JP3253206B2 - インク充填方法 - Google Patents

インク充填方法

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JP3253206B2 JP00263494A JP263494A JP3253206B2 JP 3253206 B2 JP3253206 B2 JP 3253206B2 JP 00263494 A JP00263494 A JP 00263494A JP 263494 A JP263494 A JP 263494A JP 3253206 B2 JP3253206 B2 JP 3253206B2
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    • B41J2/17559Cartridge manufacturing

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクを吐出して記録
を行うインクジェット記録装置に用いられるインクを貯
留するタンクへのインク充填方法に関し、安定したイン
ク充填状態を達成できるインク充填方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録分野における記録素
子の形態として、ヘッド部と該ヘッド部に供給されるイ
ンクを貯留したインクタンク部とが一体化され装置に対
して着脱可能とされるカートリッジタイプや、一体化さ
れた状態で使用されそれぞれが独立して交換可能とされ
るカートリッジタイプなどがある。
【0003】このような構成のインクタンクは、一般に
内部に多孔質体が圧縮された状態で挿入されており、こ
の多孔質体にインクが含浸されインクが保持されてい
る。そして、多孔質体のインク保持力がヘッド部のイン
ク吐出口におけるメニスカス保持力に対してバランスす
ることで、インク吐出口からインク漏れを生ずることな
く良好なインク供給状態が達成される。
【0004】このようにインクを良好に保持する多孔質
体としては、例えばエーテル系発泡ポリウレタンが挙げ
られる。エーテル系発泡ポリウレタンは、ポリオールと
してポリエーテルポリオールを用い、これとジイソシア
ネートとを重合させ公知の方法で製造される発泡ポリウ
レタンであり、これを所定の大きさに切断し、公知の方
法によって気泡部分の膜を取り除き連続気泡とした後、
200℃前後の高温で熱プレスし、さらに収納されるイ
ンクタンク部の内容積にあわせて裁断することで所望の
多孔質体が得られる。
【0005】得られた多孔質体は、インク中に不純物が
溶出して印字品位の低下を招かないように洗浄され、乾
燥後インクタンク部内に挿入される。なお、熱プレス工
程を行わないで得られた多孔質体においては、機械的に
所定量圧縮した状態でインクタンク内に挿入することで
所定のインク保持力を備えることができる。
【0006】このような多孔質体が収納されたインクタ
ンクにインクを充填する方法としては、インクタンク内
を実質的に真空状態になるまで減圧し、減圧の解消を利
用してインクを充填していた。図1に従来のインク充填
工程の一例を示すフローチャートを示す。
【0007】図1に示されるように、ステップ1でイン
クタンク筐体を供給し(S1)、ステップ2でインクタ
ンクのヘッド部との連結部の加工を行い(S2)、ステ
ップ3でインクタンク内に多孔質体を収納し(S3)、
ステップ4でインクタンクの多孔質体の収納口に蓋をし
(S4)、ステップ5で製造されたインクタンクのリー
クをチェックし(S5)、ステップ6でインクタンク内
を減圧とし(S6)、ステップ7でインクを充填し(S
7)、ステップ8でインク充填口をシールし(S8)、
ステップ9でロット番号などが表示されたラベルを貼り
付け(S9)、ステップ10でインクタンクを包装する
(S10)工程を経てインクタンクが製造されていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように減圧状態を
利用してインクを充填する方法では、工程が繁雑となる
とともに、減圧装置が大がかりなものとなり、インクタ
ンクのコストの上昇を招くことになる。
【0009】また、多孔質体が収納されたインクタンク
内部は、多孔質体の収納の状態によって、インクタンク
内壁と多孔質体との間で両者が密着した状態の部分と、
隙間が形成された部分とが存在する場合がある。
【0010】このようにインクタンク内壁と多孔質体と
の間に隙間が存在する場合、減圧を利用してインクを充
填する方法にあっては、隙間部分にもインクが充填され
ることになる。このようなインク(以下、自由インクと
称する。)は、多孔質体によって保持されていないた
め、インクタンクからのインク漏れの原因となる。
【0011】そのため、インクを充填した後に自由イン
クを抜き取る工程が必要になるが、自由インクは、イン
クタンク内の所定の箇所に存在するものではなくインク
タンク毎に異なるため、さらにインク充填のためのイン
ク供給口の近傍に存在するとは限らずインク供給口から
最も離間した位置に存在する場合もあるため、自由イン
クだけを最適に抜き取ることが難しい。そのため、自由
インクの抜き取り操作によって多孔質体に充填されてい
たインクまでも抜き取ってしまうこととなり、多孔質体
内のインクの分布やインクの充填量にばらつきを生じる
ことになってしまう場合がある。
【0012】特に、自由インクの抜き取り操作をインク
タンクのヘッド部との連結部分側から行うような場合で
は、連結部分近傍の多孔質体に充填されていたインクが
抜き取られることになってしまう。このように連結部分
近傍の多孔質体にインクが存在しない状態となると、イ
ンクタンクからヘッドへのインクの流れが絶たれること
になってしまい、インクが満杯の状態であるにもかかわ
らずインクの供給が行われないという事態にもなりかね
ない。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するためになされたもので、自由インクの存在しな
い好適なインク充填方法を提供することを目的とする。
【0014】また、本発明は、ヘッドとインクタンクと
の連結部に良好にインクを存在させるインク充填方法を
提供することを目的とする。
【0015】さらに、本発明は、インクの充填量や分布
にばらつきの生じにくいインクの充填方法を提供するこ
とを目的とする。
【0016】さらにまた、本発明は、良好なインク充填
状態が達成されたインクタンクを提供することを目的と
する。
【0017】本発明者等は、上述の目的を達成するため
に鋭意検討した結果、インクタンクを減圧することな
く、多孔質体の変形と復元力とを利用することでインク
タンク内の多孔質体のみにインクを良好に充填すること
ができるとの知見を得た。
【0018】本発明は、上記知見に基づきなされたもの
で、記録を行うためにインクを吐出するヘッド部に供給
されるインクを貯留する多孔質体と、該多孔質体が収納
されるタンク筐体と、前記多孔質体に貯溜したインクを
前記ヘッド部へ供給するためのインク供給開口と、を備
えるインクタンクに対してインクを充填するインク充填
方法において、前記タンク筐体内に収納された前記多孔
質体を圧縮し、圧縮状態を解放した時の前記多孔質体の
復元力を利用してインクを前記インク供給開口近傍から
充填することを特徴とするものである。
【0019】また、インク充填は大気圧下で行われるこ
とを特徴とする。
【0020】多孔質体自体を圧縮変位後、圧縮状態を解
放したときのもとの形状に復元しようとする際に発生す
る負圧を利用して、多孔質体の気泡内の空気とインクと
を良好に置換できる。
【0021】この置換は、多孔質体全体で均一的に行え
るため、インクの分布性が良好で、かつ体積効率の良い
インク充填を行える。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
【0023】図2は、本発明が適用されたインクタンク
と、インクタンクが装着されるヘッド部との一例を一部
を破断して概略的に示す断面図である。
【0024】本例において、1はインクタンク、21は
ヘッド部をそれぞれ表している。
【0025】インクタンク1は、インク収納用筐体2
と、筐体2を覆い大気連通用開口5を備えた蓋部材3
と、蓋部材3の上部に取りつけられ大気連通用開口5か
らのインク漏れが外部に至らないようにバッファ室とな
る空間を有するとともにその一部に大気連通用開口5の
位置と異なる位置に大気開放口16と、記録ヘッドカー
トリッジ101に対する着脱を行う際に利用される摘み
部4aを有した上部部材4とを有している。
【0026】そして、インクタンクの底部には、記録ヘ
ッドカートリッジ101の導出管106が挿入されるイ
ンク供給開口8とその周囲に突出して設けられたリブ1
5、インク供給開口8とリブ15とを連結する傾斜部1
4a、14bを有している。また、インクタンク1の摘
み部4aが設けられた側の側面一部にはリブ12が設け
られており、記録ヘッドカートリッジ101の装着部に
設けられた切り欠き部と対応して、インクタンク1の装
着のガイドとして利用され、インクタンク1の装着の確
実性を確保している。
【0027】インクタンク1の内部は、インク吸収体6
が収納されており、インク吸収体6とインク供給用開口
8との間にはインク導出部材7が備えられている。そし
てインク導出部材7をタンク内に支持するための支持部
9がインク供給用開口8に対応して立設されている。こ
の支持部9の内面の一部にはインクタンクの内部と外部
とを連通するスリットが設けられている。
【0028】また、蓋部材3にはインク吸収体6と蓋部
材3との間に所定の空間を構成するようにリブ13と、
蓋部材3の表側には帯状凸部3aとが設けられている。
帯状凸部3aは、記録ヘッドカートリッジ101に設け
られた覆部108と係合してインクタンク1に対して上
部から下方に向かう方向の力を与えインクタンクの装着
状態を安定化させる。
【0029】さらにインクタンクの内部側面には上下に
連続したリブ11が複数設けられ、インクタンクの側面
とインク吸収体との間に所定の空間部分が形成される。
【0030】なお、このインクタンク1では、インク供
給用開口8がインクタンクの底面一方に偏って形成され
ている。そのため、インクタンクの他方の底面に対し、
インク吸収体が隙間なく付着しやすい。インクタンクの
底面に対してインク吸収体が隙間なく付着してしまうと
その部分にインクが溜りやすくなり、インクが溜った場
合には、インクタンクの姿勢によってはインク供給用開
口や、大気連通用開口から漏れでる虞がある。このよう
な不都合を改善し、インク吸収体がインクタンクの底部
に隙間なく付着することを防止するために、インクタン
ク1の底面にリブ10を設けてある。
【0031】このように、インクタンク内部にリブ10
やリブ11が存在することで(さらに支持部9にスリッ
トが存在することで)、インク供給用開口8と大気連通
用開口5が空気層で連通することになる。
【0032】このように空気層によってインクタンク内
部を外部と連通することによって、第1にインクタンク
の物流時にインク供給口を封止していたシール材を剥す
際にインク供給口からのインクの吹き出しや漏出を防止
できる。第2に印字実行時インクタンク周囲の温度が上
昇した場合でもインクを外部に押し出すことがなくな
る。第3に、特にリブ10を設けることで、インクタン
クの底にインクが滞留することがなくなり、インクの消
費効率が向上する。といった効果が得られる。
【0033】また、インクタンク1は記録ヘッドに対す
る投影面積を小さくし、かつインクの収納量を多くする
目的から、インクタンクの底部の面積を小さくし、イン
クタンクの高さを高くする、いわゆるアスペクト比を高
くすることで対応している。しかも、インクタンク1
は、インクタンク1のほぼ中間部分で段差を有してイン
クの収納容積が大きくなるように構成されている。
【0034】インクタンク1の外形の寸法は、高さ約5
1.4mm、上部奥行き約38.4mm、底部奥行き約
34.9mm、リブ12の奥行き約2.7mm、上部幅
約16.9mm、底部幅約11.1mm、インクタンク
の段差部までの底部からの高さ約24.4mmとして構
成されている。つまり、インクタンクは底部から上部に
むかってわずかにインクタンクが広がる形状とされてい
る。
【0035】次に、インクタンクのインク供給用開口と
記録ヘッドカートリッジのインク導出部との接続状態を
説明する。
【0036】記録ヘッドカートリッジ101のインク導
出管106がインクタンク1のインク供給開口8から内
部に挿入され、インク導出部材7に対して押圧された状
態で接触状態となる。インク導出部材7はインクタンク
の吸収体6内のインクを外部に良好に導出するための一
方向繊維束で構成されているが、このようにインク導出
部106と接触したインク導出部材7に密度の高低が生
じることで吸収体内のインクのインク導出管方向への流
れを一層良好にし、インク供給性の向上が図れる。
【0037】また、インクタンクのインク供給開口8の
周囲に設けられたリブ15は、覆部108によって押圧
力を受けて、記録ヘッドカートリッジの底面に設けられ
た弾性部材104に圧接されて食い込む状態となる。こ
れにより、その部分から外部にインクが漏れだすことが
抑制される。
【0038】以上のようにして、インクタンクと記録ヘ
ッドカートリッジとが装着されるため、簡単でかつ確実
な装着状態を達成できる。また、回転動作を利用し、も
っとも装着スペースを小さく、インクタンク自体の投影
面積を小さくすることができ、インク容量は減少するこ
となく装置の小型化が図れる。
【0039】以上のように構成されるインクタンクに対
して、図3(a)〜図3(f)に示されるような工程に
よってインクが充填される。
【0040】まず、図3(a)に示されるように、一方
が開口し、他方が閉じたインクタンク1を構成する筐体
2を準備する。この筐体2の閉じた面側にはヘッド部と
の連結部となるインク供給開口8が設けられ、そこにイ
ンク導出部材7を備えつける。インク供給開口8の外面
はあらかじめシール手段によってシールされ、後の工程
で行われるインク充填時にインク供給開口8からインク
が漏れ出ることが防止される。
【0041】この状態の筐体2に対して、図3(b)に
示されるように開口側から多孔質吸収体6を挿入する。
挿入される多孔質吸収体6は、あらかじめほぼ筐体2の
内形状(あるいは内容積)に相当する形に切断されてい
る。本発明では、以下説明するように多孔質吸収体6を
圧縮し、圧縮状態が復元することを利用してインクを充
填するものである。したがって、筐体2の内形状と多孔
質吸収体6の形状あるいは大きさとの関係は重要な要素
である。つまり、筐体2の内形状に対して多孔質吸収体
6の形状が大きすぎると、筐体2の内面と多孔質吸収体
6の外面との摩擦が極めて大きくなるため、多孔質吸収
体6の所望の復元がなされず、インク充填が期待どうり
行われない。また、筐体2の内形状に対して多孔質吸収
体6の形状が小さいと、多孔質吸収体6とインク供給開
口8に設けられたインク導出部材7との接触状態が保た
れず、インク供給性能に支障をきたすことになってしま
う。そこで、この両者の特徴を満足するための関係とし
て、筐体2の内形状(内容積)に対して、ほぼ相似形と
された多孔質吸収体6の体積を1.0〜1.2倍程度と
することが好ましい。なお、多孔質吸収体6の復元性
は、多孔質吸収体6の特性、例えば圧縮成型されている
か否か、圧縮成型の程度などによっても異なるが、前述
の数値範囲であれば良好な復元性を示す。
【0042】次に、筐体2に収納された多孔質吸収体6
を図3(c)に示されるように押圧部材21によって押
圧して圧縮する。押圧部材21による圧縮の程度は、あ
まり圧縮の状態が少ないと、多孔質吸収体6に充填され
るインクの量が少なくなってしまい、あまり圧縮しすぎ
ると十分な復元ができずに(塑性変形してしまう)イン
ク充填量がやはり少なくなってしまう。また、使用され
る多孔質吸収体6の特性によっても異なり、例えば多孔
質吸収体6がそもそも圧縮成型されたものである場合に
は圧縮の程度によって押圧部材21による圧縮可能な程
度もおのずと制限され、押圧部材による圧縮前の吸収体
の体積に対して圧縮後の吸収体の体積がほぼ1/2〜1
/5程度とされることが好ましい。
【0043】そして、所定の圧縮がなされた多孔質吸収
体6に対して、図3(d)に示されるように、インク供
給のためのインク供給管22を差し込み、インク供給管
22からインク吸収体のインク供給開口近傍よりインク
を供給する。
【0044】インクの供給を行いながら、図3(e)に
示されるように、押圧部材21による多孔質吸収体6の
圧縮状態を解放してゆく。圧縮状態を解放するにつれ
て、多孔質吸収体6はもとの形に復元してゆき、それに
つれて、供給されたインクが多孔質吸収体6の内部を矢
印で示されるようにインク供給開口近傍から他の領域へ
移動して充填される。
【0045】インクの充填が完了した筐体2の開口側に
対して、図3(f)に示されるように蓋部材3と上部部
材4を取り付けることで自由インクが存在しない所望量
のインクが充填されたインクタンクが完成する。
【0046】その後、ロット番号などが表示されたラベ
ルを貼り付け、インクタンクを包装する工程を経てイン
クタンクが製造される。
【0047】なお、インクタンク内の多孔質吸収体6が
収納可能な(充填可能な)最大インク量は、次のように
して求められる。
【0048】図4に示されるように、多孔質吸収体6が
収納されたインクタンク1をヘッドに取り付けたカート
リッジのヘッド部101に、吸引ポンプ201(テルモ
社製、テルフュージョンシリンジポンプSTC−52
5)の先端をチューブ202を介して取りつけるととも
に、チューブ202の途中に吸引圧力の変化を測定する
ための圧力センサー203を設け、吸引ポンプ201に
よるインク吸引時の圧力変化を測定する。圧力センサー
203による検出結果は、計測器204によって計測さ
れプリンタ205によって出力される。
【0049】測定方法は、吸引ポンプ201によってヘ
ッド部101からインクを吸引するときの流量を所定の
値に調節し(この流量は、吐出口全体から一度に吐出す
る場合の吐出量に設定)、この流量にて、1ccのイン
クを吸引する動作と、吸引後の圧力が静圧に戻るまで静
置する動作を静圧に戻らなくなる時点であって、吸引時
の動圧が200mmaq以上になった時点(この時点がイン
クタンク内のインクを消費しきった、多孔質吸収体の使
用限界点と判断する)まで繰り返す。この繰り返し回数
(吸引動作で吸引されるインク量が1ccであるため)
が実質的にインクタンクに収納された多孔質吸収体6が
使用可能なインク量に相当することになる。
【0050】以下に具体的な実施例を示す。
【0051】多孔質吸収体6として、無圧縮の吸収体に
対して4倍圧縮されて形成された多孔質吸収体(この多
孔質吸収体のセル数は168〜200個/インチであ
る。)、3倍圧縮されて形成された多孔質吸収体(この
多孔質吸収体のセル数は126〜150個/インチであ
る。)、2倍圧縮されて形成された多孔質吸収体(この
多孔質吸収体のセル数は84〜100個/インチであ
る。)、無圧縮吸収体(この多孔質吸収体のセル数は4
2〜50個/インチである。)の4種類を用い、これを
筐体2に収納して、図3に示すように押圧部材21で、
押圧部材による圧縮前の吸収体の体積に対して押圧部材
による圧縮後の吸収体の体積が3/4倍、1/2倍、1
/3倍、1/4倍、1/5倍、1/6倍にそれぞれ圧縮
し、その復元作用によってインクを充填した。
【0052】
【表1】
【0053】これら実施例のインク充填性の結果を表1
に示す。表1で、◎印は多孔質吸収体が収納可能なイン
ク量をほぼ100%良好に充填できたもの、○印は多孔
質吸収体が収納可能なインク量のすべては充填できなか
ったが約85%以上が充填され実質的にはインク供給に
支障のないもの、×印は80%以下のインク充填しかで
きなかったものをそれぞれ示す。
【0054】この実施例の結果によれば、無圧縮状態の
吸収体に対して2倍圧縮以上に成型された多孔質吸収体
をインクタンク内で圧縮前の吸収体の体積に対して圧縮
後の吸収体の体積が1/3倍以上に圧縮することで、良
好なインク充填が可能となる。なお、無圧縮状態の吸収
体に対して4倍圧縮成型された多孔質吸収体にあっては
圧縮前の吸収体の体積に対して圧縮後の吸収体の体積が
1/2倍の圧縮でも良好なインク充填が可能となる。
【0055】また、無圧縮吸収体は、復元力が十分では
なくいずれの圧縮状態でも良好なインクの充填性を示さ
なかった。
【0056】なお、インク充填方法は、上述した方法に
限られず、多孔質吸収体の復元は連続的でなく、断続的
に行っても良く、多孔質吸収体の復元の状態に合わせて
インクの供給状態を連続的としても、断続的としても良
いことは言うまでもない。
【0057】また、図1に示すようなインクタンク内に
インクのバッファ室となる空間をインクタンクの上部に
設ける構成のインクタンクでは、所定量のインクをイン
クタンクに供給した後に多孔質吸収体を圧縮してインク
の充填を実行るようにしてもよい。
【0058】さらには、インクタンクに多孔質吸収体を
収納して筐体2の開口部に蓋部材を取りつけたのち、蓋
部材に設けた大気連通口からインク供給用の管を挿入
し、管によって多孔質吸収体を圧縮し、管を引き上げ多
孔質吸収体を復元させながらインクを供給する構成とし
ても良い。
【0059】むろん、図3で示したインク充填工程で用
いた、押圧部材とインク供給管とを一体化するような構
成とすることも可能である。
【0060】以上のように、本発明では、インクを吸収
する多孔質吸収体の復元性を利用してインクを充填する
ことにより、大掛かりなインク充填装置を不要とし、大
気圧下で容易にインクの充填を行える。
【0061】また、自由インクが存在せず、インクの充
填量や分布にばらつきの生じにくいインクの充填が実行
できる。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、インクを吸収する多孔
質体の復元性を利用してインクを充填することにより、
大掛かりなインク充填装置を不要とし、大気圧下で容易
にインクの充填を行える。
【0063】また、自由インクが存在せず、インクの充
填量や分布にばらつきの生じにくいインクの充填が実行
できる。
【0064】また、ヘッドとインクタンクとの連結部に
良好にインクを存在させるインク充填方法を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のインク充填工程を示すフローチャートで
ある。
【図2】本発明が適用されるインクタンクとヘッド部と
の概略構成を一部を破断して示す断面図である。
【図3】(a)〜(f)は本発明が適用されたインク充
填構成の一例を示す概略工程図である。
【図4】多孔質体の充填インク量を測定する装置の一例
を概略的に示す図である。
【符号の説明】
1 インクタンク 2 筐体 3 蓋部材 6 多孔質体 21 押圧部材 22 インク供給管 101 ヘッド

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録を行うためにインクを吐出するヘッ
    ド部に供給されるインクを貯留する多孔質体と、該多孔
    質体が収納されるタンク筐体と、前記多孔質体に貯溜し
    たインクを前記ヘッド部へ供給するためのインク供給開
    口と、を備えるインクタンクに対してインクを充填する
    インク充填方法において、 前記タンク筐体内に収納された前記多孔質体を圧縮し、
    圧縮状態を解放した時の前記多孔質体の復元力を利用し
    てインクを前記インク供給開口近傍から充填することを
    特徴とするインク充填方法。
  2. 【請求項2】 前記インク充填は大気圧下で行われるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のインク充填方法。
  3. 【請求項3】 前記タンク筐体内で前記多孔質体を圧縮
    した後、圧縮状態を解放しながら徐々にインクを充填す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか
    に記載のインク充填方法。
  4. 【請求項4】 前記多孔質体は、あらかじめ熱圧縮成型
    によって無圧縮状態の多孔質体に対して2倍ないし4倍
    圧縮され、前記タンク筐体の内容積に対して1.0な
    いし1.2倍の体積を有するとともに該タンク筐体の内
    形状にほぼ相似の形状を有し、 前記多孔質体の体積が1/2倍ないし1/5倍となるよ
    うに圧縮した後、圧縮状態を解放しに復元する復元力を
    利用してインクを前記インク供給開口近傍から充填する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記
    載のインク充填方法。
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