JP3261195B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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Description
ロッタ、ファクシミリなどに搭載される印刷手段として
用いることが可能な画像形成装置に関するものである。
号を印加することによりトナー粒子のアパチャー通過を
制御し支持体上に画像を得る画像記録装置は、米国特許
第3689935号明細書で提案されている。この提案
では、絶縁体の層を挟んで片面に連続した基準電極と、
もう一方の面に互いに絶縁された複数の制御電極とを備
え、更に各絶縁された複数の制御電極毎に3層を貫いて
形成されると共に少なくも1列に配置されたアパチャー
を有するアパチャー電極体と、制御電極に基準電極との
間に選択的に電位を与える手段と、印加された電位によ
ってアパチャーを通るトナー粒子の流れを変調させるよ
う帯電した粒子を投射する手段と、支持体とアパチャー
電極体が相対的に移動して支持体を粒子流路中に位置決
めする手段から構成されている。
パチャーの目詰まりが発生し記録品質が悪いのに加え、
記録速度も十分な上げることができなかった。
254494号の出願において既に出願しているよう
に、トナーを保持した担持体と記録電極を接触させて配
置することにより記録特性を大きく改善することができ
る画像記録装置も提案している。この装置によれば、画
質向上はめざましく、画像記録装置としても小型化、低
コスト化が可能になった。
くなって広がってしまうことが発生した。これについて
本出願人は検討を進めたところ、受像体背面に配置され
た対向電極が、形成されるドット径に比べ比較してかな
り大きいということが原因であることが判明し、特願平
3−104224号や特願平3−30782号により既
に出願しているように、ドットごとに分割して形成した
背面電極を設けることにより、ドットの解像度を上げる
ことができた。
来の装置においては、次のような問題が発生していた。
すなわちこのような形状の背面電極を使用すると、記録
特性の向上は著しいのであるが、この電極のコストや組
立性の点で大きな課題があった。前者については、30
0DPIで100μm以下となるドットに対応した電極
は、非常に高価であり使用することができなかった。ま
た後者については、各アパチャーの直下に対応する分割
背面電極を位置合わせすることが非常に困難であった。
になされたものであり、解像度に優れ且つコストや組立
性にも優れた画像形成装置を提供することにある。
に本発明の請求項1に係る画像形成装置は、トナーを保
持し供給する担持体と、その担持体に対向して配置さ
れ、表面に複数のアパチャが列設されるとともに、前記
担持体から前記アパチャに供給されるトナーの流れを電
界により直接制御する電界制御手段と、前記電界制御手
段を挟んで前記担持体に対向して配置された対向電極と
から構成され、前記担持体によって保持し供給されたト
ナーを前記電界制御手段による電界によって前記アパチ
ャを介して飛翔させ、前記電界制御手段と前記対向電極
との間に搬送された受像体上に所望の画像を形成するも
のを対象として、特に、前記対向電極の前記受像体搬送
方向における幅は、前記アパチャの径又はそれ以下の長
さに形成されていることを特徴とする。また、請求項2
に係る画像形成装置は、前記対向電極が、前記アパチャ
の列に沿って形成された金属薄板によって構成されてい
ることを特徴とする。請求項1に記載の画像形成装置。
いて、担持体に保持され供給されたトナーは、電界制御
手段による電界によってアパチャを介して飛翔し、電界
制御手段と対向電極との間に搬送された受像体上に所望
の画像を形成する。ここで、対向電極の受像体搬送方向
における幅は、アパチャの径又はそれ以下の長さに形成
されているので、解像度が向上する。また、請求項2に
係る画像形成装置において、対向電極は、アパチャの列
に沿って形成された金属薄板によって構成されているの
で、背面電極は極めて簡略な構成にでき、アパチャとの
位置合わせも容易となる。
参照しながら説明する。
す図であり、電界制御手段としてのアパチャ電極体1の
上側には、1mmの間隙を有して、背面電極22が保持
板23に挟まれた状態で配設されており、前記間隙に挿
入される受像体としての支持体20は、背面電極22の
下端に沿って搬送されるように構成されている。また、
前記アパチャ電極体1の下側には、そのアパチャ電極体
1の長手方向に沿って、トナー供給装置10が配設され
ており、更には、搬送される支持体20の進行先には定
着装置26が配設されている。
と、前記トナー供給装置10は、装置全体のハウジング
を兼ねるトナーケース11と、そのトナーケース11内
に収納されるトナー16と、供給ローラ12と、トナー
担持ローラ14と、トナー層規制ブレード18とから構
成されている。ここにおいて、前記トナー担持ローラ1
4はトナー16を担持し、アパチャ電極体1に向かって
搬送するものであり、前記供給ローラ12は、トナー担
持ローラ14に対してトナー16を供給するものであ
る。
ローラ14は、トナーケース11に図示する矢印方向に
回転可能に支持されており、両者は僅かな隙間をもって
平行に配設されている。また、前記トナー層規制ブレー
ド18は、トナー担持ローラ14に担持されるトナー1
6の量がローラ面上で均一になるよう調整するものであ
り、トナー担持ローラ14に圧接されている。
に厚さ25μmのポリイミド製の絶縁シート2に直径1
00μmの複数のアパチャ6が1列に形成され、且つ絶
縁シート2の上面における各アパチャ6の開口周縁に
は、制御電極4が厚さ1μmで形成されたものである。
そして、前記アパチャ電極体1は、図3に示すように支
持体20側に制御電極4を対向させ、絶縁シート2がア
パチャ位置でトナー担持ローラ14上のトナーと接する
ように配設されている。
14との間には、制御電圧印加回路8が接続されてい
る。この制御電圧印加回路8は、画像信号に基いて制御
電極4に対して0V、もしくは+50Vの電圧を印加す
るように構成されている。
連続した導電性の金属薄板22aを絶縁体である保持板
23により両面から狭持固定した構成となっている。前
記背面電極22の薄板22aの厚み(図3中W)は、前
記アパチャ6の径に対し同程度かやや小さく設定されて
いる。この場合、100ミクロン以下であればよい。ま
た、前記背面電極22の幅は、支持体20の紙幅以上の
長さに設定されており、前記アパチャ電極体1のアパチ
ャ6列と一致するように配置されている。
aとトナー担持ローラ14との間には直流電源24が接
続されており、この直流電源は前記背面電極22に対し
て+1kVの電圧を印加し得るようになっている。
置の動作を説明する。
ローラ12の図1に示す矢印方向の回転により、供給ロ
ーラ12から送られてくるトナー16は、トナー担持ロ
ーラ14に擦りつけられ、マイナスに帯電させられてト
ナー担持ローラ14上に担持される。担持されたトナー
16は、層規制ブレード18によって薄層化され、トナ
ー担持ローラ14の回転によってアパチャ電極体1に向
かって搬送される。そして、トナー担持ローラ14上の
トナーは、アパチャ電極体1の絶縁シート2に擦られつ
つアパチャ6の下に供給される。
に対応する制御電極4には、制御電圧印加回路8から+
50Vの電圧が印加される。その結果、画像部分に対応
するアパチャ6の近傍には、制御電極4とトナー担持ロ
ーラ14の間の電位差により、制御電極4よりトナー担
持ローラ14に向かう電気力線が形成される。それによ
り、マイナスに帯電されたトナーは電位の高い方向に静
電力を受け、トナー担持ローラ14上からアパチャ6を
通過して制御電極4側に引き出される。引き出されたト
ナー16は、更に、背面電極22に印加されている電圧
によって支持体20とアパチャ電極体1との間に形成さ
れる電界により、支持体20に向かって飛翔し、支持体
20上に堆積して画素を形成する。
る。背面電極22の金属薄板22aの幅は、アパチャー
6の径と同等か小さくなっているので、飛翔したトナー
16は背面電極22の形成する収束される電気力線に従
い飛翔する。従って、支持体20上には、非常に精細な
ドットが形成される。
2をアパチャー6に対する位置決めは、用紙搬送方向に
合わせるだけでよい。すなわち電極幅方向に対しては金
属薄板22aが連続しているので、数μmという精度で
厳密な位置合わせを行う必要がない。従って装置の組立
性が向上し、製品のばらつきの低減やコストダウンも可
能になる。
は、制御電圧印加回路8から0Vの電圧が印加される。
その結果、トナー担持ローラ14と制御電極4間には電
界が形成されないことにより、トナー担持ローラ14上
のトナー16は静電力を受けないためアパチャ6を通過
しない。
16により1列の画素が形成される間に、アパチャ列と
垂直の方向に1画素分送られる。そして、上記のプロセ
スを繰り返すことにより支持体20の全面にトナー像が
形成される。その後、形成されたトナー像は、定着装置
26によって支持体20上に定着される。
いて、絶縁性トナーを用いれば、トナー担持ローラ14
と制御電極4の間の絶縁性が保たれ、アパチャ6が絶縁
破壊することがない。
されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の変更を加えることが可能である。
するアパチャの制御電圧を0Vとしたが、これは負の電
圧であっても良い。この場合、よりかぶりの少ない画像
を得ることができる。また、上記実施例においては、ト
ナー流制御手段としてアパチャ電極体を用いたが、例え
ば、特表平1−503221号公報に記載されるような
編目状の電極体を用いることも可能である。
金属薄板を絶縁体で挟んだものを使用したが、この背面
電極の他の実施例として次のものが考えられる。
テル等のフィルム、もしくはガラエポやベークライトや
セラミック等の板材上に、銅やアルミの導線を形成して
も良い。この導線の幅は、上述した実施例のように10
0μm以下であれば良く、長さは幅方向にあれば良い。
導線部の形成方法としてはあらかじめ基板上に一面に鍍
金、スパッタ、蒸着、銅箔張り合わせ等で形成した導体
面を、エッチング等で導線部を形成すれば良い。また基
板上に導電インクを用いて、スクリーン印刷、オフセッ
ト印刷等で直接導線部を描画しても良い。
上記基板上に数十μmの径を有するワイヤーや薄板を直
接接着し構成しても良い。
した背面電極を設けたが、複数に分割しても同様の効果
を期待できる。
発明の請求項1に係る画像形成装置によれば、担持体に
保持され供給されたトナーは、電界制御手段による電界
によってアパチャを介して飛翔し、電界制御手段と対向
電極との間に搬送された受像体上に所望の画像を形成す
る。ここで、対向電極の受像体搬送方向における幅は、
アパチャの径又はそれ以下の長さに形成されているの
で、解像度が向上する。また、請求項2に係る画像形成
装置において、対向電極は、アパチャの列に沿って形成
された金属薄板によって構成されているので、背面電極
は極めて簡略な構成にでき、アパチャとの位置合わせも
容易となる。
施例を示す断面図である。
極体の構成を示す斜視図である。
構成を示す斜視図である。
視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 トナーを保持し供給する担持体と、その担持体に対向して配置され、表面に複数のアパチャ
が列設されるとともに、 前記担持体から前記アパチャに
供給されるトナーの流れを電界により直接制御する電界
制御手段と、 前記電界制御手段を挟んで前記担持体に対向して配置さ
れた対向電極とから構成され、前記担持体によって保持
し供給されたトナーを前記電界制御手段による電界によ
って前記アパチャを介して飛翔させ、前記電界制御手段
と前記対向電極との間に搬送された受像体上に所望の画
像を形成する画像形成装置において、 前記対向電極の前記受像体搬送方向における幅は、前記
アパチャの径又はそれ以下の長さに形成されていること
を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記対向電極は、前記アパチャの列に沿
って形成された金属薄板によって構成されていることを
特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6501893A JP3261195B2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6501893A JP3261195B2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06270456A JPH06270456A (ja) | 1994-09-27 |
JP3261195B2 true JP3261195B2 (ja) | 2002-02-25 |
Family
ID=13274822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6501893A Expired - Fee Related JP3261195B2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3261195B2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-24 JP JP6501893A patent/JP3261195B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH06270456A (ja) | 1994-09-27 |
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