (ja) カード接触構造
US5147212A (en) Socket for electric part
US6439913B1 (en) Simplified ZIF socket assembly
JPH08273777A (ja) Icソケット
US6537093B2 (en) Socket for a semiconductor device
US5739697A (en) Locking mechanism for IC test clip
US20200127414A1 (en) Roller mechanism for burn-in socket
US6537096B2 (en) ZIF socket assembly with improved protector
US6471531B2 (en) Socket for electric part
US5261832A (en) Socket for electric part
JP4014961B2 (ja) Icソケット
JPH08273779A (ja) Icソケット
JP3908184B2 (ja) Icソケット

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090111

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100111

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120111

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees