JP3262407B2 - 作業用車両の車体支持装置 - Google Patents
作業用車両の車体支持装置Info
- Publication number
- JP3262407B2 JP3262407B2 JP13850293A JP13850293A JP3262407B2 JP 3262407 B2 JP3262407 B2 JP 3262407B2 JP 13850293 A JP13850293 A JP 13850293A JP 13850293 A JP13850293 A JP 13850293A JP 3262407 B2 JP3262407 B2 JP 3262407B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ground plate
- carrier
- support leg
- storage box
- outrigger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Jib Cranes (AREA)
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Description
持する車体支持装置に関する。
は、クレーン作業などの作業時に車体の転倒を防止する
車体支持装置が設けられている。この種の車体支持装置
は、作業用車両の車体に開口端を該車体の側方に向けて
固定されたアウトリガ収納ボックスと、このアウトリガ
収納ボックスに伸縮自在に収納された水平支持脚と、こ
の水平支持脚の先端から下方に向かって伸長動作する垂
直支持脚とを有しており、垂直支持脚の下端に設けられ
た接地プレートを地面に接地させて車体を支持するよう
になっている。
弱な地盤でも車体を安定に支持するために接地プレート
の接地面積を大きくすると、接地プレートが車体の側部
から大きく突出してしまい、車幅制限を越えてしまうと
いう問題がある。そこで、この問題を解決するために、
垂直支持脚の下端に側方から係合する係合部を接地プレ
ートに設けると共にアウトリガ収納ボックスの下方にス
ライドガイドを設けた車体支持装置が実公昭47−21
766号公報に記載されている。この公報に記載された
車体支持装置によると、接地プレートを垂直支持脚の下
端位置からアウトリガ収納ボックスの下方位置へスライ
ドさせることが可能となるので、接地プレートを垂直支
持脚の下端位置からアウトリガ収納ボックスの下方位置
に格納することができる。
た従来の車体支持装置は、接地プレートを垂直支持脚の
下端位置からアウトリガ収納ボックスの下方位置に格納
する際にスライドガイドに係合した接地プレートを手で
押してアウトリガ収納ボックスの下方位置にスライドさ
せなければならないため、接地面積の大きい大型の接地
プレートを備えた車体支持装置の場合には、接地プレー
トを垂直支持脚の下端位置からアウトリガ収納ボックス
の下方位置に人の力で格納することが困難であった。
は、接地プレートに付着した土がスライドガイドに付着
して接地プレートのスライド抵抗を増大させるという問
題もあった。
もので、その目的は接地プレートを垂直支持脚の下端位
置からアウトリガ収納ボックスの下方位置に容易に格納
することのできる作業用車両の車体支持装置を提供する
ことにある。
に本発明は、作業用車両の車体に開口端を該車体の側方
に向けて設けられたアウトリガ収納ボックスと、このア
ウトリガ収納ボックスに伸縮自在に収納された水平支持
脚と、この水平支持脚の先端から下方に向かって伸長動
作する垂直支持脚と、この垂直支持脚の下端に側方から
係合する係合部を有する接地プレートと、この接地プレ
ートを前記垂直支持脚の下端位置から前記アウトリガ収
納ボックスの下方位置に格納する接地プレート格納手段
とを具備してなる作業用車両の車体支持装置において、
前記接地プレート格納手段は、前記アウトリガ収納ボッ
クスの下方に設置されたキャリヤサポートと、前記キャ
リヤサポートに対しローラを介して水平方向にスライド
可能に受けられるとともに、前記接地プレートを受けて
これを前記垂直支持脚の下端位置と前記垂直支持脚から
離脱した前記アウトリガ収納ボックスの下方位置との間
で移動させる接地プレート格納キャリヤとを備え、前記
接地プレート格納キャリヤに係止部を設けるとともに、
前記接地プレートに前記係止部と係合して前記接地プレ
ートを前記接地プレート格納キャリヤに固定するロック
機構を設けたことを特徴とする。
ック機構を接地プレート格納キャリヤに設けられた係止
部に係合させると、接地プレートが接地プレート格納キ
ャリヤに固定される。したがって、キャリヤサポートに
ローラを介して水平方向にスライド可能に支持された接
地プレート格納キャリヤにより接地プレートを垂直支持
脚の下端位置からアウトリガ収納ボックスの下方位置に
容易に格納することができる。
参照して説明する。図1は本発明の一実施例に係る車体
支持装置の平面図で、図2はその側面図である。図1及
び図2において符号11は作業用車両の車体(図示せ
ず)に開口端を車体の側方に向けて固設された角筒状の
アウトリガ収納ボックスであり、このアウトリガ収納ボ
ックス11の内部には、水平支持脚12が伸縮自在に収
納されていると共に水平支持脚12を図2の二点鎖線で
示すように車体の側方に伸長駆動するアウトリガシリン
ダ(図示せず)が収納されている。
作業時に作業用車両の車体を支持するものであり、この
水平支持脚12の前端には、円柱状の垂直支持脚13が
設けられていると共に垂直支持脚13を図2の二点鎖線
で示すように下方に伸長駆動するバーチカルシリンダ1
4が設けられている。
同して作業用車両の車体を支持するためのものであり、
この垂直支持脚13の下端には接地プレート保持部材1
5が設けられている。この接地プレート保持部材15は
垂直支持脚13の下端に接地プレート18を保持するた
めのものであり、大径部16の上端に細径部17を連設
して構成されている。
示すように円形状のプレート本体19と、このプレート
本体19の上面中央に固設された角柱20と、この角柱
20の上面に固設されたU字状の湾曲側板21と、この
湾曲側板21の上端に固設された天板22とで構成さ
れ、この天板22には接地プレート保持部材15の細径
部17に側方から係合する係合部としての切欠部23が
設けられている。なお、この接地プレート18の湾曲側
板21の両端部には、図示しないロックピンにより接地
プレート18を垂直支持脚13の下端に固定するための
ロックピン挿入孔24が穿設されている。
は、接地プレート格納装置25(図2参照)が設けられ
ている。この接地プレート格納装置25は接地プレート
18を垂直支持脚13の下端位置からアウトリガ収納ボ
ックス11の下方位置に格納するためのものであり、図
6及び図7に示すように接地プレート格納キャリヤ26
と、この接地プレート格納キャリヤ26を水平方向にス
ライド可能に支持するキャリヤサポート27とで構成さ
れている。
11乃至図13に示すようにキャリヤ本体28の両側に
複数個のローラ29を配設して構成されており、これら
のローラ29を介して前記キャリヤサポート27に支持
されている。なお、この接地プレート格納キャリヤ26
のキャリヤ本体28は、図12及び図13に示すように
接地プレート16を支持する左右一対のプレート支持部
材30a,30bと、これらプレート支持部材30a,
30bの間隔を一定に保持する間隔保持部材31a,3
1bとで構成され、前記プレート支持部材30a,30
bの前端には、接地プレート格納キャリヤ26をアウト
リガ収納ボックス11の下方位置から垂直支持脚13の
下端位置に引き出すための左右一対の取手32a,32
bが取付けられている。なお、間隔保持部材31aは接
地プレート18をキャリヤ本体28の中央に位置決めす
る位置決め部材を兼ねている。
ようにサポート本体33と、このサポート本体33をア
ウトリガ収納ボックス11の下方位置に水平にかつ水平
支持脚12の伸縮方向に対して斜めに支持するサポート
部材34a,34b,34c,34dとで構成され、サ
ポート部材34aには、接地プレート格納キャリヤ26
をキャリヤサポート27に固定するためのロックプレー
ト35が取付けられている。このロックプレート35に
は図9に示すようにロックピン挿入孔36が穿設されて
おり、接地プレート格納キャリヤ26をアウトリガ収納
ボックス11の下方位置に格納すると、図6に示すよう
に接地プレート格納キャリヤ26の取手32aに固定さ
れたロックプレート37のロックピン挿入孔38が前記
ロックピン挿入孔36に重なり合い、これらのロックピ
ン挿入孔38,36にロックピンを挿入することにより
接地プレート格納キャリヤ26がキャリヤサポート28
に固定されるようになっている。なお、サポート本体3
3は図9及び図10に示すように左右一対のスライドガ
イド39a,39bと、これらスライドガイド39a,
39bの間隔を一定に保持する間隔保持部材40a,4
0bとで構成されている。
び図4に示すように接地プレート格納キャリヤ26のプ
レート支持部材30a,30bと係合する上下一対のガ
イド板41a,41bが前記角柱20の両側面に水平に
固設されているとともに、接地プレート18を接地プレ
ート格納キャリヤ26に固定するロック機構42が設け
られている。このロック機構42は、図4に示すように
角柱20の前面に水平に固設されたガイド管43と、こ
のガイド管43にスライド可能に保持されたロック部材
44と、このロック部材44のスライド位置をロックピ
ン45により固定する係止部材46a,46bとで構成
され、ロック部材40を角柱20の側面より突出させる
ことにより、図6に示すように接地プレート格納キャリ
ヤ26に設けられた係止部としての係止部材47にロッ
ク部材44が係合し、接地プレート18が接地プレート
格納キャリヤ26に固定されるようになっている。
レート16に設けられたロック機構42のロック部材4
4を接地プレート格納キャリヤ26に設けられた係止部
としての係止部材47に係合させると、接地プレート1
6が接地プレート格納キャリヤ26に固定されるので、
接地プレート16を接地プレート格納キャリヤ26によ
り垂直支持脚13の下端位置からアウトリガ収納ボック
ス11の下方位置に容易に格納することができる。
16を接地プレート格納キャリヤ26により垂直支持脚
13の下端位置からアウトリガ収納ボックス11の下方
位置に格納するので、接地プレート16に泥が付着して
も接地プレート16を接地プレート格納キャリヤ26に
より垂直支持脚13の下端位置からアウトリガ収納ボッ
クス11の下方位置に容易に格納することができる。
8の両側に設けられた複数個のローラ29で接地プレー
ト格納キャリヤ26をキャリヤサポート27に支持する
ようにしたが、キャリヤサポート27に複数個のローラ
を設け、これらのローラを介して接地プレート格納キャ
リヤ26を水平方向にスライド可能に支持するようにし
ても良い。
地プレートに設けられたロック機構を接地プレート格納
キャリヤに設けられた係止部に係合させると、接地プレ
ートが接地プレート格納キャリヤに固定されるので、接
地プレートを接地プレート格納キャリヤにより垂直支持
脚の下端位置からアウトリガ収納ボックスの下方位置に
容易に格納することのできる作業用車両の車体支持装置
を提供できる。
図。
を示す図。
図。
キャリヤの断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 作業用車両の車体に開口端を該車体の側
方に向けて設けられたアウトリガ収納ボックスと、この
アウトリガ収納ボックスに伸縮自在に収納された水平支
持脚と、この水平支持脚の先端から下方に向かって伸長
動作する垂直支持脚と、この垂直支持脚の下端に側方か
ら係合する係合部を有する接地プレートと、この接地プ
レートを前記垂直支持脚の下端位置から前記アウトリガ
収納ボックスの下方位置に格納する接地プレート格納手
段とを具備してなる作業用車両の車体支持装置におい
て、 前記接地プレート格納手段は、 前記アウトリガ収納ボックスの下方に設置されたキャリ
ヤサポートと、 前記キャリヤサポートに対しローラを介して水平方向に
スライド可能に受けられるとともに、前記接地プレート
を受けてこれを前記垂直支持脚の下端位置と前記垂直支
持脚から離脱した前記アウトリガ収納ボックスの下方位
置との間で移動させる接地プレート格納キャリヤと、 を備え、前記 接地プレート格納キャリヤに係止部を設けるととも
に、前記接地プレートに前記係止部と係合して前記接地
プレートを前記接地プレート格納キャリヤに固定するロ
ック機構を設けたことを特徴とする作業用車両の車体支
持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13850293A JP3262407B2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 作業用車両の車体支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13850293A JP3262407B2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 作業用車両の車体支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06345382A JPH06345382A (ja) | 1994-12-20 |
JP3262407B2 true JP3262407B2 (ja) | 2002-03-04 |
Family
ID=15223629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13850293A Expired - Fee Related JP3262407B2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 作業用車両の車体支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3262407B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3534896B2 (ja) * | 1995-05-25 | 2004-06-07 | 株式会社加藤製作所 | アウトリガフロート格納装置 |
CN103465879B (zh) * | 2013-09-06 | 2016-08-10 | 三一汽车制造有限公司 | 一种锁止机构及工程机械 |
-
1993
- 1993-06-10 JP JP13850293A patent/JP3262407B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06345382A (ja) | 1994-12-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2137479A1 (en) | Fork lift truck loading mechanism | |
JP3262407B2 (ja) | 作業用車両の車体支持装置 | |
KR102018041B1 (ko) | 보조 체인 바퀴부를 포함하는 여행용 가방 | |
JPS5814837Y2 (ja) | 田植機の苗支持具構造 | |
JPH04183674A (ja) | 携帯用運搬車における支持体の解除装置 | |
JP3316443B2 (ja) | 車両用収納ボックス装置 | |
JP3995047B2 (ja) | 積層ガラス体の収納ケース | |
JPH04183675A (ja) | 携帯用運搬車における支持体の解除装置 | |
JPH045518Y2 (ja) | ||
JPH0119615Y2 (ja) | ||
JPH08244618A (ja) | 運搬台車 | |
JP2557942Y2 (ja) | 作業車の作業具積載装置 | |
JPS627672Y2 (ja) | ||
JPH0735044Y2 (ja) | 自転車の立体駐車装置 | |
JP2580113Y2 (ja) | コンテナスプレッダ | |
JPH03132408A (ja) | 軌道走行車 | |
JPS5927687Y2 (ja) | 代掻整地板の延長装置 | |
JPH1147299A (ja) | 消防用装備品の固定装置 | |
JPH0732298Y2 (ja) | 作業車のジャッキ装置 | |
JP3534896B2 (ja) | アウトリガフロート格納装置 | |
JP2002227441A (ja) | 駐輪施設 | |
JPH08295180A (ja) | キャリア装置のアタッチメント支持装置 | |
GB2372967A (en) | Storage under a trailer platform | |
JPH08143039A (ja) | 苗箱コンテナ | |
JPH09240532A (ja) | 駐輪機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071221 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081221 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091221 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091221 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |