JP3252361B2 - インビボにおける癌の治療のアッセイ - Google Patents
インビボにおける癌の治療のアッセイInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は in vivo における癌治
療法の効果の測定に関する。
療法の効果の測定に関する。
【0002】
【従来の技術】癌の治療法には、化学療法(即ち、薬
剤)、放射線療法、免疫毒素(即ち、毒素と結合させた
特定の腫瘍細胞に特異的な抗体)、および生物学的調節
剤の使用が含まれる。腫瘍の種類が異なりあるいは患者
が異なると、ある治療法が他の治療法に比べて効果が高
い場合がある(例えば、ある種の化学療法剤は腫瘍によ
って他の化学療法剤より効果が大きい)ため、ある患者
に治療を施す前に効果をもたらす可能性が最も大きい治
療法を知ることが望ましい。化学療法剤の有効性を判断
するための種々の生体外アッセイは報告されている。そ
れらのアッセイは薬剤耐性を予測するためには有用であ
るものの、腫瘍の薬剤感受性を予測することは困難であ
り、しばしば誤った陽性結果を生じることが報告されて
いる。Phillips,R.M.,Bibby,M.C.,Double,J.A.,「in vi
tro 化学感受性アッセイの予測価値の批判的評価(A Cr
itical Appraisal of the Predictive Value of In Vit
ro Chemosensitivity Assays)」,Journal of the Nation
al Cancer Institute, Vol.82,No.18,pp.1457-1468(199
0);および Hall,T.C.編集,「癌化学療法に対する応答
の予測(Prediction of response to cancer chemother
apy)」, Progress in Cli nical Biologic Research,Vol.
276,pp.1-225(1968)を参照。
剤)、放射線療法、免疫毒素(即ち、毒素と結合させた
特定の腫瘍細胞に特異的な抗体)、および生物学的調節
剤の使用が含まれる。腫瘍の種類が異なりあるいは患者
が異なると、ある治療法が他の治療法に比べて効果が高
い場合がある(例えば、ある種の化学療法剤は腫瘍によ
って他の化学療法剤より効果が大きい)ため、ある患者
に治療を施す前に効果をもたらす可能性が最も大きい治
療法を知ることが望ましい。化学療法剤の有効性を判断
するための種々の生体外アッセイは報告されている。そ
れらのアッセイは薬剤耐性を予測するためには有用であ
るものの、腫瘍の薬剤感受性を予測することは困難であ
り、しばしば誤った陽性結果を生じることが報告されて
いる。Phillips,R.M.,Bibby,M.C.,Double,J.A.,「in vi
tro 化学感受性アッセイの予測価値の批判的評価(A Cr
itical Appraisal of the Predictive Value of In Vit
ro Chemosensitivity Assays)」,Journal of the Nation
al Cancer Institute, Vol.82,No.18,pp.1457-1468(199
0);および Hall,T.C.編集,「癌化学療法に対する応答
の予測(Prediction of response to cancer chemother
apy)」, Progress in Cli nical Biologic Research,Vol.
276,pp.1-225(1968)を参照。
【0003】Gorelik,E.ら,「マイクロカプセル化腫瘍
アッセイ:抗癌剤がヒト腫瘍細胞ラインに及ぼす効果の
インビボ評価のための新規短期間アッセイ(Microencap
sulated Tumor Assay:New Short-Term Assay for in Vi
vo Evaluationof the Effects of Anticancer Drugs on
Human Tumor Cell Lines)」,Cancer Research,Vol.47,p
p.5739-5747(1987)は、ヒト腫瘍細胞を満たしたマイク
ロカプセルを、ヌードマウスに注射し、そして薬剤を投
与してその効果を生体内で評価することを記載してい
る。
アッセイ:抗癌剤がヒト腫瘍細胞ラインに及ぼす効果の
インビボ評価のための新規短期間アッセイ(Microencap
sulated Tumor Assay:New Short-Term Assay for in Vi
vo Evaluationof the Effects of Anticancer Drugs on
Human Tumor Cell Lines)」,Cancer Research,Vol.47,p
p.5739-5747(1987)は、ヒト腫瘍細胞を満たしたマイク
ロカプセルを、ヌードマウスに注射し、そして薬剤を投
与してその効果を生体内で評価することを記載してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は一般的に、半
透性膜のホロファイバーのセグメントに腫瘍細胞(特に
特定の患者から得られたもの)を密閉し、密閉されたフ
ァイバーを哺乳動物に移植し、特定のガンを治療するこ
とにより哺乳動物を治療し(例えば化学療法剤、免疫毒
素、照射あるいは生物学的調節剤)、そしてホロファイ
バー中の細胞に対するガンの治療の効果を評価すること
により、ガンの治療の効果を測定することを特徴とす
る。該ファイバーが栄養素の通過を許し、哺乳動物の免
疫系の作用物質の通過を阻止する、分子量による遮断を
有することにより、ファイバー中の細胞を免疫的に保護
し、免疫適格動物にヒト悪性腫瘍細胞を移植することが
可能になる。移植されたファイバーにより腫瘍細胞は増
殖し、体外組織移植の使用が有利に可能になる。
透性膜のホロファイバーのセグメントに腫瘍細胞(特に
特定の患者から得られたもの)を密閉し、密閉されたフ
ァイバーを哺乳動物に移植し、特定のガンを治療するこ
とにより哺乳動物を治療し(例えば化学療法剤、免疫毒
素、照射あるいは生物学的調節剤)、そしてホロファイ
