JP3261809B2 - 黒伸長補正のフィードバック制御装置 - Google Patents
黒伸長補正のフィードバック制御装置Info
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- JP3261809B2 JP3261809B2 JP14460993A JP14460993A JP3261809B2 JP 3261809 B2 JP3261809 B2 JP 3261809B2 JP 14460993 A JP14460993 A JP 14460993A JP 14460993 A JP14460993 A JP 14460993A JP 3261809 B2 JP3261809 B2 JP 3261809B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は輝度信号の黒伸長補正の
フィードバック制御に関し、特に改良された黒伸長補正
抑制フィードバックレベルを任意に設定することで映像
信号の黒伸長補正の過補正による黒つぶれを防ぐ輝度信
号の黒伸長補正のフィードバック制御装置に関する。
フィードバック制御に関し、特に改良された黒伸長補正
抑制フィードバックレベルを任意に設定することで映像
信号の黒伸長補正の過補正による黒つぶれを防ぐ輝度信
号の黒伸長補正のフィードバック制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、テレビジョンの大画面化は目ざま
しいものがあり、そのため画質に関する要求はますます
高まりつつある。とりわけ輝度信号の階調性が、画質の
コントラストに与える影響は大なるものがある。
しいものがあり、そのため画質に関する要求はますます
高まりつつある。とりわけ輝度信号の階調性が、画質の
コントラストに与える影響は大なるものがある。
【０００３】図２は従来の黒伸長補正制御装置のブロッ
ク構成図を示す。１は輝度信号を黒伸長補正する黒伸長
補正回路であり、２は１の黒伸長補正回路のゲインレベ
ルを制御することで黒伸長補正の補正量を制御する黒伸
長補正ゲインコントロール回路であり、３はビデオ・ク
ロマジャングルのＩＣである。
ク構成図を示す。１は輝度信号を黒伸長補正する黒伸長
補正回路であり、２は１の黒伸長補正回路のゲインレベ
ルを制御することで黒伸長補正の補正量を制御する黒伸
長補正ゲインコントロール回路であり、３はビデオ・ク
ロマジャングルのＩＣである。
【０００４】以上のように構成された従来の黒伸長補正
回路においては、２の黒伸長補正ゲインコントロール回
路中のボリュウムを外から調整することで、１の黒伸長
補正回路の黒伸長補正量を調整する。
回路においては、２の黒伸長補正ゲインコントロール回
路中のボリュウムを外から調整することで、１の黒伸長
補正回路の黒伸長補正量を調整する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな構成では、工場での調整時に黒伸長補正量が一義的
に決定されると、その設定値のまま黒伸長補正回路の制
御量が固定される。
うな構成では、工場での調整時に黒伸長補正量が一義的
に決定されると、その設定値のまま黒伸長補正回路の制
御量が固定される。
【０００６】刻々と変化する映像の状態に対し常にゲイ
ン固定の黒伸長補正が掛かるため、ある画像においては
黒伸長の過補正が掛かり、黒側の映像情報が圧縮される
黒つぶれが生じる。
ン固定の黒伸長補正が掛かるため、ある画像においては
黒伸長の過補正が掛かり、黒側の映像情報が圧縮される
黒つぶれが生じる。
【０００７】また、送りの映像信号のペデスタルレベル
にセットアップがある場合には工場調整値では十分な黒
伸長補正量でないため画像の黒側の信号が十分黒側に引
き込まれず、見た目に締まりの無い画像になるといった
問題があった。
にセットアップがある場合には工場調整値では十分な黒
伸長補正量でないため画像の黒側の信号が十分黒側に引
き込まれず、見た目に締まりの無い画像になるといった
問題があった。
【０００８】本発明はかかる点に鑑み、テレビジョン受
信機の映像に黒つぶれの無い最適な黒伸長補正量での視
聴を可能とする。
信機の映像に黒つぶれの無い最適な黒伸長補正量での視
聴を可能とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の黒伸長補正のフィードバック制御装置は、
映像信号の輝度信号を黒伸長補正する黒伸長補正回路
と、この黒伸長補正回路のゲインレベルを制御する黒伸
長補正ゲインコントロール回路と、前記黒伸長補正回路
の出力信号から黒伸長補正後の輝度信号の黒レベルを検
出する黒レベル検出回路と、前記黒レベル検出回路で検
出された黒レベル検出信号が入力され黒伸長抑制信号を
出力して前記黒伸長補正ゲインコントロール回路に供給
する黒伸長抑制フィードバック回路と、前記黒伸長抑制
フィードバック回路から出力される前記黒伸長抑制信号
の出力レベルを調整設定する黒伸長抑制レベル調整回路
とを備え、前記黒伸長補正回路と前記黒レベル検出回路
と前記黒伸長抑制フィードバック回路と前記黒伸長補正
ゲインコントロール回路とで補正レベルを制御する制御
信号を前記黒伸長補正回路にフィードバックするフィー
ドバック回路を構成するとともに、前記黒伸長抑制レベ
ル調整回路により前記黒伸長抑制フィードバック回路の
黒伸長補正抑制レベルを任意に設定して前記黒伸長補正
の過補正を抑制し黒つぶれを防ぐようにしたことを特徴
とするものである。
に、本発明の黒伸長補正のフィードバック制御装置は、
映像信号の輝度信号を黒伸長補正する黒伸長補正回路
と、この黒伸長補正回路のゲインレベルを制御する黒伸
長補正ゲインコントロール回路と、前記黒伸長補正回路
の出力信号から黒伸長補正後の輝度信号の黒レベルを検
出する黒レベル検出回路と、前記黒レベル検出回路で検
出された黒レベル検出信号が入力され黒伸長抑制信号を
出力して前記黒伸長補正ゲインコントロール回路に供給
する黒伸長抑制フィードバック回路と、前記黒伸長抑制
フィードバック回路から出力される前記黒伸長抑制信号
の出力レベルを調整設定する黒伸長抑制レベル調整回路
とを備え、前記黒伸長補正回路と前記黒レベル検出回路
と前記黒伸長抑制フィードバック回路と前記黒伸長補正
ゲインコントロール回路とで補正レベルを制御する制御
信号を前記黒伸長補正回路にフィードバックするフィー
ドバック回路を構成するとともに、前記黒伸長抑制レベ
ル調整回路により前記黒伸長抑制フィードバック回路の
黒伸長補正抑制レベルを任意に設定して前記黒伸長補正
の過補正を抑制し黒つぶれを防ぐようにしたことを特徴
とするものである。
【００１０】
【作用】本発明は前記した構成により、黒伸長補正後の
輝度信号の黒レベルを検出するための黒レベル検出回路
からの出力と黒伸長抑制フィードバックの黒伸長抑制レ
ベルを任意に調整した黒伸長抑制レベル調整回路からの
出力を、黒伸長補正の過補正を抑制して黒つぶれを防ぐ
黒伸長抑制フィードバック回路において比較し、前記黒
伸長抑制フィードバック回路において調整された黒伸長
抑制レベルより黒伸長補正後の輝度信号の黒レベルが黒
側にある場合、黒伸長補正に抑制を掛けることで最適な
黒伸長補正制御を行う。
輝度信号の黒レベルを検出するための黒レベル検出回路
からの出力と黒伸長抑制フィードバックの黒伸長抑制レ
ベルを任意に調整した黒伸長抑制レベル調整回路からの
出力を、黒伸長補正の過補正を抑制して黒つぶれを防ぐ
黒伸長抑制フィードバック回路において比較し、前記黒
伸長抑制フィードバック回路において調整された黒伸長
抑制レベルより黒伸長補正後の輝度信号の黒レベルが黒
側にある場合、黒伸長補正に抑制を掛けることで最適な
黒伸長補正制御を行う。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例における黒伸長補正
のフィードバック制御装置を図１の構成とともに説明す
る。
のフィードバック制御装置を図１の構成とともに説明す
る。
【００１２】図１において、１は輝度信号の黒伸長補正
回路であり、２は黒伸長補正回路１のゲインを制御する
ことで黒伸長の補正量を制御する黒伸長補正ゲインコン
トロール回路であり、３は黒伸長補正後の輝度信号の黒
レベルを検出するための黒レベル検出回路であり、４は
黒伸長補正の過補正を抑制することで黒つぶれを防ぐた
めの黒伸長抑制フィードバック回路であり、５は黒伸長
抑制フィードバック回路の黒伸長補正抑制レベルを任意
に設定できる黒伸長抑制レベル調整回路であり、６はビ
デオ・クロマジャングルのＩＣである。
回路であり、２は黒伸長補正回路１のゲインを制御する
ことで黒伸長の補正量を制御する黒伸長補正ゲインコン
トロール回路であり、３は黒伸長補正後の輝度信号の黒
レベルを検出するための黒レベル検出回路であり、４は
黒伸長補正の過補正を抑制することで黒つぶれを防ぐた
めの黒伸長抑制フィードバック回路であり、５は黒伸長
抑制フィードバック回路の黒伸長補正抑制レベルを任意
に設定できる黒伸長抑制レベル調整回路であり、６はビ
デオ・クロマジャングルのＩＣである。
【００１３】以上のように構成された黒伸長補正のフィ
ードバック制御装置について、以下その動作説明を行
う。
ードバック制御装置について、以下その動作説明を行
う。
【００１４】まず黒伸長補正回路１において輝度信号に
黒伸長補正が掛けられる。そのとき黒伸長補正量は黒伸
長補正ゲインコントロール回路２より与えられるコント
ロール量に従い決められる。このときのコントロール量
は電圧値でも電流値でも良い。
黒伸長補正が掛けられる。そのとき黒伸長補正量は黒伸
長補正ゲインコントロール回路２より与えられるコント
ロール量に従い決められる。このときのコントロール量
は電圧値でも電流値でも良い。
【００１５】次に黒レベル検出回路３において黒伸長補
正が掛けられた後の輝度信号の黒レベルが検出され、そ
の結果が電圧値または電流値として黒伸長抑制フィード
バック回路４に送られる。
正が掛けられた後の輝度信号の黒レベルが検出され、そ
の結果が電圧値または電流値として黒伸長抑制フィード
バック回路４に送られる。
【００１６】一方、黒伸長抑制レベル調整回路５におい
て任意に設定されたフィードバックレベルが同様に電圧
値または電流値として黒伸長抑制フィードバック回路４
に送られる。
て任意に設定されたフィードバックレベルが同様に電圧
値または電流値として黒伸長抑制フィードバック回路４
に送られる。
【００１７】次に黒伸長抑制フィードバック回路４にお
いて黒レベル検出回路３からの検出結果および黒伸長抑
制レベル調整回路５から送られてくるフィードバックレ
ベルが比較される。
いて黒レベル検出回路３からの検出結果および黒伸長抑
制レベル調整回路５から送られてくるフィードバックレ
ベルが比較される。
【００１８】黒レベル検出回路３からの検出結果の黒レ
ベルが黒伸長抑制レベル調整回路５から送られてくるフ
ィードバックレベルよりも黒側にある場合、黒伸長抑制
フィードバック回路４が働き、黒伸長補正ゲインコント
ロール回路２に対し黒伸長抑制フィードバック回路４か
ら黒伸長抑制信号が電圧値または電流値として送られ、
黒伸長補正を黒伸長抑制レベル調整回路５において設定
されたレベルまで抑制する。
ベルが黒伸長抑制レベル調整回路５から送られてくるフ
ィードバックレベルよりも黒側にある場合、黒伸長抑制
フィードバック回路４が働き、黒伸長補正ゲインコント
ロール回路２に対し黒伸長抑制フィードバック回路４か
ら黒伸長抑制信号が電圧値または電流値として送られ、
黒伸長補正を黒伸長抑制レベル調整回路５において設定
されたレベルまで抑制する。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本実施例によれば、黒伸長
抑制レベルを外部から最適な値に設定することで黒伸長
補正の過補正を防ぎ黒つぶれの生じ無い、映像状態に応
じた最適な黒伸長補正制御が可能となる。
抑制レベルを外部から最適な値に設定することで黒伸長
補正の過補正を防ぎ黒つぶれの生じ無い、映像状態に応
じた最適な黒伸長補正制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例における黒伸長補正のフィー
ドバック制御装置のブロック構成図
ドバック制御装置のブロック構成図
【図２】従来の黒伸長制御装置のブロック構成図
１ 黒伸長補正回路 ２ 黒伸長補正ゲインコントロール回路 ３ 黒レベル検出回路 ４ 黒伸長抑制フィードバック回路 ５ 黒伸長抑制レベル調整回路 ６ ビデオ・クロマジャングルのＩＣ
Claims (1)
- 【請求項１】 映像信号の輝度信号を黒伸長補正する黒
伸長補正回路と、この黒伸長補正回路のゲインレベルを
制御する黒伸長補正ゲインコントロール回路と、前記黒
伸長補正回路の出力信号から黒伸長補正後の輝度信号の
黒レベルを検出する黒レベル検出回路と、前記黒レベル
検出回路で検出された黒レベル検出信号が入力され黒伸
長抑制信号を出力して前記黒伸長補正ゲインコントロー
ル回路に供給する黒伸長抑制フィードバック回路と、前
記黒伸長抑制フィードバック回路から出力される前記黒
伸長抑制信号の出力レベルを調整設定する黒伸長抑制レ
ベル調整回路とを備え、前記黒伸長補正回路と前記黒レ
ベル検出回路と前記黒伸長抑制フィードバック回路と前
記黒伸長補正ゲインコントロール回路とで補正レベルを
制御する制御信号を前記黒伸長補正回路にフィードバッ
クするフィードバック回路を構成するとともに、前記黒
伸長抑制レベル調整回路により前記黒伸長抑制フィード
バック回路の黒伸長補正抑制レベルを任意に設定して前
記黒伸長補正の過補正を抑制し黒つぶれを防ぐようにし
たことを特徴とする黒伸長補正のフィードバック制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14460993A JP3261809B2 (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 黒伸長補正のフィードバック制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14460993A JP3261809B2 (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 黒伸長補正のフィードバック制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH077635A JPH077635A (ja) | 1995-01-10 |
| JP3261809B2 true JP3261809B2 (ja) | 2002-03-04 |
Family
ID=15366011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14460993A Expired - Fee Related JP3261809B2 (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 黒伸長補正のフィードバック制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3261809B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100421016B1 (ko) * | 2001-10-13 | 2004-03-04 | 삼성전자주식회사 | 비디오 신호의 흑신장 제어 장치 및 방법 |
| JP3729157B2 (ja) * | 2002-06-25 | 2005-12-21 | ソニー株式会社 | 映像信号処理装置及び方法 |
-
1993
- 1993-06-16 JP JP14460993A patent/JP3261809B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH077635A (ja) | 1995-01-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |