JP3263756B2 - 穿孔ピン及び穿孔装置 - Google Patents

穿孔ピン及び穿孔装置

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被加工部材に孔を
設ける穿孔ピン及び穿孔装置に関し、特には、未焼成セ
ラミック体に孔を設ける穿孔ピン及び穿孔装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、被加工部材である未焼成セラ
ミック体に孔を設ける場合、打ち抜き金型装置である穿
孔装置が使用されている。この穿孔装置は、穿孔ピンが
設けられたパンチと、穿孔ピンの挿入可能な穿入孔が設
けられたダイとから構成されている。この穿孔装置は、
パンチとダイとの間に未焼成セラミック体を配置し、パ
ンチの穿孔ピンがダイの穿入孔に挿入されるまでパンチ
を移動させることにより、未焼成セラミック体に所望の
孔を設ける装置である。
【0003】ここで、この穿孔装置において、パンチに
設けられた穿孔ピンは、タングステンやその合金等の硬
質の金属材料の一体ものから成り、射出成形によりワイ
ヤーに成形され、このワイヤーの一部表面が切削加工さ
れて形成される。この穿孔ピンの一例として、穿孔ピン
1を図7に示す。
【0004】この穿孔ピン1は、未焼成セラミック体に
穿孔を行う領域である穿孔部2を細くし、パンチに固定
される領域である取付部3を太くして、径が変化する段
差部4を利用することにより、パンチに形成された穿入
孔の段差に容易に保持可能としている。また、このよう
な打ち抜きピン1は、パンチに固定する際に容易かつ迅
速に行うことができ、交換作業も容易に行えるといった
利点を有している。
【0005】しかし、このような穿孔ピン1は穿孔を行
う領域の径が小さくなるほど加工が非常に困難となり、
これにより製作コストがかかる上、未焼成セラミック体
に繰り返して孔を設けると、穿孔ピン1の段差部4にお
いて繰り返し応力による破断が生じやすいといった問題
があった。また、このような穿孔ピン1の形状は、その
製作時やパンチへの穿孔装置のメンテナンス等におい
て、穿孔ピン1をパンチに設ける際に応力が加わって歪
むことがあり、その際に容易に破断することがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】そこで、本発明者は、このような課題の原
因を究明してこのような課題を解決するべく、鋭意研究
を重ねた結果、本発明に至ったのである。すなわち、長
期間にわたって未焼成セラミック体に良好に設けること
が可能で、穿孔ピンの製造時、パンチへ設ける時、又は
メンテナンス時等においても穿孔ピンが破断しにくく信
頼性の非常に優れた穿孔ピン及び穿孔装置を提供するべ
く、鋭意研究を重ねた結果、本発明に至ったのである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の穿孔ピンの要旨
は、パンチに取り付けられる取付部と、ダイの穿入孔に
挿入される穿孔部とから構成されるピン部材を含む穿孔
ピンであり、パンチとダイとの間に被加工部材を配設し
て前記穿孔部を前記穿入孔に挿入することにより前記被
加工部材に孔を設ける穿孔ピンにおいて、前記穿孔ピン
をダイ側へ弾性的に押圧する付勢手段が備えられ、該付
勢手段が、前記取付部付近の周囲に巻かれたスプリング
であり、該スプリングが、前記ピン部材の中間部付近に
おいて前記ピン部材に固定され、前記ピン部材の後端部
付近において伸縮可能に遊設されたことである。
【0009】このような穿孔ピンは、付勢手段によって
ダイ側へ弾性的に押圧する付勢力が負荷されるため、こ
の付勢力に抗して穿孔ピンを段差等に係止することによ
り、穿孔ピンが容易に保持される。また、穿孔ピンによ
って被加工物に穿孔する場合の衝撃が緩和される。ここ
に、本明細書において、付勢手段とは、穿孔ピンに対し
て弾性的を圧力を加えて、穿孔ピンをダイ側へ押圧する
ものを言う。
【0010】また、本発明の穿孔ピンの要旨は、前記本
発明の穿孔ピンにおいて、前記スプリングが前記ピン部
材の中間部付近を補強することである。
