JP3264892B2 - ノロ低減剤及びそれを用いた遠心力成形品の製造方法 - Google Patents

ノロ低減剤及びそれを用いた遠心力成形品の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠心力成形品のノ
ロ低減剤及びそれを使用した遠心力成形品の製造方法に
関し、詳しくは、モルタル又はコンクリートを遠心力成
形して製造するパイル、ポール、鋼管複合パイル、鋼管
ライニング及びヒューム管等遠心力成形品製造時の、ノ
ロの発生を低減又は防止するノロ低減剤及びそれを使用
した遠心力成形品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、パイルやポールなど遠
心力成形によって製造されるコンクリート製品製造時に
は、遠心力によってノロが絞り出されてくる。このノロ
の中には水の他に固形分として20〜40重量%のセメント
や砂の微粒部分を含有し強アルカリ性であるため、その
まま工場外に排棄することは公害防止上できず、固形分
の沈殿濾過排棄処理や排水の中和処理に多くの時間と経
費をかけているのが現状であった。
【0003】このノロの発生を防止するために、例え
ば、ポルトランドセメント100 重量部に対し、シリカヒ
ューム2〜10重量部とブレーン6,000 〜9,000 cm2/g の
鉱物質微粉末5〜20重量部とを合計量で15重量部以上と
なるように使用する方法、さらに、ポルトランドセメン
ト100 重量部に対し、シリカヒュームと、鉱物質微粉末
と、ベントナイト0.5 〜5重量部とを、合計量で15重量
部以上となるように使用する遠心力成形コンクリート製
品の製造方法が提案されている(特開昭62-7654号公
報)。
【0004】しかしながら、この方法では、多量の鉱物
質微粉末を添加しなければならないので不経済となるな
どの課題があった。
【0005】また、本発明者らは、高性能減水剤と、ベ
ントナイト、金雲母、黒鉛、滑石、窒化ホウ素、ゼオラ
イト、活性炭、石炭殻、ケイソウ土、パーライト及びア
タパルジャイト等の無機質粉末を併用し、高性能減水剤
を使用したコンクリートの、水飴のような特有の粘性を
消し、プラスチックなコンクリートを得ることを提案
し、さらに、遠心力成形時のノロ低減の観点から詳細に
研究した結果、同じようなプラスチックなコンクリート
が得られる前記の無機質粉末の中でも、ベントナイトの
みが、少量でノロ低減効果を向上できること、しかも、
ベントナイトの単独使用の場合では、著しく単位水量が
増大し、コンクリートはプラスチックとなるが、遠心力
成形した場合のノロ低減効果は小さく、ペースト状のノ
ロが発生し、減水剤と併用してはじめて、ベントナイト
の少量添加でもノロ低減効果があることを知見し本発明
を完成するに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、(1)
減水剤と膨潤度35以上(A.C.C.法)のベントナイトを
主成分とする遠心力成形品のノロ低減剤、(2)減水剤
と膨潤度35以上(A.C.C.法)のベントナイトを添加す
ることを特徴とする遠心力成形品の製造方法である。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、(1)
セメント100重量部に対し高性能減水剤を固形分換算
で0.5〜1.5重量部添加するにあたり、高性能減水
剤とベントナイトを混練水の一部又は全部と混合し懸濁
液として投入することを特徴とする高性能減水剤と膨潤
度35以上(A.C.C.法)のベントナイトを主成分とする
遠心力成形品のノロ低減剤、(2)セメント100重量
部に対し高性能減水剤を固形分換算で0.5〜1.5重
量部と膨潤度35以上(A.C.C.法)のベントナイトを添
加するにあたり、高性能減水剤とベントナイトを混練水
の一部又は全部と混合し懸濁液として投入することを特
徴とする遠心力成形品の製造方法である。
【0008】高性能減水剤とは、比較的多量に使用して
も空気連行や過度の凝結遅延、さらには、異状凝結を生
じさせない減水率の大きい減水剤であり、例えば、ポリ
アルキルアリルスルホン酸塩やメラミンホルマリン樹脂
スルホン酸塩などが挙げられる。
【0009】一般に市販されている高性能減水剤は、前
記、いずれかを主成分とするもので、ポリアルキルアリ
ルスルホン酸塩系としてはナフタレンスルホン酸ホルマ
リン縮合物、メチルナフタレンスルホン酸ホルマリン縮
合物及びアントラセンスルホン酸ホルマリン縮合物等が
挙げられ、市販品としては、花王(株)製商品名「マイ
テイ100 」や「マイテイ150 」など、第一工業製薬
(株)製商品名「セルフロー110P」など、竹本油脂
(株)製商品名「ポールファイン510N」など、山陽国策
パルプ(株)製商品名「サンフローPS」 や「サンフロー
PSR 」など及び電気化学工業(株)製商品名「 FT-500」
等があり、メラミンホルマリン樹脂スルホン酸塩として
は、昭和電工(株)製商品名「メルメントF-10」や「メ
ルメントF-20」などや日曹マスタービルダーズ(株)製
商品名「NL-4000 」等が挙げられる。
【0010】本発明において、減水剤のセメントに対す
る使用量は、一般的な減水剤の場合はメーカー指定量及
びその2〜3倍量程度で、しかも、異状凝結が生じない
範囲で使用されるが、一般的な減水剤は減水率が小さ
く、使用量を増加させても減水率の向上は僅かであるの
で、併用するベントナイトの使用量は少ない量に限定さ
れる。
【0011】減水剤として高性能減水剤を使用する場合
は、セメント100 重量部に対し、固形分換算で0.3 〜2.
0 重量部が好ましく、0.4 〜1.8 重量部がより好まし
く、0.5 〜1.5 重量部がさらに好ましい。高性能減水剤
はその使用量が多くなる程、減水率は大きくなるにもか
かわらず、脱水量は増大し、脱水量やノロを低減するた
めのベントナイトの必要量も多くなる。高性能減水剤の
使用量が0.3 重量部未満ではベントナイトを使用するた
めに、単位水量が多くなり、ノロ低減効果が小さく、プ
レーン強度をわりやすくなる。2.0 重量部を超えるとベ
ントナイトの使用量を増加させても粘性が消えにくく、
ノロ防止の効果は小さくなり好ましくない。
【0012】本発明に係るベントナイトは、モンモリロ
ナイト類に属する粘土鉱物の一種で膨潤性を有するもの
である。ベントナイトの膨潤性は産地や鉱床により異な
るがA.C.C.法(American CollidCampany規格) による膨
潤度が5〜40程度のものが好ましい。
【0013】ベントナイトの使用量は、セメント100 重
量部に対し、多くても5重量部が好ましく、4重量部以
下がより好ましく、0.1 〜3重量部がさらに好ましい。
ベントナイトの膨潤度が大きい程、少量添加でもノロ低
減効果が顕著であり、また、必要に応じ混練水の一部又
は全部を減水剤と共に混合した懸濁液にして、コンクリ
ート混練時に添加すると、ベントナイトはさらに少量で
ノロ低減効果を発揮する。
【0014】また、本発明で使用するベントナイトの膨
潤度は、A.C.C.法で35以上である。35以上であると
ベントナイトの少量添加でノロ低減効果又は防止効果を
顕著に発揮するからである。
【0015】本発明で使用されるセメントとは普通・早
強・超早強・中庸熱等の各種ポルトランドセメント、ポ
ルトランドセメントに高炉スラグ、フライアッシュ又は
シリカを配合した各種混合セメント及び微粉高炉スラグ
を含むセメント等である。
【0016】また、本発明において、ベントナイトと、
酸性白土、活性白土、クレー、ゼオライト及びタルク等
の粘土鉱物や、ケイソウ土、溶融シリカ粉砕時にバック
フィルターに補集した最大粒子径60μ程度の微粉、シリ
カヒューム及びアエロジル等のシリカ質物質の無機粉末
とを併用することは、ノロ低減効果を助長する面から好
ましい。
【0017】無機粉末の使用量は、セメント100 重量部
に対し、多くても5重量部が好ましく、0.5 〜3重量部
がより好ましい。無機粉末は、その種類によっては、同
一スランプを得るために、単位水量を、さらに多く必要
とするものもあり、経済的にも効果のある範囲で、か
つ、より少なく使用することが好ましい。
【0018】モルタル又はコンクリート製造時にセッコ
ウ類を主成分とする高強度混和材や膨張材などを併用す
ることも十分可能である。
【0019】コンクリートの混練法も特に制限されるも
のではなく、常法が可能であり、減水剤とベントナイト
を別々にミキサーに投入しても、ベントナイトを混練水
に分散させ懸濁液として投入しても良いが、減水剤とベ
ントナイトを混練水の一部又は全部と混合し、懸濁液と
して投入するのが最も好ましい。
【0020】遠心力成形方法も特に制限されるものでは
なく、常法のGNo. 3〜5の低速で1〜3分、GNo.12
〜18の中速で3〜5分、GNo.30 〜40の高速で3〜5分
行うことは好ましいが、本発明のノロ低減剤を使用した
コンクリートが、例えば、3cm以下と低スランプの場合
は、遠心力成形時にコンクリートが動き難いので、例え
ば、低速はGNo. 3以下で3分以上行うのが好ましい。
GNo.3を超えると遠心力成形体の外径から1〜2cm内側
のところで円周方向に沿ってジャンカが生成し易く、か
つ、遠心力成形を3分以上行わないと端部までコンクリ
ートがまわらないことがある。中速は、GNo. 及び遠心
力成形時間にこだわる必要は全くなく、通常、GNo.9±
4で1分以上行えば良い。高速は遠心力成形体の管厚の
内側までの内径で計算した場合、GNo.27 以上がよい。
GNo.27 未満ではコンクリートやモルタルが内面にきっ
ちり成形されないことがある。また、高速の時間は1分
以上が好ましい。また、低速又は中速の時に振動を与え
る振動遠心力成形法はより好ましいものである。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
する。参考 例1 表1に示すコンクリートの基本配合を用い、減水剤とベ
ントナイトの種類と使用量を変え、懸濁液としないで、
コンクリートを混練し、遠心力成形供試体を成形した。
絞り出されるノロ量を測定すると同時に、φ10×20cmの
コンクリート供試体を常圧蒸気養生し、材令7日の圧縮
強度を測定した。コンクリートは30リットル分混練し、
減水剤とベントナイトを併用した時の単位水量の増減は
配合補正しないでそのまま混練した。使用水量とスラン
プ値を測定結果と共に表2、及び表3に併記する。
【0022】遠心力成形はφ20×30l ×5t の型枠に、
18kgのコンクリートを入れ、型枠の中空部分は蓋をして
ノロが漏れないようにしてから、いずれも肉厚の中心径
で計算したGNo. を用い、GNo.2.5の低速で4分、GN
o.9の中速で1分、GNo.35 の高速で2分の遠心成形条
件で遠心成形し、15分後に成形した。圧縮強度測定は、
φ10×20cmの供試体を20℃で4時間、前置き養生し、そ
の後15℃/hの昇温速度で65℃まで上げ、4時間保持の蒸
気養生後、蒸気バルブを止め、そのまま養生槽の中で翌
日まで自然放冷し、その後取り出し、脱型後材令7日ま
で20℃の室内で養生してから圧縮強度を測定した。
【0023】
【表1】
【0024】(使用材料) セメント:電気化学工業(株)製普通ポルトランドセメ
ント、比重3.16 砂 :新潟県姫川産、川砂、比重2.65 砕石 :同上、砕石、比重2.68 減水剤A:第一工業製薬(株)製商品名「セルフロ-110
P 」主成分ポリアルキルアリルスルホン酸塩系、粉体。 B:昭和電工(株)製商品名「メルメントF-10」主成分
メラミンホルマリン樹脂スルホン酸塩系、粉体。 C:デンカグレース(株)製商品名「ダーレックスWRD
A」標準添加量セメント×0.4 %、主成分リグニンスル
ホン酸塩系、液体。 ベントナイトa:膨潤度;5(測定値5.5)(A.C.C.
法) 、(株)豊順洋行製商品名「微粒印」 b:膨潤度;10(測定値11.5)(A.C.C. 法) 、(株)豊
順洋行製商品名「整粒印」 c:膨潤度;15(測定値17.2)(A.C.C. 法) 、関東ベン
トナイト鑛業(株)製商品名「佐渡」 d:膨潤度20以上(測定値22.5)(A.C.C. 法) 、関東ベ
ントナイト鑛業(株)製商品名「利根」 e:膨潤度35以上(測定値36.0)(A.C.C. 法) 、関東ベ
ントナイト鑛業(株)製商品名「プレミアムゲル」
【0025】表2、及び表3において減水剤とベントナ
イトはセメント100 重量部に対する重量部で示し、減水
剤が粉体の場合はベントナイトと混合し、セメント、砂
及び砕石を空練りする時に投入し、その後、水を加えス
ランプを調整しながら混練した。また、減水剤が液体の
場合はセメント、砂、砕石及びベントナイトを空練りし
た後、水に減水剤を混ぜてから、ミキサーに投入し混練
した。
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】表2、及び表3から、つぎのことがわか
る。高性能減水剤の添加量が少ない場合、少なくともプ
レーン強度より低くしないためには、ベントナイトの添
加量を増加することができず、かつ、単位水量が多くな
ることからノロ低減効果が小さい。高性能減水剤の添加
量を増加させるとベントナイトも増量でき、ノロ低減効
果も大きくなることが示され、高性能減水剤はセメント
100 重量部に対し、少なくても0.3 重量部以上が好まし
く、0.4 重量部以上がより好ましい。また、高性能減水
剤の添加量が、セメント100 重量部に対し、2.0 重量部
を超えると、ベントナイト添加量を増やしてもコンクリ
ートの粘性が消えず、ノロ低減効果も小さいことが示さ
れる(No.1-63 )。
【0029】ベントナイトの添加量が、セメント100 重
量部に対し、0.1 重量部(No.1-15)以上でノロ低減効果
が大きくなり、膨潤度の大きいものほど少量添加でノロ
低減効果が大きくなる。しかしながら、単位水量の増加
も大きくなるので、膨潤度によってノロ低減効果と強度
とのバランスを考慮して添加量の上限が決定される。
【0030】また、ベントナイトの膨潤度が小さいと、
プラスチックなコンクリートでもノロの発生は多くな
