JP3259548B2 - 紙葉類整列装置 - Google Patents

紙葉類整列装置

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JP3259548B2 JP27203494A JP27203494A JP3259548B2 JP 3259548 B2 JP3259548 B2 JP 3259548B2 JP 27203494 A JP27203494 A JP 27203494A JP 27203494 A JP27203494 A JP 27203494A JP 3259548 B2 JP3259548 B2 JP 3259548B2
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淳一 玉本
康義 浜田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は郵便物等の紙葉類に付与
された区分情報を読み取り、該紙葉類を該当する区分す
る区分動作をくり返し、紙葉類を区分情報に従い所定の
順番に並べかえる紙葉類整列装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の紙葉類整列装置としては、例え
ば、特開昭63−287584号公報に記載されたもの
がある。ここでは、紙葉類の配達宛先を選択する選択手
段と、前記選択手段により選択された区分情報に従い、
宛先方面毎に区分する手段と、前記宛先方面毎に区分す
る手段での区分により得られた宛先と紙葉類通数を区分
方面毎に記憶する第1の記憶手段と、前記区分方面毎に
記憶した宛先を配達道順に並べ替え記憶する第2の記憶
手段と、紙葉類の宛先を再度読み取り前記第2の記憶手
段の内容と照合し配達順宛先区分を行う手段とを具備し
た紙葉類配達区分システムが示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の紙葉類配達区分
システムを用いて配達順に並べ換える過程においては、
一旦区分されて集積された紙葉類を供給装置に載置する
作業を複数回繰り返す。その作業では1回目と2回目以
降で異なる点がある。まず、1回目に紙葉類を載置する
ときは紙葉類の順序が全くランダムであるため、紙葉類
を追加して載置することができる。従って、次回の区分
動作へ移行する前に追加する紙葉類が無いことを確認す
る必要がある。
【0004】しかし、2回目以降の区分された紙葉類を
再び供給するとき、既に紙葉類は順序付けられているた
め、紙葉類を追加することができない。従って、集積装
置から供給装置に移載された紙葉類を全て区分すれば、
次回の区分動作に移行してよい。前述の紙葉類配達区分
システムでは両者の違いについて考慮がなされていな
い。
【0005】そこで本発明の目的は、1回目の区分の終
了条件と2回目以降の区分の終了条件とを変えることに
より、1回目の区分動作においては処理する紙葉類を全
て供給し、かつ2回目以降の区分動作においては待ち時
間無く短時間で並べ換えを行う紙葉類整列装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る紙葉類整列
装置は、区分情報が付与された紙葉類を供給する手段
と、区分集積した紙葉類を再び供給する区分動作を、順
番に並べ換える整列動作が終了するまで繰り返す機構と
を備えてなるものであって、次のいずれかを特徴とす
る。
【0007】(1)前記供給手段への紙葉類の載置が終
了したことを入力する入力手段を備えること。◆ (2)前記供給手段に紙葉類が無いことを検知する検知
手段と、前記供給手段への紙葉類の載置が終了したこと
を入力する入力手段とを備えること。◆ (3)前記供給手段に紙葉類が無いことを検知する検知
手段と、前記供給手段に紙葉類が無いことを作業者に指
示する指示手段と、前記供給手段への紙葉類の載置が終
了したことを入力する入力手段とを備えること。
【0008】(4)前記(2)または(3)において、
1回目の区分動作では前記検知手段の検知信号と前記入
力手段の入力信号の両方があるとき、次回の区分動作に
移行し、2回目以降の区分動作では前記検知手段の検知
信号があるとき次回の区分動作に移行する制御手段を備
えること。
【0009】(5)前記検知手段の検知状態の経過時間
