JP3249310B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JP3249310B2
JP3249310B2 JP24844394A JP24844394A JP3249310B2 JP 3249310 B2 JP3249310 B2 JP 3249310B2 JP 24844394 A JP24844394 A JP 24844394A JP 24844394 A JP24844394 A JP 24844394A JP 3249310 B2 JP3249310 B2 JP 3249310B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory cell
address
data
circuit
cell unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24844394A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0887891A (ja
Inventor
良 福田
慎一郎 白武
武裕 長谷川
幸人 大脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP24844394A priority Critical patent/JP3249310B2/ja
Publication of JPH0887891A publication Critical patent/JPH0887891A/ja
Priority to US08/784,963 priority patent/US5717625A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3249310B2 publication Critical patent/JP3249310B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Dram (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に係わ
り、特に複数個のメモリセルが直列接続されたメモリセ
ルユニットがビット線に複数個接続されて構成されるメ
モリセルアレイを有する半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、メモリセルを複数個直列に接続し
たメモリセルユニットを有する半導体記憶装置が提唱さ
れている(1991年 IEEE ISSCC DIGEST OF TECHNICAL PA
PERS vol.34 p106 TAM6.2,又は1991年 IEEE ISSCC DIGE
ST OF TECHNICAL PAPERS vol.36 p46 wp3.3,)。この半
導体記憶装置は、メモリセルを複数個直列に接続しない
場合に比べてコンタクト数や素子分離領域が少ないた
め、セル面積を小さくすることができる。しかし、メモ
リセルを直列に接続しているため、メモリセルユニット
内のビット線コンタクトから遠いメモリセルを読み出す
ためには、手前のメモリセルのデータから順番に読み出
さねばならず、そのデータを読み出すたびに長い時間が
かかるという欠点を有する。
【0003】そこで、各メモリセルユニット内で、次に
外部がアクセスする可能性の高いデータをビット線コン
タクトから一番近いメモリセルに蓄えるように、データ
の位置を制御すること(特願平6−80424号)が考
えられるが、この種の方式にあっては次のような問題が
ある。即ち、CPUのデータアクセスには、アドレスの
近いデータは次にアクセスされる可能性が高いという性
質がある。このため、上記の方式で動作させたとき、あ
るデータがアクセスされ、次に前記データと同一メモリ
セルユニット内のデータがアクセスされる可能性が高く
なり、そのデータのアクセスに時間がかかってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、メモ
リセルを複数個直列に接続したメモリセルユニットを有
する半導体記憶装置においては、各メモリセルユニット
内で、次に外部がアクセスする可能性の高いデータをビ
ット線コンタクトから一番近いメモリセルに蓄えるよう
にデータの位置を制御しても、同一メモリセルユニット
内の別のデータも次にアクセスされる可能性が高いた
め、そのデータのアクセスに時間がかかってしまうとい
う問題があった。
【0005】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、同一メモリセルユニッ
ト内のビット線コンタクトに近いメモリセルのデータが
アクセスされる可能性を高くすることができ、アクセス
時間の低減をはかり得る半導体記憶装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、同一メ
モリセルユニット内のビット線コンタクトに近いメモリ
セルのデータがアクセスされる可能性を高くするため
に、外部から入力されるロウアドレスのうち、メモリセ
ルユニット内の選択を行うロウアドレスを、メモリセル
ユニット間の選択を行うロウアドレスの一部よりも上位
のアドレスに対応させることにある。
【0007】即ち、本発明(請求項1)は、メモリセル
を複数個直列に接続してなるメモリセルユニットが複数
個アレイ配置され、各々のメモリセルユニットがビット
線に接続された半導体記憶装置において、外部から入力
されるロウアドレスのうち、メモリセルユニット内の選
択を行うロウアドレスを、メモリセルユニット間の選択
を行うロウアドレスの一部よりも上位のアドレスに対応
させるロウデコーダを有することを特徴とする。
【0008】また、本発明(請求項2)は、メモリセル
を複数個直列に接続してなるメモリセルユニットが複数
個アレイ配置され、各々のメモリセルユニットがビット
線に接続された半導体記憶装置において、メモリセルユ
ニット内の任意のメモリセルのデータを、ビット線との
コンタクトから一番近いメモリセルのデータと入れ替え
るデータ入れ替え制御回路と、外部から入力されるロウ
アドレスのうち、メモリセルユニット内の選択を行うロ
ウアドレスを、メモリセルユニット間の選択を行うロウ
アドレスの一部よりも上位のアドレスに対応させるロウ
デコーダとを有することを特徴とする。
【0009】ここで、本発明の望ましい実施態様として
は、次のものがあげられる。 (1) 外部アドレスと内部アドレスの対応関係を、外部か
らの信号によって複数通りに変化させる回路を有するこ
と。 (2) データ入れ替え制御回路は、メモリセルユニット内
の任意のメモリセルのデータを、ビット線コンタクトか
ら一番近いメモリセルに移動し、かつ任意のメモリセル
とビット線コンタクトの間に存在するメモリセルに蓄え
られていたデータを、ビット線コンタクトからみて順次
奥へずらして蓄える制御を行うこと。 (3) 任意のデータは、最も最近にチップ外部とのアクセ
スが行われたデータであること。
【0010】
【作用】本発明によれば、外部から入力されるロウアド
レスのうち、メモリセルユニット内の選択を行う(メモ
リセルユニット内の任意のメモリセルを選択する)ロウ
アドレスを、メモリセルユニット間の選択を行う(複数
のメモリセルユニットから任意のメモリセルユニットを
選択する)ロウアドレスの一部よりも上位のアドレスに
対応させることにより、従来よりも同一メモリセルユニ
ット内のデータが次にアクセスされる可能性を低くし、
平均アクセス時間を短縮させることができる。
【0011】ここで、CPUのデータアクセスには、ア
ドレスの近いデータは次にアクセスされる可能性が高い
という性質がある。このため、通常はビット線コンタク
トに最も近いメモリセルのデータがアクセスされたとす
ると、次に同一メモリセルユニット内の他のメモリセル
のデータアクセスされる可能性が高く、そのデータアク
セスには時間がかかる。従って本発明のように、同一メ
モリセルユニット内のデータが次にアクセスされる可能
性を低くすることは、アクセス時間の短縮につながるの
である。
【0012】また、このような外部アドレスと内部アド
レスの対応関係を複数個のうちから外部信号によって、
選択できる回路を有することによって、より平均アクセ
ス時間の短い外部アドレスと内部アドレスの対応を外部
信号により選択することができるようになる。
【0013】また本発明は、各メモリセルユニット内
で、次に外部がアクセスする可能性の高いデータをビッ
ト線コンタクトから一番近いメモリセルに蓄えるように
データの位置を制御する方式と組み合わせることによっ
て特に有効となる。
【0014】即ち、データアクセスでは、上位アドレス
は同じで下位アドレスが連続して変わるのが通常であ
る。従って、下位アドレスがメモリセルユニット間の選
択、上位アドレスがメモリセルユニット内の選択を行う
ようにすれば、読み出したデータは複数のメモリセルユ
ニットから各々1つのメモリセルを選択することにな
り、読み出したデータの全てをビット線コンタクトに最
も近いメモリセルに蓄えることが可能となる。これに対
し、従来のように下位アドレスがメモリセルユニット内
の選択、上位アドレスがメモリセルユニット間の選択で
あると、読み出したデータは任意のメモリセルユニット
から複数又は全てのメモリセルを選択することになり、
読み出したデータの全てをビット線コンタクトに最も近
いメモリセルに蓄えることはできないのである。
【0015】
【実施例】実施例を説明する前に、本発明の基本となる
先願(特願平6−80424号)の技術について説明し
ておく。
