JP3258430B2 - 殺菌洗浄剤組成物 - Google Patents
殺菌洗浄剤組成物Info
- Publication number
- JP3258430B2 JP3258430B2 JP10554793A JP10554793A JP3258430B2 JP 3258430 B2 JP3258430 B2 JP 3258430B2 JP 10554793 A JP10554793 A JP 10554793A JP 10554793 A JP10554793 A JP 10554793A JP 3258430 B2 JP3258430 B2 JP 3258430B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ozone
- surfactant
- water
- concentration
- ozone water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、オゾンを用いた殺菌洗
浄剤組成物の改良に関する。
浄剤組成物の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】現在、様々な分野で殺菌・脱臭・漂白処
理に、オゾン水が利用されている。オゾン水を用いた殺
菌・脱臭・漂白処理においては、処理水にオゾンガスを
吹き込み、オゾン濃度数ｐｐｍのオゾン水とし、オゾン
水中に殺菌・脱臭・漂白等を行う被処理物を浸漬した
り、あるいは被処理物にオゾン水を噴霧する等の方法
で、オゾン水を一定時間接触させることによりその効果
を得ようとしていた。
理に、オゾン水が利用されている。オゾン水を用いた殺
菌・脱臭・漂白処理においては、処理水にオゾンガスを
吹き込み、オゾン濃度数ｐｐｍのオゾン水とし、オゾン
水中に殺菌・脱臭・漂白等を行う被処理物を浸漬した
り、あるいは被処理物にオゾン水を噴霧する等の方法
で、オゾン水を一定時間接触させることによりその効果
を得ようとしていた。
【０００３】このオゾン水処理に関して、未吸収オゾン
量の減少や、洗浄性のないオゾンの殺菌効果向上を目的
として、有機酸等の添加により未吸収オゾン量を減らす
方法等が検討されてきた。
量の減少や、洗浄性のないオゾンの殺菌効果向上を目的
として、有機酸等の添加により未吸収オゾン量を減らす
方法等が検討されてきた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】オゾン水処理では、オ
ゾンガスによる気相処理に比較し、低濃度、短時間で殺
菌処理が可能である。常温でのオゾン水中の残存オゾン
は半減期が約２０分と短いが殺菌処理の際の有機物等の
混入によりオゾン殺菌の反応が促進される。しかし、有
機物の濃度によってはオゾンの有効濃度維持が困難とな
ってしまう。
ゾンガスによる気相処理に比較し、低濃度、短時間で殺
菌処理が可能である。常温でのオゾン水中の残存オゾン
は半減期が約２０分と短いが殺菌処理の際の有機物等の
混入によりオゾン殺菌の反応が促進される。しかし、有
機物の濃度によってはオゾンの有効濃度維持が困難とな
ってしまう。
【０００５】従来の方法では、オゾン水への有機酸添加
による処理水のｐＨ調整の効果などにより、処理水への
オゾン吸収性や、オゾン濃度安定性はやや向上するもの
の、充分な殺菌効果が得られない。また、オゾン水自体
の洗浄力は乏しく、油分等で汚染された被処理物に対し
ては満足できる殺菌洗浄効果は得られていない。
による処理水のｐＨ調整の効果などにより、処理水への
オゾン吸収性や、オゾン濃度安定性はやや向上するもの
の、充分な殺菌効果が得られない。また、オゾン水自体
の洗浄力は乏しく、油分等で汚染された被処理物に対し
ては満足できる殺菌洗浄効果は得られていない。
【０００６】従って、本発明の目的は、上記技術水準に
鑑み、従来法のオゾン水殺菌処理における不具合を解消
し、オゾン水を用いた効果的な殺菌洗浄剤組成物を提供
しようとするものである。
鑑み、従来法のオゾン水殺菌処理における不具合を解消
し、オゾン水を用いた効果的な殺菌洗浄剤組成物を提供
しようとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の殺菌洗浄
剤組成物は、水、オゾン及び界面活性剤からなることを
特徴とするものである。
剤組成物は、水、オゾン及び界面活性剤からなることを
特徴とするものである。
【０００８】本発明において、界面活性剤は組成物中に
０.００５〜５.０重量％含有される。なお、一般的には
洗浄性、経済性、すすぎ性等の面から、好ましくは組成
物中に０.０１〜１.０重量％含有される。使用される界
面活性剤は、アニオン界面活性剤またはノニオン界面活
性剤である。
０.００５〜５.０重量％含有される。なお、一般的には
洗浄性、経済性、すすぎ性等の面から、好ましくは組成
物中に０.０１〜１.０重量％含有される。使用される界
面活性剤は、アニオン界面活性剤またはノニオン界面活
性剤である。
【０００９】アニオン界面活性剤としては例えばアルキ
ルベンゼンスルホン酸塩、アルキルフェノールスルホン
酸塩、アルキルナフタリンスルホン酸塩、アルキルジフ
ェニルスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテル硫酸塩、アルキル硫酸エステル
塩、アルカンスルホン酸塩、アシルアミドアルキル硫酸
塩、アルキル燐酸エステル塩、アルファスルホ脂肪酸エ
ステル塩、高級脂肪酸塩、ポリオキシエチレンアルキル
エーテルカルボン酸塩、アルファオレフィンスルホン酸
塩、ジアルキルスルホ琥珀酸エステル塩、モノアルキル
−ジナトリウムスルホ琥珀酸エステル塩等が挙げられ、
好ましくはジアルキルスルホ琥珀酸エステル塩、モノア
ルキル−ジナトリウムスルホ琥珀酸エステル塩等が挙げ
られる。
ルベンゼンスルホン酸塩、アルキルフェノールスルホン
酸塩、アルキルナフタリンスルホン酸塩、アルキルジフ
ェニルスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテル硫酸塩、アルキル硫酸エステル
塩、アルカンスルホン酸塩、アシルアミドアルキル硫酸
塩、アルキル燐酸エステル塩、アルファスルホ脂肪酸エ
ステル塩、高級脂肪酸塩、ポリオキシエチレンアルキル
エーテルカルボン酸塩、アルファオレフィンスルホン酸
塩、ジアルキルスルホ琥珀酸エステル塩、モノアルキル
−ジナトリウムスルホ琥珀酸エステル塩等が挙げられ、
好ましくはジアルキルスルホ琥珀酸エステル塩、モノア
ルキル−ジナトリウムスルホ琥珀酸エステル塩等が挙げ
られる。
【００１０】ノニオン界面活性剤としては例えばポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、グリセリン脂肪酸エステル、
ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール
脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エス
テル、アルキルアミンオキサイド、アルキルグリコシ
ド、プルロニック型界面活性剤等のノニオン界面活性剤
が挙げられ、好ましくはグリセリン脂肪酸エステル、ポ
リグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂
肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステ
ル、アルキルアミンオキサイド等が挙げられる。
キシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、グリセリン脂肪酸エステル、
ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール
脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エス
テル、アルキルアミンオキサイド、アルキルグリコシ
ド、プルロニック型界面活性剤等のノニオン界面活性剤
が挙げられ、好ましくはグリセリン脂肪酸エステル、ポ
リグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂
肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステ
ル、アルキルアミンオキサイド等が挙げられる。
【００１１】また、組成物中のオゾン濃度については、
組成物中に０.５〜１０.０ｐｐｍ含有される。なお、一
般的にはオゾン水発生装置の能力や大きさ、装置材料の
腐食性、人体に対する安全性等から好ましくは組成物中
に１.０〜５.０ｐｐｍ含有される。
組成物中に０.５〜１０.０ｐｐｍ含有される。なお、一
般的にはオゾン水発生装置の能力や大きさ、装置材料の
腐食性、人体に対する安全性等から好ましくは組成物中
に１.０〜５.０ｐｐｍ含有される。
【００１２】本発明の殺菌洗浄剤組成物の調製に当たっ
ては、界面活性剤を含有する処理水にオゾンガスを通気
しても良いことは勿論のこと、オゾンガスを溶解させた
オゾン処理水に界面活性剤を溶解させても良く、そのい
ずれも本発明に係る殺菌洗浄剤組成物である。
ては、界面活性剤を含有する処理水にオゾンガスを通気
しても良いことは勿論のこと、オゾンガスを溶解させた
オゾン処理水に界面活性剤を溶解させても良く、そのい
ずれも本発明に係る殺菌洗浄剤組成物である。
【００１３】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、以下実施例は本発明の性質を限定するものでは
ない。 実施例１ オゾン水製造装置にて得られたオゾン水を一定温度に保
持した際の、オゾン濃度の経時的変化を測定した。その
結果から、初期オゾン濃度に対するオゾン残存量(％)を
算出し、図１に示した。オゾン水温度が高くなると経時
的なオゾン濃度の減少が促進されており、より低温での
処理が、オゾン濃度維持に有効なことが判った。次に、
オゾン水製造装置にて得られた０.６〜１.０ｐｐｍのオ
ゾン水１００ｍｌに、表１に示した界面活性剤０.０１
〜１.０重量％を含んだ蒸留水１００ｍｌを室温にて混
合した。このようにして得られた殺菌洗浄剤組成物につ
いて、１０分後のオゾン濃度を測定し、混合前のオゾン
濃度に対する残存量を算出した。対照としては界面活性
剤を含まない蒸留水とオゾン水を混合したものについて
同様の試験を行った。その結果を表１に示す。
するが、以下実施例は本発明の性質を限定するものでは
ない。 実施例１ オゾン水製造装置にて得られたオゾン水を一定温度に保
持した際の、オゾン濃度の経時的変化を測定した。その
結果から、初期オゾン濃度に対するオゾン残存量(％)を
算出し、図１に示した。オゾン水温度が高くなると経時
的なオゾン濃度の減少が促進されており、より低温での
処理が、オゾン濃度維持に有効なことが判った。次に、
オゾン水製造装置にて得られた０.６〜１.０ｐｐｍのオ
ゾン水１００ｍｌに、表１に示した界面活性剤０.０１
〜１.０重量％を含んだ蒸留水１００ｍｌを室温にて混
合した。このようにして得られた殺菌洗浄剤組成物につ
いて、１０分後のオゾン濃度を測定し、混合前のオゾン
濃度に対する残存量を算出した。対照としては界面活性
剤を含まない蒸留水とオゾン水を混合したものについて
同様の試験を行った。その結果を表１に示す。
【００１４】
【表１】
【００１５】オゾン水は通常有機物と容易に反応、分解
し瞬時に消失してしまうことが知られている。しかし、
オゾン水が有機物である界面活性剤を含有していても、
界面活性剤を含有していないオゾン水に比較して優位に
オゾン濃度維持が可能であることが判った。
し瞬時に消失してしまうことが知られている。しかし、
オゾン水が有機物である界面活性剤を含有していても、
界面活性剤を含有していないオゾン水に比較して優位に
オゾン濃度維持が可能であることが判った。
【００１６】実施例２ 実施例１の通り、界面活性剤とオゾンを含有した水溶液
からなる殺菌洗浄剤組成物が得られることから、その殺
菌洗浄剤組成物の殺菌力試験及び洗浄力試験を以下に実
施した。 Ａ：殺菌力試験法としてはまずオゾン水濃度が０.５ｐ
ｐｍ、１.０ｐｐｍ、３.０ｐｐｍになるように調製した
オゾン水を規定量試験管内に入れ、次に各界面活性剤を
目的とする濃度になるように添加した後、予め調製して
おいた各供試菌株を約１０〜２０分間接触処理を行い、
その作用液を普通寒天培地で２５℃、３日間培養後、菌
数を計数した。対照として蒸留水、界面活性剤だけを含
有した蒸留水及び界面活性剤を含まないオゾン水を従来
例にとり同様に試験した。 (1)供試菌株は エシェリヒア・コリー(Escherichia co
li)(ATCC 14948) バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)(IFO 3134) を用い、活性化の後、１０4cell／ｍｌの濃度に調製
し、供試菌液とした。 (2)界面活性剤は、アニオン界面活性剤としてジオクチ
ルスルホコハク酸エステルを純分で０.０１０重量％及
び０.０２５重量％濃度になるように調製していた。一
方、ノニオン界面活性剤としてはラウリルジメチルアミ
ンオキサイドを純分で０.１０重量％及び０.２０重量％
濃度になるように調製して用いた。 (3)オゾン濃度は０.５ｐｐｍ、１.０ｐｐｍ、３.０ｐｐ
ｍ濃度になるように調製して用いた。 殺菌力試験の結果を表２、表３に示した。
からなる殺菌洗浄剤組成物が得られることから、その殺
菌洗浄剤組成物の殺菌力試験及び洗浄力試験を以下に実
施した。 Ａ：殺菌力試験法としてはまずオゾン水濃度が０.５ｐ
ｐｍ、１.０ｐｐｍ、３.０ｐｐｍになるように調製した
オゾン水を規定量試験管内に入れ、次に各界面活性剤を
目的とする濃度になるように添加した後、予め調製して
おいた各供試菌株を約１０〜２０分間接触処理を行い、
その作用液を普通寒天培地で２５℃、３日間培養後、菌
数を計数した。対照として蒸留水、界面活性剤だけを含
有した蒸留水及び界面活性剤を含まないオゾン水を従来
例にとり同様に試験した。 (1)供試菌株は エシェリヒア・コリー(Escherichia co
li)(ATCC 14948) バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)(IFO 3134) を用い、活性化の後、１０4cell／ｍｌの濃度に調製
し、供試菌液とした。 (2)界面活性剤は、アニオン界面活性剤としてジオクチ
ルスルホコハク酸エステルを純分で０.０１０重量％及
び０.０２５重量％濃度になるように調製していた。一
方、ノニオン界面活性剤としてはラウリルジメチルアミ
ンオキサイドを純分で０.１０重量％及び０.２０重量％
濃度になるように調製して用いた。 (3)オゾン濃度は０.５ｐｐｍ、１.０ｐｐｍ、３.０ｐｐ
ｍ濃度になるように調製して用いた。 殺菌力試験の結果を表２、表３に示した。
【００１７】
【表２】
【００１８】
【表３】
【００１９】上記表２及び３に記載する結果から、界面
活性剤及びオゾンを含有する殺菌洗浄剤組成物は、オゾ
ン水単独あるいは界面活性剤溶液単独の場合に比較し
て、処理水中の生菌数減少の促進が認められた。この結
果から、オゾン水と界面活性剤の併用使用により、殺菌
性が相乗的に向上することが判った。
活性剤及びオゾンを含有する殺菌洗浄剤組成物は、オゾ
ン水単独あるいは界面活性剤溶液単独の場合に比較し
て、処理水中の生菌数減少の促進が認められた。この結
果から、オゾン水と界面活性剤の併用使用により、殺菌
性が相乗的に向上することが判った。
【００２０】Ｂ：洗浄力試験法としては、先ずオゾン水
濃度が１.０ｐｐｍ、３.０ｐｐｍになるように調整した
オゾン水２００ｍｌをビーカーに入れ、次に、表４に示
した界面活性剤を所定の濃度になるように添加したもの
を試験水とした。 予め０.５ｇの食用油を付着させ、１００℃で２時間乾
燥させたステンレス製テストパネル(６ｃｍ×８ｃｍ)を
試験水に１０分間浸漬した後、試験水より取り出し、流
水で軽くすすいだ後、テストパネル上に残留した食用油
をエーテル抽出し、残留食用油量を測定して次式により
洗浄効率を算出した。
濃度が１.０ｐｐｍ、３.０ｐｐｍになるように調整した
オゾン水２００ｍｌをビーカーに入れ、次に、表４に示
した界面活性剤を所定の濃度になるように添加したもの
を試験水とした。 予め０.５ｇの食用油を付着させ、１００℃で２時間乾
燥させたステンレス製テストパネル(６ｃｍ×８ｃｍ)を
試験水に１０分間浸漬した後、試験水より取り出し、流
水で軽くすすいだ後、テストパネル上に残留した食用油
をエーテル抽出し、残留食用油量を測定して次式により
洗浄効率を算出した。
【数１】 対照としては蒸留水及び界面活性剤を含まないオゾン水
について同様に試験を行った。洗浄力試験の結果を表４
に示した。
について同様に試験を行った。洗浄力試験の結果を表４
に示した。
【００２１】
【表４】
【００２２】表４中、◎印は洗浄効率９０％以上、○印
は洗浄効率７５％以上９０％未満、△印は洗浄効率５０
％以上７５％未満、×印は洗浄効率５０％未満をそれぞ
れ示す。界面活性剤を含有したオゾン水は、オゾン水単
独に比較して洗浄力が向上していることが判った。
は洗浄効率７５％以上９０％未満、△印は洗浄効率５０
％以上７５％未満、×印は洗浄効率５０％未満をそれぞ
れ示す。界面活性剤を含有したオゾン水は、オゾン水単
独に比較して洗浄力が向上していることが判った。
【００２３】
【発明の効果】本発明によれば、殺菌洗浄剤組成物とし
て界面活性剤とオゾン水を併用使用することによって、
それぞれの単独使用に比較して殺菌性の相乗効果が見ら
れた。このことによりオゾン残存性があり、殺菌性、洗
浄性が向上した界面活性剤及びオゾンを含有する殺菌洗
浄剤組成物が得られ、界面活性剤の新たな利用拡大が図
られる。
て界面活性剤とオゾン水を併用使用することによって、
それぞれの単独使用に比較して殺菌性の相乗効果が見ら
れた。このことによりオゾン残存性があり、殺菌性、洗
浄性が向上した界面活性剤及びオゾンを含有する殺菌洗
浄剤組成物が得られ、界面活性剤の新たな利用拡大が図
られる。
【図１】オゾン水を一定温度に保持した際の、オゾン濃
度の経時的変化を示すグラフである。
度の経時的変化を示すグラフである。
フロントページの続き (72)発明者 原 安彦 東京都文京区本郷１−４−５ 陽光ビル 株式会社アデカクリーンエイド内 (72)発明者 河西 勝興 埼玉県川口市並木元町１−１ サッポロ ビール株式会社プラント事業開発部内 (72)発明者 宮澤 公通 埼玉県川口市並木元町１−１ サッポロ ビール株式会社プラント事業開発部内 (56)参考文献 特開 昭59−104132（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−305956（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−46192（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−206825（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) C11D 1/00 - 19/00
Claims (4)
- 【請求項１】 水、オゾン及び界面活性剤からなること
を特徴とする殺菌洗浄剤組成物。 - 【請求項２】 界面活性剤がアニオン界面活性剤または
ノニオン界面活性剤である請求項１記載の殺菌洗浄剤組
成物。 - 【請求項３】 オゾンを０.５〜１０ｐｐｍ含有する請
求項１記載の殺菌洗浄剤組成物。 - 【請求項４】 界面活性剤を０.００５〜５.０重量％含
有する請求項１記載の殺菌洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10554793A JP3258430B2 (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | 殺菌洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10554793A JP3258430B2 (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | 殺菌洗浄剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06313194A JPH06313194A (ja) | 1994-11-08 |
| JP3258430B2 true JP3258430B2 (ja) | 2002-02-18 |
Family
ID=14410608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10554793A Expired - Fee Related JP3258430B2 (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | 殺菌洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3258430B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005012472A1 (en) * | 2003-08-01 | 2005-02-10 | Otre Ab | A stabilised ozone solution for use in cleaning systems |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08299655A (ja) * | 1995-04-28 | 1996-11-19 | Ebara Corp | 布製品の洗濯方法 |
| US6006387A (en) * | 1995-11-30 | 1999-12-28 | Cyclo3Pss Textile Systems, Inc. | Cold water ozone disinfection |
| US5763382A (en) * | 1996-01-03 | 1998-06-09 | Cyclo3Pss Textile Systems, Inc. | Cold water wash formula |
| EP0861885B1 (en) * | 1997-02-27 | 2003-04-16 | The Procter & Gamble Company | Soaker compositions |
| CA2257212C (en) * | 1997-04-04 | 2004-11-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Purifying agent, apparatus and method for forming purifying agent, and purifying method using the agent |
| US6200618B1 (en) | 1999-10-18 | 2001-03-13 | Ecopure Food Safety Systems, Inc. | Cold water disinfection of foods |
| JP5090172B2 (ja) | 2005-10-05 | 2012-12-05 | ライオン株式会社 | オゾン酸化促進剤、オゾン酸化促進剤組成物およびオゾン処理方法 |
| KR20090023683A (ko) * | 2006-06-28 | 2009-03-05 | 이알씨 테크놀러지 인크. | 오존화 계면활성제 |
| JP5386128B2 (ja) * | 2008-08-27 | 2014-01-15 | ライオン株式会社 | オゾン酸化促進剤および洗浄方法 |
| JP5193907B2 (ja) * | 2009-03-09 | 2013-05-08 | ライオン株式会社 | カットされた野菜又は果物の洗浄方法 |
| WO2013031869A1 (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-07 | キユーピー株式会社 | カット野菜の製造方法 |
| JP6170266B1 (ja) * | 2017-03-25 | 2017-07-26 | 伯東株式会社 | オゾン水製造装置、オゾン水製造方法及びオゾン水を用いた殺菌方法 |
| KR102097649B1 (ko) * | 2019-11-19 | 2020-04-09 | 주식회사 티에스티코리아 | 종이형 세제 및 그 제조방법 |
| KR20220115174A (ko) * | 2021-02-10 | 2022-08-17 | 전남대학교산학협력단 | 오존수를 포함하는 세척용 조성물 |
-
1993
- 1993-05-06 JP JP10554793A patent/JP3258430B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005012472A1 (en) * | 2003-08-01 | 2005-02-10 | Otre Ab | A stabilised ozone solution for use in cleaning systems |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06313194A (ja) | 1994-11-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3258430B2 (ja) | 殺菌洗浄剤組成物 | |
| JP6043892B2 (ja) | 殺菌洗浄用製剤 | |
| US6479454B1 (en) | Antimicrobial compositions and methods containing hydrogen peroxide and octyl amine oxide | |
| JP6063495B2 (ja) | α−ケト過酸並びにそれを製造する方法及び使用する方法 | |
| US5512200A (en) | Low pH Acidic Compositions | |
| US4818524A (en) | Deodorizing compositions | |
| US5122541A (en) | Sprayable surface disinfectant | |
| CN102159072A (zh) | 卫生处理组合物和方法 | |
| WO2005094904A1 (en) | Disinfectant solutions | |
| CA2359627A1 (en) | Multi-purpose acid compositions comprising three gras acids | |
| CA2545233A1 (en) | Disinfecting compositions and methods of making and using same | |
| US4134971A (en) | Germicidal, disinfecting and antiseptic compositions containing certain alkoxy aliphatic amine compounds | |
| US6815408B2 (en) | Hydrogen peroxide stabilizer and resulting product and applications | |
| US5985929A (en) | Cold chemical sterilant | |
| CN105532660B (zh) | 一种复方消毒剂及其应用 | |
| US3118842A (en) | Multi-purpose cleaner-germicide-deodorizer composition | |
| JP2000109887A (ja) | 食品の殺菌洗浄剤組成物 | |
| JP2011516411A (ja) | 消毒用組成物 | |
| JPH07119436B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JPH04135559A (ja) | 人工透析の医療機器の消毒洗浄剤 | |
| CA2252670C (en) | Low ph acidic compositions | |
| US20040253139A1 (en) | Environmental surface disinfectant | |
| FI129473B (fi) | Menetelmä puhdistusaineliuoksen valmistamiseksi ja menetelmä epäpuhtauksia sisältävien kohteiden puhdistamiseksi | |
| JPH07119437B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| WO2023128947A1 (en) | Surface disinfectant |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071207 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081207 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091207 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207 Year of fee payment: 9 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207 Year of fee payment: 9 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |