JP3263079B2 - 水分散性ポリエステル樹脂及びその製造方法 - Google Patents

水分散性ポリエステル樹脂及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は新規な水分散性ポリエステル、その製造方法
及びそれから製造した被覆に関する。
背景技術 工業用被覆の揮発性有機化合物(VOC)の量を制限す
る規則が、塗料のような新しい水性システムを発明する
ことに向けられた研究及び開発プロジェクトを促進して
きた。二つの最も重要な市販被覆システム、即ちポリエ
ステル及びアクリル樹脂に関して、現在最新のものを特
徴付けることは比較的容易なことである。即ち、炭素主
鎖を有するポリマー系(アクリル樹脂)はその炭素−酸
素エステル主鎖を有するポリエステルよりも加水分解に
対して一層安定である。しかしながら、水性アクリル系
からは得られない優れた硬度/可撓性比のその固有の望
ましい性質のために、かなりの研究が水性ポリエステル
の安定性を改良することに向けて続けられている。
米国特許第4,340,519号には、スルホン酸金属基含有
芳香族酸及び(全ポリオール含有量基準で)10モル%以
下のトリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、
グリセリン及びペンタエリスリトールから選択された多
価ポリオールと共重合させたある種の結晶性及び非結晶
性ポリエステルの組成物が開示されている。また、米国
特許第4,525,524号には、ある種のスルホン酸金属及び
任意的な全ジオール成分基準で3%以下の分枝剤を含む
ポリエステルからなる液体系が開示されている。
米国特許第3,563,942号には、水に分散させることが
できる線状溶媒可溶性コポリエステル組成物が開示され
ている。水分散性は少量(1〜2モル%)のスルホン化
芳香族化合物の金属塩をコポリエステルに添加すること
によって得られる。
米国特許第4,483,963号、同第4,622,381号及び同第4,
818,569号並びに特開平62−45731号公報、同第62−2181
6号公報及び同第61−289116号公報には、スルホベンゾ
イル基で末端閉鎖した高分子量線状ポリマーが開示され
ている。
多くの特許には、ポリマー上の残留又は未反応のカル
ボン酸基をアンモニア又は種々の有機アミンで中和する
ことによって水散逸性(water−dissipatable)ポリエ
ステルを得る方法が開示されている。米国特許第3,666,
698号では被覆性能を変性するためにこの方法及びフェ
ニルインダンジカルボン酸が用いられている。米国特許
第3,699,066号には、中和のためのある種のヒドロキシ
官能性アミンの利点が示されている。米国特許第3,549,
577号では、中和剤としてアミノ樹脂架橋剤を用い、次
いでアルカリ性水減少系を製造するためにpHを調節して
いる。これらの特許並びに米国特許第3,494,882号、米
国特許第3,434,987号、英国特許第1,117,126号及び米国
特許第3,345,313号では、カルボン酸官能基が過剰の塩
基で完全に中和され、アルカリ性被覆ビヒクルを生成せ
しめている。
上記特許の何れにもpHが4より大きいスルホモノマー
を含有するポリエステルの水性分散液は開示されていな
い。
米国特許第4,910,292号、同第4,973,656号及び同第4,
990,593号には、改良された水性ポリエステル樹脂及び
特開昭に5−(ソジオスルホ)−イソフタル酸(5−SS
IPA又はSIP)を含有する被覆が開示されている。この樹
脂はネオンペンチルグリコール(NPG)、トリメチロー
ルプロパン(TMP)、イソフタル酸(IPA)及び5−SSIP
Aを第一段階で反応させ、次いで第二段階でIPA及びアジ
ピン酸(AD)添加することによって製造される。この樹
脂から製造された透明な被覆は、光沢、硬度、可撓性及
び耐溶媒性の良好な性質を示す。更に、この被覆はイオ
ン性スルホン酸塩基が存在するにも拘わらず耐水性であ
る。しかしながら、他のポリエステル樹脂と同様に、こ
れらの樹脂の水性分散液は適当な貯蔵安定性を持ってお
らず、時間が経過すると相分離を起こす。更に、これら
の分散液から製造した顔料入りエナメルは適当な貯蔵安
定性を持っておらず、比較的短い期間で相分離を起こ
す。
それ故、水分散性ポリエステル樹脂の分散液及びこれ
から製造した顔料入りエナメルの全体安定性を改良する
ことができることが非常に望ましいであろう。
この問題点の一つの解決は、ジカルボン酸スルホンモ
ノマーの末端閉鎖を開示している米国特許第5,218,042
号に開示されている。
発明の開示 本発明は、 (a)スルホモノマーではない少なくとも1種の二官能
性ジカルボン酸; (b)1〜20モル%の、芳香核又は脂環式核に結合した
少なくとも1個の金属スルホネート基又は窒素含有非金
属スルホネート基を含む少なくとも1種のモノカルボン
酸スルホモノマー; (c)グリコール又はグリコールと2個の−NRHを有す
るジアミンとの混合物から選択された少なくとも1種の
二官能性反応剤(このグリコールは2個の−C(R1
−OH基を含み、反応剤中のRは水素又は炭素数1〜6の
アルキル基であり、反応剤中のR1は水素原子、炭素数1
〜5のアルキル基又は炭素数6〜10のアリール基であ
る) (d)0〜40モル%の、1個の−C(R)−OH基を有
するヒドロキシカルボン酸、1個の−NRH基を有するア
ミノカルボン酸、1個の−C(R)−OH基及び1個の
−NRH基を有するアミノアルコール又はこれらの二官能
性反応剤の混合物から選択された二官能性反応剤(但
し、反応剤中のRは水素又は炭素数1〜6のアルキル基
である);並びに (e)40モル%以下の、ヒドロキシル、カルボキシル及
びこれらの混合物から選択された少なくとも3個の官能
基を含有する多官能性反応剤(この多官能性反応剤の少
なくとも一部には少なくとも3個のヒドロキシル基が含
まれ、ここに記載した全てのモル%は、200モル%に等
しい全ての酸、ヒドロキシル及びアミノ基含有反応剤の
合計量基準であり、ポリマーは酸価が20より小さく、そ
してEQ(酸)で除したEQ(塩基)の値が0.5〜2である
ような酸基含有反応剤(100モル%)のヒドロキシ基及
びアミノ基含有反応剤(100モル%塩基)に対する比率
で両者を含む) の反応生成物の単位又は部分(moiety)から作られたポ
リエステルを含んでなる水分散性組成物に関する。
好ましいアルキル基はメチル、エチル、n−プロピ
ル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル及びイソ
ブチルであり、好ましいアリールはフェニル及びナフチ
ルである。
本発明はまた、重縮合条件下で上記の反応剤(a)、
(b)、(c)、(d)及び(e)を反応させることか
らなるポリエステルの製造方法に関する。
本発明はまた、本質的に上記(b)と上記(e)の少
なくとも一部との生成物であるジオール組成物に関す
る。この組成物は、 (A)芳香核又は脂環式核に結合した少なくとも1個の
金属スルホネート基又は窒素含有非金属スルホネート基
を含有するモノカルボン酸スルホモノマー、及び (B)少なくとも3個のヒドロキシル基を含有する多官
能性反応剤 の反応生成物の単位から作られたエステル付加物からな
る。
本発明はまた、 (b)が1〜20モル%の、少なくとも3個のヒドロキ
シル基を含有する多官能性反応剤と芳香核又は脂環式核
に結合した少なくとも1個の金属スルホネート基又は窒
素含有非金属スルホネート基を含有するモノカルボン酸
スルホモノマーとのジオール付加物である少なくとも1
種のジオールであり、そして (e)が0〜40モル%の、ヒドロキシル、カルボキシ
ル及びこれらの混合物から選択された少なくとも3個の
官能基を含有する多官能性反応剤である以外は、上記の
反応生成物の単位(a)、(b)、(c)、(d)及び
(e)から作られたポリエステルからなる水分散性組成
物に関する。
本発明はまた、 (I)反応剤(A)及び(B)を触媒量の触媒の存在下
で、反応剤(A)の実質的に全ての酸官能基がエステル
化され、中間反応生成物が形成されるような条件下で反
応させ、 (II)得られた中間反応生成物を上記反応剤(a)、
(c)、(d)及び(e)と重縮合条件下で反応させる ことからなるポリエステルの二工程製造方法に関する。
本発明はまた、このポリエステル物質を含有する被覆
組成物及び被覆物品にも関しており、以下に記載する。
発明の詳細な説明 本発明は意外にも改良されたポリエステル及びこのポ
リエステルの製造方法を見出した。このポリエステルは
単官能性スルホモノマーを含む反応剤から製造され、ス
ルホモノマーに結合したポリエステル鎖の末端に未反応
のカルボン酸基を有していない。即ちこのポリエステル
はもはや酸性ではなく、得られた水性ポリエステル分散
液は実質的に改良された安定性を有している。更に、本
発明者はこの分散液から製造した顔料入り被覆が実質的
に改良された安定性を有していることを見出した。
本発明の組成物及び方法は、5−SSIPA樹脂のような
スルホモノマーを含有する水分散性樹脂が室温でコール
ドフローするので特に有用である。それ故、液中に実質
的な量のポリエステルを含有する予備分散液中にこの樹
脂を貯蔵することが非常に望ましい。しかしながら、ジ
カルボン酸スルホモノマーから製造した樹脂を含有する
予備分散液は一般的に不安定であり、時間の経過と共に
分離する。この安定性は、樹脂を少なくとも3個のヒド
ロキシル基を含有する多官能性反応剤と3−ソジオスル
ホ安息香酸(3−SSBA)のようなモノカルボン酸スルホ
モノマーとから構成するとき、本発明により実質的に増
加させることができることが見出された。
本発明による組成物は、pH4〜7、好ましくはpH5〜6
の分散液又は予備分散液を形成するのが好ましく、本質
的に反応剤(b)のスルホモノマー残基に結合している
遊離のカルボキシル末端基を有していない。
本発明の水分散性組成物に使用する安定化ポリエステ
ルに到達するための好ましい方法は、上記(b)上記
(e)の少なくとも一部と予備反応させ、次いで残りの
反応剤を反応させる二工程法である。この方法には、 (I)(A)芳香核又は脂環式核に結合した少なくとも
1個の金属スルホネート基又は窒素含有非金属スルホネ
ート基を含むモノカルボン酸スルホモノマー及び(B)
少なくとも3個のヒドロキシル基を含有する多官能性反
応剤を、反応剤(A)の実質的に全ての酸官能基がエス
テル化され、中間反応生成物が形成されるような条件下
で触媒量の触媒の存在下で反応させる工程、 (II)触媒量の触媒の存在下で、工程(I)により形成
した中間反応生成物を、 (a)スルホモノマーではない少なくとも1種の二官能
性ジカルボン酸; (c)グリコール又はグリコールと2個の−NRH基を有
するジアミンとの混合物から選択された少なくとも1種
の二官能性反応剤(このグリコールは2個の−C(R1
−OH基を含み、反応剤中のRは水素又は炭素数1〜6
のアルキル基であり、反応剤中のR1は水素原子、炭素数
1〜5のアルキル基又は炭素数6〜10のアリール基であ
る); (d)0〜40モル%の、1個の−C(R)−OH基を有
するヒドロキシカルボン酸、1個の−NRH基を有するア
ミノカルボン酸、1個の−C(R)−OH基及び1個の
−NRH基を有するアミノアルコール又はこれらの二官能
性反応剤の混合物から選択された二官能性反応剤(但
し、反応剤中のRは水素又は炭素数1〜6のアルキル基
である);並びに (e)0〜40モル%の、ヒドロキシル、カルボキシル及
びこれらの混合物から選択された少なくとも3個の官能
基を含有する多官能性反応剤、 と水分散性ポリエステルが形成されるようにして反応さ
せる工程、(但し、上記のすべてのモル%は、200モル
%に等しい全ての酸、ヒドロキシ及びアミノ基含有反応
剤の合計量基準であり、ポリマーはEQ(酸)で除したEQ
(塩基)の値が0.5〜2であるような酸基含有反応剤(1
00モル%酸)のヒドロキシ基及びアミノ基含有反応剤
(100モル%塩基)のヒドロキシ基及びアミノ基含有反
応剤(100モル%塩基)に対するの比率で両者を含む)
を含む。
本発明の二工程法の各工程は好ましくは150℃〜240℃
の、更に好ましくは170℃〜220℃の温度で行われる。こ
の方法の各工程は好ましくは130℃〜150℃のより低い温
度で開始され、次いで170℃〜220℃の温度に上昇され
る。
重合の前にジオール付加物がその場(in situ)で製
造されるこの二工程法の最初の工程は、好ましくは170
℃〜220℃の温度で行われる。少なくとも3個のヒドロ
キシル基を含有する多官能性反応剤は好ましくは、モノ
カルボン酸スルホモノマーが完全に反応するようにモル
過剰で更に好ましくは大モル過剰で添加される。
本明細書で使用するとき用語「多官能性」又は「分枝
誘導性」なる語は、トリオール又はトリカルボン酸のよ
うな3個又はそれ以上の反応性ヒドロキシル及び/又は
カルボキシル置換基を有する化合物を指し、用語「グリ
コール」は2個のヒドロキシル置換基を有する化合物を
指し、用語「水散逸性ポリエステル」、「水散逸性ポリ
マー」、「ポリエステル物質」又は「ポリエステル」は
上記のポリエステル又はポリエステルアミドを指す。
本明細書に用語「水散逸性」又は「水分散性」を用い
るときはいつでも、ポリマーへの水又は水溶液の活性を
指すものとする。この用語は特に、溶液がポリエステル
物質をその中に及び/又はその全体に溶解及び/又は分
散させる状態を含むことを意図している。
用語「EQ(塩基)」は(b)、(c)、(d)及び
(e)からのヒドロキシル及びアミノ官能基の全て(10
0モル%塩基)の合計当量数を意味する。この合計はこ
のグループ分け内の各反応剤のモル数にその官能度、即
ち酸(又はエステル)基との縮合重合に使用される反応
剤のモル当たりのヒドロキシルプラスアミノ基の合計数
を掛けることによって得られる。そして用語「EQ
(酸)」は(a)、(b)、(d)及び(e)からの酸
官能基の全て(100モル%酸)の合計当量数を意味す
る。この合計はこのグループ分け内の各反応剤のモル数
にその官能度、即ちヒドロキシル及びアミノ基との縮合
重合に使用される酸基(又はその等価エステル及アミド
形成誘導体)の合計数を掛けることによって得られる。
本発明のポリエステル方法に於ける反応剤(b)は、
一工程法に於いては単官能性モノマーであり、二工程法
に於いては単官能性モノマーのジオール付加物である。
この単官能性モノマーには芳香核に結合している−SOM3
(但し、Mは水素又は金属イオンである)が含まれてい
る。この単官能性モノマー成分は−SO3M基を含有するモ
ノカルボン酸である。スルホン酸塩基の金属イオンはNa
+、Li+、K+、Mg++、Ca++、Cu++、Fe++又はFe+++であっ
てよく、一価のカチオンが好ましい。
−SO3M基は芳香核に結合しており、芳香核の例にはベ
ンゼン、ナフタレン、アントラセン、ジフェニル、オキ
シジフェニル、スルホニルジフェニル及びメチレンジフ
ェニルが含まれる。
反応剤(b)中に任意に存在している非金属スルホネ
ート基の非金属部分は、10-3〜10-10の、好ましくは、1
0-5〜10-8の25℃での水中のイオン化定数を有する脂肪
族、脂環式又は芳香族塩基化合物であってよい窒素含有
塩基から誘導される窒素ベースのカチオンである。特に
好ましい窒素含有塩基は、アンモニア、ジメチルエタノ
ールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、ピリジン、モルホリン及びピペリジンである。この
ような窒素含有塩基及びそれから誘導されるカチオンは
米国特許第4,304,901号に記載されている。
適当なモノカルボン酸スルホモノマーの例には、式: (式中、MはNa+、K+又はNH4 +であり、Xは、O、S、C
H2又はSO2である)のものが含まれる。最も好ましいモ
ノカルボン酸スルホモノマーは3−ソジオスルホ安息香
酸(3−SSBA)である。
反応剤(b)は1〜20モル%の量で存在することが好
ましく、更に好まし量は2〜12モル%であり、最も好ま
しい量は3.5〜4.5モル%である。
ポリエステルのジカルボン酸性分(反応剤(a))は
脂肪族ジカルボン酸、脂環式ジカルボン酸、芳香族ジカ
ルボン酸又はこれらの酸の2種又はそれ以上の混合物か
らなる。このようなジカルボン酸の例には、シュウ酸、
マロン酸、ジメチルマロン酸、コハク酸、グルタル酸、
アジピン酸、トリメチルアジピン酸、ピメリン酸、2,2
−ジメチルグルタル酸、アゼライン酸、セバシン酸、フ
マル酸、マレイン酸、イタコン酸、1,3−シクロペンタ
ンジカルボン酸、1,2−シクロヘキサンジカルボン酸、
1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサ
ンジカルボン酸、フタル酸、テレフタル酸、イソフタル
酸、2,5−ノルボルナンジカルボン酸、1,4−ナフタル
酸、ジフェン酸、4,4′−オキシジ安息香酸、ジグリコ
ール酸、チオジプロピオン酸、4,4′−スルホニルジ安
息香酸及び2,5−ナフタレンジカルボン酸並びにこれら
のエステルが含まれる。
好ましい二官能性ジカルボン酸(反応剤(a))に
は、イソフタル酸、テレフタル酸、フタル酸無水物
(酸)、アジピン酸、テトラクロロフタル酸無水物、ピ
バリン酸、デデカンジオン酸、セバシン酸、アゼライン
酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、1,3−シクロヘ
キサンジカルボン酸、マレイン酸無水物、フマル酸、コ
ハク酸無水物(酸)、2,6−ナフタレンジカルボン酸、
グルタル酸及びこれらのエステルが含まれる。
反応剤(c)はグリコール又はグリコール類の混合物
であることが好ましい。このグリコール成分は脂肪族、
脂環式及びアラルキルグリコールからなっていてよい。
これらのグリコールの例には、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、2,4−ジ
メチル−2−エチルヘキサン−1,3−ジオール、2,2−ジ
メチル−1,3−プロパンジオール、2−エチル−2−ブ
チル−1,3−プロパンジオール、2−エチル−2−イソ
ブチル−1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,
6−ヘキサンジオール、2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキ
サンジオール、チオジエタノール、1,2−シクロヘキサ
ンジメタノール、1,3−シクロヘキサンジメタノール、
1,4−シクロヘキサンジメタノール、2,2,4,4−テトラメ
チル−1,3−シクロブタンジオール、p−キシレンジオ
ールが含まれる。他の適当なグリコールの例は、ジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチ
レングリコール並びにペンタエチレン、ヘキサエチレ
ン、ヘプタエチレン、オクタエチレン、ノナエチレン及
びデカエチレングリコール並びにこれらの混合物を含む
ポリ(エチレングリコール)である。本発明のポリエス
テルで使用される好ましいポリ(エチレングリコール)
はジエチレングリコール又はトリエチレングリコール又
はこれらの混合物である。上記のグリコールの2種又は
それ以上からコポリマーを製造することができる。好ま
しいグリコールには、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、
2−エチル−2−ブチル−1,3−プロパンジオール、2,
2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、1,4−シク
ロヘキサンジメタノール、1,3−シクロヘキサンジメタ
ノール、ヒドロキシピバリルヒドロキシピバレート、ジ
プロピレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、1,10
−デカンジオール、1,3−ブタンジオール、水素化ビス
フェノールA、1,4−ブタンジオール等が含まれる。
アミノアルコールである有利な二官能性成分には、成
分(d)に関するような芳香族、脂肪族、複素環式及び
その他の種類が含まれる。具体例としては、5−アミノ
ペンタノール−1、4−アミノメチルシクロヘキサンメ
タノール、5−アミノ−2−エチルペンタノール−1、
2−(4−β−ヒドロキシエトキシフェニル)−1−ア
ミノエタン、3−アミノ−2,2−ジメチルプロパノー
ル、ヒドロキシエチルアミン等があげられる。一般的に
これらのアミノアルコールには2〜20個の炭素原子、1
個の−NRH基及び1個の−C(R)−OH基が含まれて
いる。
アミノカルボン酸である有利な二官能性モノマー成分
には、成分(d)に関するような芳香族、脂肪族、複素
環式及びその他の種類が含まれ、そしてラクタムが含ま
れる。具体例には、6−アミノカプロン酸、カプロラク
タムとして知られているそのラクタム、ω−アミノウン
デカン酸、3−アミノ−2−ジメチルプロピオン酸、4
−(β−アミノエチル)安息香酸、2−(β−アミノプ
ロポキシ)安息香酸、4−アミノメチルシクロヘキサン
カルボン酸、2−(β−アミンプロポキシ)シクロヘキ
サンカルボン酸等が含まれる。一般的にこれらの化合物
には2〜20個の炭素原子が含まれている。
ジアミンである二官能性モノマー成分(d)の有利な
例には、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、
2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジアミン、4−オキ
サヘプタン−1,7−ジアミン、4,7−ジオキサデカン−1,
10−ジアミン、1,4−シクロヘキサンビスメチルアミ
ン、1,3−シクロヘプタメチレンジアミン、ドデカメチ
レンジアミン等が含まれる。
最初の工程でポリヒドロキシル化合物が反応されるの
で、二工程法に於ける反応剤(e)はポリヒドロキシル
化合物である必要はない。二工程法に於いて反応剤
(e)はまた任意である。しかしながら、これらを用い
るとき、これには好ましくは3〜6個のヒドロキシル及
び/又はカルボキシル基が含まれ、トリメチロールプロ
パン(TMP)、トリメチロールエタン(TME)、グリセリ
ン、ペンタエリトリトール、エリトリトール、トレイト
ール、ジペンタエリトリトール、ソルビトール、トリメ
リト酸無水物、ピロメリト酸二無水物又はジメチロール
プロピオン酸が最も好ましい。
反応剤(e)は40モル%以下の少量で存在することが
好ましく、更に好ましい量は1〜20モル%であり、最も
好ましい量は10〜20モル%である。
本発明の更に好ましい態様に於いて、水分散性ポリエ
ステルは、20〜100モル%の3−SSBAの酸成分(単位)
並びに少なくとも60モル%のネオペンチルグリコール、
1,4−シクロヘキサンジメタノール、2−エチル−2−
ブチル−1,3−プロパンジオール又はこれらの混合物の
ポリオール成分(単位)からなる(本明細書で使用する
とき用語「単位(moiety)」は、縮合反応又は重縮合反
応の間にポリマー鎖の中に又は上に実際に入る反応剤酸
又はポリオールの残留部分を指す)。
このポリエステルの重量平均分子量は好ましくは5,00
0〜25,000であり、更に好ましいものは10,000〜20,000
である。
このポリエステルの数平均分子量は好ましくは1,000
〜5,000であり、更に好ましいものは1,500〜3,500であ
る。
このポリエステルの酸価は20より小さいことが好まし
くは、更に好ましいものは10より小さい。
このポリエステルの水分散液は好ましくは安定であ
る。最低4ヵ月間20〜30℃で棚貯蔵した後、ポリマー凝
集物又は水性ポリエステル調合物(15〜80重量%ポリエ
ステル固体)の相分離が存在しないこととして定義され
る。本発明により製造されたポリエステルの分散液は一
般的に6ヵ月間以上安定であった。
触媒は好ましくは有機金属化合物等に錫又はチタン含
有化合物である。この例にはジブチル錫オキシド、シュ
ウ酸第一錫、ブチル錫酸及びチタンテトライソプロポキ
シドが含まれる。触媒量は好ましくは反応剤の合計重量
基準で0.1%である。
特定のポリエステルはそのままで単離することができ
る。しかしながら、ポリエステルの分散液又は溶液を製
造することが典型的な材料取り扱い目的のために望まし
い。この分散液又は溶液は、0〜90重量%の水及び10〜
100重量%のアルコール、ケトン、エステル及びエーテ
ルのような適当な酸素含有有機溶媒からなる液体10〜50
重量%からなっている。有機溶媒はC1〜C10のアルコー
ル、例えば、エタノール、n−プロパノール、イソプロ
パノール及びイソブタノールのような低分子量アルコー
ルが好ましい。このような分散液は被覆組成物として使
用することができるか又は被覆組成物を製造するための
予備分散液として使用することができる。このような分
散液のpHは、好ましくは4〜7であり、更に好ましいpH
は5〜6である。
本発明の被覆組成物は、 (A)全組成物の重量基準で15〜45%のポリエステル物
質、 (B)全被覆組成物の重量基準で30〜80%の水、 (C)全被覆組成物の重量基準で0〜30%の適当な酸素
含有有機溶媒、及び (D)ポリエステルの重量基準で0〜40%の架橋剤 からなる。
塗料組成物の(A)の好ましい量は20〜40%であり、
更に好ましい量は25〜35%である。
塗料組成物の(B)の好ましい量は60〜75%であり、
更に好ましい量は67〜72%である。(C)の好ましい量
は3〜10%であり、更に好ましい量は4〜6%である
(D)の好ましい量は5〜40%であり、更に好ましい量
は20〜40%であり、最も好ましい量は25〜35%である。
先行技術で認められているように、全ての所定の被覆
適用に望まれる正確な成分及び成分の性質は変化し得る
ものであり、それで所定の応用及び所望の性質について
の任意の成分及び成分の比率を決定するために日常の実
験が必要であろう。
好ましい架橋剤にはヘキサメトキシメチルメラミン、
ヘキサブトキシメチルメラミン、テトラメトキシメチル
尿素又はテトラプロポキシメチル尿素のような置換メラ
ミン及び尿素樹脂又は残基が含まれる。
この被覆組成物には任意にポリエステルの重量基準で
70重量%以下の1種又はそれ以上の追加の塗料組成物が
含まれている。
塗料添加剤の好ましい量は1〜30%である。このよう
な被覆添加剤の例には、シリコーン、炭化フッ素又はセ
ルロース系誘導体のような流れ調整剤;ジエチレングリ
コールモノブチルエーテル、トリメチルペンタンジオー
ルモノイソブチレート又はエチレングリコールモノオク
チルエーテルのような凝集溶剤;p−トルエンスルホン
酸、トリクロロ酢酸又はトリフルオロメタンスルホン酸
のような強酸;二酸化チタン、バライト、クレー又は炭
素カルシウムのような顔料;フタロシアニンブルー、モ
リブデートオレンジ又はカーボンブラックのような着色
剤;錫化合物(例えば、トリブチル錫オキシド)、第四
級アンモニウム化合物又はヨウ素化合物のような殺生物
剤;カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピル
メチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロー
ス、グア−ゴムのような増粘剤;並びにBYK−Chemie US
Aから入手できるDisperbyk、Disperbyk−181、Disperby
k−101、BYK−P104Sのような界面活性剤及びDow Cornin
g 14添加剤を含むDow Corningシリコーンのようなシリ
コーンである湿潤及び分散添加剤が含まれる。
本発明の被覆組成物には塩基性アミン添加剤が含まれ
ないか又は実質的に存在しないことが好ましい。塩基性
アミン添加剤は水酸化アンモニウム、N,N′−ジメチル
エタノールアミン及びトリエチルアミンのような第一
級、第二級及び第三級アミンである添加剤を意味する。
塩基性アミン添加剤には、湿潤及び分散添加剤のアンモ
ニウム塩のようなアンモニウム塩は含まれない。
この被覆組成物は本明細書に記載した方法により及び
/又は例えば、米国特許第4,698,391号、同第4,737,551
号及び同第3,345,313号に開示されているような当該技