バー中の細胞に対するガンの治療の効果を評価すること
により、ガンの治療の効果を測定することを特徴とす
る。該ファイバーが栄養素の通過を許し、哺乳動物の免
疫系の作用物質の通過を阻止する、分子量による遮断を
有することにより、ファイバー中の細胞を免疫的に保護
し、免疫適格動物にヒト悪性腫瘍細胞を移植することが
可能になる。移植されたファイバーにより腫瘍細胞は増
殖し、体外組織移植の使用が有利に可能になる。
【0005】好ましい態様において、細胞は懸濁液中の
細胞であるか、または組織移植片の型の細胞でありう
る。ファイバーは腹腔内に移植されるのが好ましいが、
他の部位、例えば皮下組織に移植してもよい。ファイバ
ーは組織の拒否反応に関与することができる因子を除外
するポアサイズ(30,000から50,000ドルト
ンを遮断する分子量ポアサイズ)を有するようにデザイ
ンされたポリスルフォンファイバーであることが好まし
い。ポアサイズは、動物細胞の拒否反応を予防する免疫
毒素の侵入を許容するように変更できる。哺乳動物は免
疫能力を有するラットであることが好ましい。
細胞であるか、または組織移植片の型の細胞でありう
る。ファイバーは腹腔内に移植されるのが好ましいが、
他の部位、例えば皮下組織に移植してもよい。ファイバ
ーは組織の拒否反応に関与することができる因子を除外
するポアサイズ(30,000から50,000ドルト
ンを遮断する分子量ポアサイズ)を有するようにデザイ
ンされたポリスルフォンファイバーであることが好まし
い。ポアサイズは、動物細胞の拒否反応を予防する免疫
毒素の侵入を許容するように変更できる。哺乳動物は免
疫能力を有するラットであることが好ましい。
【0006】現在好まれているガン療法のうちで評価さ
れるものは化学療法である。ひとつまたは複数の薬剤の
投与は標準的あるいは革新的な治療手順に従い、そして
薬剤の代謝および生物適合性は患者のそれらに似てい
る。したがって活性化のためのインビボの代謝を必要と
する薬剤(例えばシクロホスファミドおよびイフォスア
ミド)および盛んに増殖している細胞に作用する薬剤
(メトトレキセート)が試験されうる。別々の化学療法
剤あるいは複数の薬剤の化合の使用の結果を比較するた
めに、同じ腫瘍からの細胞を有するファイバーを受容す
る別々の哺乳動物に別々の化学療法剤が同様に投与され
うる。患者への実際の使用を模した条件において、この
アッセイは72時間以内にすばやく結果を提供できる。
特定の患者の腫瘍細胞に対してさまざまに確立された化
学療法剤の効果を試験することに加えて、この方法は i
n vivo の条件において潜在能力のある新しい薬剤の効
果を評価するために使用されうる。この方法は多数の薬
剤耐性の研究にも使用されうる。化学療法のみならず、
この方法は他のガン治療、例えば免疫毒素、照射治療、
および生物学的調節剤の評価にも使用されうる。
れるものは化学療法である。ひとつまたは複数の薬剤の
投与は標準的あるいは革新的な治療手順に従い、そして
薬剤の代謝および生物適合性は患者のそれらに似てい
る。したがって活性化のためのインビボの代謝を必要と
する薬剤(例えばシクロホスファミドおよびイフォスア
ミド)および盛んに増殖している細胞に作用する薬剤
(メトトレキセート)が試験されうる。別々の化学療法
剤あるいは複数の薬剤の化合の使用の結果を比較するた
めに、同じ腫瘍からの細胞を有するファイバーを受容す
る別々の哺乳動物に別々の化学療法剤が同様に投与され
うる。患者への実際の使用を模した条件において、この
アッセイは72時間以内にすばやく結果を提供できる。
特定の患者の腫瘍細胞に対してさまざまに確立された化
学療法剤の効果を試験することに加えて、この方法は i
n vivo の条件において潜在能力のある新しい薬剤の効
果を評価するために使用されうる。この方法は多数の薬
剤耐性の研究にも使用されうる。化学療法のみならず、
この方法は他のガン治療、例えば免疫毒素、照射治療、
および生物学的調節剤の評価にも使用されうる。
【0007】他の側面において、本発明はその中に腫瘍
細胞を含むひとつまたは複数の半透性膜ホロファイバー
を移植された哺乳動物を特徴とする。哺乳動物は in vi
voにおいて細胞を保持し、評価されるガン治療を施され
る。哺乳動物に移植されたファイバーは、治療を待つ
間、細胞を保持するのに理想的な環境を提供する。この
環境によりファイバーを詰められた哺乳動物をガン治療
のために遠方の試験所に輸送することが可能になる。さ
らに、哺乳動物が別々のガン細胞(別々の患者由来の)
を含む別々のファイバーを有すれば、一匹の哺乳動物に
おいて、新しい治療法のためにさまざまな可能性のある
使用法を評価することが可能になる。相当数の哺乳動物
が中心地において違ったタイプのガン細胞を含むファイ
バーを移植されれば、そのためそれらの哺乳動物は腫瘍
細胞の調製、ファイバーの密閉、およびそれらの移植を
する必要なしにそれら個々の治療法を評価する事ができ
るさまざまな遠方の試験所に輸送されうる。
細胞を含むひとつまたは複数の半透性膜ホロファイバー
を移植された哺乳動物を特徴とする。哺乳動物は in vi
voにおいて細胞を保持し、評価されるガン治療を施され
る。哺乳動物に移植されたファイバーは、治療を待つ
間、細胞を保持するのに理想的な環境を提供する。この
環境によりファイバーを詰められた哺乳動物をガン治療
のために遠方の試験所に輸送することが可能になる。さ
らに、哺乳動物が別々のガン細胞(別々の患者由来の)
を含む別々のファイバーを有すれば、一匹の哺乳動物に
おいて、新しい治療法のためにさまざまな可能性のある
使用法を評価することが可能になる。相当数の哺乳動物
が中心地において違ったタイプのガン細胞を含むファイ
バーを移植されれば、そのためそれらの哺乳動物は腫瘍
細胞の調製、ファイバーの密閉、およびそれらの移植を
する必要なしにそれら個々の治療法を評価する事ができ
るさまざまな遠方の試験所に輸送されうる。
【0008】本発明の他の利点および特徴は、それらの
好ましい態様の以下の記述および請求の範囲から明確に
される。
好ましい態様の以下の記述および請求の範囲から明確に
される。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に従ったガン治療
