JP3259111B2 - かつらの装着方法 - Google Patents
かつらの装着方法Info
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- JP3259111B2 JP3259111B2 JP14279293A JP14279293A JP3259111B2 JP 3259111 B2 JP3259111 B2 JP 3259111B2 JP 14279293 A JP14279293 A JP 14279293A JP 14279293 A JP14279293 A JP 14279293A JP 3259111 B2 JP3259111 B2 JP 3259111B2
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- cloth tape
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、かつらを頭髪に取付け
るかつらの装着方法に関する。
るかつらの装着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のかつらの装着方法は、表面に植毛
を施したかつらの裏側にピンを取付け、ピンでかつらと
着用者の髪とを止着していた。これとは別に、かつらを
両面接着テープを使って頭の所要部位に付着する方法も
あった。
を施したかつらの裏側にピンを取付け、ピンでかつらと
着用者の髪とを止着していた。これとは別に、かつらを
両面接着テープを使って頭の所要部位に付着する方法も
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのようなかつ
らの装着方法は、かつらの装着が弱く、水泳等の激しい
スポーツでは外れ易く、又かつらが他の物体と接触する
と痛みを感じるものであった。そのため、寝る前にかつ
らを外さねばならず、煩わしさと不自然さが生じてい
た。本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの
問題点を解消し、着用者の髪が少ない部位のみに被せる
かつらを、頭皮を損なうことなく強固に付着することで
水泳等のスポーツでも装着したまま行え、寝る前に外す
必要もなく、装着したまま長く自然な日常生活が行える
かつらの装着方法を提供することにある。
らの装着方法は、かつらの装着が弱く、水泳等の激しい
スポーツでは外れ易く、又かつらが他の物体と接触する
と痛みを感じるものであった。そのため、寝る前にかつ
らを外さねばならず、煩わしさと不自然さが生じてい
た。本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの
問題点を解消し、着用者の髪が少ない部位のみに被せる
かつらを、頭皮を損なうことなく強固に付着することで
水泳等のスポーツでも装着したまま行え、寝る前に外す
必要もなく、装着したまま長く自然な日常生活が行える
かつらの装着方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の要旨は、 1) 着用者の髪が少ない頭部の外周縁に布テープを置
き、同布テープ近くの髪毛を布テープ上に倒し込み、除
去容易な接着剤で布テープと倒し込んだ髪毛とを布テー
プ上面において接着し、同布テープの上面にかつらの取
付ベースの縁布が載るようにかつらを被せるとともに、
布テープ上面と取付ベースの縁布とを除去容易な接着剤
で接着したことを特徴とするかつらの装着方法 2) 布テープ近くの髪毛を布テープ上で交差するよう
に布テープ両側縁から互いに反対方向に倒し込んだ前記
1)記載のかつらの装着方法 3) 前記1)又は2)記載の接着剤として、熱溶融性
の接着剤を使用したかつらの装着方法 にある。
発明の要旨は、 1) 着用者の髪が少ない頭部の外周縁に布テープを置
き、同布テープ近くの髪毛を布テープ上に倒し込み、除
去容易な接着剤で布テープと倒し込んだ髪毛とを布テー
プ上面において接着し、同布テープの上面にかつらの取
付ベースの縁布が載るようにかつらを被せるとともに、
布テープ上面と取付ベースの縁布とを除去容易な接着剤
で接着したことを特徴とするかつらの装着方法 2) 布テープ近くの髪毛を布テープ上で交差するよう
に布テープ両側縁から互いに反対方向に倒し込んだ前記
1)記載のかつらの装着方法 3) 前記1)又は2)記載の接着剤として、熱溶融性
の接着剤を使用したかつらの装着方法 にある。
【0005】
【作用】本発明では、かつらの取付けが布テープと髪毛
とを布テープの上で接着剤で接着する方法でなされるの
で強固に取付けられ外れにくく、水泳等スポーツをかつ
ら装着のまま行うことができる。又、かつらを髪毛に接
着剤によって止着する方法であるので、かつらが他の物
体と接触しても痛みを感じさせることがなく、1カ月以
上の長日数装着したまま快適に日常生活が行える。更
に、布テープが介在することで接着剤が直接頭皮に触れ
ないようにして頭皮を損なうこともない。特に、布テー
プ上で髪毛を交差するように倒し込んで接着するもの
は、より強固にかつらを止着できる。かつらを外す時
は、接着剤の部分から除去剤・熱を加える等の手段で容
易に外すことができる。
とを布テープの上で接着剤で接着する方法でなされるの
で強固に取付けられ外れにくく、水泳等スポーツをかつ
ら装着のまま行うことができる。又、かつらを髪毛に接
着剤によって止着する方法であるので、かつらが他の物
体と接触しても痛みを感じさせることがなく、1カ月以
上の長日数装着したまま快適に日常生活が行える。更
に、布テープが介在することで接着剤が直接頭皮に触れ
ないようにして頭皮を損なうこともない。特に、布テー
プ上で髪毛を交差するように倒し込んで接着するもの
は、より強固にかつらを止着できる。かつらを外す時
は、接着剤の部分から除去剤・熱を加える等の手段で容
易に外すことができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は実施例の装着の説明図、図2は実施例の装
着状態を示す拡大断面図、図3は他の実施例の装着状態
を示す拡大断面図である。図1において、かつら1の植
毛の図は省略している。
する。図1は実施例の装着の説明図、図2は実施例の装
着状態を示す拡大断面図、図3は他の実施例の装着状態
を示す拡大断面図である。図1において、かつら1の植
毛の図は省略している。
【0007】図中、1はかつら、2は表面に多数の毛3
を植毛したかつら1の取付ベース、4は取付ベース2の
周縁に取付けた縁布、5は布テープ、6は髪毛、7はか
つら1を装着する頭髪の少ない頭部、8は頭皮、9は熱
溶融性の接着剤、10は着用者である。
を植毛したかつら1の取付ベース、4は取付ベース2の
周縁に取付けた縁布、5は布テープ、6は髪毛、7はか
つら1を装着する頭髪の少ない頭部、8は頭皮、9は熱
溶融性の接着剤、10は着用者である。
【0008】図1,2に示す実施例では、まず着用者1
0の頭髪の少ない頭部7の外周辺に布テープ5を配置す
る。この配置は頭皮膚に布テープ5を単に載せる程度で
よく、仮止め又は軽い接着剤を使用してもよい。次に、
この布テープ5の上にその周辺の髪毛6を倒し込み、倒
し込んだ髪毛6と布テープ5とをその上面において熱溶
融性の接着剤9で接着する。接着剤は加熱されて溶融状
態の高温にあるが、布テープ5の上面にしか塗布しない
ので、頭皮8に直接触れることはなく、頭皮8を損なっ
たり、熱さを感じさせることはない。
0の頭髪の少ない頭部7の外周辺に布テープ5を配置す
る。この配置は頭皮膚に布テープ5を単に載せる程度で
よく、仮止め又は軽い接着剤を使用してもよい。次に、
この布テープ5の上にその周辺の髪毛6を倒し込み、倒
し込んだ髪毛6と布テープ5とをその上面において熱溶
融性の接着剤9で接着する。接着剤は加熱されて溶融状
態の高温にあるが、布テープ5の上面にしか塗布しない
ので、頭皮8に直接触れることはなく、頭皮8を損なっ
たり、熱さを感じさせることはない。
【0009】その後、かつら1をこの頭部7に被せ、か
つら1の縁布4を布テープ5上に置くとともに、熱溶融
性の接着剤9によって縁布4と布テープ5とを接着す
る。このように、装着したかつら1は、かつら1の縁布
4が布テープ5を介して髪毛6と接着剤9で接着される
ので強固に止着され、しかもかつら1が他の物体と接触
して引っ張られても痛みを感じさせないので着用した状
態で長期間使用できる。
つら1の縁布4を布テープ5上に置くとともに、熱溶融
性の接着剤9によって縁布4と布テープ5とを接着す
る。このように、装着したかつら1は、かつら1の縁布
4が布テープ5を介して髪毛6と接着剤9で接着される
ので強固に止着され、しかもかつら1が他の物体と接触
して引っ張られても痛みを感じさせないので着用した状
態で長期間使用できる。
【0010】このように、本実施例のかつら1は頭部7
と強固に止着されるので、水泳等の激しいスポーツでも
装着したまま使用できる。又、装着したまま就寝しても
何ら痛みもなく支障を生じない。これによって、1〜2
カ月装着したまま日常生活を自然に行えるものである。
と強固に止着されるので、水泳等の激しいスポーツでも
装着したまま使用できる。又、装着したまま就寝しても
何ら痛みもなく支障を生じない。これによって、1〜2
カ月装着したまま日常生活を自然に行えるものである。
【0011】装着して2カ月以上になると、髪毛6が伸
びてかつら1が浮き上がるのでかつら1を外す。かつら
1を外すには、布テープ5部分を加熱コテ又は加熱空気
を吹付けて接着剤9を溶融させて髪毛6からかつら1・
布テープ5を除去する。この時でも、布テープ5が頭皮
8に被せられているので、加熱コテ・加熱空気が頭皮8
に直接作用せず、熱さを感じさせず外すことができる。
びてかつら1が浮き上がるのでかつら1を外す。かつら
1を外すには、布テープ5部分を加熱コテ又は加熱空気
を吹付けて接着剤9を溶融させて髪毛6からかつら1・
布テープ5を除去する。この時でも、布テープ5が頭皮
8に被せられているので、加熱コテ・加熱空気が頭皮8
に直接作用せず、熱さを感じさせず外すことができる。
【0012】髪毛6を布テープ5に倒して接着する方法
としては、図3に示すように、布テープ5の両側端から
互いに反対方向に倒し込んでテープ上で髪毛6を交差さ
せ、接着剤9で接着することもできる。この場合、髪毛
6で布テープ5を包むようになり、布テープ5をより強
固に髪毛6に止着でき、かつら1を更に強固に頭部に止
着できる。
としては、図3に示すように、布テープ5の両側端から
互いに反対方向に倒し込んでテープ上で髪毛6を交差さ
せ、接着剤9で接着することもできる。この場合、髪毛
6で布テープ5を包むようになり、布テープ5をより強
固に髪毛6に止着でき、かつら1を更に強固に頭部に止
着できる。
【0013】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、接着剤で
髪毛と接着するので強固に取付けられ、水泳・サウナ・
その他スポーツでも使用でき、日常生活も不便を感じる
ことなく1〜2カ月の長日数でも装着したまま自然に生
活できる。更に、布テープを敷いた上で接着するので頭
皮を傷めることも少なくでき、又熱溶融性接着剤を使用
しても熱を遮断して熱さを感じないように接着・取り外
しを可能とする。
髪毛と接着するので強固に取付けられ、水泳・サウナ・
その他スポーツでも使用でき、日常生活も不便を感じる
ことなく1〜2カ月の長日数でも装着したまま自然に生
活できる。更に、布テープを敷いた上で接着するので頭
皮を傷めることも少なくでき、又熱溶融性接着剤を使用
しても熱を遮断して熱さを感じないように接着・取り外
しを可能とする。
【図1】本発明の実施例の装着の説明図である。
【図2】実施例の装着状態を示す拡大断面図である。
【図3】本発明の他の実施例の装着状態を示す拡大断面
図である。
図である。
1 かつら 2 取付ベース 3 毛 4 縁布 5 布テープ 6 髪毛 7 髪の少ない頭部 8 頭皮 9 接着剤 10 着用者
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−280104(JP,A) 特開 平4−65504(JP,A) 特開 昭63−145402(JP,A) 実開 平2−325(JP,U) 実開 平1−161225(JP,U) 実開 昭49−99488(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A41G 3/00
Claims (3)
- 【請求項1】 着用者の髪が少ない頭部の外周縁に布テ
ープを置き、同布テープ近くの髪毛を布テープ上に倒し
込み、除去容易な接着剤で布テープと倒し込んだ髪毛と
を布テープ上面において接着し、同布テープの上面にか
つらの取付ベースの縁布が載るようにかつらを被せると
ともに、布テープ上面と取付ベースの縁布とを除去容易
な接着剤で接着したことを特徴とするかつらの装着方
法。 - 【請求項2】 布テープ近くの髪毛を布テープ上で交差
するように布テープ両側縁から互いに反対方向に倒し込
んだ請求項1記載のかつらの装着方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の接着剤として、熱
溶融性の接着剤を使用したかつらの装着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14279293A JP3259111B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | かつらの装着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14279293A JP3259111B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | かつらの装着方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06330402A JPH06330402A (ja) | 1994-11-29 |
JP3259111B2 true JP3259111B2 (ja) | 2002-02-25 |
Family
ID=15323723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14279293A Expired - Fee Related JP3259111B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | かつらの装着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3259111B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999048394A1 (fr) * | 1998-03-23 | 1999-09-30 | Aderans Co., Ltd. | Element de fixation de perruque et procede d'utilisation associe |
KR20030073732A (ko) * | 2002-03-13 | 2003-09-19 | 주식회사 에딩헤어 | 부착수단이 구비된 가발과 그 가발의 부착방법 |
DE202006010151U1 (de) * | 2006-06-29 | 2006-10-05 | Arcos Die Haarprofis Handels-Gmbh | Haarersatz mit Sicherungseinrichtungen und Sicherheitseinrichtung für Haarersatz |
CN102428968A (zh) * | 2011-09-30 | 2012-05-02 | 张文冬 | 纯天然杀虫、灭菌助长剂 |
-
1993
- 1993-05-21 JP JP14279293A patent/JP3259111B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06330402A (ja) | 1994-11-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |