JP3261521B2 - 燃料電池 - Google Patents
燃料電池Info
- Publication number
- JP3261521B2 JP3261521B2 JP20765096A JP20765096A JP3261521B2 JP 3261521 B2 JP3261521 B2 JP 3261521B2 JP 20765096 A JP20765096 A JP 20765096A JP 20765096 A JP20765096 A JP 20765096A JP 3261521 B2 JP3261521 B2 JP 3261521B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolster
- rod
- tightening
- tightening rod
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/24—Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
- H01M8/2465—Details of groupings of fuel cells
- H01M8/247—Arrangements for tightening a stack, for accommodation of a stack in a tank or for assembling different tanks
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Description
ネルギーを直接電気エネルギーに変換させるエネルギー
部門で用いる燃料電池に関するものである。
燃料電池は、電解質として溶融炭酸塩を多孔質物質にし
み込ませてなるタイル(電解質板)をカソード(酸素
極)とアノード(燃料極)の両電極で両面から挟み、カ
ソード側に酸化ガスを供給すると共にアノード側に燃料
ガスを供給することによりカソード側とアノード側で各
々反応を行わせて発電を行わせるようにしたものを1セ
ルとし、各セルをセパレータを介し多層に積層してスタ
ックとするようにしてある。
とに電池性能が良好に維持されることが必要であり、電
極反応部において、カソード及びアノードの各電極とタ
イルとセパレータとが一様な圧力分布で接触しているこ
と、内部マニホールド型の燃料電池にあっては、周辺部
のウェットシール部のシール性が維持されていること、
運転中におけるスタックの高さ変化に対して追従性があ
ること、等が要求される。そのため、燃料電池スタック
全体を一定の締付力で均一に締め付けることが必要であ
る。
池において、組み立て後に含浸の如き前処理を行わせる
ようにしたものでは、図4(イ)(ロ)(ハ)に一例と
してスタックが1セットのものについて示す如く、セル
をセパレータを介し多層に積層してなるスタック1を、
下部ボルスタ4上に、上下のホルダー2,3で挾持させ
た状態として載置し、上ホルダー2の上方に内側ボルス
タ5と外側ボルスタ6を2重に配置して、内側ボルスタ
5と上ホルダー2との間に、燃料電池の運転中の厚さ変
化に追従させるためのクッションとしてのばね7を介在
させ、且つ内側ボルスタ5と外側ボルスタ6との間に脱
脂、含浸時のスタック1の収縮量に追従できるだけの大
きな伸び量をもつ金属製の前処理用ベローズ8を介在さ
せ、更に、内側ボルスタ5と下部ボルスタ4に通した締
付ロッド9の上端部に内側ボルスタ5上でボルスタ拘束
用ナット10を螺合し、外側ボルスタ6に通した延長ロ
ッド11の下端部と締付ロッド9の上端部とを長ナット
12で連結し、延長ロッド11の上端部に外側ボルスタ
6上でナット13を螺着させて、前処理用ベローズ8を
介してスタック1側に一定の締付力が付与されるように
してある。なお、14は底部のサポート材である。又、
10′は内側ボルスタ5の下側で締付ロッド9に螺着さ
せた固定用ナットであり、前処理用ベローズ8と延長ロ
ッド11を取り外した後に内側ボルスタ5へ向けて締め
付けを行うように、前処理時には内側ボルスタ5の沈み
込み量以上の隙間が内側ボルスタ5に対して形成される
ようにしてある。
タック1が構成され、スタック1に締付力が与えられる
ように組み立てられると、運転開始前の作業として、電
解質板製造時に添加した有機物を除去する脱脂と、炭酸
塩粉末を電解質板にしみ込ませる含浸とが前処理として
行われるが、この前処理におけるスタック1の大きな沈
み込みを前処理用ベローズ8の伸びで吸収させるように
してある。なお、この際、ばね7は前処理用ベローズ8
の締付圧力を伝達するだけであるが、前処理用ベローズ
8の締付力が何らかの理由で低下、あるいは、なくなっ
た場合は、ばね7が伸びて内側ボルスタ5がナット10
で拘束されることにより、ばね7がスタック組立時締付
圧力を与えることになる。
用ベローズ8で吸収されると、図4(ハ)に示す如く、
内側ボルスタ5を締付ロッド9に固定するためにナット
10と10′の締め直しを行うと同時に、締付ロッド9
から延長ロッド11を長ナット12と共に切離し、外側
ボルスタ6と前処理用ベローズ8を取り外して現地へ搬
入し圧力容器内に据え付けるようにしてある。
が、運転中の電極のクリープ等によるスタック1の高さ
(厚さ)の変化及び冷間時と熱間時の締付ロッド9とス
タック1の伸び差は、ばね7の伸びで吸収され、該ばね
7によって、締付圧力の低下が防止される。
燃料電池の場合、締付ロッド9の上端部と延長ロッド1
1の下端部とを、長ナット12を介して接続するように
してあるため、締付ロッド9の上端は、長ナット12を
螺着させる分だけ内側ボルスタ5の上方へ或る長さだけ
突出するように設定してあって、前処理時から上方へ突
出している。したがって、前処理時に沈み込みが発生し
て、図4(ロ)において二点鎖線で示す如く内側ボルス
タ5が下降すると、締付ロッド9の上端が内側ボルスタ
5の上方へ更に大きく突出することになり、スタック1
の高さが高いほど締付ロッド9の突出量Lが大きくな
る。
ド9が突出していると、電池を圧力容器内に収納させる
ためには、高さの高い容器が必要となる問題があり、
又、輸送時の高さも高くなることから、輸送制限に引っ
掛かる場合もある。
ら上方へ突出する締付ロッドの突出長さを短くして、容
器高さを低く抑えることができるような燃料電池を提供
しようとするものである。
決するために、上下のホルダーで挾持させたスタックを
下部ボルスタで支持させ、上ホルダー上に、内側ボルス
タと外側ボルスタを配置し、上ホルダーと内側ボルスタ
との間にクッションを介在させると共に、内側ボルスタ
と外側ボルスタとの間に前処理用ベローズを介在させ
て、下部ボルスタと内側ボルスタに貫通させた締付ロッ
ドの上端と、外側ボルスタに貫通させた延長ロッドの下
端とを着脱自在に連結するようにしてある燃料電池にお
いて、上記締付ロッドを、上端部に内ねじを有し且つ前
処理としての含浸、脱脂処理前では上端が内側ボルスタ
の厚み方向の中間レベルに位置するような長さとし、
又、上記延長ロッドを、上記締付ロッドよりも小径とし
且つ下端部に締付ロッドの内ねじに螺着する雄ねじを有
する構成とし、該延長ロッドの雄ねじを締付ロッドの内
ねじに着脱可能に螺着させて延長ロッドと締付ロッドを
連結するようにし、更に、上記延長ロッドに上記締付ロ
ッドに螺着可能なボルスタ拘束用ナットを遊嵌させると
共に、上記締付ロッドの内側ボルスタよりも下方の所要
位置に固定用ナットを螺合させて備えてなり、上記前処
理によるスタックの沈み込みの後に上記ボルスタ拘束用
ナットを締付ロッドに螺着させて締め込み且つ上記固定
用ナットを内側ボルスタへ向けて締め付けることにより
前処理後の内側ボルスタの位置を固定できるようにした
構成とする。
を行い、このときのスタック全体の沈み込みは前処理用
ベローズで吸収させる。前処理中、スタックの沈み込み
に伴って締付ロッドの上端部が内側ボルスタの上面より
上方に突出するので、前処理後、延長ロッドの下端部に
遊嵌させておいたボルスタ拘束用ナットを締付ロッドに
螺着させて締め込むと共に、固定用ナットを内側ボルス
タへ向けて締め付けることで内側ボルスタの位置を上下
方向より固定した後、延長ロッドを取り外して外側ボル
スタ及び前処理用ベローズを撤去し、現地への搬入を行
わせるようにする。この際、締付ロッドの上端は、内側
ボルスタの上面から大きく突出していないので、圧力容
器の小型化を図ることができる。燃料電池の運転中のス
タックの高さ変化はクッションで追従させるようにす
る。
ダーとの間に上部スタックを、又、上記中間ホルダーと
下ホルダーとの間に下部スタックをそれぞれ支持させ、
上ホルダーの上部と下ホルダーの下部にそれぞれ内側ボ
ルスタと外側ボルスタを配置し、上ホルダーと上部の内
側ボルスタとの間及び下ホルダーと下部の内側ボルスタ
との間にそれぞれクッションを介在させると共に、上部
の内側ボルスタと外側ボルスタとの間及び下部の内側ボ
ルスタと外側ボルスタとの間にそれぞれ前処理用ベロー
ズを介在させて、上下部でそれぞれ中間ホルダーと内側
ボルスタに貫通させた締付ロッドの一端と、外側ボルス
タに貫通させた延長ロッドの一端とを着脱自在に連結す
るようにしてある燃料電池において、上記上部の締付ロ
ッドを、上端部に内ねじを有し且つ前処理としての含
浸、脱脂処理前では上端が上部の内側ボルスタの厚み方
向の中間レベルに位置するような長さとし、且つ上記上
部の延長ロッドを、上記上部の締付ロッドよりも小径と
し且つ下端部に締付ロッド上端部の内ねじに螺合する雄
ねじを有する構成とし、該上部の延長ロッドの雄ねじを
上部の締付ロッドの内ねじに着脱可能に螺着させて延長
ロッドと締付ロッドを連結するようにすると共に、上記
下部の締付ロッドと下部の延長ロッドが上記上部の締付
ロッドと上部の延長ロッドと上下対称となるように、下
部の締付ロッドを、下端部に内ねじを有し且つ前処理と
しての含浸、脱脂処理前では下端が下部の内側ボスルタ
の厚み方向の中間レベルに位置するような長さとし、且
つ上記下部の延長ロッドを、上記下部の締付ロッドより
も小径とし且つ下端部に締付ロッド下端部の内ねじに螺
合する雄ねじを有する構成として、該下部の延長ロッド
の雄ねじを下部の締付ロッドの内ねじに着脱可能に螺着
させて延長ロッドと締付ロッドを連結するようにし、更
に、上記上部と下部の各延長ロッドに、上部と下部の各
締付ロッドに螺着可能なボルスタ拘束用ナットをそれぞ
れに遊嵌させると共に、上部の締付ロッドの内側ボルス
タよりも下方位置と下部の締付ロッドの内側ボルスタよ
りも上方位置に、それぞれ固定用ナットを螺合させて備
えてなり、前処理による上下部のスタックの沈み込みの
後に上記各ボルスタ拘束用ナットを上部及び下部の締付
ロッドに螺着させて締め込み且つ固定用ナットを内側ボ
ルスタへ向けて締め付けることにより前処理後の上記各
内側ボルスタの位置を固定できるようにした構成とする
と、スタックの高さを高くしても全体的に小型化を図る
ことができるようになる。
て締付ロッド自身で行わせるようにした構成とすると、
架台を用いない分、圧力容器の径を小さくすることがで
きる。
に上部スタックを、又、上記中間ホルダーと下ホルダー
との間に下部スタックをそれぞれ支持させ、上ホルダー
の上部と下ホルダーの下部にそれぞれ内側ボルスタと外
側ボルスタを配置し、上ホルダーと上部の内側ボルスタ
との間及び下ホルダーと下部の内側ボルスタとの間にそ
れぞれクッションを介在させると共に、上部の内側ボル
スタと外側ボルスタとの間及び下部の内側ボルスタと外
側ボルスタとの間にそれぞれ前処理用ベローズを介在さ
せて、上下部でそれぞれ中間ホルダーと内側ボルスタに
貫通させた締付ロッドの一端と、外側ボルスタに貫通さ
せた延長ロッドの一端とを着脱自在に連結するようにし
てある燃料電池において、上記上部の締付ロッドを、上
端部に内ねじを有し且つ前処理としての含浸、脱脂処理
前では上端が上部の内側ボルスタの厚み方向の中間レベ
ルに位置するような長さとし、且つ上記上部の延長ロッ
ドを、上記上部の締付ロッドよりも小径とし且つ下端部
に締付ロッド上端部の内ねじに螺合する雄ねじを有する
構成として、該上部の延長ロッドの雄ねじを上部の締付
ロッドの内ねじに着脱可能に螺着させて延長ロッドと締
付ロッドを連結するようにし、上記上部の延長ロッド
に、上部の締付ロッドに螺着可能なボルスタ拘束用ナッ
トを遊嵌させると共に、上部の締付ロッドの内側ボルス
タよりも下方位置に固定用ナットを螺着させて備え、更
に、上記下部の締付ロッドの下端部を下部の内側ボルス
タの下方へ突出させて該突出させた下端部と下部の延長
ロッドの上端部とを長ナットで着脱可能に連結するよう
にし、上記下部の締付ロッドの下端部に下部の内側ボル
スタの下でボルスタ拘束用ナットを螺着させると共に、
下部の締付ロッドの内側ボスルタよりも上方位置に固定
用ナットを螺着させて備えてなり、前処理による上部及
び下部のスタックの沈み込みの後に上記各ボルスタ拘束
用ナットを上部及び下部の締付ロッドに締め込み且つ各
固定用ナットを内側ボルスタへ向けて締め付けることに
より前処理後の上記各内側ボルスタの位置を固定できる
ようにし、下部の締付ロッドから延長ロッドを長ナット
と共に切り離した後にサポート部材上に下部の締付ロッ
ドの下端部を支持させて、中間ホルダーの支持を締付ロ
ッド自身で行わせるようにした構成としても、締付ロッ
ドを上方へ大きく突出させることがない。
を参照して説明する。
一形態として、図4(イ)(ロ)(ハ)に示した燃料電
池と同様にスタックが1セットの場合を示すもので、燃
料電池のスタック1を上下のホルダー2,3で挟み、上
ホルダー2と内側ボルスタ5との間にクッションとして
のばね5を介在させ、内側ボルスタ5と外側ボルスタ6
との間に前処理用のベローズ8を介在させ、下部ボルス
タ4、内側ボルスタ5、外側ボルスタ6間に締付ロッド
及び延長ロッドを通し、前処理時に前処理用ベローズ8
を利用してスタック1に均一な締付力を付与できるよう
にし、前処理終了後に、延長ロッドを切り離して外側ボ
ルスタ6及び前処理用ベローズ8を取り外すようにして
ある構成において、上記締付ロッドとして、前処理前に
は内側ボルスタ5の厚み方向の中間部に上端が位置する
ように長さを短くし且つ上端部に内ねじ15を有する締
付ロッド16を用い、一方、延長ロッドとして、上記締
付ロッド16よりも小径とし且つ下端部に締付ロッド1
6の内ねじ15に螺着し得る雄ねじ17を突設した延長
ロッド18を用い、締付ロッド16の上端部の内ねじ1
5に延長ロッド18の下端部の雄ねじ17を螺着させる
ことにより締付ロッド16に延長ロッド18を着脱可能
に連結し、更に、上記延長ロッド18の下端部に、上記
締付ロッド16に螺着可能なボルスタ拘束用ナット10
を遊嵌させると共に、上記締付ロッド16の内側ボルス
タ5よりも下方の所要位置に固定用ナット10´を螺合
させておくようにした構成とする。なお、図1(イ)
(ロ)(ハ)において、図4(イ)(ロ)(ハ)と同一
部分には同一符号が付してある。
は、図1(ロ)に拡大して示す如く、延長ロッド18の
下端部の雄ねじ17が締付ロッド16の内ねじ15に螺
着されて、締付ロッド16と延長ロッド18とが一体に
接続されていて、締付ロッド16の上端は内側ボルスタ
5の厚み方向の中間部にあって、内側ボルスタ5の上面
から上方へは突出していない状態にある。
すると、図1(ロ)において二点鎖線で示す如く、内側
ボルスタ5が下降して締付ロッド16の上端が内側ボル
スタ5の上面より上方へ突出する(突出量ΔL)ので、
内側ボルスタ5上で締付ロッド16に対しボルスタ拘束
用ナット10を螺着させて締め込みを行うと共に、固定
用ナット10´を内側ボルスタ5へ向けて締め付けて、
該各ナット10及び10´により上下方向から内側ボル