【0016】以下では、次にアクセスされると予測され
るデータを最も最近アクセスされたデータとして説明し
ている。これは、コンピュータにおいて、一度アクセス
したデータやその近辺のアドレスのデータが次にアクセ
スされる確率が高いことに基づいている。しかし、この
例に限ったものではなく、CPUが次にアクセスするデ
ータを指定すれば、そのデータをメモリセルユニット内
のビット線コンタクトに近い位置に移動させる制御でも
構わない。
【0017】図1は、本発明の参考例に係わる半導体記
憶装置の概略構成を示すブロック図である。図中、1は
後述するメモリセルユニットをアレイ配置したNAND
型セルアレイ、2はデータの読み出し及び書き込みを行
うセンスアンプ兼イコライズ回路、3はデータを一時記
憶する一時記憶用セル、4は行アドレスバッファ、5は
行デコーダ、6はコア制御回路、7はレジスタ行デコー
ダ、8は列アドレスバッファ、9は列デコーダ、10は
入出力バッファ、11は入出力制御回路、112は制御
パルス発生回路、13はデータ入れ替え制御回路を示し
ている。これらの各回路はメモリチップと同一基板上に
配置されている。
【0018】メモリセルにはダイナミック型のメモリセ
ルを用いており、図2に示すように4個のメモリセルを
直列に接続してメモリセルユニット(この例ではNAN
D型セルと表示している)を形成し、これをアレイ配置
している。メモリ容量は64kビットを想定している。
センスアンプ部2にはNAND型セルで必要となる一時
記憶用セル3としてダイナミック型セルを4個配置し、
読み出されたデータの一時記憶を行う。
【0019】メモリセル内のデータの位置を変えること
を、一時記憶用セル3のワード線(RWL0〜3)の活
性化する順番を変化させることで実現している。即ち、
通常は読み出された順番と逆の順番で再書き込みを行う
が、この例では再書き込みの順番を外部とアクセスされ
たデータを一番最後に書き込むようにRWL0〜3を制
御する。
【0020】なお、従来ではメモリセルユニットの一番
奥のデータはセンスアンプに読み出された後増幅され、
そのまま元のセルに書き戻していたので、一時記憶のセ
ル数はメモリセルユニット内のセル数より1つ少なくて
もデータの読み出しは実現できた。しかしながらこの例
では、最後のデータを一時記憶するためのセルが必要と
なるため、必ずメモリセルユニット内のセル数と同数の
一時記憶用セルが必要となる。
【0021】この例におけるデータ入れ替え制御は制御
パルス発生回路12とデータ入れ替え制御回路13で行
われる。図3〜図6に制御パルス発生回路13の具体的
な回路構成を示す。基本的な外部からのクロックはVB
RAS、VBXFCKにより行われている。VBRAS
は、主に内部回路のリセット及びアドレスの取り込みに
使われており、VBXFCKはメモリセルユニット内の
各々のデータ読み出し書き込みのタイミングをとる信号
である。
【0022】図3(a)〜(d)は、VBXFCKから
センスアンプ2や一時記憶用セル3のワード線(RWL
0〜3)、セルアレイ1とセンスアンプ2の間の転送ゲ
ートを制御するためのタイミングを作る回路を示してい
る。図7に、その代表的な信号のタイミング図を示す。
ここで、WDOWNはビット線イコライズのタイミン
グ、PHAF,PHBFは一時記憶用セル3のワード線
やセルアレイ1とセンスアンプ2の間の転送ゲートを制
御するためのタイミング、SENはセンスアンプ2のタ
イミングに使われている。
【0023】ワード線(WLj )のタイミングやRWL
0〜3のタイミングは、図4(a)に示すJKフリップ
フロップを用いたカウンタ回路で制御している。ここ
で、QA,BQAはスレーブ段の出力、QC,BQCは
マスター段の出力、Rはリセット端子を表わす。そのタ
イミングを図8に示す。リセットには、図4(b)に示
す回路を用いている。読み出しと書き込みの識別は、カ
ウンタの最上位ビットの“0”(読み出し)、“1”
(書き込み)を用いて行っている。このカウンタの中の
HIT信号は、外部のアドレスに対し現在の内部アドレ
スが一致した場合に“1”になり、カウンタの最上位ビ
ットを“1”にし、次のVBXFCKが入力されたとき
書き込みを開始させる信号である。
【0024】図5(a)はワード線のタイミングを制御
する回路であり、図5(b)はその真理値表を示してい
る。図6(a)はRWL0〜3のタイミングを制御する
回路であり、図6(b)はその真理値表を示している。
また、これらの回路における動作タイミングも図8に示
す。
【0025】図9は、データ入れ替え制御回路13のよ
り具体的な構成を示すブロック図である。データ入れ替
え制御回路13は、メモリセルユニット内のデータのア
ドレスを記憶しておくアドレスレジスタ21、その読み
出しのためのセンスアンプ・イコライズ回路22、読み
出したアドレスを一時記憶しておくアドレス一時記憶レ
ジスタ23、外部からのアドレスとアドレスレジスタ2
1から読み出したアドレスの比較を行うアドレス比較回
路24、アドレスが一致した時に一時記憶セルからメモ
リセルへ書き込みの順番を変更するための制御を行う書
き込み順番変更回路25、ユニット内のデータをそのユ
ニット内で入れ替える場合とコピーする場合を選択する
コピー・入れ替え選択回路26、さらにアドレスレジス
タ用の行デコーダ27、アドレスレジスタコア制御回路
28、アドレス一時記憶レジスタ用デコーダ29よりな
る。
【0026】アドレスレジスタ21の具体的回路を、図
10に示す。レジスタのビット数はメモリセルユニット
内のセル直列数によって決まり、本実施例では、直列数
が4であるので1セル当たり2ビット(2=4)のレ
ジスタが用意され、4個単位で1メモリセルユニット内
のセルのアドレスを格納しており、4個単位のものが全
部で64個(独立に制御するメモリセルユニットの個数
分)必要となる。ここで、RSET信号はレジスタの内
容を初期値(00,01,10,11)にセットするた
めの信号で、電源立ち上げ時などに“H”になる信号で
ある。
【0027】図11に、センスアンプ・イコライズ回路
22及びアドレス一時記憶レジスタ23の具体的構成例
を示す。アドレス一時記憶レジスタ23の信号線RAW
L0〜3は、RWL0〜3とその番号が対応したもの同
士で一致した動作を行う。即ち、セルのデータの位置が
入れ替わった時には、アドレスの位置も入れ替わるよう
に制御される。
【0028】図12に、アドレス比較回路24の具体的
構成例を示す。外部から最下位の2ビットが入力された
とき、アドレスレジスタ21内に蓄えられているアドレ
スをデータの読み出しに同期して順番に比較していき、
一致した時にHIT信号が“H”になり、外部から参照
されているデータが現在センスアンプに読み出されてい
ることをCPU側,制御パルス発生回路12及び書き込
み順序変更回路25に知らせる。これにより、CPUは
データの読み出しを開始する。また、パルス制御回路1
2は、次のVBXFCKのクロックから書き込み動作が
行うようにセットされる。このHIT信号は、書き込み
動作が終了するまで“H”を出し続ける。
【0029】図13に書き込み順序変更回路25の具体
的構成を示し、図14にコピー・入れ替え選択回路26
の具体的構成を示す。書き込み順序変更回路25は、リ
フレッシュを行うときはREF信号を“H”にし、制御
パルス発生回路12からくる信号XQ<0>〜XQ<3
>をそれぞれXA0〜XA3に伝達する。また、コピー
する時にはCP信号を“H”にし、ユニット内でデータ
を入れ替える時にはCP信号を“L”にする。以下で
は、外部よりビット線コンタクトから3番目のセルがア
クセスされた場合においてデータを入れ替える場合を説
明するが、データをコピーする場合も同様にして行うこ
とができる。
【0030】通常アクセス時においてXA2が活性化さ
れて、HIT信号が“H”になると次のVBXFCKの
クロックでXA2はXQ<0>に接続され、XA1はX
Q<2>に、XA0はXQ<1>に接続される。このタ
イミング図を図15,16に示し、データ移動の様子を
図17,18に示す。このように接続することによっ
て、外部から参照されたデータは一番最後に書き込まれ
ることになり、メモリセルユニットのビット線コンタク
トに一番近いセルに蓄えられる。また、この制御でメモ
リセルユニット内のデータの順番はビット線コンタクト
の近いセルから順に時間的に新たに参照されたデータが
入ることになり、奥へ行くほど時間的に古く参照された
データが並ぶようになる。
【0031】一例として、外部アドレスの最下位ビット
が“1,0”の場合を説明する。まず、図17(a)に
示すように、1番目として、最もビット線コンタクトに
近いメモリセルのデータAを一時記憶用セルに読み出
し、これと同時にメモリセルに対応するアドレスをアド
レス一時記憶用レジスタに読み出す。
【0032】次いで、図17(b)に示すように、2番
目として次にビット線コンタクトに近いメモリセルのデ
ータBとそのアドレスを読み出し、さらに図17(c)
に示すように、3番目としてその次にビット線コンタク
トに近いメモリセルのデータCとそのアドレスを読み出
す。そして、最後に読み出したメモリセルのデータCが
外部に出力される。
【0033】次いで、一時記憶されたデータ及びアドレ
スをメモリセル及びアドレスレジスタに再書き込みする
ことになるが、このとき最後(3番目)に読み出したメ
モリセルのデータCを除き、他のデータ及びそのアドレ
スを順に再書き込みする。
【0034】即ち、図18(a)に示すように、2番目
に読み出したメモリセルのデータBをそのアドレスと共
に、3番目に読み出したメモリセル及びそのアドレスレ
ジスタの位置に再書き込みする。続いて、図18(b)
