JP3263826B2 - 実物投影機 - Google Patents

実物投影機

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JP3263826B2
JP3263826B2 JP25040092A JP25040092A JP3263826B2 JP 3263826 B2 JP3263826 B2 JP 3263826B2 JP 25040092 A JP25040092 A JP 25040092A JP 25040092 A JP25040092 A JP 25040092A JP 3263826 B2 JP3263826 B2 JP 3263826B2
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龍男 北見
南  公一
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Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
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  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステージガラス上に載
置した原稿(実物)を投影する実物投影機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の実物投影機は例えば実開昭53−
95833号公報に開示されているように、ステージガ
ラス上の資料をカバーする資料カバーの下面に突起を設
け、資料カバーを閉じた状態で本体内にこの突起が没入
したことをリードスイッチ等にて検知してインタロック
スイッチが作動し、これによりランプ回路が制御されて
ランプに印加する電圧を制御するようにしている。
【0003】また資料カバー(ハードカバー)の先端に
磁石を設けると共に本体内にこの磁石の磁力を検出する
リードスイッチを設け、資料カバーの開閉に従って作動
するリードスイッチにてランプをON,OFFさせるよ
うにしたものもある。これらはいずれも、資料カバーを
開としたときにランプの光量を少なく、あるいは消灯し
て作業者の目を鋭いランプの光から保護するためのもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の実物投影機
にあっては、資料カバーが本体上面に密着していないと
ランプはフル点灯しないし、また資料カバーが浮き上が
った状態ではインタロックスイッチをONとすることが
できず、ランプは消灯状態となる。このように、資料カ
バーの開閉に連動してランプの点灯をON,OFFする
ようにしたものにあっては、厚い本等厚手の資料(例え
ば35mm厚以上)の場合にランプが点灯しないで使用
できないことがある。
【0005】本発明は上記のことにかんがみなされたも
ので、資料カバーを本体上面から離間したときにランプ
が自動的に消灯するようにした実物投影機において、薄
い資料からある程度の厚い資料まで1つの資料カバーで
使用することができ、また厚手の資料の使用時において
も資料カバーの側方から光が漏れることが防止できて、
作業者の目を投光用の光から保護できるようにした実物
投影機を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る実物投影機は本体1に対して資料カバ
ー2を上下動可能に設け、資料カバー2側に磁性体10
等のセンシング部材を設け、本体1側にこのセンシング
部材が接近したときにONとなってランプ制御装置に制
御信号を出力するリードスイッチ等の被センシング部材
を設けてなる実物投影機において、資料カバー2側に設
けられるセンシング部材を資料カバー2より下方へ所定
のストロークにわたって上下動自在に設け、また上記資
料カバー2の周囲に布等の遮光部材13をたれさげて設
けた構成となっている。
【0007】
【作 用】資料カバー2を開動するべく上昇しても、
この資料カバー2に設けたセンシング部材は、これの上
下方向のストローク範囲にわたって本体1側に当接され
ており、この間にわたってランプは点灯されている。従
って厚手の資料を薄手のものと同様に投影できる。この
ときの本体1と資料カバー2との間の隙間より漏れる光
は遮光部材13にて遮光される。
【0008】
【実 施 例】本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図中1は本体、2はこの本体1の上面に搭載される
資料カバーである。本体1はこれの上面にステージガラ
ス3が、また一側部に投影レンズ4が、内部にミラー5
及びランプ6がそれぞれ設けてあり、ランプ6が点灯す
ることにより、ステージガラス3上に載置された資料の
像に光が照射され、その像がミラー5に反射して投影レ
ンズ4より投影されるようになっている。
【0009】資料カバー2は本体1に対して平行に上下
動することにより開閉されるようになっている。すなわ
ち、図に示すようになっていて、資料カバー2の一側部
には、例えば2本の支持ピン7a,7bが垂直に設けて
あり、一方本体1側に上記支持ピン7a,7bが摺動自
在に嵌合するように支持部8が設けてあり、資料カバー
2はこの支持部8に沿って上方へ平行移動することによ
りステージガラス3に対して開動作されるようになって
いる。
【0010】資料カバー2の内側に回動レバー9が、資
料カバー2内に収容される位置から、下方へ所定の回動
角θにわたって自在に回動するように設けてある。そし
てこの回動レバー9の先端に磁性体10が下方へ向けて
取付けてある。11は上記回動レバー9の下方への回動
限をきめるストッパであり、回動レバー9はこのストッ
パ11に当接するまではその自重により、あるいはばね
付勢により下方へ回動されて、この回動範囲にわたっ
て、その先端に設けられた磁性体10が本体1の上面に
当接するようになっている。
【0011】本体1には、上記回動レバー9の磁性体1
0に対向するリードスイッチ12が内装してある。この
リードスイッチ12は上記磁性体10が接近することに
よりON作動するものであり、そしてこのリードスイッ
チ12は図示しないランプ制御装置に接続されていて、
ON作動によりこのランプ制御装置に点灯信号を出力
し、磁性体10が離間してリードスイッチ12がOFF
作動したときに消灯信号を出力するようになっている。
【0012】上記資料カバー2の周囲には布等の遮光部
材13がたれさげて設けてある。なお上記回動レバー9
は資料カバー2の端等、資料を載せるのに邪魔にならな
い位置に設けられている。
【0013】上記構成において、資料カバー2をこれに
設けた回動レバー9の先端部が本体1の上面から離間す
るまで上動させると、リードスイッチ12がOFFとな
ってランプ6が消灯される。そしてこの資料カバー2を
下動して上記回動レバー9の先端が本体1に接触するこ
とにより、資料カバー2と本体1との間に隙間あっても
リードスイッチ12がONとなってランプ6が点灯され
る。このとき資料カバー2の周囲に遮光部材13がある
ので上記隙間からの光が遮光されて作業者の目を上記光
からまもる。上記作用により、厚い本等の厚手の資料を
投影する場合で、資料カバー2が資料の厚さ分だけ本体
1より離間しても、回動レバー9の先端部が本体1に接
触する状態ではランプ6は消灯されず、これを投影する
ことができる。そしてこのときの本体1と資料カバー2
との間の隙間からの光は遮光部材13にて遮えぎられ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、資料カバー2をある程
度上昇してもランプ6が消灯されることがなくなり、薄
い資料から資料カバー2が本体1より離間するようなあ
る程度厚い資料まで1つの資料カバー2を用いて投影す
ることができる。そしてこの資料カバー2が本体1より
離間した使用状態でもこの隙間からの光は遮光部材13
にて遮光され作業者の目がこの光からまもられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実物投影機の構成を概略的に示す断面図であ
る。
【図2】 本発明の要部で、かつ資料カバーをランプ点
灯可能範囲で上動させた状態を示す構成説明図である。
【符号の説明】
1…本体、2…資料カバー、3…ステージガラス、4…
投影レンズ、5…ミラー、6…ランプ、7a,7b…支
持ピン、8…支持部、9…回動レバー、10…磁性体、
11…ストッパ、12…リードスイッチ、13…遮光部
材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−46238(JP,A) 実開 昭52−74133(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 21/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体1に対して資料カバー2を上下動可
    能に設け、資料カバー2側に磁性体10等のセンシング
    部材を設け、本体1側にこのセンシング部材が接近した
    ときにONとなってランプ制御装置に制御信号を出力す
    るリードスイッチ等の被センシング部材を設けてなる実
    物投影機において、資料カバー2側に設けられるセンシ
    ング部材を資料カバー2より下方へ所定のストロークに
    亘って上下動自在に設け、また上記資料カバー2の周囲
    に布等の遮光部材13をたれさげて設けたことを特徴と
    する実物投影機。
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