スタ5の位置を固定し、しかる後、延長ロッド18を締
付ロッド16から取り外して外側ボルスタ6及び前処理
用ベローズ8を撤去する(図1(ハ)参照)。
ド16の突出量ΔLは、従来の燃料電池における締付ロ
ッド9の突出量Lに比して小さくすることができ、その
分だけ、スタック1を収納させる圧力容器の小型化が可
能となり、現地への搬入が容易になると共に、据え付け
のスペースを小さくすることが可能になる。
料電池における延長ロッド11よりも小径となるが、延
長ロッド18は温度条件が低い前処理時のみの使用であ
るから、設計温度を実使用温度に合わせることができ、
何ら支障なく使用することができる。従来では前処理時
に、ナット10を締付ロッド9の上端部に予め螺着させ
ておいて、スタック1の沈み込み分だけ再び締め込むよ
うな作業を行う必要があったが、その点本発明では、前
処理時に、ナット10は延長ロッド18に遊嵌させてお
くだけであるから、締め込み作業も一回だけ行えばよい
ので有利である。
施の形態として、高積層化を行うようにした場合を示す
もので、スタック1を上部スタック1aと下部スタック
1bの2セットとし、且つ架台20に支持させた中間ホ
ルダー19上に、上部スタック1aを配置すると共に、
上部スタック1a上に、図1(イ)(ロ)(ハ)に示し
たと同様に、上ホルダー2、ばね7、内側ボルスタ5、
前処理用ベローズ8、外側ボルスタ6の順に配置して、
中間ホルダー19に固定した締付ロッド16、延長ロッ
ド18、ナット13にて上部スタック1aに所定の締付
力を付与するようにし、且つ延長ロッド18の下端部に
はボルスタ拘束用ナット10を遊嵌させると共に、締付
ロッド16の内側ボルスタ5よりも下方の所要位置に、
固定用ナット10´を螺着させて備え、一方、中間ホル
ダー19の下側には、中間ホルダー19の上側の上記構
成とは上下対称に、中間ホルダー19下に、下部スタッ
ク1bを配置すると共に、下部スタック1b下に、下ホ
ルダー3、ばね7、内側ボスルタ5、前処理用ベローズ
8、外側ボルスタ6の順に配して、中間ホルダー19に
固定した締付ロッド16、延長ロッド18、ナット13
にて下部スタック1bに所定の締付力を付与するように
し、且つ延長ロッド18の上端部にはボルスタ拘束用ナ
ット10を遊嵌させると共に、締付ロッド16の内側ボ
ルスタ5よりも上方の所要位置に、固定用ナット10´
を螺着させて備えた構成としたものである。
合には、組立て後、前処理を行って上部スタック1aと
下部スタック1bの沈み込み分が各々上下の前処理用ベ
ローズ8の伸びで吸収されると、上部の締付ロッド16
が、上部の内側ボルスタ5の上面より上方に、又、下部
の締付ロッド16が、下部の内側ボルスタ5の下面より
下方にそれぞれ突出するようになることから、上下の各
延長ロッド18に遊嵌させておいたボルスタ拘束用ナッ
ト10を、上下の各締付ロッド16の突出端部にそれぞ
れ螺着させて締め込むと共に、上下の固定用ナット10
´を内側ボルスタ5へ向けてそれぞれ締め付けることに
より内側ボルスタ5を上下ともに締付ロッド16に保持
させた後、上下ともに延長ロッド18、外側ボルスタ
6、前処理用ベローズ8を取り外して現地へ搬入して据
え付けるようにする。これにより、スタックの高さを高
くしても全体的に小型化が図れ、上記実施の形態の場合
と同様な効果が得られる。
形例を示すもので、中間ホルダー19を架台20で支持
する代りに、締付ロッド16を中間ホルダー19に固定
すると共に、中間ホルダー19より下方の締付ロッド1
6の下端をサポート部材14で支持させて、中間ホルダ
ー19を締付ロッド16で受けるようにしたものであ
る。なお、図3(イ)では、延長ロッド18、外側ボル
スタ6、前処理用ベローズ8を取り外す前の状態を示
し、又、図3(ロ)は取り外した後の状態を示してい
る。
す架台20を不要にでき、燃料電池を圧力容器に入れて
使用するときに、容器の径を大きくしなくて済む利点が
ある。
8と延長ロッド18を取り外した後、サポート部材14
に下部の締付ロッド16の下端部を支持させるために、
下部の締付ロッド16の下方への突出量を、上部の締付
ロッド16の上方への突出量よりも大きくする必要があ
るため、上部よりも下部の締付ロッド16の長さを長く
してもよく、あるいは、図4に示したと同様な、長ナッ
ト12による連結構造としてもよい。すなわち、図4に
示す長ナット12による連結構造を図3に示す燃料電池
の下部の締付ロッド16と下部の延長ロッドの部分に採
用する場合は、図4について説明してある場合と同様
に、下部の締付ロッド16の下端部を下部の内側ボルス
タ5の下方へ突出させて該突出させた下端部と下部の延
長ロッド11の上端部とを長ナット12で着脱可能に連
結するようにし、更に、上記下部の締付ロッド16の下
端部に下部の内側ボルスタ5の下でボルスタ拘束用ナッ
ト10を螺着させると共に、下部の締付ロッド16の内
側ボルスタ5よりも上方位置に固定用ナット10´を螺
着させて備えてなり、前処理による上下部のスタック1
a,1bの沈み込みの後に上記ボルスタ拘束用ナット1
0を締め込み且つ固定用ナット10´を内側ボルスタ5
へ向けて締め付けることにより前処理後の上記内側ボル
スタ5の位置を固定できるようにし、締付ロッド16か
ら延長ロッド11を長ナット12と共に切り離し、外側
ボルスタ6と前処理用ベローズ8を取り外した後に、図
3(ロ)に示したと同様に、サポート部材14上に下部
の締付ロッド16の下端部を支持させて、中間ホルダー
19の支持を締付ロッド16自身で行わせるようにした
構成となる。
運転中の厚さ変化に追従させるためのクッションとして
ばね7を用いた場合を示したが、ベローズを用いるよう
にしてもよいこと、その他本発明の要旨を逸脱しない範
囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
れば、上下のホルダーで挾持させたスタックを下部ボル
スタで支持させ、上ホルダー上に、内側ボルスタと外側
ボルスタを配置し、上ホルダーと内側ボルスタとの間に
クッションを介在させると共に、内側ボルスタと外側ボ
ルスタとの間に前処理用ベローズを介在させて、下部ボ
ルスタと内側ボルスタに貫通させた締付ロッドの上端
と、外側ボルスタに貫通させた延長ロッドの下端とを着
脱自在に連結するようにしてある燃料電池において、上
記締付ロッドを、上端部に内ねじを有し且つ前処理とし
ての含浸、脱脂処理前では上端が内側ボルスタの厚み方
向の中間レベルに位置するような長さとし、又、上記延
長ロッドを、上記締付ロッドよりも小径とし且つ下端部
に締付ロッドの内ねじに螺着する雄ねじを有する構成と
し、該延長ロッドの雄ねじを締付ロッドの内ねじに着脱
可能に螺着させて延長ロッドと締付ロッドを連結するよ
うにし、更に、上記延長ロッドに上記締付ロッドに螺着
可能なボルスタ拘束用ナットを遊嵌させると共に、上記
締付ロッドの内側ボルスタよりも下方の所要位置に固定
用ナットを螺合させて備えてなり、上記前処理によるス
タックの沈み込みの後に上記ボルスタ拘束用ナットを締
付ロッドに螺着させて締め込み且つ上記固定用ナットを
内側ボルスタへ向けて締め付けることにより前処理後の
内側ボルスタの位置を固定できるようにした構成として
あるので、前処理前には内側ボルスタの上面から上方に
は突出していないが、前処理によるスタックの沈み込み
に伴って内側ボルスタの上面より上方に突出するように
なる締付ロッドの上端部に、ボルスタ拘束用ナットを螺
着させて締め込むと共に、固定用ナットを締め付けるこ
とで内側ボルスタの位置を固定できることにより、延長
ロッドを取り外した後の締付ロッドの突出量を、従来の
燃料電池における締付ロッドの突出量に比して小さくす
ることができ、したがって、スタックを収納させる圧力
容器の小型化を図ることができるという優れた効果を発
揮し、又、架台で固定した中間ホルダーと上ホルダーと
の間に上部スタックを、又、上記中間ホルダーと下ホル
ダーとの間に下部スタックをそれぞれ支持させ、上ホル
ダーの上部と下ホルダーの下部にそれぞれ内側ボルスタ
と外側ボルスタを配置し、上ホルダーと上部の内側ボル
スタとの間及び下ホルダーと下部の内側ボルスタとの間
にそれぞれクッションを介在させると共に、上部の内側
ボルスタと外側ボルスタとの間及び下部の内側ボルスタ
と外側ボルスタとの間にそれぞれ前処理用ベローズを介
在させて、上下部でそれぞれ中間ホルダーと内側ボルス
タに貫通させた締付ロッドの一端と、外側ボルスタに貫
通させた延長ロッドの一端とを着脱自在に連結するよう
にしてある燃料電池において、上記上部の締付ロッド
を、上端部に内ねじを有し且つ前処理としての含浸、脱
脂処理前では上端が上部の内側ボルスタの厚み方向の中
間レベルに位置するような長さとし、且つ上記上部の延
長ロッドを、上記上部の締付ロッドよりも小径とし且つ
下端部に締付ロッド上端部の内ねじに螺合する雄ねじを
有する構成とし、該上部の延長ロッドの雄ねじを上部の
締付ロッドの内ねじに着脱可能に螺着させて延長ロッド
と締付ロッドを連結するようにすると共に、上記下部の
締付ロッドと下部の延長ロッドが上記上部の締付ロッド
と上部の延長ロッドと上下対称となるように、下部の締
付ロッドを、下端部に内ねじを有し且つ前処理としての
含浸、脱脂処理前では下端が下部の内側ボスルタの厚み
方向の中間レベルに位置するような長さとし、且つ上記
下部の延長ロッドを、上記下部の締付ロッドよりも小径
とし且つ下端部に締付ロッド下端部の内ねじに螺合する
雄ねじを有する構成として、該下部の延長ロッドの雄ね
じを下部の締付ロッドの内ねじに着脱可能に螺着させて
延長ロッドと締付ロッドを連結するようにし、更に、上
記上部と下部の各延長ロッドに、上部と下部の各締付ロ
ッドに螺着可能なボルスタ拘束用ナットをそれぞれに遊
嵌させると共に、上部の締付ロッドの内側ボルスタより
も下方位置と下部の締付ロッドの内側ボルスタよりも上
方位置に、それぞれ固定用ナットを螺合させて備えてな
り、前処理による上下部のスタックの沈み込みの後に上
記各ボルスタ拘束用ナットを上部及び下部の締付ロッド
に螺着させて締め込み且つ固定用ナットを内側ボルスタ
へ向けて締め付けることにより前処理後の上記各内側ボ
ルスタの位置を固定できるようにした構成とすることに
より、スタックの高さを高くしても全体的に小型化を図
ることができるという優れた効果を発揮し、更に、中間
ホルダーの支持を、架台に代えて締付ロッド自身で行わ
せるようにした構成とすることにより、架台を不要とす
ることができて、圧力容器の径を小さくすることがで
き、圧力容器をより小型化することができるという優れ
