JP3257742B2 - 電子ビーム露光装置 - Google Patents
電子ビーム露光装置Info
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Description
アレイ方式の電子ビーム露光装置に関する。電子ビーム
露光装置の中でも、ブランキングアパーチャアレイ方式
の装置は、ブランキングアパーチャアレイチップが外部
の制御回路と多くの個所で電気的に接続されている関係
上、ブランキングアパーチャアレイチップの保守がしに
くい構造となっており、この改善が望まれている。
アレイ方式電子ビーム露光装置10のブランキングアパ
ーチャアレイチップ(以下BAAチップという)11の
部分を示す。
である。鏡筒12の内部は、真空である。
のピンが差し込まれる多数の孔15a及び配線パターン
15bを有し、鏡筒12内に取り付けてある。
6、ハーメチックシール17を介して、鏡筒12の外部
のビーム・オン/オフ信号発生器1と電気的に接続され
ている。
着剤層20によって接着してあり、且つBAA電極21
がワイヤボンディングによってはられたワイヤ22によ
ってパッケージ19と電気的に接続してある。
し込まれて取り付けてある。
差し込まれて取り付けてある。
チップ11を交換することが必要となる場合がある。
ジ19はソケット23に強い力で接続されており、ソケ
ット23はプリント回路基板15に強い力で接続されて
おり、パッケージ19又はソケット23を鏡筒10内で
取り外したり、取り付けし直す操作はおよそ不可能であ
る。
は、鏡筒12内を大気圧に開放した上で、プリント基板
15を取り外し、BAAチップ11をパッケージ19及
びソケット23と共に電線16の長さが許す範囲で鏡筒
12の外に引き出し、鏡筒12の外部で作業してBAA
チップの交換を行なっていた。
2内に収めた後に、鏡筒12内を再び真空状態とする作
業を行う。この鏡筒12内を真空とするには、真空引き
を長時間行う必要がある。
非常に手間がかかって面倒となってしまう。
装置は、保守性が良くないという問題があった。
子ビーム露光装置を提供することを目的とする。
のピクセル及び電極を有するブランキングアパーチャア
レイチップを、鏡筒の外部の制御装置と電気的に接続さ
れた状態で、該鏡筒の内部に取り付けて使用する電子ビ
ーム露光装置において、上記ブランキングアパーチャア
レイチップを、パッドを周囲に沿って配した構成とする
と共に、上記鏡筒の内部に、上記制御装置と電気的に接
続された、多数のプローブが多数放射状に配されたプロ
ーブ手段と、上記ブランキングアパーチャアレイチップ
を、上記パッドが上記プローブの先端の針先に押し当た
る装着位置と、鏡筒の外部へ取り出しを可能とする位置
との間で移動させる移動手段とを有する構成としたもの
である。
た、ブランキングアパーチャアレイ装着検出手段を更に
有し、上記ブランキングアパーチャアレイは、コーナ部
分に、上記二つのプローブの針部に対応する位置関係で
配された二つのパッド部と、この二つのパッド部をつな
ぐつなぎ部とを有する装着確認用パッドパターンを有す
る構成としたものである。
してある任意形状の開口と、該基板に、上記開口の一部
に臨んで形成してある電極と、該電極と電気的に接続さ
れており、上記基板の周囲に沿って並んだ多数のパッド
とよりなる構成としたものである。
してある任意形状の開口と、該基板に、上記開口の一部
に臨んで形成してある電極と、該電極と電気的に接続さ
れており、上記基板の周囲に沿って並んだ多数のパッド
とよりなるブランキングアパーチャアレイチップを使用
する電子ビーム装置であって、鏡筒と、鏡筒の内部に設
けてあり、多数のプローブが放射状に配されたプローブ
手段と、該プローブと電気的に接続されており、鏡筒の
外部に設けられた制御手段と、該鏡筒の内部に設けてあ
り、上記ブランキングアパーチャアレイチップを、上記
パッドが上記プローブの先端の針先に押し当たる装着位
置と、鏡筒の外部へ取り出しを可能とする位置との間で
移動させる移動手段と、上記ブランキングアパーチャア
レイチップの上記任意形状開口を通過した電子ビームを
ステップ的に偏向させる手段とを有する構成としたもの
である。
グアパーチャアレイチップに対応して、上記ブランキン
グアパーチャチップの上記任意形状開口を通過した電子
ビームを遮蔽が確実である方向に偏向させるブランキン
グ手段を更に有する構成としたものである。
ンキングアパーチャアレイチップを制御装置との電気的
接続及び電気的接続の解除が、パッドをプローブの針先
へ押し当てることによって、またパッドを針先から離す
ことによって可能となるように作用する。
は、チップが所定の位置に装着された場合に、装着検出
手段の二つのプローブを電気的に接続させるように作用
する。請求項3の任意形状の開口を有し、且つ開口に臨
んで電極を有する構成は、開口のうち電極が臨む部分を
通過する電子ビームを偏向させるように作用する。従っ
て、一の開口に基づいて、複数種類のパターンを作り出
し且つパターンの切り換えが、nsecオーダで行われ
るように作用する。
装着されて使用される構成は、露光パターンの形状の切
り換えを短時間で済ませるように作用する。
は電子ビームを漏れにくい方向に偏向させるように使用
する。
ランキングアパーチャアレイ方式の電子ビーム露光装置
30を示す。
鏡筒31より側方に突き出しているサブチャンバ32
と、鏡筒31の外部の制御装置33とを有する。
4、底部側に、ウェハ用ステージ35が設けてある。
36〜41、メインデフレクタ42、サブデフレクタ4
3、ブランキング電極装置44、ラウンドアパーチャ4
5、プローブ装置46、BAA用ステージ装置47、ブ
ランキングアパーチャアレイチップ48が設けてある。
が記憶されているメモリ51と、ビーム・オン/オフ信
号を発生するビーム・オン/オフ信号発生器52と、走
査信号発生器53と、ブランキング制御信号発生器54
を有する。
ク弁60,61、及び真空ポンプ62が設けてある。こ
こで、上記構成の電子ビーム露光装置30の一般な動作
について説明する。ステージ36上に、レジスト21が
塗布されたウェハ70をセットする。
は、BAAチップ48を照射し、これを通過して二次元
的に整形され、オフ・ビーム72とオン・ビーム73と
の束となる。
電極にオフ信号が印加されているときのビームであり、
屈曲して、ラウンドアパーチャ45により遮ぎられ、ウ
ェハ70までには到らない。
電極にオン電極が印加されているときのビームであり、
直進して、ラウンドアパーチャ45の開口を通り抜け、
レンズ39,40,41によって集束され、且つデフレ
クタ43,42によって偏向され、ウェハ70上を照射
すると共に走査する。
に、所定のパターンが露光される。
AAチップを交換可能とする構造は、プローブ装置46
と、BAAチップ用ステージ装置47よりなる。
グ形状の多層基板よりなる基盤80と、基盤80上のリ
ング形状の樹脂製のプローブ支持リング81と、プロー
ブ支持リング81により支持され、円錐面状に並んで放
射状に配された多数のプローブ82とを有する。
パッド83に半田付け固定してある。各プローブ82
は、先端に、針部82aを有する。
AAチップのパッドの配置に対応した配置で配されてい
る。
ターン84を介して基盤80の外周部側のパッド85と
接続してある。パッド85から電線86が引き出されて
いる。
延出して形成してある円筒形状の壁部87,88によっ
て、基盤80の外周寄りの部分89を、真空シール部材
90,91を介して挟み込まれており真空シールされて
いる。
6は、信号発生器52に接続されている。
が正常に装着されたことを確認するための、一対のプロ
ーブ92,93を有する。このプローブ92,93は、
先端の針部92a,93aがBAAチップ48のコーナ
の部分に対向するように配してある。
に、BAAチップ装着検出回路94と電気的に接続され
ている。
において、BAAチップ48のビーム・オン/オフ信号
発生器52に対する電気的接続、及び電気的接続の解除
を可能とするために設けてある。
(図4乃至図7参照) 図4乃至図7に示すように、BAAチップ用ステージ装
置47は、鏡筒31に固定してある基台100と、基台
100上の四角枠状のフレーム101と、フレーム10
1にX方向に延在して設けてある二本のカイドロッド1
02a,102bと、ガイドロッド102a,102b
に支持されてX1 ,X2 方向に移動可能なXステージ1
03と、Xステージ103を位置P1 ,P2 の間で
X1 ,X2 方向に移動させるXステージ移動機構104
と、Xステージ103の4カ所に組込まれてある軸受部
材105と、軸受部材105を挿通しており、Z1 ,Z
2 方向に変位可能である4本の軸106と、軸104の
下端に固定してあり、下面にホルダが嵌合されて支持さ
れる浅い凹状のホルダ支持部107を有する矩形板状の
Zステージ108と、軸104をZ1 方向に付勢するば
ね109と、Zステージ108を、図5に示す下動した
位置Q1 と、この位置より若干上動した位置Q2との間
で昇降させるZステージ昇降機構110とを有する。
ように、Xステージ103上のラック111と、フレー
ム110に支持されており、ラック111に歯合してい
るピニオン112と、ピニオン112を回転させるモー
タ(図示せず)とを有する。Zステージ昇降機構110
は、Xステージ103の上方に横架してある回転軸11
3a,113bと、回転軸113a,113bの一部に
形成してあり、上記4つの軸106の夫々の頂部に対向
している偏心カム114a〜114dと、上記軸113
a,113bを回動させるモータ(図示せず)とを有す
る。
方形の板状を有し、浅い凹状のBAAチップ支持部11
5aを有し、且つ一端側に係止部115bを有する。
して、X1 ,X2 方向に挿抜可能である。
ップ用ホルダ115を鏡筒31の中心の位置S1 と、サ
ブチャンバ32の近くの位置S2 との間を移動させるた
めに設けてある。
係止腕部122を有する形状を有する。
れ、位置P2 まで運ばれてきたホルダ115を室32内
に引き込むため、及び室32のホルダ115を、Zステ
ージ108に装着するために設けてある。
1は、鏡筒31内を大気に開放させずに、BAAチップ
用ホルダ115を、鏡筒31に対して出し入れするため
に設けてある。
矩形形状の基板130上に、0.1μm角の多数のピク
セル(矩形開口)131を有し、ピクセル131に関連
して、アクティブ電極132及びグランド電極133を
有する。
って、多数のパッド134が並んでいる。
線パターン136を介して接続してある。
の行135-2、第3の行135-3、第4の行135-4と
よりなる4行を有し、隣り合う行を構成するパッドがず
れており、2段千鳥配列となっている。
方向の寸法aが0.2mm、基板130の中心に向かう
方向の寸法bが0.3mmの長方形状を有する。b>a
としたのは、プローブ装置46との接続の際に、針先が
寸法bの方向に移動するからである。
0hのうち、3つのコーナ130e,130f,130
gの部分に、BAAチップ装着確認用パッド137-1,
137-2,137-3が形成してある。
37-3)は、0.2mm角の二つのパッド部138,1
39と、この二つのパッド部138,139をつなぐつ
なぎ部140とを有する。
把持部141であり、パッドは形成されていない。
134がプローブ82の針部82aに接触した状態にあ
る。
作によって交換される。
動作させる。
約2mm上動してQ2 に到る(図5参照)。
体に上動し、各パッド134がプローブ82の針先82
aから離れる。
ブ装置46に対する機械的接触が解除されると共に、信
号発生器52に対する電気的接続が解除される。
ステージ移動機構104を動作させる。
からX1 方向に位置P2 まで移動される。
に移動され、ロードロック扉60の近くに到る。
取り出しを可能とする位置S1 (図5参照)に到る。
2のロッドロック扉60を開き、サブチャンバ32より
挿抜治具120を突き出し、回して、係止腕部122を
ホルダ115の係止部115bに係止させ、治具120
をX1 方向に引く。
108から引き抜かれて、鏡筒31の内部から引き出さ
れて、図1中、二点鎖線で示すようにサブチャンバ32
内に収容される。
ック扉61を開いて、ホルダ115を、サブチャンバ3
2より取り出す。これにより、BAAチップ48が電子
ビーム露光装置30より取り出される。なお、BAAチ
ップ48は、被把持部139を把持することによって、
パッド等を傷付けずに、持ち運ばれる。
あるホルダ115を、サブチャンバ32内に入れ、ロッ
ドロック扉61を閉じ、ポンプ62を動作させて、サブ
チャンバ32内を真空状態とする。
0を操作して、ホルダ115を、鏡筒31内に送り出
し、ホルダ支持部107に挿入し、Zステージ108に
取り付ける。
き込み、ロッドロック扉60を閉じる。
移動機構104を動作させる。
2 からX2 方向にP1 まで移動される。ホルダ15は、
Xステージ103と一体的に移動される。
る。
2 からX2 方向に約2mm下動して、Q1 に到る。
に移動する。
体的に下動し、所定の装着位置S2(図5参照)に到
り、4行で2段千鳥配列のパッド134が対応するプロ
ーブ82の針部82aに押し当たって、パッド134と
プローブ82とが電気的に接続された状態となる。
ピクセル131の電極が、ビーム・オン/オフ信号発生
器52と電気的に接続される。
装着された場合には、三つのコーナ130e〜130g
において、図3に示すように、パッド部138がプロー
ブ92の針部92aに接触し、パッド部139がプロー
ブ93の針部93aに接触し、プローブ92,93が、
つなぎ部140を介して電気的に導通する。
は、三個所の全部において、プローブ92と93とが電
気的に導通した場合に、そのことを検出する。
AAチップ48Aが位置及び回動方向についてずれがな
く正しく装着されたことになり、BAAチップの交換が
完了する。
は、例えば、BAAチップが正しく装着されていないこ
とが表示され、BAAチップ装着動作を再度行う。
の第1実施例になる任意形状開口型ブランキングアパー
チャアレイ(BAA)チッブ150を示す。
には、同一符号を付し、その説明は省略する。
に代えて、略C字状の一のパターンの開口151を有す
る。
れているときは、開口151のうち、電極152,15
3に対向する部分についても、電子ビームを偏向させな
いで通過させ、オフ信号が加えられると、電極152及
び153に対向する部分を通過する電子ビームをラウン
ドアパーチャによって遮断されるように偏向させる。従
って、このチップ150によれば、電極152,153
への信号の状況によって、図10(A)乃至(D)に示
すように、ウェハのレジスト層上に、4つの露光パター
ン155-1,155-2,155-3,155-4を選択的に
形成できる。従って、図9の任意開口BAAチップ15
0は、ブロック露光のチップに比べて、次の特長を有す
る。
ることができるため、形成されている任意開口151の
数の数倍の種類のパターンを露光できる。
えに要する時間は数nsecであり、ブロック露光の場
合のように電子ビームを偏向させて別の開口を選択する
のに要する数msecに比べて相当に短い。従って、ウ
ェハにパターンを形成する作業のスループットが高い。
比べてより細いパターンを精度良く且つ効率良く形成出
来る。
る任意形状開口型ブランキングアパーチャ(BAA)チ
ップ160を示す。
端側に開口161に臨んで電源162,163を有す
る。
63へのビーム・オン/オフ信号によって電子ビームが
偏向される方向についてみる。
ップ160とでは、ウェハ上に露光されるパターンの形
状が異なる他に、電極152,153,162,163
へ加えられるビーム・オン/オフ信号によって電子ビー
ムが偏向される方向が異なる。
150においては、電子ビームが矢印171方向に偏向
される。
ムの偏向の方向が異なっているのが一般的である。
ト層に形成するパターン毎に、別々に用意してあるのが
一般的であり、ウェハの一のレジスト層の全面にパター
ンを形成した後、ウェハを鏡筒から取り出し、エッチン
グ等を行っている間に、次のレジスト層に形成するパタ
ーンに対応した別のBAAチップと交換される。
意開口151(161)と、ピクセル群とを、併せて有
する構成としてもよい。
記第2の発明になる任意形状開口型BAチップを使用し
てなる電子ビーム露光装置に係るものである。
ーム露光装置180を示す。
除いて、図1の電子ビーム露光装置30と同じ構成であ
り、図13中、図1に示す構成部分と対応する部分には
同一符号を付し、その説明は省略する。
ビームの偏向方向が、BAAチップ毎に異なることに伴
って、ブランキング電極装置181は、図14に示す構
造としてある。
る位置関係で配された第1,第2の電極182,183
と、これらに対向する第3の電極184とを有する。
ンキング制御信号発生回路54と電気的に接続してあ
る。
よれば、第1,第2の電極182、183への電圧の印
加の仕方によって、電子ビームを偏向させる方向を自由
に変えることが可能となる。
ば、ブランキング電極装置181による電子ビームを偏
向させる方向を指定する。
0の動作について説明する。
を使用して、第1層を露光し、次に図11のBAAチッ
プ160を使用して第2層を露光する場合を、例にとっ
て説明する。
示すように装着する。
が、図12中、矢印170で示す方向である旨を入力す
る。
(A)に示す階段状の信号aがサブデフレクタ43に出
力される。
は、図16(B)に示すブランキング信号bが出力さ
れ、図14の電極182,183に加えられ、電子ビー
ムは、図12中、矢印180で示すように矢印170と
同じ方向に偏向される。これにより、電子ビームはラウ
ンドアパーチャ45の中央の孔45aより更に離れる方
向に振られ、電子ビームの漏れは効果的に防止される。
ビーム・オン/オフ信号が出力され、電極152に対し
て、図16(C)に示すオン信号cが加えられ、電極1
53に対して、図16(D)に示すオン信号dが加えら
れる。
ック露光と同様に露光が行われ、図17(A)に示すパ
ターン190が形成される。同図中、破線はつなぎ部分
である。
と、ウェハを取り出して現像処理工程に送ると共に、B
AAチップ150を取り外し、図11のBAチップ17
0を装着する。このBAチップの交換は、図1の装置の
場合と同様に行う。
が、図12中、矢印171が示す方向に変更された旨を
入力する。
御信号発生回路54、ビーム・オン/オフ信号を発生器
52を上記と略同じく動作させる。
1によって、図12中、矢印187で示すように、矢印
171と同じ方向に振られ、電子ビームの漏れは効果的
に防止される。
(B)に示すようパターン191が形成される。
よれば、パッドを針先に押し付けたり、パッドを針先か
ら離したりするだけでよいため、チップの制御装置との
電気的接続及びその解除を、鏡筒の内部において円滑に
且つ安定に行うことが出来る。従って、更に移動手段を
有することによって、ブランキングアパーチャアレイチ
ップの交換を行うことが出来る。
性が優れた電子ビーム露光装置を実現出来る。
が電気的に接続されたことを確認することによって、チ
ップが外部からみることのできない鏡筒内の所定の位置
に正常に装着されたことを確認することが出来る。
数種類のパターンを露光できるため、従来のクロック露
光用チップに比べて、一のチップに基づいて、数倍多く
の形状のパターンを作り出すことが出来る。しかも、従
来のブロック露光用チップにいてはパターンの切り換え
を電子ビームを偏向させて数msecかけて行っている
のに対して、パターンの切り換えは電極への信号の加え
方を変えるだけでよいため、msecに比べて相当に短
いnsecのオーダで行うことが出来、パターンの形成
する作業のスループットを向上させることが出来る。
露光方式に比べて、ウェハに対する露光を短時間で行う
ことが出来、またピクセル群のBAA露光方式に比べて
より精密なパターンを露光することが出来る露光装置を
実現できる。
プの種類に、関係なく、任意開口を通過した電子ビーム
を確実に遮蔽出来、電子ビームの漏れを確実に防止する
ことが出来る。
ーチャアレイ方式の電子ビーム露光装置の全体構成図で
ある。
して示す斜視図である。
ある。
ジ装置の拡大縦断面図である。
ある。
BAAチップを示す図である。
るパターン形状を示す図である。
型BAAチップを示す図である。
偏向の方向を説明する図である。
パーチャアレイ方式の電子ビーム露光装置の全体構成図
である。
ある。
電気的接続状態を示す図である。
方式電子ビーム露光装置のブランキングアパーチャアレ
イチップの部分を示す図である。
光装置 31 鏡筒 32 サブチャンバ 33 制御装置 34 電子銃 35 ウェハ用ステージ 36〜41 収束用レンズ 42 メインデフレクタ 43 サブデフレクタ 44 ブランキング電極装置 45 ラウンドアパーチャ 46 プローブ装置 47 BAAチップ用ステージ装置 48 BAAチップ 50 CPU 51 メモリ 52 ビーム・オン/オフ信号発生器 53 走査信号発生器 54 ブランキング制御信号発生器 55 入力装置 60,61 ロッドロック扉 62 真空ポンプ 70 ウェハ 71 電子ビーム 72 オフ・ビーム 73 オン・ビーム 80 基板 81 プローブ支持リング 82 プローブ 82a 針部 83 パッド 84 配線パターン 86 電線 87,88 壁部 89 部分 90,91 真空シール部材 92,93 プローブ 92a,92b 針部 94 BAAチップ装着検出回路 100 基台 101 フレーム 102a,102b ガイドロッド 103 Xステージ 104 Xステージ移動機構 105 軸受部材 106 軸 107 ホルダ支持部 108 Zステージ 109 ばね 110 昇降機構 111 ラック 112 ピニオン 113a,113b 回転軸 114 BAAチップ用ホルダ 115a BAA用チップ支持部 115b 係止部 120 挿抜治具 121 棒 122 係止部 130 基板 130a〜130d 辺 130e〜130h コーナ 131 ピクセル 132 アクティブ電極 133 グランド電極 134 パッド 135-1 第1の行 135-2 第2の行 135-3 第3の行 135-4 第4の行 136 配線パターン 137-1〜137-3 BAAチップ装着確認パッドパタ
ーン 140 つなぎ部 141 被把持部 150,160 BAAチップ 151 略C字状の開口 152,153,162,163 電極 155-1〜155-4 露光パターン 161 ジグザグ形状開口 170,171 偏向の方向を示す矢印 180 電子ビーム露光装置 181 ブランキング電極装置 182 第1の電極 183 第2の電極 184 第3の電極 185 入力装置 190,191 パターン
Claims (5)
- 【請求項1】 複数のピクセル及び電極を有するブラン
キングアパーチャアレイチップを、鏡筒の外部の制御装
置と電気的に接続された状態で、該鏡筒の内部に取り付
けて使用する電子ビーム露光装置において、 上記ブランキングアパーチャアレイチップを、パッド
(134)を周囲に沿って配した構成とすると共に、 上記鏡筒の内部に、 上記制御装置と電気的に接続された、多数のプローブ
(82)が多数放射状に配されたプローブ手段(46)
と、 上記ブランキングアパーチャアレイチップを、上記パッ
ドが上記プローブの先端の針先に押し当たる装着位置
(S2 )と、鏡筒の外部へ取り出しを可能とする位置
(S1 )との間で移動させる移動手段(47)とを有す
る構成としたことを特徴とする電子ビーム露光装置。 - 【請求項2】 二つのプローブを備えた、ブランキング
アパーチャアレイ装着検出手段(92,93,94)を
更に有し、 上記ブランキングアパーチャアレイは、コーナ部分に、
上記二つのプローブの針部に対応する位置関係で配され
た二つのパッド部(138,139)と、この二つのパ
ッド部をつなぐつなぎ部(140)とを有する装着確認
用パッドパターン(137-1〜137-3)を有する構成
としたことを特徴とする請求項1記載の電子ビーム露光
装置。 - 【請求項3】 基板(130)と、 該基板に形成してある任意形状の開口(151,16
1)と、 該基板に、上記開口の一部に臨んで形成してある電極
(152,153,162,163)と、 該電極と電気的に接続されており、上記基板の周囲に沿
って並んだ多数のパッド(134)とよりなる構成とし
たことを特徴とするブランキングアパーチャアレイチッ
プ。 - 【請求項4】 基板(130)と、 該基板に形成してある任意形状の開口(151,16
1)と、 該基板に、上記開口の一部に臨んで形成してある電極
(152,162)と、 該電極と電気的に接続されており、上記基板の周囲に沿
って並んだ多数のパッド(134)とよりなるブランキ
ングアパーチャアレイチップ(150,160)を使用
する電子ビーム装置であって、 鏡筒(31)と、 鏡筒の内部に設けてあり、多数のプローブ(82)が放
射状に配されたプローブ手段(46)と、 該プローブと電気的に接続されており、鏡筒の外部に設
けられた制御手段(33)と、 該鏡筒の内部に設けてあり、上記ブランキングアパーチ
ャアレイチップを、上記パッドが上記プローブの先端の
針先に押し当たる装着位置(S2 )と、鏡筒の外部へ取
り出しを可能とする位置(S1 )との間で移動させる移
動手段(47)と、 上記ブランキングアパーチャアレイチップの上記任意形
状開口を通過した電子ビームをステップ的に偏向させる
手段(43,53)とを有する構成としたことを特徴と
する電子ビーム露光装置。 - 【請求項5】 装着されたブランキングアパーチャアレ
イチップに対応して、 上記ブランキングアパーチャアレイチップの上記任意形
状開口を通過した電子ビームを、遮蔽が確実である方向
に偏向させるブランキング手段(44)を更に有する構
成としたことを特徴とする請求項4記載の電子ビーム露
光装置。
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