JP3254537B2 - ステ−キ等のコンベア式連続型グリル - Google Patents

ステ−キ等のコンベア式連続型グリル

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JP3254537B2
JP3254537B2 JP06333693A JP6333693A JP3254537B2 JP 3254537 B2 JP3254537 B2 JP 3254537B2 JP 06333693 A JP06333693 A JP 06333693A JP 6333693 A JP6333693 A JP 6333693A JP 3254537 B2 JP3254537 B2 JP 3254537B2
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栄一 鈴木
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株式会社宮
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄板皿ごとステ−キ、
ハムバ−ク等をコンベア式により画一的且つ効率的に焼
き上げる連続型グリルに関する。
【0002】
【従来技術】鉄板皿ごとステ−キ、ハムバ−ク等を焼き
上げる手段としては、一般的に固定グリルが使用され、
熟練調理人の腕と勘に頼っている。そのため新米の調理
人の場合には焼きむら、焼き過ぎなどを生じ、また調理
人の個人差により焼き具合が異なるなど味の不統一によ
る顧客の不満を招き、引いては店の信用に影響すること
にもなりかねなかった。なお効率性もよくなかった。本
発明者は、これまでに鉄板皿ごとステ−キ、ハムバ−ク
等を焼き上げる手段としてのコンベア式グリルを見たこ
とがない。仮にあったとしても本発明のような総合的配
慮をめぐらした画一的且つ効率的に焼き上げる連続型グ
リルはないものと確信する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のこの
ような事情から、鉄板皿ごとステ−キ、ハムバ−ク等を
焼き上げるグリルについて、これまでの熟練作業者の腕
と勘によっていた固定グリルに替わり、コンベア式によ
り画一的且つ効率的に焼き上げる連続型グリルを提供し
ようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、一端に鉄板皿Dの挿入シュ−ト3を他端
に仕上り台4を備えた幅方向に長い機枠1に焼台搬送コ
ンベア2を架設する。そして該コンベア2内には、流れ
方向を数区画に分けた上向きのガスコンロ5、を備える
とともに鉄板皿D内のラ−ド等吸引ノズル装置7を備え
る。そしてまた前記コンベア2の流れ方向に沿う機枠1
側の所定位置に肉載せ部位2b、肉反転部位2c、焼上
り部位2dを対応して示す標識8、9、10を付設させ
る。そしてさらに予熱部位2aを除くコンベア2の流れ
方向手前に沿ってメニュ−スライダ−11を設けてステ
−キ等のコンベア式連続型グリルを構成する。 上記
中、焼台搬送コンベア2は、機枠1の奥行方向に、速度
を異にする複数条のコンベア2、2を架設する態樣も考
えられる。
【0005】
【作用】今、本発明グリルによって、鉄板皿ごとステ−
キ等を焼く場合について説明すると、まず電源スイッチ
を入れて、コンベア2を回転始動させる。回転速度は対
象物によって異なるが、例えばステ−キの場合には毎分
330mm、ハムバ−クの場合には毎分215mmのよ
うに遅速を変える。なおコンベア2が数条架設されてい
る場合には、夫々の速度を遅速一定にしておくことによ
り対象物ごとに専用のコンベアとすることができる。そ
して各区画ごとのガスコンロ5を点火する。その点火度
は各区画ごとに異なるものとする。例えばステ−キにつ
いては、挿入シュ−ト3に続く予熱部では150゜C、
肉載せ部位では210゜C、肉反転部位では130゜
C、焼上り部位では180゜Cのように。
【0006】さて、作業に当っては、コンベア2の幅方
向に二人の調理人が並び、まずウエイタ−乃至ウエイト
レスから預ったメニュ−カ−ドKを、肉載せ部位2bに
相当するメニュ−スライダ−11部位に挟込む。そして
一人が挿入シュ−ト3へ空の鉄板皿Dを適宜載せなが
ら、予熱部位2aを通過して肉載せ部位2bに到達した
鉄板皿Dの上に肉を載せる。この場合、例えば焼き具合
が「ウエルダン」のときは、肉載せ部位2bに付設した
一番手前の標識8(図1で黒塗りの標識)のところで肉
載せをする。そして該当メニュ−カ−ドKを中間の肉反
転部位2cの位置までずらし送る。さて、その状態で鉄
板皿Dが肉反転部位2cに到達したら、もう一人の調理
人が皿上の肉をひっくり返す。この場合、「ウエルダ
ン」標識のところで行なうことはいうまでもない。そし
て先と同様、該当メニュ−カ−ドKを最終の焼き上がり
部位2cの位置までずらし送る。最後の焼上り部位2d
付近に来たら、鉄板皿D内のラ−ド等吸引ノズル装置7
を作動させて、鉄板皿D内に溜る余分のラ−ド等の汁分
を吸い取り、さらに茹で野菜などの具を添え、終着点の
焼上り部位2dにおいて、該当メニュ−カ−ドKととも
に仕上り台4へ移し替える。この場合「ウエルダン」標
識のところで行なうことは先と同様である。ここで標識
8、9、10の、肉載せ部位2bから焼上り部位2dま
での距離関係について述べると、標識8間の距離>標識
9間の距離>標識10間の距離の関係となる。この距離
関係により「レア」、「ミデイアム」、「ウエルダン」
に焼き分ける。なおハムバ−ク等についても仕様は同じ
であり、複数条のコンベア2、2を架設する態樣におい
ては、ステ−キ、ハムバ−ク等を同時併行で調理できる
ものである。
【0007】
【実施例】1が幅方向に長い機枠で、その一端に鉄板皿
Dの挿入シュ−ト3を他端に仕上り台4を備え、また奥
行方向突当りに防熱板を12を起立させてある。そし
て、この機枠1の幅方向に無端の焼台搬送コンベア2、
2を二条架設し、各コンベア2内には、流れ方向を数区
画に分けた上向きのガスコンロ5、オイルパン6を備え
るとともに鉄板皿D内のラ−ド等吸引ノズル装置7を備
える。そしてまた、前記コンベア2、2の流れ方向に沿
う機枠1側の所定位置に肉載せ部位2b、肉反転部位2
c、焼上り部位2dを対応して示す標識8、9、10を
付設させる。この実施例においては標識8がウエルダ
ン、9がミディアム、10がレアを表示する。そしてさ
らに、挿入シュ−ト3に続く予熱部位2aを除くコンベ
ア2の流れ方向手前に沿って、メニュ−カ−ドKを肉載
せ部位2b、肉反転部位2c、焼上り部位2dへ配置、
移送するためのメニュ−スライダ−11を設けて、ステ
−キ等のコンベア式連続型グリルを構成する。
【0008】なお図中13はコンベア2の予熱部位2a
の上方に跨設した予熱ヒ−トプレ−ト、14はそのヒ−
トプレ−ト13に葛状に配設した余熱配管、15はコン
ベア2、ガスコンロ5、ラ−ド等吸引ノズル装置7の各
作動、調整を司る主制御盤である。
【0009】
【発明の効果】本発明は以上のようで、鉄板皿ごとステ
−キ、ハムバ−ク等を焼き上げるグリルについて、これ
までの熟練作業者の腕と勘によっていた固定グリルに対
し、コンベアによる連続運転方式(流れ作業)とし、し
かもその搬送過程において対象物ごとの焼き分け、焼き
度合調整が行なえるようにしたから、熟練を要しないで
効率的且つ画一的に焼き上げることが可能となり、特に
一度に大量にしかも迅速な提供を要求される大型ステ−
キ店などには有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図
【図2】正面図
【図3】側面図
【符合の説明】
1 機枠 2 焼台搬送コンベア 2a 予熱部位 2b 肉載せ部位 2c 肉反転部位 2d 焼上り部位 3 挿入シュ−ト 4 仕上り台 5 ガスコンロ 6 オイルパン 7 ラ−ド等吸引ノズル装置 8 標識 9 標識 10 標識 11 メニュ−スライダ− 12 防熱板 13 予熱ヒ−トプレ−ト 14 余熱配管 15 主制御盤

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に鉄板皿Dの挿入シュ−ト(3)を
    他端に仕上り台(4)を備えた幅方向に長い機枠(1)
    に焼台搬送コンベア(2)を架設し、該コンベア(2)
    内には流れ方向を数区画に分けた上向きのガスコンロ
    (5)を備えるとともに鉄板皿D内のラ−ド等吸引ノズ
    ル装置(7)を備え、またコンベア(2)の流れ方向に
    沿う機枠(1)側の所定位置に肉載せ部位(2b)、肉
    反転部位(2c)、焼上り部位(2d)を対応して示す
    標識(8)、(9)、(10)を付設させ、さらに前記
    挿入シュ−ト(3)に続く予熱部位(2a)を除くコン
    ベア(2)の流れ方向手前に沿ってメニュ−スライダ−
    (11)を設けたステ−キ等のコンベア式連続型グリ
    ル。
  2. 【請求項2】 機枠(1)の奥行方向に、速度を異にす
    る複数条の焼台搬送コンベア(2)、(2)が架設され
    た請求項1のステ−キ等のコンベア式連続型グリル。
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