【0011】このような穿孔ピンは、スプリングによっ
て穿孔ピンをダイ側へ弾性的に押圧する付勢力が負荷さ
れる穿孔ピンである。
【0012】また、本発明の穿孔ピンの要旨は、前記本
発明の穿孔ピンにおいて、前記ピン部材の後端部付近に
おいてスプリングが伸縮することである。
【0013】このような穿孔ピンは、ピン部材の中間部
付近においては、スプリングがピン部材に固定されてお
り、穿孔時の応力負荷の大きいピン部材の中間部付近を
補強する。一方で、ピン部材の後端部付近においては、
スプリングが遊設されており、伸縮することにより穿孔
ピンをダイ側へ弾性的に押圧するように構成されてい
る。ここに、本明細書において、遊設とは、ピン部材に
固定されずに、ピン部材に対して移動可能であり、伸縮
可能なように設けられることを言う。
【0014】また、本発明の穿孔ピンの要旨は、前記本
発明の穿孔ピンにおいて、前記スプリングの後端部が前
記ピン部材の後端部よりも突出していることである。
【0015】このような穿孔ピンは、スプリングの後端
部をピン部材の後端部よりも突出させることにより、ス
プリングの突出した部分によって、穿孔ピンをダイ側へ
弾性的に押圧できるようにしている。
【0016】また、本発明の穿孔ピンの要旨は、前記本
発明の穿孔ピンにおいて、前記スプリングが、前記ピン
部材の中間部付近において圧縮不可能に縮められている
ことである。
【0017】このような穿孔ピンは、スプリングが、ピ
ン部材の中間部付近において圧縮不可能に縮められてい
ることにより、スプリングが筒状部材と同様の機能を果
たし、スプリングがピン部材の中間部付近においてピン
部材を補強する。
【0018】また、本発明の穿孔装置の要旨は、穿孔ピ
ンが取り付けられたパンチと、前記穿孔ピンの先端部側
が挿入される穿入孔が設けられたダイとから構成され、
パンチとダイとの間に被加工部材を配設して前記穿孔ピ
ンを前記穿入孔に挿入することにより前記被加工部材に
孔を設ける穿孔装置において、前記穿孔ピンをダイ側へ
押圧する付勢手段が備えられ、該付勢手段が、前記取付
部付近の周囲に巻かれたスプリングであり、該スプリン
グが、前記ピン部材の中間部付近において前記ピン部材
に固定され、前記ピン部材の後端部付近において伸縮可
能に遊設されたことである。
【0019】このような穿孔装置は、本発明の穿孔ピン
を利用した穿孔装置である。
【0020】また、本発明の穿孔装置の要旨は、前記本
発明の穿孔装置において、前記付勢手段が、前記取付部
付近の周囲に巻かれたスプリングであることである。
【0021】このような穿孔装置は、本発明の穿孔ピン
を利用した穿孔装置において、付勢手段としてスプリン
グを用いた穿孔装置である。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る穿孔ピン及び
穿孔装置の実施の形態について、図面に基づいて詳しく
説明する。
【0023】図1又は図2において、符号10は本発明
の穿孔ピンであり、符号12は本発明の穿孔装置であ
る。穿孔装置12は、図2に示すように、未焼成セラミ
ック体(被加工部材)14に所望の孔を設けるための装
置であり、穿孔ピン10が複数個取り付けられたパンチ
16と、穿孔ピン10が挿入される穿入孔18が設けら
れたダイ19とから構成されている。
【0024】パンチ16は、穿孔ピン10が取り付けら
れるピンプレート20と、穿孔ピン10が穿孔する際に
穿孔ピン10の一端側を支持するためにピンプレート2
0の上に載置される支持プレート22と、支持プレート
22の上に配設されるバックプレート24と、スプリン
グ26及び吊りボルト28で連結されて穿孔ピン10を
ガイドするピンガイド30とから構成されている。ここ
で、ピンプレート20は、穿孔ピン10を挿入して支持
するための段差31が形成された挿入孔32が設けられ
ている。また、ピンガイド30には、穿孔ピン10の下
部の穿孔部48が挿入される挿入孔34が設けられてい
る。
【0025】ダイ19は、パンチ18の穿孔ピン10が
挿入される複数の穿入孔18が設けられており、パンチ
18の穿孔ピン10のガイド孔として機能する。なお、
