JP3259131B2 - ビデ装置 - Google Patents

ビデ装置

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JP3259131B2
JP3259131B2 JP17087597A JP17087597A JP3259131B2 JP 3259131 B2 JP3259131 B2 JP 3259131B2 JP 17087597 A JP17087597 A JP 17087597A JP 17087597 A JP17087597 A JP 17087597A JP 3259131 B2 JP3259131 B2 JP 3259131B2
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washing water
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water
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健次 三原
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株式会社ミハラ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、女性の膣内・外陰
部の洗浄に使用されるビデ装置であって、特にその中を
流れる洗浄水の流量を制御する弁機構に特徴部分を有す
るビデ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】女性の膣内・外陰部の洗浄に使用される
ビデ装置であって、浴室等の水栓装置に取り付けられる
ものとしては、本願出願人が『PCT/JP95/02
079』により示したものがある。これは、水栓装置の
給水路と分岐して、それと連通された洗浄水導通管を内
部に有する握持部と、該握持部の先端に設けられ前記水
栓装置からの洗浄水を噴出する噴出孔を備えた噴出ノズ
ルからなり、洗浄水の噴出ノズルへの供給を制御する弁
機構として、上下する弁棒とこれを貫通した導通孔を設
け、導通孔を上下させることにより洗浄水の流量を制御
するように設けたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したビ
デ装置と同様に洗浄水の流量を制御することができるも
のであり、特に弁機構の構成を、操作性がさらによく、
洗浄水の流量をより確実に制御すると共に、洗浄水自体
の水圧を利用して水漏れを防止することがきるように設
けたビデ装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、水
栓装置の給水路から分岐して連通された洗浄水導通管を
内部に有する握持部と、該握持部の先端に設けられ前記
水栓装置からの洗浄水を噴出する噴出孔を備えた噴出ノ
ズルと、前記洗浄水の該噴出ノズルへの供給を制御する
弁機構とからなるビデ装置において、該弁機構を、上下
部が密閉された外筒と、該外筒内に配置されて上部が密
閉され下端部が開放された内筒と、該内筒の下端部に着
脱してその開閉を制御する弁体と、前記内筒の上部およ
び前記外筒の上部を貫通して該弁体を押し下げる弁棒
と、該弁体と前記外筒の底面との間に介在し前記弁体を
内筒方向に付勢するバネとから構成し、前記給水路に連
通された給水管が前記外筒の内部に連通し、前記洗浄水
導通管が前記内筒の内部に連通するようにしている。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のビデ装置は、従来の機能
に加え、特に洗浄水の流量を調整する弁機構について、
操作性がさらによく、水漏れをより確実に防止すること
ができるものとして開発された。この弁機構の主な構成
は、外筒と、その内部に設けられた内筒と、この外筒と
内筒との間の連通を開閉する弁体とからなる。すなわ
ち、上下部が密閉され給水管が連通した外筒の内部に、
上部のみが密閉され、下端部が開放された内筒を配置
し、この内筒に噴出ノズルに連通した洗浄水導通管を接
続すると共に、開放している内筒の下端部を弁体により
開閉することにより、噴出ノズルからの洗浄水の噴出を
制御するものである。したがって、給水管から供給され
た洗浄水は外筒と内筒とを通過した後に洗浄水導通管を
通って噴出ノズルから噴出する。
【0006】この弁体による内筒下端部の開閉は、弁体
の上部に連結された弁棒を押し下げて開放し、その下部
に配置されたバネにより押し上げて閉鎖することにより
成される。したがって、ビデ装置のプッシュボタンを押
す方向と同じ上下方向で開閉をするため、その操作にお
いて無理な力を必要とせず、操作性がよい上に、確実な
閉鎖がなされるため、水漏れが発生しない。
【0007】また、弁体の上部が略円錐状に形成されて
いることから、洗浄水の水圧は常に弁体が閉まる方向に
かかるため、洗浄水に脈流などの発生により過剰な水圧
がかかっても、噴出ノズルから過大な量の洗浄水が突然
噴出することはない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係るビデ装置の斜視図、図2は図
1のA−A線における弁機構の作動を示す側面断面図で
ある。図1に示すように、本実施例のビデ装置において
は、ビデ本体1が握持部11と、握持部11の先端に設
けられ洗浄水を噴出する噴出ノズル13と、洗浄水の流
量を制御するプッシュボタン12と、水栓装置(図示せ
ず)に接続される給水管14と、プッシュボタン12の
操作により給水管14からの流量を制御する弁機構2
と、弁機構2と噴出ノズル13とを導通させた洗浄水導
通管15とからなる。
【0009】図2(a)に示すように、弁機構2は、給
水管14が連通された外筒21と、洗浄水導通管15が
連通された内筒22と、内筒22の下端部に当接して洗
浄水の水流を制御する弁体23と、プッシュボタン12
に連通された弁体23を押し下げる弁棒24と、外筒2
1および内筒22の上部密閉部の上で弁棒24の頂部に
取り付けられたプッシュボタン12と、弁体23を内筒
22の下端部に付勢するバネ25とにより構成されてい
る。給水管14は、内筒22の下端部より高い位置で外
筒21内と連通しており、その出口は弁体23より高い
位置である。
【0010】外筒21の上部及び下部は密閉され、内筒
22は外筒21の内部に配置され、その上部は密閉され
ると共に下端部は開放されており、弁体23の上下移動
により外筒21と内筒22との連通が制御される。
【0011】弁体23は略円錐状に形成され、一部分が
内筒22の内部に入り込むような形で密閉するように設
けられている。
【0012】尚、弁棒24と内筒22との間、および握
持部11と外筒21の下端部との間には、それぞれOリ
ング24a、21aが設けられ、水漏れを防止する。
【0013】次に、本実施例の作用について説明する。
図2(a)に示すように、水栓装置(図示せず)を開放
することにより、洗浄水が給水管14を通って外筒21
内に流れ込む。プッシュボタン12を押す前において
は、弁体23が内筒22の下端部に密着して、外筒21
との間の水路を遮断しているため、洗浄水は洗浄水導通
管15に流れない。
【0014】図2(b)に示すように、ビデ装置を使用
するにあたっては、プッシュボタン12を押すことによ
り弁棒24を介して弁体23が押し下げられ内筒22の
下端部が開放される。これにより、すでに外筒21に入
っていた洗浄水が矢印で示すように内筒22の下端部と
弁体23との間を通り、さらに内筒22を通って洗浄水
導通管15に流れる。
【0015】再び、洗浄水を止めるまたはその量を減ず
るためには、プッシュボタン12を放すか、その力を緩
めることにより、バネ25の付勢力により弁体23を押
し戻させる。したがって、このビデ装置における洗浄水
の流量制御は、プッシュボタン12の押圧方向と同じ方
向で移動する弁体23により成されるため、操作性が良
く、しかも確実な閉鎖が可能になる。
【0016】また、弁体23の上部はその直径が徐々に
細くなる略円錐状に形成されているため、水圧による作
用は内筒22を閉鎖する方向に働く。したがって、バネ
25の付勢力との相乗作用により、さらに確実な水漏れ
防止手段として有効である。特に、水栓装置で脈流など
が発生し、不意に高い水圧がかかっても、弁体23は閉
鎖する方向に動くため、噴出ノズル13から不用意に多
量の洗浄水が噴出することを防止できる。
【0017】さらに、この略円錐状の弁体23において
は、径年変化によりその形状が多少変化しても、その先
端が徐々に内筒22内に入り込んで、その密閉性を損な
うことはない。
【0018】尚、上記実施例では、弁体23の上部が円
錐形に形成されていたが、これに限られるものではな
く、上方に向かってその直径が徐々に細くなるように形
成されていれば同様の効果を得ることができる。例え
ば、全体が円錐形、または湾曲面に形成されたものなど
でもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明では以上のように構成したので、
次のような優れた効果がある。 (1)弁体の開閉がプッシュボタンと同じ方向なため、
操作性が非常によく、より確実な開閉がなされる。 (2)脈流などにより不意に高い水圧がかかっても、噴
出ノズルから不用意に多量の洗浄水が噴出することを防
止できる。 (3)径年変化により弁体の形状が多少変化しても、そ
の密閉性を損なうことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るビデ装置の斜視図である。
【図2】図1のA−A線における弁機構の作動を示す側
面断面図である。
【符号の説明】
1‥‥‥ビデ本体 2‥‥‥弁機構 11‥‥握持部 12‥‥プッシュボタン 13‥‥噴出ノズル 14‥‥給水管 15‥‥洗浄水導通管 21‥‥外筒 21a‥Oリング 22‥‥内筒 23‥‥弁体 24‥‥弁棒 24a‥Oリング 25‥‥バネ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水栓装置の給水路から分岐して連通され
    た洗浄水導通管を内部に有する握持部と、該握持部の先
    端に設けられ前記水栓装置からの洗浄水を噴出する噴出
    孔を備えた噴出ノズルと、前記洗浄水の該噴出ノズルへ
    の供給を制御する弁機構とからなるビデ装置において、
    該弁機構を、上下部が密閉された外筒と、該外筒内に配
    置されて上部のみが密閉され下端部が開放された内筒
    と、該内筒の下端部に着脱してその開閉を制御する弁体
    と、前記内筒の上部および前記外筒の上部を貫通して該
    弁体と連結され、これを押し下げる弁棒と、該弁体と前
    記外筒の底面との間に介在し前記弁体を内筒方向に付勢
    するバネとから構成し、前記給水路に連通された給水管
    が前記外筒の内部に連通し、前記洗浄水導通管が前記内
    筒の内部に連通するように設けたことを特徴するビデ装
    置。
  2. 【請求項2】 給水管が、内筒の下端より高い位置で外
    筒の内部と連通するように設けたことを特徴する請求項
    1記載のビデ装置。
  3. 【請求項3】 弁棒上端にプッシュボタンが収り付けら
    れ、該プッシュボタンの可動位置は、外筒上端密閉部の
    上であることを特徴とする請求項1記載のビデ装置。
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