のアッセイは腫瘍細胞の確保、半透性膜のホロファイバ
ーのセグメント内への腫瘍細胞の密閉、密閉されたファ
イバーの哺乳動物への移植、ガン治療を施された哺乳動
物の治療、そしてホロファイバー中の細胞のガンの治療
の効果を評価することを含む。これらの工程は細胞源、
即ち組織移植片または解離した細胞のどちらを用いたの
か、および治療の種類に依存して異なる。すべての方法
において同一の、好ましいホロファイバーセグメント、
ファイバー末端のシール技術、および移植法が用いられ
る。 患者から外科的に取り出された腫瘍から腫瘍細胞
が得られれば、治療の効果を定性的に評価するために、
例えば形態学の研究による場合のように、組織移植片が
用いられうる。他方、細胞は互いに解離でき、細胞数は
治療の効果を定量的に評価するために利用されうる。
のアッセイは腫瘍細胞の確保、半透性膜のホロファイバ
ーのセグメント内への腫瘍細胞の密閉、密閉されたファ
イバーの哺乳動物への移植、ガン治療を施された哺乳動
物の治療、そしてホロファイバー中の細胞のガンの治療
の効果を評価することを含む。これらの工程は細胞源、
即ち組織移植片または解離した細胞のどちらを用いたの
か、および治療の種類に依存して異なる。すべての方法
において同一の、好ましいホロファイバーセグメント、
ファイバー末端のシール技術、および移植法が用いられ
る。 患者から外科的に取り出された腫瘍から腫瘍細胞
が得られれば、治療の効果を定性的に評価するために、
例えば形態学の研究による場合のように、組織移植片が
用いられうる。他方、細胞は互いに解離でき、細胞数は
治療の効果を定量的に評価するために利用されうる。
【0010】組織移植片を利用するときは、患者から除
去された腫瘍材料をRPMI 1640培地に入れ、そ
して0.25から0.5mmの大きさの切り刻まれた断
片を提供するためにメスを用いて切断する(培地中
で)。そして鋭い針のシリンジをファイバーセグメント
12(図1)の一方の端に挿入し、他方の端を、腫瘍材
料の切断された断片を含む液体の中に置き、体積のわか
っている、培地で懸濁した断片を吸い込むことにより、
懸濁液16(図1及び2)中の腫瘍材料をホロファイバ
ーセグメント12に詰める。そしてファイバーセグメン
ト12の両末端を止血鉗子で止める。現在好ましいファ
イバーセグメント12は内径1.5mmで30,000
ドルトンの分子量を遮断する、30mmの長さの半透性
ポリスルフォン限外濾過ファイバーである(マサチュー
セッツ州、ニーダム、ウエックスフォードストリート、
A.G.テクノロジー社により市販されている)。ファ
イバーセグメントをアルコール中に浸け、滅菌のため食
塩溶液で洗浄し、親水性にする。解離した細胞を利用す
るならば、腫瘍細胞の細胞懸濁液を、例えばヒクソン
(Hixson)、D.C.,「正常な肝細胞の胆汁小管膜に結合
し、2つの移植可能な肝細胞カルシノーマにより発現さ
れたものでない、糖蛋白質ファミリーの特徴」、Canc er
Research,Vol.43,pp.3874-3884 (1983年8月)
あるいは前述の Hallの文献において記述されているよ
く知られた解離技術を使用して、患者から除去された腫
瘍材料から得られる。細胞をRPMI 1640培地に
入れ、計数し、既知の細胞濃度、例えば100Kから6
M細胞/mlになるように希釈する。ピペットは、細胞
懸濁液16の標準体積(例えば20−30マイクロリッ
トル)を測定し、その体積をセグメント12に入れるた
めに使用される。
去された腫瘍材料をRPMI 1640培地に入れ、そ
して0.25から0.5mmの大きさの切り刻まれた断
片を提供するためにメスを用いて切断する(培地中
で)。そして鋭い針のシリンジをファイバーセグメント
12(図1)の一方の端に挿入し、他方の端を、腫瘍材
料の切断された断片を含む液体の中に置き、体積のわか
っている、培地で懸濁した断片を吸い込むことにより、
懸濁液16(図1及び2)中の腫瘍材料をホロファイバ
ーセグメント12に詰める。そしてファイバーセグメン
ト12の両末端を止血鉗子で止める。現在好ましいファ
イバーセグメント12は内径1.5mmで30,000
ドルトンの分子量を遮断する、30mmの長さの半透性
ポリスルフォン限外濾過ファイバーである(マサチュー
セッツ州、ニーダム、ウエックスフォードストリート、
A.G.テクノロジー社により市販されている)。ファ
イバーセグメントをアルコール中に浸け、滅菌のため食
塩溶液で洗浄し、親水性にする。解離した細胞を利用す
るならば、腫瘍細胞の細胞懸濁液を、例えばヒクソン
(Hixson)、D.C.,「正常な肝細胞の胆汁小管膜に結合
し、2つの移植可能な肝細胞カルシノーマにより発現さ
れたものでない、糖蛋白質ファミリーの特徴」、Canc er
Research,Vol.43,pp.3874-3884 (1983年8月)
あるいは前述の Hallの文献において記述されているよ
く知られた解離技術を使用して、患者から除去された腫
瘍材料から得られる。細胞をRPMI 1640培地に
入れ、計数し、既知の細胞濃度、例えば100Kから6
M細胞/mlになるように希釈する。ピペットは、細胞
懸濁液16の標準体積(例えば20−30マイクロリッ
トル)を測定し、その体積をセグメント12に入れるた
めに使用される。
【0011】ファイバ−セグメントの末端(組織移植片
または懸濁物のいずれかを含む)は、ホットプレ−ト上
で加熱された樹脂を使用して、Q−チップ型アプリケ−
タ−に成型してセグメントの末端に適用して密閉し、食
塩溶液で冷却し硬化して末端密閉キャップ14を提供す
る。好ましい樹脂は3Mから”ホットメルトギ−(hot
melt gue)”3738AEの登録商標で販売されてい
る。この樹脂は、密閉したファイバ−セグメント10
へ、またはからの漏れを防ぐのに好適である。
または懸濁物のいずれかを含む)は、ホットプレ−ト上
で加熱された樹脂を使用して、Q−チップ型アプリケ−
タ−に成型してセグメントの末端に適用して密閉し、食
塩溶液で冷却し硬化して末端密閉キャップ14を提供す
る。好ましい樹脂は3Mから”ホットメルトギ−(hot
melt gue)”3738AEの登録商標で販売されてい
る。この樹脂は、密閉したファイバ−セグメント10
へ、またはからの漏れを防ぐのに好適である。
【0012】装填ファイバ−セグメント10は、哺乳類
に移植される。典型的には、複数を(たとえば3または
4本)単一の哺乳類に移植し、複数の哺乳類(例えば4
から6匹)が同一のファイバ−セグメントで移植され対
照を与える。現在好ましい哺乳類は、ラット18である
がマウスおよびその他の哺乳類も使用できる。本発明の
利点は免疫学的能力を有する動物を使用できることであ
る。腹腔内の移植が現在好ましいが、静脈内およびその
他の部位への移植も利用できる。腹腔内の移植をする
時、小さな正中線皮膚切開がなされ:線状アルベア(al
bea)が切断され:腹膜が持ち上げられ、ファイバ−が
挿入される。腹膜はその後縫合され皮膚の切片で皮膚を
ふさぐ。静脈移植を行う時はファイバ−セグメントは皮
膚の直下に置かれる。
に移植される。典型的には、複数を(たとえば3または
4本)単一の哺乳類に移植し、複数の哺乳類(例えば4
から6匹)が同一のファイバ−セグメントで移植され対
照を与える。現在好ましい哺乳類は、ラット18である
がマウスおよびその他の哺乳類も使用できる。本発明の
利点は免疫学的能力を有する動物を使用できることであ
る。腹腔内の移植が現在好ましいが、静脈内およびその
他の部位への移植も利用できる。腹腔内の移植をする
時、小さな正中線皮膚切開がなされ:線状アルベア(al
bea)が切断され:腹膜が持ち上げられ、ファイバ−が
挿入される。腹膜はその後縫合され皮膚の切片で皮膚を
ふさぐ。静脈移植を行う時はファイバ−セグメントは皮
膚の直下に置かれる。
【0013】移植されたラットはガン処理または処理の
評価に供せられ、ラットは定期的に殺され(例えば24
時間毎)死んだラットからのファイバ−セグメントは処
置の効果を測定するために検討される。典型的には約半
数のラットが処置され、他の半数は対照を提供するため
に、処置されたラットが殺される度に殺される。化学療
法処置の評価をするときは、化学療法剤が移植48時間
後に投与でき、一匹のラットは対照のために殺され、処
置ラットおよび対照ラットは移植24時間および48時
間後に殺された。
評価に供せられ、ラットは定期的に殺され(例えば24
時間毎)死んだラットからのファイバ−セグメントは処
置の効果を測定するために検討される。典型的には約半
数のラットが処置され、他の半数は対照を提供するため
に、処置されたラットが殺される度に殺される。化学療
法処置の評価をするときは、化学療法剤が移植48時間
後に投与でき、一匹のラットは対照のために殺され、処
置ラットおよび対照ラットは移植24時間および48時
間後に殺された。
【0014】移植細胞が懸濁液中に解離した細胞である
時、ファイバ−中の細胞は当業者に周知の方法を使用し
て計数される。例えば、フロ−サイトメ−タ−は生存細
胞を自動的に計数するために使用でき、また染色後、ヘ
モサイトメ−タ−は死んだ細胞と異なる色の生存細胞を
計数するために使用できる。放射標識チミジンの取り込
みもまた監視できる。
時、ファイバ−中の細胞は当業者に周知の方法を使用し
て計数される。例えば、フロ−サイトメ−タ−は生存細
胞を自動的に計数するために使用でき、また染色後、ヘ
モサイトメ−タ−は死んだ細胞と異なる色の生存細胞を
計数するために使用できる。放射標識チミジンの取り込
みもまた監視できる。
【0015】移植細胞が組織片である時、組織形態が処
置の効果を顕微鏡的に定性的に評価するために検討され
る。生存細胞と死んだ細胞を区別する生存染色は、毒性
効果を定量するであろう。
置の効果を顕微鏡的に定性的に評価するために検討され
る。生存細胞と死んだ細胞を区別する生存染色は、毒性
効果を定量するであろう。
【0016】このましくは複数の化学療法剤が同時に評
価され、医師は患者に最も効果があると思われる処置を
選択できる。
価され、医師は患者に最も効果があると思われる処置を
選択できる。
【0017】本発明はヒトを使用することなく迅速で経
済的な in vivo 使用の新しい薬剤の可能性を評価する
応用も有する。この場合、腫瘍細胞はヒトT−細胞腫瘍
細胞系(MOLT−4)のような市販の細胞系またはそ
の他の起源から入手可能な細胞である。細胞はペンシル
バニア州フィラデルフィア、スイ−ト408、ウォルナ
ッツ通り2401の国立疾病研究交換所(the National
Disease Research Interchange:2401,Walnut St., Sui
te 408,Philadelphia, PA) から入手できる多彩な細胞
のいずれであってもよい。
済的な in vivo 使用の新しい薬剤の可能性を評価する
応用も有する。この場合、腫瘍細胞はヒトT−細胞腫瘍
細胞系(MOLT−4)のような市販の細胞系またはそ
の他の起源から入手可能な細胞である。細胞はペンシル
バニア州フィラデルフィア、スイ−ト408、ウォルナ
ッツ通り2401の国立疾病研究交換所(the National
Disease Research Interchange:2401,Walnut St., Sui
te 408,Philadelphia, PA) から入手できる多彩な細胞
のいずれであってもよい。
【0018】哺乳類に移植されたファイバ-は処置を待
つまでの間、細胞を維持するのに理想的な環境を提供す
る。この環境は、ファイバ-を挿入した哺乳類が、別々の
腫瘍処置の評価のために離れた研究室に送られることを
可能にする。一匹の哺乳類が異なる腫瘍細胞を含む異な
るファイバ-を有し、確認のために印が付けられて、一匹
の哺乳類が新しい処置の使用の可能性のためにさまざま
な評価に使用できる。中央地で相当数の哺乳類が異なる
型の腫瘍細胞をふくむ異なるファイバ-を移植され、遠隔
地の研究所に送られて、遠隔地において腫瘍細胞の調製、
ファイバ−の密閉および移植をする事なく各個体の処置
を評価できる。
つまでの間、細胞を維持するのに理想的な環境を提供す
る。この環境は、ファイバ-を挿入した哺乳類が、別々の
腫瘍処置の評価のために離れた研究室に送られることを
可能にする。一匹の哺乳類が異なる腫瘍細胞を含む異な
るファイバ-を有し、確認のために印が付けられて、一匹