図2においては、一つの穿孔ピン10について示してい
る。
【0026】このようにして構成された穿孔装置12
は、パンチ18がダイ19の上に配置された未焼成セラ
ミック体14側へ下降し、所定の位置でパンチ18を停
止させ、その後にピンプレート20はスプリング26の
付勢力に抗してダイ19側に下降して、未焼成セラミッ
ク体14の所望の箇所に孔を設けるのである。
【0027】次に、パンチ18に取り付けられる穿孔ピ
ン10の態様について詳細に説明する。図1に示すよう
に、穿孔ピン10のピン部材11は例えば全体的に一様
な外径を有した細長の柱状を成し、W−Co合金のよう
なタングステンを主成分とする超硬合金から成るもので
ある。
【0028】また、穿孔ピン10は、ピン部材11の略
上半分の取付部40の周囲にスプリング42が巻かれて
いる。このスプリング42は、圧縮バネであるが、穿孔
ピン10の中間部付近に巻かれた部分においては、圧縮
不可能に縮められた状態で穿孔ピン10に密着固定され
ている。一方で、穿孔ピン10の取付部40側の後端部
44付近に巻かれた部分においては、穿孔ピン10に固
定されず、伸縮可能なように遊設されているとともに、
後端部46が穿孔ピン10の後端部44よりも上へ突出
して構成されている。
【0029】また、穿孔ピン10は、図3に示すよう
に、スプリング42の後端部46が支持プレート22に
接触しており、支持プレート22によって下へ押圧され
ることにより、ダイ19の位置する下に向かって弾性的
に押圧されるように構成されている。また、スプリング
42の先端部50が挿入孔32の段差31に係合される
ことにより、ピンプレート20に固定されている。
【0030】従って、このような穿孔ピン10であれ
ば、パンチ16の穿孔の際には、スプリング42の後端
部46と支持プレート22との間で応力が発生するが、
スプリング42と支持プレート22との間には応力の発
生はない。また、穿孔を終え、パンチ16が上方へ移動
する際にはピンプレート20の挿入孔32の段差31
と、スプリング42の先端部50との間で、極弱い応力
が発生するだけなので、穿孔ピン10を長持ちさせるこ
とができる。
【0031】次に、本発明の穿孔ピン10が従来の穿孔
ピン1に比して、抗折性が著しく向上した点について説
明する。それぞれの穿孔ピン10の先端を基台に押しつ
けていき、真っ直ぐな場合の穿孔ピン10の軸線と、穿
孔ピン10を曲げた時の穿孔ピン10の先端部52の中
心からスプリング42の先端部50までの直線との成す
角度θがどのような時に破断するかについて比較した。
その結果、従来の穿孔ピン1の場合には、θが略10°
の時に破断が生じた。これに対して、本発明の穿孔ピン
10の場合には、θが略25°になるまでは破断が生じ
ず、従来の穿孔ピン1よりもかなり湾曲させなければ破
断しないことが判明した。
【0032】このような本発明の穿孔ピン10及び穿孔
装置12によれば、穿孔ピン10をスプリング42の弾
性力によって下方向へ押圧し、挿入孔32の段差31に
係止させてパンチ16に取り付けておくことができる。
このため、上下に揺動することなく、安定した状態に取
り付けておくことができる。また、穿孔ピン10を挿入
孔32に挿入して支持プレート22で押圧することによ
って取り付けることができ、取付け作業の容易化を図る
ことができる。
【0033】また、本発明の穿孔ピン10及び穿孔装置
12によれば、未焼成セラミック体14を穿孔ピン10
で穿孔する際に未焼成セラミック体14から受ける衝撃
をスプリング42の弾性圧縮によって緩和することがで
きる。このため、未焼成セラミック体14を穿孔ピン1
0で穿孔する際の衝撃によって穿孔ピン10が折れるの
を防止することができる。
【0034】また、本発明の穿孔ピン10及び穿孔装置
12によれば、スプリング42が穿孔ピン10の中間部
付近に巻いた状態で固定しているため、穿孔ピン10を
この部分で弾性的に撓ませることができる。このため、
穿孔ピン10の破断に対する強度をより高めることがで
きる。
【0035】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明の穿孔ピン及び穿孔装置は、その他の形態
でも実施し得るものである。
【0036】例えば、本発明の穿孔ピンは、図5に示す
ような穿孔ピン60であっても良い。この穿孔ピン60
は、ピン部材62が四角形断面を有しており、このピン
部材62の周囲にスプリング64が巻かれて構成されて
いる。このような穿孔ピン60であっても、パンチ16
の挿入孔32へ容易かつ安定して取り付けておくことが
できるとともに、破断に対する強度を高めることができ
る。
【0037】また、本発明の穿孔ピンは、図6に示すよ
うな穿孔ピン70であっても良い。この穿孔ピン70
は、ピン部材72の後端部74付近にゴム製のチュープ
76が嵌合されて構成されている。なお、チュープ76
の底部には空洞78が設けられており、後端部80付近
が弾性変形しやすいように構成されている。また、ピン
部材72の中間部付近は、他の部分よりも太く構成され
ている。このような穿孔ピン70であっても、チュープ
76が弾性変形するため、パンチ16の挿入孔32へ容
易かつ安定して取り付けておくことができるとともに、
破断に対する強度を高めることができる。
【0038】以上、本発明の実施形態について図面に基
づいて説明したが、本発明に係る穿孔ピン及び穿孔装置
は、図示したものに限定されず、その他の態様でも実施
し得るものである。
【0039】例えば、本発明の穿孔ピン及び穿孔装置に
よって加工する被加工部材は、未焼成セラミック体に限
定されず、その他のセラミック体、樹脂体又は金属体等
であっても良い。また、本発明の穿孔ピンを構成するピ
ン部材の形状は、円形断面のもの又は四角形断面のもの
に限定されず、楕円、多角形等の断面のものであっても
良い。また、ピン部材の材質はタングステンを主成分と
するものに限定されず、その他の材質から成る超硬金属
等、被加工部材の穿孔に耐え得るものであれば良い。
【0040】また、穿孔ピンをダイ側へ弾性的に押圧す
る付勢手段はスプリングに限定されず、穿孔ピンの後端
に備えた板バネであっても良い。また、ゴム又は発砲樹
脂等の弾性部材を穿孔ピンの後端に備えても良い。ま
た、空気を注入した袋状部材を穿孔ピンの後端に備えて
も良い。
【0041】また、本発明の穿孔ピンは、ピン部材と付
勢手段とから構成されるものに限定されず、その他の構
成手段をも備えたものであっても良い。例えば、段差等
に係止するための係止部材、突起、凹部等を備えたもの
であっても良い。
【0042】その他、本発明の技術的範囲には、その趣
旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々なる改
良,修正,変形を加えた態様も含まれる。
【0043】
【発明の効果】本発明の穿孔ピン及び穿孔装置によれ
ば、付勢手段によってダイ側へ弾性的に押圧することが
できる。このため、付勢力に抗して穿孔ピンを段差等に
係止することにより、容易にパンチによって保持するこ
とができる。また、パンチに対してぶれるのを防止し
て、安定してパンチに取り付けておくことができる。ま
た、穿孔ピンにより被加工物に穿孔する場合の衝撃を、
付勢手段の弾性力によって緩和して、穿孔ピンが折れる
のを防止できる。
【0044】また、付勢手段が、取付部付近の周囲に巻
かれたスプリングであることを特徴とする本発明の穿孔
ピン及び穿孔装置によれば、スプリングによって穿孔ピ
ンをダイ側へ弾性的に押圧することができる。また、ス
プリングを巻いておくことにより、穿孔ピンを弾性的に
撓ませることにより、穿孔ピンの破断を防止することが
できる。
【0045】また、スプリングが、ピン部材の中間部付
近においてピン部材に固定され、ピン部材の後端部付近
において伸縮可能に遊設されたことを特徴とする本発明
の穿孔ピンによれば、ピン部材の中間部付近において
は、穿孔時に大きな曲げモーメンドがかかり、負荷の大
きいピン部材の中間部付近を補強することができる。一
方で、ピン部材の後端部付近においては、スプリングが
伸縮することができ、穿孔ピンをダイ側へ弾性的に押圧
することができる。
【0046】また、スプリングの後端部がピン部材の後
端部よりも突出していることを特徴とする本発明の穿孔