に示すように、1番目に読み出したメモリセルのデータ
Aをそのアドレスと共に、2番目に読み出したメモリセ
ル及びそのアドレスレジスタの位置に再書き込みする。
【0035】次いで、図18(c)に示すように、最後
に読み出したメモリセルのデータCをそのアドレスと共
に、1番目に読み出したメモリセル及びそのアドレスの
位置に再書き込みする。これで再書き込みが終了する
が、この状態ではビット線コンタクトに最も近いメモリ
セルのデータはCとなり、最も最近に読み出したデータ
となっている。
【0036】以下、本発明の実施例を説明する。 (実施例1)図19は本発明の第1の実施例に係わる半
導体記憶装置の概略構成を示すブロック図、図20は同
実施例におけるメモリマップを示す図である。外部から
入力されたロウアドレス(この場合、AR0〜AR1
1)は、ロウアドレスバッファ31に蓄えられる。ロウ
アドレスバッファ31は、ロウデコーダ32にデコーダ
信号(AR0〜AR11,/AR0〜/AR11)を送
信する。ロウデコーダ32は、このデコーダ信号(AR
0〜AR11,/AR0〜/AR11)に基づいて、メ
モリセル33内のワード線を活性化する。
【0037】実施例のメモリ構造が、複数個のメモリセ
ルが直列接続されたメモリセルユニット33aがビット
線に複数個接続されて構成されるメモリセルアレイであ
るとき、このメモリセルユニット内に対応する外部アド
レス(AR6,AR7)をメモリセルユニット間に対応
する外部アドレスの一部(AR0〜AR5)よりも上位
アドレスに対応させている。この例では、4個のメモリ
セルからなっているメモリセルユニットを仮定している
が、複数個であれば何個でも本質的な違いはない。
【0038】なお、図20において左側がメモリセルユ
ニット間の選択、右側がメモリセルユニット内の選択を
示している。また、図には示さないが、アドレスAR8
〜AR11は、複数のメモリセルユニットからなるブロ
ックの選択に用いられる。
【0039】コンピュータのプログラムのアクセスに
は、あるアドレスを有するデータがアクセスされたとき
そのアドレスに近いアドレスを有するデータアクセスさ
れる可能性が高いというデータの空間的局所性という性
質がある。上記のようにアドレスを対応させることによ
り、次のアクセスで、同じメモリセルユニット内でのデ
ータアクセスの可能性を少なくすることができる。さら
に、前述したメモリセルユニット内の最もビット線に近
いメモリセルに最も最近アクセスされたデータを収納す
るという方式と組み合わせて使用することにより、平均
アクセス時間を大幅に短縮することができる。
【0040】図21は、ロウアドレスバッファ31の回
路構成図を示している。図22は、ロウアドレスバッフ
ァ31とロウデコーダ32との間に入るプリデコード信
号発生回路34の回路構成と入出力の関係を示してい
る。図22の下図表において、信号xARi,xARj
のxは/(バー)の有無、“0”はバー有り、“1”は
バー無しを示している。この例では、図22のようにプ
リデコード信号を用いてデコードする方式を考えている
が、ロウアドレスバッファ31からのデコード信号を直
接用いる方式でも本質的に何ら変わることはない。
【0041】図23は、メモリセルユニット内を選択す
るアドレスに対応して、信号を発生するWDRVドライ
バ35の回路構成図である。この例では、メモリセルユ
ニット内を選択するアドレスはAR6,AR7になって
いて、メモリセルユニット間の選択をするアドレスの一
部AR0〜AR5よりも上位アドレスとなっている。ま
た、図24は、プリデコード信号発生回路34、WDR
Vドライバ35のプリデコード信号を受けて、動作する
ロウデコーダの回路構成図である。
【0042】このように本実施例によれば、メモリセル
ユニット内に対応する外部アドレス(AR6,AR7)
をメモリセルユニット間に対応する外部アドレスの一部
(AR0〜AR5)よりも上位アドレスに対応させるこ
とにより、次のアクセスでメモリセルユニット内でのデ
ータにアクセス可能性を少なくすることができる。そし
て、メモリセルユニット内の最もビット線に近いメモリ
セルに最も最近アクセスされたデータを収納するという
方式と組み合わせて使用することにより、平均アクセス
時間を大幅に短縮することができる。 (実施例2)図25は、本発明の第2の実施例に係わる
半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図を示すもの
である。外部から入力されたアドレス(この場合、A0
〜A11)は、アドレスバッファ31に蓄えられる。ア
ドレスバッファ31は、アドレスデコーダ32にアドレ
スデコーダ信号(A0〜A11/A0〜/A11)を送
信する。アドレスデコーダ32は、このデコーダ信号
(A0〜A11/A0〜/A11)に基づいて、メモリ