を計数する計数手段を備え、1回目の区分動作では前記
検知手段の検知信号と前記入力手段の入力信号の両方が
あるとともに、前記計数手段の値が設定値に至った後、
次回の区分動作に移行し、2回目以降の区分動作では前
記検知手段の検知信号があり、前記計数手段の値が設定
値になった後、次回の区分動作に移行する制御手段を備
えること。
【0010】(6)紙葉類を搬送する搬送手段と、前記
搬送手段で搬送される紙葉類の情報を記憶する記憶手段
と、区分する紙葉類の情報を1回目の区分動作では前記
検知手段の検知信号と前記入力手段の入力信号の両方が
あり、前記記憶手段に情報がないとき、次回の区分動作
に移行し、2回目以降の区分動作では前記検知手段の検
知信号があり、前記記憶手段に情報がないとき、次回の
区分動作に移行する制御手段を備えること。
【0011】
【作用】本発明の装置の紙葉類整列動作において、1回
目の区分動作では紙葉類の順序が全くランダムであるた
め、紙葉類を追加して載置することができる。全ての紙
葉類の載置が終了したら、作業者は入力手段を用いて、
紙葉類の載置が終了したことを入力する。載置終了信号
が入力され、かつ供給手段内の紙葉類が無い状態を検知
手段が検知したこととの両方の条件が成立するとき、次
回の区分動作に移行する。
【0012】区分動作が2回目以降のときは、紙葉類は
順序付けられているため、途中から紙葉類を追加するこ
とができない。従って、検知手段が供給手段内に紙葉類
が無いことを検知したら、次回の区分動作へ移行する。
◆上記の動作を紙葉類が整列するまで行う。
【0013】
【実施例】以下に、本発明を、郵便物を配達する順序に
並べ換える紙葉類整列装置に適用した実施例を図面を参
照しながら説明する。◆図1は本発明の第1の実施例の
装置の構成を示す構成図である。
【0014】1は本装置で処理される紙葉類であり、例
えば、葉書や封書の如き郵便物である。2は矢印Aの方
向へ紙葉類1を供給する供給手段であり、3は前記供給
手段2により供給される紙葉類1を順次分離する分離手
段である。本実施例では供給手段2に投入された紙葉類
1を1枚ずつ負圧によりベルトに吸着し、該ベルトと紙
葉類1の接触面を矢印Bの方向に移動させることにより
紙葉類1を1枚ずつ分離する吸着式を使用している。ま
た、分離手段3はベルトやローラを用いて、紙葉類1を
摩擦力により分離する摩擦式の分離手段であってもよ
い。
【0015】4は紙葉類1を搬送する搬送手段、5は搬
送手段4の途中に設けた紙葉類1に付与された区分情報
を読み取る読取手段であり、例えば、バーコードリーダ
や光学式読み取り装置(OCR)である。
【0016】6は搬送手段4の途中にあり紙葉類1の搬
送方向を分岐して各集積手段に振り分けることができる
分岐手段であり、7は紙葉類1を立位に集積する集積手
段であり、紙葉類を区分するため、複数個備えている。
ここで本実施例では集積される紙葉類1は矢印Cで示す
ように、分離手段3に近づく方向へ集積していくものと
する。
【0017】8は集積手段7に集積された紙葉類1を供
給手段2へ移載する移載手段であり、9は、例えば読取
手段5で紙葉類に付与された区分情報が読み取れないな
どの理由で排除された紙葉類を集積する排除集積手段で
ある。
【0018】10は本装置の動作または停止を入力する
第1の入力手段であり、例えば、押ボタンスイッチであ
る。また、11は整列順序を入力する第2の入力手段で
ある。例えば郵便物の場合には処理する郵便物の配達地
域を表示したタッチパネルを触れることにより入力す
る。
【0019】12は供給手段2への紙葉類1の載置終了
の入力をする第3の入力手段であり、例えば、押ボタン
スイッチである。また、13は供給手段2に隣接して配
置され、紙葉類1が供給手段2に載置されていることを
検知する検知手段であり、例えば、透過型の光電スイッ
チであって、紙葉類1が供給手段2に無いことも検知す
る。
【0020】14は検知手段13に接続し、供給手段2
に紙葉類1が無い状態の経過時間を計数する計数手段で
あり、15は搬送手段4上での紙葉類1の位置と該紙葉
類が集積されるべき集積手段7とを記憶する記憶手段で
ある。
【0021】16は紙葉類に付与された区分情報を整列
順序の番号である整列情報に変換する変換手段であり、
17は読取手段5と第1の入力手段10と第2の入力手
段11と第3の入力手段12と検知手段13と計数手段