の哺乳類が新しい処置の使用の可能性のためにさまざま
な評価に使用できる。中央地で相当数の哺乳類が異なる
型の腫瘍細胞をふくむ異なるファイバ-を移植され、遠隔
地の研究所に送られて、遠隔地において腫瘍細胞の調製、
ファイバ−の密閉および移植をする事なく各個体の処置
を評価できる。
【0019】本発明は、処置に対する免疫防御および生
理的暴露を提供する系において、新旧の抗腫瘍剤の可能
性を評価するための、迅速で資源効率がよく経済的な方
法を提供する。ファイバ−の使用は、信頼性のある分子
量遮断、大用量の拡散容器および回収の容易さという点
で特に有利である。
理的暴露を提供する系において、新旧の抗腫瘍剤の可能
性を評価するための、迅速で資源効率がよく経済的な方
法を提供する。ファイバ−の使用は、信頼性のある分子
量遮断、大用量の拡散容器および回収の容易さという点
で特に有利である。
【0020】
【実施例】その他の本発明の態様は、請求の範囲に包含
される。例えば、化学療法の他に、本方法はその他の腫
瘍処置の評価にも使用できる。例えばイムノトキシン、
放射療法、インタ−フェロンおよびレチノイン酸のよう
な生物調節剤である。またポリスルホンファイバ−の他
に例えば、分子量遮断値が30,000ダルトン以上
で、それらが宿主哺乳類の免疫系の薬剤の通過を封鎖す
る膜を含み、アクリルコポリマ−膜などの半透膜ホロ−
ファイバ−を使用できる。
される。例えば、化学療法の他に、本方法はその他の腫
瘍処置の評価にも使用できる。例えばイムノトキシン、
放射療法、インタ−フェロンおよびレチノイン酸のよう
な生物調節剤である。またポリスルホンファイバ−の他
に例えば、分子量遮断値が30,000ダルトン以上
で、それらが宿主哺乳類の免疫系の薬剤の通過を封鎖す
る膜を含み、アクリルコポリマ−膜などの半透膜ホロ−
ファイバ−を使用できる。
【0021】本発明の構成および効果はさらに以下の実
施例で説明されるが、これらの実施例で特定されている
物質およびその量は他の条件および詳述と同様に本発明
を限定するものではない。
施例で説明されるが、これらの実施例で特定されている
物質およびその量は他の条件および詳述と同様に本発明
を限定するものではない。
【0022】
【実施例1】腫瘍細胞は、半透膜ファイバ−セグメント
に密閉され、腹腔内および静脈内の双方に移植され、異
なる移植の部位(図4)での細胞増殖達成度を比較し、
細胞の異なる初期濃度効果を評価した(図5)。使用し
た腫瘍細胞は、ハイクロ−ン産業(Hylcon Industry)の
MOLT−4(ヒトT−細胞急性リンパ腫白血病 ATCC
CRL1582)と呼ばれるもので、湿潤インキュベ−タ−中
に37℃、5%二酸化炭素中、10%胎児ウシ血清を含む
RPM1-1640中に維持されて市販されているものであっ
た。この半透膜ホロ−ファイバ−膜は内径が1.5m
m,30mm長のポリスルホン製限界濾過膜であり、マ
サチュ−セッツ州、ニ−ドハムのA.G.テクノロジ−
(A.G. Technology, Needham,MA.)から入手した。使用
した哺乳類はS−D(Sprague-Dawley)ウイルスフリ−
ラットで体重150−175グラムでありマサチュ−セ
ッツ州、ウィルミントンのチャ−ルス リバ− ラボラ
トリ−(Charles River laboratories,Wilmington,MA)
から入手した。
に密閉され、腹腔内および静脈内の双方に移植され、異
なる移植の部位(図4)での細胞増殖達成度を比較し、
細胞の異なる初期濃度効果を評価した(図5)。使用し
た腫瘍細胞は、ハイクロ−ン産業(Hylcon Industry)の
MOLT−4(ヒトT−細胞急性リンパ腫白血病 ATCC
CRL1582)と呼ばれるもので、湿潤インキュベ−タ−中
に37℃、5%二酸化炭素中、10%胎児ウシ血清を含む
RPM1-1640中に維持されて市販されているものであっ
た。この半透膜ホロ−ファイバ−膜は内径が1.5m
m,30mm長のポリスルホン製限界濾過膜であり、マ
サチュ−セッツ州、ニ−ドハムのA.G.テクノロジ−
(A.G. Technology, Needham,MA.)から入手した。使用
した哺乳類はS−D(Sprague-Dawley)ウイルスフリ−
ラットで体重150−175グラムでありマサチュ−セ
ッツ州、ウィルミントンのチャ−ルス リバ− ラボラ
トリ−(Charles River laboratories,Wilmington,MA)
から入手した。
【0023】異なる濃度の細胞懸濁液は図4および5に
示したように、カルチャ−中の細胞から調製した。30
ミリリットルの細胞懸濁液が各々のポリスルホンファイ
バ−内腔に注入された。ファイバ−の末端は上述したよ
うに樹脂で密閉した。0日にファイバ−はラットの腹腔
内に移植された。1,2,3,4,5日にラットは殺さ
れ、各々のラットからのファイバ−が回収された。回収
時にファイバ−中の細胞数および生存細胞率が測定され
た。細胞の生存は、色素取り込みアッセイ−エチジウム
ブロマイドおよびアクリジンオレンジU.V.蛍光染色
を使用して測定した。
示したように、カルチャ−中の細胞から調製した。30
ミリリットルの細胞懸濁液が各々のポリスルホンファイ
バ−内腔に注入された。ファイバ−の末端は上述したよ
うに樹脂で密閉した。0日にファイバ−はラットの腹腔
内に移植された。1,2,3,4,5日にラットは殺さ
れ、各々のラットからのファイバ−が回収された。回収
時にファイバ−中の細胞数および生存細胞率が測定され
た。細胞の生存は、色素取り込みアッセイ−エチジウム
ブロマイドおよびアクリジンオレンジU.V.蛍光染色
を使用して測定した。
【0024】ファイバ−中の細胞の優れた生存能(85
%)が電子顕微鏡およびエチジウムブロマイドU.V.
蛍光染色にて証明された。図4および5に示すように、
腹腔内移植用に初期細胞密度が200万細胞/mlのフ
ァイバ−を使用して72時間に渡って直線的な成長曲線
が得られた。細胞の増殖は静脈内よりも腹腔内において
4倍大きかった(p<.01)。第5図に示すように、
600万細胞/mlの初期濃度から指数曲線が得られ
た。
%)が電子顕微鏡およびエチジウムブロマイドU.V.
蛍光染色にて証明された。図4および5に示すように、
腹腔内移植用に初期細胞密度が200万細胞/mlのフ
ァイバ−を使用して72時間に渡って直線的な成長曲線
が得られた。細胞の増殖は静脈内よりも腹腔内において
4倍大きかった(p<.01)。第5図に示すように、
600万細胞/mlの初期濃度から指数曲線が得られ
た。
【0025】
【実施例2】ラットに上述のMOLT−4細胞系を含む
ホロ−ファィバ−セグメントを移植した。2種の化学療
法剤がラットの2つの群に投与され、第3の群は対照と
して使用した。ファイバ−は細胞を装填してから24時
間後に移植され、化学療法剤が移植48時間後に投与さ
れた。処置を受けた2群のラットは筋肉中に単一薬剤治
療を行った:メトトレキセ−ト(MTX)100mg/Kg
およびL−アスパラギナ−ゼ(L−ASP)1200un
it/Kg。各群のラットから化学療法24時間および48時
間後にファイバ-を回収し、培地で洗滌した。細胞数は
単一細胞懸濁液から測定した。図6に示す結果は、24
時間後と48時間後の細胞毒性を比較した時有意差がな
かったことを示す。4日後に対照細胞数の減少が記録さ
れ、化学療法効果がより早く与えられたことを示した。
ホロ−ファィバ−セグメントを移植した。2種の化学療
法剤がラットの2つの群に投与され、第3の群は対照と
して使用した。ファイバ−は細胞を装填してから24時
間後に移植され、化学療法剤が移植48時間後に投与さ
れた。処置を受けた2群のラットは筋肉中に単一薬剤治
療を行った:メトトレキセ−ト(MTX)100mg/Kg
およびL−アスパラギナ−ゼ(L−ASP)1200un
it/Kg。各群のラットから化学療法24時間および48時
間後にファイバ-を回収し、培地で洗滌した。細胞数は
単一細胞懸濁液から測定した。図6に示す結果は、24
時間後と48時間後の細胞毒性を比較した時有意差がな
かったことを示す。4日後に対照細胞数の減少が記録さ
れ、化学療法効果がより早く与えられたことを示した。
【0026】
【実施例3】上述のMOLT−4細胞系を濃度200万
細胞/mlで含むホロファイバーセグメントをラットに
移植した;二つの化学療法剤を二つのラット群に投与
し、第三群を対照群とした。ファイバーは細胞を充填後
直ちに移植され、化学療法剤は移植から48時間後に投
与された。二つの処置群のラットは1回薬物投与療法に
よって処置された:メトトレキセート(MTX)100
mg/kgを筋肉内注射し、シクロホスファミド(CPM)
100mg/kgを静脈内注射した。対照群には食塩水を注
射した。化学療法から24時間後にラットの各群からフ
ァイバーを取り出し、培地で洗い流した。細胞数は単細
胞懸濁液から測定し調べた。結果を図7に示す。この三
日間アッセイは、化学療法から24時間後において、シ
クロホスファミドが85%阻害、メトトレキセートが6
3%阻害という細胞毒性効果を示している。
細胞/mlで含むホロファイバーセグメントをラットに
移植した;二つの化学療法剤を二つのラット群に投与
し、第三群を対照群とした。ファイバーは細胞を充填後
直ちに移植され、化学療法剤は移植から48時間後に投
与された。二つの処置群のラットは1回薬物投与療法に
よって処置された:メトトレキセート(MTX)100
mg/kgを筋肉内注射し、シクロホスファミド(CPM)
100mg/kgを静脈内注射した。対照群には食塩水を注
射した。化学療法から24時間後にラットの各群からフ
ァイバーを取り出し、培地で洗い流した。細胞数は単細
胞懸濁液から測定し調べた。結果を図7に示す。この三
日間アッセイは、化学療法から24時間後において、シ
クロホスファミドが85%阻害、メトトレキセートが6
3%阻害という細胞毒性効果を示している。
【0027】
【実施例4】上述のMOLT−4細胞系を濃度200万
細胞/mlで含むホロファイバーセグメントをラットに
移植した;三つの化学療法剤を三つのラット群に投与
し、第四群を対照群とした。ファイバーは細胞を充填後
直ちに移植され、化学療法剤は移植から48時間後に投
与された。三つの処置群のラットは1回薬物投与療法に
よって処置された:メトトレキセート(MTX)100
mg/kgを筋肉内注射し、シクロホスファミド(CP
M)100mg/kgを静脈内注射し、そしてL−アス
パラギナーゼ(L−ASP)1200単位/kgを筋肉
注射した。対照群には食塩水を注射した。化学療法から
24時間後にラットの各群からファイバーを取り出し、
培地で洗い流した。細胞数は単細胞懸濁液から測定し調
べた。結果を図8に示す。この三日間アッセイは、化学
療法から24時間後において、シクロホスファミドとメ
トトレキセートが53%阻害、L−アスパラギナーゼが
24%阻害という細胞毒性効果を示している。
細胞/mlで含むホロファイバーセグメントをラットに
移植した;三つの化学療法剤を三つのラット群に投与
し、第四群を対照群とした。ファイバーは細胞を充填後
直ちに移植され、化学療法剤は移植から48時間後に投
与された。三つの処置群のラットは1回薬物投与療法に
よって処置された:メトトレキセート(MTX)100
mg/kgを筋肉内注射し、シクロホスファミド(CP
M)100mg/kgを静脈内注射し、そしてL−アス
パラギナーゼ(L−ASP)1200単位/kgを筋肉
注射した。対照群には食塩水を注射した。化学療法から
24時間後にラットの各群からファイバーを取り出し、
培地で洗い流した。細胞数は単細胞懸濁液から測定し調
べた。結果を図8に示す。この三日間アッセイは、化学
療法から24時間後において、シクロホスファミドとメ
トトレキセートが53%阻害、L−アスパラギナーゼが
24%阻害という細胞毒性効果を示している。
【0028】
【実施例5】再発した急性リンパ芽球性白血病にかかっ
ているヒトの血液からリンパ芽球細胞を得、本発明の3
日アッセイを行って、これから行う4つの治療の評価を
行った。リンパ芽球を、ニューヨーク州カールプレイ
ス、ミネオラアベニュー584のギャラードーシュレジ
ンガー・インダストリーズ・インク(Gallard-Schlesin
ger Industries Inc.,)から市販のキットによって入手
し得、同社の”純粋なリンパ芽球の単離のための1段階
方法(One Step Method for Isolation of Pure Lymphoc
ytes)”と題したパンフレットに記載された ISOLYMPH
(tm)技術を使用して遠心分離により単離した。ラッ
トに、約2×106個の細胞/mlの濃度のリンパ芽球
細胞懸濁液を含む中空の繊維断片を移植し、4種の化学
療法剤を4群のラットに投与し、第5群を対照として使
用した。これらの繊維は細胞充填後すぐ移植され、移植
48時間後に化学療法剤を投与した。治療される3群の
ラットにはつぎのような単一薬物による療法を行った:
メトトレキセート(MTX)100mg/kgを筋肉内
注射し、アクチノマイシンーD(AMD)を静脈内注射
し、アクチノマイシンーD(静脈内注射)とサイクロス
ポリン100mg/kgを経口投与し(AMD+CS
P)、サイクロフォスファミド(CSM)100mg/
kgを静脈内注射する。 対照群のラットには生理塩溶
液を与えた。化学療法の24時間後に各群のラットから
繊維断片を取り出して培地で洗い出した。単一の細胞懸
濁液から細胞の数を数えた。結果は図8に示されてい
