JP3260242B2 - 電磁クラッチ - Google Patents

電磁クラッチ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カーエアコン用圧縮
機などに装着される電磁クラッチ、特には、圧縮機の動
アンバランスを相殺するためのバランスウエイトなどの
平衡機能を付加した電磁クラッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、揺動式圧縮機などはその構造及び
動作に起因する動アンバランスが発生するため、この圧
縮機の回転軸に装着されるアーマチュア組立体を有する
電磁クラッチには、動アンバランスを相殺するためのバ
ランスウエイトが構成されている。即ち、特公昭56−
31450号公報に開示されている圧縮機用電磁クラッ
チのように、アーマチュア組立体を、圧縮機の回転軸に
装着されたアーマチュアハブと、このアーマチュアハブ
のフランジ部にワッシャと板ばねの基端部を介して固定
されたストッパプレートと、板ばねの自由端部が固定さ
れストッパプレートの突出部により後退位置が制限され
たアーマチュアとから構成し、ストッパプレートに圧縮
機の動アンバランスを相殺するためのバランスウエイト
を一体に形成している。
【0003】したがって、駆動源からVベルトで回転伝
達されているロータにアーマチュアを磁気吸着すること
により圧縮機が駆動されると、圧縮機の動アンバランス
は、バランスウエイトが形成されたアーマチュア組立体
に発生する動アンバランスにより相殺されるので、圧縮
機の駆動中の振動を抑制することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電磁クラッチ
は、金属材製のストッパプレートに突起部や切欠き部を
設け平衡機能を付加していた。しかしながらダンパーゴ
ム方式の電磁クラッチは、電磁クラッチの軽量化や生産
性を目的として、アーマチュアを軸方向へ移動自在に
持するためのダンパーゴムを収納するダンパーゴム収納
を、強化プラスチック材製のアーマチュア支持部材に
一体に形成している。したがって、このような強化プラ
スチック材製のアーマチュア支持部材に突起部や切欠き
部からなる平衡機能を付加しても、それ自体が軽量なた
め十分な平衡作用がなされない。本発明では、強化プラ
スチック材製のアーマチュア支持部材に平衡機能を付加
した電磁クラッチを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために第1の発明の電磁クラッチは、回転軸(8)に
装着されるアーマチュアハブ(10)と、このアーマチ
ュアハブ(10)にインサート成形により一体に形成さ
れた強化プラスチック材製のアーマチュア支持部材(1
2)と、このアーマチュア支持部材(12)の外側に一
体に形成され円周方向に間隔をおいて設けられた複数の
ダンパーゴム収納部(13)と、このダンパーゴム収納
部(13)に圧入された複数のダンパーゴム(15)
と、このダンパーゴム(15)に固着され先端が前記ダ
ンパーゴム収納部(13)の底面に穿設された貫通孔
(12g)を貫通した複数の締結部材(14)と、前記
アーマチュア支持部材(12)の内側に配設されるとと
もに前記締結部材(14)の先端が固定され前記アーマ
チュア支持部材(12)に軸線方向へ移動自在に支持さ
れたアーマチュア(16)と、このアーマチュア(1
6)を前記ダンパーゴム(15)の弾性復帰力に抗して
磁気吸引する励磁装置(6)と、前記アーマチュア支持
部材(12)の中に埋設されたバランスウエイト(1
7)とを備え、前記アーマチュア支持部材(12)のイ
ンサート成形により前記アーマチュアハブ(10)と前
記バランスウエイト(17)を一体に固定したことを特
徴とする。第2の発明の電磁クラッチは、第1の発明の
電磁クラッチにおいて、アーマチュアハブ(10)に複
数の係合孔(10c)を穿設したフランジ部(10b)
を形成するとともに、前記アーマチュア支持部材(1
2)には、前記フランジ部(10b)の外側に設けられ
た円板部(12b)と、前記フランジ部(10b)の内
側に設けられた扁平状の抜け止め部(12d)と、前記
係合孔(10c)と係合した回り止め部(12c)を一
体に形成したことを特徴とする。第3の発明の電磁クラ
ッチは、第2の発明の電磁クラッチにおいて、アーマチ
ュアハブ(10)のフランジ部(10b)の外周面に前
記締結部材(14)の逃げ部(10d)を形成するとと
もに、前記フランジ部(10b)の内側にアーマチュア
(16)の内周端縁が当接する当接面を設けたことを特
徴とする。第4の発明の電磁クラッチは、第3の発明の
電磁クラッチにおいて、アーマチュアハブ(10)のフ
ランジ部(10b)の当接面を、アーマチュア(16)
の外周端縁が対向するアーマチュア支持部材(12)の
内側の対向面より面高に形成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】この発明の電磁クラッチは、自動車エンジンの
回転が伝達されるロータ(3)にアーマチュア(16)
を磁気吸着することにより、アーマチュアハブ(10)
装着された圧縮機(2)の回転軸(8)に動力を伝達
することができる。また圧縮機(2)内部の動アンバラ
ンスは、アーマチュアハブ(10)にインサート成形さ
れたアーマチュア支持部材(12)の中にバランスウエ
イト(17)を埋設したので、そのバランスウエイト
(17)による動アンバランスで相殺される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明に係る電磁クラッチの正面図、図2
は図1の断面図、図3は図2のIII−III線断面
図、図4はアーマチュア支持部材の製造方法を説明する
断面図、図5は図2の要部拡大図、図6は動作中の傾斜
歪みの影響を説明する要部断面図、図7はダンパーゴム
の脱落後の動作を説明する正面図である。これらの図に
おいて、全体を符号1で示す電磁クラッチは、カーエア
コン用圧縮機2に装着され、圧縮機2の回転軸8への
力伝達および動力伝達の遮断をする動力伝達装置として
使用されているものである。3は圧縮機2の円筒部2a
に軸受2bを介して回転自在に支持されたロータであっ
て、このロータ3の外周面には、プラスチック材製のポ
リV溝プーリ4が一体に固定されている。3a,3bは
プレス加工にて打ち抜き形成されている磁束迂回用のス
リットで、それぞれ同一円周上に間隔をおいて設けられ
ている。これらロータ3とプーリ4は、射出成形機の金
型内にロータ3をインサート物として取り付け、ゲート
からその金型内にプラスチック材料を注入することによ
りインサート成形して形成したものである。なお、この
成形方法は、特開平4−290618号公報に開示され
ている。ロータ3の環状溝内には、励磁装置として電磁
コイル5を内設したフィールドコア6が嵌装され、フィ
ールドコア6は取付け板7を介して、圧縮機2のハウジ
ングにねじで固定されている。
【0008】圧縮機2の回転軸8には、アーマチュア組
立体9が一体回転可能に軸装されている。アーマチュア
組立体9は、回転軸8にセレーション嵌合された金属材
製のアーマチュアハブ10と、回転軸8の先端が当接す
る当て板11とをインサート物として、これら部材と強
化プラスチックで形成されたアーマチュア支持部材とし
ての円板状のプレート12とをインサート成形により一
体化した構造を有している。アーマチュアハブ10は、
回転軸8に嵌合するセレーション溝が内周面に形成され
たボス部10aと、このボス部10aの端面から径方向
外側に延設された円板状のフランジ部10bが形成され
ている。フランジ部10bには、同一円周上の等配位置
に穿設された複数個(本実施例では6個)の係合孔10
cと、外周面に半円弧状に形成された後述するリベット
14に対する複数個(本実施例では3個)の逃げ部10
dが設けられている。
【0009】プレート12の外側には、同一円周上の等
配位置に形成された複数個(本実施例では3個)の円筒
状の収納壁12aによりダンパーゴム収納部13が設け
られている。また中心寄りの円板部12bには、前記ア
ーマチュアハブ10の係合孔10cと係合する回り止め
部としての突出部12cが一体に形成されている。ダン
パー収納部13の収納壁12aには、後述するリベット
14の高さL1よりも高い高さL2からなる突出部12
1a(図5参照)が設けられている。突出部12cの先
端には、アーマチュアハブ10のフランジ部10bの
側(ロータ3側)に設けられた偏平状の抜け止め部12
dが一体に形成され、プレート12は、円板部12bと
抜け止め部12dとでフランジ部10bを挟持して、ア
ーマチュアハブ10に一体化されている。また、プレー
ト12の内周端縁には、当て板11の抜け止めとして機
能する円筒部12eが形成され、プレート12の外周端
縁には、円筒状のカバー12fが形成されている。
【0010】14は、ダンパーゴム収納部13の開口側
の端部が円弧状に面取りされた締結部材としてのリベッ
ト、15は、リベット14が中心に固着されたダンパー
ゴムであって、プレート12のダンパーゴム収納部13
に圧入固着されている。リベット14の先端は、ダンパ
ーゴム収納部13の底面に穿設された貫通孔12gから
ロータ3側に突設されアーマチュア16にかしめ固定さ
れている。なお、リベット14によるアーマチュア16
のかしめ固定構造は、実開平4−32327号公報に開
示されている。16aは磁束迂回用のスリットであり、
同一円周上に間隔をおいて設けられている。
【0011】アーマチュア16の内径寸法は、アーマチ
ュアハブ10のフランジ部10bの外径寸法より小さく
形成されており、ダンパーゴム15の弾性復帰力により
アーマチュア16は、アーマチュアハブ10のフランジ
部10bの内側に当接している。ここで、アーマチュア
16の内周端縁が当接するフランジ部10bの当接面
は、アーマチュア16の外周端縁に対向するプレート1
2の内側の対向面よりもわずかに面高に形成されて、ア
ーマチュア16とプレート12との間には空隙G(図5
参照)が設けられている。
【0012】一方、このような実施例の電磁クラッチ1
においては、プレート12の最外周部にバランスウエイ
ト17が埋設されている。このバランスウエイト17
は、アーマチュアハブ10と同様に一対の金型内に支持
され、プレート12にインサート成形されている。即
ち、図4に示した断面図のように、固定金型18の中心
に形成された凹陥部18aにアーマチュアハブ10のボ
ス部10aを嵌合するとともに、可動金型19に設けた
突起部19aにバランスウエイト17を掛止する。そし
て、可動金型19を固定金型18に当接させ、プレート
12を画定する空間を形成する。このとき可動金型19
の中心に形成された凸設部19bは、アーマチュアハブ
10の軸孔端部に嵌合された当て板11に当接される。
空間内には、図示せぬゲートからプラスチック材料が注
入され、インサート成形される。
【0013】次に、このように構成された電磁クラッチ
の動作を説明する。電磁コイル5に通電することにより
発生する磁束Φは、スリット3a,3b,16aによ
り、ロータ3からアーマチュア16に迂回されロータ3
に戻るダブルフラックス形の磁束路を流れる。この磁束
の磁気吸引力により、アーマチュア16はダンパーゴム
15の弾性復帰力に抗してロータ3に磁気吸着され、自
動車エンジンの回転がカーエアコン用圧縮機2の回転軸
8に伝達される。また、電磁コイル5への通電を断て
ば、磁束Φは消滅するので、アーマチュア16は、ダン
パーゴム15の弾性復帰力によりロータ3から離間し
て、アーマチュアハブ10のフランジ部10bまで後退
する。なお、駆動中のカーエアコン用圧縮機2の動アン
バランスは、バランスウエイト17を設けたことによる
プレート12の動アンバランスにより相殺される。
【0014】次に、動作の繰り返しによりプレート12
の外周端側が傾斜歪みを生じた場合を図5、図6に基づ
いて説明する。アーマチュア16が当接するフランジ部
10bの当接面が、アーマチュア16の外周端縁に対向
するプレート12の内側の対向面よりもわずかに面高に
形成されて、アーマチュア16とプレート12との間に
空隙Gが設けられており、この空隙Gを、プレート12
の外周端側の傾斜歪みより大きく設けていれば、プレー
ト12の外周端側がαの傾斜歪みを生じても、空隙G1
が依然として形成されている。このため、電磁コイル5
への通電を断った無励磁状態においても、アーマチュア
16とロータ3との空隙が保たれ、外部振動によりアー
マチュア16がロータ3に当打されるとかアーマチュア
16とロータ3がスリップ回転する等の問題は排除され
る。
【0015】次に、ダンパーゴム15が脱落した場合を
図7に基づいて説明する。カーエアコン用電磁クラッチ
が装着されている自動車は、気候が非常に暑い国に輸出
される場合もある。このような場合、電磁クラッチにお
いては、動作の繰り返しにより生じる摩擦熱やエンジン
から出る熱も加わり、リベット14に焼き付け固着さ
れ、かつダンパーゴム収納部13内に嵌合固着されたダ
ンパーゴム15が、最悪の場合、脱落することが考えら
れる。このような場合、ダンパーゴム15によるアーマ
チュア16の弾性復帰がなされず、電磁クラッチ1がロ
ック状態となり、この状態で、カーエアコン用圧縮機へ
の動力伝達状態が継続されると、同図に示すように、リ
ベット14は、収納されている収納壁12aを溶解し、
さらにプレート12を二点鎖線14aで示すように溶解
し、最後に隣接する収納壁12aまで溶解する。しかし
ながら、収納壁12aには、リベット14の頭部よりも
突出した突出部121aが設けられているので、この突
出部121aが非溶解部として残り、この突出部121
aによりプレート12は分離することがない。したがっ
て、プレート12の一部が分離飛散する事故を防止する
ことができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明の電磁ク
ラッチは、強化プラスチック材製のアーマチュア支持部
の中に、カーエアコン用圧縮機の内部に発生する動ア
ンバランスを相殺するためのバランスウエイトを埋設し
たので、軽量化された電磁クラッチに平衡機能を付加す
ることができた。また、アーマチュア支持部材のインサ
ート成形によりアーマチュアハブとバランスウエイトを
一体に固定するようにしたので、特別な組立工程が必要
なく生産性がよい。また更には、カーエアコン用圧縮機
の機種による動アンバランスの相異に対して、バランス
ウエイトの重量を変えるのみでよく、特別な設計の変更
を必要としないので経済的である。
【0017】また第2の発明の電磁クラッチは、アーマ
チュアハブに複数の係合孔を穿設したフランジ部を形成
するとともに、アーマチュア支持部材には、フランジ部
の外側に設けられた円板部と、フランジ部の内側に設け
られた扁平状の抜け止め部と、係合孔と係合した回り止
め部を一体に形成したので、アーマチュアハブとアーマ
チュア支持部材とを固定する機械的強度が高められ、品
質面で信頼性を向上させることができる。
【0018】また第3の発明の電磁クラッチは、アーマ
チュアハブのフランジ部の外周面に締結部材の逃げ部を
形成するとともに、フランジ部の内側にアーマチュアの
内周端縁が当接する当接面を設けたので、逃げ部を形成
した分だけ、締結部材をアーマチュアハブの中心側に近
づけることができ、このため装置の外径寸法を小さくす
ることができる。
【0019】また第4の発明の電磁クラッチは、アーマ
チュアハブのフランジ部の当接面を、アーマチュアの外
周端縁に対向するアーマチュア支持部材の対向面よりも
面高に形成したので、ダンパーゴムの弾性復帰力により
後退するアーマチュアがアーマチュアハブのフランジ部
でその後退位置を常に一定に保たれるとともに、ダンパ
ーゴムの弾性復帰力によりアーマチュア支持部材に軸線
方向のわずかな歪みが生じたとしても、アーマチュアの
後退位置が変わることがないので、外部振動によりアー
マチュアがロータ等に当打されて不快音が発生すると
か、無励磁状態においてアーマチュアとロータが摩擦摺
接されて、アーマチュアが偏摩耗する等の品質面での問
題を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電磁クラッチの正面図である。
【図2】図1の断面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】アーマチュア支持部材の製造方法を説明する断
面図である。
【図5】図2の要部拡大図である。
【図6】本発明に係る電磁クラッチにおける動作中の傾
斜歪みの影響を説明する要部断面図である。
【図7】本発明に係る電磁クラッチにおけるダンパーゴ
ムの脱落後の動作を説明する正面図である。
【符号の説明】
1 電磁クラッチ 9 アーマチュア組立体 10 アーマチュアハブ 10b フランジ部 12 プレート(アーマチュア支持部材) 12b 円板部 12c 回り止め部 12d 抜け止め部 13 ダンパーゴム収納部 14 リベット(締結部材) 15 ダンパーゴム 16 アーマチュア 17 バランスウエイト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−262127(JP,A) 特開 昭62−80314(JP,A) 特開 平5−321948(JP,A) 特開 平3−282020(JP,A) 特開 平4−290618(JP,A) 実開 昭60−58929(JP,U) 実開 平4−32327(JP,U) 実開 昭59−105625(JP,U) 実開 昭59−69678(JP,U) 実開 昭59−191431(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 27/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸に装着されるアーマチュアハブ
    と、このアーマチュアハブにインサート成形により一体
    形成された強化プラスチック材製のアーマチュア支持
    部材と、このアーマチュア支持部材の外側に一体に形成
    され円周方向に間隔をおいて設けられた複数のダンパー
    ゴム収納部と、このダンパーゴム収納部に圧入された
    数のダンパーゴムと、このダンパーゴムに固着され先端
    が前記ダンパーゴム収納部の底面に穿設された貫通孔を
    貫通した複数の締結部材と、前記アーマチュア支持部材
    の内側に配設されるとともに前記締結部材の先端が固定
    され前記アーマチュア支持部材に軸線方向へ移動自在に
    支持されたアーマチュアと、このアーマチュアを前記ダ
    ンパーゴムの弾性復帰力に抗して磁気吸引する励磁装置
    と、前記アーマチュア支持部材の中に埋設されたバラン
    スウエイトとを備え、前記アーマチュア支持部材のイン
    サート成形により前記アーマチュアハブと前記バランス
    ウエイトを一体に固定したことを特徴とする電磁クラッ
    チ。
  2. 【請求項2】 アーマチュアハブに複数の係合孔を穿設
    したフランジ部を形成するとともに、前記アーマチュア
    支持部材には、前記フランジ部の外側に設けられた円板
    部と、前記フランジ部の内側に設けられた扁平状の抜け
    止め部と、前記係合孔と係合した回り止め部を一体に
    成したことを特徴とする請求項1記載の電磁クラッチ。
  3. 【請求項3】 アーマチュアハブのフランジ部の外周面
    前記締結部材の逃げ部を形成するとともに、前記フラ
    ンジ部の内側にアーマチュアの内周端縁が当接する当接
    面を設けたことを特徴とする請求項2記載の電磁クラッ
    チ。
  4. 【請求項4】 アーマチュアハブのフランジ部の当接面
    を、アーマチュアの外周端縁が対向するアーマチュア支
    持部材の内側の対向面より面高に形成したことを特徴と
    する請求項3記載の電磁クラッチ。
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