ピンによれば、スプリングの突出した部分によって、穿
孔ピンをダイ側へ弾性的に押圧することができる。
【0047】また、スプリングが、ピン部材の中間部付
近において圧縮不可能に縮められていることを特徴とす
る本発明の穿孔ピンによれば、スプリングが筒状部材と
同様の機能を果たし、スプリングがピン部材を包み込む
ことにより、ピン部材の中間部付近においてピン部材を
補強することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の穿孔ピンを示す図であり、同図(a)
は平面図であり、同図(b)は正面図である。
【図2】本発明の穿孔装置を示す正面断面図である。
【図3】図1に示す穿孔ピンの使用状態を示す正面断面
図である。
【図4】図1に示す穿孔ピンを説明するための正面図で
ある。
【図5】本発明の穿孔ピンの他の実施形態を示す図であ
り、同図(a)は平面図であり、同図(b)は正面図で
ある。
【図6】本発明の穿孔ピンの更に他の実施形態を示す正
面断面図である。
【図7】従来の穿孔ピンを示す図であり、同図(a)は
平面図であり、同図(b)は正面図である。
【符号の説明】
10,60,70:穿孔ピン 11,72:ピン部材 12:穿孔装置 14:未焼成セラミック体(被加工部材) 16:パンチ 18:穿入孔 19:ダイ 40:取付部 42,66:スプリング 44,74:ピン部材の後端部 46:スプリングの後端部 48:穿孔部 50:スプリングの先端部 52:ピン部材の先端部

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチに取り付けられる取付部と、ダイ
    の穿入孔に挿入される穿孔部とから構成されるピン部材
    を含む穿孔ピンであり、パンチとダイとの間に被加工部
    材を配設して前記穿孔部を前記穿入孔に挿入することに
    より前記被加工部材に孔を設ける穿孔ピンにおいて、 前記穿孔ピンをダイ側へ弾性的に押圧する付勢手段が備
    えられ、該付勢手段が、前記取付部付近の周囲に巻かれ
    たスプリングであり、該スプリングが、前記ピン部材の
    中間部付近において前記ピン部材に固定され、前記ピン
    部材の後端部付近において伸縮可能に遊設されたことを
    特徴とする穿孔ピン。
  2. 【請求項2】 前記スプリングが前記ピン部材の中間部
    付近を補強することを特徴とする請求項1に記載する穿
    孔ピン。
  3. 【請求項3】 前記ピン部材の後端部付近においてスプ
    リングが伸縮することを特徴とする請求項1又は請求項
    に記載する穿孔ピン。
  4. 【請求項4】 前記スプリングの後端部が前記ピン部材
    の後端部よりも突出していることを特徴とする請求項2
    又は請求項3に記載する穿孔ピン。
  5. 【請求項5】 前記スプリングが、前記ピン部材の中間
    部付近において圧縮不可能に縮められていることを特徴
    とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載する穿孔
    ピン。
  6. 【請求項6】 穿孔ピンが取り付けられたパンチと、前
    記穿孔ピンの先端部側が挿入される穿入孔が設けられた
    ダイとから構成され、パンチとダイとの間に被加工部材
    を配設して前記穿孔ピンを前記穿入孔に挿入することに
    より前記被加工部材に孔を設ける穿孔装置において、 前記穿孔ピンをダイ側へ押圧する付勢手段が備えられ
    該付勢手段が、前記取付部付近の周囲に巻かれたスプリ
    ングであり、該スプリングが、前記ピン部材の中間部付
    近において前記ピン部材に固定され、前記ピン部材の後
    端部付近において伸縮可能に遊設されたことを特徴とす
    る穿孔装置。
  7. 【請求項7】 前記付勢手段が、前記取付部付近の周囲
    に巻かれたスプリングであることを特徴とする請求項6
    に記載する穿孔装置。
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