JP3249928B2 - 製氷機における製氷部の設置構造 - Google Patents

製氷機における製氷部の設置構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製氷部を貯氷庫の
上面に設置する構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】フレーク状の氷等を製造するものとし
て、ドラム式製氷機が知られている。このものは、ドラ
ムの外周に冷凍サイクルの一部を構成する蒸発器を巻装
してその回りを断熱材を介してカバーで覆ってなる製氷
部を備え、この製氷部を貯氷庫の上面に設置した構造で
ある。そして、ドラムの内面に製氷用水を流下させつつ
氷を生成して、その氷を回転駆動される剥離刃で順次に
削り取ることでフレーク状の氷を得、それをドラムの下
部の開口から貯氷庫の上面の開口を通して貯氷庫内に貯
めるというものである。従来、上記の製氷部を貯氷庫の
上面に設置する場合の構造は、図7に示すように、貯氷
庫aの上面に方形の枠体bを取り付けてその枠体b上に
製氷部cを載置し、枠体bの内側にドレンパンdを配設
するようにしていた。すなわち製氷部cでは、カバーe
の内側が蒸発器や内部の冷気により冷却されるためにカ
バーeの外面に結露が生じ、その結露水をドレンパンd
で受けようというのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように製氷部cを枠体b上に載置した構造では、枠体b
に直に載っていない周面部分では、製氷部c(カバー
e)の外面を伝った結露水をそのままドレンパンdに向
けて滴下できるものの、その他の部分では、図8に示す
ように、結露水が枠体bを伝って貯氷庫aの上面にこぼ
れるおそれがあった。本発明は主に上記のような事情に
基づいて完成されたものであって、その目的は、製氷部
にできた結露水が貯氷庫の上面にこぼれることを防止す
るところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、冷媒により冷却さ
れるドラムの内周面に水を供給して氷を生成し、生成さ
れた氷を順次に剥離するようにした製氷部を、貯氷庫の
上面に設置した製氷機において、前記貯氷庫の上面に枠
体を設けてこの枠体の内面に複数の受部を突設し、これ
らの受部上に前記製氷部を載置するとともに、前記枠体
の内側にドレンパンを配設した構成としたところに特徴
を有する。請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記受部は、枠体の上面よりも低い位置に設けられ
ている構成としたところに特徴を有する。
【0005】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>製氷部の外周面に結露が生じた場
合、その結露水は外周面を伝って流下したのち枠体にか
かることなくドレンパンに滴下される。製氷部を枠体の
内側で受けて支持するようにしたから、結露水が枠体を
伝って貯氷庫の上面にこぼれることを防止できる。 <請求項2の発明>結露水が枠体に伝わることがより確
実に防止され、また製氷部を枠体上に直接に載せた場合
と比較して、製氷機の全高を低く抑えることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図6に基づいて説明する。まず、ドラム式製氷機
の構造並びに機能を図1によって簡単に説明する。製氷
部1は二重筒状をなす縦向きのドラム2を備え、その中
空内が冷凍サイクルの冷媒の流通路3とされており、こ
の流通路3内に冷媒を下方から上方に向けて流通させる
ことで冷却するようになっており、ドラム2の外周は断
熱材4を介してカバー5で覆われている。ドラム2の上
方には製氷用水を貯める散水タンク7が設置されて、そ
の散水タンク7からは、ドラム2の内周面の上端部分を
指向する複数本の散水パイプ8が放射状に突設されてい
るとともに、ドラム2の内周面の下端位置に対応して環
形の落水受け9が配設され、フロートタンク10に接続
されている。またドラム2の中心には、減速機12付き
のモータ11で駆動される縦方向の回転軸13が設けら
れ、この回転軸13に、先端を鋸歯状とした剥離刃14
が取り付けられている。
【0007】そして、ポンプ15によってフロートタン
ク10から散水タンク7に汲み上げられた製氷用水は、
散水パイプ8によってドラム2の内周面に流下されつつ
冷却されて氷が生成され、その氷が回転駆動される剥離
刃14で順次に削り取られることでフレーク状の氷が得
られ、そのフレーク氷は落水受け9の中心孔9Aを通し
て落下して、後記するように製氷部1を載せた貯氷庫1
7内に貯められるようになっている。なお、散水後に氷
とならなかった余剰の製氷用水は、落水受け9で受けら
れたのちフロートタンク10に戻される。
【0008】続いて、上記した製氷部1を貯氷庫17上
に設置する部分の構造について説明する。図2に示すよ
うに、製氷部1のカバー5の下端にはフランジ20が設
けられ、このフランジ20の外周縁には4枚の取付板2
1が90度間隔を開けて突設され、それぞれ取付孔22
が形成されている。一方、貯氷庫17の上面における製
氷部1の設置位置には、円形の開口部18が形成されて
おり、製氷部1から落下したフレーク氷が開口部18を
通して貯氷庫17内に貯められるようになっている。
【0009】貯氷庫17の上面には、複数のチャンネル
材を組み付けてなる枠体24が取り付けられ、その枠体
24の一部によって平面方形をなす製氷部1の載置部2
5が構成されている。上記したフレーク氷の落下用の開
口部18は、この載置部25の内側の中心に位置してい
る。枠体24の他の領域には、前記したフロートタンク
10や、冷凍サイクルの圧縮機、凝縮器等が載置される
ようになっているが、それらについては説明を省略す
る。
【0010】上記した載置部25の4辺のうちの3辺2
5A,25B及び25Cは、その上面が同一面上に位置
しており、各辺25A〜25Cの内面における長さ方向
の中央部には、それぞれ受け台26が取り付けられてい
る。この受け台26は、図3に示すように伏コ字形断面
に形成されており、その上面の中心には取付孔27が形
成されている。各受け台26は、その上面が辺25A〜
25Cの上面よりも所定寸法低い位置に来るようにして
溶接等で固着されている。受け台26のうちの辺25A
に取り付けられた受け台26には、取付孔27の下面側
にナット28が溶接で固着されている(図4の鎖線参
照)。載置部25の残る1辺25Dは、受け台26の上
面と同一高さにおいて2辺25A,25Cの間に差し渡
されている。この辺25Dには、その上面の長さ方向の
中央部に取付孔27が直に形成されている。したがっ
て、この辺25Dの取付孔27と各受け台26の取付孔
27の合計4個の取付孔27が、上記した製氷部1の4
個の取付孔22と対応して設けられている。
【0011】載置部25の内側にはドレンパン30が配
設されるようになっている。このドレンパン30は、載
置部25の内側に緊密に嵌まる平面方形の浅皿状に形成
されており、その底面には、貯氷庫17の開口部18と
同心に円形孔31が形成されている。この円形孔31の
上面の口縁には、壁板32が立ち上がって形成されてい
る。また、ドレンパン30の底面における1つの角部の
近傍には、溜部34が凹み形成されており、その溜部3
4に排出口35が突設されている。さらにドレンパン3
0の周壁の上面には、上記した各受け台26を嵌めて逃
がす逃がし凹部36が都合3箇所に形成されている。そ
してドレンパン30は、逃がし凹部36に受け台26を
嵌めつつ載置部25の内側に嵌められ、各周壁を対応す
る辺25A〜25Dの内面にねじ止めあるいは溶接で固
着することによって、載置部25の下面から少し浮いた
状態で取り付けられている。なお、ドレンパン30の排
水口35は載置部25の辺25Bの切欠部38に嵌めら
れ、ドレンホース39に接続されるようになっている。
【0012】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその作用を説明する。貯氷庫17の上面には枠体
24が設けられるとともに、製氷部1を載置するための
載置部25の内側に、既述した要領でドレンパン30が
装着される。このとき、ドレンパン30の円形孔31と
貯氷庫17の開口部18とは同心に対応する。製氷部1
を設置する際には、下面の4枚の取付板21を、3個の
受け台26と辺25Dの上面に載せ、取付孔22,27
同士を整合させる。そして、辺25B,25Cに設けら
れた2個の受け台26と辺25Dに載せられた部分につ
いては、両取付孔22,27にボルト40を挿通してナ
ットを螺合して締め付けることで固定され、ナット28
を予め備えた受け台26に載せられた部分については、
ボルト40を取付孔22,27に挿通してナット28に
螺着することで固定される。これにより製氷部1の設置
が完了する。
【0013】製氷部1を稼働させると、そこで作られた
フレーク氷は製氷部1の下部開口から落とされ、ドレン
パン30の円形孔31並びに貯氷庫17の開口部18を
通して貯氷庫17内に貯められる。一方、製氷部1のカ
バー5の内側は、冷媒あるいは貯氷庫17に連通したド
ラム2内の冷気によって冷却されるため、カバー5の外
周面には結露が生じる可能性がある。その結露水は、カ
バー5の外周面を伝って流下するが、フランジ20上に
流下したのちその周縁からドレンパン30内に滴下され
る。また受け台26に載せられた部分についても、図6
に示すように、取付板21から受け台26の上面に流下
したのち、その側面からドレンパン30内に滴下され
る。また、辺25Dに載せられた部分では、辺25Dに
流下したのちほとんどがドレンパン30内に滴下し、少
なくとも枠体24の外側にこぼれることはない。ドレン
パン30に貯められたドレンは、排出口35からドレン
ホース39を通して排出される。したがって、結露水が
枠体24の外にこぼれ出ることがない。
【0014】以上のように本実施形態によれば、製氷部
1を載置部25の内側において、しかも載置部25の上
面よりも低い位置で受けて支持するようにしたから、製
氷部1の外周面を流下した結露水が載置部25を伝って
その外側にこぼれ出ることが規制され、ドレンパン30
で受けて外部に排水できる。したがって、貯氷庫17の
上面に結露水がこぼれることが防止され、清浄に保つこ
とができる。なお、冷凍サイクルの圧縮機の起動時など
には製氷部1が振動するが、製氷部1は受け台26上に
載置されているためそれが緩衝部材のように作用し、製
氷部1を載置部25上に直接載置した場合と比較する
と、貯氷庫17に伝わる振動を軽減することができる。
また、載置部25の上面よりも低い位置で製氷部1を受
けるようにしたため、同じく製氷部1を載置部25上に
直接に載せた場合と比較して、製氷機の全高を低く抑え
ることができる。
【0015】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)なお、載置部25の辺25Dを他の3辺25A〜
25Cと同一高さに組み付け、その内側に受け台26を
設けて製氷部1を受けるようにすれば、載置部25の外
側に結露水がこぼれることをより確実に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る製氷部の機能を示
す概略断面図である。
【図2】 製氷部の設置部分の分解斜視図である。
【図3】 製氷部を設置した状態の平面図である。
【図4】 受け台の取付構造を示す部分斜視図である。
【図5】 製氷機の一部切欠側面図である。
【図6】 その部分拡大図である。
【図7】 従来例に係る製氷機の一部切欠側面図であ
る。
【図8】 その部分拡大図である。
【符号の説明】
1…製氷部 2…ドラム 3…流通路 5…カバー 1
4…剥離刃 17…貯氷庫 20…フランジ 21…取
付板 22…取付孔 24…枠体 25…載置部 25
A〜25D…(載置部25の)辺 26…受け台 27
…取付孔 30…ドレンパン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒により冷却されるドラムの内周面に
    水を供給して氷を生成し、生成された氷を順次に剥離す
    るようにした製氷部を、貯氷庫の上面に設置した製氷機
    において、 前記貯氷庫の上面に枠体を設けてこの枠体の内面に複数
    の受部を突設し、これらの受部上に前記製氷部を載置す
    るとともに、前記枠体の内側にドレンパンを配設したこ
    とを特徴とする製氷機における製氷部の設置構造。
  2. 【請求項2】 前記受部は、枠体の上面よりも低い位置
    に設けられていることを特徴とする請求項1記載の製氷
    機における製氷部の設置構造。
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