JP3249631B2 - マグネットジョイント式ワイパ−装置 - Google Patents

マグネットジョイント式ワイパ−装置

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JP3249631B2
JP3249631B2 JP08729293A JP8729293A JP3249631B2 JP 3249631 B2 JP3249631 B2 JP 3249631B2 JP 08729293 A JP08729293 A JP 08729293A JP 8729293 A JP8729293 A JP 8729293A JP 3249631 B2 JP3249631 B2 JP 3249631B2
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紀道 三輪
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株式会社ネオックスラボ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般の車両において、
通常、ワイパ−装置が装備されていない例えば後部窓ガ
ラス面にワンタッチ式に固定してその窓ガラスの外側表
面をワイプするワイパ−装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般の車両では前部窓ガラスにワ
イパ−装置が装備されているが、後部窓ガラス等にはワ
イパ−装置が装備されていないため、後部窓ガラス等に
雨滴が付いた場合には視界がさえぎられ、安全運転のた
めに望ましいことではない。また、前部窓ガラスに装備
されたワイパ−装置が故障した場合には、雨の日など前
方視界が確保されないため運転不能になることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明では、安
全運転のために必要な視界を確保できるように、簡単な
手段でワイパ−装置を、ワイプが必要な窓ガラスに取り
付けることができるようにすることを解決すべき技術的
課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のために
発明は、前記各請求項に記載のとおりの手段であること
を特徴とする。 請求項1に記載に係る手段は、マグネッ
トジョイント式ワイパー装置を、車両の窓ガラスの車室
側表面に着接させる車室側着接部と、その車室側着接部
に固定されて駆動軸が正逆方向に所要角度往復回動する
モーターと、N極もしくはS極の磁極面が前記窓ガラス
の車室側表面に僅かの空隙を有した状態で前記モーター
の駆動軸に取り付けられた駆動回転磁石とを有するとと
もに、前記窓ガラスの外表面に着接させる外側着接部
と、その外側着接部に支持された従動回転軸と、前記窓
ガラスの外表面との間に僅かの空隙を有した状態で前記
従動回転軸の基端部に取り付けられ、かつ前記駆動回転
磁石の磁極面と相対して互いに吸引する磁極面を有し前
記駆動回転磁石が回転するに伴って従動回転する従動回
転磁石と、前記従動回転軸に一端が固定され前記窓ガラ
スの外側表面をワイプさせるワイパー部材を有するワイ
パー本体とを備えた構成にすることである。請求項2
に記載に係る手段は、請求項1に記載のマグネットジョ
イント式ワイパー装置であって、その装置の車室側着接
部と外側着接部を、それぞれに設けられた磁石によって
窓ガラスを挟んで磁気的に吸引し合うことで窓ガラスに
着接する構成にすることである。
【0005】
【作用】請求項1に記載のマグネットジョイント式ワイ
パー装置によれば、車両の窓ガラスの車室側表面に車室
側着接部を着接することにより、駆動回転磁石が窓ガラ
スの車室側表面との間に僅かの空隙を有した状態で取り
付けられる。 また窓ガラスの外表面に外側着接部を着接
することにより、従動回転磁石が窓ガラスの外表面との
間に僅かの空隙を有した状態で、駆動回転磁石の磁極面
と対面するように取り付けられる。またワイパー本体
は、従動回転軸に一端が固定されているため、従動回転
軸を介して窓ガラスに対して取り付けられる。したがっ
てモーターを正逆方向に所要角度往復回動させると、モ
ーターに取り付けられた駆動回転磁石が正逆方向に所要
角度往復回動し、この駆動回転磁石と吸引状態にある従
動回転磁石も、その吸引によって同様に回動する。そし
て、従動回転磁石に取り付けられたワイパー本体が窓ガ
ラスの外側表面に接触した状態で回動し、窓ガラスをワ
イプする。 請求項2に記載のマグネットジョイント式ワ
イパー装置によれば、車室側着接部と外側着接部とがそ
れぞれに設けられた磁石により窓ガラスを挟んで容易に
取り付けられ、これによってワイパー装置が簡単に窓ガ
ラスに取り付けられる。
【0006】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1はマグネットジョイント式ワイパ−装
置の構成を略体的に示した一部断面側面図である。図1
に示すように、マグネットジョイント式ワイパ−装置1
は、車両2のワイプ対象の窓ガラス3の車室側表面3A
にワンタッチ式で着接される車室側着接部4と、その車
室側着接部4に固定された駆動モ−タ−5と、その駆動
モ−タ−5の駆動軸5Aの先端に取着された駆動回転磁
石部6と、車両2のワイプ対象の窓ガラス3の外側表面
にワンタッチ式で着接される外側着接部7と、その外側
着接部7に支持された従動回転軸8と、その従動回転軸
8の基端部に取り付けられて前記駆動回転磁石部6の磁
極面と相対してお互いに吸引する磁極面を有し前記駆動
回転磁石部6が回転するに伴って従動回転する従動回転
磁石部9と、前記従動回転軸8の先端部に一端が固定さ
れるとともに前記窓ガラス3の外側表面3Bに接触させ
てその窓ガラス3の外側表面3Bをワイプさせるワイパ
−部材10Aを有するワイパ−本体10とを備えたもの
である。
【0007】図2はマグネットジョイント式ワイパ−装
置1の要部を示した断面図である。図2に示すように、
前記窓ガラス3の車室側表面3Aにワンタッチ式で着接
される車室側着接部4は、絶縁材からなる円形状に形成
された駆動側固定磁石ケ−ス11の基端部に前記駆動モ
−タ−5のモ−タ−カバ−5Bが固定されている。ま
た、同ケ−ス11の先端部に形成された円形状の溝11
Aには、S極を磁極端面とする駆動側固定磁石12が嵌
着されている。
【0008】一方、窓ガラス3の外側表面3Bにワンタ
ッチ式で着接される外側着接部7は絶縁材からなる円形
状に形成された従動回転側固定磁石ケ−ス13の基端部
内径面に軸受メタル14が嵌着されており、その軸受メ
タル14には前記従動回転軸8が軸支されている。ま
た、同ケ−ス13の先端部に形成された円形状の溝13
Aには、N極を磁極端面とする従動側固定磁石15が嵌
着されている。従って、駆動側固定磁石12と従動側固
定磁石15とは窓ガラス3を挟んで磁気的に吸引し合う
ため、車室側着接部4と外側着接部7をワンタッチ式に
窓ガラス3の任意の位置に着接させることができる。
【0009】次に、前記駆動モ−タ−5の駆動軸5Aの
先端に取着された駆動回転磁石部6は、絶縁材で形成さ
れた円形状の駆動回転磁石ケ−ス16の先端部に円形状
の溝16Aが形成されており、その溝16AにはS極を
磁極端面とする駆動回転磁石17が嵌着されている。
尚、駆動回転磁石17の磁極端面と窓ガラス3の表面と
の間には僅かの空隙がある。
【0010】前記従動回転軸8に取着された従動回転磁
石部9は、絶縁材で形成された円形状の従動回転磁石ケ
−ス18の先端部に円形状の溝18Aが形成されてお
り、その溝18AにはN極を磁極端面とする従動回転磁
石19が嵌着されている。なお、従動回転磁石19の磁
極端面と窓ガラス3の表面との間には僅かの空隙があ
る。
【0011】従って、駆動回転磁石17と従動回転磁石
19とは窓ガラス3と空隙とを介して磁気的にジョイン
トされ、駆動回転磁石部6が駆動モ−タ−5により正逆
方向に所要角度往復回動されると、それに伴って従動回
転磁石19も同方向に回動されるため、従動回転磁石部
9が正逆方向に所要角度往復回動される。
【0012】尚、図3は、前記窓ガラス3に着接される
前記駆動側固定磁石12、駆動回転磁石17、従動側固
定磁石15、及び従動回転磁石19が前記各ケ−スの溝
に嵌着されている状態を各ケ−スとともに示した正面図
である。
【0013】以上のように構成されたマグネットジョイ
ント式ワイパ−装置1によれば、ワイプ対象となる窓ガ
ラス3の車室側表面3Aと外側表面3Bに、車室側着接
部4と外側着接部7とを対向するように配置すると、駆
動側固定磁石12と従動側固定磁石15とが相互に吸引
し合うため、車室側着接部4と外側着接部7とが磁気的
に固定される。その結果、駆動回転磁石17と従動回転
磁石19が磁気的にジョイントされた状態になるため、
駆動モ−タ−5に図示していない電源から駆動電力が供
給されると、予め正逆方向に所定角度往復回動されるよ
うに構成された駆動モ−タ−5が回動され、それに伴っ
て駆動回転磁石17が回動されるため、従動回転磁石1
9も同方向に回動され、従動回転磁石部9が正逆方向に
所定角度往復回動されることから、従動回転軸8に取り
付けられたワイパ−本体10が往復回動され、ワイパ−
部材10Aが窓ガラス3の外側表面3Bをワイプする。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、車両のワ
イパ−装置が装備されていない窓ガラス、あるいはワイ
パ−装置が装備されていても、そのワイパ−装置が故障
したような場合、窓ガラスにワンタッチ式に取り付ける
ことができることから、ワイプが必要な窓ガラスをワイ
プすることができ、安全運転等に必要な視界を確保でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】マグネットジョイント式ワイパ−装置の構成を
略体的に示した一部断面側面図である。
【図2】マグネットジョイント式ワイパ−装置の要部を
示した側面断面図である。
【図3】マグネットジョイント式ワイパ−装置の各磁石
の配置を示した正面図である。
【符号の説明】
1 マグネットジョイント式ワイパ−装置 2 車両 3 窓ガラス 4 車室側着接部 5 駆動モ−タ− 6 駆動回転磁石部 7 外側着接部 8 従動回転軸 9 従動回転磁石部 10 ワイパ−本体 12 駆動側固定磁石 15 従動側固定磁石 17 駆動回転磁石 19 従動回転磁石

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の窓ガラスの車室側表面に着接させ
    る車室側着接部と、その車室側着接部に固定されて駆動
    軸が正逆方向に所要角度往復回動するモーターと、N極
    もしくはS極の磁極面が前記窓ガラスの車室側表面との
    間に僅かの空隙を有した状態で前記モーターの駆動軸に
    取り付けられた駆動回転磁石とを有するとともに、 前記窓ガラスの外表面に着接させる外側着接部と、その
    外側着接部に支持された従動回転軸と、前記窓ガラスの
    外表面との間に僅かの空隙を有した状態で前記従動回転
    軸の基端部に取り付けられ、かつ前記駆動回転磁石の磁
    極面と相対して互いに吸引する磁極面を有し前記駆動回
    転磁石が回転するに伴って従動回転する従動回転磁石
    と、前記従動回転軸に一端が固定され前記窓ガラスの外
    側表面をワイプさせるワイパー部材を有するワイパー本
    体とを備えたことを特徴とするマグネットジョイント
    式ワイパー装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のマグネットジョイント
    式ワイパー装置であって、 車室側着接部と外側着接部は、それぞれに設けられた磁
    石によって窓ガラスを挟んで磁気的に吸引し合うことで
    窓ガラスに着接することを特徴とするマグネットジョイ
    ント式ワイパー装置。
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