JP3250523B2 - 電気調理器 - Google Patents

電気調理器

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JP3250523B2
JP3250523B2 JP20744098A JP20744098A JP3250523B2 JP 3250523 B2 JP3250523 B2 JP 3250523B2 JP 20744098 A JP20744098 A JP 20744098A JP 20744098 A JP20744098 A JP 20744098A JP 3250523 B2 JP3250523 B2 JP 3250523B2
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博志 桑村
博 松尾
秀和 鈴木
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般家庭において使
用するホットプレートなどの電気調理器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種のホットプレートなどの調理器
は、プレートが本体から着脱できるもの、できないもの
様々であるが、プレートおよび本体が大型化し、さらに
焼き肉用プレート、鍋用プレート、たこ焼き用プレート
などプレートの数も増えてきて調理機能は充実してい
る。一方従来の調理器は、特公昭63−36246号公
報のように、一対のプレートと一対の本体をヒンジ機構
によって2つ折り自在に接続し、プレートを裏面から直
接的に加熱する一対のヒータを具備する一方で、ヒータ
の熱が遮断されることなく、本体にさらされる構成であ
った。また、調理プレートは異形状のものを複数個用意
すれば使用可能であるが、全く同一形状の一対のプレー
トのみ収納可能な構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た調理器は、次のような課題を有していた。まず、本体
と本体内部に配設されたヒータが熱を遮断する構成にな
っておらず調理時に本体が高温にさらされるため、また
高温になるのを防ぐべく本体とヒータの距離を大きく離
すと、2つ折りにしてコンパクトに収納するという効果
を失ってしまうため、この種のホットプレートなどには
実用化できず、もっぱら使用温度の低いホットサンドメ
ーカーやワッフルメーカーなどに展開されており、高温
調理性能を有しつつ、収納時の商品の大幅なダウンサイ
ジングを実現することはできないという課題があった。
【0004】また、一対のプレートしか収納できず、昨
今の多様化の中で2種類、3種類といったプレートの複
合収納ができないという課題がった。
【0005】また、調理前のプレートの予熱時間の短縮
や、ギョーザなどの蒸しもの調理時に効果のある蓋が具
備されておらず、たとえ代用の蓋を使用したとしても、
本体内部に収納できる構成になっておらず、使い勝手、
調理性能に課題があった。
【0006】また、本体折りたたみ後の収納は、一方向
の立位姿勢でしか設置できず、収納場所が限定されると
いう課題があった。
【0007】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、高温調理性能を損なうことなくプレート及び蓋の複
合収納を実現し、しかも収納時には調理時に比べて本体
サイズの大幅なダウンサイジングを果たし、使い勝手が
良く収納場所に応じて立て置き自在の収納性に優れた調
理器を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、まず甲側器体と乙側器体にヒンジ構成を
設けて2つに折りたたみ自在に接続し、甲側器体内部の
甲側ヒータと甲側ボデーの間に甲側遮熱板を設け、乙側
器体内部の乙側ヒータと乙側ボデーの間に乙側遮熱板を
設けることで、高温調理性能を損なうことなく収納時に
は、調理時に比べて器体サイズの大幅なダウンサイジン
グを実現できる構成にしたものである。
【0009】また、調理終了後の収納時に、甲側器体内
部に異なる2枚のプレートを収納し、乙側器体内部に1
枚のプレートを収納してプレートの複合収納ができる構
成にしたものである。
【0010】また、調理終了後の収納時に、甲側器体内
部に2枚の蓋を収納できる構成にしたものである。
【0011】また、甲側器体と乙側器体を折りたたんだ
時に、器体の回動を係止するように甲側器体と乙側器体
にフック部と被フック部を設け、器体すべての面が立て
置き自在かつ安全なように構成したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
甲側器体は、蓋体と調理するプレートと、前記プレート
を着脱自在に載置して加熱する甲側ヒータと、前記甲側
ヒータの下方及び側方を覆う甲側遮熱板と、前記甲側遮
熱板の下方及び側方を覆った甲側ボデーを有し、乙側器
体は、蓋体と調理するプレートと、前記プレートを着脱
自在に載置して加熱する乙側ヒータと、前記乙側ヒータ
の下方及び側方を覆う乙側遮熱板と、前記乙側遮熱板の
下方及び側方を覆った乙側ボデーを有し、前記甲側器体
と前記乙側器体とは、両器体にヒンジ構成を設けて2つ
に折りたたみ自在に接続し、調理終了後の収納時には前
記甲側器体内部に調理面が平面の平面プレートとその上
方に内接して溝を設けた焼き肉プレートを載置して収納
し、平面プレートの調理面に、上方の焼き肉プレートの
底面が接しないように位置規制した載置規制リブを設け
ることにより、プレートの調理面に施されたフッ素処理
膜を傷つけて、調理物の焦げ付きやプレートの腐食に至
らないよう作用する。前記乙側器体内部に平面プレート
1枚を載置して収納した後、前記甲側器体と前記乙側器
体を折りたたみ、収納場所に応じて立て置き自在に設置
できるよう構成することにより、器体が高温にさらされ
ることはなく、しかも器体の低温化を図るべくヒータと
ボデーの距離を大きくとる必要がないため、高温調理性
能を損なうことなく収納時には、調理時に比べて器体サ
イズの大幅なダウンサイジングを実現でき、しかも調理
目的の異なる平面プレートと焼き肉プレートの合わせて
3枚のプレートを器体内部に収納することができ、折り
たたんだ後の器体のすべての面を安定な形状とすること
で、立て置き自在に設置できるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項2記載の発明は、調理終了
後の2枚の蓋体は、開口部が互いに向かい合った裏、表
の対称な状態で、甲側器体内部に収納された焼き肉プレ
ートの開口部の蓋載置溝部に載置して、収納できるよう
構成することにより、調理前のプレートの予熱時間の短
縮や、ギョーザなどの蒸しもの調理時に欠かせない蓋体
を、場所を取らずに器体内部に収納して使用できるとい
う作用を有する。
【0014】本発明の請求項3記載の発明は、2枚の蓋
体を載置するプレートには、蓋載置溝部の外周に沿って
蓋脱落止め部を設けることにより、開口部が互いに向か
い合った裏、表の状態で載置された蓋体のうち、上方に
位置する蓋体が蓋載置溝部に係止されずに不安定に位置
ずれするのを規制し、器体の折りたたみ時に蓋が甲側器
体と乙側器体に挟まれて、打痕や変形を生じないように
作用する。
【0015】本発明の請求項4記載の発明は、2枚の蓋
体を載置するプレートには、蓋取り外し溝を設けること
により、蓋取り外し溝から指を入れて蓋載置溝部に載置
した下方側の蓋体の蓋部側面を上方に押し上げて容易
に、裏返しになった蓋体を器体から取り外すことができ
るように作用する。
【0016】本発明の請求項5記載の発明は、甲側器体
と乙側器体を折りたたんだ時に、器体の回動を係止する
ようにそれぞれの器体にフック部と被フック部を設ける
ことにより、折りたたんだ器体が不意に開いて不安全に
ならないように作用するとともに、立て置き自在に安全
に設置できるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項6記載の発明は、甲側器体
には、甲側遮熱板の底面開口部を覆うように下方に甲側
下遮熱板を設け、乙側器体には、乙側遮熱板の底面開口
部を覆うように下方に乙側下遮熱板を設けることによ
り、器体内部の温度上昇をさらに低下させることがで
き、部品材料の耐熱グレードを下げることで、より安価
な電気調理器を提供することができるように作用する。
【0018】
【実施例】(実施例1) 以下本発明の第1の実施例を図1から図5により説明す
る。図1及び図2においてシーズヒータからなる甲側ヒ
ータ1は、その下方及び側方を覆う形状の甲側遮熱板2
に、ヒータ支持金具3で取り付けられている。甲側ボデ
ー4には補助脚5が取り付けられ、スペーサー6を挟ん
で甲側遮熱板2が取り付けられている。同様にシーズヒ
ータからなる乙側ヒータ7は、その下方及び側方を覆う
形状の乙側遮熱板8に、ヒータ支持金具3で取り付けら
れている。乙側ボデー9には補助脚5が取り付けられ、
スペーサー6を挟んで乙側遮熱板8が取り付けられてい
る。ヒンジ10は、甲側ボデー4に取り付けた甲側ヒン
ジ11と乙側ボデー9に取り付けた乙側ヒンジ12がヒ
ンジ軸13で連結され、ヒンジ軸13がヒンジ軸受け1
4で回動自在に構成されている。調理時には、平面プレ
ート15又は焼き肉プレート16のいずれかが甲側ヒー
タ1又は乙側ヒータ7の上方に着脱自在に載置され、そ
れぞれのプレートの上方に蓋体17が載置され、蓋18
に蓋つまみ19が取り付けてある。温度調節器20は、
着脱自在に甲側ボデー4から内部に挿入され、電源プラ
グ21によって電気を供給している。甲側ボデー4及び
乙側ボデー9には任意の角度で回動自在に把手22が取
り付けられている。また甲側器体と乙側器体を折りたた
んだ時の立て置きのために甲側器体側面に甲側スタンド
脚28と乙側器体側面に乙側スタンド脚29が取り付け
られ、ヒンジ10が床面に当たらないよう構成してい
る。なお、23は甲側器体から乙側器体に電気を流す電
気導通線で、30は甲側カバー、31は乙側カバーであ
る。
【0019】次に、図3において調理終了後甲側器体に
は、甲側ヒータ1の上方に平面プレート15が載置さ
れ、その上方に内接して焼き肉プレート16が載置さ
れ、さらにその上方に蓋体17が載置され収納される。
乙側器体には乙側ヒータ7の上方に平面プレート15が
載置され、その上方に蓋体17が載置され収納される。
なおここで、どちら側の蓋体17も表向き、裏向きのど
ちらを向いて収納されてもよい。
【0020】さらに図4において、図3の甲側器体と乙
側器体の収納形態で、把手22をつかみヒンジ10によ
って、回動自在に甲側器体を動かさず床面に固定したま
ま、乙側器体を閉口するように回動して折りたたみ、甲
側スタンド脚28と乙側スタンド脚29によりA面で立
ち置きされる。
【0021】また、図5のように甲側上脚部24と甲側
下脚部25により、B面で立ち置きされる。
【0022】以上の折りたたみ構造の電気調理器では、
調理を行う際に甲側器体と乙側器体がヒンジ10により
支持されながら開口し、甲側器体は、甲側ボデー4の甲
側上脚部24と甲側下脚部25で支えられ、乙側器体は
乙側ボデー9の乙側上脚部26と乙側下脚部27で支え
られている。電源プラグ21を家庭用コンセントに差し
込むと、甲側器体に電気が供給され、温度調節器20の
温度調節つまみ32で高温に設定すると、平面プレート
15又は焼き肉プレート16が高温になるまで甲側ヒー
タ1を通電し、平面プレート15又は焼き肉プレート1
6が高温になると、甲側ヒータ1への通電を遮断して高
温に保つように温度制御される。乙側器体の平面プレー
ト15又は焼き肉プレート16も、電気導通線23を通
って電気が供給され、甲側器体同様に温度制御されるよ
うになっている。
【0023】なお、上記第1の実施例では、甲側ボデー
及び乙側ボデー9にPETのような高耐熱の高価な樹脂
や金属を使用する必要はなく、ポリプロピレンでよい。
また図4及び図5における折りたたみ後の器体の立ち置
き姿勢以外に、同様の構成ですべての面に立ち置き設置
できることは容易に考えられる。また、収納可能なプレ
ート形状、数は折りたたんだ際の器体サイズのダウンサ
イジングを著しく損なわない程度に、複数種類、複数枚
のプレートを収納してもよい。また、収納時のプレート
と蓋は、甲側器体側又は乙側器体側に集約して収納する
形態であってもかまわない。さらに、折りたたむ際は甲
側器体と乙側器体をハンドバッグ方式に均等に開閉する
ように回動して折りたたんでもよい。
【0024】(実施例2) 図6において、調理終了後の収納時に、甲側器体の甲側
ヒータ34の上方に載置した平面プレート40の上方に
焼き肉プレート42を載置する。この際焼き肉プレート
42に設けた載置規制リブ44に平面プレート40のフ
ランジ部45が当接し、平面プレート40の調理面41
が焼き肉プレート42の底面43に当たらないようにな
っている。
【0025】なお、上記第2の実施例では、載置規制リ
ブの大きさ、形状、数などが示されていないが、プレー
ト同士を載置して容易にがたつかない構成であればどの
ようなものでもよい。また、焼き肉プレートの上方に平
面プレートが載置されて同様の構成としてもよい。
【0026】(実施例3) 図7において、調理終了後の収納時に、甲側器体の甲側
ヒータ35の上方に載置した平面プレート47の上方に
焼き肉プレート48を載置し、焼き肉プレート48に設
けた蓋載置溝部49に開口部を上向きにした蓋50aの
カール部51aを載置し、さらにその上方に開口部を下
向きにした蓋50bのカール部51bを載置している。
【0027】なお、上記第3の実施例では、蓋載置溝4
9は調理中に蓋を載置するための溝も兼ねるが、たとえ
ば2段の溝を設けて別に構成してもよい。
【0028】(実施例4) 図8及び図9において、焼き肉プレート55に設けた蓋
載置溝56に開口部を上向きにした蓋58aのカール部
59aを載置し、さらにその上方に開口部を下向きにし
た蓋58bのカール部59bが、焼き肉プレート55の
蓋載置溝部56の外周に沿って設けた蓋脱落止め部57
に規制され、ずれ落ちないようにしている。
【0029】なお、上記第4の実施例では、6箇所の蓋
脱落止め部を設けているが、本目的を果たす形状、大き
さ、数であれば全周であってもかまわない。
【0030】(実施例5) 図10及び図11において、収納時に焼き肉プレート6
0に載置した開口部を下向きにした蓋62aと開口部を
上向きにした蓋63aを調理のために取り外す際に、蓋
63aは蓋つまみ64aをつかむことで容易に外せ、裏
返しでつかむ場所がない蓋62aは、焼き肉プレート6
0に設けた蓋取り外し溝61に指を入れて、上方に押し
上げることで容易に取り外すことができるようになって
いる。
【0031】なお、上記第5の実施例では蓋取り外し溝
を1箇所としているが、いくらあってもよい。
【0032】(実施例6) 図12及び図13において、甲側器体70と乙側器体7
1をヒンジ76により回動して、甲側カバー72と乙側
カバー73が当接するまで折りたたみ、甲側カバー72
の被フック部74に乙側カバー73のフック部75を係
止するようになっている。フック部75は、フック金具
75aとフック板75bで構成され、バネ力によって任
意の回動角度を境にして反転力が働くように切り欠き部
76が設けられ、フック金具75aが自重でぶらぶらし
ないようにしている。
【0033】なお、上記第6の実施例では、フック板及
びフック金具はバネ材で、被フック部は樹脂でも金属で
もよい。
【0034】(実施例7) 図14において、甲側遮熱板80の底面開口部を覆うよ
うに下方に甲側下遮熱板81を設けて、乙側遮熱板82
の底面開口部を覆うように下方に乙側下遮熱板83を設
けて、二重遮熱構成とし、甲側下遮熱板81には甲側下
遮熱板ボス84を設け、乙側下遮熱板83には乙側下遮
熱板ボス85を設けて、それぞれ甲側遮熱板80と乙側
遮熱板82との間隔を一定かつ最小に保ってビス止めさ
れ甲側下遮熱板81及び乙側下遮熱板83は、それぞれ
スペーサー86を挟んで、補助脚87に取り付けられて
いる。
【0035】
【発明の効果】以上の実施例の説明で明らかなように本
発明は以下の効果を有する。
【0036】請求項1記載の発明によれば、甲側ボデー
と甲側ヒータとの間に甲側遮熱板を設け、乙側ボデーと
乙側ヒータとの間に乙側遮熱板を設けて、甲側器体と乙
側器体をヒンジ構成により2つ折り自在に回動し、異な
る形状のプレートを3枚と蓋体を2枚、器体内部に収納
する構成とすることで、高温調理性能を損なうことなく
安価な電気調理器を提供することができ、収納時には、
調理時に比べて器体サイズの大幅なダウンサイジングが
実現できしかも多用途、多機能を満足させるべく平面プ
レートと焼き肉プレートの合わせて3枚の収納ができ、
プレートの予熱時間の短縮や、ギョーザなどの蒸しもの
調理に欠かせない蓋体を場所を取らずに器体内部に収納
でき、さらに折りたたんだ後の器体のすべての面を安定
な形状、構成とすることで、場所に応じて立て置き自在
に設置でき、また、収納時に互いに積み重ねられるプレ
ートに載置規制リブを設けることにより、プレートの調
理面に施されたフッ素処理膜を傷つけて、調理物の焦げ
付きやプレートの腐食に至らないよう品質の優れたプレ
ートを提供することができるという効果を有する。
【0037】請求項記載の発明によれば、開口部が互
いに向かい合った裏、表の対称な状態で2枚の蓋体をプ
レートの開口部内面の蓋載置溝部に載置して収納するこ
とにより、折りたたみ時の器体の大きさをよりコンパク
トにして収納性を向上させることができるという効果を
有する。
【0038】請求項記載の発明によれば、開口部が互
いに向かい合った裏、表の対称な状態で2枚の蓋体をプ
レートの開口部内面に収納する際に、上方の蓋体が不安
定に位置ずれして、折りたたみ時に器体と器体の間に挟
まって、蓋体の打痕や変形がないようプレートに蓋脱落
止め部を設けて品質に優れた蓋体を提供できるという効
果を有する。
【0039】請求項記載の発明によれば、開口部が互
いに向かい合った裏、表の対称な状態の2枚の蓋体をプ
レートから取り外す際に、プレートに設けた蓋取り外し
溝により、容易に蓋を取り外すことで使い勝手を向上さ
せるという効果を有する。
【0040】請求項記載の発明によれば、甲側器体と
乙側器体を折りたたんだ時に、器体の回動を係止するよ
うにそれぞれの器体にフック部と被フック部を設けて、
両器体を係止することにより、折りたたんだ器体が不意
に開いて不安全にならないようにでき、立て置き自在に
安全に設置できるという効果を有する。
【0041】請求項記載の発明によれば、甲側器体に
は、甲側遮熱板の底面開口部を覆うように下方に甲側下
遮熱板を設け、乙側器体には、乙側遮熱板の底面開口部
を覆うように下方に乙側下遮熱板を設けることにより、
器体内部の温度を飛躍的に低下することができ、部品材
料の耐熱グレードを下げることで、より安価でしかもコ
ンパクトな電気調理器を提供することができるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の調理時の縦断面図
【図2】本発明の第1の実施例の調理時の平面図
【図3】本発明の第1の実施例の収納時の縦断面図
【図4】本発明の第1の実施例の折りたたみ時の斜視図
【図5】本発明の第1の実施例の折りたたみ時の斜視図
【図6】本発明の第2の実施例の収納時の要部縦断面図
【図7】本発明の第3の実施例の収納時の要部縦断面図
【図8】本発明の第4の実施例の収納時の要部縦断面図
【図9】本発明の第4の実施例の収納時の要部平面図
【図10】本発明の第5の実施例の収納時の要部平面図
【図11】本発明の第5の実施例の収納時の要部縦断面
【図12】本発明の第6の実施例の折りたたみ時の斜視
【図13】本発明の第6の実施例の折りたたみ時の要部
平面図
【図14】本発明の第7の実施例の調理時の縦断面図
【符号の説明】
1、34、35 甲側ヒータ 2、80 甲側遮熱板 3 ヒータ支持金具 4 甲側ボデー 5、87 補助脚 6、86 スペーサー 7 乙側ヒータ 8、82 乙側遮熱板 9 乙側ボデー 10、76 ヒンジ 11 甲側ヒンジ 12 乙側ヒンジ 13 ヒンジ軸 14 ヒンジ軸受け 15、40、47 平面プレート 16、42、48、55、60 焼き肉プレート 17 蓋体 18、50a、50b、58a、58b、62a、63
a 蓋 19、64a 蓋つまみ 20 温度調節器 21 電源プラグ 22 把手 23 電気導通線 24 甲側上脚部 25 甲側下脚部 26 乙側上脚部 27 乙側下脚部 28 甲側スタンド脚 29 乙側スタンド脚 30、72 甲側カバー 31、73 乙側カバー 32 温度調節つまみ 40 プレート 36 電気導通線 37 電源コード 38 電源プラグ 41 調理面 43 底面 44 載置規制リブ 45 フランジ部 49、56 蓋載置溝部 51a、51b、59a、59b カール部 57 蓋脱落止め部 61 蓋取り外し溝 70 甲側器体 71 乙側器体 74 被フック部 75 フック部 75a フック金具 75b フック板 76 切り欠き部 81 甲側下遮熱板 83 乙側下遮熱板 84 甲側下遮熱板ボス 85 乙側下遮熱板ボス
フロントページの続き (72)発明者 木本 憲志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−86439(JP,U) 特公 昭63−36246(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 37/06 321

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 甲側器体は、蓋体と調理するプレート
    と、前記プレートを着脱自在に載置して加熱する甲側ヒ
    ータと、前記甲側ヒータの下方及び側方を覆う甲側遮熱
    板と、前記甲側遮熱板の下方を覆った甲側ボデーとを有
    し、乙側器体は、蓋体と調理するプレートと、前記プレ
    ートを着脱自在に載置して加熱する乙側ヒータと、前記
    乙側ヒータの下方を覆う乙側遮熱板と、前記乙側遮熱板
    の下方を覆った乙側ボデーとを有し、前記甲側器体と前
    記乙側器体とは、両器体にヒンジ構成を設けて2つに折
    りたたみ自在に接続し、調理終了後の収納時には前記甲
    側器体内部に調理面が平面の平面プレートとその上方に
    内接して溝を設けた焼き肉プレートを載置して収納する
    際、上方の焼き肉プレートの底面が、平面プレートに接
    しないように位置規制した載置規制リブを設け、前記乙
    側器体内部に平面プレート1枚を載置し、蓋体をプレー
    トに載置して収納した後、前記甲側器体と前記乙側器体
    を折りたたみ、収納場所に応じて立て置き自在に設置で
    きるよう構成した電気調理器。
  2. 【請求項2】 甲側器体は、蓋体と調理するプレート
    と、前記プレートを着脱自在に載置して加熱する甲側ヒ
    ータと、前記甲側ヒータの下方及び側方を覆う甲側遮熱
    板と、前記甲側遮熱板の下方を覆った甲側ボデーとを有
    し、乙側器体は、蓋体と調理するプレートと、前記プレ
    ートを着脱自在に載置して加熱する乙側ヒータと、前記
    乙側ヒータの下方を覆う乙側遮熱板と、前記乙側遮熱板
    の下方を覆った乙側ボデーとを有し、前記甲側器体と前
    記乙側器体とは、両器体にヒンジ構成を設けて2つに折
    りたたみ自在に接続し、調理終了後の収納時には前記甲
    側器体内部に調理面が平面の平面プレートとその上方に
    内接して溝を設けた焼き肉プレートを載置して収納し、
    前記乙側器体内部に平面プレート1枚を載置して収納し
    た後、2枚の蓋体は、開口部が互いに向かい合った裏、
    表の対称な状態で、甲側器体内部に収納された焼き肉プ
    レートの開口部の蓋載置溝部に載置して収納でき、前
    甲側器体と前記乙側器体を折りたたみ、収納場所に応じ
    て立て置き自在に設置できるよう構成した電気調理器。
  3. 【請求項3】 体を載置するプレートには、蓋載置溝
    部の外周に沿って蓋脱落止め部を設けた請求項1または
    記載の電気調理器。
  4. 【請求項4】 体を載置する焼き肉プレートには、蓋
    取り外し溝を設けた請求項1乃至3記載の電気調理器。
  5. 【請求項5】 甲側器体と乙側器体を折りたたんだ時
    に、器体の回動を係止するようにそれぞれの器体にフッ
    ク部と被フック部を設けた請求項1乃至4記載の電気調
    理器。
  6. 【請求項6】 甲側器体には、甲側遮熱板の底面開口部
    を覆うように下方に甲側下遮熱板を設け、乙側器体に
    は、乙側遮熱板の底面開口部を覆うように下方に乙側下
    遮熱板を設けた請求項1乃至5記載の電気調理器。
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