術分野で公知の方法により製造するこができる。
この被覆組成物は、当該技術分野で公知の方法を用い
て、例えば、米国特許第4,698,391号、同第4,737,551号
及び同第3,345,313号に開示されているような当該技術
分野で公知の方法により製造することができる。
この被覆組成物は、当該技術分野で公知の方法を用い
て、例えば、湿潤被覆をスプレー適用し、150℃の強制
空気オーブン中で30分間ベーキングして0.5〜2ミル
(0.0125〜0.05mm)の乾燥フィムルにすることによって
基体に被覆し架橋することができる。
この基体は、紙;ポリエステル、ポリエチレン又はポ
リプロピレンのようなフィルム;アルミニウム又はスチ
ールのような金属;ガラス;ウレタンエラストマー下塗
(塗装)基体等のようなどのような普通の基体であって
よい。
この被覆組成物は好ましくは透明若しくは顔料入りエ
ナメルのような塗料、ラッカー、インキ又はワニスであ
る。
この被覆組成物を基体に塗布し硬化(即ち、架橋)し
た後、このような硬化塗膜は、良好な鉛筆硬度、良好な
光沢、良好な可撓性、良好な耐汚染性、良好な耐湿性、
良好な耐衝撃性及び良好な耐MEKダブル摩擦溶媒性のよ
うな多くの望ましい性質を有している。
下記の例は本発明を示すがその限定として解釈すべき
ではない。
実施例 例1.(一工程法による樹脂の製造) 機械式攪拌機、スチーム部分凝縮器、ディーン−スタ
ーク(Dean−Stark)トラップ及び水凝縮器を取り付け
三ツ口丸底フラスコに、以下の反応剤を入れた:NPG203g
(1.95モル)、TMP45g(0.34モル)、IPA200g、AD123g
(0.84モル)、3−SSBA17g(0.076モル)及びFascat41
00(0.5g、Atochemからのブチル錫酸触媒)。この混合
物を150℃まで加熱し、窒素雰囲気下で攪拌した。次い
で温度を220℃まで徐々に上昇させ、留出物(水)をデ
ィーンスタークラップに捕集した。10時間攪拌した後反
応が完結し、5の酸価及び1800の数平均分子量を有する
樹脂が得られた。先ず得られた樹脂をイソプロパノール
(100g)に80℃で溶解し、次いで蒸留水(100g)中に分
散されることによって分散液を製造した。
例2.(樹脂の二工程製造) 機械式攪拌機、スチーム部分凝縮器、ディーン−スタ
ークトラップ及び水凝縮器を取り付け三ツ口丸底フラス
コに下記の反応剤を入れた:TMP26.8g(0.20モル)、3
−SSBA10.62g(0.047モル)及び触媒Fascat4100(0.1
g)。この混合物を150℃まで加熱し、N2雰囲気下で攪拌
した。次いで温度を220℃まで徐々に上昇させ、留出物
(水)をディーンスタークトラップに捕集した。1時間
後に酸価はゼロに近いと測定され、混合物を150℃にま
で冷却した。次いで第二工程の反応剤、NPG129.0g(1.2
4モル)、IPA16.8g(0.70モル)及びAD71.8g(0.49モ
ル)を添加した。温度を220℃まで徐々に上昇させ、反
応を更に3.5時間続けて、3の酸価及び2600の数平均分
子量を有する樹脂を得た。先ず得られた樹脂をイソプロ
パノール(63g)に80℃で溶解し、次いで蒸留水(63g)
中に分散させることによって予備分散液を製造した。
透明エナメルTiO2顔料入りエナメルを、例3及び4に
記載したよにして製造した。
例3.(透明エナメルの製造) ブレンダー(ワリング)で蒸留水(30mL)中に例2か
らの樹脂予備分散液(28g)を分散させ、次いで架橋
剤、ヘキサメトキシメチルメラミン(Cymel 303、8.6
g)及び流れ調整剤(i−PrOH中の3Mからの20%Fluorad
FC−430、0.3g)を添加し混合することによって、透明
エナメルを製造した。
例4.(顔料入りエナメルの製造) 先ず、ブレンダー(ワリング)で蒸留水(25mL)中に
例2からの樹脂予備分散液(28g)を分散させることに
よって白色エナメルを製造した。TiO2顔料(Du Pont
R−902、R960又はR931)のスラリーを、蒸留水(15m
L)中にTiO2(20g)及びDisperbyk−181(Byk−Chemie
米国からのポリマー界面活性剤)(0.5g)を混合するこ
とによって別々に製造した。次いでこのスラリーを上記
の樹脂予備分散液に添加し、次いで架橋剤(American C
yanideからのCymel 303、8.6g)及び流れ調整剤(i−P
rOH中の20%Fluorad FC−430、0.3g)を添加した。この
混合物を5分間攪拌して白色エナメルを得た。
種々のエナメルを冷間圧延鋼試験パネルに適用し、17
5℃で20分間硬化させることによって被覆を製造した。
このフィルムの厚さは1.0〜1.5ミルであった。この塗膜
を下記の標準方法を用いることによって試験した。
1.フィルム厚さ(Fisher Deltascope MP2−ASTM B49
9) 2.光沢(ASTM D523) 3.硬度(ASTM D3363) 4.耐衝撃性(ASTM D2794) 5.耐溶剤性(ASTM D1308) この塗膜性質を表Iに示す。 表I.塗膜性質 透明 白色 光沢、60゜/20゜ 98/82 93/68 鉛筆硬度 H 4H 耐衝撃性(ポンド−インチ) 直接/逆 160/160 160/160 耐溶剤性 (MEKダブル摩擦) >200 >200
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C09D 177/12 C09D 177/12

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)スルホモノマーではない少なくとも
    1種の二官能性ジカルボン酸; (b)1〜20モル%の、芳香核又は脂環式核に結合した
    少なくとも1個の金属スルホネート基又は窒素含有非金
    属スルホネート基を含む少なくとも1種のモノカルボン
    酸スルホモノマー; (c)グリコール又はグリコールと2個の−NRHを有す
    るジアミンとの混合物から選択された少なくとも1種の
    二官能性反応剤(該グリコールは2個の−C(R1
    OH基を含み、反応剤中のRは水素又は炭素数1〜6のア
    ルキル基であり、反応剤中のR1は水素原子、炭素数1〜
    5のアルキル基又は炭素数6〜10のアリール基であ
    る); (d)0〜40モル%の、1個の−C(R)−OH基を有
    するヒドロキシカルボン酸、1個の−NRH基を有するア
    ミノカルボン酸、1個の−C(R)−OH基及び1個の
    −NRH基を有するアミノアルコール又はこれらの二官能
    性反応剤の混合物から選択された二官能性反応剤(但
    し、反応剤中のRは水素又は炭素数1〜6のアルキル基
    である);並びに (e)40モル%以下の、ヒドロキシル、カルボキシル及
    びこれらの混合物から選択された少なくとも3個の官能
    基を含む多官能性反応剤であって、その少なくとも一部
    に少なくとも3個のヒドロキシル基を含む多官能性反応
    剤 (上に記載した全てのモル%は、200モル%に等しい全
    ての酸、ヒドロキシル及びアミノ基含有反応剤の合計量
    基準であり、ポリマーは酸価が20より小さく、そしてEQ
    (酸)で除したEQ(塩基)の値が0.5〜2であるような
    ヒドロキシ基及びアミノ基含有反応剤(100モル%塩
    基)に対する酸基含有反応剤(100モル%酸)の比率で
    両者を含む) の反応生成物の単位から作られたポリエステルを含んで
    なる水分散性組成物。
  2. 【請求項2】(e)が1〜40モル%の、少なくとも3個
    のヒドロキシル基を含有する多官能性反応剤である請求
    の範囲第1項記載の組成物。
  3. 【請求項3】前記ポリエステルが、下記の反応剤: (a)スルホモノマーではない少なくとも1種の二官能
    性ジカルボン酸; (b)1〜20モル%の、芳香核又は脂環式核に結合した
    少なくとも1個の金属スルホネート基又は窒素含有非金
    属スルホネート基を含有する少なくとも1種のモノカル
    ボン酸スルホモノマー; (c)グリコール又はグリコールと2個の−NRH基を有
    するジアミンとの混合物から選択された少なくとも1種
    の二官能性反応剤(該グリコールは2個の−C(R1
    −OH基を含み、反応剤中のRは水素又は炭素数1〜6の
    アルキル基であり、反応剤中のR1は水素原子、炭素数1
    〜5のアルキル基又は炭素数6〜10のアリール基であ
    る); (d)0〜40モル%の、1個の−C(R)−OH基を有
    するヒドロキシカルボン酸、1個の−NRH基を有するア
    ミノカルボン酸、1個の−C(R)−OH基及び1個の
    −NRH基を有するアミノアルコール又はこれらの二官能
    性反応剤の混合物から選択された二官能性反応剤(反応
    剤中のRは水素又は炭素数1〜6のアルキル基であ
    る);並びに (e)40モル%以下の、ヒドロキシル、カルボキシル及
    びこれらの混合物から選択された少なくとも3個の官能
    基を含有する多官能性反応剤(この多官能性反応剤の少
    なくとも一部には少なくとも3個のヒドロキシル基が含
    まれる); (上に記載した全てのモル%は、200モル%に等しい全
    ての酸、ヒドロキシル及びアミノ基含有反応剤の合計量
    基準であり、ポリマーは酸価が20より小さく、そしてEQ
    (酸)で除したEQ(塩基)の値が0.5〜2であるような
    ヒドロキシ基及びアミノ基含有反応剤(100モル%塩
    基)に対する酸基含有反応剤(100モル%酸)の比率で
    両者を含む) を、重縮合条件下で反応させて製造されたポリエステル
    である請求の範囲第1項に記載の組成物。
  4. 【請求項4】(A)芳香核又は脂環式核に結合した少な
    くとも1個の金属スルホネート基又は窒素含有非金属ス
    ルホネート基を含有するモノカルボン酸スルホモノマ
    ー、及び (B)少なくとも3個のヒドロキシル基を含有する多官
    能性反応剤の反応生成物の単位から作られたエステル付
    加物からなる組成物。
  5. 【請求項5】(a)スルホモノマーではない少なくとも
    1種の二官能性ジカルボン酸; (b)1〜20モル%の、少なくとも3個のヒドロキシル
    基を含有する多官能性反応剤と芳香核又は脂環式核に結
    合した少なくとも1個の金属スルホネート基又は窒素含
    有非金属スルホネート基を含有するモノカルボン酸スル
    ホモノマーとのジオール付加物である少なくとも1種の
    ジオール; (c)グリコール又はグリコールと2個の−NRH基を有
    するジアミンとの混合物から選択された少なくとも1種
    の二官能性反応剤(該グリコールは2個の−C(R1
    −OH基を含み、かつ反応剤中のRは水素又は炭素数1〜
    6のアルキル基であり、反応剤中のR1は水素原子、炭素
    数1〜5のアルキル基又は炭素数6〜10のアリール基で
    ある); (d)0〜40モル%の、1個の−C(R)−OH基を有
    するヒドロキシカルボン酸、1個の−NRH基を有するア
    ミノカルボン酸、1個の−C(R)−OH基及び1個の
    −NRH基を有するアミノアルコール又はこれらの二官能
    性反応剤の混合物から選択された二官能性反応剤(反応
    剤中のRは水素又は炭素数1〜6のアルキル基であ
    る);並びに (e)0〜40モル%の、ヒドロキシル、カルボキシル及
    びこれらの混合物から選択された少なくとも3個の官能
    基を含有する多官能性反応剤、 (上に記載した全てのモル%は、200モル%に等しい全
    ての酸、ヒドロキシル及びアミノ基含有反応剤の合計量
    基準であり、ポリマーは酸価が20より小さく、そしてEQ
    (酸)で除したEQ(塩基)の値が0.5〜2であるような
    ヒドロキシ基及びアミノ基含有反応剤(100モル%塩
    基)に対する酸基含有反応剤(100モル%酸)の比率で
    両者を含む) の反応生成物の単位から作られたポリエステルを含む水
    分散性組成物。
  6. 【請求項6】反応剤(b)が下記: (式中、MはNa+、K+又はNH4 +であり、Xは、O、S、C
    H2又はSO2である)のモノカルボン酸スルホモノマーか
    ら製造されたジオール付加物から選択される請求の範囲
    第5項記載の組成物。
  7. 【請求項7】該モノカルボン酸スルホモノマーが3−ソ
    ジオスルホ安息香酸である請求の範囲第6項記載の組成
    物。
  8. 【請求項8】反応剤(c)がネオペンチルグリコール、
    シクロヘキサンジメタノール、2−ブチル−2−エチル
    −1,3−プロパンジオール、ヒドロキシピバリルヒドロ
    キシパピレート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジ
    オール及び2−メチル−1,3−プロパンジオールの残基
    から選択される請求の範囲第5項記載の組成物。
  9. 【請求項9】反応剤(c)がネオペンチルグリコールで
    ある請求の範囲第8項記載の組成物。
  10. 【請求項10】反応剤(e)がトリメチロールプロパ
    ン、トリメチロールエタン、グリセリン、2,2−ビス
    (ヒドロキシメチル)−1,−プロパンジオール、1,2,3,
    4−テトラヒドロキシブタン、1,2,3,4,5−ペンタヒドロ
    キシペンタン及び1,2,3,4,5,6−ヘキサヒドロキシヘキ
    サンの残基から選択される請求の範囲第5項記載の組成
    物。
  11. 【請求項11】反応剤(e)がトリメチロールプロパン
    である請求の範囲第10項記載の組成物。
  12. 【請求項12】反応剤(a)がイソフタル酸及びアジピ
    ン酸である請求の範囲第5項記載の組成物。
  13. 【請求項13】反応剤(a)からの単位が20〜100モル
    %の芳香族ジカルボン酸及び10〜80モル%の脂肪族ジカ
    ルボン酸であり、反応剤(b)からの単位が1〜20モル
    %の濃度で存在し、反応剤(c)からの単位が少なくと
    も60モル%の濃度で存在し、そして反応剤(e)からの
    単位が1〜40モル%の濃度で存在する請求の範囲第5項
    記載の組成物。
  14. 【請求項14】反応剤(a)からの単位が40〜70モル%
    の芳香族ジカルボン酸及び10〜60モル%の脂肪族ジカル
    ボン酸であり、反応剤(b)からの単位が2〜12モル%
    の濃度で存在し、反応剤(c)からの単位が少なくとも
    70モル%の濃度で存在し、そして反応剤(e)からの単
    位が10〜20モル%の濃度で存在する請求の範囲第13項記
    載の組成物。
  15. 【請求項15】反応剤(a)からの単位が55〜60モル%
    の芳香族ジカルボン酸及び35〜45モル%の脂肪族ジカル
    ボン酸であり、反応剤(b)からの単位が3.5〜4.5モル
    %の濃度で存在し、反応剤(c)からの単位が少なくと
    も80モル%の濃度で存在し、そして反応剤(e)からの
    単位が14〜18モル%の濃度で存在し、そしてポリエステ
    ルの酸価が10より小さい請求の範囲第14項記載の組成
    物。
  16. 【請求項16】(A)全被覆組成物の重量基準で15〜45
    %の請求の範囲第5項記載のポリエステル、 (B)全被覆組成物の重量基準で30〜80%の水、 (C)全被覆組成物の重量基準で0〜30%の適当な有機
    溶媒、及び (D)ポリエステルの重量基準で0〜40%の架橋剤 からなる被覆組成物。
  17. 【請求項17】成分(A)の量が20〜40%であり、成分
    (B)の量が60〜75%であり、成分(C)の量が3〜10
    %でありそして成分(D)の量が20〜35%である請求の
    範囲第16項記載の被覆組成物。
  18. 【請求項18】該被覆組成物に少なくとも1種の顔料が
    含有される請求の範囲第17項記載の被覆組成物。
  19. 【請求項19】該被覆組成物に更に少なくとも1種類の
    顔料分散添加剤が含有される請求の範囲第18項記載の被
    覆組成物。
  20. 【請求項20】請求の範囲第16項記載の硬化エナメル組
    成物で被覆された成形物品。
  21. 【請求項21】基体上に被覆された請求の範囲第16項記
    載の被覆組成物からなる被覆物品。
  22. 【請求項22】該基体が紙、ポリエチレン、ポリプロピ
    レン、ポリエステル、アルミニウム、スチール、ガラス
    又はウレタンエラストマーである請求の範囲第21項記載
    の被覆物品。
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