JP3253946B2 - 情報提供/収集システム - Google Patents
情報提供/収集システムInfo
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Description
で展示物を観察中の利用者に、その展示物に関する情報
をリアルタイムで提供する情報提供/収集システムに関
する。
を鑑賞している人に対して、現在鑑賞している被鑑賞物
に関する情報を提供する自動案内装置が提案されている
(特許第2765703号公報)。
鑑賞対象の識別データを無線で出力する識別データ出力
手段と、携帯可能媒体とを備えており、識別データ出力
手段から出力された識別データを携帯可能媒体にて受信
し、受信した識別データに対応する鑑賞データを音声で
利用者に提供するものである。
た公報では、音声のみで鑑賞データを提供するため、聴
覚障害者等は、提供された情報を理解できないという問
題がある。
えば水族館の各展示物の案内を行う場合、一つの展示エ
リア内に複数の展示物が展示されていると、音声のみで
は各展示物の違いをわかりやすく利用者に提供するのが
困難であり、誤解を与えるおそれもある。
予め記憶された情報のみを利用者に提供するものであ
り、携帯可能媒体に記憶されていない情報、例えば、利
用者の個別呼び出しや同報連絡などの即時的な情報を提
供することは念頭に置いていない。
確認できなくなるため、何らかの手段で利用者の現在位
置を把握できれば便利であるが、上述した公報には、現
在位置を検出する手法やその必要性については、何ら触
れられていない。
設置されている場所付近でのみ鑑賞データの提供を行っ
ており、展示会場以外での情報の提供はいっさい考慮に
入れていない。したがって、上述した公報に開示された
技術を児童や生徒の教育用のシステムに適用しても、児
童や生徒の学習効率の向上は図れない。
ものであり、その目的は、どのような利用者に対して
も、展示物に対する情報をわかりやすく提供可能な情報
提供/収集システムを提供することにある。
とする情報や利用者に伝達すべき情報をリアルタイムに
提供可能な情報提供/収集システムを提供することにあ
る。
ために、本発明は、複数の展示物に関する情報を記録し
た記録媒体を内蔵する携帯情報機器を備え、前記携帯情
報機器は、利用者が観察中の展示物の識別情報を取得す
る識別情報取得手段と、取得した識別情報に対応する展
示物に関する情報を前記記録媒体から抽出する抽出手段
と、抽出した情報を表示装置に表示させる表示制御手段
と、を有する情報提供/収集システムであって、前記携
帯情報機器と有線または無線にてデータ通信を行う情報
蓄積処理装置を備え、前記携帯情報機器は、前記識別情
報取得手段にて取得された識別情報を前記情報蓄積処理
装置に送信する識別情報送信手段を有し、前記情報蓄積
処理装置は、前記識別情報送信手段からの識別情報に基
づいて、利用者の行動履歴情報を記録する行動履歴記録
手段と、前記行動履歴記録手段に記録された行動履歴情
報を前記携帯情報機器に送信する情報送信手段と、前記
行動履歴記録手段に記録された行動履歴に基づいて、利
用者が実際に観察した展示物に関するインターネットで
閲覧可能なホームページを自動生成するHP自動生成手
段と、を有し、前記HP自動生成手段は、利用者が観察
した展示物のうち少なくとも一部の展示物を表示する領
域を有するホームページを自動生成し、前記表示制御手
段は、前記情報送信手段から送信された行動履歴情報を
前記表示装置に表示させる。
用者の行動履歴を逐次記憶しておくため、この行動履歴
を携帯情報機器に送信することで、利用者は、自分が今
までにどの展示物を観察して、どの展示物をまだ観察し
ていないかを即座に確認でき、自分が観察したい展示物
を漏れなく観察することができる。また、利用者自身の
現在位置を簡易かつ正確に検出することができる。
記録されている情報を、利用者が現在観察中の展示物に
関する情報を表示するためだけに用いるのではなく、わ
からない用語を調べるなどの他の目的にも利用でき、記
録媒体内の情報の有効利用が図れる。
うにしたため、事前学習を踏まえて展示物の観察を行う
ことができ、展示物に関する理解をより深めることがで
きる。また、利用者が事前に登録した展示物の観察順序
と観察コースを、実際に観察する際に任意に変更できる
ようにしたため、使い勝手がよくなる。
音声ファイルの形式で識別情報記録手段に記録するた
め、識別情報記録手段として、CD-Rディスク、カセット
テープ、およびMDディスク等の市販の記録媒体を利用
できる。また、識別情報再生手段も、CDプレイヤやカ
セットテープレコーダ等の市販品が利用できる。また、
識別情報出力手段と識別情報取得手段との間では赤外線
信号を送受するため、データの取りこぼしが起きにく
く、かつコストも削減できる。
集システムについて、図面を参照しながら具体的に説明
する。以下では主に、水族館に展示されている各展示物
に関する情報を提供する例について説明する。
ムの一実施形態のブロック図である。図1の情報提供/
収集システムは、水族館の各展示物の近傍に設置される
位置情報出力部1および位置情報記憶部2と、位置情報
出力部1から出力された位置情報を受信する位置情報取
得部3と、本装置の利用者が携帯する携帯情報機器4
と、携帯情報機器4との間で無線通信を行うサーバ装置
(情報蓄積処理装置)(以下、単にサーバと呼ぶ)5と
を備えている。
別データを記憶する。識別データは例えばCD-R(CD-Reco
rdable)ディスクに書き込まれており、各展示物ごとに
それぞれ別個のCD-Rディスクが設けられる。CD-Rディス
クに書き込まれる識別データは、例えば、連続した3桁
のトーン信号(DTMF)を繰り返し再生して生成される音声
ファイルである。なお、CD-Rディスクの代わりに、他の
記録媒体、例えばカセットテープやMD(Mini Disc)デ
ィスク等を用いてもよい。
声ファイルを再生可能な汎用のCDプレイヤ(CD-ROM装
置でもよい)と、CDプレイヤで再生した音声信号を赤
外線信号に変換する汎用の赤外線トランスミッタとを有
する。音声信号を赤外線信号に変換する方式は特に問わ
ないが、例えば、周波数変調方式が用いられる。なお、
CDプレイヤ以外の他の再生機、例えばカセットテープ
レコーダやMD再生機等を用いてもよい。
コンピュータや電子手帳等の表示装置を内蔵したPDA
(Personal Digital Assistants)機器である。携帯情報
機器4には、位置情報出力部1から出力された赤外線信
号を受光する位置情報取得部3が取り付けられるか、あ
るいは内蔵される。位置情報取得部3は、例えば汎用の
赤外線レシーバで構成される。赤外線レシーバは、赤外
線トランスミッタとともにセットになって市販されてお
り、このようなセットを用いてもよい。
する詳細情報を記憶したコンテンツ記憶部11と、赤外
線ドライバで受信された赤外線信号に基づいて、利用者
の現在位置を検出する位置情報検出部(識別情報取得手
段)12と、検出された現在位置に対応する詳細情報を
コンテンツ記憶部11から選択するコンテンツ選択部
(抽出手段)13と、選択された詳細情報を表示装置1
4に表示させる表示制御部(表示制御手段)15とが設
けられている。
ータのみでも、あるいは、静止画や動画等の画像データ
を含んでいてもよいが、展示物の数が多い場合にはデー
タ量が膨大になるため、ハードディスク等の大容量記録
媒体に記録するのが望ましい。
バ5と無線通信を行うための無線通信部(識別情報送信
手段)16と、サーバ5から送られてきた利用者の行動
履歴を取得する行動履歴取得部(行動履歴情報要求手
段)17と、サーバ5から送られてきた利用者へのメッ
セージを取得するメッセージ取得部18と、コンテンツ
記憶部11に記憶されている任意の情報を表示装置14
に表示させる指示を行う情報表示指示部(情報表示指示
手段)19とが設けられている。
汎用のOS(Operation System)上で動作するウェブブラ
ウザ画面内の選択ボタンで実現される。
情報や、メッセージ取得部18で取得されたメッセージ
は、表示制御部15の制御により、表示装置14に表示
される。
通信を行うための無線通信部(情報送信手段)21と、
利用者の認証処理等を行う利用者情報処理部22と、利
用者情報を記憶する利用者情報記憶部23と、利用者の
行動履歴を記憶する行動履歴記憶部(行動履歴記憶手
段)24と、メッセージを入力するメッセージ入力部
(メッセージ送信手段)25とを有する。サーバ5は、
インターネット7に接続可能とされており、インターネ
ット7を介して、利用者に関する種々の情報を入手する
とともに、利用者に種々の情報を提供する。
使用する利用者コンピュータ8が接続されている。利用
者は、利用者コンピュータ8を介してインターネット7
に接続し、水族館のホームページにアクセスして事前学
習や事後学習を行う。
報機器4とサーバ5との間に無線信号を中継する通信中
継部6を設けているが、携帯情報機器4とサーバ5との
距離が離れていなければ、通信中継部6を省いてもよ
い。
展示物について、利用者が三段階に分けて学習を行うこ
とを念頭に置いている。すなわち、水族館を訪れる前に
事前学習を行う段階と、その学習結果を踏まえて水族館
で実際に展示物を見学しながら学習を行う段階と、水族
館での見学結果を踏まえて事後学習を行う段階とを用意
している。これら三つの学習段階を経ることで、水族館
の各展示物に関する理解を深めることができ、利用者の
新たな興味の引き起こしにもつながる。
外の場所(例えば、自宅等)で行うものであり、上述し
た利用者コンピュータ8を用いてインターネット7に接
続し、水族館のホームページにアクセスして学習を行
う。
すフローチャートである。図2のフローチャートは、利
用者コンピュータ8が行う処理手順とサーバ5が行う処
理手順の両方を含んでいる。図2では、利用者コンピュ
ータ8が行う処理については「利用者側」と記載し、サ
ーバ5が行う処理については「サーバ側」と記載してい
る。
インストールされているワールド・ワイド・ウェブ(以
下、WWW)ブラウザを起動してインターネット7に接
続し、所定のホームページにアクセスする(ステップS
1)。このホームページの情報は、図1のサーバ5内に
格納しておいてもよいし、あるいは、別個のウェブ・サ
ーバ5内に格納してもよい。
D(およびパスワード)入力領域に利用者が入力したI
D(およびパスワード)を取得する(ステップS2)。
次に、サーバ5は、取り込んだIDを予め登録されたI
Dと比較して、正規の登録ユーザか否かを判定する(ス
テップS3)。
ピュータ8の表示装置にエラーメッセージを表示した後
(ステップS4)、ステップS2の処理に戻る。なお、
利用者が新規のID登録を行うことを希望する場合に
は、ステップS2の処理に戻る前に、IDの登録手続き
を行うようにしてもよい。
判定されると、次に、サーバ5は、事前学習か事後学習
かを判定する(ステップS5)。ここでは、行動履歴記
憶部24に利用者の行動履歴情報が記憶されていなけれ
ば事前学習と判断する。
ンピュータ8に利用者名と事前コンテンツを順番に表示
する(ステップS6)。ここで、事前コンテンツとは、
事前学習の具体的な内容を指し、例えば、水族館に来園
時に利用者が選択可能な複数の見学コースを表示する。
スを取得する(ステップS7)。次に、サーバ5は、利
用者が選択した見学コースを表示させ、変更がないか利
用者に確認を求める(ステップS8)。変更があればス
テップS7の処理を繰り返し行い、変更がなければ、選
択した見学コースを利用者情報に登録する(ステップS
9)。ここで、利用者情報とは、各利用者に固有の種々
の情報であり、例えば、利用者名、ID、および利用者
が選択したコースなどが含まれる。
た場合には、利用者コンピュータ8は利用者固有のホー
ムページを自動生成してその内容を表示する。このホー
ムページには、利用者の名称と、利用者が見学した展示
物の情報が利用者が実際に見学した順序で表示される
(ステップS10)。
テップS3の処理が認証手段に対応し、ステップS9の
処理が事前学習結果保存手段に対応する。
ページの一例を示す図である。図示のように、ホームペ
ージの先頭付近には、利用者の名称が表示され、その下
に、見学した展示物の情報が見学した順序で写真入りで
表示される。表示された情報は、図中の「上の写真を保
存したい」と記載されたチェックマークC1、および
「上の文章を保存したい」と記載されたチェックマーク
C2の少なくとも一方をチェックした後に、保存ボタン
B1をクリックすることにより、個別に保存可能であ
る。このように、利用者が関心を持ったものだけを保存
できるため、効率的な復習が可能になる。
示される。この目次情報には、見学時刻と見学した展示
物の名称が表示され、名称部分にはリンクが張られてい
る。この名称部分をクリックすると、その情報が画面右
側に表示される。
3のようなホームページを見ることで、自分が実際に見
学した展示物に関する情報を再確認して理解を深めるこ
とができる。
憶されている利用者の行動履歴情報に基づいて利用者が
見学した展示物に関する情報を抽出し、抽出した情報を
用いてXML(eXtensible Markup Language)でホームペ
ージを自動生成する。
の学習の詳細内容を示すフローチャートであり、図1の
携帯情報機器4とサーバ5が行う処理手順を示してい
る。まず、利用者は、携帯情報機器4の電源をオンし
て、所定のソフトウェアを起動する(ステップS2
1)。
れたID入力領域に利用者が入力したIDを取得する
(ステップS22)。次に、携帯情報機器4またはサー
バ5は、利用者が入力したIDが正規に登録されている
か否かを判定する(ステップS23)。正規に登録され
ていなければ、携帯情報機器4の表示装置14にエラー
メッセージを表示した後(ステップS24)、ステップ
S22に戻る。
行う場合には、無線通信部16を介してサーバ5にアク
セスしてサーバ5内の利用者情報を検索し、利用者が入
力したIDが正規に登録されているか否かを確認する。
なお、サーバ5にアクセスする代わりに、携帯情報機器
4の内部に利用者の登録情報を格納しておき、その情報
と比較してもよい。
習時に選択したコースを表示し(ステップS25)、利
用者に再度コースを選択させる(ステップS26)。こ
こでは、サーバ5にアクセスしてサーバ5内の利用者情
報を検索し、利用者が事前学習時に選択したコースを取
得する。利用者は事前に選択したコースをそのまま選択
してもよいし、コースを変更してもよい。
スが事前学習時に選択したコースと同じであればそのコ
ースを選択し、異なっていればステップS26で選択し
たコースをサーバ5の利用者情報に再登録する(ステッ
プS27)。
を起動して、展示物の詳細情報を表示する画面を表示さ
せる(ステップS28)。
の見学を行う。各展示物の近傍には、赤外線トランスミ
ッタ等からなる位置情報出力部1がそれぞれ設けられて
おり、利用者が携帯する携帯情報機器4に取り付けられ
た赤外線レシーバ等からなる位置情報取得部3は、赤外
線トランスミッタ等からなる位置情報出力部1からの赤
外線信号を受信する。(ステップS29)。
12は、受信した赤外線信号を解析して、利用者の現在
位置を検出する(ステップS30)。次に、検出した現
在位置情報をサーバ5に送信する(ステップS31)。
サーバ5は、受信された現在位置情報に基づいて利用者
の行動履歴を行動履歴記憶部24に記憶する(ステップ
S32)。
部13は、ステップS30で検出された利用者の現在位
置情報に基づいて、利用者が現在見学している展示物に
関連のある情報をコンテンツ記憶部11から選択する
(図5のステップS33)。
部13は、選択した情報を表示装置14に表示する制御
を行う(ステップS34)。
に関する情報を表示装置14に表示させるだけでなく、
自分の行動履歴を表示させたり、あるいは、自分宛のメ
ッセージを表示させたりすることができる。
た場合には、サーバ5に対して自分の行動履歴に関する
情報の提供を要求する(ステップS35)。この要求を
受けたサーバ5は、利用者が正規の登録ユーザであるこ
とを確認した後、サーバ5内の行動履歴記憶部24に記
憶されている該当する行動履歴情報を携帯情報機器4に
送信する(ステップS36)。
ると、その内容を表示装置14に表示する(ステップS
37)。この表示を見ることで、利用者は、自分がどの
展示物を見学したかを確認できるとともに、次に見学す
べき展示物を確認することもでき、自分が希望するすべ
ての展示物を漏れなく見学できるようになる。また、自
分の現在位置を知ることも可能である。
メッセージを取得すると、このメッセージを利用者に向
けて送信する(ステップS38)。携帯情報機器4内の
メッセージ取得部は、サーバ5からのメッセージを受信
し、その内容を表示装置14に表示する(ステップS3
9)。
理が終了した後、利用者が表示装置14に表示されるO
Kボタンをクリックするしないにかかわらず、ステップ
S29以降の処理が繰り返し行われる。ただし、OKボ
タンをクリックした場合には、行動履歴情報またはメッ
セージの表示を終了する(ステップS40,S41)。
の要求やメッセージの提供をしない場合には、ステップ
S29以降の処理を繰り返し行う。
る任意の時点で、管理者がWWWブラウザを閉じる操作を
した場合には、サーバに終了情報を送信した後(ステッ
プS42)、WWWブラウザ画面を閉じる(ステップS4
3)。
テップS25の処理が観察順序表示制御手段に対応し、
ステップS26およびS27の処理が観察順序変更手段
に対応する。
た情報表示指示部19を操作することにより、表示装置
14に表示する内容を任意に選択することができる。例
えば表示装置14に表示された展示物の情報の中で、意
味のわからない用語があったときや、より詳しく調べた
いときに、その用語の意味を即座に調べることも可能に
なり、学習効率を向上させることができる。
展示物に対して、事前学習、来園時の学習、および事後
学習の3段階の学習を行うため、利用者(主に、児童や
生徒)の学習意欲を向上させ、かつ、自発的な学習意欲
を喚起させることができる。また、本実施形態では、展
示場所や相互の位置関係で物事を記憶するという人間の
連想記憶メカニズムを反映しているため、記憶力や理解
度の向上も図れる。
ている展示物に関する情報をリアルタイムに携帯情報機
器4に表示するため、必要な情報を的確に利用者に提供
でき、見学中の展示物に関する理解をよりいっそう深め
ることができる。
に情報を用意しておき、利用者の年齢に応じた情報を携
帯情報機器4の表示装置14に表示してもよい。このよ
うにすれば、どの年齢層の利用者にも、各展示物に関す
るわかりやすい情報を提供できる。また、携帯情報機器
4の表示装置14に情報を表示するだけでなく、スピー
カやヘッドホンから情報を音声出力してもよい。このと
き、表示装置14での表示と音声出力とを任意に選択で
きるようにすれば、使い勝手がよくなる。
の位置情報を検出できるため、館内が広くても、常に利
用者の居所を把握でき、利用者が迷子になるおそれがな
くなる。
セージを送ることができるため、例えば、集合場所や集
合時刻の変更の通知などの同報連絡や、利用者の個別呼
び出しが容易に行えるようになる。
セージを携帯情報機器4の表示装置14に表示する代わ
りに、あるいは表示するとともに、携帯情報機器4のス
ピーカやイヤホンからメッセージを音声出力してもよ
い。
報機器4は、見学中の展示物の情報を表示する目的だけ
でなく、各種情報の検索にも利用できる。また、携帯情
報機器4の記録媒体に記録された各種情報の一部または
すべてを、サーバ5が読み出せるようにしてもよい。
情報提供を行う例を説明したが、本発明は、種々の情報
提供や情報収集に適用可能である。例えば、百貨店や商
店街等の店舗での顧客管理に本発明を適用した例につい
て以下に説明する。
やPHS(Personal Handy Phone)等に対して、店舗内の
各商品の近傍に設置された位置情報出力部1と位置情報
記憶部2から、種々の情報を提供する。顧客は、携帯電
話等を介して自己のID情報を送信し、認証に成功する
と、種々の情報の提供を受けることができる。
情報出力部1等を設ける必要はなく、高価な商品、新製
品、および注目商品など特定の商品のみに位置情報出力
部1等を設けてもよい。
られた赤外線レシーバ等からなる位置情報取得部3が位
置情報出力部1からの赤外線信号を受信すると、携帯情
報機器4は、顧客が観察している商品の識別データを抽
出し、その識別データに対応する情報を表示装置14に
表示させる。また、携帯情報機器4は、その識別データ
を無線通信部16を介してサーバ5に送信する。サーバ
5は、顧客の行動履歴を顧客ごとの行動履歴情報として
記憶する。
せて商品の説明を行うようにすれば、店員が口頭で顧客
に商品の説明をする必要がなくなり、店員の数を削減す
ることができる。また、顧客も、店員に煩わされること
なく、各自のペースで表示装置14の表示を見ながらじ
っくりと商品を選択することができる。
するため、店舗側では、各顧客がどのような商品に関心
を持っているかを詳細に把握することができ、各顧客が
望む商品情報をダイレクトメールや電子メールなどで各
顧客に提供できる。これにより、店舗側は広告宣伝費用
をそれほどかけずに商品の売り上げを向上でき、また、
顧客側は必要とするものを時間をかけずに手に入れるこ
とができるようになる。
タイムに検出できるため、各顧客にメッセージを送信す
ることができ、当日限りのバーゲン情報や、各顧客への
緊急の連絡などを確実に所望の顧客に伝達することがで
きる。
けでなく、顧客の購買情報も合わせて収集するようにし
てもよい。これにより、例えば、顧客が何らかの商品を
購入した場合には、後日、その商品と併用して用いられ
るオプション商品に関する情報をダイレクトメール等で
顧客に提供することも可能になる。
れば、利用者が観察中の展示物に関する情報を利用者に
リアルタイムに提供できるだけでなく、必要に応じて利
用者が自己の行動履歴を確認できるようにしたため、自
分がすでに観察した展示物や、まだ未観察の展示物を容
易に把握することができる。これにより、自分が観察し
たい展示物が多数存在しても、それらを漏れなく、かつ
効率的に観察できるようになる。
体に記録されている情報を、現在観察中の展示物に関す
る情報を表示する目的だけでなく、わからない用語の意
味を調べたり、展示物をより詳しく調べるなどの他の目
的にも利用でき、記録媒体を有効利用できるとともに、
利用者の学習効率を向上させることができる。
うにしたため、集合場所や集合時刻の変更などの同報連
絡や、各利用者への個別連絡を簡易かつ迅速に行うこと
ができる。
形態のブロック図。
ャート。
例を示す図。
ーチャート。
Claims (6)
- 【請求項1】複数の展示物に関する情報を記録した記録
媒体を内蔵する携帯情報機器を備え、 前記携帯情報機器は、 利用者が観察中の展示物の識別情報を取得する識別情報
取得手段と、 取得した識別情報に対応する展示物に関する情報を前記
記録媒体から抽出する抽出手段と、 抽出した情報を表示装置に表示させる表示制御手段と、
を有する情報提供/収集システムであって、 前記携帯情報機器と有線または無線にてデータ通信を行
う情報蓄積処理装置を備え、 前記携帯情報機器は、前記識別情報取得手段にて取得さ
れた識別情報を前記情報蓄積処理装置に送信する識別情
報送信手段を有し、 前記情報蓄積処理装置は、 前記識別情報送信手段からの識別情報に基づいて、利用
者の行動履歴情報を記録する行動履歴記録手段と、 前記行動履歴記録手段に記録された行動履歴情報を前記
携帯情報機器に送信する情報送信手段と、 前記行動履歴記録手段に記録された行動履歴に基づい
て、利用者が実際に観察した展示物に関するインターネ
ットで閲覧可能なホームページを自動生成するHP自動
生成手段と、を有し、 前記HP自動生成手段は、利用者が観察した展示物のう
ち少なくとも一部の展示物を表示する領域を有するホー
ムページを自動生成し、 前記表示制御手段は、前記情報送信手段から送信された
行動履歴情報を前記表示装置に表示させることを特徴と
する情報提供/収集システム。 - 【請求項2】前記携帯情報機器は、前記情報蓄積処理装
置に対して利用者の行動履歴情報の提供を要求する行動
履歴情報要求手段を有し、 前記情報送信手段は、前記行動履歴情報要求手段からの
要求を受けて、前記行動履歴記録手段に記録された行動
履歴情報を前記携帯情報機器に送信することを特徴とす
る請求項1に記載の情報提供/収集システム。 - 【請求項3】前記HP自動生成手段は、利用者を特定可
能な情報を表示する領域と、利用者が観察した展示物を
観察した順序で表示する領域と、を有するホームページ
を自動生成することを特徴とする請求項1または2に記
載の情報提供/収集システム。 - 【請求項4】前記情報蓄積処理装置は、 利用者が展示物を実際に観察する前に展示物に関する事
前学習または事前調査を行った結果を保存する事前学習
/調査結果保存手段を有し、 前記携帯情報機器は、 前記事前学習/調査結果保存手段に保存されている展示
物の観察順序を表示させる観察順序表示制御手段と、 展示物の観察順序を変更する観察順序変更手段と、を有
することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
情報提供/収集システム。 - 【請求項5】前記携帯情報機器は、前記記録媒体に記録
された任意の情報を利用者からの指示により前記表示装
置に表示させる指示を行う情報表示指示手段を有し、 前記表示制御手段は、前記情報表示指示手段からの指示
を受けると、利用者が観察中の展示物に関する情報と前
記情報表示指示手段で指示された情報とを前記表示装置
の同一画面上に表示させることを特徴とする請求項1〜
4のいずれかに記載の情報提供/収集システム。 - 【請求項6】前記複数の展示物それぞれごとに設けられ
る識別情報記録手段、識別情報再生手段、および識別情
報出力手段を備え、 前記識別情報記録手段は、展示物を特定する識別情報を
音声ファイルの形式で記録しており、 前記識別情報再生手段は、前記識別情報記録手段に記録
された音声ファイルを繰り返し音声出力し、 前記識別情報出力手段は、前記識別情報再生手段から出
力された音声を赤外線信号に変換して発信し、 前記識別情報取得手段は、前記識別情報出力手段から発
信された赤外線信号を受信した結果に基づいて、展示物
の識別情報を認識することを特徴とする請求項1〜5の
いずれかに記載の情報提供/収集システム。
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