JP3255138U - カップ - Google Patents
カップInfo
- Publication number
- JP3255138U JP3255138U JP2026000151U JP2026000151U JP3255138U JP 3255138 U JP3255138 U JP 3255138U JP 2026000151 U JP2026000151 U JP 2026000151U JP 2026000151 U JP2026000151 U JP 2026000151U JP 3255138 U JP3255138 U JP 3255138U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cup
- corners
- side wall
- wall portion
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Table Devices Or Equipment (AREA)
Abstract
【課題】口の周りを汚すことなく、上品に飲用することができるカップを提供する。
【解決手段】カップ1は、底部2と、底部の周縁から上方へ立設された側壁部3と、側壁部によって形成される上端開口部4と、側壁部の外面に設けられた把手部5とを備える。側壁部は、少なくとも上端開口部を含む上部領域において、その水平断面形状が4つの角部C1~C4とこれらの角部をつなぐ4つの辺部S1~S4とを有する略四角形状をなしている。把手部は、4つの角部のうちのいずれか1つの外面から突出するように設けられている。これにより、把手部を把持した際に、隣接する角部が飲み口として機能し、飲料の流れを絞って飲用することが可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】カップ1は、底部2と、底部の周縁から上方へ立設された側壁部3と、側壁部によって形成される上端開口部4と、側壁部の外面に設けられた把手部5とを備える。側壁部は、少なくとも上端開口部を含む上部領域において、その水平断面形状が4つの角部C1~C4とこれらの角部をつなぐ4つの辺部S1~S4とを有する略四角形状をなしている。把手部は、4つの角部のうちのいずれか1つの外面から突出するように設けられている。これにより、把手部を把持した際に、隣接する角部が飲み口として機能し、飲料の流れを絞って飲用することが可能となる。
【選択図】図1
Description
本考案は、コーヒーや紅茶などの飲料を飲用するために用いられるカップに関し、特に、上端開口部の形状および把手部の配置に関する。
従来、この種のカップとしては、図4に示すような概ね有底円筒状の形状を有するものが広く普及している。カップ100は、側壁部103の水平断面形状および上端開口部104が円形であり、概ね円筒状の側壁部103の外側面にC字状や耳型状の把手部(取手)105が設けられている。
上記従来のカップ100で飲用する場合、使用者は、把手部105が設けられている位置から約90度ずれた位置の縁部(リム)に口を付けてカップを傾ける。この際、カップの縁部は一定の曲率半径を有する円弧状であるため、カップを傾けることにより、飲料は縁部のカーブに沿って横方向に広がりながら使用者の口内へ流入する。
そうした場合、図4に示すような曲率半径の大きいカップ100では、飲み口における飲料の流れ幅が広くなり易いため、カップを勢いよく傾けた場合や、カップ内の飲料の量が多い場合などに、飲料が上唇の左右両端やその周辺(いわゆる口角付近)にまで接触して濡れてしまうことがあった。
このように口の周りが広く濡れてしまうことは、単に不快感を与えるだけでなく、特に口紅をしている使用者にとっては化粧崩れの原因となったり、あるいは、飲料をこぼさないように口で受け止めるために、飲用中に口元が大きく開いて見えたりして、上品に飲用することが難しいという課題があった。
本考案は、上記事情に鑑みて、飲用時に飲み口における飲料の流れ幅が横方向に大きく広がることを抑制して、口の周りを汚すことなく、あるいは口元を大きく開くことなく、上品に飲用することができるカップを提供することを目的とする。
本願請求項1の考案は、底部と、前記底部の周縁から上方へ立設された側壁部と、前記側壁部によって形成される上端開口部と、前記側壁部の外面に設けられた把手部とを備えたカップにおいて、前記側壁部は、少なくとも前記上端開口部を含む上部領域において、その水平断面形状が4つの角部とこれらの角部をつなぐ4つの辺部とを有する略四角形状をなし、前記把手部は、前記4つの角部のうちのいずれか1つの外面から突出するように設けられていることを特徴としている。
本願請求項2の考案は、前記4つの角部は、それぞれ外方に膨出する曲面状に形成されていることを特徴としている。
本願請求項3の考案は、前記4つの角部のうち前記把手部が設けられた角部に隣接する2つの角部は、それぞれの角部を形成する曲率半径の大きさが互いに異なることを特徴としている。
本願請求項4の考案は、前記4つの辺部は、それぞれ外方または内方に湾曲しており、前記水平断面形状が全体として木瓜状または花弁状をなしていることを特徴としている。
本願請求項5の考案は、前記側壁部は、前記上端開口部から下方に向かうに伴って、その水平断面形状が前記略四角形状から円形状または楕円形状に漸次変化しており、前記底部における水平断面形状が、略円形または略楕円形をなしていることを特徴としている。
本願考案の構成によれば、使用者が把手部を把持してカップを持ち上げると、把手部が設けられた角部と隣接する位置にある角部が自然と使用者の口元に向くことになる。当該角部は、従来の円形状のカップの縁部に比べて曲率半径が小さく、尖っている、あるいは狭い範囲で湾曲しているため、カップを傾けた際に飲料が横方向に広がらず、両側の傾斜面でガイドされるように集束して流れる。これにより、使用者は口を大きく横に広げる必要がなく、口の周りを濡らすことなく飲用することが可能となる。
以下、本考案の一実施形態であるカップについて添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1および図2は、本考案の一実施形態に係るカップ1を示す。カップ1は、陶磁器、ガラス、合成樹脂、または金属等で形成された液体容器であり、底部2と、底部2の周縁から上方に向けて立設された概ね筒状の側壁部3と、側壁部3の外側面に設けられた把手部5とを備えている。
側壁部3は、下端(底部2との接続部)から上端に向けて徐々に断面積が拡大するように形成されるとともに、上端において飲料を注ぐための上端開口部4を形成している。図1に示すように、側壁部3は、少なくとも使用者の口が触れる上端開口部4付近において、水平断面形状が略矩形状(略四角形状)をなしている。この水平断面形状は、第1~第4の4つの角部C1,C2,C3,C4と、これらの角部の間をつなぐ4つの辺部S1,S2,S3,S4と、によって構成されている。
4つの辺部S1~S4は、それぞれ外方に膨らむように湾曲した曲線を描いている。また、4つの角部C1~C4は、鋭角ではなく、それぞれ外方に膨出する曲面状をなすように、滑らかな円弧状(R形状)に形成されている。これにより、カップ1の全体的な平面形状は、いわゆる木瓜(もっこう)状、またはクッション状を呈しており、柔らかな美観と口元の当てがい易さを兼ね備えている。なお、図1および図2に示す実施形態においては、4つの角部C1~C4の曲率半径は、すべて概ね均一(同一の大きさ)に形成されている。
カップ1の各部の寸法は、把持しやすさや安定性を考慮して以下のように設定されている。具体的には、底部2の形状は一辺が約6.5cmの略正方形であり、上端開口部4の形状は一辺が約7cmの略正方形に形成されている。また、本考案の重要な特徴として、カップ1の高さ寸法(底部2から上端開口部4までの垂直距離)は、上記水平方向の寸法に対して比較的低く、具体的には約5cmに設定されている。これにより、カップ1全体として安定感のあるずんぐりとした形状(低重心な形状)をなしている。
把手部5は、4つの角部のうちのいずれか1つ(本実施形態では図1中の右側の角部C1)の外面から、さらに外方に向けて右真横方向に突出するように設けられている。把手部5は、使用者が指を掛けて把持しやすい形状(例えばU字状、C字状や耳型状)に形成されている。なお、カップ1は、それと形状を合わせた略正方形のソーサー(カップ受け皿)6に載せた状態で使用することができる。ソーサー6は、その一辺の長さがカップ1の底部2の一辺の長さの約2倍(約13cm)に設定されており、安定感のある美観を呈している。ソーサー6は、カップ1と同様に、4つの辺部がそれぞれ外方に膨らむように湾曲した曲線を描いており、4つの角部は、鋭角ではなく、それぞれ外方に膨出する曲面状をなす滑らかな円弧状に形成されている
上記カップ1を用いて使用者が飲用する際の作用について説明する。使用者が左右の一方の手で把手部5を把持して持ち上げると、把手部5が設けられた角部C1に対して90度位置にある角部C2またはC4が、自然と使用者の口元に対面することになる。これらの角部は、辺部S1等に比べて曲率半径が小さく、幅の狭い範囲で突出した形状となっている。そのため、使用者が角部C2またはC4に口を付けてカップを傾けると、内部の飲料は幅狭の角部C2またはC4の内面に沿ってガイドされて、幅広になることなく、細く集束した状態で流れ出てくる。これにより、使用者は口を大きく横に広げることなく、スムーズかつ上品に飲料を摂取することができ、口元の汚れが防止され、口角から液だれすることもない。
(上記実施形態の変形例)
上記実施形態の一変形例について、図3を参照しながら説明する。図3のカップ1´は、基本的な構成は上記実施形態のカップ1と同様であるが、角部の曲率半径の設定が異なっている。具体的には、把手部5が設けられた角部C1に隣接する2つの角部C2(図中の上方)および角部C4(図中の下方)において、それぞれの角部を形成する曲率半径の大きさが互いに異なるように形成されている。
上記実施形態の一変形例について、図3を参照しながら説明する。図3のカップ1´は、基本的な構成は上記実施形態のカップ1と同様であるが、角部の曲率半径の設定が異なっている。具体的には、把手部5が設けられた角部C1に隣接する2つの角部C2(図中の上方)および角部C4(図中の下方)において、それぞれの角部を形成する曲率半径の大きさが互いに異なるように形成されている。
カップ1´では、一方の角部C2の曲率半径を比較的小さく(鋭く)設定し、他方の角部C4の曲率半径を比較的大きく(緩やかに)設定している。これにより、使用者の好みや飲料の種類に応じて、飲み口の形状を選択することが可能である。例えば、使用者が右手で把手部5を持った場合には、曲率半径の大きい角部C4が口元に向けられるため、比較的広い水流でゆったりと飲むことができる。逆に左手で把手部5を持った場合には、自然と曲率半径の小さい角部C2が口元に向けられるため、細い水流で少しずつ飲むことができる。
上記のとおり、上記変形例のカップ1´によれば、把手部5を左右の手で持ち替えることにより、飲み口のフィット感や飲料の流量感を使用者の好みに応じて選択することができる、より機能性に富んだカップを提供することができる。
また、上記実施形態では、4つの辺部S1~S4が外方に膨らんで、水平断面形状が木瓜状を成す場合について説明したが、本考案はこれに限定されない。図示は省略するが、他の変形例として、4つの辺部S1~S4がそれぞれ内方に湾曲する形状を採用してもよい。これにより、水平断面形状は、全体として花弁状または十字状をなすことから、外観デザインのバリエーションを拡充することができる。このように辺部を内方へ湾曲させた場合であっても、4つの角部C1~C4は相対的に外方へ突出した状態となるため、上記実施形態と同様に、角部を飲み口として使用することで、飲料の横広がりを抑制する効果を奏することができる。
さらに、側壁部3の垂直方向の形状変化についても、種々の構成を採用し得る。例えば、上端開口部4においては上述した略矩形状(木瓜状や花弁状)を維持しつつ、そこから下方の底部2に向かうに連れて、水平断面形状を略矩形状から徐々に円形状または楕円形状へと変化させるようにしてもよい。
この構成によれば、底部2における水平断面形状は、略円形または略楕円形をなすことになる。これにより、カップ1の載置安定性を高めることができるとともに、従来のろくろ成形等の製造技術を底部付近に応用し易くなるという製造上の利点がある。また、上部の角ばった印象と下部の丸みを帯びた印象が融合することにより、デザイン的にも優れた外観を得ることができる。
以上、本考案の実施の形態について説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。例えばカップの素材や大きさ、把手部の具体的な形状等は用途に応じて適宜変更可能である。
1 カップ
1´カップ(変形例)
2 底部
3 側壁部
4 上端開口部
5 把手部
6 ソーサー
C1、C2、C3、C4 角部
S1、S2、S3、S4 辺部
100 従来のカップ
103 側壁部
104 上端開口部
105 把手部
1´カップ(変形例)
2 底部
3 側壁部
4 上端開口部
5 把手部
6 ソーサー
C1、C2、C3、C4 角部
S1、S2、S3、S4 辺部
100 従来のカップ
103 側壁部
104 上端開口部
105 把手部
Claims (5)
- 底部と、前記底部の周縁から上方へ立設された側壁部と、前記側壁部によって形成される上端開口部と、前記側壁部の外面に設けられた把手部とを備えたカップにおいて、
前記側壁部は、少なくとも前記上端開口部を含む上部領域において、その水平断面形状が4つの角部とこれらの角部をつなぐ4つの辺部とを有する略四角形状をなし、
前記把手部は、前記4つの角部のうちのいずれか1つの外面から突出するように設けられていることを特徴とするカップ。 - 前記4つの角部は、それぞれ外方に膨出する曲面状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカップ。
- 前記4つの角部のうち前記把手部が設けられた角部に隣接する2つの角部は、それぞれの角部を形成する曲率半径の大きさが互いに異なることを特徴とする請求項2に記載のカップ。
- 前記4つの辺部は、それぞれ外方または内方に湾曲しており、前記水平断面形状が全体として木瓜状または花弁状をなしていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のカップ。
- 前記側壁部は、前記上端開口部から下方に向かうに伴って、その水平断面形状が前記略四角形状から円形状または楕円形状に漸次変化しており、前記底部における水平断面形状が、略円形または略楕円形をなしていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のカップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2026000151U JP3255138U (ja) | 2026-01-20 | 2026-01-20 | カップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2026000151U JP3255138U (ja) | 2026-01-20 | 2026-01-20 | カップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3255138U true JP3255138U (ja) | 2026-03-17 |
Family
ID=99061544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2026000151U Active JP3255138U (ja) | 2026-01-20 | 2026-01-20 | カップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3255138U (ja) |
-
2026
- 2026-01-20 JP JP2026000151U patent/JP3255138U/ja active Active
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US9096358B2 (en) | Cup lid for beverages with foam | |
| US5894952A (en) | Spill-resistant cup lid with condiment funnel and stirring rod | |
| US4366914A (en) | Drinking container device with adjustable closure | |
| US20080083754A1 (en) | Method and apparatus for enhancing the sensory experience of consuming a beverage | |
| KR101456387B1 (ko) | 식품 및 음료 용기 | |
| US20070199945A1 (en) | Low cost spill-resistant cup | |
| US20080083766A1 (en) | Wine goblet | |
| US9962022B2 (en) | Collapsible, flow-restricted, controlled-pour pitcher for brewing coffee | |
| WO2016038568A1 (en) | A disposable lid | |
| JP3255138U (ja) | カップ | |
| EP2608702A1 (en) | A guard for a drinking vessel | |
| KR20090095211A (ko) | 개구부 테두리의 높이가 상이한 컵 | |
| TWM586090U (zh) | 水壺 | |
| JP7343913B2 (ja) | グラス | |
| KR200493052Y1 (ko) | 컵 뚜껑 | |
| KR200415585Y1 (ko) | 경사진 컬링부를 갖는 종이컵 | |
| JP2017136272A (ja) | ピッチャー | |
| US20210289965A1 (en) | Multifunctional beverage receptacle | |
| JP3133821U (ja) | 容器 | |
| CN213169114U (zh) | 一种茶隔 | |
| JP6958881B2 (ja) | ピッチャー | |
| CN209667744U (zh) | 用于饮料杯的杯盖 | |
| JP3169695U (ja) | 喫飲用食器 | |
| KR20210071705A (ko) | 미니 종이컵 | |
| TW202543529A (zh) | 飲用方法練習用飲料容器 |