る。この3日アッセイによると、化学療法24時間後の
細胞毒性効果はサイクロフォスファミドが63%阻害、
アクチノマイシンーDとサイクロスポリンを組み合わせ
たものが44%阻害、そしてアクチノマイシンーD単独
の場合が13%阻害であった。
ているヒトの血液からリンパ芽球細胞を得、本発明の3
日アッセイを行って、これから行う4つの治療の評価を
行った。リンパ芽球を、ニューヨーク州カールプレイ
ス、ミネオラアベニュー584のギャラードーシュレジ
ンガー・インダストリーズ・インク(Gallard-Schlesin
ger Industries Inc.,)から市販のキットによって入手
し得、同社の”純粋なリンパ芽球の単離のための1段階
方法(One Step Method for Isolation of Pure Lymphoc
ytes)”と題したパンフレットに記載された ISOLYMPH
(tm)技術を使用して遠心分離により単離した。ラッ
トに、約2×106個の細胞/mlの濃度のリンパ芽球
細胞懸濁液を含む中空の繊維断片を移植し、4種の化学
療法剤を4群のラットに投与し、第5群を対照として使
用した。これらの繊維は細胞充填後すぐ移植され、移植
48時間後に化学療法剤を投与した。治療される3群の
ラットにはつぎのような単一薬物による療法を行った:
メトトレキセート(MTX)100mg/kgを筋肉内
注射し、アクチノマイシンーD(AMD)を静脈内注射
し、アクチノマイシンーD(静脈内注射)とサイクロス
ポリン100mg/kgを経口投与し(AMD+CS
P)、サイクロフォスファミド(CSM)100mg/
kgを静脈内注射する。 対照群のラットには生理塩溶
液を与えた。化学療法の24時間後に各群のラットから
繊維断片を取り出して培地で洗い出した。単一の細胞懸
濁液から細胞の数を数えた。結果は図8に示されてい
る。この3日アッセイによると、化学療法24時間後の
細胞毒性効果はサイクロフォスファミドが63%阻害、
アクチノマイシンーDとサイクロスポリンを組み合わせ
たものが44%阻害、そしてアクチノマイシンーD単独
の場合が13%阻害であった。
【0029】
【実施例6】急性リンパ芽球性白血病にかかっているヒ
トの骨髄からリンパ芽球細胞を得、本発明の3日アッセ
イを行って、これから行う治療の評価を行った。骨髄は
針を使って脊椎から取り出し、リンパ芽球は実施例5と
同じ方法で単離した。ラットに、約2×106個の細胞
/mlの濃度のリンパ芽球細胞懸濁液を含む中空の繊維
断片を移植し、メトトレキセート(MTX)100mg
/kgを1匹のラットに筋肉内注射し、他の2匹のラッ
トを対照として使用した。これらの繊維は細胞充填後す
ぐ移植され、移植48時間後に化学療法剤を投与した。
対照のラットには生理塩溶液を与えた。化学療法の24
時間後に各ラットから繊維断片を取り出して培地で洗い
出した。単一の細胞懸濁液からの細胞数を数えた。その
結果、対照および治療されたラットからの繊維は92%
の細胞生存率を有していた。このことは、メトトレキセ
ートがリンパ芽球を阻害する効力がないことを示してい
る。
トの骨髄からリンパ芽球細胞を得、本発明の3日アッセ
イを行って、これから行う治療の評価を行った。骨髄は
針を使って脊椎から取り出し、リンパ芽球は実施例5と
同じ方法で単離した。ラットに、約2×106個の細胞
/mlの濃度のリンパ芽球細胞懸濁液を含む中空の繊維
断片を移植し、メトトレキセート(MTX)100mg
/kgを1匹のラットに筋肉内注射し、他の2匹のラッ
トを対照として使用した。これらの繊維は細胞充填後す
ぐ移植され、移植48時間後に化学療法剤を投与した。
対照のラットには生理塩溶液を与えた。化学療法の24
時間後に各ラットから繊維断片を取り出して培地で洗い
出した。単一の細胞懸濁液からの細胞数を数えた。その
結果、対照および治療されたラットからの繊維は92%
の細胞生存率を有していた。このことは、メトトレキセ
ートがリンパ芽球を阻害する効力がないことを示してい
る。
【0030】もう一人の患者、すなわち急性骨髄性白血
病にかかっている患者には、実施例6におけるようにし
て骨髄から試料を取り出し化学療法剤を投与したが、細
菌による汚染が発見されたため、正確な試験結果を得る
ことは出来なくなった。
病にかかっている患者には、実施例6におけるようにし
て骨髄から試料を取り出し化学療法剤を投与したが、細
菌による汚染が発見されたため、正確な試験結果を得る
ことは出来なくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による移植可能な拡散容器を図式
したものである。
したものである。
【図2】図2は本発明によるin vivoアッセイに
おける移植を図式的に説明したものである。
おける移植を図式的に説明したものである。
【図3】図3は本発明によるin vivoアッセイに
おける移植を回収および処置の評価を図式的に説明した
ものである。
おける移植を回収および処置の評価を図式的に説明した
ものである。
【図4】図4は腹腔および静脈内の移植における、時間
に対する細胞数のグラフである。
に対する細胞数のグラフである。
【図5】図5は異なる初期細胞密度における、時間に対
する細胞数のグラフである。
する細胞数のグラフである。
【図6】図6移植48時間後に投与された2種の薬剤に
関する細胞毒性効果を表す時間に対する細胞数のグラフ
である。
関する細胞毒性効果を表す時間に対する細胞数のグラフ
である。
【図7】図7移植48時間後に投与された2種の薬剤に
関する細胞毒性効果を表す時間に対する細胞数のグラフ
である。
関する細胞毒性効果を表す時間に対する細胞数のグラフ
である。
【図8】図8は移植48時間後に投与された3種の薬剤
に関する細胞毒性効果を表す時間に対する細胞数のグラ
フである。
に関する細胞毒性効果を表す時間に対する細胞数のグラ
フである。
【図9】図9は移植48時間後に投与された4種の薬剤
に関する細胞毒性効果を表す時間に対する細胞数のグラ
フである。
に関する細胞毒性効果を表す時間に対する細胞数のグラ
フである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 591225604 ジャスティニアノ・エフ・バグタス JUSTINIANO F BAGTA S アメリカ合衆国フロリダ州33704,セン ト・ピータースバーグ,ノース・イース ト,サーティーエイス・アベニュー 774 (73)特許権者 591225615 エドウィン・エヌ・フォアマン Edwin N Forman アメリカ合衆国ロード・アイランド州 02906,プロヴィデンス,ロード・アイ ランド・アベニュー 26 (72)発明者 ミルトン・エイチ・リプスキー アメリカ合衆国ロード・アイランド州 02187,ウエスト・グリニッチ,パイ ン・ツリー・レーン 48 (72)発明者 ジャスティニアノ・エフ・バグタス アメリカ合衆国フロリダ州33704,セン ト・ピータースバーグ,ノース・イース ト,サーティーエイス・アベニュー 774 (72)発明者 エドウィン・エヌ・フォアマン アメリカ合衆国ロード・アイランド州 02906,プロヴィデンス,ロード・アイ ランド・アベニュー 26 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 10/00 G01N 33/15 G01N 33/50
Claims (27)
- 【請求項1】 腫瘍細胞を半透膜のホローファイバーの
セグメント内に密閉し、 前記密閉ファイバーセグメントを非ヒト哺乳類体内に移
植し、 前記非ヒト哺乳類を癌の治療法で治療し、そして前記ホ
ローファイバーセグメント中の細胞に対する前記癌の治
療法の効果を評価することよりなる、 癌治療法の効果の測定方法。 - 【請求項2】 腫瘍細胞がヒト腫瘍細胞である、請求項
1記載の方法。 - 【請求項3】 採取する細胞が体外移植組織の形であ
る、請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 採取する細胞が懸濁物である、請求項2
記載の方法。 - 【請求項5】 移植が腹腔内移植である、請求項1記載
の方法。 - 【請求項6】 移植が皮下移植である、請求項1記載の
方法。 - 【請求項7】 癌の治療法が化学療法剤の投与である、
請求項1記載の方法。 - 【請求項8】 移植が複数の非ヒト哺乳類への移植を含
み、そして治療が異なる種類の化学療法剤を異なる非ヒ
ト哺乳類に投与することを含み、そして評価が異なる化
学療法剤の使用による結果の比較を含む、請求項7記載
の方法。 - 【請求項9】 ファイバーがポリスルホンファイバーで
ある、請求項1記載の方法。 - 【請求項10】 ファイバーが遮断分子量30,000
ないし50,000ダルトンの細孔をもつ、請求項9記
載の方法。 - 【請求項11】 ファイバーが遮断分子量30,000
ダルトンの細孔をもつ、請求項10記載の方法。 - 【請求項12】 異なる腫瘍細胞を異なるファイバー中
に密閉して非ヒト哺乳類に移植し、異なる腫瘍細胞に対
する治療効果を評価する、請求項1記載の方法。 - 【請求項13】 癌の治療法が免疫毒素の投与である、
請求項1記載の方法。 - 【請求項14】 癌の治療法が放射線療法の適用であ
る、請求項1記載の方法。 - 【請求項15】 癌の治療法が生物学的調節剤の投与で
ある、請求項1記載の方法。 - 【請求項16】 評価がファイバー中の生きている細胞
を数えることを含む、請求項4記載の方法。 - 【請求項17】 評価が形態学的検査を含む、請求項1
記載の方法。 - 【請求項18】 非ヒト哺乳類と、該非ヒト哺乳類に移
植された生きている腫瘍細胞を含む半透膜ホローファイ
バーのセグメントとの組み合わせ。 - 【請求項19】 ファイバーがポリスルホンファイバー
である、請求項18記載の組み合わせ。 - 【請求項20】 非ヒト哺乳類内に複数のホローファイ
バーのセグメントが存在する、請求項19記載の組み合
わせ。 - 【請求項21】 ファイバーが遮断分子量30,000
ないし50,000ダルトンの細孔をもつ、請求項19
記載の組み合わせ。 - 【請求項22】 異なる腫瘍細胞に対する治療効果を評
価するために、異なる腫瘍細胞が異なるファイバー中で
密閉されて非ヒト哺乳類に移植されている、請求項20
記載の組み合わせ。 - 【請求項23】 ファイバーの両端が樹脂で封止されて
いる、請求項18記載の組み合わせ。 - 【請求項24】 非ヒト哺乳類が免疫学的能力をもつ、
請求項18記載の組み合わせ。 - 【請求項25】 非ヒト哺乳類がラットである、請求項
24記載の組み合わせ。 - 【請求項26】 非ヒト哺乳類が免疫学的能力をもつ、
請求項1記載の方法。 - 【請求項27】 非ヒト哺乳類がラットである、請求項
26記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US76996891A | 1991-10-02 | 1991-10-02 | |
US769968 | 1991-10-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06125912A JPH06125912A (ja) | 1994-05-10 |
JP3252361B2 true JP3252361B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=25087067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26405091A Expired - Fee Related JP3252361B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-11 | インビボにおける癌の治療のアッセイ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5676924A (ja) |
JP (1) | JP3252361B2 (ja) |
CA (1) | CA2065662A1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
US5698413A (en) * | 1993-05-05 | 1997-12-16 | The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services | Method of evaluating chemotherapeutic agents in vivo |
JP2002537850A (ja) | 1999-03-09 | 2002-11-12 | アコルディス インダストリアル ファイバース ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 細胞に接する作用物質を試験するためのメンブランモジュール |
WO2004106924A2 (en) * | 2003-05-29 | 2004-12-09 | Astrazeneca Ab | Testing cell cycle regulation effect of a compound using a hollow fibre cell implant |
CN107976534A (zh) * | 2016-10-21 | 2018-05-01 | 上海立迪生物技术股份有限公司 | 一种抗肿瘤药物快速药效筛选方法及其专用装置 |
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WO2020200180A1 (en) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | Taipei Medical University | Porous hollow fiber membrane and methods of using it to select immune checkpoint inhibitor |
CN112980690B (zh) * | 2019-12-17 | 2022-10-21 | 华东数字医学工程研究院 | Pdx模型孵育装置和抗肿瘤药物筛选方法 |
CN117660581A (zh) | 2022-09-01 | 2024-03-08 | 上海立迪生物技术股份有限公司 | 一种筛选免疫调节药物药效的模型及方法 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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