た効果を発揮し、更に又、中間ホルダーと上ホルダーと
の間に上部スタックを、又、上記中間ホルダーと下ホル
ダーとの間に下部スタックをそれぞれ支持させ、上ホル
ダーの上部と下ホルダーの下部にそれぞれ内側ボルスタ
と外側ボルスタを配置し、上ホルダーと上部の内側ボル
スタとの間及び下ホルダーと下部の内側ボルスタとの間
にそれぞれクッションを介在させると共に、上部の内側
ボルスタと外側ボルスタとの間及び下部の内側ボルスタ
と外側ボルスタとの間にそれぞれ前処理用ベローズを介
在させて、上下部でそれぞれ中間ホルダーと内側ボルス
タに貫通させた締付ロッドの一端と、外側ボルスタに貫
通させた延長ロッドの一端とを着脱自在に連結するよう
にしてある燃料電池において、上記上部の締付ロッド
を、上端部に内ねじを有し且つ前処理としての含浸、脱
脂処理前では上端が上部の内側ボルスタの厚み方向の中
間レベルに位置するような長さとし、且つ上記上部の延
長ロッドを、上記上部の締付ロッドよりも小径とし且つ
下端部に締付ロッド上端部の内ねじに螺合する雄ねじを
有する構成として、該上部の延長ロッドの雄ねじを上部
の締付ロッドの内ねじに着脱可能に螺着させて延長ロッ
ドと締付ロッドを連結するようにし、上記上部の延長ロ
ッドに、上部の締付ロッドに螺着可能なボルスタ拘束用
ナットを遊嵌させると共に、上部の締付ロッドの内側ボ
ルスタよりも下方位置に固定用ナットを螺着させて備
え、更に、上記下部の締付ロッドの下端部を下部の内側
ボルスタの下方へ突出させて該突出させた下端部と下部
の延長ロッドの上端部とを長ナットで着脱可能に連結す
るようにし、上記下部の締付ロッドの下端部に下部の内
側ボルスタの下でボルスタ拘束用ナットを螺着させると
共に、下部の締付ロッドの内側ボスルタよりも上方位置
に固定用ナットを螺着させて備えてなり、前処理による
上部及び下部のスタックの沈み込みの後に上記各ボルス
タ拘束用ナットを上部及び下部の締付ロッドに締め込み
且つ各固定用ナットを内側ボルスタへ向けて締め付ける
ことにより前処理後の上記各内側ボルスタの位置を固定
できるようにし、下部の締付ロッドから延長ロッドを長
ナットと共に切り離した後にサポート部材上に下部の締
付ロッドの下端部を支持させて、中間ホルダーの支持を
締付ロッド自身で行わせるようにした構成としても、締
付ロッドを上方へ大きく突出させることがない、という
優れた効果を発揮する。
で、(イ)は前処理時の状態を示す概略側面図、(ロ)
は(イ)のA部拡大断面図、(ハ)は運転時の状態を示
す概略側面図である。
は前処理時の状態を示す概略側面図、(ロ)は運転時の
状態を示す概略側面図である。
の状態を示す概略側面図、(ロ)は運転時の状態を示す
概略側面図である。
前処理時の状態を示す概略側面図、(ロ)は(イ)のB
部拡大断面図、(ハ)は運転時の状態を示す概略側面図
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 上下のホルダーで挾持させたスタックを
下部ボルスタで支持させ、上ホルダー上に、内側ボルス
タと外側ボルスタを配置し、上ホルダーと内側ボルスタ
との間にクッションを介在させると共に、内側ボルスタ
と外側ボルスタとの間に前処理用ベローズを介在させ
て、下部ボルスタと内側ボルスタに貫通させた締付ロッ
ドの上端と、外側ボルスタに貫通させた延長ロッドの下
端とを着脱自在に連結するようにしてある燃料電池にお
いて、上記締付ロッドを、上端部に内ねじを有し且つ前
処理としての含浸、脱脂処理前では上端が内側ボルスタ
の厚み方向の中間レベルに位置するような長さとし、
又、上記延長ロッドを、上記締付ロッドよりも小径とし
且つ下端部に締付ロッドの内ねじに螺着する雄ねじを有
する構成とし、該延長ロッドの雄ねじを締付ロッドの内
ねじに着脱可能に螺着させて延長ロッドと締付ロッドを
連結するようにし、更に、上記延長ロッドに上記締付ロ
ッドに螺着可能なボルスタ拘束用ナットを遊嵌させると
共に、上記締付ロッドの内側ボルスタよりも下方の所要
位置に固定用ナットを螺合させて備えてなり、上記前処
理によるスタックの沈み込みの後に上記ボルスタ拘束用
ナットを締付ロッドに螺着させて締め込み且つ上記固定
用ナットを内側ボルスタへ向けて締め付けることにより
前処理後の内側ボルスタの位置を固定できるようにした
構成を有することを特徴とする燃料電池。 - 【請求項2】 架台で固定した中間ホルダーと上ホルダ
ーとの間に上部スタックを、又、上記中間ホルダーと下
ホルダーとの間に下部スタックをそれぞれ支持させ、上
ホルダーの上部と下ホルダーの下部にそれぞれ内側ボル
スタと外側ボルスタを配置し、上ホルダーと上部の内側
ボルスタとの間及び下ホルダーと下部の内側ボルスタと
の間にそれぞれクッションを介在させると共に、上部の
内側ボルスタと外側ボルスタとの間及び下部の内側ボル
スタと外側ボルスタとの間にそれぞれ前処理用ベローズ
を介在させて、上下部でそれぞれ中間ホルダーと内側ボ
ルスタに貫通させた締付ロッドの一端と、外側ボルスタ
に貫通させた延長ロッドの一端とを着脱自在に連結する
ようにしてある燃料電池において、上記上部の締付ロッ
ドを、上端部に内ねじを有し且つ前処理としての含浸、
脱脂処理前では上端が上部の内側ボルスタの厚み方向の
