JP3252638B2 - オーガ式製氷機 - Google Patents

オーガ式製氷機

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JP3252638B2
JP3252638B2 JP04372295A JP4372295A JP3252638B2 JP 3252638 B2 JP3252638 B2 JP 3252638B2 JP 04372295 A JP04372295 A JP 04372295A JP 4372295 A JP4372295 A JP 4372295A JP 3252638 B2 JP3252638 B2 JP 3252638B2
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JP
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ice
auger
agitator
stirring blade
storage tank
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新二 佐藤
正夫 岩波
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水質が悪い地域に設
置される自動販売機の中で、氷を製造して飲料用に提供
するオーガ式製氷機に関する。
【0002】
【従来の技術】図5 は従来例の構成図を示す。この図5
において、1は製氷機、2は貯氷タンク、3は冷媒管、
4はパイプ、5はオーガ、6は圧縮部、7は圧縮部の隙
間、8は氷、9はアジテータ、9aはアジテータ9の攪
拌棒、10は販売時に氷8を吐出する吐出扉、11はそ
の吐出扉10を開閉するソレノイド、12はオーガ5と
攪拌棒9を回転させる駆動モータ、13は販売時に氷8
を吐出する吐出口、14は吐出された氷8をカップに導
くシュータ、15はカップを示す。
【0003】この構成において、水リザーバ(図示され
ていない)から製氷機1のパイプ4の中に送られた水の
一部分は冷媒管3の中を循環している冷媒により冷却さ
れて凍結してパイプ4の内壁に固着して氷膜を形成す
る。その氷膜はオーガ5の刃で削り取られて氷片にな
り、更に、オーガ5の刃の回転により押し上げられて圧
縮部6の隙間7に押し込まれて圧縮されて固められた氷
塊になり、圧縮部6の隙間7の上に設けられた板バネ
(図示されていない)を押し上げて、板バネ(図示され
ていない)とアジテータ9の間のオーガ5の軸に設けら
れたヘッド(図示されていない)で折られてほぼ一定の
大きさの氷8になり貯氷タンク2内に貯氷される。上記
の製氷作業は貯氷タンク2内に設けられたアイスレベル
感知デスク(図示されていない)で貯氷タンク2内に氷
8が満たされたことが検知されるまで続行される。
【0004】販売時には、制御装置(図示されていな
い)からの氷吐出指令によりオーガ5に連結されている
アジテータ9が駆動モータ12により回転させられて、
アジテータ9が回転し、それに連れて攪拌棒9aが回転
し始めてから一定時間後にソレノイド11で吐出扉10
が一定時間開けられて、貯氷タンク2内に貯氷された氷
8が吐出口13からシュータ14を介してカップ15に
排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例の製氷機では、
攪拌棒9aは、その主な機能が氷を攪拌して氷を吐出口か
ら吐出させることであることから、形状が棒状になって
いる。ところで、水質の低下している地域においては、
氷が脆弱であるために、貯氷タンク2の下部に堆積して
いる氷は上部の氷の圧力により破壊されて、粉々とな
り、販売不能に陥ってしまっていた。この理由は、攪拌
棒9aの形状が棒状であるために、貯氷タンク2の上部
の氷の荷重を支えきれないからである。なお、粉々にな
った氷はしゃぶ氷と称される。
【0006】このように、従来の製氷機では、水道水の
水質が低下している一部地域においては製氷された氷が
脆弱であるために貯氷タンクの下部に堆積している氷が
上部の氷の圧力で潰されて粉々となり、販売不能に陥る
トラブルが生じて、自動販売機の販売チャンスを失い、
客に対して多大な迷惑を掛けていた。この発明の目的
は、水質が悪い地域で使用した場合でも貯氷タンクの下
部に堆積している氷が潰されないオーガ式製氷機を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、冷媒
を循環させる冷媒管と、その冷媒管で冷却されて内筒に
氷膜が生成されるパイプと、その氷膜を回転しながら切
削して、削り取られた氷片を上部に押し上げるオーガ
と、オーガを回転させる駆動モータと、押し上げられた
氷片が圧縮される隙間を持つ圧縮部と、氷の吐出口、吐
出扉、その吐出扉を開閉するソレノイド及びオーガと連
結されて駆動されるヘッドを有し、圧縮部で圧縮された
氷塊がヘッドでほぼ一定の大きさに折られて貯氷される
貯氷タンクと、オーガと連結されて駆動されて貯氷タン
ク内に貯氷された氷を攪拌するアジテータとを備えたオ
ーガ式製氷機において、前記アジテータは堆積した氷を
貯氷タンクの高さ方向の中間で支持する支持体を兼ねた
攪拌羽根を備えるオーガ式製氷機とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載のオーガ
式製氷機において、攪拌羽根の形状はアジテータの回転
軸に取り付ける取付部を備えた短冊形であるオーガ式製
氷機とする。請求項3の発明は、請求項2記載のオーガ
式製氷機において、短冊形の攪拌羽根の幅広面は、アジ
テータの回転軸の軸心を起点とする同心円上では一端が
他端より上に位置するように傾斜を付けられているオー
ガ式製氷機とする。
【0009】請求項4の発明は、請求項1記載のオーガ
式製氷機において、攪拌羽根の形状はアジテータの回転
軸に取り付ける取付部を備えた葉形であるオーガ式製氷
機とする。請求項5の発明は、請求項1記載のオーガ式
製氷機において、葉形の攪拌羽根の幅広面は、アジテー
タの回転軸の軸心を起点とする同心円上では一端が他端
より上に位置するように傾斜を付けられているオーガ式
製氷機とする。
【0010】
【作用】貯氷タンクの中に設けられたアジテータの攪拌
羽根は、その幅広面が貯氷タンク高さ方向の中間にある
棚の役目を果たし、その上に乗る氷の圧力が貯氷タン下
部の氷に伝わりにくくする。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の第1実施例の主要部の構成
図を示す。この図1において、従来例と同一の符号を付
けた部材はおおよそ同一の機能を有するのでその説明は
省略する。この図1において、8は氷、91はアジテー
タ、91aはアジテータ91に取り付けられた短冊形の
攪拌羽根を示す。
【0012】この構成において、従来例と同様にして製
氷された氷の一部分は貯氷タンク内で平角形の攪拌羽根
91aの幅広面の上に乗り貯氷されている。その結果、
氷の荷重が攪拌羽根91aによって支えられ、それによ
り貯氷タンクの下部へかかる圧力が減少し、下部の氷が
破壊されるのが防止される。販売時には、制御装置(図
示されていない)からの氷吐出指令によりオーガに連結
されているアジテータ91が駆動モータにより回転させ
られて、攪拌羽根91aが回転し始めてから一定時間後
に吐出扉が一定時間開けられて、貯氷タンク内に貯氷さ
れた氷8が吐出される。
【0013】図2はこの発明の第2実施例の主要部の構
成図を示す。この図2が図1と異なる点は平角形の攪拌
羽根に、アジテータの回転軸の軸心を起点とする同心円
上では一端が他端より上に位置するように傾斜を付けら
れた点である。この傾斜により氷を攪拌する性能と排出
する能力が向上する効果がある。図3はこの発明の第3
実施例の主要部の構成図を示す。この図3が図1と異な
る点は攪拌羽根の形状を葉形にした点である。攪拌羽根
の形状を滑らかな葉形にすることにより、攪拌時に氷に
与える衝撃を少なくして、氷の潰れを防止する効果があ
る。
【0014】図4はこの発明の第4実施例の主要部の構
成図を示す。この図4が図1と異なる点は葉形の攪拌羽
根に、アジテータの回転軸の軸心を起点とする同心円上
では一端が他端より上に位置するように傾斜を付けられ
た点である。この傾斜により氷を攪拌する性能と排出す
る能力が向上する効果がある。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、攪拌羽根によって氷
が支えられることによって、水質が悪い地域に設置され
た自動販売機の製氷機で製氷された氷でも貯氷タンク内
で潰れることなく貯氷できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の主要部分の構成図
【図2】この発明の第2実施例の主要部分の構成図
【図3】この発明の第3実施例の主要部分の構成図
【図4】この発明の第4実施例の主要部分の構成図
【図5】従来例の構成図
【符号の説明】
1 製氷機 2 貯氷タンク 3 冷媒管 4 パイプ 5 オーガ 6 圧縮部 7 圧縮部の隙間 8 氷 9、91、92、93、94 アジテータ 91a,92a,93a,94a 攪拌羽根 10 吐出扉 11 ソレノイド 12 駆動モータ 13 吐出口 14 シュータ 15 カップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25C 1/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷媒を循環させる冷媒管と、その冷媒管で
    冷却されて内筒に氷膜が生成されるパイプと、その氷膜
    を回転しながら切削して、削り取られた氷片を上部に押
    し上げるオーガと、オーガを回転させる駆動モータと、
    押し上げられた氷片が圧縮される隙間を持つ圧縮部と、
    氷の吐出口、吐出扉、その吐出扉を開閉するソレノイド
    及びオーガと連結されて駆動されるヘッドを有し、圧縮
    部で圧縮された氷塊がヘッドでほぼ一定の大きさに折ら
    れて貯氷される貯氷タンクと、オーガと連結されて駆動
    されて貯氷タンク内に貯氷された氷を攪拌するアジテー
    タとを備えたオーガ式製氷機において、前記アジテータ
    は堆積した氷を貯氷タンクの高さ方向の中間で支持する
    支持体を兼ねた攪拌羽根を備えることを特徴とするオー
    ガ式製氷機。
  2. 【請求項2】請求項1記載のオーガ式製氷機において、
    攪拌羽根の形状はアジテータの回転軸に取り付ける取付
    部を備えた短冊形であることを特徴とするオーガ式製氷
    機。
  3. 【請求項3】請求項2記載のオーガ式製氷機において、
    短冊形の攪拌羽根の幅広面は、アジテータの回転軸の軸
    心を起点とする同心円上では一端が他端より上に位置す
    るように傾斜を付けられていることを特徴とするオーガ
    式製氷機。
  4. 【請求項4】請求項1記載のオーガ式製氷機において、
    攪拌羽根の形状はアジテータの回転軸に取り付ける取付
    部を備えた葉形であることを特徴とするオーガ式製氷
    機。
  5. 【請求項5】請求項1記載のオーガ式製氷機において、
    葉形の攪拌羽根の幅広面は、アジテータの回転軸の軸心
    を起点とする同心円上では一端が他端より上に位置する
    ように傾斜を付けられていることを特徴とするオーガ式
    製氷機。
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