JP3248879B2 - インヒビタスイッチの構造 - Google Patents

インヒビタスイッチの構造

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JP3248879B2
JP3248879B2 JP26091298A JP26091298A JP3248879B2 JP 3248879 B2 JP3248879 B2 JP 3248879B2 JP 26091298 A JP26091298 A JP 26091298A JP 26091298 A JP26091298 A JP 26091298A JP 3248879 B2 JP3248879 B2 JP 3248879B2
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俊一 佐藤
信也 中村
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ナイルス部品株式会社
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/08Range selector apparatus
    • F16H59/10Range selector apparatus comprising levers
    • F16H59/105Range selector apparatus comprising levers consisting of electrical switches or sensors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用自動変速
機の変速操作位置に応じて接点が切り替わるインヒビタ
スイッチの構造に関する。特に接点部位が磁気センサと
永久磁石で構成されたインヒビタスイッチの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の技術としては、例え
ば実開昭59−146222号公報に開示された技術が
ある。この従来の技術は、レバーに永久磁石を嵌め込み
接着し、磁気検出素子を設けたプリント基板を本体にイ
ンサート成形したものである。従来からインヒビタスイ
ッチは、接点部に精度を要求されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のインヒビタスイッチは、寸法精度が悪いプリン
ト基板を極盤に固定しているので、磁気検出素子の設置
位置がズレて精度が低いという問題点がある。
【0004】本発明は、精度が高いインヒビタスイッチ
の構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、前述した従来の技術の問題点を解消すべく発明した
ものであり、自動変速機の変速操作位置に応じて回動
し、永久磁石を備えた可動盤と、前記永久磁石の磁力を
検出する磁気センサを備え、かつ前記可動盤を回動自在
に軸支した極盤と、前記可動盤を回動自在に軸支した蓋
体と、を具備したインヒビタスイッチにおいて、前記極
盤には、盤面に貫通穴を穿設すると共に、該貫通穴の
開口端から内側に向けて突出した突部を形成し、前記
磁気センサは、前記貫通穴でなる収納空間に、該貫通穴
の下側開口部から挿入した基板に載設し前記基板は、
前記極盤の突部と、前記貫通穴を閉塞する下蓋とで挟持
したことで成る。
【0006】また、請求項の発明は、自動変速機の変
速操作位置に応じて回動し、永久磁石を備えた可動盤
と、前記永久磁石の磁力を検出する磁気センサを備え、
かつ前記可動盤を回動自在に軸支した極盤と、前記可動
盤を回動自在に軸支した蓋体と、を具備したインヒビタ
スイッチにおいて、前記極盤には、磁気センサを載設し
た基板を収納した盲孔と下蓋とでなる収納空間を形成
ると共に、前記盲孔の上側内周縁に突部を形成し、前記
基板は、前記極盤の前記突部と前記下蓋とで挟持される
ことでなる。
【0007】また、請求項の発明は、前記請求項1
又は2記載の発明において、前記基板を、前記磁気セン
サの高さより厚い厚さの前記突部と前記貫通穴または
盲孔側開口端を閉塞する前記下蓋とで挟持したこと
でなる。
【0008】また、請求項は、前記請求項1、2、又
記載の発明において、前記下蓋は、前記基板の
周縁を押圧する押圧部を突出形成したことでなる。
【0009】また、請求項の発明は、前記請求項1、
2、又は記載の発明において、前記基板に載設した前
記磁気センサの電子素子は、前記突部内に配置したこと
でなる。
【0010】また、請求項の発明は、前記請求項
載の発明において、前記極盤は、前記突部の内壁に、前
記基板に接続する導電体の接続部を突出形成したことで
なる。
【0011】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 まず、図1乃至図6に基づき本発明の第1の実施の形態
を詳述する。1は、自動変速機の変速レバー軸(図示せ
ず)に軸合する軸筒部1aと、永久磁石4及びヨーク5
を有する可動腕1bと、を一体形成してなる可動盤であ
る。該可動盤1は、前記軸筒部1aの上側軸部1cを蓋
体2の軸穴2aに軸合し、下側軸部1dを極盤3の軸穴
3aに軸合して、前記蓋体2と極盤3との間に回動自在
に挟持されている。尚、軸筒部1aは、前記変速レバー
軸に直接軸合したものでも、該変速レバー軸に連動する
シャフト(図示せず)に軸合したものでもよい。
【0012】前記ヨーク5は、図3、図5及び図6に示
すように4つの扇型でかつ略コ字状の鉄板を連設してな
り、4つの底面の略中央にゲート穴5aを穿設してい
る。尚、前記可動盤1に一体成形したヨーク5は、なく
てもよい。また、可動盤1に設けた永久磁石4の設置手
段、及び永久磁石4の種類・材等は、特に限定しな
い。
【0013】例えば、前記可動盤1を製造する場合は、
まずゲート穴5aにピン(図示せず)を嵌合し、前記ヨ
ーク5をインサートする可動盤1を樹脂でインサート成
形する。この一次成形品の可動盤1のヨーク5内は、底
片5bを露出した部分が窪みとなっている。次にこの一
次成形品の可動盤1を永久磁石成形用金型にセットす
る。更にヨーク5の窪み内の底片5b上に、ネオジム
(磁性体)粉末と、所謂ボンド磁石又はプラスチック磁
石と呼ばれるPPSペレットと、の混合物を射出成型し
て永久磁石4を2次成形する。これで、可動盤1が完成
する。
【0014】前記ゲート穴5aは、各永久磁石4の略中
央に設置することで、各永久磁石4を効率的に脱落を防
止する。また、可動盤1の永久磁石4が露出した面は、
可動盤1とヨーク5と永久磁石4とを面一にする。
【0015】前記軸筒部1aは、内壁に、前記変速レバ
ー軸のキー溝に嵌合するキー1eを形成している。該軸
筒部1aは、図1及び図2に示すように蓋体2との軸合
面にOリング13、極盤3との軸合面にOリング14を
配設している。可動腕1bの下側表面には、図3に示す
ように4つの扇型の永久磁石4と、該永久磁石4の両端
に配置されたヨーク5の折曲部5cと、が露出してい
る。
【0016】また、該可動腕1bの下側表面には、下側
軸部1dの周囲に凸部1fと、外周部に凸部1gと、を
一体に突設している。該凸部1f,1gは、先端の断面
が半円形の形状をしており、前記凸部1fが極盤3の軸
穴3aの周囲に形成した摺動面3f、前記凸部1gが盤
面3dの外周部に形成した摺動面3eに摺接する。
【0017】前記蓋体2は、上側軸部1cが軸合する軸
穴2aと、周部下面に形成し極盤3の嵌着溝3bに嵌合
する輪状突起2bと、を有する。該蓋体2及び極盤3
は、耐油性及び耐熱性を備え、かつ超音波溶着を行い易
い樹脂で成形されている。該樹脂とは、例えばナイロン
系樹脂、又はポリプロピレン等である。該蓋体2は、前
記可動盤1を介して極盤3に合致させ、前記嵌着溝3b
に嵌めた輪状突起2bとの嵌合部位を超音波溶着、又は
振動溶着で接合して密閉する。
【0018】前記極盤3は、導電体7及び金属リング
8をインサート成形してなり、該リング8を挿通したネ
ジで自動変速機本体の外側にネジ止められる。該導電体
7は、一方の基板6に接続する接続部7aを盤面3dに
穿設した貫通穴3gの縁から突出して、他方の端子7b
をコネクタ部3c内に突出している。
【0019】前記貫通穴3gは、上側周縁部に、磁気セ
ンサ9を載設した基板6を支持する突部3hを形成して
いる。該貫通穴3gは、下側周縁部に、パッキン16を
設置する溝3i、及び基板6を嵌入させる段差面3jを
形成している。該貫通穴3gは、基板6を収納する収納
空間S1を形成し、下側開口部から該基板6を挿入し、
樹脂製の下蓋11で閉塞している。尚、該貫通穴3g
は、図4に示すように盤面3dや基板6の形状に合わせ
て形成すればよく、その形状は特に限定しない。
【0020】前記突部3hは、貫通孔3gの上側開口端
から内側に向けて突出形成した複数の舌片でも、貫通孔
3gの内側全周に形成した突出片でもよく、その形状は
特に限定しない。前記極盤3は、図1及び図2に示すよ
うに可動盤1を収納した盤面3dの周囲の蓋体2との当
接面に、パッキン15を配設している。また、図4の3
nは、自動変速機の変速レバー軸と可動盤1との位置合
わせをする位置決め孔である。
【0021】前記ヨーク5は、磁性体を射出形成して所
望形状の永久磁石4を形成するための型枠である。該ヨ
ーク5は、可動盤1内に、一次形成した可動盤1に永久
磁石4を射出形成するときの窪みを構成する底片5bを
有する。該ヨーク5は、前記可動盤1の表面に露出する
折曲部5cと、永久磁石4を配設する前記底片5bと、
ゲート穴5aと、底片5bと他の底片5bとを繋ぐ連結
部5dと、を有する。
【0022】該ヨーク5は、図3及び図6に示すように
前記底片5bを連続部5dで複数個連続して設けると共
に、該底片5bの端部に可動盤1を1次形成したときに
前記底片5bとで窪みを形成する折曲部5cを有する。
前記各底片5bは、可動盤1の軸筒部1aの軸心Pを中
心とした円弧形状でなる。
【0023】前記基板6は、スルーホール6aに導電体
7の接続部7aを嵌合して半田付けされ、前記極盤3の
突部3hと、貫通穴3gに嵌着した下蓋11の押圧部1
1aとで挟持されて固定される。磁気センサ9は、磁気
を検出するホール素子、ホールIC、又はMR素子等
で、自動変速機の変速位置に応じて回動する永久磁石4
の位置に合わせて設置する。
【0024】尚、該基板6に設置した磁気センサ9及び
電子素子10の上面は、図2に示すように極盤3の盤面
3dに面一に設置する。該磁気センサ9は、図2に示す
ように永久磁石4と非接触状態に配置し、該磁気センサ
9と永久磁石4とは間隔H1の隙間を介在させて配置す
る。間隔Hは、0.1mmから0.6mm程度である。
【0025】前記図1に示す突部3hの厚さt1は、基
板6に載設した磁気センサ9等の電子素子10中で最高
の高さt2より厚くする。これにより、磁気センサ9等
の電子素子10は、突部3h内に配置され、組付けたと
きに外力を受けることがない。
【0026】前記下蓋11は、貫通穴3gの下側開口端
にパッキン16を介してネジ等で固定する。これにより
極盤3と蓋体2とで構成する空間の密閉状態を向上さ
せ、かつ磁気センサ9等の電子素子10を保護すること
ができる。前記押圧部11aは、複数の突出片で形成し
たものでも、貫通穴3gに嵌合する円筒形状のものでも
よきく、その形状は特に限定しない。
【0027】本発明の第1の実施の形態は、以上のよう
な構成であり、その作用を詳述する。運転手がシフトレ
バーを操作すると自動車用自動変速機の変速操作位置が
変わる。インヒビタスイッチは、シフトレバーの揺動
作に応じて可動盤1が軸筒部1aを中心として回動し、
それに伴い永久磁石4が移動する。該可動盤1の近隣に
設置した基板6の磁気センサ9は、前記永久磁石4の移
動により磁気の変化に反応して変速操作位置を検出す
る。
【0028】第2の実施の形態 まず、図7に基づき本発明の第2の実施の形態を詳述す
る。尚前述した第1の実施の形態と同一なものは、同一
の符号等を用いて説明を省略する。本発明の第2の実施
の形態は、蓋体2、可動盤1、基板6、及び下蓋11が
前述した第1の実施の形態で詳述したものと同一で、貫
通穴3gを有する極盤3を後述する極盤12に改良した
ものである。
【0029】前記極盤12は、第1の実施の形態の貫通
穴3gに相当する盲孔12aの天井を閉塞する薄い隔壁
12cを一体成形している。該隔壁12cの厚さt4
は、特に限定しないが、永久磁石4の磁力を磁気センサ
9で検出するのに悪い影響を与えない程度の薄さにす
る。該隔壁12cの周囲、すなわち盲孔12aの上側周
縁には、隔壁12cより厚肉で、基板6を押圧する突部
12dを形成している。
【0030】磁気センサ9を載設した基板6、及び該基
板6を極盤12の突部12とで挟持する下蓋11は、
その隔壁12cの下面にパッキン16を介してネジ等で
固定する。これにより極盤12の盲孔12aと下蓋11
とで構成する収納空間S2の密閉状態を向上させ、かつ
磁気センサ9等の電子素子10を保護することができ
る。
【0031】前記突部12dの厚さt3は、基板6に載
設した磁気センサ9等の電子素子10中で最高の高さt
5より若干厚くするか略同一にする。これにより、磁気
センサ9等の電子素子10は、突部12d内に配置さ
れ、組付けたときに外力を受けることがない。また、磁
気センサ9と永久磁石4との間隔H2が一定化すること
ができる。該突部12dは、盲孔12aの上側内周縁に
内側に向けて突出形成したもので、盲孔12aの上側内
周縁の全体に形成した輪形突片でも、複数形成した突出
片でもよく、その形状は特に限定しない。また、盲孔1
2aの形状は、基板6の形状等に合わせて形成すればよ
く、特に限定しない。
【0032】尚、本願発の第2の実施の形態は、前述し
た第1の実施の形態と同一な作用を有するので、その説
明を省略する。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、次のような効果がある。請求項1の発明は、自動
変速機の変速操作位置に応じて回動し、永久磁石を備え
た可動盤と、前記永久磁石の磁力を検出する磁気センサ
を備え、かつ前記可動盤を回動自在に軸支した極盤と、
前記可動盤を回動自在に軸支した蓋体と、を具備したイ
ンヒビタスイッチにおいて、前記極盤には、盤面に貫通
穴を穿設すると共に、該貫通穴の上側開口端から内側に
向けて突出した突部を形成し、前記磁気センサは、前記
貫通穴でなる収納空間に、該貫通穴の下側開口部から挿
入した基板に載設し前記基板は、前記極盤の突部と、
前記貫通穴を閉塞する下蓋とで挟 したことで、基板を
極盤に容易に設置することができる。
【0034】請求項の発明は、自動変速機の変速操作
位置に応じて回動し、永久磁石を備えた可動盤と、前記
永久磁石の磁力を検出する磁気センサを備え、かつ前記
可動盤を回動自在に軸支した極盤と、前記可動盤を回動
自在に軸支した蓋体と、を具備したインヒビタスイッチ
において、前記極盤には、磁気センサを載設した基板を
収納した盲孔と下蓋とでなる収納空間を形成すると共
に、前記盲孔の上側内周縁に突部を形成し、前記基板
は、前記極盤の前記突部と前記下蓋とで挟持されること
で、磁気センサに外力が付加されることを防止できる。
また、磁気センサ及び基板を盲孔内に密閉配置して、磁
気に水滴や摩耗粉や塵埃等が付着することを防止すると
共に、可動盤が磁気センサに接触することを完全に防止
することができる。
【0035】請求項の発明は、前記請求項1、又は2
記載の発明において、前記基板を、前記磁気センサの高
さより厚い厚さの前記突部と前記貫通穴または盲孔
側開口端を閉塞する前記下蓋とで挟持したことで、
気センサ等の電子素子は突部内に配置され、組付けたと
きに外力を受けることがない。また、基板を接着剤やネ
ジ等の部材を使わずに極盤に容易に設置することがで
き、部品点数及び組付工数を削減してコストを低減する
ことができる。
【0036】請求項の発明は、前記請求項1、2、又
記載の発明において、前記下蓋は、前記基板の
周縁を押圧する押圧部を突出形成したことで、基板に設
置した磁気センサを可動盤の永久磁石から所定の間隔を
隔てて配置することができ、基板の厚みの誤差によるイ
ンヒビタスイッチの精度の低下を防止することができ
る。また、基板は、極盤の側から組付けるので、蓋体
と極盤とを超音波溶着又は振動溶着した後に組付けるこ
とができ、このような組付方法を採った場合でも超音波
による悪影響を受けることがなく、精度を向上させるこ
とができる。また、基板を極盤に設置するときに基板の
位置を調整し易い。
【0037】請求項の発明は、前記請求項1、2、又
記載の発明において、前記基板に載設した前記磁気
センサ等の電子素子は、前記突部内に配置したことで、
基板を組付けたとき、電子素子に外力が加わることがな
く、かつスペースを有効活用してインヒビタスイッチを
薄型化することができる。
【0038】請求項6の発明は、前記請求項5記載の発
明において、前記極盤は、前記突部の内壁に、前記基板
に接続する導電体の接続部を突出形成したことで、導電
体及び該導電体に半田付けする磁気センサ等を極盤の盤
面より下方に配置することができ、盤面上を回動する可
動盤の邪魔にならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図面で、分解
断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す図面で、要部
拡大縦断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す図面で、可動
盤の拡大底面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態を示す図面で、極盤
の拡大平面図である。
【図5】図3の矢視X−X線方向拡大断面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態を示す図面で、ヨー
クの拡大斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示す図面で、要部
拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 可動盤 2 蓋体 3,12 極盤 3d,12b 盤面 3g 貫通穴 3h,12d 突部 4 永久磁石 6 基板 9 磁気センサ 11 下蓋 11a 押圧部 12a 盲孔 12c 隔壁 S1,S2 収納空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−134124(JP,U) 実開 平3−104929(JP,U) 実公 平7−33324(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 36/00 B60K 20/00 H01H 21/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速機の変速操作位置に応じて回動
    し、永久磁石(4)を備えた可動盤(1)と、前記永久
    磁石(4)の磁力を検出する磁気センサ(9)を備え、
    かつ前記可動盤(1)を回動自在に軸支した極盤(3)
    と、前記可動盤(1)を回動自在に軸支した蓋体(2)
    と、を具備したインヒビタスイッチにおいて、 前記極盤(3)には、盤面(3d)に貫通穴(3g)を
    穿設すると共に、該貫通穴(3g)の上側開口端から内
    側に向けて突出した突部(3h)を形成し、 前記磁気センサ(9)は、前記貫通穴(3g)でなる収
    納空間(S1)に、該貫通穴(3g)の下側開口部から
    挿入した基板(6)に載設し 前記基板(6)は、前記極盤(3)の突部(3h)と、
    前記貫通穴(3g)を閉塞する下蓋(11)とで挟持
    たことを特徴とするインヒビタスイッチの構造。
  2. 【請求項2】 自動変速機の変速操作位置に応じて回動
    し、永久磁石(4)を備えた可動盤(1)と、前記永久
    磁石(4)の磁力を検出する磁気センサ(9)を備え、
    かつ前記可動盤(1)を回動自在に軸支した極盤(1
    2)と、前記可動盤(1)を回動自在に軸支した蓋体
    (2)と、を具備したインヒビタスイッチにおいて、 前記極盤(12)には、磁気センサ(9)を載設した基
    板(6)を収納し盲孔(12a)と下蓋(11)と
    なる収納空間(S2)を形成すると共に、前記盲孔(1
    2a)の上側内周縁に突部(12d)を形成し、 前記基板(6)は、前記極盤(12)の前記突部(12
    d)と前記下蓋(11)とで挟持されることを特徴とす
    るインヒビタスイッチの構造。
  3. 【請求項3】 前記請求項1、又は2記載の発明におい
    て、 前記基板(6)を、前記磁気センサ(9)の高さ(t
    2,t5)より厚い厚さ(t1,t3)の前記突部(3
    ,12d)と前記貫通穴(3g)または盲孔(12
    a)側開口端を閉塞する前記下蓋(11)とで挟持
    したことを特徴とするインヒビタスイッチの構造。
  4. 【請求項4】 前記請求項1、2、又は記載の発明に
    おいて、 前記下蓋(11)は、前記基板(6)の側周縁を押圧
    する押圧部(11a)を突出形成したことを特徴とする
    インヒビタスイッチの構造。
  5. 【請求項5】 前記請求項1、2、又は記載の発明に
    おいて、 前記基板(6)に載設した前記磁気センサ(9)の電子
    素子(10)は、前記突部(3h、又は12d)内に配
    置したことを特徴とするインヒビタスイッチの構造。
  6. 【請求項6】 前記請求項記載の発明において、 前記極盤(3)は、前記突部(3h,又は12d)の内
    壁に、前記基板(6)に接続する導電体(7)の接続部
    (7a)を突出形成したことを特徴とするインヒビタス
    イッチの構造。
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