14とを入力とし、また、記憶手段15に接続し、供給
手段2と分離手段3と搬送手段4と分岐手段6と移載手
段8の動作を制御する制御手段である。
【0022】本紙葉類整列装置の動作の概略は以下の通
りである。◆第1の入力手段10により本装置の動作を
開始する。先ず、第2の入力手段11を用いて紙葉類の
整列順序を決定する。例えば、郵便物においては配達す
る地域の識別情報を入力する。該識別情報に従い、特定
の変換手段16が選択され、区分情報と整列情報との関
係が定義される。
【0023】一方、供給手段2に載置された紙葉類1
は、供給手段2により矢印Aの方向へ搬送される。この
紙葉類は1枚ずつ分離手段3により矢印Bの方向へ順次
分離、搬送手段4で搬送される。そして、読取手段5に
より、紙葉類1に付与された区分情報を読み取る。
【0024】制御手段17では読取手段5より送信され
た該区分情報に従って該紙葉類を集積すべき集積手段7
を決定し、搬送手段4上の位置情報と集積すべき集積手
段7を記憶手段15に記憶する。制御手段17は逐次、
記憶手段15に記憶された紙葉類1の位置情報を更新し
ながら、分岐手段6を制御し、該当する集積手段7へ導
く動作を行う。
【0025】また、区分情報が読み取れないなどの理由
により区分できない紙葉類は排除集積手段9に集積され
る。◆このような区分集積を供給された全ての紙葉類1
について繰り返し行うことにより、紙葉類の区分動作が
行われる。
【0026】そして、移載手段8により複数の集積手段
7に集積された紙葉類1を順序を変えぬように供給手段
2へ移載し、並べ換えが終了するまで前記の区分動作を
繰り返すことにより、紙葉類1を順番に並べ換えるもの
である。
【0027】図2から図8には本紙葉類整列装置におけ
る、紙葉類に付与された整列情報の並べ換えの手順を示
す。以下には、一例として集積手段7が10個であり、
000から999まで1000種類の整列情報を持つ紙
葉類の場合の並べ換えの手順を示す。一般に、集積手段
7がX個あり、区分動作がY回行われるとき、整列でき
る紙葉類の整列情報数の最大数はXのY乗で求められる
ので、紙葉類の整列に必要な区分動作の回数(以下、必
要回数)は3回となる。
【0028】図2は本発明の装置における1回目の区分
の一形態を示す動作図であり、図3は本発明の装置にお
ける2回目の区分の一形態を示す動作図(1)である。
図4は本発明の装置における2回目の区分の一形態を示
す動作図(2)であり、図5は本発明の装置における2
回目の区分の一形態を示す動作図(3)である。図6は
本発明の装置における3回目の区分の一形態を示す動作
図(1)であり、図7は本発明の装置における3回目の
区分の一形態を示す動作図(2)である。そして、図8
は本発明の装置における3回目の区分の一形態を示す動
作図(3)である。
【0029】尚、図中で*は0から9のいずれの数でも
よいことを示し、N***は紙葉類の整列情報を示す。
◆図2において、まず区分動作の回数(以下、実行回
数)の1回目は整列情報の下位から1番目の桁、すなわ
ち1の位で区分する。分離手段3側の集積手段7から昇
順に、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9と区分
する番号を割り当てる。
【0030】供給手段2に供給された紙葉類1のすべて
が供給されたとき、集積手段7の中には図2に示すよう
に、分離手段3側から、**0、**1、**2、**
3、**4、**5、**6、**7、**8、**9
という整列情報が付与された紙葉類1が集積している。
【0031】図2において、供給手段2に載置される紙
葉類1は全くランダムであるため、紙葉類を更に追加し
ても、集積手段7に集積された紙葉類1の順序を変える
ことはない。。
【0032】このようにして、整列する紙葉類の全てに
ついて1回目の区分動作が完了し、集積手段7に集積さ
れた後、集積手段7に集積された紙葉類1は移載手段8
を用いて紙葉類1の順序を変えないまま供給手段2へ移
載される。
【0033】図3において、次の2回目の区分動作を開
始し、整列情報の下位から2番目の桁、すなわち10の
位で区分する。但し、これ以降は供給手段2に載置され
ている紙葉類1は1回目の区分が完了した状態と同じ順
序でなければならないため、区分が行われていない新規
な紙葉類を追加することはできない。
【0034】集積手段7には分離手段3側から降順に、
9、8、7、6、5、4、3、2、1、0と区分する番
号を割り当てる。◆図3は前述の1回目の区分動作にお
いて分離手段3側に近接した**0の紙葉類の区分が終
了したときの集積手段7内の集積状態を示している。分
離手段3側から、*90、*80、*70、*60、*
50、*40、*30、*20、*10、*00と整列
情報が降順に紙葉類1が集積している。
【0035】図4は前述の1回目の区分動作において分
離手段3側にある**1までの紙葉類の区分が終了した
ときの集積手段7内の集積状態を示している。ここで、
図2において矢印Cで示したように、集積手段7は以前
に集積された紙葉類1の分離手段3側に後続の紙葉類を
集積するため、**1の区分情報が付与された紙葉類1
はそれぞれ、**0の整列情報が付与された紙葉類1の
分離手段3側に集積される。すなわち、図4において、
分離手段3側から、*91、*90、*81、*80、
*71、*70、*61、*60、*51、*50、*
41、*40、*31、*30、*21、*20、*1
1、*10、*01、*00と整列情報が降順に紙葉類
1が集積している。
【0036】このように区分を供給手段2に載置された
すべての紙葉類について行うと、図5のように、分離手
段3側から降順に集積される。そして、集積された紙葉
類1は移載手段8を用いて紙葉類1の順序を変えないま
ま供給手段2へ移載される。
【0037】図6において、前述の図3の場合と同様
に、供給手段2に載置されている紙葉類1は2回目の区
分が完了した状態と同じ順序でなければならないため、
区分が行われていない新規な紙葉類を追加することはで
きない。
【0038】そして3回目の区分動作を開始し、整列情
報の下位から3番目の桁、すなわち100の位で区分す
る。◆集積手段7には分離手段3側から昇順に、0、
1、2、3、4、5、6、7、8、9と区分する番号を
割り当てる。
【0039】図6は前述の2回目の区分動作において分
離手段3側に近接した*99の紙葉類の区分が終了した
ときの集積手段7内の集積状態を示している。分離手段
3側から、099、199、299、399、499、
599、699、799、899、999と整列情報が
昇順に紙葉類1が集積している。
【0040】次に図7は前述の1回目の区分動作におい
て分離手段3側にある*98までの紙葉類の区分が終了
したときの集積手段7内の集積状態を示している。ここ
で、図2において矢印Cで示したように、集積手段7は
以前に集積された紙葉類1の分離手段3側に後続の紙葉
類を集積するため、*98の整列情報が付与された紙葉
類1は夫々、*99の整列情報が付与された紙葉類1の
分離手段3側に集積される。すなわち、図7において、
分離手段3側から、098、099、198、199、
298、299、398、399、498、499、5
98、599、698、699、798、799、89
8、899、998、999と整列情報が昇順に紙葉類
1が集積している。
【0041】上記の区分動作を供給手段2に載置された
全ての紙葉類について行うと、図8のように、分離手段
3側から昇順に集積され、整列情報に従った紙葉類整列
動作が完了する。◆図9及び図10は、以上述べた紙葉
類整列動作を行う作業の流れを示すフローチャートであ
る。
【0042】作業者は第1の入力手段10から動作信号
を入力して、本装置の動作を開始し(手順100)、第
2の入力手段11により、紙葉類1の整列順序を入力す
る(手順101)。例えば、郵便物においては配達する
地域を特定する情報を入力する。これにより、変換手段
16において紙葉類1の区分情報と整列情報との対応が
定義される。
【0043】制御手段17では該整列順序における区分
情報の種類と集積手段7の個数から、必要回数を求める
(手順102)。前述の例では紙葉類1に付与された番
号が1000種類、集積手段7が10個であったので3
回と求められた。◆そして、実行回数を1に初期化し
(手順103)、実行回数が必要回数にいたるまで区分
動作を行う(手順104)。
【0044】本実施例の装置構成の場合、紙葉類1を所
定の順序に並べかえるために、制御手段17において、
各々の集積手段7に区分集積すべき紙葉類1の区分情報
を以下の手順で割り当てる必要がある。
【0045】必要回数が偶数かつ実行回数が偶数(手順
105、手順106)、または必要回数が奇数かつ実行
回数が奇数(手順105、手順107)のとき分離手段
3側から昇順に区分する番号を割り当てる(手順10
8)。また、必要回数が偶数かつ実行回数が奇数(手順
105、手順106)、または必要回数が偶数かつ実行
回数が偶数(手順105、手順107)のとき分離手段
3側から降順に区分する番号を割り当てる(手順10
9)。
【0046】以上の手順で集積手段7に対応する区分情
報を割り当てた後、制御手段17は供給手段2と分離手
段3と搬送手段4を動作させ(手順110)、処理する
紙葉類1を一枚ずつ順次搬送し、読取手段5により紙葉
類の区分情報を読み取る(手順111)。
【0047】変換手段16を用いて、前記紙葉類の区分
情報から整列情報を求め(手順112)、制御手段17
は下位から実行回数と等しい桁(例えば、実行回数が2
回目のとき、下位から2桁目である十の位)を比較し、
該当する集積手段7を選択する(手順113)。そし
て、前記選択された集積手段7と該紙葉類1の位置情報
とともに記憶手段15へ記憶する(手順114)。制御
手段17は記憶手段15の前記選択された集積手段7と
位置情報とから、分岐手段6を制御し、紙葉類1を区分
する(手順115)。区分された紙葉類に関する記憶手
段15の情報は消去される(手順116)。
【0048】実行回数が1回目のとき(手順117)
は、供給手段2に載置する紙葉類の順序は全くランダム
であり、処理すべき全ての紙葉類1が区分集積されるま
で、動作を継続しなければならない。作業者が処理する
紙葉類1を全て載置して、供給手段2への載置が終了し
たことを示す入力を第3の入力手段12へ入力されてか
ら(手順118)、最後に分離された紙葉類1が集積手
段7に区分集積されるまでに必要な設定値に計数手段1
4の値が達するまで(手順119)、動作を継続する。
そして、供給手段2と分離手段3と搬送手段4の動作を
停止し(手順120)、移載手段8により集積手段7か
ら順序を変えずに供給手段2へ紙葉類1を移載する(手
順121)。
【0049】一方、実行回数が2回目以降のとき(手順
117)は、例えば前述の図3や図6に示されているよ
うに、供給手段2に移載された紙葉類1は区分情報にし
たがい、しかるべき順序に並べられている。このため、
新規の紙葉類1を任意の位置に挿入することはできな
い。従って、計数手段14が設定値になったら供給終了
(手順119)としてよく、1回目の場合に行った載置
終了の入力は必要ない。
【0050】そして、供給手段2と分離手段3と搬送手
段4の動作を停止し(手順120)、移載手段8により
集積手段7から順序を変えずに供給手段2へ紙葉類1を
移載する(手順121)。
【0051】ここで、一連の区分動作が終了し、実行回
数を1増やす(手順122)。そして再び、実行回数と
必要回数を比較し(手順104)、実行回数が必要回数
以下であれば、区分動作を行い、実行回数が必要回数を
越えたならば、紙葉類の整列が終了となる。
【0052】前述の実施例において、手順119では供
給手段2から最後の紙葉類1が分離されてから該紙葉類
が区分集積されるまでの時間を計数手段14で計数し、
その間は区分し続けるとしたが、記憶手段15に記憶さ
れている紙葉類のデータが無くなるまで区分し続けると
してもよい。
【0053】また、供給手段2に紙葉類1が無いことを
知らせるために、例えば信号灯やブザーの如き指示手段
18を設けてもよい。このときは、紙葉類1が無いこと
を、指示手段18により作業者へ指示する。作業者は前
記指示を受けて、載置終了の場合には第3の入力手段1
2から載置終了信号を入力する。
【0054】
【発明の効果】前述のように、1回目の区分動作の終了
条件と2回目以降の区分動作の終了条件とを変えること
により、1回目の区分動作においては処理する紙葉類を
全て供給し、かつ2回目以降の区分動作においては待ち
時間無く短時間で紙葉類整列動作を完了することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の全体構成を示す構成図である。
【図2】本発明の装置における1回目の区分の一形態を
示す動作図である。
【図3】本発明の装置における2回目の区分の一形態を
示す動作図(1)である。
【図4】本発明の装置における2回目の区分の一形態を
示す動作図(2)である。
【図5】本発明の装置における2回目の区分の一形態を
示す動作図(3)である。
【図6】本発明の装置における3回目の区分の一形態を
示す動作図(1)である。
【図7】本発明の装置における3回目の区分の一形態を
示す動作図(2)である。
【図8】本発明の装置における3回目の区分の一形態を
示す動作図(3)である。
【図9】紙葉類整列動作のフローチャートである。
【図10】紙葉類整列動作のフローチャートである。
【符号の説明】
1…紙葉類、2…供給手段、3…分離手段、4…搬送手
段、5…読取手段、6…分岐手段、7…集積手段、8…
移載手段、9…排除集積手段、10…第1の入力手段、
11…第2の入力手段、12…第3の入力手段、13…
検知手段、14…計数手段、15…記憶手段、16…変
換手段、17…制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−105898(JP,A) 特開 昭51−999(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B07C 1/00 - 3/20

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】区分情報が付与された紙葉類を供給する手
    段と、区分集積した紙葉類を再び供給する区分動作を、
    順番に並べ換える整列動作が終了するまで繰り返す機構
    とを備えてなる紙葉類整列装置において、前記供給手段
    への紙葉類の載置が終了したことを入力する入力手段を
    備えることを特徴とする紙葉類整列装置。
  2. 【請求項2】区分情報が付与された紙葉類を供給する手
    段と、区分集積した紙葉類を再び供給する区分動作を、
    順番に並べ換える整列動作が終了するまで繰り返す機構
    とを備えてなる紙葉類整列装置において、前記供給手段
    に紙葉類が無いことを検知する検知手段と、前記供給手
    段への紙葉類の載置が終了したことを入力する入力手段
    とを備えることを特徴とする紙葉類整列装置。
  3. 【請求項3】区分情報が付与された紙葉類を供給する手
    段と、区分集積した紙葉類を再び供給する区分動作を、
    順番に並べ換える整列動作が終了するまで繰り返す機構
    とを備えてなる紙葉類整列装置において、前記供給手段
    に紙葉類が無いことを検知する検知手段と、前記供給手
    段に紙葉類が無いことを作業者に指示する指示手段と、
    前記供給手段への紙葉類の載置が終了したことを入力す
    る入力手段とを備えることを特徴とする紙葉類整列装
    置。
  4. 【請求項4】1回目の区分動作では前記検知手段の検知
    信号と前記入力手段の入力信号の両方があるとき、次回
    の区分動作に移行し、2回目以降の区分動作では前記検
    知手段の検知信号があるとき次回の区分動作に移行する
    制御手段を備えることを特徴とする請求項2または3に
    記載の紙葉類整列装置。
  5. 【請求項5】前記検知手段の検知状態の経過時間を計数
    する計数手段を備え、1回目の区分動作では前記検知手
    段の検知信号と前記入力手段の入力信号の両方があると
    ともに、前記計数手段の値が設定値に至った後、次回の
    区分動作に移行し、2回目以降の区分動作では前記検知
    手段の検知信号があり、前記計数手段の値が設定値にな
    った後、次回の区分動作に移行する制御手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項2または3に記載の紙葉類整列装
    置。
  6. 【請求項6】紙葉類を搬送する搬送手段と、前記搬送手
    段で搬送される紙葉類の情報を記憶する記憶手段と、区
    分する紙葉類の情報を1回目の区分動作では前記検知手
    段の検知信号と前記入力手段の入力信号の両方があり、
    前記記憶手段に情報がないとき、次回の区分動作に移行
    し、2回目以降の区分動作では前記検知手段の検知信号
    があり、前記記憶手段に情報がないとき、次回の区分動
    作に移行する制御手段を備えることを特徴とする請求項
    2または3に記載の紙葉類整列装置。
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