中間レベルに位置するような長さとし、且つ上記上部の
延長ロッドを、上記上部の締付ロッドよりも小径とし且
つ下端部に締付ロッド上端部の内ねじに螺合する雄ねじ
を有する構成とし、該上部の延長ロッドの雄ねじを上部
の締付ロッドの内ねじに着脱可能に螺着させて延長ロッ
ドと締付ロッドを連結するようにすると共に、上記下部
の締付ロッドと下部の延長ロッドが上記上部の締付ロッ
ドと上部の延長ロッドと上下対称となるように、下部の
締付ロッドを、下端部に内ねじを有し且つ前処理として
の含浸、脱脂処理前では下端が下部の内側ボスルタの厚
み方向の中間レベルに位置するような長さとし、且つ上
記下部の延長ロッドを、上記下部の締付ロッドよりも小
径とし且つ下端部に締付ロッド下端部の内ねじに螺合す
る雄ねじを有する構成として、該下部の延長ロッドの雄
ねじを下部の締付ロッドの内ねじに着脱可能に螺着させ
て延長ロッドと締付ロッドを連結するようにし、更に、
上記上部と下部の各延長ロッドに、上部と下部の各締付
ロッドに螺着可能なボルスタ拘束用ナットをそれぞれに
遊嵌させると共に、上部の締付ロッドの内側ボルスタよ
りも下方位置と下部の締付ロッドの内側ボルスタよりも
上方位置に、それぞれ固定用ナットを螺合させて備えて
なり、前処理による上下部のスタックの沈み込みの後に
上記各ボルスタ拘束用ナットを上部及び下部の締付ロッ
ドに螺着させて締め込み且つ固定用ナットを内側ボルス
タへ向けて締め付けることにより前処理後の上記各内側
ボルスタの位置を固定できるようにした構成を有するこ
とを特徴とする燃料電池。 - 【請求項3】 中間ホルダーの支持を、架台に代えて締
付ロッド自身で行わせるようにした請求項2記載の燃料
電池。 - 【請求項4】 中間ホルダーと上ホルダーとの間に上部
スタックを、又、上記中間ホルダーと下ホルダーとの間
に下部スタックをそれぞれ支持させ、上ホルダーの上部
と下ホルダーの下部にそれぞれ内側ボルスタと外側ボル
スタを配置し、上ホルダーと上部の内側ボルスタとの間
及び下ホルダーと下部の内側ボルスタとの間にそれぞれ
クッションを介在させると共に、上部の内側ボルスタと
外側ボルスタとの間及び下部の内側ボルスタと外側ボル
スタとの間にそれぞれ前処理用ベローズを介在させて、
上下部でそれぞれ中間ホルダーと内側ボルスタに貫通さ
せた締付ロッドの一端と、外側ボルスタに貫通させた延
長ロッドの一端とを着脱自在に連結するようにしてある
燃料電池において、上記上部の締付ロッドを、上端部に
内ねじを有し且つ前処理としての含浸、脱脂処理前では
上端が上部の内側ボルスタの厚み方向の中間レベルに位
置するような長さとし、且つ上記上部の延長ロッドを、
上記上部の締付ロッドよりも小径とし且つ下端部に締付
ロッド上端部の内ねじに螺合する雄ねじを有する構成と
して、該上部の延長ロッドの雄ねじを上部の締付ロッド
の内ねじに着脱可能に螺着させて延長ロッドと締付ロッ
ドを連結するようにし、上記上部の延長ロッドに、上部
の締付ロッドに螺着可能なボルスタ拘束用ナットを遊嵌
させると共に、上部の締付ロッドの内側ボルスタよりも
下方位置に固定用ナットを螺着させて備え、更に、上記
下部の締付ロッドの下端部を下部の内側ボルスタの下方
へ突出させて該突出させた下端部と下部の延長ロッドの
上端部とを長ナットで着脱可能に連結するようにし、上
記下部の締付ロッドの下端部に下部の内側ボルスタの下
でボルスタ拘束用ナットを螺着させると共に、下部の締
付ロッドの内側ボスルタよりも上方位置に固定用ナット
を螺着させて備えてなり、前処理による上部及び下部の
スタックの沈み込みの後に上記各ボルスタ拘束用ナット
を上部及び下部の締付ロッドに締め込み且つ各固定用ナ
ットを内側ボルスタへ向けて締め付けることにより前処
理後の上記各内側ボルスタの位置を固定できるように
し、下部の締付ロッドから延長ロッドを長ナットと共に
切り離した後にサポート部材上に下部の締付ロッドの下
端部を支持させて、中間ホルダーの支持を締付ロッド自
身で行わせるようにした構成を有することを特徴とする
燃料電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20765096A JP3261521B2 (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20765096A JP3261521B2 (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 燃料電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1040946A JPH1040946A (ja) | 1998-02-13 |
JP3261521B2 true JP3261521B2 (ja) | 2002-03-04 |
Family
ID=16543295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20765096A Expired - Fee Related JP3261521B2 (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 燃料電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3261521B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4592927B2 (ja) * | 2000-11-15 | 2010-12-08 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池スタックの製造方法 |
JP2002260711A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-13 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 燃料電池の締付装置及びこの締付方法 |
KR100784444B1 (ko) * | 2006-12-29 | 2007-12-11 | 두산중공업 주식회사 | 스택 면압장치 |
KR100887798B1 (ko) | 2007-11-15 | 2009-03-09 | 현대자동차주식회사 | 연료전지 스택용 분리판 체결장치 |
JP5536503B2 (ja) * | 2010-03-18 | 2014-07-02 | 日本電信電話株式会社 | 平板型固体酸化物形燃料電池モジュールおよびその運転方法 |
US10429553B2 (en) | 2015-02-27 | 2019-10-01 | Corning Incorporated | Optical assembly having microlouvers |
CA3070979A1 (en) * | 2017-07-24 | 2019-01-31 | Nuvera Fuel Cells, LLC | Systems and methods of fuel cell stack compression |
-
1996
- 1996-07-19 JP JP20765096A patent/JP3261521B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1040946A (ja) | 1998-02-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6218039B1 (en) | Clamping apparatus and method for a fuel cell | |
US20160344058A1 (en) | Fuel cell stack and mount structure therefor | |
US20140322626A1 (en) | Fuel cell stack | |
EP0104892A1 (en) | Compact fuel cell stack | |
JP4135455B2 (ja) | 移動体用燃料電池システム | |
JP3261521B2 (ja) | 燃料電池 | |
US7232582B2 (en) | Fuel cell | |
JP3870723B2 (ja) | 燃料電池収容ケース | |
JP4631875B2 (ja) | 燃料電池ケース | |
US10629936B2 (en) | Fuel cell stack | |
US5607786A (en) | Fuel cell transport frame | |
KR100501206B1 (ko) | 고분자 전해질형 연료전지스택의 체결구조 | |
US10923755B2 (en) | Mount structure for fuel cell stack | |
JPH0845535A (ja) | 燃料電池締付装置 | |
KR100514375B1 (ko) | 연료전지 스택 체결장치 | |
JPH0654677B2 (ja) | 溶融炭酸塩型燃料電池 | |
CN207765506U (zh) | 一种燃料电池抗三维冲击结构 | |
JP3240712B2 (ja) | 燃料電池 | |
KR200465877Y1 (ko) | Pem 연료전지의 스택 체결구조 | |
JP3141558B2 (ja) | 燃料電池 | |
JPH0158834B2 (ja) | ||
JPH1032015A (ja) | 燃料電池の締付方法 | |
CN113745624A (zh) | 一种燃料电池电堆、燃料电池以及车辆 | |
JP4711382B2 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP2003282134A (ja) | 燃料電池の締付方法及び装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071221 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071221 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081221 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091221 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |