JP3259653B2 - 液体吐出装置 - Google Patents

液体吐出装置

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JP3259653B2 JP06214897A JP6214897A JP3259653B2 JP 3259653 B2 JP3259653 B2 JP 3259653B2 JP 06214897 A JP06214897 A JP 06214897A JP 6214897 A JP6214897 A JP 6214897A JP 3259653 B2 JP3259653 B2 JP 3259653B2
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雄二 浮穴
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水の溶存酸素濃
度,水の硬度,水のpH値等を測定する際に用いられる
各種液状試薬の定量吐出装置および医療分野における各
種薬液の定量吐出装置あるいは定量注入装置に関するも
ので、液体カセットを着脱自在なカセット方式とした液
体吐出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水質の各種検査に際しては、各種
液状試薬の定量吐出装置として、一般的にローラポンプ
装置あるいはチューブポンプ装置が使用されている。ま
た、医療分野においても、各種薬液の定量吐出装置ある
いは定量注入装置として、同様のポンプ装置が使用され
ている。これらのポンプ装置については、弾性チューブ
を着脱自在なカセット方式とした技術が種々提案されて
いる。
【0003】これらの液体吐出装置は、たとえば押圧ロ
ーラの回転運動により、当該押圧ローラと円弧状ガイド
部との間で弾性チューブを押圧閉塞して液体を定量吐出
するものであって、前記押圧ローラを設けた本体と、前
記弾性チューブの一端に吐出液体の貯留体を接続すると
ともに、他端に逆止弁を接続した液体カートリッジを収
納した液体カセットからなり、該液体カセットを前記弾
性チューブが前記押圧ローラの押圧作動を受けるように
前記本体に装着部を形成し、この装着部に前記液体カセ
ットを着脱自在に装着するように構成されている。
【0004】しかしながら、前記構成の液体吐出装置に
おいて、前記装着部に前記液体カセットが完全に装着さ
れないときがある。この液体カセットが完全に装着され
ないまま前記液体吐出装置が運転されると、前記液体カ
セットからの薬液の吐出量が変化し、また前記押圧ロー
ラが前記弾性チューブに噛み込んでロックすることがあ
り問題となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記問題
点に鑑み、液体カセットが装着部に完全に装着されてい
ない場合でも、薬液の吐出量が変化せず、しかも押圧ロ
ーラのロックを防止することのできる液体吐出装置を提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためになされたものであって、請求項1に記載
の発明は、1個の押圧ローラを設けた本体と、弾性チュ
ーブの一端に吐出液体の貯留体を接続するとともに、他
端に逆止弁を接続した液体カートリッジを収納した液体
カセットとからなり、この液体カセットを前記弾性チュ
ーブが前記押圧ローラの押圧作動を受けるように着脱自
在に装着し、前記押圧ローラの回転運動により、前記押
圧ローラの前記弾性チューブに対する押圧作動が、作用
時と非作用時とを繰り返し、かつ作用時に前記押圧ロー
ラ4と共働する円弧状ガイド部材との間で前記弾性チュ
ーブを押圧閉塞して液体を定量吐出する液体吐出装置で
あって、前記押圧ローラが前記円弧状ガイド部材を押圧
する押圧作動時における前記押圧ローラのロックを防止
するロック防止手段を備えたことを特徴としており、ま
た請求項2に記載の発明は、前記ロック防止手段が、前
記円弧状ガイド部材を前記押圧ローラ側に対し出没自在
に構成されていることを特徴としており、また請求項3
に記載の発明は、前記円弧状ガイド部材が、弾性部材に
より付勢されていることを特徴としており、また請求項
4に記載の発明は、前記円弧状ガイド部材が、前記液体
カセットに設けられていることを特徴としており、さら
に請求項5に記載の発明は、前記ロック防止手段が、前
記押圧ローラのローラ組立体を前記円弧状ガイド部材側
に対し出没自在に構成されていることを特徴としてい
る。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて説明すると、この発明は、たとえば水質検査を行
なう際に用いられる各種液状試薬をカセット方式とした
液体吐出装置において実現される。前記液体吐出装置
は、押圧ローラの回転運動により、当該押圧ローラと円
弧状ガイド部材との間で弾性チューブを押圧閉塞して液
体を定量吐出するもので、前記押圧ローラを設けた本体
と、前記弾性チューブの一端に吐出液体の貯留体を接続
するとともに、他端に逆止弁を接続した液体カートリッ
ジを収納した液体カセットからなり、該液体カセットを
前記弾性チューブが前記押圧ローラの押圧作動を受ける
ように前記本体に結合部を形成し、この結合部に前記液
体カセットを着脱自在に装着するように構成されてい
る。そして、前記押圧ローラが前記円弧状ガイド部材を
押圧する押圧作動時における前記押圧ローラのロックを
防止するロック防止手段を備えている。
【0008】前記ロック防止手段が、前記弾性チューブ
を備えた液体カセットに前記円弧状ガイド部材を設け、
この円弧状ガイド部材を前記押圧ローラ側に対し出没自
在に弾性部材(たとえば、軟質のゴムまたはバネ)によ
り付勢した構成としている。このロック防止手段によれ
ば、前記装着部に前記液体カセットが完全に装着されて
いない場合でも、前記押圧ローラの押圧力により前記弾
性部材が収縮し、前記押圧ローラのロックを防止すると
ともに、液体を定量吐出することができる。
【0009】また、前記記載のロック防止手段にかわる
ロック防止手段としては、前記押圧ローラのローラ組立
体を前記円弧状ガイド部材側に対し出没自在とした構成
であり、また前記押圧ローラを弾性材料で構成すること
である。
【0010】
【実施例】以下、この発明の第一実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。ここに説明する第一実施例は、液状
試薬を用い、この液状試薬を定量ずつ吐出する液体吐出
装置を、水の硬度を測定する硬度測定装置に用いた場合
の実施例として説明する。図1は、この発明に係る液体
吐出装置を硬度測定装置の本体に装着した状態を概略的
に示す正面視における断面説明図であり、そして図2
は、図1の側面視における断面説明図である。
【0011】図1〜図2において、この発明に係る液体
吐出装置1は、基本的に水の硬度測定装置の本体2と、
この本体2に着脱自在に装着する液状試薬を収納した液
体カセット3とにより構成されている。
【0012】まず、硬度測定装置の本体2について、そ
の概略を説明すると、この本体2には、後述する弾性チ
ューブ17を押圧し、液状試薬を定量ずつ吐出するロー
ラ組立体33が設けられている。このローラ組立体33
は、回転駆動軸5に固着された駆動アーム6の先端部に
ローラ軸34を介して押圧ローラ4が回転自在に装着さ
れており、回転駆動軸5の回転運動に伴って、自転しつ
つ弾性チューブ17を押圧する。そして、回転駆動軸5
は、カップリング7を介して本体2に設けられた駆動モ
ータ8と連結されている。この駆動モータ8は、硬度測
定装置の測定タイミングに連動して駆動するもので、測
定タイミングに対応して液状試薬の定量吐出を行うよう
に、回転駆動軸5を介して押圧ローラ4に回転運動を行
わせる。
【0013】前記押圧ローラ4は、前記回転駆動軸5に
1個装着されたものであり、前記駆動モータ8の測定タ
イミングに応じた前記回転駆動軸5の回転運動に伴っ
て、弾性チューブ17に対する押圧作動を行う作用時
と、押圧作動を行わない非作用時とを繰り返す構成とな
っている。
【0014】そして、前記本体2内には、被検査液の硬
度を測定する筒状の測定セル9(この発明における液体
カセット3との結合部として機能する。)が設けられて
おり、この測定セル9は、前記液体カセット3の下部を
嵌合収容し、前記押圧ローラ4により液状試薬を定量吐
出する液体吐出作動部10と、この液体吐出作動部10
と連通した測定部11とにより構成されている。液体吐
出作動部10には、前記押圧ローラ4の作用時における
回転作動を許容する開口部12が設けられている。ま
た、測定部11は、その底部が被検査液の収容部13と
なっており、この被検査液収容部13にはマグネット式
の適宜な攪拌体(図示省略)が収納されている。そし
て、測定部11の下部には、被検査液収容部14へ被検
査液を導入する導入口14が設けられており、この導入
口14は被検査液の供給ライン15と接続している。ま
た、測定部11の上部には、被検査液収容部13にて測
定が修了した被検査液を洗浄廃液とともに排出する排出
管16が設けられている。
【0015】つぎに、この発明に係る前記本体2に着脱
自在に装着する液体カセット3について説明すると、こ
の液体カセット3は、その内部に、シリコンゴム等によ
り形成された弾性チューブ17と、液状試薬等の吐出す
べき液体を収容した貯留体18と、前記押圧ローラ4の
非作用時において、弾性チューブ17内へ空気が逆流す
るのを防止する逆止弁19とを一体構造とした液体カー
トリッジ20を収納している。この液体カートリッジ2
0は、弾性チューブ17の一端に貯留体18を接続する
とともに、他端に逆止弁19を接続したものとして構成
されている。この一体構造により、液状試薬が空気に触
れることがないことはもちろん、気泡混入と云う問題が
発生しない構成となっており、また逆止弁19の機能と
相まって、液状試薬の効能維持を図っている。
【0016】つぎに、この液体カートリッジ20を収納
する液体カセット3について具体的に説明すると、この
液体カセット3は、合成樹脂等で成型されたカセットケ
ース21により構成されている。このカセットケース2
1は、図2に明白なように、その上部には前記液体カー
トリッジ20の貯留体18を収容する収容部22が形成
されており、またその下部には前記測定セル9の液体吐
出作動部10内に密に嵌合する寸法を有した吐出部23
が形成されている。この吐出部23は、図2の左右方向
に比較的厚い肉厚を有するものとして形成されており、
したがって前記測定セル9の液体吐出作動部10もこの
吐出部23を密に嵌合する大きさに形成されている。そ
して、この吐出部23の前記押圧ローラ4の押圧作動を
受ける部分(図2における左右方向の左側の部分)に
は、前記押圧ローラ4と共働する円弧状ガイド部材24
を収容する収容部36が形成されている。この収容部3
6は、前記円弧状ガイド部材24の形状に対応してお
り、図2における上下方向に縦長となる矩形状を呈して
おり、かつ図2の左右方向に適宜の深さを有するように
形成されている。この収容部36内には、前記円弧状ガ
イド部材24が図2において左右方向へ摺動自在な状態
で嵌入されている。さらに、この収容部36内の底部,
すなわち前記円弧状ガイド部材24の背面側には、前記
円弧状ガイド部材24とほぼ同形状で、適宜厚さの弾性
部材32(この実施例では軟質ゴム)が敷設した状態で
設けられている。したがって、前記円弧状ガイド部材2
4は、前記押圧ローラ4の押圧力に応じて前記押圧ロー
ラ側へ出没自在な構成となっている。一方、前記部分の
反対側,すなわち前記押圧ローラ4側には、前記押圧ロ
ーラ4の回転時、この押圧ローラ4が吐出部23内へ出
入りする窓部25が形成されている。
【0017】ここで、前記カセットケース21について
説明すると、このカセットケース21は、第一ケース部
材26と第二ケース部材27とに分割形成されており、
この両ケース部材26,27を接合することにより、前
記液体カートリッジ20を収納する構成で、具体的に
は、第二ケース部材27の下部に、前記収容部36を形
成し、この収容部36内に前記円弧状ガイド部材24を
出没自在に嵌合する構成としており、また第一ケース部
材26の下部に前記窓部25を形成している。そして、
両ケース部材26,27の上部には、両者を接合するこ
とにより前記収容部22が形成される構成となってい
る。さて、この両ケース部材26,27内へ前記液体カ
ートリッジ20を収納して前記液体カセット3を構成す
るに際しては、前記弾性チューブ17と前記貯留体18
との接続部28および前記弾性チューブ17と前記逆止
弁19とを接続する口金部29とを両ケース部材26,
27で挟持した状態で接合する。これにより、前記弾性
チューブ17と前記貯留体18および前記逆止弁19と
の接続が確実なものとなる。
【0018】つぎに、この発明に係るロック防止手段3
1について説明すると、このロック防止手段31は、前
記液体カセット3を前記測定セル9内に装着する際に、
前記液体カセット3が完全に装着されないまま前記液体
吐出装置1が運転されたとき、前記押圧ローラ4がロッ
クするのを防止するものである。すなわち、前記液体カ
セット3が完全に装着されないと、前記円弧状ガイド部
材24と前記押圧ローラ4との距離が短くなり、前記弾
性チューブ17に前記押圧ローラ4が噛み込んでロック
する場合がある。この発明では前記円弧状ガイド部材2
4の背面に弾性部材32を設けているので、前記押圧ロ
ーラ4の押圧力により前記弾性部材32が収縮し、前記
円弧状ガイド部材24が前記押圧ローラ4から遠去かる
方向へ移動する。したがって、前記弾性チューブ17に
前記押圧ローラ4が噛み込むことはなく、前記押圧ロー
ラ4のロックを防止する。
【0019】つぎに、この発明の第二実施例を図3〜図
4に基づいて説明する。この第二実施例は、前記液体吐
出装置1で説明した押圧ローラ4のローラ組立体33の
構成を変更したものであるから、前記液体吐出装置1の
説明は省略し、前記ローラ組立体33の構成部材につい
て説明する。図3は、ローラ組立体33の正面視におけ
る説明図であり、図4は、図3の側面視における説明図
である。
【0020】前記第一実施例においては、図2に示すよ
うに、前記押圧ローラ4は、回転駆動軸5に固着された
駆動アーム6の先端部にローラ軸34を介して回転自在
に装着されており、前記回転駆動軸5の回転運動に伴っ
て、自転しつつ弾性チューブ17を押圧する構成となっ
ているが、この第二実施例においては、図3〜図4に示
すように、ロック防止手段31が、前記押圧ローラ4の
ローラ組立体33を円弧状ガイド部材24側に対し出没
自在に構成している。すなわち、前記回転駆動軸5に固
着した複数の駆動アーム6に、前記押圧ローラ4を嵌入
したローラ軸34をバネ35を介して遊動自在に連結し
てローラ組立体33を形成した構成としている。
【0021】前記構成の第二実施例によれば、前記液体
カセット3が装着部に完全に装着されていない場合で
も、前記押圧ローラ4の押圧力により前記バネ35が収
縮し、前記押圧ローラ4が前記円弧状ガイド部材24か
ら遠去かる方向へ移動する。したがって、前記押圧ロー
ラ4は前記弾性チューブ17へ噛み込むことはなく、前
記押圧ローラ4のロックを防止する。
【0022】つぎに、この発明の第三実施例について説
明する。この第三実施例は、前記押圧ローラ4のロック
防止手段31として、前記押圧ローラ4を形成する材料
を弾性材料(たとえば、ゴム等)で構成したものであ
る。したがって、前記液体カセット3が装着部に完全に
装着されていない場合でも、前記押圧ローラ4の押圧力
により抵抗箇所が局部的に収縮し、前記弾性チューブ1
7に前記押圧ローラ4が噛み込むことはなく、前記押圧
ローラ4のロックを防止する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、本体に設けた押圧ローラの回転運動により、当該押
圧ローラと円弧状ガイド部材との間で弾性チューブを押
圧閉塞して液体を定量吐出する液体吐出装置において、
前記押圧ローラが前記円弧状ガイド部材を押圧する押圧
作動時における前記ローラのロックを防止するロック防
止手段を備えたので、液体カセットが装着部に完全に装
着されない状態で、前記液体吐出装置が運転された場合
においても、前記押圧ローラがロックされることはな
い。したがって、設備保全上安全に運転することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る液体吐出装置を本体に装着した
状態を概略的に示す第一実施例の正面視における断面説
明図である。
【図2】図1の側面視における断面説明図である。
【図3】この発明に係る液体吐出装置のローラ組立体を
概略的に示す第二実施例の正面視における説明図であ
る。
【図4】図3の側面視における説明図である。
【符号の説明】
1 液体吐出装置 2 本体 3 液体カセット 4 押圧ローラ 5 回転駆動軸 6 駆動アーム 17 弾性チューブ 24 円弧状ガイド部材 31 ロック防止手段 32 弾性部材 33 ローラ組立体 34 ローラ軸 35 バネ 36 収容部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浮穴 雄二 愛媛県松山市堀江町7番地 株式会社三 浦研究所 内 (72)発明者 一色 克文 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株 式会社 内 (72)発明者 福村 健 愛媛県松山市堀江町7番地 三浦工業株 式会社 内 審査官 早野 公惠 (56)参考文献 特開 昭49−97652(JP,A) 特開 平5−278389(JP,A) 特開 昭62−218675(JP,A) 実開 昭52−52704(JP,U) 国際公開96/30068(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05C 17/00 F04B 45/08 G01N 1/14 G01N 35/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個の押圧ローラ4を設けた本体2と、
    弾性チューブ17の一端に吐出液体の貯留体18を接続
    するとともに、他端に逆止弁19を接続した液体カート
    リッジ20を収納した液体カセット3とからなり、この
    液体カセット3を前記弾性チューブ17が前記押圧ロー
    ラ4の押圧作動を受けるように着脱自在に装着し、前記
    押圧ローラ4の回転運動により、前記押圧ローラ4の前
    記弾性チューブ17に対する押圧作動が、作用時と非作
    用時とを繰り返し、かつ作用時に前記押圧ローラ4と共
    働する円弧状ガイド部材24との間で前記弾性チューブ
    17を押圧閉塞して液体を定量吐出する液体吐出装置で
    あって、前記押圧ローラ4が前記円弧状ガイド部材24
    を押圧する押圧作動時における前記押圧ローラ4のロッ
    クを防止するロック防止手段31を備えたことを特徴と
    する液体吐出装置。
  2. 【請求項2】 前記ロック防止手段31が、前記円弧状
    ガイド部材24を前記押圧ローラ4側に対し出没自在に
    構成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体
    吐出装置。
  3. 【請求項3】 前記円弧状ガイド部材24が、弾性部材
    32により付勢されていることを特徴とする請求項2に
    記載の液体吐出装置。
  4. 【請求項4】 前記円弧状ガイド部材24が、前記液体
    カセット3に設けられていることを特徴とする請求項3
    に記載の液体吐出装置。
  5. 【請求項5】 前記ロック防止手段31が、前記押圧ロ
    ーラ4のローラ組立体33を前記円弧状ガイド部材24
    側に対し出没自在に構成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の液体吐出装置。
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