JP3249549B2 - 孔加工用カッタ装置 - Google Patents

孔加工用カッタ装置

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JP3249549B2 JP21604591A JP21604591A JP3249549B2 JP 3249549 B2 JP3249549 B2 JP 3249549B2 JP 21604591 A JP21604591 A JP 21604591A JP 21604591 A JP21604591 A JP 21604591A JP 3249549 B2 JP3249549 B2 JP 3249549B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばシリンダスリー
ブ等の孔加工を施すための多数刃カッタにおいて、加工
時のビビリの発生を防止しつつ真円度の良好な加工を行
なうことの出来るカッタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばシリンダブロックのスリー
ブ等の孔加工に使用される加工具として、円周方向を等
分に分割して複数の切刃を配設したような多数刃カッタ
が使用される。ところが、かかるカッタ装置において切
刃を等間隔に配設すると、加工中に各切刃による振動が
共振して、いわゆるビビリ現象となって加工面の面粗度
を低下させるような不具合があり、このため近年では図
4に示すような不等分分割による切刃の配列が知られて
いる。つまりこのカッタ装置51は、円周方向を例えば
角度A:B:C:D=95゜:85゜:100゜:80
゜のように不等分に4分割してそれぞれ切刃としての4
枚のチップ52、53、54、55を配設し、共振の原
因となるバランスを崩すことによって安定した加工を行
なうようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように不
等分に分割したカッタ装置の場合、各チップ52〜55
の切削量に差が生じ、チップ52〜55の摩耗が不揃い
になるという問題があった。すなわち例えば直径70m
mのカッタの場合、上述の割合で分割すると図3に示す
ように、チップ52が切削することになるAの周弧の長
さが58mm、チップ53が切削するBの周弧の長さが
52mm、チップ54が切削するCの周弧の長さが61
mm、チップ55が切削するDの周弧の長さが49mm
となって、仮に1回転当りの送り量を1mmとすると、
範囲Cを担当するチップ54の場合は0.278mmの
切削量と一番多く、一番少ない範囲Dを担当するチップ
53の切削量の0.222mmとの間に大きい格差を生
じていた。このため、かかるカッタ装置で加工する時
は、ビビリ現象は生起しないものの、摩耗による刃先の
不揃いによって真円度の悪い加工になるという不具合が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明は孔加工を施すための多数刃カッタ装置にお
いて、ラジアル方向に負のスクイ角にした切刃と正のス
クイ角にした切刃を円周上等間隔に且つ不順列に配設
し、正のスクイ角の切刃の数を負のスクイ角の切刃の数
より少なくした。
【0005】
【作用】負のスクイ角にした切刃と正のスクイ角にした
切刃を不順列に配設することで各刃の切削抵抗にアンバ
ランスを生じさせることが出来、切刃を等間隔に配設し
てもビビリ現象が発生しない。このため、面粗度及び真
円度の良いカッタ装置を提供出来る。
【0006】
【実施例】本発明のカッタ装置の実施例について添付し
た図面に基づき説明する。図1は本発明のカッタ装置の
刃先を示す正面図である。
【0007】本発明のカッタ装置1は、例えばエンジン
のシリンダブロックのスリーブの孔加工を行なうための
装置として構成され、外周に設けられた複数の切刃で回
転切削運動によって加工するような刃具として構成され
ている。
【0008】このため、図1に示すように円周を4等分
して切刃としての4枚のチップ2、3、4、5を等間隔
の90゜置きに配設し、そのうち3枚のチップ2、3、
4にはラジアル方向に負のスクイ角(角度α)を与える
とともに、残りの1枚のチップ5には正のスクイ角(角
度β)を与えている。
【0009】ところでかかるスクイ角は、従来の場合、
図4に示すようにすべてのチップ51〜55が約5゜程
度の負のスクイ角αを有するものであった。これは、そ
れまではスクイ角の増加はせん断ひずみとスクイ面上の
摩擦力を減少させ、特に熱に敏感な高速度鋼のような工
具に対しては工具寿命を増加させる上からも正のスクイ
角が有効であるとされていたが、超硬工具やセラミック
工具のように比較的熱に強い工具ではスクイ角の影響は
あまり強くなく、むしろ刃先強度を増すことが出来、し
かも切削抵抗を減少させることの出来る負のスクイ角を
持たせた方が刃具寿命上有利だからである。
【0010】そこで本案の場合は、大半のチップ2、
3、4を負のスクイ角のままとして全体として刃先強度
の増加等を図りつつ、これより数の少ないチップ5のみ
を正のスクイ角にしてこれらを不順列に配設し、切削抵
抗にアンバランスを生じさせるようにしたものである。
【0011】又、図2は3枚のチップと5枚のチップを
有するカッタ装置6、7に適用した例を示し、図2
(A)のカッタ装置6ように3枚のチップ8、9、10
を有する場合は、2枚のチップ8、9を負のスクイ角と
し、1枚のチップ10を正のスクイ角とする。又、
(B)図のカッタ装置7ように5枚のチップ11〜15
の場合は、3枚のチップ11、13、14に負のスクイ
角を与え、残りの2枚のチップ12、15に正のスクイ
角を与えている。そしてこれらの場合はいずれも正のス
クイ角のチップを順不同に配設している。
【0012】以上のように、負のスクイ角を有するチッ
プと、これより数の少ない正のスクイ角を有するチップ
を円周上等間隔に且つ不順列に配設することによって次
のような効果がある。すなわち図3に示すように、例え
ば4枚刃の場合であれば、各刃当りの送り量が全てのチ
ップにおいて0.25mmと一定となり、摩耗度が均一
化するとともに、不順列に配設した正のスクイ角を有す
るチップの切削抵抗が変化するため共振を防ぐことが出
来る。つまりビビリによる加工面の面粗度の低下を招か
ず、又、チップの偏摩耗による真円度の低下という事態
も防止出来る。しかも工具寿命も低下しない。
【0013】又、かかるカッタ装置は実施例の場合に限
定されることなく、チップ数が5以上であっても良く、
しかも偶数刃であっても奇数刃であってもよいことは勿
論である。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明はラジアル方向に
負のスクイ角を有するチップを主体とするカッタ装置
に、ラジアル方向に正のスクイ角を有するチップを不順
列に配設し、切削抵抗の差によってアンバランスを生じ
させビビリ現象を防止するようにしたため、極めて簡単
な構成で面粗度及び真円度の良い加工を行なうことが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】4枚刃のカッタ装置の刃先を示す正面図
【図2】(A)は3枚刃のカッタ装置の刃先を示す正面
図 、(B)は5枚刃のカッタ装置の刃先を示す正面図
【図3】4枚刃の不等分割カッタと等分割カッタの送り
量の変化を示すグラフ
【図4】従来のカッタ装置の刃先を示す正面図
【符号の説明】 1、6、7 カッタ装置 2〜5、8〜10、11〜15 チップ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 孔加工を施すための多数刃カッタ装置に
    おいて、ラジアル方向に負のスクイ角にした切刃と正の
    スクイ角にした切刃を円周上等間隔に且つ不順列に配設
    し、正のスクイ角の切刃の数を負のスクイ角の切刃の数
    より少なくしたことを特徴とする孔加工用カッタ装置。
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