り、添加量を多くしても単位水量が大きく、ノロ低減効
果が小さくなる(No.1-42 )。したがって、ベントナイ
トの添加量は、セメント100 重量部に対し、多くても5
重量部が好ましく、4重量部以下がより好ましく、3重
量部がさらに好ましいことが示される。なお、一般的な
減水剤を添加する場合(No.1-68 〜71)は減水率が小さ
いので、ベントナイトを多くは添加できないが添加量を
増加させるとノロ低減効果は顕著に示されるようにな
る。
【0031】実施例 表2、及び表3中の実験No.1-14 〜17、1-21〜24、1-27
〜29、1-33〜35、1-39〜42、1-45、1-47、1-49、1-60〜
63及び1-69の配合を用い、減水剤とベントナイトを混練
水の全量で懸濁液としてコンクリート混練時に添加し、
参考例1と同様の遠心力成形を行ないノロの発生量を測
定した。その結果を表4に示す。
【0032】
【表4】
【0033】懸濁液を添加すると、表4に示されるよう
に、著しくノロ低減効果が大きくなりベントナイトは少
量で済むことが示される。なお、ベントナイトがセメン
ト100 重量部に対し、少なすぎる0.05重量部では粉体で
添加した場合と変らず、ノロ低減効果は小さく(No.2-
1 )、減水剤が2.0 重量部を超えても(No.2-25 )同様
であることが示される。
【0034】参考例 実験No.1-29 のコンクリートを用い、無機粉末の種類
と、セメントに対する添加量を変え、参考例1と同様に
行い、ノロの発生量を測定した。その結果を表5に示
す。なお、比較として、実験No.1- 5 に無機粉末のみを
添加したものについても表5に併記した。
【0035】(使用材料) 無機粉末イ:酸性白土、関東ベントナイト工業(株)製
商品名「酸性白土」 ロ:活性白土、関東ベントナイト工業(株)製商品名
「ガレオンアース」 ハ:クレー、関東ベントナイト工業(株)製商品名「SA
M クレー」 ニ:ゼオライト、関東ベントナイト工業(株)製商品名
「SGW 」 ホ:タルク、関東ベントナイト工業(株)製商品名「ソ
ープストーンA」 ヘ:シリカヒューム、日本重化学工業(株)製商品名
「SFパウダー」 ト:アエロジル、日本アエロジル(株)製商品名「アエ
ロジル50」 チ:ケイソウ土、能登和倉産、仮焼品 リ:溶融シリカ粉、電気化学工業(株)製、溶融シリカ
を粉砕した時のバックフィルター品
【0036】
【表5】
【0037】
【発明の効果】以上、実施例で示したように遠心力成形
において、本発明のノロ低減剤を用いると次の効果を奏
する。 1.減水剤とベントナイトの適量の組合わせでノロの発
生を低減又は防止することが可能である。 2.ベントナイトの膨潤度が大きいほど少量添加で効果
があることも認められる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C04B 24/30 C04B 24/30 B // C04B 103:30 103:30 103:44 103:44 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C04B 22/08 B28B 1/20 C04B 14/10 C04B 24/18 C04B 24/22 C04B 24/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメント100重量部に対し高性能減水
    剤を固形分換算で0.5〜1.5重量部添加するにあた
    り、高性能減水剤とベントナイトを混練水の一部又は全
    部と混合し懸濁液として投入することを特徴とする高性
    能減水剤と膨潤度35以上(A.C.C.法)のベントナイト
    を主成分とする遠心力成形品のノロ低減剤。
  2. 【請求項2】 セメント100重量部に対し高性能減水
    剤を固形分換算で0.5〜1.5重量部と膨潤度35以
    上(A.C.C.法)のベントナイトを添加するにあたり、高
    性能減水剤とベントナイトを混練水の一部又は全部と混
    合し懸濁液として投入することを特徴とする遠心力成形
    品の製造方法。
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