セル33内の活性化するセルを決定する。
【0043】このとき、図25(a)のようにアドレス
バッファ31の前にアドレス入れ換え回路36を設置す
る。又は図25(b)のように、アドレスバッファ31
とアドレスデコーダ32との間にアドレス入れ換え回路
36を設置する。このアドレス入れ換え回路36は、外
部からの信号又は内部回路からの信号によって、外部ア
ドレスと内部アドレスの対応関係を複数個のうちから選
択する回路である。
【0044】アドレス入れ換え回路36の具体的構成
を、図26に示す。この例は、図25(a)のようにア
ドレス入れ換え回路36を設置する場合のものである。
Q04〜Q07,Q14〜Q17は、nチャネルMOSトランジ
スタである。Ak(k=4〜7)は、外部から入力され
るアドレスであり、A'k(k=4〜7)は、メモリ内部
のアドレスである。外部からの信号ADCは、Q14〜Q
17のゲートに接続されており、インバータ41を通し
て、Q04〜Q07のゲートに接続されている。
【0045】ADCが“L”のときは、Q04〜Q07は活
性化しQ14〜Q17は非活性化する。そして、Ak(k=
4〜7)は、A'k(k=4〜7)に接続される。また、
ADCが“H”のときは、Q04〜Q07は非活性化しQ14
〜Q17は活性化する。このときは、外部アドレスA4,
A5は、内部アドレスA'6,A'7に、外部アドレスA
6,A7は、内部アドレスA'4,A'5に接続される。
【0046】このようにアドレス入れ換え回路36は、
外部からの信号ADCによって、外部アドレスと内部ア
ドレスの対応関係を変化させることができる。この例で
は、外部からの信号ADCによって、外部アドレスと内
部アドレスの対応関係を2つのうちから選択している
が、外部アドレスと内部アドレスの対応関係を2つ以上
の複数個の中から選択できるようにすることもできる。
また、図25(b)のようにアドレス入れ換え回路6を
設置する場合は、デコード信号について、A4〜A7,
/A4〜/A7について、同様のことを行えばよい。
【0047】なお、本発明は上述した各実施例に限定さ
れるものではない。実施例ではダイナミック型のメモリ
セルを用いたが、EEPROM等の不揮発性のメモリセ
ルを用いることも可能である。さらに、NANDセルを
構成するメモリセルの数は4個に限るものではなく、仕
様に応じて適宜変更可能である。また、データの位置を
制御するための構成は図1〜図18に限るものではな
く、仕様に応じて適宜変更可能である。その他、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施すること
ができる。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、外
部から入力されるロウアドレスのうち、メモリセルユニ
ット内の選択を行うロウアドレスを、メモリセルユニッ
ト間の選択を行うロウアドレスの一部よりも上位のアド
レスに対応させることにより、従来よりも同一メモリセ
ルユニットのデータが次にアクセスされる可能性を低く
し、平均アクセス時間を短縮させることができる。ま
た、このような外部アドレスと内部アドレスの対応関係
を複数個のうちから外部信号によって、選択できる回路
を有することによって、より平均アクセス時間の短い外
部アドレスと内部アドレスの対応を外部信号により選択
することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例に係わる半導体記憶装置の概略
構成を示すブロック図。
【図2】参考例に用いたメモリセルユニットの具体的構
成を示す図。
【図3】参考例におけるセンスアンプや一時記憶用セル
のワード線、セルアレイとセンスアンプの間の転送ゲー
トを制御するためのタイミングを作る回路を示す図。
【図4】参考例におけるWLj のタイミングやRWL0
〜3のタイミングを制御するもので、JKフリップフロ
ップを用いたカウンタ回路及びリセット回路を示す図。
【図5】参考例におけるワード線のタイミングを制御す
る回路を示す図。
【図6】参考例におけるRWL0〜3のタイミングを制
御する回路を示す図。
【図7】図3の回路の動作タイミングを示す図。
【図8】図4〜図7の回路の動作タイミングを示す図。
【図9】参考例におけるデータ入れ替え制御回路の具体
的な構成を示すブロック図。
【図10】データ入れ替え制御回路に用いたアドレスレ
ジスタの具体的構成を示す図。
【図11】データ入れ替え制御回路に用いたセンスアン
プ・イコライズ回路及びアドレス一時記憶レジスタの具
体的構成を示す図。
【図12】データ入れ替え制御回路に用いたアドレス比
較回路の具体的構成を示す図。
【図13】データ入れ替え制御回路に用いた書き込み順
序変更回路の具体的構成を示す図。
【図14】データ入れ替え制御回路に用いたコピー・入
れ替え選択回路の具体的構成を示す図。
【図15】データを入れ替える場合の動作タイミングを
示す図。
【図16】データを入れ替える場合の動作タイミングを
示す図。
【図17】データを入れ替える場合のデータ移動の様子
を示す図。
【図18】データを入れ替える場合のデータ移動の様子
を示す図。
【図19】第1の実施例に係わる半導体記憶装置の概略
構成を示すブロック図。
【図20】第1の実施例におけるメモリマップを示す
図。
【図21】第1の実施例に用いたロウアドレスバッファ
を示す回路構成図。
【図22】第1の実施例に用いたプリデコード信号発生
回路を示す回路構成図と入出力信号の関係を示す図。
【図23】第1の実施例に用いたWDRVドライバを示
す回路構成図である。
【図24】第1の実施例に用いたロウデコーダを示す回
路構成図。
【図25】第2の実施例に係わる半導体記憶装置の概略
構成を示すブロック図。
【図26】アドレス入れ換え回路の具体例を示す回路構
成図。
【符号の説明】
1…NAND型セルアレイ 2…センスアンプ
兼イコライズ回路 3…一時記憶用セル 4…行アドレスバ
ッファ 5…行デコーダ 6…コア制御回路 7…レジスタ行デコーダ 8…列アドレスバ
ッファ 9…列デコーダ 10…入出力バッ
ファ 11…入出力制御回路 12…制御パルス
発生回路 13…データ入れ替え制御回路 21…アドレスレ
ジスタ 22…センスアンプ・イコライズ回路 23…アドレス一時記憶レジスタ 24…アドレス比
較回路 25…書き込み順番変更回路 26…コピー・入
れ替え選択回路 27…アドレスレジスタ用の行デコーダ 28…アドレスレジスタコア制御回路 29…アドレス一時記憶レジスタ用デコーダ 31…ロウアドレスバッファ 32…ロウデコー
ダ 33…メモリセル 33a…メモリセ
ルユニット33a 34…プリデコード信号発生回路 35…WDRVド
ライバ 36…アドレス入れ換え回路 41…インバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大脇 幸人 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝研究開発センター内 (56)参考文献 特開 平3−113893(JP,A) 特開 平5−67393(JP,A) 特開 昭64−76496(JP,A) 特開 平7−235176(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/40 - 11/4099

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリセルを複数個直列に接続してなるメ
    モリセルユニットが複数個アレイ配置され、各々のメモ
    リセルユニットがビット線に接続された半導体記憶装置
    において、 外部から入力されるロウアドレスのうち、メモリセルユ
    ニット内の選択を行うロウアドレスを、メモリセルユニ
    ット間の選択を行うロウアドレスの一部よりも上位のア
    ドレスに対応させるロウデコーダを有することを特徴と
    する半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】メモリセルを複数個直列に接続してなるメ
    モリセルユニットが複数個アレイ配置され、各々のメモ
    リセルユニットがビット線に接続された半導体記憶装置
    において、 前記メモリセルユニット内の任意のメモリセルのデータ
    を、前記ビット線とのコンタクトから一番近いメモリセ
    ルのデータと入れ替えるデータ入れ替え制御回路と、 外部から入力されるロウアドレスのうち、メモリセルユ
    ニット内の選択を行うロウアドレスを、メモリセルユニ
    ット間の選択を行うロウアドレスの一部よりも上位のア
    ドレスに対応させるロウデコーダとを有することを特徴
    とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】外部アドレスと内部アドレスの対応関係
    を、外部からの信号によって複数通りに変化させる回路
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導
    体記憶装置。
JP24844394A 1993-12-27 1994-09-17 半導体記憶装置 Expired - Fee Related JP3249310B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24844394A JP3249310B2 (ja) 1994-09-17 1994-09-17 半導体記憶装置
US08/784,963 US5717625A (en) 1993-12-27 1997-01-16 Semiconductor memory device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24844394A JP3249310B2 (ja) 1994-09-17 1994-09-17 半導体記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0887891A JPH0887891A (ja) 1996-04-02
JP3249310B2 true JP3249310B2 (ja) 2002-01-21

Family

ID=17178209

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24844394A Expired - Fee Related JP3249310B2 (ja) 1993-12-27 1994-09-17 半導体記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3249310B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0887891A (ja) 1996-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4569915B2 (ja) 半導体記憶装置
USRE42976E1 (en) Semiconductor memory device with reduced data access time
EP0655741B1 (en) Memory device and serial-parallel data transform circuit
US5226009A (en) Semiconductor memory device supporting cache and method of driving the same
US5321651A (en) Read and write circuitry for a memory
EP1223583B1 (en) High-speed cycle clock-synchronous memory device
US5999472A (en) Multi-bank synchronous semiconductor memory device with easy control
US5343437A (en) Memory having nonvolatile and volatile memory banks
TW202009933A (zh) 冗餘區域刷新速率增加
US5359722A (en) Method for shortening memory fetch time relative to memory store time and controlling recovery in a DRAM
JPS62262294A (ja) メモリ・システム
US6601141B2 (en) Semiconductor memory device having cache function
KR20040004763A (ko) 반도체 메모리
US5359559A (en) Semiconductor memory device having redundant memory cells
US6175535B1 (en) Cycle control circuit for extending a cycle period of a dynamic memory device subarray
KR100267412B1 (ko) 블럭 기록 기능이 있는 반도체 메모리 장치
US5383160A (en) Dynamic random access memory
EP0062547A2 (en) Memory circuit
JP2845187B2 (ja) 半導体記憶装置
KR100468720B1 (ko) 메모리 셀들의 리프레쉬 방법 및 리프레쉬 제어회로
US20020163848A1 (en) Dynamic random access memory device externally functionally equivalent to a static random access memory
JP3249310B2 (ja) 半導体記憶装置
US7085882B2 (en) SRAM-compatible memory and method of driving the same
KR100668864B1 (ko) 리프레시 어드레스 카운터
JP3238568B2 (ja) 半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees